JP2002159665A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002159665A
JP2002159665A JP2000362338A JP2000362338A JP2002159665A JP 2002159665 A JP2002159665 A JP 2002159665A JP 2000362338 A JP2000362338 A JP 2000362338A JP 2000362338 A JP2000362338 A JP 2000362338A JP 2002159665 A JP2002159665 A JP 2002159665A
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lottery
rotating body
detector
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JP2000362338A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakagaki
健一 中垣
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、特定領域に入賞すると、遊技者に
有利となる権利が発生すると共に、その権利中に、特定
領域に入賞すると権利が消滅する遊技機における入賞球
の取り扱いについてである。 【解決手段】 遊技機は、遊技球が入賞装置20に入賞
し、その抽選結果が当りであると、振分装置50を介し
て特定領域53bに案内されて権利が発生するが、この
権利中に、特定領域53bに入賞すると権利が消滅す
る。そこで、図柄判定検出器55の上部に、遊技球を受
け止める球受け部41を備える誘導回転体40を備え、
この簡便な誘導回転体40の回転方向によって、図柄判
定検出器55に案内して抽選の実施を可能にしたり、排
出口44に案内して抽選を実施しないように構成して、
権利消滅を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定領域に入賞す
ると、遊技者に有利となる権利が発生し、その権利中
に、特定領域に入賞すると権利が消滅する遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の形式として第3種のパチ
ンコ機があり、このパチンコ機には、遊技領域に入賞装
置と図柄表示器と遊技球が通過可能な作動口(検出器を
付設)を備えている。そして、作動口を通過する遊技球
が検出器で検出されると、入賞装置に入賞し易い状態に
なり、遊技球が入賞すると特定入賞検出器で検出される
と共に、その遊技球は受け止められて、図柄表示器を介
して図柄表示ゲームが行われる。この図柄表示ゲーム
は、抽選手段で当たりと外れの判定を行うと共に、前記
図柄表示器の図柄を変動し、当たりのときには当たり図
柄を、外れのときには外れ図柄を停止表示する。
【0003】そして、前記受け止められた遊技球は、誘
導装置を介して、前記判定結果に基づいて、外れのとき
には普通領域に案内され、当たりのときには特定領域に
案内されて権利が発生する。しかし、遊技球が前記特定
領域に入賞して、遊技者に有利な権利が発生するが、そ
の権利中に、再度、特定領域に入賞すると、せっかく獲
得した権利が消滅する。そのため、この第3種のパチン
コ機は、遊技者に、権利中における多量の賞品球を獲得
する状態を楽しませると共に、特定領域に遊技球を入賞
させないようにしなければならという、興味を持たせて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記第3種のパチンコ
機は、当たりとなるまでは、特定領域に入賞するように
遊技球を打球するので、権利が発生した後においても、
残っている遊技球(入賞球)に対しても判定され、その
結果、当たりになると、再度、特定領域に入賞すること
になり、権利が消滅することになる。そこで、これらの
形式の遊技機において、遊技者に不利となる事態を解消
することが望まれているので、本発明は新たな形式の遊
技機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、入
賞装置に入賞の遊技球が入賞装置に備えた図柄判定検出
器で検出されると抽選を行い、その抽選結果は図柄表示
器に表示され、当たりであると、遊技球を振分装置を介
して特定領域に案内されて権利を発生させる。そして、
この権利中に始動口に入賞すると大入賞器を開成して多
量の賞品球の獲得が可能であるが、この権利中に特定領
域に入賞すると権利が消滅する。そこで、図柄判定検出
器の上部に、遊技球を受け止める球受け部を備える誘導
回転体を備え、この簡便な誘導回転体の回転方向によっ
て、図柄判定検出器に案内して抽選の実施を可能にした
り、排出口に案内して抽選を実施しないように構成して
ある。又、請求項2の遊技機は、通常時には、誘導回転
体を図柄判定検出器に案内する方向に回転し、図柄判定
検出器で遊技球を検出すると排出口に案内する方向に回
転することによって、当たりが連続して生起することを
防止している。
【0006】請求項3の遊技機は、入賞装置に入賞の遊
技球が入賞装置に備えた図柄判定検出器で検出されると
抽選を行い、この抽選結果に応じて、遊技球を特定領域
とその他の領域に案内する振分装置を備えてある。そし
て、振分装置に形成の停留部に停留の遊技球は、振分装
置の回転動作によって、特定領域、又はその他の領域
(普通領域)に円滑に案内される。特定領域を遊技球が
通過して権利が発生すると、この権利中においては、振
分装置を特定領域以外に案内するので権利消滅を防止す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態をよく知られ
た構成の遊技機としてパチンコ機を取り上げて説明す
る。図1は遊技機の正面図、図2(A)は入賞装置20
の正面図、図2(B)はA〜A断面図、図2(C)はB
〜B断面図、図3(A)(B)は開閉爪21の正面図と
断面図、図4は振分回転体30の正面図と断面図、図5
は誘導回転体40と振分装置50の作用図である。
【0008】遊技機の遊技領域10のほぼ中央には、後
記で詳述する入賞装置20が配置してあり、その入賞装
置20の左下部には作動口7が配置してある。そして、
前記入賞装置20には、一対の開閉爪21、振分回転体
30、誘導回転体40、振分装置50を備えている。
【0009】又、入賞装置20の上部には、「当たり図
柄」と「外れ図柄」を表示する図柄表示器(2個の7セ
グメント表示器)11が設置してあり、入賞装置20の
右部には、後記で詳述するが権利発生中に始動口(図示
略)に入賞可能な入賞回転体80が配置してあり、その
下部には開閉扉90aを有する大入賞口90が設置して
ある。尚、この遊技機には、球供給皿2、その下に球貯
留皿3、発射ハンドル4等を備え、遊技球を遊技領域に
打球してゲームを行い、入賞すると賞品球が払い出さ
れ、入賞しない球はアウト口5から排出される。
【0010】次に、前記入賞装置20について図2〜図
5を参照して説明すると、入賞装置20の頂部に設けて
ある開閉爪21は、遊技球が前記作動口7に入賞する
と、例えば、2秒間、開成状態を維持する。この開閉爪
21は、図3(A)(B)に示すように、電磁ソレノイ
ド22のプランジャー22aの往復動によって、固定回
動軸23において回動するレバー24a、開閉爪21に
連結の連結棒24bを介して、固定回動軸21aにおい
て開閉動作をする。即ち、電磁ソレノイド22が「OF
F」のときには、バネ22bの反発力によって、プラン
ジャー22aが往動状態を維持し、レバー24a、連結
棒24bを介して、開閉爪21は閉状態を維持する(図
3(A))。
【0011】一方、電磁ソレノイド22が「ON」のと
きには、バネ22bを圧縮し、プランジャー22aが復
状態を維持し、レバー24a、連結棒24bを介して、
開閉爪21は開状態となる(図3(B))。尚、開閉爪
21の下部には、遊技球を検出する特定入賞検出器(近
接スイッチ式等)25が流下路26に設置してあり遊技
球を検出する。そして、その遊技球は、流下路26を落
球して振分回転体30に案内される。
【0012】前記開閉爪21の下部には、図4((A)
(正面図)、(B)(断面図))に示すように、6個の
凹状の受入部31を形成し、常時、ステッピングモータ
32によって回転する円盤状の振分回転体30が配置し
てある。そして、その受入部31のうち、1個の受入部
(V受入部31a)は、後述の排出孔33から排出でき
ない深さの凹部であり、後述する誘導回転体40に案内
されるが、他の5個の受入部31bに入った遊技球は、
振分回転体30の裏面側に形成の排出孔33から排出さ
れて、入賞球(所定数の賞品球の払出を行う)として取
り扱う。従って、振分回転体30を経て誘導回転体40
に案内される遊技球は、確率1/6である。尚、前記振
分回転体30は時計方向に、所定時間をかけて1回転
し、この回転する振分回転体30が円盤状であるので、
回転中であっても、遊技球を噛むことなく円滑に受入部
31に受け入れることができる。
【0013】次に、前記振分回転体30の下部には、図
2に示すように、ステッピングモータ43で正逆回転可
能な円盤状の誘導回転体40が取り付けてあり、この誘
導回転体40は、後述の振分装置50に案内するか否か
を選択する。この誘導回転体40には、1個のU字状の
球受け部41を形成して、振分回転体30から案内され
る遊技球を、回転中であっても、噛むことなく円滑に受
入れ可能であり、この球受け部41に入った遊技球Y
は、通常時には、ステッピングモータ43によって反時
計方向に回転(逆転)していて、下端部から、振分装置
50に形成の遊技球を停留可能な停留部52aに案内さ
れ、図柄判定検出器55で検出されると、誘導回転体4
0は正回転(時計方向)して、新たな遊技球Yaを受入
れ可能にする(図5(A)〜(D)参照)。
【0014】即ち、遊技球Yが、既に、停留可能な振分
装置50(図柄判定検出器55)に停留している特別状
態(この時には大当たりか否かの抽選を行っている)の
ときには、新たな遊技球Yaは、ステッピングモータ4
3によって誘導回転体40を正転(時計方向の回転)
し、本体に形成の排出口44から排出される。そして、
その排出球を検出器(図示略)で検出すると、誘導回転
体40は逆回転(反時計方向)して、元の状態(図5
(A))に戻る。前記のように、特別状態が継続する
間、誘導回転体40は、元の状態(図5(A))と排出
口44の間を往復動し、前記振分回転体30から案内さ
れる遊技球Yaは、全て、排出口44から排出される
(図5(E)〜(H)参照)。
【0015】尚、前記誘導回転体40が正転を開始する
条件として、前記した様に、図柄判定検出器55で遊技
球を検出したときであってもよいし、後述の普通領域5
3aを通過する遊技球を検出する普通検出器58a又は
特定領域53bを通過する遊技球を検出する特定検出器
58bで検出したときとしてしてもよいし、更には、誘
導回転体40が動作を開始するとき、或いは動作が終了
して元に戻ったときであってもよい。
【0016】次に、前記誘導回転体40の下部に設置の
振分装置50について、図6を参照して説明する。前記
図柄判定検出器55が遊技球を検出すると、後記で詳述
する抽選手段によって当たりか否かの抽選が実施される
と共に、その結果等を、入賞装置20の上部に設置の図
柄表示器(7セグメント表示器、液晶表示器等)11を
介して表示する。又、前記振分装置50は、前記誘導回
転体40から案内(落球)する遊技球を受け入れる1個
の停留部52aを形成の回転体52と、その回転体52
を時計方向、反時計方向に揺動可能なステッピングモー
タ53とで簡便に構成してあり、その揺動操作によっ
て、遊技球を後述の普通領域53a(特定領域以外53
b)、又は、特定領域53bに円滑に案内する。
【0017】又、回転体52の左下部には普通領域53
aが、右下部には特定領域53bが形成してあると共
に、通過する遊技球を検出する普通検出器58a、特定
検出器58bが設置してある。そして、前記抽選結果に
基づいて、ステッピングモータ53を介して、回転体5
2を反時計方向に回転させると普通領域53aに、時計
方向に回転させると特定領域53bに遊技球が案内され
て「権利」が発生する。
【0018】そして、入賞装置20の右部に設置に入賞
回転体80は、よく知られているように、常時回転して
いて、回転体81に形成の受け部81aに入った遊技球
が、下部に形成の始動口(図示略)に案内されると、大
入賞口90が設定時間(例えば10秒間)或は設定個数
(例えば10個)入賞するまで作動する。そして、大入
賞口90が閉成した後、再度、入賞回転体80を介して
始動口(図示略)に入賞すると、大入賞口90が開成す
るという操作を、所定回数(例えば、16回)実施した
後に、権利が消滅し、通常状態に戻る。尚、この大入賞
口90の開成時間は、最大10秒に設定してある一方、
前記回転体81は11秒で1回転する設定であるので、
大入賞口90が開成中に、前記始動口(図示略)に遊技
球が入ることを防止している。
【0019】次に、前記構成の遊技機、特に、誘導回転
体40を介して遊技者に不利にならない構成について、
図7、図8の概念を示す制御フローを参照して説明す
る。先ず、遊技球が作動口7に入賞したか否かを判断し
(S10)、入賞していないときにはこの処理を終了す
る。一方、遊技球が作動口7に入賞したときには、タイ
マtを初期化し(S11)、計数する(S11、S1
2)。このタイマtは、電磁ソレノイド22を介して、
開閉爪21を開成している時間であり、例えば、2秒以
上経過したときには、ステップ19に進んで、開閉爪2
1を閉成する(S13)。
【0020】次に、開閉爪21を開成すると共に(S1
4)、カウンタcの初期化を行う(S15)。そして、
遊技球が入賞して特定入賞検出器25で検出したか否か
を検出し(S16)、この特定入賞検出器25によって
検出する遊技球は計数され(S17)、4個になると、
開閉爪21の開成状態が2秒間に到らないにも拘らず、
開閉爪21を閉成する(S18、S19)。
【0021】前記開閉爪21が開成中の遊技球は、振分
回転体30の受入部31(31a、31b)に入り、V
受入部31aに入った遊技球のみが、誘導回転体40に
案内される。この誘導回転体40は、通常時は、ステッ
ピングモータ43によって逆回転(反時計方向)に回転
しているが、特別状態である図柄判定検出器55で遊技
球を検出し、抽選を実行している間、ステッピングモー
タ43によって誘導回転体40を正転(時計方向の回
転)し、本体に形成の排出口44から排出して、この遊
技球に対して抽選を行うことを阻止する。
【0022】この処置によって、少なくとも、抽選中に
おいて、再度、開閉爪21が開成中に、振分回転体30
のV受入部31aに入った遊技球に対する、再度の抽選
を阻止する。このことは、抽選によって当たりが生起し
た後に、次の遊技球の抽選が当たりとなって、即座に、
権利が消滅することを防止できる。即ち、遊技者は、通
常時において、遊技球を作動口7に入賞させることを試
みると共に、開成中の開閉爪21に、多くの遊技球を入
賞させようとするので、振分回転体30のV受入部31
aに入った遊技球は、誘導回転体40(図柄判定検出器
55)に案内され、抽選回数が増加する。そこで、これ
らの全ての遊技球に対して、抽選を実施すると、当たり
となった後に、再度、当たりとなることが生ずる。この
ことは、権利が発生した後に、再度の当たりによって、
遊技球が特定領域に案内されて権利が消滅する。
【0023】そこで、本発明は、係る事態をできるだけ
避けるために、誘導回転体40の制御を行う(図8)。
そこで、先ず、「抽選中(T=1)であるか否か」を判
断し(S20)、抽選中であるときには、ステッピング
モータ43によって誘導回転体40を正転(時計方向の
回転)し、排出口44から排出して、入賞球として取り
扱って、抽選が実施されないように構成して終了する
(S21、S22)。一方、「抽選中でないとき(T=
0)」には、ステッピングモータ43によって誘導回転
体40を逆転(反時計方向の回転)し(S25)、遊技
球は図柄判定検出器55で検出可能になり、回転体52
に形成の停留部52aに受け入れられる(S26)。
尚、この回転体52に形成の停留部52aは、常時、ス
テッピングモータ53によって、遊技球を受入れ可能な
位置にセットしてある。
【0024】前記図柄判定検出器55で遊技球が検出さ
れると(S26)、「当たり」か否かの抽選を行うと共
に、抽選中である旨を示すT=1にセットする(S2
7)。この抽選手段は、よく知られているように、例え
ば、0〜9の循環カウンタ(2ms毎に1加算する)を
ソフトウエアで作成し、前記図柄判定検出器55で遊技
球が検出されたとき、その循環カウンタの値が、例え
ば、「7(確率1/10)」であるとき、当たりとす
る。そして、当たりか否かの判定を実施した後に、図柄
表示器11には、数字0〜9の図柄を変動表示した後に
確定表示する。例えば、当たりの確定表示が「7、7」
であるときには、先ず、左の桁を、所定時間後に「7」
を、その後、右桁に「7」を停止表示する(S28)。
【0025】そして、前記抽選が当たりであるときには
(S30)、ステッピングモータ53によって、振分装
置50の回転体52を時計方向に回転し、遊技球を特定
領域53bに案内して、特定検出器58bで検出するこ
とによって「権利」が発生し、抽選中でない旨(T=
0)にセットする(S31、S32)。反対に、当たり
でないときには、ステッピングモータ53によって、振
分装置50の回転体52を反時計方向に回転し、遊技球
を普通領域53aに案内して、普通検出器58aで検出
することによって「入賞球」として扱い、抽選中でない
旨(T=0)にセットする(S33、S34)。尚、前
記権利が発生したときには、遊技者は、入賞回転体80
を介して始動口(図示略)に遊技球を入賞させることに
よって、大入賞口90を所定時間或いは所定回数開成し
て賞品球の獲得が可能となるし、この工程は予め設定さ
れた回数を繰返すので、更に、多くの賞品球の獲得が可
能である。そして、この工程が終了すると、権利を消滅
させて通常状態に戻る。又、前記ステップ32,34に
おける抽選中でない旨(T=0)にセットするのを、振
分装置50の回転体52が元の状態、即ち、回転体52
の停留部52aが誘導回転体40から案内される遊技球
の受入れ可能な位置に戻ったときに設定してもよい。
【0026】以上のように、振分回転体30から図柄判
定検出器55の間に、誘導回転体40を設置することに
よって、少なくとも、抽選中に、次回の抽選を実施する
遊技球を図柄判定検出器55(回転体52に形成の停留
部52a)に受け入れることを不可にするものである。
その結果、従来における、当たりが成立して権利が発生
した直後に、既に、図柄判定検出器55に待機している
遊技球によって、再度、当たりとなって、特定領域に入
賞して、発生した権利が消滅することを回避できる。即
ち、本発明は、権利が発生した後における遊技球の抽選
を阻止するのでなく、既に抽選をすべく待機している遊
技球をなくして、権利が発生した直後に、再度、抽選の
実施を阻止することによって、少なくとも、発生した権
利を、即座に消滅する事態を解消するものである。
【0027】尚、前記構成の遊技機は、権利中に、作動
口7に入賞の遊技球が抽選の結果、当たりとなり、特定
領域53bに入賞すると、「権利」が消滅するが、多く
の遊技者は、権利が成立したときには、入賞回転体80
を狙って打球するので不利益を被らないと推定できる。
しかし、係る不利益に対する対策として、権利中(特定
検出器58bで遊技球を検出して権利が発生してから、
権利が消滅する迄)においては、抽選を行わないように
構成したり(例えば、ステップ26で図柄判定検出器5
5が検出してもリターンに進む)、抽選は行うが「当た
り」を発生しないように構成したり、或いは、例え、抽
選を行って当たりが生じたとしても、必ず、振分装置5
0の回転体52を反時計方向に回転し、遊技球を普通領
域53aに案内するように構成してもよい(ステップ3
0において、必ず、ステップ33を実行する)。即ち、
権利中は、必ず、遊技球を普通領域53aに案内するよ
うに構成する。更には、権利中においては、所定時間が
経過するまで、遊技球を図柄判定検出器55で検出不可
とする構成にして、早期に権利消滅するのを防止する構
成を付加してもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、図柄判定検出器の
上部に、遊技球を受け止める球受け部を備える誘導回転
体を備え、この簡便な誘導回転体の回転方向によって、
図柄判定検出器に案内して抽選の実施を可能にしたり、
排出口に案内して抽選を実施しないように構成してあ
る。又、請求項2の遊技機は、通常時には、誘導回転体
を図柄判定検出器に案内する方向に回転し、図柄判定検
出器で遊技球を検出すると排出口に案内する方向に回転
することによって、当たりが連続して生起することを防
止している。請求項3の遊技機は、振分装置に形成の停
留部に停留の遊技球は、回転動作によって、特定領域、
又はその他の領域に円滑に案内され、特定領域を遊技球
が通過して権利が発生すると、この権利中においては、
特定領域以外に案内する方向に回転させて、権利消滅を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の正面図である。
【図2】(A)は入賞装置の正面図、(B)はA〜A断
面図、(C)はB〜B断面図である。
【図3】(A)は開閉爪が閉成時の正面図と側断面図、
(B)は開閉爪が開成時の正面図と側断面図である。
【図4】(A)(B)は振分回転体の正面図と側断面図
である。
【図5】(A)〜(H)は誘導回転体と振分装置の作用
図である。
【図6】(A)は振分装置の正面図、(B)(C)は作
用を説明する図である。
【図7】制御フロー図である。
【図8】制御フロー図である。
【符号の説明】
7 作動口 20 入賞装置 30 振分回転体 40 誘導回転体 41 球受け部 44 排出口 50 振分装置 52 回転体 52a 停留部 53a 普通領域 53b 特定領域 55 図柄判定検出器 80 入賞回転体 90 大入賞口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞装置に入賞の遊技球が、入賞装置に
    備えた図柄判定検出器で検出されると抽選を行い、この
    抽選結果に応じて、前記遊技球を所定方向に案内する振
    分装置を備える遊技機であって、 前記図柄判定検出器の上部に、遊技球を受け止める球受
    け部を備える誘導回転体を備え、 この誘導回転体は、回転方向により排出口、又は図柄判
    定検出器に案内することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 誘導回転体は、通常時には遊技球を図柄
    判定検出器に案内する方向に回転し、図柄判定検出器で
    遊技球を検出すると排出口に案内する方向に回転するこ
    とを特徴とする請求項1の遊技機。
  3. 【請求項3】 入賞装置に入賞の遊技球が、入賞装置に
    備えた図柄判定検出器で検出されると抽選を行い、この
    抽選結果に応じて、前記遊技球を特定領域とその他の領
    域に案内する振分装置を備える遊技機であって、 前記振分装置に遊技球を停留可能な停留部を備え、 その停留部に停留の遊技球を振分装置の回転方向により
    特定領域、又はその他の領域に案内し、 特定領域を遊技球が通過して権利が発生し、この権利中
    においては特定領域以外に遊技球を案内することを特徴
    とする遊技機。
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