JP2006148311A - 通信装置及びプログラム並びに通信装置の設定方法 - Google Patents

通信装置及びプログラム並びに通信装置の設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 特定種のデバイスに接続されると、そのデバイスを外部の無線通信装置から利用できるようにする通信装置、に対する無線通信の設定を簡単にすること。
【解決手段】 無線アダプタは、特定種のデバイスとしてのディジタル複合機と、ストレージ装置とを電気的に接続可能なUSBインタフェースを備え、このUSBインタフェースに対するストレージ装置の接続を検知すると、USBインタフェースに接続されたストレージ装置50に、無線通信に関する設定の内容を表す設定情報ファイルが記憶されているか否か判断し(S210,S220)、ストレージ装置50に設定情報ファイルが記憶されていると判断すると(S220でYes)、ストレージ装置が記憶する設定情報ファイルを読出し、その設定情報ファイルの内容に従って、各無線動作パラメータの値を変更し、無線通信に関する設定を行う(S230〜S300)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、無線通信機能を備えない特定種のデバイスに接続される無線通信可能な通信装置であって、自身に接続された特定種のデバイスを外部の無線通信装置から利用できるようにする通信装置と、その通信装置に用いられるプログラムと、その通信装置の設定方法に関する。
近年、情報技術(IT技術)が格段に進歩し、オフィス等には、LAN(ローカルエリアネットワーク)を構築するのが一般化している。
LANを構築する際には、パーソナルコンピュータ、プリンタ装置、ディジタル複合機等に設けられた通信モジュールに、LANケーブルを接続して、有線通信可能にLANを構築するのが一般的であるが、LANケーブルを配線しなければいけない煩わしさから、最近では、LANケーブルを使用せず、無線にて通信可能にLAN(所謂「無線LAN」)を構築することも多い。
しかしながら、現時点では有線でのLAN構築が一般的であり、又、商品が割高となることから、無線通信機能を内蔵した商品(パーソナルコンピュータ、プリンタ装置、ディジタル複合機等の情報処理装置)が販売されることは比較的少なく、無線LAN環境下で上記情報処理装置を使用する消費者向けに、無線通信用の通信モジュール(所謂「無線アダプタ」)が、付属品として販売されることが多い。
従って、無線LAN環境下で情報処理装置を使用する場合、利用者は、情報処理装置が備えるインタフェース(例えば、USBインタフェース等)に、無線アダプタを接続し、その無線アダプタに対して無線通信に関する設定を施して、上記情報処理装置を、無線LAN内の各装置(ノード)と通信できるようにする。尚、通信モジュールを取付・交換可能に情報処理装置を構成する技術は、従来より広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、無線LANでは、無線信号に重畳した情報が外部に漏洩してしまう可能性があるため、無線アダプタに対してセキュリティに関する設定を行うのが一般的である。例えば、特定コード(暗号キー)に基づいて通信データの暗号化を行い、そのコード(暗号キー)を共有したノード間でのみ通信を確立するといった手法が採用された無線LANでは、無線アダプタに、コードに関する設定を施す必要がある(例えば、特許文献2参照)。
つまり、無線アダプタを情報処理装置に接続し、その情報処理装置を無線LANに組み込むためには、有線式のLANの場合より、煩雑な設定を通信モジュール(無線アダプタ)に施す必要がある。
特開平8−314646号公報 特開2004−266606号公報
従って、プリンタ装置やディジタル複合機のように、限られたユーザインタフェースしか持たない操作性の乏しい情報処理装置に無線アダプタを接続し、無線アダプタに対し設定を施す場合には、操作性の悪さから、利用者に不満が及ぶ可能性がある。また、上記問題を解消するために、ユーザインタフェースとして操作性の高いものを採用し、プリンタ装置やディジタル複合機等を構成すると、製品が割高になるといった問題がある。
その他、無線アダプタに、利用者が操作可能なインタフェースを設け、情報処理装置を介さずに無線通信に関する設定を行えるようにすると、無線アダプタの製造コストが高くつくといった問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、特定種のデバイス(プリンタ装置やディジタル複合機等)に接続されて、特定種のデバイスを、外部の無線通信装置から利用できるようにする通信装置に対し、無線通信に関する設定を簡単に行うことができるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、外部の無線通信装置と無線通信する無線通信手段と、少なくともストレージ装置、及び、ストレージ装置とは異なる特定種のデバイスを、電気的に接続可能なインタフェースと、このインタフェースに、上記特定種のデバイスが接続されると、インタフェースを介して特定種のデバイスと通信し、上記特定種のデバイスを、無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置から利用できるようにする、及び/又は、上記特定種のデバイスが有する機能を、無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置に提供する制御手段と、を備える通信装置において、以下に説明する検知手段と、設定情報記憶判断手段と、設定手段と、を設けたものである。
検知手段は、インタフェースに対するストレージ装置の接続を検知するものであり、設定情報記憶判断手段は、検知手段によりストレージ装置の接続が検知されると、インタフェースに接続されたストレージ装置に、無線通信手段に対して施すべき無線通信に関する設定の内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する。また、設定手段は、上記設定情報記憶判断手段により、ストレージ装置に設定情報が記憶されていると判断されると、ストレージ装置が記憶する設定情報を読出し、その設定情報に従って、無線通信手段を設定する。
この通信装置によれば、ストレージ装置に記憶された設定情報を読出し、無線通信に関する設定を行うので、上記インタフェースに接続される上記特定種のデバイス(例えば、プリンタ装置等の画像処理装置)が備えるユーザインタフェースを介して設定情報を入力し、通信装置(無線通信手段)に対して設定を施さなくても、簡単に無線通信に関する設定を実現することができる。
特に、本発明によれば、特定種のデバイスと通信するためのインタフェースであって、ストレージ装置も接続可能な汎用のインタフェースを介して、ストレージ装置から、無線通信に関する設定情報を取得するため、設定情報を取得するために、専用インタフェースを当該通信装置に設ける必要がない。従って、本発明によれば、製品のコストアップを抑えて、通信装置を、簡単に無線通信に関する設定を行うことが可能な装置として構成することができる。
