JP2006151269A - タイヤ磨耗検出装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用者によって走行距離などが異なる自動車のタイヤに対して、人が目視することなく、タイヤの磨耗を検出することができるタイヤ磨耗検出装置及び方法を提供する。
【解決手段】 タイヤTに、RFIDタグ1を埋め込み、操作部24からの操作によりRFIDタグリーダ21からRFIDタグ1への問い合わせを行い、RFIDタグ1からの応答がなかった場合は、タイヤTの磨耗によりRFIDタグ1が破損または落下したとして、コントローラ22がタイヤTの磨耗の有無を判断し、表示器23に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 タイヤTに、RFIDタグ1を埋め込み、操作部24からの操作によりRFIDタグリーダ21からRFIDタグ1への問い合わせを行い、RFIDタグ1からの応答がなかった場合は、タイヤTの磨耗によりRFIDタグ1が破損または落下したとして、コントローラ22がタイヤTの磨耗の有無を判断し、表示器23に表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、RFIDタグ(Radio Frequency Identification TAG)を利用したタイヤの磨耗検出装置及び方法に関するものである。
従来のタイヤの磨耗検出は、通常、タイヤの路面接地面に施された溝の深さを人が目視することで行っている。また、例えば、特許文献1に記載のように、タイヤにRFIDタグを埋め込み、タイヤのメーカ、種類、品番などと共に、取り付け時期などの情報を記憶させ、そのタイヤのメンテナンスや管理等に利用するものも提案されている。
特開2002−264617号公報
しかしながら、従来のタイヤの磨耗検出は、通常、人が目視で行わなければ検出できない。しかも、タイヤを車に取り付けた状態では、タイヤの内側の磨耗状態は目視で確認しずらい、という問題があった。また、RFIDタグを利用して取り付け時期などを管理するシステムのものでは、一般的なタイヤ交換時期の目安は把握できるが、個々の車によって使用する頻度や走行距離などがまちまちである。従って、個々の車ごとの正確なタイヤ交換時期を把握できず、全ての車のタイヤに対して安全性を確保できるものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、使用する状態などによって走行距離などにばらつきがある車(自動車や自動二輪車など)のタイヤに対して、人が目視で確認することなくタイヤの磨耗状態を確実に検出することができるタイヤ磨耗検出装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明のタイヤ磨耗検出装置は、タイヤに埋め込んだRFIDタグと、前記RFIDタグから送信される所定の情報を読取るRFIDタグリーダとを備えたことを特徴としている。
この構成により、タイヤが磨耗するとRFIDタグもしくはアンテナが破損し、RFIDタグリーダからの問い合わせに対して応答できなくなり、RFIDタグリーダでは、RFIDタグの応答の有無で、タイヤの磨耗を検出することができる。
この構成により、タイヤが磨耗するとRFIDタグもしくはアンテナが破損し、RFIDタグリーダからの問い合わせに対して応答できなくなり、RFIDタグリーダでは、RFIDタグの応答の有無で、タイヤの磨耗を検出することができる。
また、本発明のタイヤ磨耗検出装置は、前記RFIDタグが、前記タイヤの路面接地面からの深さが異なる複数の位置に埋め込んであることを特徴としている。
この構成により、タイヤの磨耗が進むと、タイヤの外周に近い、つまり浅いところに埋設してあるRFIDタグでは、RFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなる。その結果、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの磨耗具合を検出できる。
この構成により、タイヤの磨耗が進むと、タイヤの外周に近い、つまり浅いところに埋設してあるRFIDタグでは、RFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなる。その結果、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの磨耗具合を検出できる。
