JP2006147836A - 光半導体装置および光半導体装置の製造方法 - Google Patents

光半導体装置および光半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 部品数を減少し、トランスファーモールドによる弊害がなく、様々な形状および性質の光学素子を適用できる光半導体装置を提供すること。
【解決手段】 この光半導体装置では、透光性を有する完全硬化の樹脂32によって、基板1上に配置される発光素子21および受光素子22を覆っている。また、上記完全硬化の樹脂32によって、偏光子41、ビームスプリッター42およびプリズム45を支持して固定している。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、表面実装型パッケージ等の光半導体装置およびこの光半導体装置の製造方法に関する。
従来の光半導体装置は、基板と、この基板上に配置される半導体光素子(発光素子および受光素子)と、この半導体光素子を封止する封止樹脂と、この封止樹脂を覆うと共に光学素子(反射面)を搭載する箱体とを備える(特開平11−274550号公報:特許文献1参照)。そして、上記半導体光素子を封止する上記封止樹脂は、トランスファーモールド成型されている。
しかしながら、上記従来の光半導体装置では、上記半導体光素子を封止する上記封止樹脂は、トランスファーモールド成型されているので、トランスファーモールドによる弊害が生じる。このトランスファーモールドによる弊害とは、次の(a)(b)(c)に示す弊害である。
(a)トランスファーモールド金型は、高価であるため、カスタム品のような少量の生産に対応するのが難しい。また、仕様変更が必要な場合も、上記トランスファーモールド金型の許す範囲での変更しかできない。
(b)上記トランスファーモールド金型と上記封止樹脂との離型が悪い場合、上記トランスファーモールド金型に上記封止樹脂が引っ張られて、上記基板と上記封止樹脂との間で剥離が生じ、さらに、上記半導体光素子と上記封止樹脂との間で剥離が生じることがあり、歩留まりが低下する。また、この剥離を防止するために、上記トランスファーモールド金型に離型材を別途散布する必要があり、作業効率が下がって費用がかかる。
(c)トランスファーモールドは、樹脂の流れを利用して成型するため、気泡、未充填およびワイヤ倒れといった光学素子にとっては、致命的な不良が発生する。また、金型汚れ、金型キズによる凹凸キズも発生する。
また、上記従来の光半導体装置では、上記半導体光素子を封止する上記封止樹脂と、上記光学素子を搭載する上記箱体とが、別体となっており、部品数が増加する。また、上記光学素子を上記箱体に搭載しているので、様々な形状および性質の上記光学素子を配置することができず、適用範囲が狭い。
特開平11−274550号公報(図1)
そこで、この発明の課題は、部品数を減少し、トランスファーモールドによる弊害がなく、様々な形状および性質の光学素子を適用できる光半導体装置およびこの光半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の光半導体装置の製造方法は、
基板に半導体光素子を配置する第1の工程と、
上記基板を囲む注型用枠の中に上記半導体光素子の全部を埋め込むまで液状の樹脂を注入し、この液状の樹脂をゲル状に固化してから、このゲル状の樹脂の表面に光学素子を配置する第2の工程と、
この樹脂を完全に硬化させる第3の工程と
を備えることを特徴としている。
ここで、この光半導体装置としては、例えば、フォトカプラ、LED、フォトダイオード、フォトトランジスタ、リモコン受光素子、ファイバー受光ユニット、IrDA素子、フォトインタラプタ素子、埃センサ、位置検出素子、ピックアップ受光素子、ホログラムレーザピックアップ受光素子等である。
この発明の光半導体装置の製造方法によれば、上記樹脂によって上記半導体光素子を覆うと共に上記光学素子を支持するので、トランスファーモールド成型をせずに、光半導体装置を製造することができて、トランスファーモールドによる弊害(上記従来技術の(a)(b)(c)に示す弊害)を除去できる。また、様々な形状および性質の光学素子を、成型上の制限にとらわれることなく配置することができて、応用範囲が広く、設計変更容易である。また、上記樹脂は、上記半導体光素子を保護する役割と、上記光学素子を支持する役割とを兼用し、部品数の減少を図ることができる。
また、上記ゲル状の樹脂の表面に上記光学素子を配置する(すなわち、完全硬化前の樹脂の表面に上記光学素子を配置する)ので、完全硬化後の樹脂の表面に光学素子を配置する場合に比べて、次の(d)(e)(f)の効果がある。
(d)上記ゲル状の樹脂の表面と上記光学素子との境界に空気層ができないので、この境界で光が反射しない。
(e)上記ゲル状の樹脂の表面は粘性を有するので、上記光学素子の位置が振動などでずれない。
(f)上記液状の樹脂から上記ゲル状の樹脂に固化させる時間は、例えば略4時間であるので、上記液状の樹脂を完全に硬化させる時間が、例えば略16時間である場合に比べて、製造時間を短縮できる。
なお、上記基板と上記注型用枠とは一体であってもよく、この場合、上記第2の工程の後に、上記基板と上記注型用枠とを分離する工程を備える。または、上記基板と上記注型用枠とは別体であってもよく、この場合、上記第1の工程と上記第2の工程との間に、上記基板を囲むように注型用枠を形成する工程を備える。
