JP2016184957A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】不特定の通信装置からの接続を考慮した場合に、通信装置における操作を簡易化しつつ、通信のセキュリティを確保することができる情報処理装置、及び情報処理方法を提供する。【解決手段】無線通信により外部装置と通信接続する通信部及び表示部を備え、前記通信部により画像データを送受信し、外部装置から受信する画像データに対する印刷出力を行なう情報処理装置において、SSIDに対応するパスワードを生成する生成手段と、該生成手段により生成されたパスワード及び前記SSIDを前記表示部に表示させる手段と、前記パスワード及び前記SSIDを用いて一の外部装置と前記通信部により接続する手段と、前記一の外部装置と接続した場合、該一の外部装置以外との接続を禁止する手段とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、通信装置と情報処理装置とが、無線通信により情報を送受信する情報処理システムに関する。特に、通信装置における操作を簡易化し、且つ接続のセキュリティを確保することができる情報処理装置及び情報処理方法に関する。
所謂スマートフォンと呼ばれる可搬型の通信端末装置が広く普及している。この手の通信端末装置は、カメラ、ゲーム、及びメディアプレーヤーなどの機能に加え、種々のアプリケーションを追加して多様な機能を持たせることができるなど利便性が高い。
昨今では、無線通信機能を有する印刷出力装置(プリンタ)が接続されているネットワークに、通信端末装置が無線通信により接続し、通信端末装置が印刷出力装置との間で情報を送受信する技術が普及している。なかでも、カメラ機能を有する通信端末装置から無線通信により、ネットワーク内の印刷出力装置へ画像データを送信し、記憶媒体、USBケーブル、又はパーソナルコンピュータ等を介さずに印刷出力装置にて直接的に印刷出力することが可能なシステムが実現されている。
このように通信端末装置から無線通信により、印刷出力装置へ直接的に画像データを送信して印刷出力することが可能なシステムが実現されていることから、複合機などの印刷出力装置を不特定のユーザが利用できるように公共の場に設置し、カメラ機能を有する通信端末装置で撮影した画像を印刷出力するサービスがある。このようなサービスでは、通信端末装置と、印刷出力装置との間は、パスワードなしに、ネットワーク名(SSID:Service Set Identifier)のみで接続する方法が採用されているものがある。
特許文献1には、無線通信機器(子機)とアクセスポイント(親機)との間の接続のセキュリティに関する技術が開示されている。特許文献1では、設定用のワンタイムパスワードをアクセスポイント側で生成し、ユーザが、生成されたワンタイムパスワードを無線通信機器に入力し、無線通信機器及びアクセスポイント双方にて、ワンタイムパスワードを元に設定用のSSID及びパスワードを生成してこれにより設定用の接続を行ない、設定用の接続中にデータ通信用のSSID及びパスワードを交換し、以後、自動的にデータ通信用の接続を行なう方法が提案されている。
印刷出力装置を公共の場に設置し、カメラ機能を有する通信端末装置で撮影した画像の画像データを無線通信により送信して印刷出力するサービスでは、他の機器からの傍受を防ぐため、データ通信の暗号化が必要である。また、一の通信端末装置が印刷出力装置と通信することができる間に、他の通信端末装置も印刷出力装置に接続できる構成ではセキュリティ上の問題がある。
特許文献1に開示されている方法では、セキュリティは考慮されているが、設定用の接続を行なう際に、生成されたワンタイムパスワードを、ユーザが子機へ入力するという操作が必要である。更に、設定用の接続のためのSSID及びパスワードを生成する機能を持つ通信機器間でしか設定及び通信を行なうことができない。特許文献1では、固定的に設置される特定の通信機器間での通信設定を考慮しており、一度操作をすればよいからで問題がないのである。不特定の通信端末装置と印刷出力装置との通信に適用した場合、通信端末装置と印刷出力装置とがデータ通信用のSSID及びパスワードを記憶して以後、自動的に通信を行なう構成では、一度利用した印刷出力装置に近づく都度、通信端末装置が印刷出力装置と通信を行なう事態が発生し、問題である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、不特定の通信装置からの接続を考慮した場合に、通信装置における操作を簡易化しつつ、通信のセキュリティを確保することができる情報処理装置、及び情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、無線通信により外部装置と通信接続する通信部及び表示部を備え、前記通信部により画像データを送受信し、外部装置から受信する画像データに対する印刷出力を行なう情報処理装置において、SSIDに対応するパスワードを生成する生成手段と、該生成手段により生成されたパスワード及び前記SSIDを前記表示部に表示させる手段と、前記パスワード及び前記SSIDを用いて一の外部装置と前記通信部により接続する手段と、前記一の外部装置と接続した場合、該一の外部装置以外との接続を禁止する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、画像読取及び画像データの外部装置への送信を更に行なうことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記通信部による無線通信の無効化/有効化を制御する制御手段を更に備え、該制御手段により無線通信を有効化した場合に、前記表示部に前記パスワードを表示させ、前記制御手段は、前記一の外部装置から送信される印刷出力用の画像データの受信完了後に、前記通信部による無線通信を無効化することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記通信部により前記一の外部装置との間の通信を切断した場合、前記生成されたパスワードを無効化し、前記パスワードとは異なる新たなパスワードを生成することを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、無線通信により外部装置と通信接続する通信部及び表示部を備える情報処理装置が、前記通信部により画像データを送受信し、外部装置から受信する画像データに対する印刷出力を行なう情報処理方法において、前記情報処理装置は、SSIDに対応するパスワードを生成し、生成されたパスワード及び前記SSIDを前記表示部に表示し、前記パスワード及び前記SSIDを用いて一の外部装置と前記通信部により接続し、前記一の外部装置と接続した場合、該一の外部装置以外との接続を禁止することを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、前記情報処理装置は更に、画像読取及び画像データの外部装置への送信を行なうことを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、前記通信部による無線通信を無効化状態から有効化した場合に、前記表示部に生成されたパスワードを表示させ、前記一の外部装置から送信される印刷出力用の画像データの受信完了後に、前記通信部による無線通信を無効化することを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、前記通信部により前記一の外部装置との間の通信を切断した場合、前記生成されたパスワードを無効化し、前記パスワードとは異なる新たなパスワードを生成することを特徴とする。