尚、特定種のデバイスとしては、外部から入力される画像データに基づく画像処理を行う画像処理装置(例えば、画像データに基づく画像を印刷出力するプリンタ装置やディジタル複合機等)、撮像装置(CCD等)からの出力信号に基づく画像データを生成し、生成した画像データを外部に出力する画像処理装置等が考えられる。
請求項2記載の通信装置は、インタフェースに接続される特定種のデバイスが、外部から入力される画像データに基づき画像処理を行う画像処理装置であることを前提として、制御手段が、この画像処理装置を外部の無線通信装置から利用可能とするために、無線通信手段にて外部の無線通信装置から受信された画像データを、インタフェースを介し、インタフェースに接続された画像処理装置に入力する構成にされていることを特徴とする。
上記画像処理装置は操作性に乏しいことが通常であるから、上記画像処理装置に接続される通信装置に、本発明を適用すれば、簡単に無線通信に関する設定を行うことができる。尚、特定種のデバイスが、プリンタ装置である場合、制御手段は、プリントサーバとしての機能を果たす。
また、請求項3記載の通信装置は、インタフェースに接続される特定種のデバイスが、撮像装置を用いて画像データを生成し、生成した画像データを外部に出力する画像処理装置であることを前提として、制御手段が、画像処理装置より出力される画像データをインタフェースを介して取得し、取得した画像データを、無線通信手段を介して、外部の無線通信装置に送信する構成にされていることを特徴とするものである。操作性の乏しい上記画像処理装置に、本発明を適用すれば、簡単に無線通信に関する設定を行うことができるといった効果が、請求項2記載の通信装置と同様、有効に働く。
その他、上記通信装置では、ストレージ装置及び特定種のデバイスの接続を受け付ける上記インタフェースとして、プラグアンドプレイ機能を有するインタフェースを採用されるとよい(請求項4)。
プラグアンドプレイ機能を有するインタフェースを採用すれば、インタフェースに接続されたデバイスと通信するために特別な設定を施す必要がない。従って、このようなインタフェースを通じて設定情報を通信装置に提供すれば、ストレージ装置から設定情報を読出し可能にするために、通信装置に煩雑な設定をする必要がなく、利用者は、簡単に無線通信に関する設定を、当該通信装置に対し施すことができる。
尚具体的に、上記インタフェースとしては、USB(Universal Serial Bus)規格のインタフェースを挙げることができる(請求項5)。
また、上記通信装置には、請求項6記載のように、設定手段の動作状況を表示する表示手段を設けるとよい。設定手段の動作状況を表示する表示手段を通信装置に設ければ、無線通信に関する設定が正常に完了したか否かを、利用者に把握させることができる。従って、この発明によれば、通信装置の利便性を向上させることができる。
その他、通信の際には、必要に応じて、通信のセキュリティ向上のため、電子証明書を用いることがあるので、上記通信装置は、請求項7記載のように構成されるとよい。
請求項7記載の通信装置は、検知手段によりストレージ装置の接続が検知されると、証明書記憶判断手段にて、通信時に利用可能な電子証明書が、上記検知されたストレージ装置に記憶されているか否か判断し、この証明書記憶判断手段により、電子証明書がストレージ装置に記憶されていると判断されると、証明書組込手段にて、ストレージ装置が記憶する電子証明書を、自装置に組み込む(インポートする)。この通信装置によれば、ストレージ装置を通信装置に装着する程度で、簡単に、通信装置による電子証明書を用いた無線通信を実現することができる。
また、電子証明書をストレージ装置を用いて装置に組み込む概念は、ファームウェアの組込(アップデート)にも適用することができる。
請求項8記載の通信装置は、検知手段によりストレージ装置の接続が検知されると、当該通信装置用のファームウェアが、上記検知されたストレージ装置に記憶されているか否かを判断するファームウェア記憶判断手段と、ファームウェア記憶判断手段により、ファームウェアがストレージ装置に記憶されていると判断されると、そのストレージ装置が記憶するファームウェアを、自装置に組み込むファームウェア組込手段と、を備えるものである。
この通信装置は、ストレージ装置に、上記設定情報に加えて、ファームウェアが記憶されている場合、ファームウェア組込手段及び設定手段のいずれか一方を、予め定められた優先度に従って、優先的に動作させる。
この通信装置によれば、設定情報に基づく無線通信の設定だけでなく、ファームウェアの組込(アップデート)についても、ストレージ装置に記憶された情報に基づいて実行することができるので、利用者にとっては、大変便利である。
また、設定情報及びファームウェアを同時にストレージ装置に記憶させても、設定情報に基づく設定動作及びファームウェアの組込動作のいずれか一方が優先的に実現されるので、設定情報に基づく設定及びファームウェアのアップデートが、順不同で実行されることによるエラーの発生を防止することができる。
以上には、本発明の通信装置について説明したが、上記通信装置は、上記無線通信手段及びインタフェースを備える装置のコンピュータに、上記各手段としての機能を実現させるためのプログラムを実行させることにより実現することができる。
請求項9記載の発明は、外部の無線通信装置と無線通信する無線通信手段と、少なくともストレージ装置、及び、ストレージ装置とは異なる特定種のデバイスを、電気的に接続可能なインタフェースと、を備え、インタフェースに、特定種のデバイスが接続されると、そのインタフェースを介して特定種のデバイスと通信し、特定種のデバイスを、無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置から利用できるようにする、及び/又は、特定種のデバイスが有する機能を、無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置に提供する通信装置、が内蔵するコンピュータに、インタフェースに対するストレージ装置の接続を検知する検知機能と、検知機能によりストレージ装置の接続が検知されると、インタフェースに接続されたストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する設定情報記憶判断機能と、設定情報記憶判断機能により、ストレージ装置に設定情報が記憶されていると判断されると、ストレージ装置が記憶する設定情報に従って、無線通信手段を設定する設定機能と、を実現させるためのプログラムである。このプログラムを、無線通信手段及びインタフェースを備える上記通信装置のコンピュータに実行させれば、本発明の通信装置を構成することができる。尚、このプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に格納して提供することができる。
また、請求項10記載の発明は、外部の無線通信装置と無線通信する無線通信手段と、少なくともストレージ装置、及び、ストレージ装置とは異なる特定種のデバイスを、電気的に接続可能なインタフェースと、を備え、このインタフェースに、上記特定種のデバイスが接続されると、インタフェースを介して上記特定種のデバイスと通信し、特定種のデバイスを、無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置から利用できるようにする、及び/又は、上記特定種のデバイスが有する機能を、無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置に提供する通信装置に対し、無線通信に関する設定を行う方法であって、以下の手順(A)〜(C)を含むものである。