また、一実施形態の光半導体装置の製造方法では、上記第2の工程と上記第3の工程の間に、上記注型用枠の中に上記光学素子の全部を埋め込むまで液状の樹脂を注入する第4の工程を備える。
ここで、上記光学素子としては、例えば、プリズム、平面ミラー、コーナーキューブ、偏光子、ビームスプリッター、遮光板等である。
この一実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、上記光学素子の全部は、上記樹脂の中に埋め込まれているので、この光半導体装置の中に、様々な形状および性質の上記光学素子を、自由に内蔵することが容易にできる。
また、一実施形態の光半導体装置の製造方法では、上記第2の工程と上記第3の工程の間に、上記注型用枠の中に上記光学素子の一部を埋め込むまで(上記光学素子の高さの途中まで)液状の樹脂を注入する第4の工程を備える。
ここで、上記光学素子としては、例えば、凸レンズ、凹レンズ、プリズム等である。
この一実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、上記光学素子の一部は、上記樹脂の中に埋め込まれているので、この光半導体装置の表面に複雑な形状を比較的容易に作成できる。
また、一実施形態の光半導体装置の製造方法では、上記第2の工程と上記第3の工程の間に、上記注型用枠の中に上記光学素子の全部を埋め込むまで液状の樹脂を注入し、この液状の樹脂をゲル状に固化してから、このゲル状の樹脂の表面に他の光学素子を配置する第4の工程を備える。
この一実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、簡単な方法で、複数の上記光学素子を(縦方向に積み重ねて)配置することができて、様々な種類の光半導体装置を製造できる。
また、この発明の光半導体装置の製造方法は、
基板に半導体光素子および支持部材を配置する第1の工程と、
上記支持部材に光学素子を配置してから、上記基板を囲む注型用枠の中に上記半導体光素子の全部を埋め込むと共に上記光学素子の一部を埋め込むまで液状の樹脂を注入する第2の工程と、
この樹脂を完全に硬化させる第3の工程と
を備えることを特徴としている。
この発明の光半導体装置の製造方法によれば、上記樹脂によって上記半導体光素子を覆うと共に上記光学素子を固定するので、トランスファーモールド成型をせずに、光半導体装置を製造することができて、トランスファーモールドによる弊害(上記従来技術の(a)(b)(c)に示す弊害)を除去できる。また、様々な形状および性質の光学素子を、成型上の制限にとらわれることなく配置することができて、応用範囲が広く、設計変更容易である。また、上記樹脂は、上記半導体光素子を保護する役割と、上記光学素子を支持する役割とを兼用し、部品数の減少を図ることができる。
また、上記光学素子を上記支持部材に配置するので、上記光学素子を精度よく簡単に配置することができる。
また、この発明の光半導体装置は、
基板と、
上記基板上に配置されると共に青紫光を発光または受光する半導体光素子と、
上記基板上に配置される支持部材と、
上記半導体光素子に対して一定の距離をもつように上記支持部材に支持される光学素子と、
上記基板上に配置され、上記半導体光素子を覆うと共に上記光学素子を固定するシリコーン樹脂と
を備えることを特徴としている。
この発明の光半導体装置によれば、上記シリコーン樹脂は、上記半導体光素子を覆うと共に上記光学素子を固定するので、上記シリコーン樹脂は、上記半導体光素子を保護する役割と、上記光学素子を固定する役割とを兼用し、部品数の減少を図ることができる。
また、トランスファーモールド成型をせずに、光半導体装置を製造することができて、トランスファーモールドによる弊害を除去できる。すなわち、上記従来技術の(a)(b)(c)に示す弊害をなくすことができて、安価で、少量生産に向いた質の高い光半導体装置を製造することができる。
また、上記光学素子を上記シリコーン樹脂によって固定しているので、様々な形状および性質の上記光学素子を配置することができて、適用範囲が広く、設計変更容易である。また、上記光学素子を上記支持部材に配置するので、上記光学素子を精度よく簡単に配置することができる。
また、上記半導体光素子は上記シリコーン樹脂にて覆われているので、上記半導体光素子の青紫光によって上記シリコーン樹脂の透過率は劣化せず、クリアモールド(透明樹脂による封止)を実現できる。また、上記支持部材を備えるので、光半導体装置を硬くできて、外力が上記シリコーン樹脂内のワイヤ線に伝わることを防止でき、上記ワイヤ線の断線を防止する。
この発明の光半導体装置の製造方法によれば、上記樹脂によって上記半導体光素子を覆うと共に上記光学素子を支持するので、トランスファーモールドによる弊害がなく、様々な形状および性質の上記光学素子を適用でき、部品数の減少を図ることができる。
また、この発明の光半導体装置によれば、上記シリコーン樹脂は、上記半導体光素子を覆うと共に上記光学素子を固定するので、部品数を減少し、トランスファーモールドによる弊害がなく、様々な形状および性質の上記光学素子を適用できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の光半導体装置の第1の実施形態である断面図を示している。この光半導体装置は、基板1と、この基板1上に配置された複数の半導体光素子2と、上記基板1上に配置されると共に上記複数の半導体光素子2を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記半導体光素子2に対して一定の距離をもつように上記完全硬化の樹脂32によって支持されて固定された複数の光学素子4とを備える。