本発明では、生成されたパスワードに基づき外部装置と情報処理装置とが通信接続している間は、他の外部装置からの接続は排除される。つまり、本発明の情報処理装置では同時的に複数の外部装置との無線通信は行なわれない。
本発明では、情報処理装置にて画像読取及び画像データの送信が行なわれる。つまり、情報処理装置にて原稿から画像を読み取って作成した画像データを外部装置へ送信するための通信接続が、一の外部装置のみに許可される。
本発明では、情報処理装置における無線通信の無効状態/有効状態の切り替えが可能であり、無線通信が有効化された場合に、パスワードが表示され、表示されたパスワードに基づく無線通信による外部装置からの接続が可能となる。情報処理装置では受信した画像データに基づく印刷出力が完了した後に、無線通信が無効化され、有効化されるまでは外部装置との接続は不可能となる。つまり、情報処理装置と外部装置との無線通信による接続が可能な期間が制限される。
本発明では、一の外部装置との接続が終了した後、パスワードが無効化され、次に接続するためのSSIDに対するパスワードは新たに生成される。
本発明による場合、情報処理装置では同時的に複数の外部装置との無線通信は行なわれない。また、次に接続するためにはパスワードが変更になるから、一度接続に成功した外部装置であっても、再度接続を試みる場合には改めてパスワードを取得する必要がある。これにより、情報処理装置を公共の場に設置するなどした構成であっても、複数の外部装置(通信装置)から自動的に接続されたりすることを防ぐことができ、セキュリティを確保することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1では、本発明を、カメラ機能及び撮像した画像データを無線通信により送信する機能を有する通信端末装置と、通信端末装置から送信される画像データを受信して印刷出力する複合機とからなるプリントサービスシステムに適用した例を挙げて説明する。
実施の形態1では、本発明を、カメラ機能及び撮像した画像データを無線通信により送信する機能を有する通信端末装置と、通信端末装置から送信される画像データを受信して印刷出力する複合機とからなるプリントサービスシステムに適用した例を挙げて説明する。
図1は、実施の形態1のプリントサービスシステムの構成を模式的に示す模式図であり、図2は、実施の形態1のプリントサービスシステムの構成を示すブロック図である。プリントサービスシステムは、コンビニエンスストアなどの店舗、又は、図書館などの公共施設など、不特定のユーザが利用できる場所に設置された複合機1と、不特定のユーザが所持する通信端末装置2とを含む。複合機1は、無線通信の有効エリア内に存在する通信端末装置2と通信接続することができる。このようなシステムにより、ユーザは通信端末装置2が備えるカメラ機能にて撮像した画像データを無線通信により複合機1へ送信し、複合機1にて印刷出力する。店舗又は公共施設では、印刷出力の処理に対する課金を管理し、プリントサービスを実現する。
本発明では、不特定の複数のユーザが夫々通信端末装置2を携帯し、複合機1の無線通信の有効エリア内に進入する場合に、複合機1におけるセキュリティを確保するものである。
複合機1は、印刷出力機能(プリンタ)、読取機能(スキャナ)、ファクシミリ機能等を備えて画像データに対する処理を行なう情報処理装置である。複合機1は、各構成部を制御する制御部10と、タッチパネル及びLCD(Liquid Crystal Display)を用いた入出力部11と、各種情報を記憶する記憶部12と、通信端末装置2との通信を実現する通信部13と、パスワードを生成するパスワード生成部14と、印刷出力機能を実現する画像形成部15とを備える。複合機1は、そのほかに、読取機能を実現するための画像読取部、及び電話網を介してファクシミリ通信を行なうためのファクシミリ通信部等、多数の機能を実現するための構成部を有するが、ここでは図示及び詳細な説明を省略する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit )を用い、内蔵するROM(Read Only Memory)に記憶されている制御プログラムに基づき、各構成部を制御する。
入出力部11は、LCDを用いて情報を出力する表示部11aと、LCD上に設けられたタッチパネルを用いてユーザの操作によって入力される情報を取得する操作部11bとを含む。操作部11bは、タッチパネルのみならず、表示部11aに隣接して設けられるハードウェアキーを用いてもよい。各種アイコン又はボタンを表示している表示部11aに対し、ユーザが触れたタッチパネル上の位置を操作部11bが検知し、ユーザが触れた位置情報と表示部11aにて表示されているアイコン又はボタンの位置情報とに基づき、制御部10は、いずれのアイコン又はボタンがタッチされたかを特定することが可能である。また制御部10は、いずれのハードウェアキーが押下されたかを、操作部11bから通知される情報に基づいて特定することが可能である。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive )又はSSD(Solid State Drive )を用いる。記憶部12には、複合機1のSSIDが記憶されており、制御部10から読み出し可能である。また、記憶部12は、通信端末装置2から受信した画像データを記憶してもよい。
通信部13は、無線通信機能を実現する。通信部13は、通信端末装置2との間で無線通信によりデータを送受信することが可能である。なお通信部13は、アクセスポイントの機能、即ち無線LANにおける親機の機能を有し、後述するパスワードによる認証処理を実行するようにしてある。なお、通信部13は、アドホックモードにて1台の通信端末装置2と接続し、同時的に複数の通信端末装置2と通信接続することはできないようにしてもよい。また、施設内に配備された局所的なネットワークのアクセスポイントを経由して接続する方法であってもよい。
パスワード生成部14は、制御部10からの指示に基づき、無線接続のためのワンタイムパスワードを生成する。パスワード生成部14がワンタイムパスワードを生成する方法は例えば、ランダムに生成される乱数を元に5桁の英数字を作成する方法である。ワンタイムパスワードの生成方法はこの方法に限定されず、公知の方法を含む多様な方法にて実現可能である。
画像形成部15は、プリンタユニットを用いる。プリンタユニットは、複合機1の本体内部に、スキャナユニットの下側に配置される。プリンタユニットは、制御部10から与えられた画像データに基づいてトナー像を生成し、トナー像を用紙上に転写することによって画像形成を行なう。
通信端末装置2は、所謂スマートフォンと呼ばれる携帯電話機である。通信端末装置2は、タブレット型PC(パーソナルコンピュータ)であってもよい。通信端末装置2は、各構成部を制御する制御部20と、タッチパネルを用いた入出力部21と、各種情報を記憶する記憶部22と、複合機1と通信を実現する通信部23とを備える。
制御部20は、CPUを用い、内蔵するROMに記憶されている制御プログラムに基づき、各構成部を制御する。
入出力部21は、LCDを用いて情報を出力する表示部21aと、LCD上に設けられたタッチパネル及びハードウェアキーを用いてユーザの操作によって入力される情報を取得する操作部21bとを含む。各種アイコン又はボタンを表示している表示部21aに対し、ユーザが触れたタッチパネル上の位置を操作部21bが検知し、ユーザが触れた位置情報を制御部20へ通知する。制御部20は、表示部21aにて表示されているアイコン又はボタンの位置情報に基づき、いずれのアイコン又はボタンがタッチされたかを特定することが可能である。また操作部21bは、ハードウェアキーが押下された場合、いずれのキーが押下されたかを特定する情報と共に制御部20へ通知する。