さらに、本発明のタイヤ磨耗検出装置は、前記RFIDタグが、前記タイヤの前記路面接地面よりも外側寄り及び内側寄りに埋め込んであることを特徴としている。
この構成により、タイヤが片減りしている場合、外側寄りまたは内側寄りのみのRFIDタグがRFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなり、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの片減り具合を検出できる。
この構成により、タイヤが片減りしている場合、外側寄りまたは内側寄りのみのRFIDタグがRFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなり、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの片減り具合を検出できる。
本発明のタイヤ磨耗検出方法は、タイヤにRFIDタグを埋め込み、前記タイヤの外部から前記RFIDタグをRFIDタグリーダで読取る際に、前記タイヤに埋め込んであるRFIDタグが、前記タイヤの磨耗により破損又は欠損すると、前記RFIDタグを読取る前記RFIDタグリーダからの呼出しに対して応答がないことからタイヤが所定量以上磨耗したことを検出することを特徴としている。
この構成により、タイヤが磨耗するとRFIDタグもしくはアンテナが破損し、RFIDタグリーダからの問い合わせに対して応答できなくなり、RFIDタグリーダでは、RFIDタグの応答の有無で、タイヤの磨耗を検出することができる。
この構成により、タイヤが磨耗するとRFIDタグもしくはアンテナが破損し、RFIDタグリーダからの問い合わせに対して応答できなくなり、RFIDタグリーダでは、RFIDタグの応答の有無で、タイヤの磨耗を検出することができる。
また、本発明のタイヤ磨耗検出方法は、前記タイヤの路面接地面表面からの深さが異なる複数の位置に、前記RFIDタグを埋め込むことで、前記タイヤの磨耗具合を検出することを特徴としている。
この構成により、タイヤの磨耗が進むと、タイヤの外周に近い、つまり浅いところに埋設してあるRFIDタグでは、RFIDタグからRFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなり、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの磨耗具合を検出できる。
この構成により、タイヤの磨耗が進むと、タイヤの外周に近い、つまり浅いところに埋設してあるRFIDタグでは、RFIDタグからRFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなり、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの磨耗具合を検出できる。
さらに、本発明のタイヤ磨耗検出方法は、前記タイヤの路面接地面よりも外側寄り及び内側寄りにRFIDタグを埋め込むことで、前記タイヤの片減りを検出することを特徴としている。
この構成により、タイヤが片減りしている場合、外側寄りまたは内側寄りのみのRFIDタグがRFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなり、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの片減り具合を検出できる。
この構成により、タイヤが片減りしている場合、外側寄りまたは内側寄りのみのRFIDタグがRFIDタグリーダからの問い合わせに応答することができなくなり、RFIDタグリーダでは、個々のRFIDタグからの応答の有無で、タイヤの片減り具合を検出できる。
本発明によれば、タイヤに埋め込んだRFIDタグが、タイヤの磨耗により破損し、RFIDタグリーダからの問い合わせに対して応答できなくなること利用し、RFIDタグが応答しなくなったらタイヤが磨耗したと判断することで、人が目視することなく、タイヤの磨耗検出を行うことができるタイヤ磨耗検出装置及び方法を提供するものである。