図1に示す光半導体装置は、いわゆるホログラムレーザピックアップ受光素子である。上記複数の半導体光素子2としては、発光素子21および受光素子22である。上記発光素子21および上記受光素子22は、相互に離間して、上記基板1上に配置されている。
上記複数の光学素子4としては、偏光子41、ビームスプリッター42およびプリズム45である。上記偏光子41、上記ビームスプリッター42および上記プリズム45は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれて、上記完全硬化の樹脂32にて位置決めされている。
上記偏光子41および上記ビームスプリッター42は、順次、上記発光素子21の上側に、積み重ねられている。上記プリズム45は、上記受光素子22の上側に、配置されている。上記偏光子41、上記ビームスプリッター42および上記プリズム45は、上記発光素子21または上記受光素子22の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。
上記完全硬化の樹脂32は、例えば、シリコーン樹脂であり、液状の樹脂を、紫外線の照射や加熱によって、ゲル状に固化し、さらに、このゲル状の樹脂を、完全に硬化して形成される。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図2Aに示すように、上記基板1に上記発光素子21および上記受光素子22を配置する。上記基板1の周縁には、注型用枠5が取り付けられている。この場合、上記基板1と上記注型用枠5とは、予め、一体に形成されている。
そして、液状の樹脂31を、上記注型用枠5の中に注入していき、この液状の樹脂31にて、上記発光素子21および上記受光素子22の全部を覆うまで、隙間なく充填していく。上記液状の樹脂31の表面(上面)が、平坦である状態で、上記液状の樹脂31を加熱してゲル状に固化する。
その後、図2Bに示すように、上記ゲル状の樹脂3の表面(上面)で、上記発光素子21の上側に、上記偏光子41を配置する。このとき、上記偏光子41は、上記ゲル状の樹脂3によって、上記発光素子21に対して一定の距離をもつように、支持される。
そして、図2Cに示すように、上記液状の樹脂31を、上記偏光子41の一部を埋め込むまで(上記偏光子41の高さの途中まで)、上記注型用枠5の中に注入していき、上記液状の樹脂31を加熱してゲル状に固化する。このとき、上記偏光子41は、上記ゲル状の樹脂3にて、固定(接着)される。
その後、図2Dに示すように、上記液状の樹脂31を、上記偏光子41の全部を埋め込むまで、上記注型用枠5の中に注入していき、上記液状の樹脂31を加熱してゲル状に固化する。
そして、図2Eに示すように、上記ゲル状の樹脂3の表面(上面)で、上記偏光子41の上側に、上記ビームスプリッター42を配置する。また、上記ゲル状の樹脂3の上面で、上記受光素子22の上側に、上記プリズム45を配置する。このとき、上記ビームスプリッター42および上記プリズム45は、上記ゲル状の樹脂3にて、支持される。
さらに、上記液状の樹脂31を、上記ビームスプリッター42および上記プリズム45の一部を埋め込むまで、上記注型用枠5の中に注入していき、上記液状の樹脂31を加熱してゲル状に固化する。このとき、上記ビームスプリッター42および上記プリズム45は、上記ゲル状の樹脂3にて、固定(接着)される。
さらに、上記液状の樹脂31を、上記ビームスプリッター42および上記プリズム45の全部を埋め込むまで、上記注型用枠5の中に注入していき、上記液状の樹脂31を加熱してゲル状に固化する。さらに、上記ゲル状の樹脂3を完全に硬化して、(図1の)完全硬化の樹脂32とする。
その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して(上記基板1と上記注型用枠5とを分離して)、図1に示すように、上記光半導体装置を製造する。
この第1の実施形態の光半導体装置によれば、上記完全硬化の樹脂32は、上記半導体光素子2を覆うと共に上記光学素子4を支持して固定するので、上記完全硬化の樹脂32は、上記半導体光素子2を保護する役割と、上記光学素子4を支持する役割とを兼用し、部品数の減少を図ることができる。
また、トランスファーモールド成型をせずに、上記光半導体装置を製造することができて、トランスファーモールドによる弊害を除去できる。すなわち、上記従来技術の(a)(b)(c)に示す弊害をなくすことができて、安価で、少量生産に向いた質の高い上記光半導体装置を製造することができる。
また、上記光学素子4を上記完全硬化の樹脂32によって支持して固定しているので、様々な形状および性質の上記光学素子4を配置することができて、適用範囲が広く、設計変更容易である。
また、上記光学素子4の全部は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれているので、この光半導体装置の中に、様々な形状および性質の上記光学素子4を、自由に内蔵することが容易にできる。