記憶部22は、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリを用いる。複合機1にて画像データの印刷出力を行なうために用いられるアプリケーションプログラム(以下、プリントアプリという)が記憶されている。制御部20は、記憶部22に記憶されているプリントアプリを読み出して実行することにより、後述する複合機1との通信、及び複合機1への画像データの送信を実現する。
また、記憶部22のフラッシュメモリには、図示しないカメラ機能により撮像された画像の画像データが記憶されている。制御部20は、後述するように操作部22bにより入力される情報を記憶部22のRAMに一時的に記憶するか、又は保存用にフラッシュメモリに記憶する。
通信部23は、無線通信機能を実現する。制御部20からの指示に基づき、通信部23は複合機1の通信部13と接続する。制御部20は、通信部23により、複合機1との間でデータを送受信することが可能である。
このように構成される画像処理システムにて、通信端末装置2が複合機1へ接続し、画像データを送信し、複合機1にて印刷出力がされる場合の手順について、フローチャート及び操作画面例を参照しつつ説明する。
図3は、実施の形態1における複合機1にてプリントサービスを実行する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下に示す処理手順は、後述する図6のフローチャートに示す通信端末装置2における処理手順と対応する。複合機1は、表示部11aに初期画面を表示し、通信部13による無線通信機能を有効にして待機している状態で、以下の処理を実行する。
制御部10は、表示部11aに表示している初期画面にて、操作部11bにて写真プリントサービスが選択され、且つ、画像データの記憶媒体選択画面にて携帯電話機が選択されたか否か、即ち無線プリントサービス開始が指示されているか否かを判断する(ステップS101)。携帯電話機からの画像データを対象とした写真プリントサービスを、以下無線プリントサービスという。
図4は、複合機1の表示部11aに表示される初期画面の画面例を示し、図5は、記憶媒体選択画面の画面例を示す説明図である。図4に示すように、初期画面には、写真プリントサービスを実行するためのアイコン110が表示されており、ユーザはタッチすることで写真プリントサービス開始を指示することができる。初期画面には、その他、コピーを開始するためのアイコン111及びファクシミリを含むイメージ送信を開始するためのアイコン112などが表示されている。図4の写真プリントサービス開始のアイコン110上のタッチパネルにユーザが触れると、図5の記憶媒体選択画面が表示部11aに表示される。図5に示すように、プリント対象の画像データが保存されている記憶媒体(メディア)の種類を選択するためのアイコン120〜131が表示されている。ユーザは夫々をタッチすることで、記憶媒体の種類を選択する。なかでも、アイコン130は、無線通信機能を有する携帯電話機からの画像を対象とするためのアイコンである。ユーザは、アイコン130をタッチすることにより、無線プリントサービスの開始を指示することができる。
制御部10は、無線プリントサービス開始が指示されていないと判断した場合(S101:NO)、処理をステップS101へ戻し、操作部11bにて無線プリントサービス開始が指示されたと判断するまで待機する。
制御部10は、図4におけるアイコン110上のタッチパネルにユーザが触れ、更に図5におけるアイコン130上のタッチパネルにユーザが触れたことを操作部11bにて検知し、無線プリントサービス開始が指示されたと判断した場合(S101:YES)、パスワード生成部14へワンタイムパスワード生成を指示する(ステップS102)。制御部10は、パスワード生成部14により生成されたパスワードを取得し(ステップS103)、自身のSSIDを記憶部12から読み出す(ステップS104)。そして制御部10は、表示部11aに、複合機1と接続するための接続情報(SSID及びワンタイムパスワード)を出力して表示させる(ステップS105)。
図6は、複合機1の表示部11aに表示される接続情報の例を示す説明図である。図6に示すように、制御部10の制御によって接続情報表示エリア113に、例えばSSIDは「vwxyz」、ワンタイムパスワードは「12345」と、5桁の英数字が表示されている。ユーザは、接続情報表示エリア113を視認することにより、これらの情報を認識することができる。図6におけるSSID及びワンタイムパスワードは例示であって、他の英数字又は記号等が用いられてもよいことは勿論である。
図3に戻り説明を続ける。
次に制御部10は、通信部13により通信端末装置2からの接続がされたか否かを判断する(ステップS106)。制御部10は、接続がされていないと判断した場合(S106:NO)、処理をステップS106へ戻し、接続がされたと判断するまで待機する。
次に制御部10は、通信部13により通信端末装置2からの接続がされたか否かを判断する(ステップS106)。制御部10は、接続がされていないと判断した場合(S106:NO)、処理をステップS106へ戻し、接続がされたと判断するまで待機する。
なお、ステップS106にて、未接続のまま、パスワードの生成タイミング(S102)から一定期間を経過した場合は、処理を終了し、ステップS102にて生成させたパスワードによる接続は無効とするようにしてもよい。このとき、図5に示した記憶媒体選択画面を表示部11aに表示した状態に戻る。
制御部10は、ステップS106にて、通信端末装置2から接続がされたと判断した場合(S106:YES)、接続の際に送信されたSSID及びパスワードに基づく認証処理を実行、即ち有効なパスワードであるか否かを判断する(ステップS107)。制御部10は、認証処理の結果、パスワードは有効であって正当であると認証した場合(S107:PASS)、画像データを受信したか否かを判断し(ステップS108)、受信していないと判断した場合(S108:NO)、処理をステップS108へ戻して受信したと判断するまで待機する。制御部10は、ステップS107における認証処理の結果、パスワードは無効であり、不当であると判断した場合(S107:FAIL)、表示部11aへ認証処理の結果を出力する(ステップS109)。そして制御部10は、通信接続を切断し(ステップS110)、処理を終了する。このとき、図5に示した記憶媒体選択画面を表示部11aに表示した状態に戻る。この場合、ステップS102で生成されたパスワードは、処理が終了した時点で無効化されてもよいし、再度認証処理を受け付ける構成としてもよい。再度認証処理を受け付ける場合、時間及び試行回数の制限を設けることが望ましい。
なお、ステップS107において制御部10は、同時的に複数の通信端末装置2からの接続は認証しない。同一のパスワードを用いて夫々接続してきた複数の通信端末装置2が存在する場合、制御部10は、最も早く接続してきた通信端末装置2のみ、正当であると判断する。
制御部10は、ステップS108にて画像データを受信したと判断した場合(S108:YES)、表示部11aに印刷設定画面を出力して表示させ(ステップS111)、印刷設定を受け付ける(ステップS112)。次に制御部10は、印刷出力開始を指示するスタートボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS113)。制御部10は、押下されていないと判断した場合(S113:NO)、処理をS113へ戻して押下されるまで待機する。制御部10は、押下されたことを検知すると(S113:YES)、次の印刷出力処理の開始前に、通信端末装置2との通信接続を切断し(ステップS114)、ステップS112にて受け付けた印刷設定、及びステップS108にて受信した画像データを画像形成部15へ与え、印刷出力を実行し(ステップS115)、処理を終了する。このとき、図5に示した記憶媒体選択画面を表示部11aに表示した状態に戻る。ステップS102で生成されたパスワードは、処理が終了した時点で無効化される。
なお、ステップS114における処理は、通信接続を切断するまでもなく、ステップS115の印刷出力処理を開始する前までのみ、通信端末装置2との接続を有効にし、再度接続されたとしても拒絶するようにすればよい。また、印刷出力の開始までのみならず、印刷出力完了後直ちに、通信接続を複合機1から切断するか、又は印刷出力完了後は、通信端末装置2からのステップS102で生成したパスワードを用いた接続を拒絶するようにしてもよい。つまり、通信端末装置2との画像データの送受信を完了するまでの期間のみの接続が有効とされる。
図7は、実施の形態1における通信端末装置2にてプリントサービスを利用する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。ユーザの操作により制御部20がプリントアプリを読み出して実行した場合に、通信端末装置2は以下の処理を実行する。
制御部20は、通信部23を起動させ、無線通信を有効化する(ステップS201)。通信部23は、無線通信の対象機器を検索し(ステップS202)、記憶部22に記憶してあるSSID及び検索によって得られた対象機器のSSIDのリストを出力する(ステップS203)。制御部20は、出力したリストから接続する機器の選択を受け付ける(ステップS204)。なおステップS203にて、ユーザからのSSIDの入力を受け付けてもよい。
図8は、通信端末装置2にて表示部21aに表示される無線通信機器のリストの例を示す説明図である。図8に示すように、複合機1及び他の複合機3のSSIDと、夫々との通信可否が表示されている。また、各通信機器には接続の対象機器として選択するためのボタン210、「OK」アイコン211及び「CANCEL」アイコン212が表示されている。ユーザは、接続する複合機1のボタン210上のタッチパネルに触れ、「OK」アイコン211上のタッチパネルに触れることにより、複合機1への接続を指示することができる。制御部20はこの場合、操作部21bにて複合機1が選択されたこと及び「OK」アイコン211上のタッチパネルが触れられたことを検知し、複合機1への接続を試みる。
図8に示した無線通信機器のリストから、ユーザによって複合機1が選択されたとし、図7のフローチャートに戻って、説明を続ける。
制御部20は、選択された複合機1へ接続するためのパスワード入力画面を表示部21aへ出力して表示させ(ステップS205)、パスワード入力画面に対してユーザが入力するパスワードを、操作部21bによって取得する(ステップS206)。
制御部20は、選択された複合機1へ接続するためのパスワード入力画面を表示部21aへ出力して表示させ(ステップS205)、パスワード入力画面に対してユーザが入力するパスワードを、操作部21bによって取得する(ステップS206)。
図9は、通信端末装置2にて表示部21aに表示されるパスワード入力画面の例を示す説明図である。図9の例では、接続対象である複合機1のSSIDが表示されており、図3のフローチャートにおけるステップS105にて表示部11aに出力されているパスワードの入力を受け付ける受付部213が表示されている。ユーザは、複合機1の表示部11aに表示されているワンタイムパスワードを視認し、そのパスワードを受付部213に入力して「OK」アイコン214上のタッチパネルに触れる。これにより、通信端末装置2はパスワードを取得することができる。
図7のフローチャートに戻り、説明を続ける。
制御部20は、ステップS206で取得したパスワードに基づき、通信部23により複合機1への接続を試みる(ステップS207)。制御部20は、接続に成功したか否かを判断し(ステップS208)、認証が不当と判断されて失敗した場合(S208:NO)、処理を終了する。制御部20は、接続に成功したと判断した場合(S208:YES)、記憶部22のフラッシュメモリに記憶してある印刷対象の画像データを読み出し(ステップS209)、一覧を表示部21aに出力して表示させる(ステップS210)。
制御部20は、ステップS206で取得したパスワードに基づき、通信部23により複合機1への接続を試みる(ステップS207)。制御部20は、接続に成功したか否かを判断し(ステップS208)、認証が不当と判断されて失敗した場合(S208:NO)、処理を終了する。制御部20は、接続に成功したと判断した場合(S208:YES)、記憶部22のフラッシュメモリに記憶してある印刷対象の画像データを読み出し(ステップS209)、一覧を表示部21aに出力して表示させる(ステップS210)。
制御部20は、表示した画像データの一覧から1又は複数の画像データの選択を受け付け(ステップS211)、受け付けた画像データを、接続中の複合機1へ通信部23により送信し(ステップS212)、処理を終了する。
ステップS212の後は、複合機1により、接続が切断されており、通信端末装置2は複合機1との間で画像データの送受信を行なうことはできない。
図3及び図7のフローチャートに示した処理手順により、複合機1に対する接続のセキュリティが確保される。ステップS102で生成されるパスワードはワンタイムパスワードであり、ステップS112にて、印刷出力の前後のタイミングにて通信接続を切断するなどして接続を制限しているため、以後、通信端末装置2から同一のパスワードを用いて接続を試みても、複合機1の制御部10は、認証処理(S107)にて正当であると認証しない。これにより、不特定の通信端末装置2と接続して印刷出力をする構成としても、セキュリティが確保される。ユーザは複合機1にてパスワードを生成するための操作を実行し、通信端末装置2にて生成されたパスワードを入力し、印刷する画像データを選択するという簡易な操作で、安全にプリントサービスを実施することが可能である。
なお、図4〜図6、図8、及び図9に示した画面例は、あくまで一例であって、他の画面構成にて実現されてもよいことは勿論である。例えば、図4及び図5の例では、初期画面から直接的に無線プリントサービスの開始が指示できる構成であってもよいし、更に他の画面を介して無線プリントサービスの開始が指示できる構成であったもよい。複合機1が携帯電話機を自動的に認識し、無線プリントサービスの開始指示ボタンのみを表示する画面を表示する構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、複合機1の通信部13は、常時的に無線通信が可能である。これに対し、実施の形態2では、複合機1の通信部13による無線通信機能の期間を制限する。
実施の形態1では、複合機1の通信部13は、常時的に無線通信が可能である。これに対し、実施の形態2では、複合機1の通信部13による無線通信機能の期間を制限する。
実施の形態2におけるプリントサービスシステムの構成は、後述する複合機1における詳細な処理手順以外は、実施の形態1における構成と同様である。したがって、実施の形態1と共通する構成には同一の符号を付し、夫々の詳細な説明を省略する。
実施の形態2では、複合機1の通信部13による無線通信機能は、制御部10から有効化/無効化を制御することが可能である。基本的には、通信部13による無線通信機能は無効化されており、ユーザが複合機1を利用を開始し、操作部11bにて無線プリントサービスの開始を指示した場合に、印刷出力を開始するまでの間、即ち通信端末装置2との画像データの送受信を完了するまでの期間のみ、無線通信機能を有効化する。
通信端末装置2における処理は同様であるから、詳細な説明は省略する。
以下に、実施の形態2における処理手順の詳細を説明する。