また、本発明によれば、タイヤの路面接地面表面からの深さが異なる複数の位置に、RFIDタグを埋め込むことで、応答しなくなったRFIDタグの状況からタイヤの磨耗具合を、人が目視することなく、数値化して表現することができるタイヤ磨耗検出装置及び方法を提供するものである。
また、本発明によれば、タイヤの路面接地面の外側、内側にRFIDタグを埋め込むことで、人が目視することなく、タイヤの片減りを検出できるタイヤ磨耗検出装置及び方法を提供するものである。
また、本発明によれば、タイヤの路面接地面表面からの深さが異なる複数の位置に、RFIDタグを埋め込むことで、応答しなくなったRFIDタグの状況からタイヤの磨耗具合を、人が目視することなく、数値化して表現することができるタイヤ磨耗検出装置及び方法を提供するものである。
また、本発明によれば、タイヤの路面接地面の外側、内側にRFIDタグを埋め込むことで、人が目視することなく、タイヤの片減りを検出できるタイヤ磨耗検出装置及び方法を提供するものである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るタイヤ磨耗検出装置を示すものであり、このタイヤ磨耗検出装置は、タイヤTに埋め込まれたRFIDタグ1と、タイヤT外部の適宜の場所、例えば、このタイヤTを取り付けている図示外の車体の一部などに設けた本体2とを備えている。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るタイヤ磨耗検出装置を示すものであり、このタイヤ磨耗検出装置は、タイヤTに埋め込まれたRFIDタグ1と、タイヤT外部の適宜の場所、例えば、このタイヤTを取り付けている図示外の車体の一部などに設けた本体2とを備えている。
図1において、RFIDタグ1は、非接触による電磁波(例えば、電磁結合方式、電磁誘導方式など)を利用して送受信を行い、近接して設置してあるRFIDタグリーダ3からの問い合わせに応答するように構成されており、タイヤTに埋め込まれている。本実施形態のRFIDタグ1は、図示しないが、アンテナとICチップを備えており、このICチップには、CPUと、送受信部と、メモリを設けている。
本体2は、タグリーダ21、コントローラ22、表示器23、操作部24を有する。このうち、RFIDタグリーダ21は、RFIDタグ1のアンテナを設けてあるタイヤT近傍の図示しない車体の適宜位置、例えばタイヤハウス(あるいはホイールなどでもよい)などに設置しており、これを制御するコントローラ22と電気的に接続されている。RFIDタグリーダ21を制御するコントローラ22は、入力がこのコントローラ22を操作する操作部24の出力に接続されているとともに、出力がRFIDタグ1の応答状況を表示する表示器23の入力に接続されている。
以上のように構成されたタイヤ磨耗検出装置の動作(タイヤ磨耗検出方法)について、図2を参照しながら説明する。なお、図2は、タイヤが磨耗して、RFIDタグが破損または欠損した状態の図である。
まず、操作部24から磨耗検出開始の操作を行うと、磨耗検出開始の指令情報がコントローラ22に通知され、コントローラ22がRFIDタグリーダ21に対してRFIDタグ1への問い合わせ(呼び出し)要求を出す。ここで、RFIDタグ1がRFIDタグおよびアンテナとして破損または欠落していなければ、RFIDタグリーダ21からの問い合わせ(呼び出し)に対して応答情報を返信する。そして、RFIDタグリーダ21はRFIDタグ1からの応答を受信すると、それをコントローラ22に通知する。一方、コントローラ22は、RFIDタグ1からの応答が受信できたことから、タイヤの磨耗はないと判断し、表示器23にその旨を表示するように通知し、表示器23はコントローラ22から通知された内容を表示する。
まず、操作部24から磨耗検出開始の操作を行うと、磨耗検出開始の指令情報がコントローラ22に通知され、コントローラ22がRFIDタグリーダ21に対してRFIDタグ1への問い合わせ(呼び出し)要求を出す。ここで、RFIDタグ1がRFIDタグおよびアンテナとして破損または欠落していなければ、RFIDタグリーダ21からの問い合わせ(呼び出し)に対して応答情報を返信する。そして、RFIDタグリーダ21はRFIDタグ1からの応答を受信すると、それをコントローラ22に通知する。一方、コントローラ22は、RFIDタグ1からの応答が受信できたことから、タイヤの磨耗はないと判断し、表示器23にその旨を表示するように通知し、表示器23はコントローラ22から通知された内容を表示する。
このように、本発明の第1の実施形態のタイヤ磨耗検出装置によれば、RFIDタグ1を、タイヤTに埋め込み、操作部24からの操作により、RFIDタグリーダ21からRFIDタグ1への問い合わせを行い、RFIDタグ1からの応答の有無をコントローラが判断して表示器23に表示する構成を設けることにより、タイヤTの溝を目視することなく、タイヤの磨耗をいつでも簡単に検出することができる。
なお、タイヤ磨耗検出装置の本体2を構成するRFIDタグリーダ21、コントローラ22、表示器23、操作部24は1つの筐体に設置し、タイヤ磨耗検出端末として実装することも可能である。また、RFIDタグリーダ21を前述のようにタイヤハウスに取り付けるとともに、コントローラ22を車上に取り付け、表示器23、操作部24を運転席のコンソールに設置することで、運転者がエンジンをスタートするタイミングで、タイヤ磨耗検出を自動的に行うこともできる。
なお、タイヤ磨耗検出装置の本体2を構成するRFIDタグリーダ21、コントローラ22、表示器23、操作部24は1つの筐体に設置し、タイヤ磨耗検出端末として実装することも可能である。また、RFIDタグリーダ21を前述のようにタイヤハウスに取り付けるとともに、コントローラ22を車上に取り付け、表示器23、操作部24を運転席のコンソールに設置することで、運転者がエンジンをスタートするタイミングで、タイヤ磨耗検出を自動的に行うこともできる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るタイヤ磨耗検出装置について、図3を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態のタイヤ磨耗検出装置は、RFIDタグ1が、タイヤTの複数深さの部分に埋設された第1のタグ11〜第3のタグ13で構成されている。
次に、本発明の第2の実施形態に係るタイヤ磨耗検出装置について、図3を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態のタイヤ磨耗検出装置は、RFIDタグ1が、タイヤTの複数深さの部分に埋設された第1のタグ11〜第3のタグ13で構成されている。
第2のRFIDタグ12は、タイヤTの路面接地面からの深さが第1のRFIDタグ11より深い位置に埋め込まれており、第3のRFIDタグ13は第2のRFIDタグ12よりさらに深い位置に埋め込まれている。第1のRFIDタグ11、第2のRFIDタグ12、第3のRFIDタグ13が埋め込まれている位置は、例えば、それぞれ、タイヤ磨耗度としては30%程度、50%程度、70%程度などとしておく。
以上のように構成されたタイヤ磨耗検出装置について、その動作を説明する。
まず、操作部24から磨耗検出開始の操作を行うと、磨耗検出開始の情報がコントローラ22に通知され、コントローラ22がRFIDタグリーダ21に対して第1のRFIDタグ11、第2のRFIDタグ12、第3のRFIDタグ13への問い合わせ要求を出す。
ここで、図3に示すように、第1のRFIDタグ11は、タイヤTの磨耗に伴い、RFIDタグとして破損(または欠損あるいは落下)したときには、RFIDタグリーダ21に対して応答を返さない。他方、第2のRFIDタグ12と第3のRFIDタグ13は、RFIDタグリーダ21からの問い合わせに対して応答を返す。
これにより、RFIDタグリーダ21は第2のRFIDタグ12と第3のRFIDタグ13からの応答を受信すると、それについての情報をコントローラ22に通知する。一方、コントローラ4は、第2のRFIDタグ12と第3のRFIDタグ13からの応答が受信でき、かつ、第1のRFIDタグ11からの応答が受信できなかったことから、タイヤの磨耗は30%程度〜50%程度の間と判断し、表示器23にその旨を表示するように通知する。これにより、表示器23は、コントローラ22から通知された内容を所定の画面上に表示する。
まず、操作部24から磨耗検出開始の操作を行うと、磨耗検出開始の情報がコントローラ22に通知され、コントローラ22がRFIDタグリーダ21に対して第1のRFIDタグ11、第2のRFIDタグ12、第3のRFIDタグ13への問い合わせ要求を出す。
ここで、図3に示すように、第1のRFIDタグ11は、タイヤTの磨耗に伴い、RFIDタグとして破損(または欠損あるいは落下)したときには、RFIDタグリーダ21に対して応答を返さない。他方、第2のRFIDタグ12と第3のRFIDタグ13は、RFIDタグリーダ21からの問い合わせに対して応答を返す。
これにより、RFIDタグリーダ21は第2のRFIDタグ12と第3のRFIDタグ13からの応答を受信すると、それについての情報をコントローラ22に通知する。一方、コントローラ4は、第2のRFIDタグ12と第3のRFIDタグ13からの応答が受信でき、かつ、第1のRFIDタグ11からの応答が受信できなかったことから、タイヤの磨耗は30%程度〜50%程度の間と判断し、表示器23にその旨を表示するように通知する。これにより、表示器23は、コントローラ22から通知された内容を所定の画面上に表示する。
このように本発明の第2の実施形態のタイヤ磨耗検出装置によれば、タイヤTの路面接地面からの深さが異なる複数のRFIDタグ1(第1のRFIDタグ11〜第3のRFIDタグ13)をタイヤTに埋め込んでいる。従って、操作部24からの操作によりRFIDタグリーダ21から複数(第1〜第3)のRFIDタグ11〜13への問い合わせを行うと、第1のRFIDタグ11〜第3のRFIDタグ13からのそれぞれの応答の有無をコントローラ22が判断して表示器23に表示することにより、タイヤTの溝を目視することなく、タイヤTの磨耗具合を検出できる。また、第1の実施形態と同様に、RFIDタグリーダ21、コントローラ22、表示器23、操作部24を1つの筐体に設置し、タイヤ磨耗検出端末として実装することも可能である。また、RFIDタグリーダ21をタイヤハウスに取り付けるとともに、コントローラ22を車上に取り付け、かつ、表示器23、操作部24を運転席のコンソールに設置することで、運転者がエンジンをスタートするタイミングで、タイヤ磨耗具合の検出を自動的に行うこともできる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係るタイヤ磨耗検出装置について、図4を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態のタイヤ磨耗検出装置は、RFIDタグ1が、タイヤの同一深さであるがタイヤの外側寄りと内側寄りの都合2箇所に埋設された外側のRFIDタグ(以下、「外側のRFIDタグ」とよぶ)14及び内側のRFIDタグ(以下、「内側のRFIDタグ」とよぶ)15で構成されている。
なお、外側のRFIDタグ14は、タイヤTの外側寄りであって、路面設置面から一定深さの位置に埋め込まれており、また、内側のRFIDタグ15は、タイヤTの内側寄りであって、路面設置面から同じ深さの位置に埋め込まれている。
次に、本発明の第3の実施形態に係るタイヤ磨耗検出装置について、図4を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
本実施形態のタイヤ磨耗検出装置は、RFIDタグ1が、タイヤの同一深さであるがタイヤの外側寄りと内側寄りの都合2箇所に埋設された外側のRFIDタグ(以下、「外側のRFIDタグ」とよぶ)14及び内側のRFIDタグ(以下、「内側のRFIDタグ」とよぶ)15で構成されている。
なお、外側のRFIDタグ14は、タイヤTの外側寄りであって、路面設置面から一定深さの位置に埋め込まれており、また、内側のRFIDタグ15は、タイヤTの内側寄りであって、路面設置面から同じ深さの位置に埋め込まれている。
以上のように構成されたタイヤ磨耗検出方法について、その動作を説明する。
まず、操作部24から磨耗検出開始の操作を行うと、磨耗検出開始の指令情報がコントローラ22に通知され、コントローラ22がRFIDタグリーダ21に対して外側のRFIDタグ14、内側のRFIDタグ15への問い合わせ要求を出す。
このうち、内側のRFIDタグ15は、図4に示すように、破損または欠落しているので、応答を返さない。一方、外側のRFIDタグ14は、RFIDタグリーダ21からの問い合わせに対して応答を返す。従って、RFIDタグリーダ21は外側のRFIDタグ14からの応答を受信すると、それをコントローラ22に通知する。一方、コントローラ22は、外側のRFIDタグ18からの応答が受信でき、内側のRFIDタグ15からの応答が受信できなかったことから、タイヤTの内側が磨耗していると判断し、表示器23にその旨を表示するように通知する。その結果、表示器23はコントローラ22から通知された内容を表示する。
まず、操作部24から磨耗検出開始の操作を行うと、磨耗検出開始の指令情報がコントローラ22に通知され、コントローラ22がRFIDタグリーダ21に対して外側のRFIDタグ14、内側のRFIDタグ15への問い合わせ要求を出す。
このうち、内側のRFIDタグ15は、図4に示すように、破損または欠落しているので、応答を返さない。一方、外側のRFIDタグ14は、RFIDタグリーダ21からの問い合わせに対して応答を返す。従って、RFIDタグリーダ21は外側のRFIDタグ14からの応答を受信すると、それをコントローラ22に通知する。一方、コントローラ22は、外側のRFIDタグ18からの応答が受信でき、内側のRFIDタグ15からの応答が受信できなかったことから、タイヤTの内側が磨耗していると判断し、表示器23にその旨を表示するように通知する。その結果、表示器23はコントローラ22から通知された内容を表示する。
このように、本実施形態に係るタイヤ磨耗検出装置によれば、タイヤTの外側寄り、内側寄りにそれぞれ外側のRFIDタグ14及び内側のRFIDタグ15を埋め込み、操作部24からの操作によりRFIDタグリーダ21から複数の(外側及び内側の)RFIDタグ14、15への問い合わせを行い、それぞれのRFIDタグ14、15からの応答の有無をコントローラ22が判断して表示器23に表示する構成となっている。従って、これにより、タイヤTの溝を目視することなく、タイヤTの片減り具合を検出することができる。また、第1の実施の形態と同様に、RFIDタグリーダ3、コントローラ4、表示器5、操作部6は1つの筐体に設置し、タイヤ磨耗検出端末として実装することも可能である。また、第1、第2の実施形態と同様に、RFIDタグリーダ21を前述のようにタイヤハウスに取り付けるとともに、コントローラ22を車上に取り付け、かつ、表示器23、操作部24を運転席のコンソールに設置することで、運転者がエンジンをスタートするタイミングで、タイヤの片減り具合の検出を自動的に行うこともできる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
本発明のタイヤ磨耗検出装置は、タイヤに埋め込んだRFIDタグがタイヤの磨耗により破損すると、RFIDタグリーダからの問い合わせに対して応答できなくなること利用し、RFIDタグが応答しなくなったらタイヤが磨耗したと判断することで、人が目視することなく、タイヤの磨耗検出を行うことができる効果を有し、全ての車(自動車や自動二輪車など)に適用可能な安全対策用の装置等として有用である。
1 RFIDタグ
11〜13 第1〜第3のRFIDタグ
14 外側のRFIDタグ
15 内側のRFIDタグ
2 本体
21 RFIDタグリーダ
22 コントローラ
23 表示器
24 操作部
T タイヤ
11〜13 第1〜第3のRFIDタグ
14 外側のRFIDタグ
15 内側のRFIDタグ
2 本体
21 RFIDタグリーダ
22 コントローラ
23 表示器
24 操作部
T タイヤ
Claims (6)
- タイヤに埋め込んだRFIDタグと、
前記RFIDタグから送信される所定の情報を読取るRFIDタグリーダと
を備えたタイヤ磨耗検出装置。 - 前記RFIDタグは、前記タイヤの路面接地面からの深さが異なる複数の位置に埋め込んである請求項1に記載のタイヤ磨耗検出装置。
- 前記RFIDタグは、前記タイヤの前記路面接地面よりも外側寄り及び内側寄りに埋め込んである請求項1又は2に記載のタイヤ磨耗検出装置。
- タイヤにRFIDタグを埋め込み、前記タイヤの外部から前記RFIDタグをRFIDタグリーダで読取る際に、
前記タイヤに埋め込んであるRFIDタグが、前記タイヤの磨耗により破損又は欠損すると、前記RFIDタグを読取る前記RFIDタグリーダからの呼出しに対して応答がないことからタイヤが所定量以上磨耗したことを検出するタイヤ磨耗検出方法。 - 前記タイヤの路面接地面表面からの深さが異なる複数の位置に、前記RFIDタグを埋め込むことで、前記タイヤの磨耗具合を検出する請求項5に記載のタイヤ磨耗検出方法。
- 前記タイヤの路面接地面よりも外側寄り及び内側寄りにRFIDタグを埋め込むことで、前記タイヤの片減りを検出する請求項4又は5に記載のタイヤ磨耗検出方法。
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