また、上記複数の光学素子4は、上記完全硬化の樹脂32により、上記半導体光素子2の光軸上に配列されているので、簡単な構成で、上記複数の光学素子4を光軸方向(縦方向)に組み合わせる(積み重ねる)ことができて、様々な種類の光半導体装置に適用できて、応用範囲が広くなる。
この第1の実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、上記ゲル状の樹脂3によって上記半導体光素子2を覆うと共に上記光学素子4を支持するので、トランスファーモールド成型をせずに、光半導体装置を製造することができて、トランスファーモールドによる弊害(上記従来技術の(a)(b)(c)に示す弊害)を除去できる。また、様々な形状および性質の光学素子4を、成型上の制限にとらわれることなく配置することができて、応用範囲が広く、設計変更容易である。また、上記完全硬化の樹脂32は、上記半導体光素子2を保護する役割と、上記光学素子4を支持および固定する役割とを兼用し、部品数の減少を図ることができる。
また、上記光学素子4を支持する部材を、別途、設ける必要がなく、部品数および工程数の減少を図ることができる。また、簡単な方法で、複数の上記光学素子4を(縦方向に積み重ねて)配置することができて、様々な種類の光半導体装置を製造できる。
また、上記ゲル状の樹脂3の表面に上記光学素子4を配置する(すなわち、完全硬化前の樹脂の表面に上記光学素子4を配置する)ので、完全硬化後の樹脂の表面に光学素子を配置する場合に比べて、次の(d)(e)(f)の効果がある。
(d)上記ゲル状の樹脂3の表面と上記光学素子4との境界に空気層ができないので、この境界で光が反射しない。
(e)上記ゲル状の樹脂3の表面は粘性を有するので、上記光学素子4の位置が振動などでずれない。
(f)上記液状の樹脂31から上記ゲル状の樹脂3に固化させる時間は、例えば略4時間であるので、上記液状の樹脂31を完全に硬化させる時間が、例えば略16時間である場合に比べて、製造時間を短縮できる。
すなわち、完全硬化後の樹脂の表面に上記光学素子4を配置すると、次の(g)(h)(i)の欠点がある。
(g)完全硬化後の樹脂の表面と上記光学素子4との境界に空気層ができるので、この空気層で光が反射する。
(h)完全硬化後の樹脂の表面は滑らかであるので、上記光学素子4の位置が振動などでずれる。
(i)上記液状の樹脂31を完全に硬化させる時間は、例えば略16時間であるので、上記液状の樹脂31から上記ゲル状の樹脂3に固化させる時間が、例えば略4時間である場合に比べて、製造時間がかかる。
(第2の実施形態)
図3は、この発明の第2の実施形態を示している。この第2の実施形態の光半導体装置は、いわゆるピックアップ受光素子であり、基板1と、この基板1上に配置される受光素子22(上記半導体光素子2)および支持部材6と、上記基板1上に配置されると共に上記受光素子22および上記支持部材6を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記支持部材6にて支持されると共に上記完全硬化の樹脂32にて支持されて固定される板ガラス43(上記光学素子4)とを備える。
上記支持部材6は、非半導体素子である。上記支持部材6は、複数あり、上記板ガラス43の両端下側を支持している。上記板ガラス43は、上記受光素子22の上側で、上記受光素子22の(点線の矢印に示す)光軸上に配置されている。上記板ガラス43の一部(下側の部位)は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれている。
上記完全硬化の樹脂32は、例えば、シリコーン樹脂である。上記受光素子22は、例えば、青紫光を受光する。この青紫光は、例えば、405nmの波長を有する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図4Aに示すように、上記基板1に上記受光素子22および上記支持部材6を配置して、上記支持部材6に上記板ガラス43を載置する。上記基板1の周縁には、上記注型用枠5が取り付けられている。この場合、上記基板1と上記注型用枠5とは、予め、一体に形成されている。
そして、図4Bに示すように、上記液状の樹脂31を、上記受光素子22の全部を埋め込むと共に上記偏光子41の一部を埋め込むまで、上記注型用枠5の中に注入していき、図4Cに示すように、上記液状の樹脂31を加熱してゲル状に固化する。このとき、上記板ガラス43は、上記ゲル状の樹脂3にて、支持されて固定(接着)される。さらに、上記ゲル状の樹脂3を完全に硬化して、(図1の)完全硬化の樹脂32とする。
その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して(上記基板1と上記注型用枠5とを分離して)、図3に示すように、上記光半導体装置を製造する。
この第2の実施形態の光半導体装置によれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、上記板ガラス43は上記支持部材6に支持されているので、機械的強度と光学的精度を向上できる。また、上記板ガラス43の一部は、上記ゲル状の樹脂3の中に埋め込まれているので、この光半導体装置の表面に複雑な形状を比較的容易に作成できる。