通信端末装置2における処理は同様であるから、詳細な説明は省略する。
以下に、実施の形態2における処理手順の詳細を説明する。
図10は、実施の形態2における複合機1にてプリントサービスを実行する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下に示す処理手順の内、実施の形態1における図3のフローチャートに示した処理手順と共通する処理手順には、同一のステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。実施の形態2における複合機1は、表示部11aに初期画面を表示し、通信部13による無線通信機能を無効化して待機している状態で、以下の処理を実行する。
実施の形態2では、制御部10は、表示部11aに表示している初期画面及び記憶媒体選択画面上での操作により、無線プリントサービス開始が指示されたと判断した場合(S101:YES)、通信部13による無線通信機能を有効化し(ステップS301)、パスワード生成部14へワンタイムパスワード生成を指示する(S102)。なお制御部10は、ステップS102〜S104の処理を行なってから、無線通信機能を有効化してもよい。
そして実施の形態2では制御部10は、印刷設定を受け付け(S112)、次の印刷出力処理の開始前に、印刷出力開始のスタートボタンが押下されたことを検知した場合(S113:YES)、通信端末装置2との通信接続を切断した後(S114)、通信部13における無線通信機能を無効化する(ステップS302)。無線通信機能の無効化後、ステップS112にて受け付けた印刷設定、及びステップS108にて受信した画像データを画像形成部15へ与え、印刷出力を実行し(S115)、処理を終了する。
このように、実施の形態2では、通信部13における無線通信機能の有効期間を限定すすることにより、他の無線通信機器からの接続機会を制限し、複合機1の通信の安全性をより高めることが可能である。
(実施の形態3)
本発明は、通信端末装置2で保有している画像データを複合機1から印刷出力するサービスのみならず、複合機1で原稿をスキャンした画像データを通信端末装置2へ送信するサービスにも適用できる。この場合、通信端末装置2のプリントアプリでは、複合機1との通信と、複合機1からの画像データの受信を実現する。
本発明は、通信端末装置2で保有している画像データを複合機1から印刷出力するサービスのみならず、複合機1で原稿をスキャンした画像データを通信端末装置2へ送信するサービスにも適用できる。この場合、通信端末装置2のプリントアプリでは、複合機1との通信と、複合機1からの画像データの受信を実現する。
実施の形態3における画像データ送信のシステムは、複合機1及び通信端末装置2との間の処理手順以外、ハードウェア構成は実施の形態1及び2における構成と同様である。したがって、実施の形態1と共通する構成には同一の符号を付し、夫々の詳細な説明を省略する。
画像データ送信は、図4に示した初期画面にて、ユーザがファクシミリを含むイメージ送信を開始するためのアイコン112上のタッチパネルに触れると、開始される。アイコン112上のタッチパネルがタッチされると、複合機1の制御部10はイメージ送信先を選択する画面を表示部11aに表示する。イメージ送信先としては、例えば、ファクシミリ通信先、又は無線通信による携帯電話機が選択できる。携帯電話機がイメージ送信先として選択された場合、複合機1では以下の処理が実行される。
図11は、実施の形態3における複合機1にて画像送信サービスを実行する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。
制御部10は、表示部11aに表示している初期画面にて、操作部11bにてイメージ送信が選択され、且つ、イメージ送信先の選択画面にて、携帯電話機が選択されたか否か、即ち無線スキャンサービス開始が指示されているか否かを判断する(ステップS401)。携帯電話機へのスキャン画像データのイメージ送信サービスを、以下無線スキャンサービスという。
制御部10は、無線スキャンサービス開始が指示されていないと判断した場合(S401:NO)、処理をステップS401へ戻し、操作部11bにて無線スキャンサービス開始が指示されたと判断するまで待機する。
制御部10は、無線スキャンサービス開始が指示されたと判断した場合(S401:YES)、パスワード生成部14へワンタイムパスワード生成を指示する(ステップS402)。制御部10は、パスワード生成部14により生成されたパスワードを取得し(ステップS403)、自身のSSIDを記憶部12から読み出す(ステップS404)。そして制御部10は、表示部11aに、複合機1と接続するための接続情報(SSID及びワンタイムパスワード)を出力して表示させる(ステップS405)。
制御部10は、通信部13により通信端末装置2からの接続がされたか否かを判断する(ステップ406)。制御部10は、接続がされていないと判断した場合(S406:NO)、処理をステップS406へ戻し、接続がされたと判断するまで待機する。
なお、ステップS406にて、未接続のまま、パスワードの生成タイミング(S402)から一定期間を経過した場合は、処理を終了し、ステップS402にて生成させたパスワードによる接続は無効とするようにしてもよい。このとき、イメージ送信先の選択画面を表示部11aに表示した状態に戻る。
制御部10は、ステップS406にて、通信端末装置2から接続がされたと判断した場合(S406:YES)、接続の際に送信されたSSID及びパスワードに基づく認証処理を実行、即ち有効なパスワードであるか否かを判断する(ステップS407)。
制御部10は、認証処理の結果、パスワードは有効であり、正当であると認証した場合(S407:PASS)、表示部11aにスキャン設定画面を出力して表示させ(ステップS408)、スキャン設定を受け付ける(ステップS409)。そして制御部10は、スキャン開始を指示するスタートボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS410)。制御部10は押下されていないと判断した場合(S410:NO)、処理をステップS410へ戻して押下されるまで待機する。
制御部10は、スタートボタンが押下されたことを検知すると(S410:YES)、ステップS409で受け付けたスキャン設定に基づき原稿のスキャンを実行する(ステップS411)。制御部10は、スキャンにより得られた画像データを通信端末装置2へ送信し(ステップS412)、通信端末装置2との通信接続を切断し(ステップS413)、処理を終了する。このとき、イメージ送信先の選択画面を表示部11aに表示した状態に戻る。ステップS402で生成されたパスワードは、処理が終了した時点で無効化される。
制御部10は、ステップS407における認証処理の結果、パスワードは無効であり、不当であると判断した場合(S407:FAIL)、表示部11bへ認証処理の結果を出力する(ステップS414)。制御部10は、通信接続を切断し(ステップS415)、処理を終了する。このとき、イメージ送信先の選択画面を表示した状態に戻る。この場合、ステップS402で生成されたパスワードは、処理が終了した時点で無効化されてもよいし、再度認証処理を受け付ける構成としてもよい。再度認証処理を受け付ける場合、時間及び試行回数の制限を設けることが望ましい。
なお、ステップS407において制御部10は、同時的に複数の通信端末装置2からの接続は認証しない。同一のパスワードを用いて夫々接続してきた複数の通信端末装置2が存在する場合、制御部10は、最も早く接続してきた通信端末装置2のみ、正当であると判断する。
