JP2005040305A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005040305A JP2005040305A JP2003202612A JP2003202612A JP2005040305A JP 2005040305 A JP2005040305 A JP 2005040305A JP 2003202612 A JP2003202612 A JP 2003202612A JP 2003202612 A JP2003202612 A JP 2003202612A JP 2005040305 A JP2005040305 A JP 2005040305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- path
- shutter
- game
- passage
- payout
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】シャッタ51と、連動レバー54とを備えたシャッタ機構45をパチンコ機に組み込む。シャッタ51に設けられる遮断片77が、払出し通路の一部を構成する通路65の内部に突出するようにシャッタ51をバネ付勢させる。下部扉5を開けると、下部扉5に設けられた筒部20による連動レバー54の押圧が解除され。バネ付勢されるシャッタ51が回動する。これによって、遮断片77が通路65の下流側の端部を遮断するように突出し、通路65にある遊技球95が通路65の内部に貯留される。下部扉5を閉めると、連動レバー54によってシャッタ51が回動して、遮断片77が通路65から退避するので、遊技球95が中継通路21を介して払い出される。
【選択図】 図15
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に設置される遊技機の一つとしてパチンコ機が挙げられる。このパチンコ機には、遊技媒体となる遊技球を受容する供給皿が設けられている。この供給皿には、パチンコ機内部に組み込まれた発射装置へとパチンコ球を導く通路が設けられており、供給皿に受容された遊技球は、この通路を介して自動的に発射装置へと誘導される。なお、発射装置へと誘導された遊技球は、操作ハンドルの操作により作動する発射装置によって遊技領域の上方へと打ち出された後に、遊技領域に設けられた障害釘によって弾かれながら遊技領域内を流下していく。そして、遊技領域に設けられた通常入賞口や、始動入賞口の入賞口等に入賞した場合に、賞球となる遊技球の払い出しが行われる。
【0003】
この賞球となる遊技球の払い出しは、パチンコ機の内部に設けられた払出し装置によって行われ、払出し装置によって払い出された遊技球は、払出し装置に連なって設けられた払出し通路内を転動した後に、払出し口を介して供給皿に払い出される。この供給皿は下部の扉に設けられており、下部の扉を開けると、遊技球を遊技領域に打ち出すための発射装置や上記払出し通路が露呈され、作業者による発射装置や払出し通路のメンテナンスを行うことが可能となる。上記払出し口と、払出し通路の下流とには、それぞれシャッタ機構が設けられている。このシャッタ機構は、扉が開けられることに連動して払出し口と払出し通路の下流側をそれぞれ遮蔽し、遊技球が払出し口や払出し通路からこぼれ落ちないようにしている。そして、扉が閉じられると払出し口と払出し通路を開口し、賞球となる遊技球の払い出しを行えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記シャッタ機構は、上記扉の開き動作を可能にするロック機構の解除動作に連動する機構を有しているので、上記払出し口やシャッタ機構をロック機構の近傍に配置することが一般的である。しかしながら、シャッタ機構を上記ロック機構に連動させる場合、機構自体が複雑なものになりやすく、組み付け時の作業性が悪いという問題がある。また、このような構成とする場合、経年変化等によってロック機構に連動する機構が作動しないことがあり、例えばロック機構を解除して扉を開けた場合に、シャッタ機構によって払出口が遮蔽されずに、払出し通路内にある遊技球を遊技場等の床に零してしまうという問題もある。
【0005】
本発明は、簡単な構成で、扉を開けたときに確実に払出し通路を遮蔽するシャッタ機構を備えた遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技に用いられる遊技媒体を受容する受け部と、遊技媒体を前記受け部に払い出す払出し口とを有する扉と、遊技媒体を前記受け部へと払い出す払出し装置と、前記払出し装置からの遊技媒体を前記払出し口へ誘導する第1経路とを有する本体基部と、を備え、前記本体基部に、前記第1経路を遮断するシャッタ機構を設け、前記扉に、前記シャッタ機構を作動させる突部とを設け、前記シャッタ機構は、前記第1経路内に突出し、前記第1経路内を移動する遊技媒体を貯留する第1位置と、前記第1経路内から退避し、前記第1経路内を移動する遊技媒体を前記払出し口に導く第2位置と、の間で移動可能な遮断部材と、前記扉の閉じ動作時に前記突部によって押圧され、前記第1位置にある遮断部材を前記第2位置へと移動させる連動部材とを備えているものである。なお、遊技媒体とは、例えば遊技球等が挙げられる。また、受け部とは、例えば遊技球が供給される供給皿等が挙げられる。
【0007】