また、上記受光素子22は上記シリコーン樹脂(上記完全硬化の樹脂32)にて覆われているので、上記受光素子22が受光する青紫光によって、上記シリコーン樹脂の透過率は劣化せず、クリアモールド(透明樹脂による封止)を実現できる。また、上記支持部材6を備えるので、光半導体装置を硬くできて、外力が上記シリコーン樹脂内のワイヤ線に伝わることを防止でき、上記ワイヤ線の断線を防止する。
すなわち、上記青紫光を受光する受光素子22を上記シリコーン樹脂によって封止しただけでは、上記シリコーン樹脂の硬化後の硬さは十分でなく、外力により上記ワイヤ線が断線する問題がある。
この第2の実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、上記板ガラス43を上記支持部材6に配置するので、上記板ガラス43を精度よく簡単に配置することができる。
(第3の実施形態)
図5Aと図5Bは、この発明の第3の実施形態を示し、この第3の実施形態の光半導体装置は、いわゆるフォトカプラである。
図5Aに示す光半導体装置は、基板1と、この基板1上に配置される発光素子21および受光素子22と、上記基板1上に配置されると共に上記発光素子21および上記受光素子22を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記完全硬化の樹脂32によって支持されて固定されるミラー44および2つのプリズム45,45とを備える。
上記ミラー44および上記2つのプリズム45,45は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれて、上記完全硬化の樹脂32にて位置決めされている。
上記2つのプリズム45,45は、横並びに配置されている。一方の上記プリズム45は、上記発光素子21の上側に、配置されている。他方の上記プリズム45は、上記受光素子22の上側に、配置されている。上記ミラー44は、上記2つのプリズム45,45の上側に配置されている。
すなわち、上記ミラー44および上記2つのプリズム45,45は、上記発光素子21および上記受光素子22の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
上記第1の実施形態と同様に、上記基板1に上記発光素子21および上記受光素子22を配置し、上記液状の樹脂を、仮想線にて示す上記注型用枠5の中に注入していく。
そして、上記液状の樹脂を加熱してゲル状に固化し、このゲル状の樹脂の表面に上記2つのプリズム45,45を配置する。さらに、上記液状の樹脂を注入し、ゲル状に固化して、上記ミラー44を配置し、さらに、上記液状の樹脂を注入し、ゲル状に固化する。さらに、上記ゲル状の樹脂を完全に硬化して、完全硬化の樹脂とする。
その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して、図5Aに示すように、上記光半導体装置を製造する。
図5Bに示す光半導体装置では、図5Aに示す光半導体装置に用いられる上記ミラー44および上記2つのプリズム45,45の代わりに、コーナーキューブ46を用いている。
この第3の実施形態の光半導体装置によれば、上記第1の実施形態と同様の効果を有する。この第3の実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、上記第1の実施形態と同様の効果を有する。
(第4の実施形態)
図6は、この発明の第4の実施形態を示し、この第4の実施形態の光半導体装置は、いわゆるLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)である。
図6に示す光半導体装置は、基板1と、この基板1上に配置される発光素子21および支持部材6と、上記基板1上に配置されると共に上記発光素子21および上記支持部材6を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記支持部材6にて支持されると共に上記完全硬化の樹脂32にて支持されて固定される凸レンズ47とを備える。
上記凸レンズ47の一部(下側の部位)は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれて、上記完全硬化の樹脂32にて位置決めされている。上記凸レンズ47は、上記発光素子21の上側で、上記発光素子21の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。
上記完全硬化の樹脂32は、例えば、シリコーン樹脂である。上記発光素子21は、例えば、青紫光を発光する。この青紫光は、例えば、405nmの波長を有する。なお、この第4の実施形態において、上記第2の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
上記第2の実施形態と同様に、上記基板1に上記発光素子21および上記支持部材6を配置して、上記支持部材6に上記凸レンズ47を載置する。そして、上記液状の樹脂を、仮想線にて示す上記注型用枠5の中に、上記発光素子21の全部を埋め込むと共に上記凸レンズ47の一部を埋め込むまで、注入していく。
そして、上記液状の樹脂を加熱してゲル状に固化し、さらに、このゲル状の樹脂を完全に硬化する。その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して、図6に示すように、上記光半導体装置を製造する。