次に、ユーザが用いる通信端末装置2側での処理について説明する。図12は、実施の形態3における通信端末装置2にてスキャン送信サービスを利用する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。ユーザの操作により制御部20がプリントアプリを読み出し、スキャンデータの受信が選択された場合、通信端末装置2は以下の処理を実行する。
制御部20は、通信部23を起動させ、無線通信を有効化する(ステップS501)。通信部23は、無線通信の対象機器を検索し(ステップS502)、記憶部22に記憶してあるSSID及び検索によって得られた対象効きのSSIDのリストを出力する(ステップS503)。リストを出力した画面例は、実施の形態1の図8に示した例と同様である。
制御部20は、出力したリストから接続する機器(複合機1)の選択を受け付ける(ステップS504)。なおステップS503にて、ユーザからのSSIDの入力を受け付けてもよい。
制御部20は、選択された複合機1へ接続するためのパスワード入力画面を表示部21aへ出力して表示させ(ステップS505)、パスワード入力画面に対してユーザが入力するパスワードを、操作部21bを介して取得する(ステップS506)。パスワード入力画面については、実施の形態1の図9に示した例と同様である。
制御部20は、ステップS506で取得したパスワードに基づき、通信部23により複合機1への接続を試みる(ステップS507)。制御部20は、接続に成功したか否かを判断し(ステップS508)、認証が不当と判断されて失敗した場合(S508:NO)、処理を終了する。
制御部20は、接続に成功したと判断した場合(S508:YES)、複合機1から送信される画像データの受信が開始されたか否かを判断する(ステップS509)。制御部20は、受信が開始されていないと判断した場合(S509:NO)、処理をステップS509へ戻して画像データの受信が開始されるまで待機する。このとき、制御部20は、表示部11aにスキャンの設定を行なってスキャンを開始させる旨のメッセージを表示させるようにするとよい。
制御部20は、画像データの受信が開始されたと判断した場合(S509:YES)、受信した画像データを順次、記憶部22のRAMに一時記憶する(ステップS510)。制御部20は、画像データの受信が完了したか否かを判断し(ステップS511)、受信が未完了であると判断した場合(S511:NO)、処理をステップS510へ戻して次に受信する画像データに対する処理を行なう。なお、ステップS511にて受信完了と判断するまで、制御部20は、受信中であることを示すイメージ、又はメッセージ等を表示部11aに表示させるようにするとよい。
制御部20は、ステップS511にて受信完了であると判断した場合(S511:YES)、一時的に順次記憶していた画像データを記憶部22のフラッシュメモリに保存し(ステップS512)、処理を終了する。
処理終了後は、複合機1により、接続が切断されており、通信端末装置2は複合機1との間で画像データの送受信を行なうことはできない。
図10及び図11のフローチャートに示した処理手順により、複合機1に対する接続のセキュリティが確保される。これにより、不特定の通信端末装置2と接続してスキャン画像データを送信する構成としても、セキュリティが確保される。ユーザは複合機1にてパスワードを生成するための操作を実行し、通信端末装置2にて生成されたパスワードを入力し、スキャンを実行するという簡易な操作で、安全にイメージ送信サービスを実施することが可能である。
実施の形態1〜3では、ワンタイムパスワードは複合機1にて生成され、通信端末装置2のユーザが操作部21bによって入力する構成とした。しかしながら本発明はこれに限らず、共通するサーバからワンタイムパスワードを取得する構成など、他の方法によってもよい。更に、無線通信機能の有効化/無効化のタイミングで複合機1の通信部13への電力供給をオン/オフするようにしてもよい。これにより、省電力化を図ることも可能である。
(実施の形態4)
実施の形態1〜3では、パスワード生成部14が生成したワンタイムパスワードは、通信端末装置2が複合機1と接続するための接続情報として利用された。これに対し実施の形態4では、接続するための接続情報のパスワードは複合機毎にユニークな情報且つ固定情報とし、ワンタイムパスワードは画像データの送受信の可否に対する認証に用いる。
実施の形態1〜3では、パスワード生成部14が生成したワンタイムパスワードは、通信端末装置2が複合機1と接続するための接続情報として利用された。これに対し実施の形態4では、接続するための接続情報のパスワードは複合機毎にユニークな情報且つ固定情報とし、ワンタイムパスワードは画像データの送受信の可否に対する認証に用いる。
図13は、実施の形態4のプリントサービスシステムの構成を示すブロック図である。実施の形態4におけるプリントサービスシステムは、複合機1cと、通信端末装置2とを含む。なお、実施の形態4におけるプリントサービスの構成は、複合機1cにおける記憶部12c及びパスワード生成部14cの構成、及び、複合機1cと通信端末装置2との間の詳細な処理手順以外は、実施の形態1における構成と同様である。したがって、実施の形態1と共通する構成には同一の符号を付し、夫々の詳細な説明を省略する。
実施の形態4における複合機1cは、制御部10と、入出力部11と、記憶部12cと、通信部13と、パスワード生成部14cと、画像形成部15とを備える。
記憶部12cは、HDD又はSSDを用いる。記憶部12cには、複合機1cのSSID及び複合機1cへの通信接続のための所定のパスワード(例えば8桁の英字)が記憶されている。記憶部12cのSSID及び所定のパスワードは、制御部10から読み出し可能である。記憶部12cは、通信端末装置2から受信した画像データを記憶してもよい。
パスワード生成部14cは、制御部10からの指示に基づき、画像データを受信するためのワンタイムパスワードを生成する。パスワード生成部14cがワンタイムパスワードを生成する方法は例えば、ランダムに生成される乱数を元に4桁の数字を作成する方法である。ワンタイムパスワードの生成方法はこの方法に限定されず、公知の方法を含む多様な方法にて実現可能である。
このように構成される実施の形態4における画像処理システムにて、通信端末装置2から複合機1cへ画像データが送信され、複合機1cにて印刷出力がされる場合の手順について、フローチャート及び操作画面例を参照しつつ説明する。
図14は、実施の形態4における複合機1cにてプリントサービスを実行する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下に示す処理手順は、後述する図17のフローチャートに示す通信端末装置2における処理手順と対応する。複合機1cは、表示部11aに初期画面を表示し、通信部13による無線通信機能を有効にして待機している状態で、以下の処理を実行する。
制御部10は、無線プリントサービス開始が指示されているか否かを判断する(ステップS601)。なおS101において制御部10は、実施の形態1と同様の手順で、制御部10は無線プリントサービス開始が指示されたと判断できる。つまり、図4の例のような初期画面にて「写真プリントサービス」というアイコン110上のタッチパネルをユーザが触れ、更に、図5の例のような記憶媒体選択画面における「無線通信機能を有する携帯電話機」を選択するアイコン130上のタッチパネルをユーザが触れた場合に、制御部10は無線プリントサービス開始が指示されたと判断する。
制御部10は、無線プリントサービス開始が指示されていないと判断した場合(S601:NO)、処理をステップS601へ戻す。
制御部10は、無線プリントサービス開始が指示されたと判断した場合(S601:YES)、記憶部12cに記憶されているSSID及び所定のパスワードを読み出し(ステップS602)、表示部11aに、読み出したSSID及び所定のパスワードを接続情報として出力する(ステップS603)。