即ち、この発明では、インタフェースに対するストレージ装置の接続を検知し(手順(A))、ストレージ装置の接続を検知すると、上記インタフェースに接続されたストレージ装置に、無線通信に関する設定の内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断し(手順(B))、ストレージ装置に設定情報が記憶されていると判断すると、ストレージ装置が記憶する設定情報に従って、無線通信手段を設定する(手順(C))。この発明によれば、請求項1記載の通信装置と同様の効果を得ることができる。
即ち、この方法によれば、ストレージ装置に記憶された設定情報を読出し、無線通信に関する設定を行うので、上記特定種のデバイス(例えば、プリンタ装置等の画像処理装置)が備えるユーザインタフェースを介して設定情報を入力し、通信装置に対して設定を施さなくても、簡単に無線通信に関する設定を実現することができる。
以下、本発明の実施例について、図面と共に説明する。図1(a)は、本発明が適用された無線アダプタ1の構成を表す説明図である。
本実施例の無線アダプタ1は、USBホストとしての機能を有する無線通信装置であり、主制御部10と、無線送受信部21と、NVRAM(不揮発性メモリ)23と、表示部25と、USBホスト制御部27と、を備える。主制御部10は、各種演算処理を行うCPU11と、CPU11によるプログラム実行時に一時記憶領域として使用されるRAM13と、ファームウェアとして各種プログラムを記憶するファームウェア記憶部15と、を備える。
ファームウェア記憶部15には、図1(b)に示すように、CPU11をプリントサーバとして機能させるためのプリントサーバプログラム15aと、CPU11をスキャンサーバとして機能させるためのスキャンサーバプログラム15bと、無線送受信部21を用いて所定プロトコルでの無線通信を実現するための無線通信プログラム15cと、後述する接続検知イベント処理(図5参照)をCPU11にて実現するための接続検知イベント処理プログラム15dと、その他の制御プログラムと、が格納されている。尚、図1(b)は、ファームウェア記憶部15が記憶するプログラムを表す説明図である。
一方、無線送受信部21は、主制御部10が実行する無線通信プログラム15c(無線通信タスク)によって制御され、外部の無線通信装置5と無線通信するものである。具体的に、無線送受信部21は、主制御部10から入力される送信データを、無線(RF)信号に変換し、アンテナ21aから無線LAN3に送出すると共に、無線LAN3上の無線通信装置5から送信されてくる無線信号を受信して、この無線信号に重畳されたデータを抽出し、それを受信データとして、主制御部10(無線通信タスク)に入力する。
その他、NVRAM23は、主制御部10が実行する無線通信タスクの動作(無線送受信部21に対する設定動作を含む)を決定付けるパラメータ(以下、「無線動作パラメータ」とする。)の一群を記憶すると共に、通信のセキュリティ向上のため、必要に応じて用いられる電子証明書を記憶するものである。無線動作パラメータとしては、通信モードを表すパラメータ、ネットワークの識別子を表すパラメータ、認証・暗号化方式を表すパラメータ、暗号化キーを表すパラメータ等が挙げられる。
具体的に、通信モードとしては、アクセスポイントを介して通信を行うインフラストラクチャモードや、アクセスポイントを介さずに直接機器同士で通信を行うアドホックモードが挙げられる。また、ネットワークの識別子としては、32文字までの任意の英数字で表されるESSID(Extended Service Set Identifier)が挙げられる。
その他、認証方式としては、オープン認証、シェアード(共有)認証、電子証明書の必要なEAP−TLS(Extensible Authentication Protocol − Transport Layer Security)認証等が挙げられる。また、暗号化方式としては、WEP(Wired Equivalent Privacy)、TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)等が挙げられる。
また、表示部25は、複数色のLED(発光ダイオード)から構成され、これらLEDの点灯/消灯及び発光色の切り替えによって、利用者に対する情報の表示を行う。
その他、USBホスト制御部27は、USBホストコントローラを備えるUSBインタフェースであり、USBホストとして、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスとシリアル通信し、そのUSBデバイスを制御する。
尚、USBホスト制御部27は、USBコネクタ27aへUSBデバイスが電気的に接続されると、そのUSBデバイスの接続を、ラインの電圧変化によって自動検知する。また、USBホスト制御部27は、プラグアンドプレイ機能を有し、主制御部10のUSBに関するプログラムと連携して、USBデバイスから、そのデバイスに関する情報を含むディスクリプタを取得し、このディスクリプタに基づいて、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスとの通信に必要な設定を自動で行う。
具体的に、本実施例では、USBホスト制御部27が有するUSBコネクタ27aに、USBデバイスとして、当該無線アダプタ1に適合するディジタル複合機30(以下、単に「複合機」と表現する。)と、USB対応のストレージ装置50とが接続される。図2(a)は、USBコネクタ27aに接続される複合機30の構成を表す説明図である。
図2(a)に示す複合機30は、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を有する多機能装置であり、主制御部31と、読取部33と、記録部35と、モデム37と、NVRAM39と、表示部41と、操作部43と、USBスレーブ制御部45と、を備える。
主制御部31は、各種演算処理を行うCPU31aと、上記複数の機能を実現するためのプログラムを記憶するROM31bと、CPU31aによるプログラム実行時に一時記憶領域として使用されるRAM31cと、を備え、複合機30を構成する装置内各部を統括制御する。一方、読取部33は、撮像装置(CCD等)を用いて原稿に記録(例えば印刷)された画像を読み取り、この画像を表す画像データを生成するものであり、記録部35は、印刷データに基づく画像を、用紙等のシート状記録媒体に形成(印刷)する。
主制御部31は、USBスレーブ制御部45を介して外部から印刷指令を受けると、それと共に外部から入力された印刷データに基づいて、記録部35を制御し、記録部35に、印刷データに基づく画像を、シート状記録媒体に形成させる(プリンタ機能)。その他、USBスレーブ制御部45を介して外部から読取指令を受けると、読取部33を制御し、読取部33が備えるプラテンガラスに載置された原稿を読み取り、その結果に基づく画像データを、USBスレーブ制御部45を介して、外部装置に入力する(スキャナ機能)。
また、モデム37は、公衆電話回線網(PSTN)に接続され、公衆電話回線網に接続された外部のファクシミリ装置(図示せず)と、ファクシミリデータの授受を行うものである。その他、NVRAM39は、当該複合機30の動作を決定付ける動作パラメータを記憶するものである。
また、表示部41は、液晶ディスプレイを有し、この液晶ディスプレイを介して、利用者に対する情報の表示を行う。そして、操作部43は、利用者が操作可能な複数のキーを備え(図示せず)、これらのキーを介して利用者の操作情報を取得し、この操作情報(各種指令等)を主制御部31に入力する。
その他、USBスレーブ制御部45は、USBコネクタ45aを有し、このUSBコネクタ45aに、USBコネクタ27a、又は、USBコネクタ27aと電気的に接続されたUSBケーブルが物理接続されて、無線アダプタ1と電気的に接続されると、無線アダプタ1から送信されてくるディスクリプタの要求信号(Get_Descriptor)を受けて、自装置のデバイス情報を示したディスクリプタを生成し、これを無線アダプタ1に送信する。
図2(b)は、無線アダプタ1−複合機30間におけるディスクリプタの送受信の態様を示した説明図である。図2(b)に示すように、無線アダプタ1からディスクリプタの要求信号が送信され、これを複合機30のUSBスレーブ制御部45が受けると、USBスレーブ制御部45及び主制御部31の連携動作によって、USBスレーブ制御部45から無線アダプタ1には、ベンダーID及びプロダクトIDを示すデバイスディスクリプタと、論理インタフェースの数を「2」とした構成ディスクリプタと、インタフェースクラスコードを「Printer」としたインタフェースディスクリプタと、インタフェースクラスコードを「Vender_Specific」としたインタフェースディスクリプタと、が送信される。
これにより、無線アダプタ1と複合機30との間には、複合機30が備えるプリンタ機能用の論理インタフェースと、スキャナ機能用の論理インタフェースとが確保される。そして、プリンタ機能に関する通信では、プリンタ機能用の論理インタフェースを介して通信が行われ、スキャナ機能に関する通信では、スキャナ機能用の論理インタフェースを介して通信が行われる。
一方、無線アダプタ1にUSB接続されるストレージ装置50は、図3(a)に示す構成にされている。図3(a)は、無線アダプタ1に接続されるUSB対応のストレージ装置50の構成を表す説明図である。
図3(a)に示すストレージ装置50は、装置各部を統括制御する主制御部51と、不揮発性メモリや磁気ディスク等で構成される記憶部53と、当該ストレージ装置50をUSBスレーブとして機能させるためのUSBスレーブ制御部55と、を備える。
USBスレーブ制御部55は、自身が備えるUSBコネクタ55aに、無線アダプタ1が備えるUSBコネクタ27a、又は、USBコネクタ27aと電気的に接続されたUSBケーブルが物理接続されて、無線アダプタ1と電気的に接続されると、無線アダプタ1から送信されてくるディスクリプタの要求信号(Get_Descriptor)を受けて、自装置のデバイス情報を示したディスクリプタを生成し、これを無線アダプタ1に送信する。
図3(b)は、無線アダプタ1−ストレージ装置50間におけるディスクリプタの送受信の態様を示した説明図である。図3(b)に示すように、無線アダプタ1からディスクリプタの要求信号が送信され、これをストレージ装置50のUSBスレーブ制御部55が受けると、USBスレーブ制御部55及び主制御部51の連携動作によって、USBスレーブ制御部55から無線アダプタ1には、デバイスディスクリプタと、論理インタフェースの数を「1」とした構成ディスクリプタと、インタフェースクラスコードを「Mass_Strage」としたインタフェースディスクリプタと、が送信される。
これにより、無線アダプタ1とストレージ装置50との間には、記憶部53が記憶するデータを、無線アダプタ1とストレージ装置50との間で授受するための論理インタフェースが確保される。上記論理インタフェースが確保されると、主制御部51は、無線アダプタ1から送信される制御信号に従って、記憶部53に格納されたデータを読出し、これを無線アダプタ1に入力する。
尚、ストレージ装置50は、パーソナルコンピュータ60が備えるUSBコネクタ69aにも接続可能な構成にされており、パーソナルコンピュータ60が備えるUSBコネクタ69aに接続されると、無線アダプタ1と同様に、パーソナルコンピュータ60から送信されてくるディスクリプタの要求信号に従って、デバイスディスクリプタ、インタフェースクラスコードを「Mass_Strage」としたインタフェースディスクリプタ等を、パーソナルコンピュータ60に入力し、記憶部53が記憶するデータをパーソナルコンピュータ60に提供可能、且つ、パーソナルコンピュータ60から入力されるデータを、記憶部53に記憶可能に、自身を構成する。
本実施例では、パーソナルコンピュータ60からストレージ装置50に対して、無線アダプタ1の無線動作パラメータを設定するための設定情報や、場合によって、セキュリティ通信の際に必要な電子証明書、無線アダプタ1用のファームウェアを書き込むことにより、ストレージ装置50を介して、無線アダプタ1に対する無線動作パラメータの設定や、電子証明書のインポート、ファームウェアのアップデートを実現する。
図4は、パーソナルコンピュータ60と、ストレージ装置50とのデータ授受に関する説明図である。パーソナルコンピュータ60は、各種演算処理を行うCPU61と、キーボードやポインティングデバイス等からなる操作部63と、液晶ディスプレイ等からなる表示部65と、各種データを記憶するハードディスク装置67と、インターネット等の広域ネットワークに接続される通信部68と、USBホスト制御部69と、を備える。
このパーソナルコンピュータ60のハードディスク装置67には、無線アダプタ1に対する各種設定用のプログラム(図示せず)が記憶されており、CPU61は、このプログラムを実行して、設定画面を表示部65に表示することにより、操作部63を通じて、利用者から無線アダプタ1に対して設定すべき各無線動作パラメータの値を取得し、この値を記述した設定情報ファイルを生成する。そして、これをハードディスク装置67に保存する。
また、USBホスト制御部69が備えるUSBコネクタ69aに、ストレージ装置50が接続された状態で、操作部63を通じて設定情報ファイルの転送指令が利用者から入力されると、ストレージ装置50を制御して、ハードディスク装置67が記憶する設定情報ファイルを、ストレージ装置50の記憶部53に書き込む。
また、CPU61は、電子証明書の取得指令が操作部63を通じて入力されると、外部の認証局から、通信部68を介して電子証明書を取得し、これをハードディスク装置67に保存し、電子証明書の転送指令が利用者から入力されると、USBコネクタ69aに接続されたストレージ装置50を制御して、ハードディスク装置67が記憶する電子証明書を、ストレージ装置50の記憶部53に書き込む。
その他、CPU61は、ファームウェアの取得指令が操作部63を通じて入力されると、外部サーバから通信部68を介して、無線アダプタ1のファームウェアを取得し、これをハードディスク装置67に保存し、ファームウェアの転送指令が入力されると、USBコネクタ69aに接続されたストレージ装置50を制御して、ハードディスク装置67が記憶するファームウェアを、ストレージ装置50の記憶部53に書き込む。
このようにして、ストレージ装置50の記憶部53には、無線アダプタ1に設定すべき無線動作パラメータの内容を表す設定情報ファイル、セキュリティ通信の際に用いられる電子証明書、アップデート用のファームウェア等が格納される。
続いて、無線アダプタ1の主制御部10(具体的にはCPU11)が接続検知イベント処理プログラム15dを実行することにより実現される接続検知イベント処理について、図5を用いて説明する。尚、接続検知イベント処理は、USBコネクタ27aに、USBデバイスが接続されると、開始される。
主制御部10は、接続検知イベント処理を開始すると、まずS110にて、USBホスト制御部27と連携し、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスに対して、ディスクリプタの要求信号(Get_Descriptor)を送信し、これに応答して、USBデバイスから送信されてくるデバイスディスクリプタ、構成ディスクリプタ、インタフェースディスクリプタ等を取得する。
S110での処理を終えると、主制御部10は、S110で取得したディスクリプタの内容に基づいて、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスが、ストレージクラスであるか否かを判断する(S120)。具体的に、S120では、USBデバイスから、「Mass_Strage」とのインタフェースクラスコードが示されたインタフェースディスクリプタを受信したか否か判断し、「Mass_Strage」とのインタフェースクラスコードが示されたインタフェースディスクリプタを受信していない場合には、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスが、ストレージクラスではないと判断し(S120でNo)、「Mass_Strage」とのインタフェースクラスコードが示されたインタフェースディスクリプタを受信している場合には、USBデバイスが、ストレージクラスであると判断する(S120でYes)。
S120でNoと判断すると、主制御部10は、S110で取得したディスクリプタの内容に基づいて、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスが、プリンタクラスであるか否かを判断する(S130)。具体的に、S130では、USBデバイスから、「Printer」とのインタフェースクラスコードが示されたインタフェースディスクリプタを受信したか否か判断し、「Printer」とのインタフェースクラスコードが示されたインタフェースディスクリプタを受信していない場合には、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスが、プリンタクラスではないと判断し(S130でNo)、「Printer」とのインタフェースクラスコードが示されたインタフェースディスクリプタを受信している場合には、USBデバイスが、プリンタクラスであると判断する(S130でYes)。
S130でNoと判断すると、主制御部10は、S135に移行して、エラー処理を行う。この際には、表示部25を通じ、利用者に向けて、エラーの旨の表示を行う。具体的には、例えば、LEDを通じて予め定められた色(例えば、赤色)の光を発光し、エラーの旨の表示を行う。その後、当該接続検知イベント処理を終了する。
一方、S130でYesと判断すると、主制御部10は、S140に移行し、プリントサーバプログラム15aを実行することにより、プリントサーバタスクを起動する。プリントサーバタスクは、起動されると、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイス(複合機30)が備えるプリンタ機能を、無線送受信部21が無線通信可能な無線LAN3上の他の無線通信装置5から利用できるようにする。
図6(a)は、このプリントサーバタスクの動作態様を示す説明図である。プリントサーバタスクは、外部の無線通信装置5から送信された印刷指令及び印刷データが重畳された無線信号が無線送受信部21で受信され、無線送受信部21から受信データとして印刷指令を受けると、それと共に無線送受信部21から入力された印刷データを、USBホスト制御部27を介して、USBコネクタ27aに電気的に接続されたUSBデバイス(複合機30)に送信し、USBデバイス(複合機30)に、印刷データに基づく画像を、シート状記録媒体に形成させる。
S140での処理を終えると、主制御部10は、S150に移行し、S110で取得したディスクリプタの内容に基づいて、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイスが備える論理インタフェースの数が、「1」より大きいか否か判断する。そして、「1」より大きいと判断すると(S150でYes)、S160に移行し、スキャンサーバプログラムを実行することにより、スキャンサーバタスクを起動する。スキャンサーバタスクは、起動されると、USBコネクタ27aに接続されたUSBデバイス(複合機30)が備えるスキャナ機能を、無線送受信部21が無線通信可能な無線LAN3上の他の無線通信装置5から利用できるようにする。
図6(b)は、このスキャンサーバタスクの動作態様を示す説明図である。スキャンサーバタスクは、外部の無線通信装置5から送信された読取指令が重畳された無線信号が無線送受信部21で受信されて無線送受信部21から受信データとして読取指令を受けると、この読取指令を、USBホスト制御部27を介してUSBデバイス(複合機30)に入力し、USBデバイス(複合機30)に、プラテンガラス(図示せず)上に載置された原稿を、撮像装置(CCD等)を用いて光学的に読み取らせ、その読取結果に基づく画像データを生成させる。また、生成された画像データを、USBホスト制御部27を介してUSBデバイス(複合機30)から取得し、取得した画像データを、読取指令送信元の無線通信装置5に、無線送受信部21を介して送信する。
また、スキャンサーバタスクの動作態様としては次の態様も考えられる。即ち、USBデバイス(複合機30)が利用者から操作部43を介して無線通信装置5への読取送信入力を受けた場合、スキャンサーバタスクは、USBホスト制御部27を介してUSBデバイス(複合機30)から読取送信指令及び画像データを受け取り、画像データを無線通信装置5に、無線送受信部21を介して送信する。
あるいは、利用者に無線アダプタ1の操作部(図示せず)を介して画像データの読取送信指令を受けると、この読取送信指令を、USBホスト制御部27を介してUSBデバイス(複合機30)に入力し、USBデバイス(複合機30)が読み取った画像データ及びUSBデバイス(複合機30)に送信先として予め定められた無線通信装置5を示す情報を受け取り、画像データを無線通信装置5に、無線送受信部21を介して送信する。
S160での処理を終えると、主制御部10は、接続検知イベント処理を終了する。
一方、S120でYesと判断すると、主制御部10は、S170に移行して、USBコネクタ27aに接続されたストレージ装置50を認識し、その後、ストレージ接続イベント処理を実行する(S180)。図7は、主制御部10(具体的にはCPU11)が実行するストレージ接続イベント処理を表すフローチャートである。
ストレージ接続イベント処理を実行すると、主制御部10は、USBコネクタ27aに接続されたストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、設定情報ファイルを検索し(S210)、記憶部53に設定情報ファイルが格納されているか否かを判断する(S220)。尚、設定情報ファイルの検索は、予め定められた設定情報ファイルとしてのファイル名をもつデータファイルを検索することにより実現される。
そして、ストレージ装置50の記憶部53に設定情報ファイルが格納されていると判断すると(S220でYes)、USBホスト制御部27を介してストレージ装置50を制御し、ストレージ装置50の記憶部53から、記憶部53が記憶する設定情報ファイルを読み出す(S230)と共に、読み出した設定情報ファイルの内容の妥当性をチェックする(S240)。具体的には、設定情報ファイルの記述が、規定の形式に適合するものであるか等をチェックする。
S240でのチェックの結果、妥当性に問題があると判断すると(S250でNo)、主制御部10は、表示部25にて、エラーの旨の表示を行う(S255)。具体的には、例えば、LEDを用いて、エラー表示用に予め定められた色(例えば、赤色)の光を発光し、エラーの旨の表示を行う。その後、当該ストレージ接続イベント処理を終了すると共に、接続検知イベント処理を終了する。
一方、妥当性に問題なしと判断すると(S250でYes)、主制御部10は、USBコネクタ27aに接続された上記ストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、電子証明書を検索し(S260)、記憶部53に、電子証明書が格納されているか否かを判断する(S270)。
そして、ストレージ装置50の記憶部53に電子証明書が格納されていると判断すると(S270でYes)、USBホスト制御部27を介してストレージ装置50を制御し、ストレージ装置50の記憶部53から、電子証明書を読み出して、通信時に参照されるNVRAM23内の電子証明書格納領域に、上記読み出した電子証明書を書き込み、NVRAM23に保存する(S280)。その後、S290に移行する。一方、ストレージ装置50の記憶部53に電子証明書が格納されていないと判断すると(S270でNo)、主制御部10は、S280の処理を実行せずにS290に移行する。
S290に移行すると、主制御部10は、S230でストレージ装置50の記憶部53から読み出した設定情報ファイルの内容に従って、NVRAM23が記憶する各無線動作パラメータの値を変更することにより、無線通信にかかる設定を行うと共に、その設定動作中において、表示部25を通じ、設定動作中である旨の表示を行う。具体的には、例えば、LEDを用いて、予め定められた色(例えば、緑色)の光を点滅させて、設定動作中である旨の表示を行う。
S290での処理を終えると、主制御部10は、無線アダプタ1の電源投入時に起動して実行中の無線通信タスクを再起動し、S290で設定した無線動作パラメータの値を、無線通信タスクの動作に反映させると共に、その再起動後、表示部25にて、設定動作が完了した旨の表示を行う(S300)。具体的には、例えば、LEDを用いて、予め定められた色の光(例えば、緑色)を点灯させて、設定完了である旨の表示を行う。その後、当該ストレージ接続イベント処理を終了すると共に、接続検知イベント処理を終了する。
一方、S220で、ストレージ装置50の記憶部53に設定情報ファイルが格納されていないと判断すると、主制御部10は、S310に移行し、USBコネクタ27aに接続された上記ストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、電子証明書を検索し、記憶部53に、電子証明書が格納されているか否かを判断する(S320)。
そして、ストレージ装置50の記憶部53に電子証明書が格納されていると判断すると(S320でYes)、主制御部10は、USBホスト制御部27を介してストレージ装置50を制御し、ストレージ装置50の記憶部53から、電子証明書を読み出して、通信時に参照されるNVRAM23内の電子証明書格納領域に、上記読み出した電子証明書を書き込み、NVRAM23に保存する(S330)。その後、当該ストレージ接続イベント処理を終了すると共に、接続検知イベント処理を終了する。
一方、ストレージ装置50の記憶部53に電子証明書が格納されていないと判断すると(S320でNo)、主制御部10は、S340に移行し、USBコネクタ27aに接続された上記ストレージ装置50が記憶部53に記憶するデータ群の中から、当該無線アダプタ1用のファームウェアを検索して、記憶部53に、当該無線アダプタ1向けのファームウェアが格納されているか否かを判断する(S350)。
そして、ファームウェアが格納されていると判断すると(S350でYes)、S360に移行し、ストレージ装置50の記憶部53に記憶されているファームウェアを、USBホスト制御部27を介して読み出すと共に、読み出したファームウェアに基づいて、ファームウェア記憶部15に記憶されているファームウェアをアップデートする。
また、ファームウェアのアップデートが完了すると、主制御部10は、アップデートを完了した旨の表示を、表示部25を介して行い、その後、S370に移行して、当該無線アダプタ1を再起動(リブート)する。
一方、S350で、ファームウェアが格納されていないと判断すると(S350でNo)、主制御部10は、S355に移行し、表示部25にて、エラーの旨の表示を行う(S355)。その後、当該ストレージ接続イベント処理を終了すると共に、接続検知イベント処理を終了する。
以上、本実施例の無線アダプタ1について説明したが、本実施例では、ストレージ装置50及び複合機30を電気的に接続可能なUSBインタフェース(USBホスト制御部27)に対するストレージ装置50の接続を検知すると(S120でYes)、USBコネクタ27aに接続されたストレージ装置50に、無線通信に関する設定の内容を表す設定情報ファイルが記憶されているか否かを判断し(S210,S220)、ストレージ装置50に設定情報ファイルが記憶されていると判断すると(S220でYes)、ストレージ装置50が記憶する設定情報ファイルを読出し、その設定情報ファイルの内容に従って、NVRAM23が記憶する各無線動作パラメータの値を変更し、無線通信に関する設定を行う(S230〜S300)。これによって、無線通信タスク及び無線送受信部21により実現される無線通信手段は、設定情報ファイルの内容に一致する動作をする。
本実施例によれば、ストレージ装置50に記憶された設定情報ファイルを読出し、無線通信に関する設定を行うので、利用者は、複合機30が備えるユーザインタフェース(操作部43)を介して設定情報を入力し、複合機30を介して無線アダプタ1に対し設定を施さなくても、簡単に無線アダプタ1に対する設定を実現できる。
具体的に、無線アダプタ1は、無線送信部21にて受信したデータが印刷データである場合、プリンタ装置(複合機30)に印刷データを入力するプリントサーバタスクを備えるので、本実施例によれば、ストレージ装置50を複合機30のUSBコネクタ45aに接続する程度で、無線アダプタ1をプリントサーバとして機能させることができる。
また、本実施例では、無線アダプタ1の主たる接続対象である複合機30に加えて、ストレージ装置50も接続可能な汎用のUSBインタフェースを用いて、上記設定を実現しているので、ストレージ装置50から設定情報ファイルを取得するために、複合機30を接続するためのインタフェースとは別に、ストレージ装置50接続用のインタフェースを設ける必要がない。従って、本実施例によれば、製品のコストアップを抑えて、無線アダプタ1に対し簡単に無線通信に関する設定を行うことが可能になる。
また、パーソナルコンピュータ60を介して、直接無線アダプタ1を設定するためには、無線アダプタ1に、複合機30を接続するためのUSBホスト制御部27に加えて、パーソナルコンピュータ60のUSBホスト制御部69に接続可能なUSBスレーブ制御部を設ける必要があるが、本実施例によれば、USBスレーブ制御部を設けることなく、パーソナルコンピュータ60を用いた無線通信に関する設定を実現できるので大変便利である。その他、一度、ストレージ装置50に設定情報ファイルを記憶させれば、複数の無線アダプタ1に、同一の設定を簡単に施すことができるので、大規模な無線LANを構築する際には、大変便利である。
また、本実施例によれば、ストレージ装置50も接続可能なインタフェースとして、プラグアンドプレイ機能を有するUSBインタフェースを採用しているので、ストレージ装置50から設定情報ファイルを読み出すために、無線アダプタ1に対して煩雑な設定を行う必要がなく、より簡単に無線通信に関する設定を行うことができる。
その他、本実施例では、操作性に乏しいユーザインタフェース(操作部43)を有する複合機30用の無線アダプタ1に、本発明を適用しているので、操作性が乏しいことによる設定の煩わしさを解消することができる。特に、無線通信に関する設定では、ネットワークの識別子の入力や、暗号化キーの入力、その他、認証・暗号化方式の選択など、無線アダプタ1に対して施すべき設定項目が多いから、設定の煩わしさを解消することのできる本実施例の無線アダプタ1は、非常に便利である。
また、本実施例では、無線動作パラメータの設定中に、その旨のLED表示を、表示部25を通じて行い(S290)、設定情報ファイルの妥当性に問題があれば、エラーの旨のLED表示を行って(S255)、設定情報ファイルに基づく設定状況を利用者に向けて報知するので、利用者は、無線通信に関する設定が正常に完了したか否かを、簡単に把握することができる。
その他、本実施例では、ストレージ装置50の接続が検知されると(S120でYes)、通信時に利用可能な電子証明書が、ストレージ装置50に記憶されているか否か判断し(S260,S270又はS310,S320)、電子証明書がストレージ装置50に記憶されていると、ストレージ装置50が記憶する電子証明書を、自装置に組み込む(S280,S330)。従って、本実施例によれば、ストレージ装置50を無線アダプタ1に装着する程度で、簡単に、無線アダプタ1による電子証明書を用いた通信を実現することができる。
また、本実施例では、ストレージ装置50の接続が検知されると(S120でYes)、無線アダプタ1用のファームウェアが、ストレージ装置50に記憶されているか否かを判断し(S340,S350)、ファームウェアがストレージ装置50に記憶されている場合には、そのストレージ装置50が記憶するファームウェアを自装置に組み込んで、自装置のファームウェアをアップデートする(S360)。即ち、本実施例によれば、設定情報ファイルに基づく無線通信の設定だけでなく、ファームウェアのアップデートについても、リムーバブルメディアに属するストレージ装置50に記憶された情報に基づいて実行することができ、新しい通信規格・セキュリティに対応したファームウェアの更新が容易であるので、利用者にとっては、大変便利である。
その他、本実施例では、設定情報ファイル及びファームウェアの両者がストレージ装置50に記憶されていても、設定情報ファイルに基づく設定が、ファームウェアのアップデートに対して優先的に実行されるので、設定情報ファイルに基づく設定及びファームウェアのアップデートが、順不同で実行されることによるエラーの発生を防止することができる。
尚、本発明の制御手段は、プリントサーバタスク及びスキャンサーバタスクにて実現されており、検知手段は、S120の処理にて実現されている。また、特定種のデバイスは、複合機30に相当する。その他、設定情報記憶判断手段は、S210〜S220の処理にて実現されており、設定手段は、S230〜S300の処理にて実現されている。その他、表示手段は、S255及びS290,S300でのLED表示に関する処理と、表示部25と、により実現されている。
また、証明書記憶判断手段は、S260〜S270、S310〜S320の処理にて実現されており、証明書組込手段は、S280,S330の処理にて実現されている。その他、ファームウェア記憶判断手段は、S340〜S350の処理にて実現されており、ファームウェア組込手段は、S360の処理にて実現されている。
また、本発明の通信装置及びプログラム並びに通信装置の設定方法は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、本発明を、無線LAN3内の各無線通信装置5と無線通信する無線アダプタ1に適用した例を示したが、例えば、本発明は、赤外線通信用のアダプタ、Bluetooth用のアダプタ、UWB(Ultra Wide Band)用のアダプタ等に適用されてもよい。また、上記実施例では、ストレージ装置50及び複合機30を接続するためのインタフェースとして、有線接続形式のUSBインタフェースを例に挙げたが、上記USBインタフェースに代えて、IEEE1394規格のインタフェース等を採用してもよい。
無線アダプタ1の構成を表す説明図(a)及びファームウェア記憶部15が記憶するプログラムを表す説明図(b)である。 ディジタル複合機30の構成を表す説明図(a)及び、無線アダプタ1−複合機30間のディスクリプタの送受信の態様を示した説明図(b)である。 ストレージ装置50の構成を表す説明図(a)及び、無線アダプタ1−ストレージ装置50間のディスクリプタの送受信の態様を示した説明図(b)である。 パーソナルコンピュータ60−ストレージ装置50間のデータ授受に関する説明図である。 主制御部10が行う接続検知イベント処理を表すフローチャートである。 プリントサーバタスクの動作態様を示す説明図(a)及びスキャンサーバタスクの動作態様を示す説明図(b)である。 主制御部10が行うストレージ接続イベント処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…無線アダプタ、3…無線LAN、5…無線通信装置、10,31,51…主制御部、11,31a,61…CPU、13,31c…RAM、15…ファームウェア記憶部、15a…プリントサーバプログラム、15b…スキャンサーバプログラム、15c…無線通信プログラム、15d…接続検知イベント処理プログラム、21…無線送受信部、21a…アンテナ、23,39…NVRAM、25,41,65…表示部、27,69…USBホスト制御部、27a,45a,55a,69a…USBコネクタ、30…ディジタル複合機、31b…ROM、33…読取部、35…記録部、37…モデム、43,63…操作部、45,55…USBスレーブ制御部、50…ストレージ装置、53…記憶部、60…パーソナルコンピュータ、67…ハードディスク装置、68…通信部

Claims (10)

  1. 外部の無線通信装置と無線通信する無線通信手段と、
    少なくともストレージ装置、及び、ストレージ装置とは異なる特定種のデバイスを、電気的に接続可能なインタフェースと、
    前記インタフェースに、前記特定種のデバイスが接続されると、前記インタフェースを介して前記特定種のデバイスと通信し、前記特定種のデバイスを、前記無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置から利用できるようにする、及び/又は、前記特定種のデバイスが有する機能を、前記無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置に提供する制御手段と、
    前記インタフェースに対するストレージ装置の接続を検知する検知手段と、
    前記検知手段によりストレージ装置の接続が検知されると、前記インタフェースに接続されたストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する設定情報記憶判断手段と、
    前記設定情報記憶判断手段により、前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、前記ストレージ装置が記憶する前記設定情報に従って、前記無線通信手段を設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記特定種のデバイスは、外部から入力される画像データに基づき画像処理を行う画像処理装置であり、
    前記制御手段は、前記無線通信手段が外部の無線通信装置から受信した画像データを、前記インタフェースを介して、前記インタフェースに接続された画像処理装置に入力する構成にされていることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記特定種のデバイスは、撮像装置を用いて画像データを生成し、前記生成した画像データを外部に出力する画像処理装置であり、
    前記制御手段は、前記画像処理装置が出力する画像データを前記インタフェースを介して取得し、前記取得した画像データを、前記無線通信手段を介して、外部の無線通信装置に送信する構成にされていることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記インタフェースは、プラグアンドプレイ機能を有するインタフェースであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 前記インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)規格のインタフェースであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 前記設定手段の動作状況を表示する表示手段、を備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の通信装置。
  7. 前記検知手段によりストレージ装置の接続が検知されると、通信時に利用可能な電子証明書が前記ストレージ装置に記憶されているか否かを判断する証明書記憶判断手段と、
    前記証明書記憶判断手段により、前記電子証明書が前記ストレージ装置に記憶されていると判断されると、前記ストレージ装置が記憶する前記電子証明書を、自装置に組み込む証明書組込手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の通信装置。
  8. 前記検知手段によりストレージ装置の接続が検知されると、当該通信装置用のファームウェアが、前記ストレージ装置に記憶されているか否かを判断するファームウェア記憶判断手段と、
    前記ファームウェア記憶判断手段により、前記ファームウェアが前記ストレージ装置に記憶されていると判断されると、前記ストレージ装置が記憶する前記ファームウェアを、自装置に組み込むファームウェア組込手段と、
    を備え、前記ストレージ装置に、前記設定情報に加えて、前記ファームウェアが記憶されている場合、前記ファームウェア組込手段及び前記設定手段のいずれか一方を、予め定められた優先度に従って、優先的に動作させることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の通信装置。
  9. 外部の無線通信装置と無線通信する無線通信手段と、
    少なくともストレージ装置、及び、ストレージ装置とは異なる特定種のデバイスを、電気的に接続可能なインタフェースと、
    を備え、前記インタフェースに、前記特定種のデバイスが接続されると、前記インタフェースを介して前記特定種のデバイスと通信し、前記特定種のデバイスを、前記無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置から利用できるようにする、及び/又は、前記特定種のデバイスが有する機能を、前記無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置に提供する通信装置において、
    前記インタフェースに対するストレージ装置の接続を検知する検知機能と、
    前記検知機能によりストレージ装置の接続が検知されると、前記インタフェースに接続されたストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する設定情報記憶判断機能と、
    前記設定情報記憶判断機能により、前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、前記ストレージ装置が記憶する前記設定情報に従って、前記無線通信手段を設定する設定機能と、
    を前記通信装置が内蔵するコンピュータに実現させるためのプログラム。
  10. 外部の無線通信装置と無線通信する無線通信手段と、
    少なくともストレージ装置、及び、ストレージ装置とは異なる特定種のデバイスを、電気的に接続可能なインタフェースと、
    を備え、前記インタフェースに、前記特定種のデバイスが接続されると、前記インタフェースを介して前記特定種のデバイスと通信し、前記特定種のデバイスを、前記無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置から利用できるようにする、及び/又は、前記特定種のデバイスが有する機能を、前記無線通信手段が無線通信可能な外部の無線通信装置に提供する通信装置
    に対し、無線通信に関する設定を行う方法であって、
    前記インタフェースに対するストレージ装置の接続を検知する手順(A)と、
    前記手順(A)にてストレージ装置の接続が検知されると、前記インタフェースに接続されたストレージ装置に、無線通信に関する設定内容を表す設定情報が記憶されているか否かを判断する手順(B)と、
    前記手順(B)にて前記ストレージ装置に前記設定情報が記憶されていると判断されると、前記ストレージ装置が記憶する前記設定情報に従って、前記無線通信手段を設定する手順(C)と、
    を含むことを特徴とする通信装置の設定方法。
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