JP2006149799A - 遊技球入賞装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造により、入賞扉を迅速かつ確実に回動させることができ、安定して入賞扉の開閉制御を行うことができる遊技球入賞装置を提供すること。
【解決手段】遊技球入賞装置1は、ケース2、入賞扉3、回転体4、レバー部材5及び制動部材を有している。入賞扉3は、入賞口21の開閉を行う扉本体部31と、回動の中心となる回動中心部33と、回動中心部33を介して扉本体部31の形成方向とは反対方向に突出形成した球載置部32とを有している。入賞扉3と回転体4とは、球載置部32に載置された遊技球8が、入賞扉3を開位置から閉位置へ回動させるときに、回転体4の球接触部に接触して回転体4を回転させる連動位置関係と、球載置部32から遊技球8が流出するときに、回転体4の回動阻止部が球載置部32を掛止する掛止位置関係とを形成するよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機等において、遊技盤の盤面を流下する遊技球を入賞させることができる遊技球入賞装置に関する。
例えば、パチンコ遊技機においては、遊技者がパチンコ遊技を行う遊技盤の盤面には、開閉動作を行い、遊技球を入賞させることができる遊技球入賞装置が設けられている。この遊技球入賞装置においては、遊技球を入賞させる入賞口を開閉させる際に、入賞口の前方に向かって傾倒して入賞口を開ける前開きタイプの入賞扉が用いられている。
このような前開きタイプの入賞扉を用いた遊技球入賞装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
この特許文献1の打球入賞装置は、横長な開口部を開閉する開閉扉と、開閉扉の開閉作動を制御する開閉制御部材と、外周に複数の球受け溝を有する溝車と、溝車と連動するカム車と、カム車の回転を規制し開閉制御部材によって開閉扉の開閉を行うカム回転規制機構とを設けてなる。この打球入賞装置によれば、機械的に開閉扉の開閉制御を行うことができ、電気的な制御が不要となる。
しかしながら、特許文献1においては、開閉扉の開閉制御を行うために、制御レバー等を有するカム回転規制機構等の複雑な機構を用いており、開閉扉の開閉制御は、制御レバーと開閉制御部材との係合動作によって行われる。そのため、打球入賞装置の構造を簡単にする更なる工夫が必要とされる。
特公平6−34850号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造により、入賞扉を開位置から閉位置へ迅速かつ確実に回動させることができ、安定して入賞扉の開閉制御を行うことができる遊技球入賞装置を提供しようとするものである。
本発明は、遊技球の入賞口と、該入賞口に入った遊技球を流下させるための球通路とを形成してなるケースと、
上記入賞口の前方に向かって傾倒して該入賞口を開ける開位置と、上記入賞口を閉じる閉位置とに回動可能な入賞扉と、
上記球通路内を流下する遊技球と接触して回転し、上記入賞扉が上記閉位置と上記開位置とに回動することを制御する回転体とを有する遊技球入賞装置において、
上記入賞扉は、上記入賞口の開閉を行う扉本体部と、回動の中心となる回動中心部と、該回動中心部を介して上記扉本体部の形成方向とは反対方向に突出形成した球載置部とを有し、上記扉本体部の自重により上記開位置に回動すると共に、上記球載置部に遊技球が載置されることにより上記閉位置に回動するよう構成されており、
上記回転体は、上記球通路内を流下する遊技球と接触し当該回転体を回転させるための球接触部と、上記球載置部を掛止して上記入賞扉が上記開位置になることを阻止する回動阻止部とを有しており、
上記入賞扉と上記回転体とは、上記球載置部に載置された遊技球が、上記入賞扉を上記開位置から上記閉位置へ回動させるときに、上記回転体の上記球接触部に接触して該回転体を回転させる連動位置関係と、上記球載置部から遊技球が流出するときに、上記回転体の上記回動阻止部が上記球載置部を掛止する掛止位置関係とを形成するよう構成されていることを特徴とする遊技球入賞装置にある(請求項1)。
本発明の遊技球入賞装置は、入賞口の前方に向かって傾倒して入賞口を開ける前開きタイプの入賞扉を備えたものであり、この入賞扉と上記回転体の構造に工夫をしている。
すなわち、上記入賞扉は、上記扉本体部の形成方向とは反対方向に突出形成した球載置部を有しており、上記回転体は、球載置部を掛止して、入賞扉が開位置になることを阻止する回動阻止部を有している。また、回転体は、その球接触部が、球載置部を回動させる遊技球と接触することにより、回転するよう構成されている。
そして、遊技球入賞装置は、入賞扉と回転体とを、上記連動位置関係と上記掛止位置関係との各位置関係を形成できる状態に配設している。
すなわち、開位置にある入賞扉の扉本体部の上に流下し、入賞口から球通路内に入った遊技球は、入賞扉の扉本体部から球載置部に向かって流下する。そして、この遊技球が球載置部の上まで流下すると、入賞扉は、球載置部に載置された遊技球の自重により、回動中心部を中心にして開位置から閉位置へと回動する。このとき、入賞扉と回転体とは上記連動位置関係を形成しており、球載置部に載置された遊技球が、回転体の球接触部に接触してこの回転体を回転させる。
そして、入賞口へ1回又は2回以上遊技球が入り、回転体が所定の角度回転した後、入賞扉が閉位置に回動した状態で、球載置部に載置された遊技球が流出されるときには、上記掛止位置関係が形成され、回転体の回動阻止部が球載置部を掛止する。そして、入賞扉が閉位置に維持される。
このように、入賞扉の球載置部に載置された遊技球は、入賞扉を開位置から閉位置に回動させると同時に、回転体を回転させることができる。また、回転体の回動阻止部は、上記遊技球により入賞扉が閉位置に回動されている時間を利用して、瞬時に入賞扉の球載置部を掛止することができる。
そのため、上記遊技球入賞装置は、上記入賞扉と回転体とが上記連動位置関係と上記掛止位置関係とを形成することにより、入賞扉を開位置から閉位置へ迅速かつ確実に回動させることができ、安定して入賞扉の開閉動作を行うことができる。
また、回転体の回動阻止部は、球通路内を流下する遊技球を載置して流下させる機能を有する球載置部を、直接掛止することができる。そのため、入賞扉及び回転体の構造を簡単にすることができる。
なお、入賞扉をその扉本体部の自重により閉位置から開位置へ回動させる動作は、例えば、遊技機における何らかの役物に入賞した遊技球を利用して、回転体を所定の角度回転させることにより、回動阻止部による球載置部の掛止状態を解除して行うことができる。
それ故、本発明の遊技球入賞装置によれば、簡単な構造により、入賞扉を開位置から閉位置へ迅速かつ確実に回動させることができ、安定して入賞扉の開閉制御を行うことができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記回転体には、複数の上記球接触部を形成しておくことができる。そして、各球接触部に遊技球が1つずつ接触する毎に所定の角度ずつ回転体を回転させ、回転体の回転位置が所定の位置になったときにはじめて、回転体の回動阻止部が入賞扉の球載置部を掛止するよう構成することができる。
また、上記入賞扉の後方には、上記入賞口に入った遊技球に押されて回動可能なストッパー部材が配設されており、該ストッパー部材は、上記入賞口から上記球通路内へ入った遊技球と接触して、当該ストッパー部材を回動させるための接触カーテン部と、該接触カーテン部から前方に向けて形成されたストッパー突起とを有し、該ストッパー突起が上記開位置にある上記入賞扉の上記扉本体部と接触することにより、該入賞扉が不意に上記閉位置に回動することを防止すると共に、上記接触カーテン部に遊技球が当接することにより、後方に向けて回動し、上記ストッパー突起による上記入賞扉の回動防止状態を解除するよう構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記ストッパー部材により、開状態にある入賞扉の扉本体部の上に遊技球が流下したとき、不意に入賞扉が開位置から閉位置へ回動してしまうことを防止することができ、入賞扉の開閉制御を一層安定させることができる。
また、上記接触カーテン部は、上記入賞口から上記球通路内に入った遊技球が、上記入賞扉の上記球載置部へ流下するまでの間、常に接触しているよう構成することが好ましい。
また、上記遊技球入賞装置は、上方から流下する遊技球の自重を受けて回動するレバー部材と、上記回転体の回転位置を規制する制動部材とを有しており、上記回転体は、上記レバー部材によって押圧されて、当該回転体を回転させるためのレバー接触部と、上記制動部材と接触して、当該回転体の空回りを阻止するための制動接触部とを有し、上記球接触部、上記回動阻止部、上記レバー接触部及び上記制動接触部を一体的に備えていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、回転体に球接触部、回動阻止部、レバー接触部及び制動接触部を一体的に形成したことにより、遊技球入賞装置における部品点数を減らして、その構造を一層簡単にすることができる。
また、この場合には、上記レバー部材が上記回転体のレバー接触部を押圧することにより、回転体が回転し、上記回動阻止部が球載置部を掛止する状態が解除されて、上記入賞扉を閉位置から開位置へ回動させることができる。
以下に、本発明の遊技球入賞装置にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例の遊技球入賞装置1は、図1〜図11に示すごとく、以下のケース2、入賞扉3、回転体4、レバー部材5及び制動部材6等を有している。
上記ケース2は、遊技球8の入賞口21と、この入賞口21に入った遊技球8を流下させるための球通路22とを形成してなる。上記入賞扉3は、入賞口21の前方に向かって傾倒して入賞口21を開ける開位置302と、入賞口21を閉じる閉位置301とに回動可能に構成されている。上記回転体4は、球通路22内を流下する遊技球8と接触して回転し、入賞扉3が閉位置301と開位置302とに回動することを制御するよう構成されている。上記レバー部材5は、入賞扉3の後方に配設されており、上方から流下する遊技球8(図8参照)の自重を受けて回動するよう構成されている。上記制動部材6は、回転体4と接触して、回転体4の回転位置を規制するよう構成されている。
上記入賞扉3は、図1、図5、図10に示すごとく、入賞口21の開閉を行う扉本体部31と、回動の中心となる回動中心部33と、回動中心部33を介して扉本体部31の形成方向とは反対方向に突出形成した球載置部32とを有している。そして、入賞扉3は、図2に示すごとく、扉本体部31の自重により開位置302に回動すると共に、図1に示すごとく、球載置部32に遊技球8が載置されることにより閉位置301に回動するよう構成されている。
上記回転体4は、図5〜図7に示すごとく、球通路22内を流下する遊技球8と接触し当該回転体4を回転させるための球接触部41と、球載置部32を掛止して入賞扉3が開位置302になることを阻止する回動阻止部42とを有している。
上記入賞扉3と回転体4とは、図4、図6、図11に示すごとく、球載置部32に載置された遊技球8が、入賞扉3を開位置302から閉位置301へ回動させるときに、回転体4の球接触部41に接触して回転体4を回転させる連動位置関係A1を形成するよう構成されている。また、入賞扉3と回転体4とは、図1、図5、図7に示すごとく、球載置部32から遊技球8が流出するときに、回転体4の回動阻止部42が球載置部32を掛止する掛止位置関係A2を形成するよう構成されている。
以下に、これを詳説する。
本例の遊技球入賞装置1は、パチンコ遊技機に用いるものであり、パチンコ遊技機においてパチンコ遊技を行う遊技領域を形成する遊技盤の前面に配設される(図示略)。
なお、本例において、前方(前方側)とは、遊技球入賞装置1をパチンコ遊技機における遊技盤に配設したときに、遊技盤の前面に位置する方向(側)をいい、後方(後方側)とは、遊技盤の裏面に位置する方向(側)をいう。
図1、図5に示すごとく、本例のケース2は、遊技球入賞装置1をパチンコ遊技機における遊技盤の前面に取り付けるための前面部23を有している。また、入賞口21は、前面部23に形成されており、球通路22は、ケース2の内部に形成されている。また、上記入賞扉3、回転体4、レバー部材5及び制動部材6は、ケース2の内部に配設されている。
また、図9、図10に示すごとく、入賞口21は、横方向に長い横長形状を有しており、入賞扉3の扉本体部31は、横長形状の入賞口21に沿った横長形状を有している。
また、図10、図11に示すごとく、球通路22は、入賞扉3の後方において横方向の一方側から他方側に向けて下方に緩やかに傾斜して形成された第1通路部221と、第1通路部221の下流端部223から下方に向けて形成された第2通路部222とを有している。
図1、図2に示すごとく、上記入賞扉3は、開位置302において、扉本体部31を遊技盤の前面側に傾倒させて、入賞口21を開けると共に、閉位置301において、扉本体部31を遊技盤の前面と略平行に起立させて、入賞口21を閉じるよう構成されている。
また、入賞扉3は、扉本体部31の前面側に、閉位置301から開位置302へ回動するときの錘を形成する錘ストッパー311を有している。そして、入賞扉3は、錘ストッパー311の自重により閉位置301から開位置302へ回動することができ、開位置302へ回動したときには錘ストッパー311がケース2の前面と当接して当該扉本体部31の傾斜角度が維持され、入賞扉3が開位置302に維持される。
また、入賞扉3の球載置部32は、図2、図6に示すごとく、入賞扉3が開位置302にあるときには第1通路部221の下流端部223を閉じると共に、図1、図5に示すごとく、入賞扉3が閉位置301にあるときには第2通路部222内に回動して、第1通路部221の下流端部223を開口するよう構成されている。
また、図4、図6、図11に示すごとく、回転体4の球接触部41は、球通路22の第2通路部222内に突出して、球載置部32に載置されて、第2通路部222内を流下する遊技球8と接触するよう構成されている。
また、図1、図5、図9に示すごとく、ケース2の前方部23の前面には、開位置302にある入賞扉3の扉本体部31の上方から流下する遊技球8を、扉本体部31へ導くための入賞ガイド24が配設されている。この入賞ガイド24は、遊技球8が通過する通過口241を有しており、入賞扉3が閉位置301にあるときには、扉本体部31の上方から流下する遊技球8は、通過口241を通過して下方に流下する。
また、図1、図2、図7、図10に示すごとく、入賞扉3の後方には、入賞口21に入った遊技球8に押されて回動可能なストッパー部材35が配設されている。このストッパー部材35は、入賞口21から球通路22内へ入った遊技球8と接触して当該ストッパー部材35を回動させるための接触カーテン部351と、接触カーテン部351から前方に向けて形成されたストッパー突起352とを有している。
そして、ストッパー部材35は、図2に示すごとく、ストッパー突起352が開位置302にある入賞扉3の扉本体部31と接触することにより、入賞扉3が不意に閉位置301に回動することを防止すると共に、図3に示すごとく、接触カーテン部351に遊技球8が当接することにより、後方に向けて回動し、ストッパー突起352による入賞扉3の回動防止状態を解除するよう構成されている。
また、図1、図10に示すごとく、接触カーテン部351は、ストッパー部材35の回動中心を形成する回動中心部353の下側に形成されており、その自重により下方に向けて垂れ下がるよう構成されている。また、接触カーテン部351は、入賞口21の後方において、横方向におけるほぼ全体に形成されており、入賞口21から球通路22内に入った遊技球8が、入賞扉3の球載置部32へ流下するまでの間、常に接触しているよう構成されている。
また、ストッパー突起352は、接触カーテン部351の横方向の一方端部から前方に向けて形成されている。
図5、図8に示すごとく、上記レバー部材5は、入賞扉3及び球通路22の後方に配設されており、遊技球入賞装置1の上方から流下する遊技球8を受け止めるための球受部51と、回転体4のレバー接触部43を押圧するための押圧部52とを有している。このレバー部材5は、球受部51に遊技球8が流下したときに一方側に回動して、押圧部52が回転体4のレバー接触部43に接触して回転体4を回転させるよう構成されている。また、回転体4を回転させた後には、球受部51に受けた遊技球8を遊技球入賞装置1の外部に流下させるよう構成されている。
また、図5、図8に示すごとく、レバー部材5は、回動の中心になる回動中心部53を介して、球受部51を形成した側とは反対側にウェイト部54を有している。そして、球受部51に遊技球8が載置されていないときには、押圧部52を回転体4から退避させるよう構成されている。
また、レバー部材5は、ケース2の後方に配設した保護カバー26によって覆われている。保護カバー26には、球入口が形成されており、この球入口には、上方から流下する遊技球8をレバー部材5の球受部51に導くための連動通路25が接続される。
図8、図10、図12に示すごとく、上記回転体4は、上記球接触部41及び回動阻止部42以外にも、レバー部材5によって押圧されて当該回転体4を回転させるためのレバー接触部43と、上記制動部材6と接触して当該回転体4の空回りを阻止する制動接触部44とを有している。そして、回転体4は、球接触部41、回動阻止部42、レバー接触部43及び制動接触部44を一体的に備えてなる。
また、図12に示すごとく、回転体4は、回転の中心となる回転中心軸49を備えた円柱状部材40の周りに、球接触部41、回動阻止部42、レバー接触部43及び制動接触部44をそれぞれ突起状に形成してなる。回転体4は、前方側から後方側に向けて順に、回動阻止部42、制動接触部44、球接触部41及びレバー接触部43を備えている。
上記回転体4は、図5、図7に示すごとく、回動阻止部42が入賞扉3の球載置部32を掛止し入賞扉3を閉位置301に維持する掛止回転位置401と、図6、図11に示すごとく、回動阻止部42が入賞扉3の球載置部32の掛止を解除し入賞扉3を開位置302にする掛止解除回転位置402とに回転可能である。
そして、回転体4が掛止回転位置401にあるときには、図7、図8に示すごとく、レバー接触部43には、レバー部材5の押圧部52が接触可能である。また、回転体4が掛止解除回転位置402にあるときには、図6、図11に示すごとく、球接触部41には、球通路22内を流下する(球載置部32に載置された)遊技球8が接触可能である。
また、図10に示すごとく、回転体4が掛止回転位置401及び掛止解除回転位置402のいずれの回転位置にあっても、制動接触部44には制動部材6が接触しており、回転体4の意図しない回転が防止されている。
また、本例の遊技球入賞装置1は、入賞扉3が開位置302にあり、入賞口21に複数個の遊技球8を入賞させた後、入賞扉3を閉じるよう構成されており、回転体4は、掛止回転位置401から回転した後、所定の角度ずつ複数回回転して再び掛止回転位置401に戻るよう構成されている。
また、図12に示すごとく、本例の回転体4は、1回転当たり入賞扉3の開閉を2サイクル(入賞扉3の閉位置301の維持を2回)行うよう構成されており、回動阻止部42及びレバー接触部43は、回転体4の周方向に180°オフセットした2箇所にそれぞれ形成されている。また、本例の遊技球入賞装置1は、4個の遊技球8の入賞口21への入賞を、入賞扉3の開閉の1サイクルとしている。そして、球接触部41は、回転体4の周方向において、回動阻止部42を形成した周方向位置同士の間に、所定角度の間隔をあけて複数(本例では4箇所ずつ、計8箇所)形成されている。また、制動接触部44は、回転体4の周方向全周に等間隔に複数(本例では10箇所)形成されている。
また、図7、図12に示すごとく、回転体4は、掛止回転位置401にあるときには、球接触部41が球通路22内に突出しないよう構成されている。すなわち、回転体4は、球接触部41を複数形成してなる周方向において、回動阻止部42の軸方向に対向する部位には、球接触部41を設けていない切欠き部411を有している。
これにより、仮に、4個目の遊技球8が球載置部32に至るまでに、続けて5個目以降の遊技球8が入賞口21に入賞した場合でも、4個目の遊技球8により回転体4は掛止回転位置401に回転し、5個目以降の遊技球8は回転体4を接触回転させることなく、球通路22内を流下する。そのため、このような場合でも、遊技球入賞装置1は、4個の遊技球8の入賞を入賞扉3の開閉の1サイクルとして維持することができる。
図10に示すごとく、上記制動部材6は、回転体4の制動接触部44と接触する制動本体部61と、この制動本体部61を回転体4に向けて付勢する付勢バネ62とを有している。そして、回転体4は、制動本体部61が付勢バネ62による付勢力を受けて制動接触部44を押圧することにより、所定の回転位置に規制されており、空回りが防止されている。
また、本例の遊技球入賞装置1においては、上記入賞扉3と回転体4との係合構造及び配設位置関係に工夫を行っており、入賞扉3と回転体4とが上記連動位置関係A1と上記掛止位置関係A2とを形成するようにしている。
すなわち、図4、図6、図11に示すごとく、入賞扉3と回転体4とが上記連動位置関係A1を形成したときには、回転体4の球接触部41は、入賞扉3の球載置部32の回動軌跡内に配置され、球載置部32に載置された遊技球8と接触するよう構成されている。また、図1、図5、図7に示すごとく、入賞扉3と回転体4とが上記掛止位置関係A2を形成したときには、回転体4の回動阻止部42は、閉位置301にある入賞扉3の球載置部32に対向し、入賞扉3が開位置302へ回動することを阻止するよう構成されている。
次に、上記遊技球入賞装置1の動作及び作用効果につき説明する。
図5、図7に示すごとく、遊技球入賞装置1は、上記入賞扉3が閉位置301にあるときには、上記回転体4が掛止回転位置401にあり、入賞扉3は、回転体4によって開位置302に回動することが阻止されている。
すなわち、このときには、入賞扉3は、その球載置部32が、回転体4の回動阻止部42によって掛止されていることにより、閉位置301に維持されており、自重により開位置302へ回動することが阻止されている。
また、入賞扉3が閉位置301にあるときには、制動部材6の制動本体部61が回転体4の制動接触部44を押圧しており、回転体4の回転位置が掛止回転位置401に規制されている。
また、このときには、レバー部材5の押圧部52が、回転体4のレバー接触部43を押圧可能な状態にある。
次いで、図8に示すごとく、遊技者が遊技を行い、遊技盤における何らかの役物に遊技球8を入賞させたときには、遊技球入賞装置1の上方から連動通路25を介してレバー部材5の球受部51に遊技球8が流下する。このとき、レバー部材5は、球受部51に載置された遊技球8の自重により回動し、その押圧部52が回転体4のレバー接触部43を押圧する。これにより、回転体4が掛止回転位置401から掛止解除回転位置402へ回転し、回転体4の回動阻止部42が入賞扉3の球載置部32を掛止する状態が解除される。
なお、レバー部材5は、回動して、球受部51に載置された遊技球8を払い出した後には、ウェイト部54の自重により、再び回動前の元の位置へ復帰する。
そして、図2、図6に示すごとく、入賞扉3は、その扉本体部31及び錘ストッパー311の自重により、閉位置301から開位置302へ回動し、扉本体部31が遊技盤の前面に傾倒する。このとき、ストッパー部材35のストッパー突起352が入賞扉3の扉本体部31に接触し、入賞扉3が何らかの衝撃等により不意に開位置302から閉位置301へ回動してしまうことが防止される。
こうして、入賞口21が開口されると共に入賞扉3が開位置302に維持され、遊技球入賞装置1内に遊技球8が入賞可能な状態が形成される。また、球通路22の第1通路部221の下流端部223が、入賞扉3の球載置部32により閉じられ、球通路22の第2通路部222には、回転体4の球接触部41が突出する。
次いで、図2、図10に示すごとく、遊技者が遊技を行い、入賞扉3の扉本体部31に遊技球8が流下したときには、この遊技球8は入賞口21から球通路22内に入る。このとき、図3に示すごとく、扉本体部31から球通路22の第1通路部221に流下する遊技球8は、ストッパー部材35の接触カーテン部351と接触し、ストッパー部材35を後方に向けて回動させる。これにより、ストッパー部材35のストッパー突起352も後方に移動し、入賞扉3が開位置302から閉位置301へ回動可能な状態が形成される。
そして、図4、図6、図11に示すごとく、上記遊技球8が第1通路部221から入賞扉3の球載置部32まで流下すると、入賞扉3と回転体4との連動位置関係A1が形成され、球載置部32に載置された遊技球8は、その自重により入賞扉3を回動中心部33を中心にして開位置302から閉位置301へと回動させると共に、回転体4の球接触部41に接触してこの回転体4を回転させる。そして、上記遊技球8は第2通路部222の払出口へと放出される。
その後、入賞口21に遊技球8が入賞する毎に、回転体4は所定角度ずつ回転し、所定数の遊技球8を入賞口21に入賞させることができる。本例においては、4個の遊技球8の入賞を入賞扉3の開閉の1サイクルとしており、4個の遊技球8が入賞口21に入賞したときには、回転体4は、掛止解除回転位置402から掛止回転位置401へ回転する。
すなわち、4個目の遊技球8が入賞口21に入賞し、入賞扉3の球載置部32まで流下すると、入賞扉3と回転体4との連動位置関係A1が再び形成され、球載置部32に載置された遊技球8は、その自重により入賞扉3を回動中心部33を中心にして開位置302から閉位置301へと回動させると共に、回転体4の球接触部41に接触してこの回転体4を回転させる。このとき、図1、図7に示すごとく、回転体4が掛止解除回転位置402から掛止回転位置401へ回転することにより、掛止位置関係A2が形成され、回転体4の回動阻止部42が入賞扉3の球載置部32を掛止する。
こうして、入賞扉3の球載置部32に載置された遊技球8は、入賞扉3を開位置302から閉位置301に回動させると同時に、回転体4を回転させることができる。また、回転体4の回動阻止部42は、上記遊技球8により入賞扉3が閉位置301に回動されている時間を利用して、瞬時に入賞扉3の球載置部32を掛止することができる。
そのため、本例の遊技球入賞装置1は、上記入賞扉3と回転体4とが上記連動位置関係A1と上記掛止位置関係A2とを形成することにより、入賞扉3を開位置302から閉位置301へ迅速かつ確実に回動させることができ、安定して入賞扉3の開閉動作を行うことができる。
また、上記回転体4の回動阻止部42は、球通路22内を流下する遊技球8を載置して流下させる機能を有する球載置部32を、直接掛止することができる。そのため、入賞扉3及び回転体4の構造を簡単にすることができる。
それ故、本発明の遊技球入賞装置1によれば、簡単な構造により、入賞扉3を開位置302から閉位置301へ迅速かつ確実に回動させることができ、安定して入賞扉3の開閉制御を行うことができる。
実施例における、入賞扉が閉位置にあり、入賞扉と回転体とが掛止位置関係を形成している状態の遊技球入賞装置を、側方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、開位置にある入賞扉の扉本体部に遊技球が流下した状態の遊技球入賞装置を、側方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、遊技球がストッパー部材を後方に回動させる状態の遊技球入賞装置を、側方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、入賞扉が開位置から閉位置へ回動し、入賞扉と回転体とが連動位置関係を形成している状態の遊技球入賞装置を、側方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、入賞扉が閉位置にあり、入賞扉と回転体とが掛止位置関係を形成している状態の遊技球入賞装置を、上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、入賞扉が開位置にあり、入賞扉と回転体とが連動位置関係を形成する状態の遊技球入賞装置を、上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、入賞扉が閉位置にあり、入賞扉と回転体とが掛止位置関係を形成している状態の遊技球入賞装置を、後方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、レバー部材が回転体を掛止回転位置から掛止解除回転位置へ回転させる状態の遊技球入賞装置を、後方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、入賞ガイドを配設した遊技球入賞装置を、前方から見た状態で示す正面説明図。 実施例における、開位置にある入賞扉の扉本体部に遊技球が流下した状態の遊技球入賞装置を、前方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、球通路内を遊技球が流下し、入賞扉と回転体とが連動位置関係を形成する状態の遊技球入賞装置を、後方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、回転体を前方から見た状態で示す正面説明図。
符号の説明
1 遊技球入賞装置
2 ケース
21 入賞口
22 球通路
3 入賞扉
301 閉位置
302 開位置
31 扉本体部
32 球載置部
33 回動中心部
35 ストッパー部材
351 接触カーテン部
352 ストッパー突起
4 回転体
401 掛止回転位置
402 掛止解除回転位置
41 球接触部
42 回動阻止部
43 レバー接触部
44 制動接触部
5 レバー部材
51 球受部
52 押圧部
6 制動部材
8 遊技球
A1 連動位置関係
A2 掛止位置関係

Claims (3)

  1. 遊技球の入賞口と、該入賞口に入った遊技球を流下させるための球通路とを形成してなるケースと、
    上記入賞口の前方に向かって傾倒して該入賞口を開ける開位置と、上記入賞口を閉じる閉位置とに回動可能な入賞扉と、
    上記球通路内を流下する遊技球と接触して回転し、上記入賞扉が上記閉位置と上記開位置とに回動することを制御する回転体とを有する遊技球入賞装置において、
    上記入賞扉は、上記入賞口の開閉を行う扉本体部と、回動の中心となる回動中心部と、該回動中心部を介して上記扉本体部の形成方向とは反対方向に突出形成した球載置部とを有し、上記扉本体部の自重により上記開位置に回動すると共に、上記球載置部に遊技球が載置されることにより上記閉位置に回動するよう構成されており、
    上記回転体は、上記球通路内を流下する遊技球と接触し当該回転体を回転させるための球接触部と、上記球載置部を掛止して上記入賞扉が上記開位置になることを阻止する回動阻止部とを有しており、
    上記入賞扉と上記回転体とは、上記球載置部に載置された遊技球が、上記入賞扉を上記開位置から上記閉位置へ回動させるときに、上記回転体の上記球接触部に接触して該回転体を回転させる連動位置関係と、上記球載置部から遊技球が流出するときに、上記回転体の上記回動阻止部が上記球載置部を掛止する掛止位置関係とを形成するよう構成されていることを特徴とする遊技球入賞装置。
  2. 請求項1において、上記入賞扉の後方には、上記入賞口に入った遊技球に押されて回動可能なストッパー部材が配設されており、
    該ストッパー部材は、上記入賞口から上記球通路内へ入った遊技球と接触して、当該ストッパー部材を回動させるための接触カーテン部と、該接触カーテン部から前方に向けて形成されたストッパー突起とを有し、該ストッパー突起が上記開位置にある上記入賞扉の上記扉本体部と接触することにより、該入賞扉が不意に上記閉位置に回動することを防止すると共に、上記接触カーテン部に遊技球が当接することにより、後方に向けて回動し、上記ストッパー突起による上記入賞扉の回動防止状態を解除するよう構成されていることを特徴とする遊技球入賞装置。
  3. 請求項1又は2において、上記遊技球入賞装置は、上方から流下する遊技球の自重を受けて回動するレバー部材と、上記回転体の回転位置を規制する制動部材とを有しており、
    上記回転体は、上記レバー部材によって押圧されて、当該回転体を回転させるためのレバー接触部と、上記制動部材と接触して、当該回転体の空回りを阻止するための制動接触部とを有し、上記球接触部、上記回動阻止部、上記レバー接触部及び上記制動接触部を一体的に備えていることを特徴とする遊技球入賞装置。
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