図15は、実施の形態4における複合機1cの表示部11aに表示される接続情報の例を示す説明図である。図15に示すように、制御部10の制御によって接続情報表示エリア113に、例えばSSID「ABCDEFGH」、所定のパスワードはSSIDと同じく「ABCDEFGH」と英字が表示されている。ユーザは、接続情報表示エリア113を視認することにより、これらの情報を認識することができる。図15におけるSSID及びパスワードは例示であって、他の英数字又は記号が用いられてもよいことは勿論である。
図14に戻り説明を続ける。
次に制御部10は、通信端末装置2から接続がされたか否かを判断する(ステップS604)。制御部10は、接続がされていないと判断した場合(S604:NO)、処理をステップS604へ戻し、接続がされたと判断するまで待機する。
次に制御部10は、通信端末装置2から接続がされたか否かを判断する(ステップS604)。制御部10は、接続がされていないと判断した場合(S604:NO)、処理をステップS604へ戻し、接続がされたと判断するまで待機する。
制御部10は、ステップS604にて、通信端末装置2から接続がされたと判断した場合(S604:YES)、パスワード生成部14cへワンタイムパスワード生成を指示する(ステップS605)。制御部10は、パスワード生成部14cにより生成されたパスワードを取得し(ステップS606)、表示部11aに画像データを受信するため、即ち通信端末装置2から画像データを送信するための送信パスワードを出力して表示させる(ステップS607)。
図16は、実施の形態4における複合機1cの表示部11aに表示される送信パスワードの例を示す説明図である。図16に示すように、制御部10の制御によって例えば「2012」と4桁の数字が表示されている。ユーザは、表示部11aを視認することにより、送信用パスワードを認識することができる。図16における送信パスワードは例示であって、他の英数字又は記号等が用いられてもよいことは勿論である。
図14に戻り説明を続ける。
制御部10は、通信端末装置2から送信パスワードを受信したか否かを判断する(ステップS608)。制御部10は、送信パスワードを受信していないと判断した場合(S608:NO)、処理をステップS608へ戻し、送信パスワードを受信したと判断するまで待機する。
制御部10は、通信端末装置2から送信パスワードを受信したか否かを判断する(ステップS608)。制御部10は、送信パスワードを受信していないと判断した場合(S608:NO)、処理をステップS608へ戻し、送信パスワードを受信したと判断するまで待機する。
なお、ステップS608にて、送信パスワードを出力した後、送信パスワードを受信しないまま一定期間(例えば2分等)が経過した場合は処理を終了し、ステップS605にて生成させたパスワードによる画像データの送信は、以後認証しないようにしてもよい。このとき、実施の形態1と同様に図5に示した記憶媒体選択画面を表示部11aに表示させた状態に戻る。
制御部10は、ステップS608にて、送信パスワードを受信したと判断した場合(S608:YES)、認証処理を実行し、有効な送信パスワードであるか否かを判断する(ステップS609)。制御部10は、認証処理の結果、送信パスワードは有効であって正当であると認証した場合(S609:PASS)、画像データを受信したか否かを判断する(ステップS610)。制御部10は、画像データを受信していないと判断した場合(S610:NO)、処理をステップS610へ戻して受信したと判断するまで待機する。制御部10は、ステップS609における認証処理の結果、送信パスワードは無効であり、不当であると判断した場合(S609:FAIL)、認証処理の結果を通信端末装置2へ送信し(ステップS611)、通信接続を切断し(ステップS612)、処理を終了する。このとき、実施の形態1と同様に、図5に示した記憶媒体選択画面を表示部11aに表示した状態に戻る。この場合、ステップS605で生成されたパスワードは、処理が終了した時点で無効化されてもよいし、再度認証処理を受け付ける構成としてもよい。再度認証処理を受け付ける場合、時間及び試行回数の制限を設けることが望ましい。
制御部10は、ステップS610にて画像データを受信したと判断した場合(S610:YES)、表示部11aに印刷設定画面を出力して表示させ(ステップS613)、印刷設定を受け付ける(ステップS614)。次に制御部10は、印刷出力開始を指示するスタートボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS615)。制御部10は、押下されていないと判断した場合(S615:NO)、処理をステップS615へ戻して押下されるまで待機する。制御部10は、押下されたと判断した場合(S615:YES)、次の印刷出力処理の開始前に通信端末装置2との通信接続を切断し(ステップS616)、ステップS614にて受け付けた印刷設定、及びステップS610にて受信した画像データを画像形成部15へ与え、印刷出力を実行し(ステップS617)、処理を終了する。
なお、ステップS616における処理は、通信接続を切断するまでもなく、ステップS617の印刷出力処理を開始する前までのみ、通信端末装置2との接続を有効にし、再度接続されたとしても拒絶するようにすればよい。また、印刷出力の開始までのみならず、印刷出力完了後直ちに、通信接続を複合機1cから切断するか、又は印刷出力完了後は、通信端末装置2からのステップS605で生成したパスワードを用いた画像データの受信を拒絶するようにしてもよい。つまり、生成された送信パスワードは、通信端末装置2との画像データの送受信を完了するまでの期間のみ有効とされる。
また、ステップS613〜S615の処理は省略し、画像データと共に送信される設定に基づいて自動的に印刷出力が開始される構成としてもよい。
次に、図14のフローチャートに対応する通信端末装置2における処理について説明する。図17は、実施の形態4における通信端末装置2にてプリントサービスを利用する際の処理手順の一例を示すフローチャートである。ユーザの操作により制御部20がプリントアプリを読み出して実行した場合に、通信端末装置2は以下の処理を実行する。
制御部20は、通信部23を起動させ、無線通信を有効化する(ステップS701)。
通信部23は、無線通信の対象機器を検索し(ステップS702)、記憶部22に記憶してあるSSID及び検索によって得られた対象機器のSSIDのリストを出力する(ステップS703)。制御部20は、出力したリストから接続する機器の選択を受け付ける(ステップS704)。なおステップS703にて、ユーザからのSSIDの入力を受け付けてもよい。
通信部23は、無線通信の対象機器を検索し(ステップS702)、記憶部22に記憶してあるSSID及び検索によって得られた対象機器のSSIDのリストを出力する(ステップS703)。制御部20は、出力したリストから接続する機器の選択を受け付ける(ステップS704)。なおステップS703にて、ユーザからのSSIDの入力を受け付けてもよい。
制御部20は、ステップS704にて選択された機器へ接続するためのパスワード入力画面を表示部21aへ出力して表示させる(ステップS705)。なお制御部20は、選択された機器に対して接続した履歴がある場合、当該機器のSSIDに対応するパスワードを記憶部22に記憶しているときがある。このとき制御部20は、記憶してあるパスワードを予め初期的にパスワード入力画面に表示させておいてもよい。制御部20は、パスワード入力画面に対してユーザが入力したパスワード、又は入力済みの既知のパスワードを、取得する(ステップS706)。