また、前記本体基部は、遊技領域に到達しない遊技媒体を前記払い出し口を介して前記受け部に払い出す第2経路を備えており、前記第1位置にある遮断部材は、前記第1経路と第2経路とを同時に遮断することが好ましい。また、前記突部は、前記払出し口に連なって設けられ、前記払出し口と、少なくとも前記第1経路とを連通させる中継通路を備えていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示すように、パチンコ機2は、上部扉4及び下部扉5からなる2枚の前面扉6が、パチンコ機2の基体となる本体基部7に対して回動自在となるように、図示しないヒンジ部を介して組み付けられる。上部扉4の中央には開口4aが設けられており、この開口4aは上部扉4の裏側に取り付けられるガラス板8により遮蔽されている。なお、上部扉4は閉じている状態では、遊技の際に遊技領域22を流下する遊技球95(図13参照)や、遊技領域22に設けられた構造物は、上記開口4aを遮蔽するガラス板8を介して視認される。一方、上部扉4が開いている状態では後述する遊技領域22が露呈され、例えば遊技領域22に設けられる障害釘の調整や、球詰まりの際のメンテナンス等が行われる。なお、符号10は、本体基部7を遊技場等の所定位置に固定するための固定枠である。
【0009】
下部扉5には、遊技媒体である遊技球95を供給する供給皿(受け部)15、発射装置16における遊技球95の打ち出し、及びその打ち出し強さを調節する操作ハンドル17が設けられている。供給皿15には、遊技を開始する際に遊技球95が供給される他に、遊技領域22を流下する遊技球95が上記入賞口のいずれかに入賞したことを受けて払い出される賞球としての遊技球95が受容される。なお、遊技球95は、払出し口18を介して払い出される。下部扉5の供給皿15が設けられる反対側となる後面には、払出し口18に連なるように断面が略枠形状の筒部(突部)20が設けられている。なお、この内部が、後述する払出し通路41、払戻し通路42(図3参照)と払出し口18とを繋ぐ中継通路21となる。なお、中継通路21で払出し通路41と払戻し通路とが合流することになる。
【0010】
遊技領域22は、図示しない障害釘、風車及び通過ゲート等が設けられる他に、始動入賞口25、通常入賞口26、アタッカ27等の入賞口が設けられた遊技盤28の盤面の、上記入賞口や、障害釘の外周をガイドレール29等によって区画された領域からなる。この遊技領域22の略中央にはセンター役物30が設けられ、そのほぼ中央には図柄表示装置31が、その表示部を視認できるように設けられる。ガイドレール29によって区画される遊技領域22の外側には、発射装置16によって発射された遊技球95を遊技領域22に向けて案内する案内通路32が設けられている。発射装置16にて打ち出された遊技球95は、案内通路32によって遊技領域22の上方に案内された後に遊技領域22を流下する。そして、上記障害釘や風車等により弾かれながら流下し、上記入賞口のいずれかへと入賞するか、入賞せずにアウト口33へと導かれる。なお、上記入賞口や、障害釘等については公知であるので説明は省略する。
【0011】
図3に示すように、案内通路32の下方には、案内通路32から遊技領域22に到達せずに案内通路32の内を落下する、所謂ファール球となる遊技球95を回収する回収口35が設けられている。なお、この回収口35によって回収された遊技球95は、払戻し通路(第2経路)42、中継通路21を転動し、払出し口18から供給皿15に払い戻される。
【0012】
遊技領域22を備えた遊技盤28が組み付けられた本体基部7の後面側には、遊技球95が上記入賞口に入賞した際に、賞球としての遊技球95を払い出す払出し装置40が設けられている。この払出し装置40によって払い出される遊技球95は、払出し装置40に連なって設けられた払出し通路(第1経路)41、中継通路21を転動した後に、払出し口18を介して供給皿15に払い出される。なお、この払出し通路41及び払戻し通路42の下流側には、シャッタ機構45が設けられる。
【0013】
図4又は図5に示すように、シャッタ機構45は、上記払出し通路41の一部となる通路65及び払戻し通路42の一部となる通路66を遮断して通路65,66内にある遊技球95を貯留する第1状態と、払出し通路41及び払出し通路42を開口して、遊技球95を払出し口18から供給皿15に払い出す第2状態との間で作動する。なお、図6に示すように、このシャッタ機構45は、基部50、シャッタ(遮断部材)51、コイルバネ52、底部カバー53、連動レバー(連動部材)54から構成される。
【0014】
基部50は、シャッタ51、コイルバネ52、底部カバー53及び連動レバー54が組み付けられる。基部50の上面には、複数のリブ60〜64が設けられている。これらリブ60〜64のうち、リブ60〜62の間の領域が通路65となる。同様に、リブ62〜64の間の領域が通路66となる。この基部50のリブ60〜64が設けられた面とは反対側の面には、コイルバネ52を所定位置に保持するガイドピン67が設けられる。
【0015】
また、この基部50の側面には、後述する連動レバー54の開口88,89が挿通され、連動レバー54の回動軸となるボス68,69が設けられる他に、連動レバー54の回動を防止する回動防止片70が設けられる。この回動防止片70の下方には略L字状の切欠き71が設けられている。このうち、符号71aで示す斜面が後述するシャッタ51の被押圧部80と当接し、シャッタ51の回動を防止する第1ストッパとなる。また、符号71bに示す面が、コイルバネ52の付勢によって回動するシャッタ51の被押圧部80と当接し、シャッタ51の回動を防止する第2ストッパとなる。なお、符号73は、ピン74が挿通される開口である。
【0016】
シャッタ51は、ベースとなる板75の一端に円筒状の組付け部76が、他端に遮断片77が設けられた構成を有している。このシャッタ51は、その組付け部76に設けられた開口78にピン74が挿通されることで基部50に回動自在に組み付けられる。このシャッタ51のほぼ中央には、開口79が設けられている。この開口79には、基部50に設けられたガイドピン67が挿通される。
【0017】
シャッタ51に設けられる遮断片77は、基部50に形成された通路65,66の下流側の端部を遮断し、払い出される遊技球95の転動を防止して、通路65,66の内部に遊技球95を貯留する。このシャッタ51には、被押圧部80が設けられ、連動レバー54の押圧片90によって押圧される。なお、被押圧部80が第2ストッパ71bと当接したときのシャッタ51の位置を第1位置、被押圧部80が第1ストッパ71aと当接したときのシャッタ51の位置を第2位置とする。
【0018】
コイルバネ52は、ガイドピン67に挿通され、その一端をシャッタ51の底面に、他端を底部カバー53の上面に当接した状態で組み込まれる。このコイルバネ52によって、シャッタ51が第1位置に向けて付勢される。なお、底部カバー53は、コイルバネ52を保持するために設けられ、例えばビス82等により基部50に組み込まれる。
【0019】
連動レバー54は、2つの回動部85,86と、これら回動部85,86を連結する連結部87とから構成される。回動部85,86の一端にはそれぞれ開口88,89が同軸となるように設けられる。なお、この開口88,89には、基部50の側面に設けられたボス68,69が挿通される。これにより、連動レバー54が回動自在に組み付けられる。これら回動部85,86のうち、回動部86には、上述したシャッタ51の被押圧部80を押圧する押圧片90が設けられる。なお、この押圧片90とは異なる反対側の端部となる斜面は、上述した基部50に設けられた回動防止片70と当接し、連動レバー87の回動を防止する回動防止面91となる。
【0020】
上述したように、連結部87は、上記回動部85,86を連結するために設けられる。この連結部87には、前記下部扉5の閉じ動作時に中継通路21を形成する筒部22の一端が当接する。この筒部22の押圧によって、連動部87が押圧されるとともに、前述した押圧片90がシャッタ51の被押圧部80を押圧するので、シャッタ51が第1位置から第2位置へと回動する。
【0021】
次に、上述したシャッタ機構45を有するパチンコ機2の作用を説明する。上記構成のシャッタ機構45は、組み立てられた状態では、図4で示す第1状態にある。図7〜図15は、下部扉5の筒部20と、シャッタ機構45の関係を示す図であり、他の構成部品等については省略して示す。また、以下では、払出し通路41と連通する通路65について示す。図7に示すように、シャッタ機構45が第1状態にある場合、コイルバネ52の付勢を受けて、シャッタ51の被押圧部80は第2ストッパ71bに当接した状態で保持される。これによりシャッタ51が第1位置に保持される。
【0022】
第1状態にあるシャッタ機構45を、他の遊技作動装置等とともに、本体基部7に組み付ける。図7〜図9に示すように、本体基部7に組み付けられた下部扉5を閉じる(図7に示すA方向に回動させる)と、下部扉5の後面に設けられた筒部20の一端が第1状態にあるシャッタ機構45の連動レバー54を押圧する。これによって、連動レバー54がボス68,69を回動軸として図8中C方向に回動する。連動レバー54の回動によって、押圧片90がシャッタ51の被押圧部80を図8中C方向に押圧する。これにより、シャッタ51が図8中E方向に回動する。そして、シャッタ51が図9中E方向に所定量回動すると、被押圧部80が第1ストッパ71aと当接する。これにより、シャッタ51が第2位置で停止し、シャッタ機構45が第2状態となる。
【0023】
図10〜図12に示すように、下部扉5の閉じ動作によって、筒部20の先端が連結レバー54を押圧し、連結レバー54の押圧片90がシャッタ51の被押圧部80を押圧することによって、シャッタ51がピン74を回動軸として図11中E方向に回動する。シャッタ51の図11中E方向への回動によって、シャッタ51の遮断片77が通路65の下流側の端部を遮断する位置から退避していく。そして、シャッタ51が所定量回動し、被押圧部80と第1ストッパ71aとが当接すると、シャッタ51の遮断片77が通路65の下流側の端部から完全に退避する(図12参照)。これにより、通路65と中継通路21とが連通した状態となる。
【0024】
パチンコ機2は、シャッタ機構45が第2状態となった状態で遊技場等に配設される。遊技を行う際に、遊技球95を供給皿15に供給すると、遊技球95が発射装置16に送られる。その後、遊技者が操作ハンドル17を操作すると、発射装置16が作動して遊技球95の打ち出しが行われ、打ち出された遊技球95は遊技領域22の上方から流下する。そして、障害釘、風車等に弾かれた後に、始動入賞口25、通常入賞口26或いはアタッカ27に入賞するか、これら入賞口には入賞せずに、アウト口32に回収される。遊技領域22に打ち出された遊技球95が上記入賞口のいずれかに入賞すると、払出し装置40が作動して、賞球となる遊技球95を払い出す。払い出された遊技球95は、払出し通路41、通路65、中継通路21の内部を転動して払出し口18から供給皿15へと排出される。
【0025】
なお、遊技者の操作ハンドル17の操作を実行した際に、打ち出し強さが弱く、遊技領域22まで届かずに案内通路32の内部を逆流する、所謂ファール球が発生する場合がある。この場合、ファール球となる遊技球95は、案内通路32の内部を落下して、回収口35に回収される。この回収口35にて回収された遊技球95は、払戻し通路42、通路66及び中継通路21の内部を転動して、払出し口18から供給皿15へ排出される。
【0026】
例えば、遊技を行っている際に、例えば球詰まりの発生等のメンテナンス時に下部扉5を開けることがある。この場合、図示しないロック機構を解除して上部扉4を開口する。その後、下部扉5を閉じ状態でロックするロック機構を解除し、下部扉5を開く。図13に示すように、シャッタ機構45は、下部扉5の筒部20に連動レバー54が押圧された第2状態にある。下部扉5を開ける(下部扉5を図13中B方向に移動させる)と、筒部20による連結レバー54の押圧が解除される。これに合わせて、コイルバネ52の付勢によってシャッタ51が第2位置から第1位置へと(図13中F方向に)回動する。また、シャッタ51がコイルバネの付勢によって回動すると、その被押圧部80が連動レバー54の押圧片90を押圧するから、連動レバー54が図13中D方向に回動する。
【0027】
図14に示すように、シャッタ51がコイルバネの付勢によって図中F方向に回動すると、シャッタの遮断片77が通路65の下流側の端部を遮断し始める。同時に、連動レバー54が図中D方向に回動するから、その連結部87と遮断片77との隙間が次第に狭くなる。図15に示すように、下部扉5が開くと、シャッタの被押圧部80と、第1ストッパ71bとが当接し、シャッタ51が第1位置に保持される(図7参照)。また、連動レバー54の連結部87が、通路65の上方を遮断するように位置するから、遮断片77の先端によって跳ね上げられた遊技球95(図15中二点差線)を通路65の内部に保持することが可能となる。メンテナンスを終了した後に、下部扉5を閉じると、シャッタ機構45が第1状態から第2状態になるので、通路65と中継通路21とが連通される。
【0028】
なお、通路65の内部に遊技球95が残っているから、通路65から中継通路21へと遊技球95が転動し、払出し口18から供給皿15に排出される。通路66についても同様である。これにより、下部扉5を開けても払出し通路41及び払戻し通路42を転動する遊技球95を遊技場の床等に零さずに済む。また、部品点数の少ないシャッタ機構を設けることで、容易にシャッタ機構を製造できるとともに、下部扉の開閉動作に合わせて確実にシャッタ機構を作動させることが可能となる。
【0029】
本実施形態では、下部扉に設けられた中継通路を形成する筒部によって、シャッタ機構の連動レバーを押圧することでシャッタ機構を作動させるようにしたが、これに限定する必要はなく、中継通路を形成する筒部とは異なる突部を設けて、この突部をシャッタ機構の連動レバーに当接させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明の遊技機によれば、遊技に用いられる遊技媒体を受容する受け部と、遊技媒体を前記受け部に払い出す払出し口とを有する扉と、遊技媒体を前記受け部へと払い出す払出し装置と、前記払出し装置からの遊技媒体を前記払出し口へ誘導する第1経路とを有する本体基部と、を備え、前記本体基部に、前記第1経路を遮断するシャッタ機構を設け、前記扉に、前記シャッタ機構を作動させる突部とを設け、前記シャッタ機構は、前記第1経路内に突出し、前記第1経路内を移動する遊技媒体を貯留する第1位置と、前記第1経路内から退避し、前記第1経路内を移動する遊技媒体を前記払出し口に導く第2位置と、の間で移動可能な遮断部材と、前記扉の閉じ動作時に前記突部によって押圧され、前記第1位置にある遮断部材を前記第2位置へと移動させる連動部材とを備えているので、簡単な構成でシャッタ機構を製造することができるとともに、扉の開閉動作によって、確実に可動させることができる。
【0031】
また、前記本体基部は、遊技領域に到達しない遊技媒体を前記払い出し口を介して前記受け部に払い出す第2経路を備えており、前記第1位置にある遮断部材は、前記第1経路と第2経路とを同時に遮断するので、部品点数を増やさずに済む。
【0032】
また、前記突部は、前記払出し口に連なって設けられ、前記払出し口と、少なくとも前記第1経路とを連通させる中継通路を備えているので、扉の形状を変えずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。
【図2】前面扉を開けたときの状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示す領域Zを拡大して示す斜視図である。
【図4】シャッタ機構の第1状態を示す斜視図である。
【図5】シャッタ機構の第2状態を示す斜視図である。
【図6】シャッタ機構の構成を分解して示す斜視図である。
【図7】下部扉が開いている状態の扉及びシャッタ機構を示す正面図である。
【図8】下部扉を閉じる際に、筒部によって連動レバーが押圧される状態の扉及びシャッタ機構を示す正面図である。
【図9】下部扉を閉じた状態の扉及びシャッタ機構を示す正面図である。
【図10】下部扉が開いている状態の扉及びシャッタ機構を示す断面図である。
【図11】下部扉を閉じる際に、筒部によって連動レバーが押圧される状態の扉及びシャッタ機構を示す断面図である。
【図12】下部扉を閉じた状態の扉及びシャッタ機構を示す断面図である。
【図13】下部扉を閉じた時に、払い出される遊技球の状態を示す下部扉及びシャッタ機構の断面図である。
【図14】下部扉を開ける際に、筒部による連動レバーの押圧が解除された状態を示す下部扉及びシャッタ機構の断面図である。
【図15】下部扉を開けた時に、シャッタ機構によって払い出される遊技球が貯留された状態を示す下部扉及びシャッタ機構の断面図である。
【符号の説明】
2 パチンコ機
5 下部扉
9 発射装置
15 供給皿
16 発射装置
18 払出し口
20 筒部
21 中継通路
32 案内通路
35 回収口
40 払出し装置
41 払出し通路
42 払戻し通路
45 シャッタ機構
50 基部
51 シャッタ
52 コイルバネ
54 連動レバー
Claims (3)
- 遊技に用いられる遊技媒体を受容する受け部と、遊技媒体を前記受け部に払い出す払出し口とを有する扉と、
遊技媒体を前記受け部へと払い出す払出し装置と、前記払出し装置からの遊技媒体を前記払出し口へ誘導する第1経路とを有する本体基部と、
を備え、
前記本体基部に、前記第1経路を遮断するシャッタ機構を設け、
前記扉に、前記シャッタ機構を作動させる突部とを設け、
前記シャッタ機構は、
前記第1経路内に突出し、前記第1経路内を移動する遊技媒体を貯留する第1位置と、前記第1経路内から退避し、前記第1経路内を移動する遊技媒体を前記払出し口に導く第2位置と、の間で移動可能な遮断部材と、
前記扉の閉じ動作時に前記突部によって押圧され、前記第1位置にある遮断部材を前記第2位置へと移動させる連動部材とを備えていることを特徴とする遊技機。 - 前記本体基部は、遊技領域に到達しない遊技媒体を前記払い出し口を介して前記受け部に払い出す第2経路を備えており、前記第1位置にある遮断部材は、前記第1経路と第2経路とを同時に遮断することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記突部は、前記払出し口に連なって設けられ、前記払出し口と、少なくとも前記第1経路とを連通させる中継通路を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003202612A JP4195340B2 (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003202612A JP4195340B2 (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005040305A true JP2005040305A (ja) | 2005-02-17 |
JP4195340B2 JP4195340B2 (ja) | 2008-12-10 |
Family
ID=34262275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003202612A Expired - Fee Related JP4195340B2 (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4195340B2 (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029304A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機の球こぼれ防止装置 |
JP2007260154A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機 |
JP2007307156A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2008036310A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP2008279105A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2009000274A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2009072350A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Heiwa Corp | 遊技機の球払出装置 |
JP2010022455A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010022458A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010022457A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010022456A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010088816A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Nippon Pachinko Buhin Kk | 遊技機 |
JP2012020188A (ja) * | 2011-10-31 | 2012-02-02 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013116226A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2013146596A (ja) * | 2013-05-02 | 2013-08-01 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014028263A (ja) * | 2013-09-04 | 2014-02-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015024293A (ja) * | 2014-11-04 | 2015-02-05 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2015044029A (ja) * | 2014-11-04 | 2015-03-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016073712A (ja) * | 2015-12-28 | 2016-05-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2017221840A (ja) * | 2017-10-02 | 2017-12-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-07-28 JP JP2003202612A patent/JP4195340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029304A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機の球こぼれ防止装置 |
JP2007260154A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機 |
JP2007307156A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2008036310A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Olympia:Kk | 弾球遊技機 |
JP2008279105A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2009000274A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2009072350A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Heiwa Corp | 遊技機の球払出装置 |
JP2010022455A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010022458A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010022457A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010022456A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010088816A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Nippon Pachinko Buhin Kk | 遊技機 |
JP2012020188A (ja) * | 2011-10-31 | 2012-02-02 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013116226A (ja) * | 2011-12-02 | 2013-06-13 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
JP2013146596A (ja) * | 2013-05-02 | 2013-08-01 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014028263A (ja) * | 2013-09-04 | 2014-02-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015024293A (ja) * | 2014-11-04 | 2015-02-05 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2015044029A (ja) * | 2014-11-04 | 2015-03-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016073712A (ja) * | 2015-12-28 | 2016-05-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2017221840A (ja) * | 2017-10-02 | 2017-12-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4195340B2 (ja) | 2008-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4195340B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2007054193A (ja) | 遊技機 | |
JP4112460B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH10267A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2007252569A (ja) | 遊技機 | |
JP4073516B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2001178900A (ja) | 弾球遊技機の入賞装置 | |
JP6369531B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004113570A (ja) | 遊技機 | |
JP2014050634A (ja) | 遊技機 | |
JP4065730B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2001231999A5 (ja) | ||
JP4250919B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6354827B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3938692B2 (ja) | 遊技媒体通路口における遊技機用シャッター装置 | |
JP4014951B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2006087479A (ja) | パチンコ機の入賞装置 | |
JP4136764B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3604638B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3904043B2 (ja) | パチンコ台における玉供給機構 | |
JP2959549B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH0341980A (ja) | パチンコ遊技機の玉送り停止構造 | |
JP2018171501A (ja) | 遊技機 | |
JP2962478B1 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP3541738B2 (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080312 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080530 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080917 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |