JP2006149623A - 環縫いミシン - Google Patents

環縫いミシン Download PDF

Info

Publication number
JP2006149623A
JP2006149623A JP2004344107A JP2004344107A JP2006149623A JP 2006149623 A JP2006149623 A JP 2006149623A JP 2004344107 A JP2004344107 A JP 2004344107A JP 2004344107 A JP2004344107 A JP 2004344107A JP 2006149623 A JP2006149623 A JP 2006149623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
looper
loopers
sewing machine
support member
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004344107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4310264B2 (ja
Inventor
Ikuo Tajima
郁夫 田島
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Yuichiro Suzuki
雄一朗 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Original Assignee
Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd filed Critical Tokai Kogyo Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP2004344107A priority Critical patent/JP4310264B2/ja
Priority to EP05811728A priority patent/EP1818438A1/en
Priority to PCT/JP2005/021907 priority patent/WO2006057411A1/ja
Priority to KR1020077006718A priority patent/KR100798581B1/ko
Priority to CN200580034366XA priority patent/CN101035943B/zh
Priority to US11/720,380 priority patent/US7500438B2/en
Publication of JP2006149623A publication Critical patent/JP2006149623A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4310264B2 publication Critical patent/JP4310264B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/02Loop takers, e.g. loopers for chain-stitch sewing machines, e.g. oscillating
    • D05B57/04Loop takers, e.g. loopers for chain-stitch sewing machines, e.g. oscillating rotary
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/30Driving-gear for loop takers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/30Driving-gear for loop takers
    • D05B57/32Driving-gear for loop takers in chain-stitch sewing machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B59/00Applications of bobbin-winding or -changing devices; Indicating or control devices associated therewith
    • D05B59/04Devices for changing the bobbin
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C11/00Devices for guiding, feeding, handling, or treating the threads in embroidering machines; Machine needles; Operating or control mechanisms therefor
    • D05C11/16Arrangements for repeating thread patterns or for changing threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2203/00Selection of machines, accessories or parts of the same kind

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】 複数のルーパのうち1つを選択する移動構造の改良。筒状の被縫製物に対する多色糸による環縫いを行うのに適したルーパ選択構造の提供。
【解決手段】
針板(8)の下に配置されたルーパ部(5)は、複数のルーパ(18)をわん曲した移動経路に沿って配置してなり、かつ、該わん曲した移動経路に沿って前記複数のルーパ(18)を移動することにより、その中の1つのルーパ(18)を所定の針落ち位置に選択的に位置させる移動機構(13,17,19,28)を含む。往復駆動される鉤針(4)と選択されたルーパ(18)との協働により環縫いを行う。ルーパ部(5)は、針落ち位置を含む一端部が突出し、該一端部から筒状被縫製物が出入れ可能である。わん曲した移動経路はU字状である。
【選択図】 図7

Description

本発明は、1つの縫いヘッドに対応して複数個のルーパを備えた環縫いミシンに関し、詳しくは、縫糸の色換えを行うために任意のルーパを選択する機構の改良に関し、特に、筒状の被縫製物に対する環縫いを行うのに適したルーパ選択構造に関する。
環縫い刺繍ミシンにおいては、往復駆動される鉤針と、針板の下方にて縫糸を供給するように配置されたルーパとが協動し、該ルーパが該鉤針と同期的に回転制御されて被縫製物に対して環縫いを行なうようになっている。1つの縫いヘッドに対応して複数個のルーパを備え、各ルーパにおいて夫々異なる縫糸を供給するようにした環縫いミシンも公知である。そのような環縫いミシンにおいて、複数のルーパの中から所望の縫糸に対応するルーパを、針元すなわち針落ち位置に位置づけるように選択するようにした技術は、例えば特許文献1及び2に示されている。下記特許文献1、2に開示されているような従来技術においては、横方向へのスライド可能な支持体と、支持体にそのスライド方向に沿って所定ピッチで回転自在に配設した複数のルーパとを備えており、支持体をスライドさせて任意のルーパを選択することによって縫糸の色換えを行うようになっている。
特開昭59-211670号 特開平08-155161号
上記のような従来技術は、複数のルーパを横方向に直線移動させる構成であるため、平面状の被縫製物にしか適用することができないものであった。一方、被縫製物には、Tシャツや帽子など筒状の被縫製物も存在する。周知のように、筒状の被縫製物に通常の縫い又は刺繍を行うためには、筒状の被縫製物の内側に、釜を内蔵した筒型の釜ベッドを位置させる必要がある。これと同様に、筒状の被縫製物に環縫いを行うためには、筒状の被縫製物の内側にルーパを位置させる必要がある。しかしながら、複数のルーパを任意に選択することにより縫糸の色換えを行うようにした環縫いミシンでは、複数のルーパを横方向に直線状に配設する構成であるためにルーパ支持体はルーパの数に対応するだけの横幅を有している。このような従来装置によって筒状の被縫製物に環縫いを行うには、このようなルーパ全数分の横幅を持つルーパ支持体全体を筒状の被縫製物の内側に位置させる必要があり、かつ、該ルーパ支持体がスライドできるだけの余裕も必要となる。このため、環縫いを行うことが可能な筒状被縫製物として、かなり大きなサイズのものに限られてしまうばかりでなく、仮に環縫いを行うことが可能な大きなサイズの筒状被縫製物であってもその縫製範囲が極く限られたものとなり、実用性に乏しい。従って、事実上、筒状の被縫製物に適したルーパ選択機構を具備した環縫いミシンは従来存在していなかった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、1つの縫いヘッドに対応して複数個のルーパを備えたミシンにおいて、任意のルーパを選択する機構を改良したミシンを提供しようとするものである。また、筒状の被縫製物に対する多色糸による環縫いを行うのに適したルーパ選択構造を有するミシンを提供しようとするものである。
本発明に係るミシンは、往復駆動される鉤針と、針板の下方に配置されたルーパ部とを備えるミシンであって、前記ルーパ部が、複数のルーパをわん曲した移動経路に沿って配置してなり、かつ、該わん曲した移動経路に沿って前記複数のルーパを移動することにより、その中の1つのルーパを所定の針落ち位置に選択的に位置させる移動機構を含み、該針落ち位置に選択された1つのルーパと前記鉤針との協働により環縫いを行なうことを特徴とする。
このように、複数のルーパをわん曲した移動経路に沿って配置した構成により、少なくとも所定の針落ち位置(針元)においてわん曲箇所が形成されるように構成することができ、これにより、ルーパ部全体の構造として、該所定の針落ち位置を含む一端部が突出する(わん曲箇所を成す)ように構成することができるものとなり、この一端部から筒状被縫製物の出入れが可能となることで、筒状の被縫製物に対する環縫いを行うのに適したルーパ選択構造とすることができる。また、複数のルーパをわん曲した移動経路に沿って配置した本発明に係る新規な構成は、ミシンの前面寄りに位置するルーパ部の構造を簡略化し、移動機構が小嵩に納まるようにできるので、筒状の被縫製物に限らず、平面状の被縫製物に対する環縫いを行うミシンにおいても、有利に適用することができる。
一例として、ルーパ部の移動機構は、ルーパを回転可能に支持する各ルーパ毎の支持部材と、該各ルーパ毎の支持部材をフレキシブルに連結する連結部材と、該連結部材を介して連結された支持部材を前記わん曲した移動経路に沿って案内するガイド部と、前記連結部材を介して連結された支持部材を前記ガイド部に沿って移動させる駆動機構とを含み、これにより、フレキシブルな連結と移動の構造を提供することができる。このようなフレキシブルな連結と移動の構造は、複数のルーパをわん曲した移動経路に沿って配置するために、有利である。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明しよう。
図1は、複数の環縫い用ミシンヘッド3を具備した、本発明の一実施例に係る多頭式環縫いミシンの外観図である。1はミシンフレーム、2はテーブルで、テーブル2は昇降可能な前テーブル2aを有している。ミシンフレーム1の前面には、それ自体は周知の構成からなる環縫い用ミシンヘッド3が複数(図示例では4個)配設してあり、各ミシンヘッド3は上下に往復駆動される鉤針4(図3等参照)を備えている。各ミシンヘッド3の下方には筒型のルーパ土台(ルーパ部)5がそれぞれ配置してある。テーブル2上には、X/Y方向へ移動される図示しない基サッシ枠が配設してあり、基サッシ枠には各ミシンヘッド3に対応して左右一対の支持アーム6がそれぞれ設けてある。この一対の支持アーム6にて、Tシャツの身頃のような筒状の被縫製物Hをセットした縫製枠7を支持するようになっている。
ルーパ土台5は、刺繍枠7にセットされた筒状の被縫製物Hの内側に入り込めるように、前寄りの先端が空間に突出した形状、いわば、筒型(シリンダ形状又は棒形状)を成しており、その基部(奥寄りの一端)がミシンフレーム1に固定された、片持ち支持構造からなる。図2は、同実施例に係るルーパ土台5の平面を拡大して示している。図2に示すように、ルーパ土台5の上面における所定の針落ち位置に対応する箇所には、鉤針4の貫通を許容する針孔8aを有する針板8が固定されており、その他の上面部分はルーパカバー9および土台カバー10で蓋われている。
次に、ルーパ土台5に配置されたルーパ選択のための移動機構について詳しく説明する。図3は同実施例に係るルーパ土台5の正面図、図4は該ルーパ土台5の前方部分についての側面図である。また、図5は図2のv−v線に沿う側断面図、図6は動作説明のために図5と同様の側断面図を先端部分について示す図である。図7は上面の針板8、ルーパカバー9を取り外した状態のルーパ土台5の平面図であり、図8は図7と同様の平面図を図7とは異なるルーパ選択状態につき示す。
図4又は図5から明らかなように、ルーパ土台5の基体11には、その前端部に支持ベース12が固定してある。支持ベース12には図示しない駆動源によって回転駆動される駆動ギヤ13が設けてある。駆動ギヤ13は、支持ベース12に軸支されたシャフト14の上端部に固定してあり、シャフト14の下端部にはプーリ15が固定してある。プーリ15はタイミングベルト16を介して図示しない駆動源と連結してあり、駆動源の駆動によって駆動ギヤ13が回転駆動されるようになっている。図7又は図8から明らかなように、支持ベース12にはU字状のガイド溝17が形成してあり、ガイド溝17には複数(例えば6個)のルーパ18が配設してある。各ルーパ18は、それぞれ、ガイド溝17に移動自在に嵌挿された支持部材19に回転自在かつ上下動可能に支持されており、更に、ルーパ18の外周部には、駆動ギヤ13と噛合可能な従動ギヤ20が固定してある。ルーパ18の下方部にはバネ受け21が設けてあり、バネ受け21と支持部材19との間にはコイルバネ22が設けてある。このコイルバネ22の付勢によって、ルーパ18は常には従動ギヤ20の下面が支持部材19の上面と当接する下方位置に位置される。
図9は、所定の針落ち位置に位置する1つのルーパ18の縦断面図である。この図から明らかなように、ルーパ18は鉤針4が挿入可能なように上部が開口した逃し孔23と、縫糸Tが通るように上下に貫通した糸通し孔24を有している。糸通し孔24は上方部が屈曲しており、その上端開口部の糸導出口24aがルーパ18の回転中心から偏心してある。周知のように、鉤針4が下降してその鉤部4aが逃し孔23に位置している状態でルーパ18を回転させて縫糸Tを鉤針4に巻回させ、その後に鉤針4が上昇して巻回された縫糸Tを鉤部4aが引掛けて被縫製物の表面に引き出すことによって環縫いが行われる。公知のように、縫糸Tは、図示しない糸立て装置に配置された糸駒から繰り出され、糸通し孔24の下方から供給される。
ルーパ18は、作動レバー30によって制御されて、支持部材19の中で上下動可能である。図5〜図9等に示されるように、支持部材19の鍔部19aにはピン25が垂直に固定してある。このピン25は、図6に示されるように、ルーパ18が下方位置にあるときにルーパ18の従動ギヤ20に係合するように配置されており、このようにピン25がギヤ20に係合した状態でルーパ18が回転不能にロックされる。一方、図5に示されるように、ルーパ18が最上方位置にあるときにルーパ18の従動ギヤ20に対するピン25の係合が解かれ、ルーパ18は回転可能となる。支持部材19の略中間部には規制部材26が固定してあり、この規制部材26と支持部材19の鍔部19aとによって支持ベース12を挟み込んで支持部材19の上下位置を規制し、支持部材19が上下動しないようにしている。
図10は、U字状にわん曲して配置された複数のルーパ18からなる配列のわん曲箇所を抽出して示す斜視図である。図11は、該わん曲箇所についての平面図である。図7あるいは図10より明らかなように、支持部材19に設けられた規制部材26の外周には凹部26aが形成してあり、この凹部26aは隣接する支持部材19の規制部材26の凸部に係合している。このように凹部26aが隣接する他の規制部材26の凸部と係合することによって、支持部材19の回転位置が規制される。なお、支持部材19の下方部には縫糸Tを案内するための糸ガイド体27が固定してある。
なお、図7より明らかなように、わん曲して配置された複数のルーパ18の配列において、支持部材19は各ルーパ18毎に設けられるのみならず、ルーパ18の数よりも1つ余分のダミーの支持部材19が配列の末端に設けられる。前述したように或る規制部材26の凹部26aがそれに隣接する規制部材26の凸部と係合することで当該或る規制部材26の回転位置を規制しているため、図7において最右端のルーパ18に係る規制部材26の回転位置を規制しうるようにするために、さらにその右隣にルーパ18を支持していないダミーの支持部材19をその規制部材26とともに設けてある。
図10、図11等から明らかなように、支持部材19の上端部には、隣接する各支持部材19同士を連結する連結板28が設けてある。この連結板28を介して隣接する支持部材19同士を次々に連結することによって、全てのルーパ18が一定の間隔を保った状態でフレキシブルに連結され、U字状にわん曲したガイド溝17に沿ってフレキシブルに移動しうるようになる。なお、ルーパ配列の両端部に位置する支持部材19では連結板28が1つであるため、連結板28の高さを合わせるためのスペーサ29(図4)が設けてある。
図7には針板8の針孔8aが想像線で示してある。この針孔8aの下方(つまり針落ち位置)に任意のルーパ18を選択的に位置させることによって、鉤針4と該選択的に位置させたルーパ18とによる環縫いが行われる。1つのルーパ18が所定の針落ち位置に対応して正しく選択位置された状態では、駆動ギヤ13は該所定の針落ち位置に選択位置された1つのルーパ18の従動ギヤ20とのみ噛合しており、該選択されたルーパ18が図6に示すような下方位置にあっても、また、図5に示すような上方位置にあっても噛合するようになっている。
全てのルーパ18が下方位置にあってピン25によって回転不能にロックされた状態で、駆動ギヤ13を所定の送り方向に回転駆動すると、所定の針落ち位置に選択されたルーパ18の従動ギヤ20に回転しようとする駆動力が生じるが、当該選択されたルーパ18の支持部材19にロックされ、この支持部材19は隣接する支持部材19との凹部26aを介した係合によって回転しないように回転規制されているので、当該選択されたルーパ18がその支持部材19と共に、該選択位置を外れる方向に、ガイド溝17に沿って移動し、これに伴い、連結された全てのルーパ18が一体的にガイド溝17に沿って移動される。図11から明らかなように、わん曲した移動経路に沿うルーパ18の移動に伴って、駆動ギヤ13に噛合うように選択されていたルーパ18の従動ギヤ20との噛合がやがて外れることとなるが、その前に隣接する次のルーパ18の従動ギヤ20が駆動ギヤ13と噛合するようになっている。これにより、隣接する次のルーパ18の従動ギヤ20が次々に駆動ギヤ13に噛合して、ルーパ18の配列を移動させるための駆動力が維持される。図7では最右端のルーパ18が所定の針落ち位置(選択位置)に選択されて使用可能にされた状態を示しており、図8では左から2番目のルーパ18が所定の針落ち位置(選択位置)に選択された状態が示してある。これらの図に示すように、ルーパ18は所定の針落ち位置(選択位置)に位置決めされた当初において、その糸導出口24aが最も後方(駆動ギヤ13側)に指向する原点位置に設定される必要がある。このため、ルーパ18および支持部材19の回転位置を規制することによって、選択位置に位置決めされるルーパ18の初期位置が常に原点位置に設定されるようにしている。
図5又は図6に示すように、支持ベース12の下方には、所定の針落ち位置(選択位置)に位置決めされた、つまり選択された1つのルーパ18を上方位置へ移動させるための作動レバー30が設けてある。作動レバー30はL字状で、その屈曲部を支持ベース12の下面に固定されたブラケット31に軸支してある。作動レバー30は、前方(図5の右方)に延びたレバー部の先端が選択されたルーパ18のバネ受け21の下面と当接可能に設けてあり、上方に延びたレバー部の先端には連結板32が連結してある。連結板32は図示しない駆動源と連結してあり、この駆動源の駆動によって作動レバー30が往復回動されるようになっている。作動レバー30は常には図6に示す下位置に位置しており、選択されたルーパ18はコイルバネ22の付勢によって下方位置に位置している。上述のルーパ列の移動時においても、作動レバー30は図6に示す下位置に位置していることで、選択されたルーパ18の従動ギヤ20がピン25によってロックされる。一方、環縫い動作を行うときには、図示しない駆動源の駆動によって作動レバー30を上方へ回動させ、図5に示すように該選択されたルーパ18をコイルバネ22の付勢に抗して上方位置へ移動させる。これにより、ルーパ18の従動ギヤ20とピン25との係合が解除され、この状態で駆動ギヤ13を回転駆動させると該選択されたルーパ18が回転されることとなり、鉤針4の上下動とで環縫いが行われることとなる。
図5又は図6、図7等から明らかなように、支持ベース12の上面にはメスベース33が固定してある。メスベース33には、選択されたルーパ18が下方位置にあるときに、選択されたルーパ18の上面と針板8の下面との間に進退動作可能な可動メス34が設けてある。メスベース33には復動時の可動メス34と協働して縫糸Tを切断する固定メス35が固定してある。この可動メス34の進退動と固定メス35によって、針板8の針孔8aとルーパ18の糸導出口24aの間で張られた縫糸Tが捕捉されて切断されるようになっている。メスベース33には、可動メス34と固定メス35とによって切断された縫糸Tのルーパ18側の糸端を保持する糸保持装置(図示せず)が設けてある。
次に、環縫いを行うときの動作について説明する。各ルーパ18には、図示外の糸立て装置に配置された複数の糸駒から繰り出された色や性状の異なる縫糸Tがそれぞれセットしてあり、図9に示すように、縫糸Tは糸ガイド体27の糸通し孔、ルーパ18の糸通し孔24を通して糸導出口24aより導出した糸端を糸保持装置にて保持した状態としてある。環縫いを開始する際には、最初に、所望の縫糸Tがセットされたルーパ18を所定の針落ち位置(選択位置)に位置させる。所望のルーパ18の選択は、前述の通り、全てのルーパ18が下方位置にある状態で駆動ギヤ13を回転駆動させることで、ルーパ列をガイド溝17に沿って移動させ、所望のルーパ18を針落ち位置(選択位置)に位置させる。このルーパ18の移動に伴って、各ルーパ18に通された縫糸Tが引張られたり、弛んだりする。このため、ルーパ土台5の基体11の下方には、各ルーパ18の移動に対応して縫糸Tを弛張する図示外の糸弛張装置が設けてある。
所望のルーパ18を針落ち位置(選択位置)に位置決めしたら、作動レバー30を上方へ回動させて選択されたルーパ18を上方位置へ移動させる(図5)。この状態で駆動ギヤ13を回転駆動させて、ルーパ18を回転させるとともに、ミシンヘッド3の鉤針4を上下動させる。これと同期して筒状の被縫製物Hがセットされた縫製枠7を所望の縫いパターンデータに応じてX/Y方向に移動させる。これにより、被縫製物Hへ所望の柄の環縫いが行われることとなる。
環縫いを行う縫糸Tを換えるときは、ルーパ18の回転および鉤針4の上下動を停止させた後、作動レバー30を下方へ回動させて、現在選択されているルーパ18を下方位置へ移動させる(図6)。この状態で可動メス34を進退動させて縫糸Tを切断する。次に、駆動ギヤ13を駆動させて、次に使用すべき縫糸Tをセットしている所望のルーパ18を針落ち位置(選択位置)まで位置させ、それから、作動レバー30を上方へ回動させてルーパ18を上方位置へ移動させる(図5)。それから、前述と同様に、ルーパ18を回転させるとともに鉤針4を上下動させて環縫いを行う。なお、公知のように、環縫い形式にはチェーン縫い、ループ縫いなどがあり、これらは縫い動作の設定に応じて切換えられるようになっている。
以上説明したように、上記実施例によれば、ルーパ18を支持する各支持部材19を連結板28で連結することによって、複数のルーパ18を実施例で示すようにU字状のガイド溝17に沿ってフレキシブルに移動させるように構成することができ、また、U字形状に限らず、その移動軌跡を自由に設定することが可能となる。このため、複数のルーパ18を幅狭く配列してルーパ土台5を幅の狭い構造、例えば筒型構造とすることができ、多種多様な筒状の被縫製物Hの内側に位置させることができるように構成することができる。また、支持部材19の回転位置を規制部材26によって規制し、この支持部材19にピン25にてルーパ18を回転不能にロックすることによって、針落ち位置(選択位置)に位置決めされたときのルーパ18の初期回転位置を常に同じにしているために、環縫いを行うときのルーパ18の初期回転位置を常に所定の原点位置に対応付けることができる。
なお、上記実施例において、各支持部材19を連結する連結板28は支持部材19の上端部のみに設けたが、支持ベース12の下方においても連結板28によって各支持部材19を連結するようにしてもよい。このように、各支持部材19を連結板28によって支持ベース12の上方と下方の2箇所で連結すれば、支持部材19が移動されるときに傾く力が加わることがないためによりスムーズに移動されることとなる。また、複数のルーパ18の中の1つを針落ち位置に選択するための移動駆動と、選択された1つのルーパ18を縫い動作時に回転させるための回転駆動とを、共通の駆動ギヤ13を介した駆動源で行うようにしたが、それぞれ個別の駆動源にて行うようにしてもよい。例えば、駆動ギヤ13をパルスモータで駆動するときには、負荷の異なる2つの駆動(移動と回転)に応じてそのループゲイン(追従性)を切り替え制御する必要があるが、駆動源を個別にすればそのような切り替え制御を不要とすることができる。
また、複数のルーパ18の移動経路は、上述のようなU字形状に限らず、その他適宜のわん曲した移動経路であってもよい。例えば円形であってもよく、その場合でも、筒状の被縫製物Hの内側に位置させることができるように構成できる。また、隣接するルーパ18同士を連結板28で連結してフレキシブルに移動させることができるようにした構造に限らず、非フレキシブルな移動構造であってもよい。例えば、円形の移動経路とする場合は、ターンテーブルを回すような移動構造にできるので非フレキシブルな移動構造であってもよい。
また、複数のルーパ18をわん曲した移動経路に沿って移動させる移動機構の具体的構造は、上述のような駆動ギヤ13とガイド溝17の組み合わせからなる構造に限らず、どのような構造でもよい。例えば、駆動プーリ及び従動プーリに掛け渡したタイミングベルトによって所望のわん曲した移動経路を形成し、ルーパ18を搭載した支持部材19を、上述実施例と同様に、各支持部材19の規制部材26の凹部26aが隣接する支持部材19の規制部材26の凸部に係合するように配置して、該タイミングベルトに接続するようにしてもよい。また、この場合、駆動伝達手段として、タイミングベルトに替えて、チェーンを用いることもできる。なお、このように、ルーパ18を搭載した支持部材19をタイミングベルト又はチェーンのようなフレキシブルな駆動伝達手段に接続した場合は、上述実施例のような隣接するルーパ18同士を連結する連結板28は不要であり、これらのタイミングベルト又はチェーンのようなフレキシブルな駆動伝達手段それ自体が各ルーパ18をフレキシブルに連結する連結部材若しくは連結手段に相当するものとなる。
更に、隣接するルーパ18同士を連結手段(28)で連結してフレキシブルに移動させるようにした、わん曲した移動経路の構造は、必ずしも筒状の被縫製物Hの内側に位置させることができるようになっていなくてもよい。すなわち、平面状の被縫製物を環縫いするミシンにおいても、本発明を適用してさしつかえない。
なお、公知のように、縫製枠7は、縫いパターンデータに応じてX/Y方向に駆動されるが、平面的なX/Y駆動に限らず、帽子の刺繍縫い等で知られるような回転駆動を含むものであってもよい。また、ミシンヘッド3とルーパ土台5とを縫いパターンデータに応じて動かす構成であってもよい。
複数の環縫い用ミシンヘッドを具備した、本発明の一実施例に係る多頭式環縫いミシンの外観図。 同実施例に係るルーパ土台の上面を示す平面図。 同実施例に係るルーパ土台の正面図。 該ルーパ土台の前方部分についての側面図。 図2のv−v線に沿う側断面図。 図5と同様の側断面を、それとは異なる動作状態に関して、先端部分について示す側断面図。 同実施例に係るルーパ土台を針板及びルーパカバーを取り外した状態で示す平面図。 図7と同様の平面をそれとは異なるルーパ選択状態につき示す平面図。 所定の針落ち位置に位置する1つのルーパの縦断面図。 同実施例に係るルーパ土台内においてU字状にわん曲して配置された複数のルーパからなる配列を、わん曲箇所につき抽出して示す斜視図。 図10に示されたルーパ配列のわん曲箇所についての平面図。
符号の説明
1 ミシンフレーム、2 テーブル、3 ミシンヘッド、4 鉤針、5 ルーパ土台(ルーパ部)、7 縫製枠、8 針板、8a 針孔、13 駆動ギヤ、17 ガイド溝、18 ルーパ、19 支持部材、20 従動ギヤ、24 糸通し孔、25 ピン、26 規制部材、26a 凹部、28 連結板、30 作動レバー。H 筒状の被縫製物、T 縫糸。

Claims (7)

  1. 往復駆動される鉤針と、針板の下方に配置されたルーパ部とを備えるミシンであって、
    前記ルーパ部が、複数のルーパをわん曲した移動経路に沿って配置してなり、かつ、該わん曲した移動経路に沿って前記複数のルーパを移動することにより、その中の1つのルーパを所定の針落ち位置に選択的に位置させる移動機構を含み、
    該針落ち位置に選択された1つのルーパと前記鉤針との協働により環縫いを行なうことを特徴とするミシン。
  2. 前記ルーパ部は、前記所定の針落ち位置を含む一端部が突出しており、該突出した一端部から筒状被縫製物の出入れが可能であり、前記複数のルーパの配置が該突出した一端部でわん曲していることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記ルーパ部における前記複数のルーパの前記わん曲した移動経路はU字状である請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 前記ルーパ部の前記移動機構は、ルーパを回転可能に支持する各ルーパ毎の支持部材と、該各ルーパ毎の支持部材をフレキシブルに連結する連結手段と、該連結手段を介して連結された支持部材を前記わん曲した移動経路に沿って案内するガイド部と、前記連結手段を介して連結された支持部材を前記ガイド部に沿って移動させる駆動機構とを含む請求項1乃至3のいずれかに記載のミシン。
  5. 前記ルーパ部における各ルーパは、それぞれ支持部材によって回転可能に支持されており、各支持部材にはその回転を規制する部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のミシン。
  6. 前記回転を規制する部材は、隣接する支持部材に係合する凹部を有し、該凹部を介して隣接する支持部材に係合することによりその回転が規制されることを特徴とする請求項5に記載のミシン。
  7. 前記支持部材に対して前記ルーパが回転することを規制する部材が該支持部材に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のミシン。
JP2004344107A 2004-11-29 2004-11-29 環縫いミシン Expired - Fee Related JP4310264B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004344107A JP4310264B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 環縫いミシン
EP05811728A EP1818438A1 (en) 2004-11-29 2005-11-29 Chain-stitch sewing machine
PCT/JP2005/021907 WO2006057411A1 (ja) 2004-11-29 2005-11-29 環縫いミシン
KR1020077006718A KR100798581B1 (ko) 2004-11-29 2005-11-29 체인 스티치 미싱
CN200580034366XA CN101035943B (zh) 2004-11-29 2005-11-29 链式线迹缝纫机
US11/720,380 US7500438B2 (en) 2004-11-29 2005-11-29 Chain-stitch sewing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004344107A JP4310264B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 環縫いミシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006149623A true JP2006149623A (ja) 2006-06-15
JP4310264B2 JP4310264B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=36498144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004344107A Expired - Fee Related JP4310264B2 (ja) 2004-11-29 2004-11-29 環縫いミシン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7500438B2 (ja)
EP (1) EP1818438A1 (ja)
JP (1) JP4310264B2 (ja)
KR (1) KR100798581B1 (ja)
CN (1) CN101035943B (ja)
WO (1) WO2006057411A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4310289B2 (ja) * 2005-04-18 2009-08-05 東海工業ミシン株式会社 環縫いミシン
CN103710914B (zh) * 2014-01-15 2015-02-25 佛山市启创科技发展有限公司 电脑绣花机用的多色底线待用梭芯存放器
GB2566227A (en) 2016-07-12 2019-03-06 Walmart Apollo Llc Systems and methods for automated assessment of physical objects
CN107780074B (zh) * 2016-08-25 2019-04-05 北京大豪科技股份有限公司 高速链式刺绣机的控制方法及装置
CN110965223A (zh) * 2020-01-19 2020-04-07 佛山市启创科技发展有限公司 一种毛巾绣电脑绣花机的打环机构
CN113430734B (zh) * 2021-05-28 2022-07-08 浙江信胜科技股份有限公司 一种多色集线盒组合结构及绣花机
CN113430732B (zh) * 2021-05-28 2022-07-08 浙江信胜科技股份有限公司 一种多功能的多色绳绣装置及绣花机
CN113430731B (zh) * 2021-05-28 2022-07-08 浙江信胜科技股份有限公司 一种分体结构的打环头及绳绣绣花机

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US862033A (en) * 1905-01-05 1907-07-30 Edwin J Toof Interchangeable lock and chain stitch sewing-machine.
DE496288C (de) * 1927-06-17 1930-04-16 Roehrsdorfer Naehmaschinenfabr Vierfaden-Wechselstich-Naehmaschine mit huelsenfoermigem Fadenvorleger unterhalb derStichplatte
US3747547A (en) * 1971-02-23 1973-07-24 Bobbin Monitor Corp Bobbin changing mechanism method and product
US3981256A (en) * 1975-05-09 1976-09-21 J. P. Stevens & Co., Inc. Magnetic automatic bobbin changer for sewing machines
JPS59211670A (ja) * 1983-05-12 1984-11-30 東海工業ミシン株式会社 ミシンにおける縫糸の切換え装置
JP3579801B2 (ja) * 1994-12-06 2004-10-20 東海工業ミシン株式会社 環縫いミシン
JPH08243282A (ja) * 1995-03-14 1996-09-24 Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd 多頭式ミシンの駆動装置
EP0829565A1 (en) * 1996-09-16 1998-03-18 Kinoshita Precision Industrial Co., Ltd. A thread exchanger device for sewing machine

Also Published As

Publication number Publication date
KR100798581B1 (ko) 2008-01-28
CN101035943B (zh) 2011-07-20
CN101035943A (zh) 2007-09-12
US20080029005A1 (en) 2008-02-07
WO2006057411A1 (ja) 2006-06-01
US7500438B2 (en) 2009-03-10
EP1818438A1 (en) 2007-08-15
JP4310264B2 (ja) 2009-08-05
KR20070058519A (ko) 2007-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5154130A (en) Multi-needle double lock chain stitch tack, jump and thread trimming quilting method and apparatus
US7966956B2 (en) Multi-head embroidery sewing machine
WO2006057411A1 (ja) 環縫いミシン
KR101346938B1 (ko) 로터리식 다침 미싱
JP3579801B2 (ja) 環縫いミシン
WO2020054555A1 (ja) コード材を縫着可能なミシン及びコードカット装置
WO2020054556A1 (ja) コード材を縫着可能なミシン及びコード材を供給する装置並びにコード案内体
JP3759091B2 (ja) ミシン
JP4836528B2 (ja) 環縫いミシンのルーパー装置
JP5636252B2 (ja) シークインの縫付け方法及びシークインが縫い付けられている布製品
US20090038519A1 (en) Chain-stitch sewing machine
JPS6060895A (ja) ボビンに下糸を巻取る方法
KR20030088369A (ko) 재봉기
JPH1143858A (ja) ミシン
JP2010172735A (ja) シークインの縫付け方法
JP4276551B2 (ja) 多頭ミシン
JP2011147706A (ja) シークイン供給装置を備える多針ミシン
JP3392631B2 (ja) ミシン
WO2020054557A1 (ja) コード材を縫着可能なミシン及びコード材の縫い出しを制御する方法
JPH0631077A (ja) ミシン
KR200435708Y1 (ko) 체인 스티칭 미싱
JPH07207568A (ja) 環縫いミシン
KR100726408B1 (ko) 체인 스티칭 미싱
US5873321A (en) Sewing device with a bed switchable between a usage position and a retracted position
JPH025110B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees