JP2006150551A - 吸着搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】確実に吸着搬送することが困難。
【解決手段】中心部に空洞部2を有する枠体3が収納された収納部から枠体3を吸引して搬送する吸着搬送手段において、吸着搬送手段は、枠体3を吸着するための吸着手段21と、前記吸着手段21により吸着された前記枠体3を収納部から所定位置に搬送する搬送手段とを備え、前記吸着手段21には前記枠体3の四隅に対応する位置に設けられた吸着口24と、前記吸着手段21に立設するとともに、前記枠体3内周壁の位置を規制するように設けられた突出部26とを有する搬送装置であり、これにより突出部26によって枠体3を確りと位置決めすることができるので、枠体3を確実に吸着・搬送することができるものである。
【選択図】図1
【解決手段】中心部に空洞部2を有する枠体3が収納された収納部から枠体3を吸引して搬送する吸着搬送手段において、吸着搬送手段は、枠体3を吸着するための吸着手段21と、前記吸着手段21により吸着された前記枠体3を収納部から所定位置に搬送する搬送手段とを備え、前記吸着手段21には前記枠体3の四隅に対応する位置に設けられた吸着口24と、前記吸着手段21に立設するとともに、前記枠体3内周壁の位置を規制するように設けられた突出部26とを有する搬送装置であり、これにより突出部26によって枠体3を確りと位置決めすることができるので、枠体3を確実に吸着・搬送することができるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、その中心部に空洞を有した枠体を吸着して搬送する搬送装置に関するものである。
以下、従来の吸着搬送装置について図面を用いて説明をする。
図3は、リードアレイの斜視図である。このリードアレイ1は、その中央部に空洞部2を有した枠体3に複数のリード端子4を配設したものである。そしてこのようなリードアレイ1を、基板などへ実装するために、収納部から所定の位置まで搬送する方法としては、人の手を介して行われることが一般的であり、その自動化は困難なものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平11−139553号公報
しかしながら、このようなリードアレイ1は、枠体3からリード端子4が突出しているので、枠体3の外周をチャッキングして搬送すると、このリード端子4が邪魔となるので、枠体3を確りと保持することができなかった。またリードアレイ1を吸着によって搬送しようとすると、枠体3の幅が狭いので、枠体3の位置ずれなどで枠体3を確実に吸着できないという問題を有していた。
そこで本発明の吸着搬送装置は、上記課題を解決するものであり、簡単な構成により枠体3を確実に吸着、搬送できる吸着搬送手段を実現することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明の吸着装置における吸着搬送手段は、枠体を吸着するための吸着手段と、前記吸着手段により吸着された前記枠体を収納部から所定位置に搬送する搬送手段とを備え、前記吸着手段には前記枠体の四隅に対応する位置に設けられた吸着口と、前記吸着手段に立設するとともに、前記枠体の内周壁に接触するように設けられた突出部とを有するものである。
これにより、簡単な構成により枠体を確実に吸着、搬送できる吸着搬送手段を実現することができるものである。
以上のように本発明によれば、吸着手段は、前記枠体の四隅に対応する位置に設けられた吸着口と、前記吸着手段に立設するとともに、前記枠体の内周壁に接触するように設けられた突出部とを設けたものであり、これにより、枠体を確実に吸着、搬送できる吸着搬送手段を実現することができる。
以下、本実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態における吸着搬送装置の斜視図である。図1(a)は、吸着手段で枠体を吸着するときの吸着搬送手段の要部斜視図であり、図1(b)は、枠体を基板へ装着するときの吸着搬送装置の斜視図である。図2は、同吸着手段の平面図である。
図1(a)において、11は、樹脂製のエンボスキャリアテープである。このエンボスキャリアテープ11の一方端11aの近傍に孔12が形成されている。さらにこのエンボスキャリアテープ11の略中心には、凹部13(収納部の一例として用いた)が形成され、この凹部13内にリードアレイ1が収納されている。なお、孔12はエンボスキャリアテープ11の位置決めと、このエンボスキャリアテープ11をA方向へ規定のピッチで搬送するために設けられている。
21は吸着手段である。この吸着手段21には、連結部22と、この連結部22の端部に設けられたベース板部23と、このベース板部23の四隅に設けられた吸着口24とを有している。なおこの吸着口24は、4箇所に設けられており、これらの吸着口24は、枠体3の角部(四隅)3aに対応する位置に設けられる。さらに、連結部22の中心には吸引孔25が形成され、この吸引孔25は、吸着口24へとつなげられている(図2)。
さらに、ベース板部23には、吸着口24が形成されている面よりも、さらに下方側へ突出した突出部26を4箇所に設けている。なお、これらの突出部26間の距離27(図2)は、枠体3の内周寸法5(図3)と略同じ寸法としている。そして、突出部26の先端部には、その先端方向へ向かってベース板部23の中心側の方向へ傾斜したテーパ26aを設けている。従って、このテーパ26aの先端間の距離28は枠体3の内周寸法5よりも小さくしている。これにより、突出部26の先端は、枠体3の内周面よりも内側に位置されることとなる。
そして吸着手段21の連結部22が搬送手段(図示せず)を介してモータに連結されることにより、上下方向(図示B方向)と水平方向(図示C方向)へと動く。
ではまず、本実施の形態における吸着搬送手段で枠体3を吸着搬送する動作について説明する。まずエンボスキャリアテープ11は、孔12a、12bへピン31a、31bが挿入されることによって位置決めされる。このとき吸着手段21は凹部13の上方となる位置で停止し、その後に吸着手段21が下方へと降下する。このとき、テーパ26aの先端間の距離28は枠体3の内周寸法5よりも小さくしているので、突出部26の先端は、枠体3の内周面よりも内側に位置されることとなり、まず突出部26が枠体3の空洞部2に挿入される。
吸着手段21が下降したときに、枠体3の位置が所定の位置からずれていると、突出部26に設けられたテーパ26aが枠体3の内周側に当接する。これによって、枠体3がテーパ26aに沿って移動することとなる。そして、吸着手段21が下死点まで達したときに、枠体3の内周面は、突出部26の立面26bによって位置が規制される。以上のような動作によって、枠体3と吸着手段21との間の位置決めがなされるわけである。
そして、吸着口24は、吸着手段21が下死点にあるときに、枠体3の上面に当接する高さとしてあり、吸引孔25から空気を吸引することにより、枠体3を吸着する。
次に、吸着手段21で吸着された枠体3を基板41へ装着する動作について説明する。図1(b)において、枠体3を吸着した状態で吸着手段21はC方向へと移動する。そして、吸着手段21は、所定の位置に位置決めされた基板41の上方へと移動した後に、降下し枠体3が基板41の所定の位置に搭載される。
なお、本実施の形態において基板41は、水平平面上のX,Y軸(図示D,E方向)へ移動可能なXYテーブル上に搭載されており、基板41を吸着手段21の下方に位置するように移動させている。
以上のような構成により、枠体3は、吸着手段21の突出部26によって位置決めされるので、例え枠体3の位置が吸着口24の位置とずれていたとしても、確実に吸着して搬送することができる。したがって、この枠体3を基板41へ吸着するときにも位置精度良く装着することができる。
なお、本実施の形態において、突出部26はベース板部23の4方に設けたが、これは対向する2辺に設けても良い。この場合、突出部26による基板41の電子部品42の装着不可能な場所を小さくでき、その分基板41を小型化できるという効果もある。
また、本実施の形態において突出部26にはテーパ26aを設けているので、このテーパ26aに沿って枠体3は、容易に移動することができる。しかしながら、この突出部26は、枠体3の空洞部2内に挿入されることとなるので、突出部26は、基板41上に搭載される電子部品42と隙間を有し、当接しない位置に設けることが重要である。これにより、突出部26と電子部品42との間には隙間が存在することとなる。従って、吸着手段21が下死点にあるときにおいても、突出部26が電子部品42に当たることはないので、電子部品42が破壊することを少なくできる。
本発明にかかる吸着搬送装置は、枠体を確実に吸着、搬送できるという効果を有し、中心部に空洞を有した枠体を吸着して搬送する搬送装置等に利用すると有用である。
2 空洞部
3 枠体
13 凹部
21 吸着手段
24 吸着口
26 突出部
3 枠体
13 凹部
21 吸着手段
24 吸着口
26 突出部
Claims (6)
- その中心部に空洞部を有する枠体が収納された収納部から前記枠体を吸収して搬送する吸着搬送手段において、前記吸着搬送手段は前記枠体を吸着するための吸着手段と、前記吸着手段により吸着された前記枠体を前記収納部から所定位置に搬送する搬送手段とを備え、前記吸着手段は前記枠体の四隅に対応する位置に設けられた吸着口と、前記吸着手段に立設するとともに、前記枠体の内周壁の位置を規制するように設けられた突出部とを有する吸着搬送装置。
- 枠体は、複数のリード端子が配設されたリードアレイとした請求項1記載の吸着搬送装置。
- 収納部は、複数の枠体が収納可能なエンボスキャリアテープとした請求項1記載の吸着搬送装置。
- 突出部は、少なくとも枠体の対向する2辺に配設された請求項1記載の吸着搬送装置。
- 突出部の外側面には、下方に向かって吸着手段の中心部方向へ傾斜したテーパを設けた請求項1記載の吸着搬送装置。
- 枠体をモジュール基板に実装する際に、前記モジュール部品に実装された部品と接触しないように突出部が配設されていることを特徴とする請求項1記載の吸着搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004348088A JP2006150551A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 吸着搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004348088A JP2006150551A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 吸着搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006150551A true JP2006150551A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36629431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004348088A Pending JP2006150551A (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 吸着搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006150551A (ja) |
-
2004
- 2004-12-01 JP JP2004348088A patent/JP2006150551A/ja active Pending
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