制御部20は、ステップS706で取得したSSID及びパスワードに基づき、通信部23により複合機1cへの接続を試みる(ステップS707)。制御部20は、接続に成功したか否かを判断し(ステップS708)、接続に失敗したと判断した場合(S708:NO)、処理を終了する。制御部20は、ステップS708で接続に成功したと判断した場合(S708:YES)、記憶部22のフラッシュメモリに記憶してある印刷対象の画像データを読み出し(ステップS709)、一覧を表示部21aに出力して表示させる(ステップS710)。制御部20は、表示した画像データの一覧から1又は複数の画像データの選択を受け付ける(ステップS711)。
次に制御部20は、選択された画像データを送信するための送信パスワードの入力画面を表示部21aへ出力して表示させ(ステップS712)、パスワード入力画面に対してユーザが入力する送信パスワードを、操作部21bによって取得する(ステップS713)。
図18は、実施の形態4における通信端末装置2にて表示部21aに表示されるパスワード入力画面の例を示す説明図である。図18の例では、パスワードの入力を受け付ける受付部215が表示されている。ユーザは、複合機1cにて図14のフローチャートにおけるステップS607にて表示部11aに出力されているワンタイムパスワードを視認し、そのパスワードを受付部215に入力して「OK」アイコン216上のタッチパネルに触れる。これにより、通信端末装置2は送信パスワードを取得することができる。
図17のフローチャートに戻り、説明を続ける。
制御部20は、ステップS713で取得した送信パスワードを接続中の複合機1cへ通信部23により送信し(ステップS714)、送信した送信パスワードに基づく認証結果を受信し、受信した認証結果が正当であったか否かを判断する(ステップS715)。制御部20は、認証結果が不当であったと判断した場合(S715:FAIL)、正当な送信データの再入力を受け付けるべく処理をステップS712へ戻す。
制御部20は、ステップS713で取得した送信パスワードを接続中の複合機1cへ通信部23により送信し(ステップS714)、送信した送信パスワードに基づく認証結果を受信し、受信した認証結果が正当であったか否かを判断する(ステップS715)。制御部20は、認証結果が不当であったと判断した場合(S715:FAIL)、正当な送信データの再入力を受け付けるべく処理をステップS712へ戻す。
制御部20は、認証結果が正当であったと判断した場合(S715:PASS)、ステップS711にて選択を受け付けていた画像データを、接続中の複合機1cへ通信部23により送信し(ステップS716)、処理を終了する。
ステップS716の後は、複合機1cにより、接続が切断されており、通信端末装置2は、複合機1cとの間で画像データの送受信を行なうことはできないし、新たに送信パスワードを取得しなければ画像データを送信することはできない。
図14及び図17のフローチャートに示した処理手順により、複合機1cへの画像データ送信についてのセキュリティが確保される。ステップS607で生成されるパスワードはワンタイムパスワードであり、ステップS616にて、印刷出力の前後のタイミングにて通信接続を切断するなどして接続を制限しているため、以後、通信端末装置2から同一の送信パスワードを用いて画像データを送信しても、複合機1cの制御部10は受信しない。これにより、不特定の通信端末装置2と接続して印刷出力をする構成としても、セキュリティが確保される。一度複合機1cに接続することによって記憶部22に保存されているSSID及びパスワードに基づき、複合機1cに容易に再度接続することができることができる一方で、ワンタイムパスワードである送信パスワードにて画像データのセキュリティが確保される。印刷する画像データを選択し、送信パスワードを入力するという簡易な操作で、安全にプリントサービスを実施することが可能である。
図15、図16、及び図18に示した画面例は、あくまで一例であって、他の画面構成にて実現されてもよいことは勿論である。
なお、開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,1c 複合機(情報処理装置)
10 制御部
12,12c 記憶部
13 通信部
14,14c パスワード生成部
2 通信端末装置(通信装置)
22 記憶部
23 通信部
10 制御部
12,12c 記憶部
13 通信部
14,14c パスワード生成部
2 通信端末装置(通信装置)
22 記憶部
23 通信部
Claims (8)
- 無線通信により外部装置と通信接続する通信部及び表示部を備え、前記通信部により画像データを送受信し、外部装置から受信する画像データに対する印刷出力を行なう情報処理装置において、
SSIDに対応するパスワードを生成する生成手段と、
該生成手段により生成されたパスワード及び前記SSIDを前記表示部に表示させる手段と、
前記パスワード及び前記SSIDを用いて一の外部装置と前記通信部により接続する手段と、
前記一の外部装置と接続した場合、該一の外部装置以外との接続を禁止する手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 画像読取及び画像データの外部装置への送信を更に行なう
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記通信部による無線通信の無効化/有効化を制御する制御手段を更に備え、
該制御手段により無線通信を有効化した場合に、前記表示部に前記パスワードを表示させ、
前記制御手段は、前記一の外部装置から送信される印刷出力用の画像データの受信完了後に、前記通信部による無線通信を無効化する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記通信部により前記一の外部装置との間の通信を切断した場合、前記生成されたパスワードを無効化し、
前記パスワードとは異なる新たなパスワードを生成する
ことを特徴とする1から3のいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 無線通信により外部装置と通信接続する通信部及び表示部を備える情報処理装置が、前記通信部により画像データを送受信し、外部装置から受信する画像データに対する印刷出力を行なう情報処理方法において、
前記情報処理装置は、
SSIDに対応するパスワードを生成し、
生成されたパスワード及び前記SSIDを前記表示部に表示し、
前記パスワード及び前記SSIDを用いて一の外部装置と前記通信部により接続し、
前記一の外部装置と接続した場合、該一の外部装置以外との接続を禁止する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 前記情報処理装置は更に、
画像読取及び画像データの外部装置への送信を行なう
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。 - 前記通信部による無線通信を無効化状態から有効化した場合に、前記表示部に生成されたパスワードを表示させ、
前記一の外部装置から送信される印刷出力用の画像データの受信完了後に、前記通信部による無線通信を無効化する
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理方法。 - 前記通信部により前記一の外部装置との間の通信を切断した場合、前記生成されたパスワードを無効化し、
前記パスワードとは異なる新たなパスワードを生成する
ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1つに記載の情報処理方法。
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