この第4の実施形態の光半導体装置によれば、上記第2の実施形態と同様の効果を有する。この第4の実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、上記第2の実施形態と同様の効果を有する。
(第5の実施形態)
図7Aと図7Bは、この発明の第5の実施形態を示し、この第5の実施形態の光半導体装置は、いわゆるフォトダイオード、フォトトランジスタ、リモコン受光素子またはファイバー受光ユニットである。
図7Aに示す光半導体装置は、基板1と、この基板1上に配置される受光素子22および支持部材6と、上記基板1上に配置されると共に上記受光素子22および上記支持部材6を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記支持部材6にて支持されると共に上記完全硬化の樹脂32にて支持されて固定される凸レンズ47とを備える。
上記凸レンズ47の一部(下側の部位)は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれて、上記完全硬化の樹脂32にて位置決めされている。上記凸レンズ47は、上記受光素子22の上側で、上記受光素子22の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。
上記完全硬化の樹脂32は、例えば、シリコーン樹脂である。上記受光素子22は、例えば、青紫光を受光する。この青紫光は、例えば、405nmの波長を有する。なお、この第5の実施形態において、上記第2の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
上記第2の実施形態と同様に、上記基板1に上記受光素子22および上記支持部材6を配置して、上記支持部材6に上記凸レンズ47を載置する。そして、上記液状の樹脂を、仮想線にて示す上記注型用枠5の中に、上記受光素子22の全部を埋め込むと共に上記凸レンズ47の一部を埋め込むまで、注入していく。
そして、上記液状の樹脂を加熱してゲル状に固化し、さらに、このゲル状の樹脂を完全に硬化する。その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して、図7Aに示すように、上記光半導体装置を製造する。
図7Bに示す光半導体装置では、図7Aに示す光半導体装置に用いられる上記凸レンズ47の代わりに、凹レンズ48を用いている。
この第5の実施形態の光半導体装置によれば、上記第2の実施形態と同様の効果を有する。この第5の実施形態の光半導体装置の製造方法によれば、上記第2の実施形態と同様の効果を有する。
(第6の実施形態)
図8Aと図8Bは、この発明の第6の実施形態を示し、この第6の実施形態の光半導体装置は、いわゆるIrDA(Infrared Data Association:赤外線通信)素子または埃センサである。
図8Aに示す光半導体装置は、基板1と、この基板1上に配置される発光素子21および受光素子22と、上記基板1上に配置されると共に上記発光素子21および上記受光素子22を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記完全硬化の樹脂32によって支持されて固定される2つの凸レンズ47,47および遮光板49とを備える。
上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49の一部(下側の部位)は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれて、上記完全硬化の樹脂32にて位置決めされている。
上記2つの凸レンズ47,47は、横並びに配置されている。一方の上記凸レンズ47は、上記発光素子21の上側で、上記発光素子21の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。他方の上記凸レンズ47は、上記受光素子22の上側で、上記受光素子22の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。上記遮光板49は、上記2つの凸レンズ47,47の間に配置されている。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
上記第1の実施形態と同様に、上記基板1に上記発光素子21および上記受光素子22を配置し、上記液状の樹脂を、仮想線にて示す上記注型用枠5の中に注入していく。
そして、上記液状の樹脂を加熱してゲル状に固化し、このゲル状の樹脂に上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49を配置する。さらに、上記液状の樹脂を、上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49の一部を埋め込むまで、注入し、この液状の樹脂をゲル状に固化する。さらに、上記ゲル状の樹脂を、完全に硬化する。
その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して、図8Aに示すように、上記光半導体装置を製造する。
図8Bに示す光半導体装置では、図8Aに示す光半導体装置に用いられる上記受光素子22側の上記他方の凸レンズ47の代わりに、凹レンズ48を用いている。
この第6の実施形態の光半導体装置および光半導体装置の製造方法によれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49の一部(または、上記凸レンズ47、上記凹レンズ48および上記遮光板49の一部)は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれているので、この光半導体装置の表面に複雑な形状を比較的容易に作成できる。
(第7の実施形態)
図9は、この発明の第7の実施形態を示し、この第7の実施形態の光半導体装置は、いわゆるフォトインタラプタ素子である。
図9に示す光半導体装置は、基板1と、この基板1上に配置される発光素子21および受光素子22と、上記基板1上に配置されると共に上記発光素子21および上記受光素子22を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記完全硬化の樹脂32によって支持されて固定される2つのプリズム45,45および遮光板49とを備える。
上記2つのプリズム45,45および上記遮光板49の一部(下側の部位)は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれて、上記完全硬化の樹脂32にて位置決めされている。
上記2つのプリズム45,45は、横並びに配置されている。一方の上記プリズム45は、上記発光素子21の上側に配列されている。他方の上記プリズム45は、上記受光素子22の上側に配列されている。上記2つのプリズム45,45は、上記発光素子21および上記受光素子22の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。上記遮光板49は、上記2つのプリズム45,45の間に配置されている。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
上記第1の実施形態と同様に、上記基板1に上記発光素子21および上記受光素子22を配置し、上記液状の樹脂を、仮想線にて示す上記注型用枠5の中に注入していく。
そして、上記液状の樹脂を加熱してゲル状に固化し、このゲル状の樹脂に上記2つのプリズム45,45および上記遮光板49を配置する。さらに、上記液状の樹脂を、上記2つのプリズム45,45および上記遮光板49の一部を埋め込むまで、注入し、この液状の樹脂をゲル状に固化する。さらに、上記ゲル状の樹脂を、完全に硬化する。
その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して、図9に示すように、上記光半導体装置を製造する。
この第7の実施形態の光半導体装置および光半導体装置の製造方法によれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、上記2つのプリズム45,45および上記遮光板49の一部は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれているので、この光半導体装置の表面に複雑な形状を比較的容易に作成できる。
(第8の実施形態)
図10は、この発明の第8の実施形態を示し、この第8の実施形態の光半導体装置は、いわゆる位置検出素子である。
図10に示す光半導体装置は、基板1と、この基板1上に配置される発光素子21および受光素子22と、上記基板1上に配置されると共に上記発光素子21および上記受光素子22を覆う透光性を有する完全硬化の樹脂32と、上記完全硬化の樹脂32によって支持されて固定される2つの凸レンズ47,47および遮光板49とを備える。
上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49の一部(下側の部位)は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれて、上記完全硬化の樹脂32にて位置決めされている。
上記2つの凸レンズ47,47は、横並びに配置されている。一方の上記凸レンズ47は、上記発光素子21の上側で、上記発光素子21の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。他方の上記凸レンズ47は、上記受光素子22の上側で、上記受光素子22の(点線の矢印に示す)光軸上に配列されている。上記遮光板49は、上記2つの凸レンズ47,47の間に配置されている。
次に、上記光半導体装置の製造方法について説明する。
上記第1の実施形態と同様に、上記基板1に上記発光素子21および上記受光素子22を配置し、上記液状の樹脂を、仮想線にて示す上記注型用枠5の中に注入していく。
そして、上記液状の樹脂を加熱してゲル状に固化し、このゲル状の樹脂に上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49を配置する。さらに、上記液状の樹脂を、上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49の一部を埋め込むまで、注入し、この液状の樹脂をゲル状に固化する。さらに、上記ゲル状の樹脂を、完全に硬化する。
その後、ダイシングカットにより、上記注型用枠5を切り離して、図10に示すように、上記光半導体装置を製造する。
この第8の実施形態の光半導体装置および光半導体装置の製造方法によれば、上記第1の実施形態の効果に加えて、上記2つの凸レンズ47,47および上記遮光板49の一部は、上記完全硬化の樹脂32の中に埋め込まれているので、この光半導体装置の表面に複雑な形状を比較的容易に作成できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記基板と上記注型用枠とは別体であってもよく、この場合、上記基板に上記半導体光素子を配置した後に、上記基板を囲むように上記注型用枠を形成する。
本発明の光半導体装置の第1実施形態を示す断面図である。 図1の光半導体装置の製造方法の第1の工程を示す断面図である。 図1の光半導体装置の製造方法の第2の工程を示す断面図である。 図1の光半導体装置の製造方法の第3の工程を示す断面図である。 図1の光半導体装置の製造方法の第4の工程を示す断面図である。 図1の光半導体装置の製造方法の第5の工程を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第2実施形態を示す断面図である。 図3の光半導体装置の製造方法の第1の工程を示す断面図である。 図3の光半導体装置の製造方法の第2の工程を示す断面図である。 図3の光半導体装置の製造方法の第3の工程を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第3実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第3実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第4実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第5実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第5実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第6実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第6実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第7実施形態を示す断面図である。 本発明の光半導体装置の第8実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 基板
2 半導体光素子
21 発光素子
22 受光素子
3 ゲル状の樹脂
31 液状の樹脂
32 完全硬化の樹脂
4 光学素子
41 偏光子
42 ビームスプリッター
43 板ガラス
44 ミラー
45 プリズム
46 コーナーキューブ
47 凸レンズ
48 凹レンズ
49 遮光板
5 注型用枠
6 支持部材

Claims (6)

  1. 基板に半導体光素子を配置する第1の工程と、
    上記基板を囲む注型用枠の中に上記半導体光素子の全部を埋め込むまで液状の樹脂を注入し、この液状の樹脂をゲル状に固化してから、このゲル状の樹脂の表面に光学素子を配置する第2の工程と、
    この樹脂を完全に硬化する第3の工程と
    を備えることを特徴とする光半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の光半導体装置の製造方法において、
    上記第2の工程と上記第3の工程の間に、上記注型用枠の中に上記光学素子の全部を埋め込むまで液状の樹脂を注入する第4の工程を備えることを特徴とする光半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の光半導体装置の製造方法において、
    上記第2の工程と上記第3の工程の間に、上記注型用枠の中に上記光学素子の一部を埋め込むまで液状の樹脂を注入する第4の工程を備えることを特徴とする光半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1に記載の光半導体装置の製造方法において、
    上記第2の工程と上記第3の工程の間に、上記注型用枠の中に上記光学素子の全部を埋め込むまで液状の樹脂を注入し、この液状の樹脂をゲル状に固化してから、このゲル状の樹脂の表面に他の光学素子を配置する第4の工程を備えることを特徴とする光半導体装置の製造方法。
  5. 基板に半導体光素子および支持部材を配置する第1の工程と、
    上記支持部材に光学素子を配置してから、上記基板を囲む注型用枠の中に上記半導体光素子の全部を埋め込むと共に上記光学素子の一部を埋め込むまで液状の樹脂を注入する第2の工程と、
    この樹脂を完全に硬化する第3の工程と
    を備えることを特徴とする光半導体装置の製造方法。
  6. 基板と、
    上記基板上に配置されると共に青紫光を発光または受光する半導体光素子と、
    上記基板上に配置される支持部材と、
    上記半導体光素子に対して一定の距離をもつように上記支持部材に支持される光学素子と、
    上記基板上に配置され、上記半導体光素子を覆うと共に上記光学素子を固定するシリコーン樹脂と
    を備えることを特徴とする光半導体装置。
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