JP2006144829A - 非分離型転がり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸受部品が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保すること。
【解決手段】 一対の軸受部品1,2は、夫々、貫通孔1a,2aを有しており、これらの貫通孔1a,2aには、中空・円筒状の結合部材3が挿入してある。この結合部材3の一方の端部3aは、予め(即ち、貫通孔1a,2aへの挿入前に)、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成してある。結合部材3の他方の端部3bは、貫通孔1a,2aへの挿入後、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成することによって、軸受部品1,2同士を結合して、非分離状態にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として一般産業用機械に使用する非分離型転がり軸受に関する。
外輪一体型の複列円錐ころ軸受の場合、内輪は、各列ごとにそれぞれ分離してある。内輪の小鍔側の内径面には、溝(締結溝)を設け、コの字断面のC型形状のスナップリングを挿入して分解不能としたものがある。
例えば、特許文献1に開示してあり、また、図7(a)(b)に示すように、複列円錐ころ軸受20は、円錐内面状に傾斜した軌道面22,22を内径面に一対有する一つの外輪21と、円錐外面状に傾斜した軌道面24を外径面にそれぞれ有する二つの内輪23,23と、外輪21の軌道面22,22と内輪23,23の軌道面24,24との間に複数配置された転動体である円錐台形状の円錐ころ25,25とを備えている。なお、図7(a)は、従来に係る非分離型複列円錐ころ軸受の半断面図であり、(b)は、(a)に示した締結環の斜視図である。
円錐ころ25は、外輪21と内輪23,23との間に組み込まれた環状の保持器26,26によって、周方向に一定の間隔を隔てて保持されている。
内輪23,23には、軌道面24,24に隣接して正面側に、小鍔部27,27が形成され、背面側に、大鍔部28,28が形成されている。
また、一対の内輪23,23のそれぞれの正面側における内径面には、締結溝31,32が形成され、コの字断面の締結環34(C型形状のスナップリング)が取り付けられている。
即ち、このコの字断面の締結環34は、隣接する一対の内輪23、23同士を内径面側で締結してそれらが分離するのを防止している。この複列円錐ころ軸受20は、一対の内輪23,23が締結されているため、軸等への組み込みが容易である。
さらに、クロスローラ軸受の場合、内輪または外輪軌道輪が2分割となっているが、そのままだと分解して転動体や保持器がばらばらになってしまうため、2分割された軌道輪リベットやねじ止めによって結合し非分離としている。
例えば、特許文献2では、クロスローラ軸受の内輪と外輪との間には、複数のころが配置されている。クロスローラ軸受では、外輪が第一の分割輪及び第二の分割輪からなっている。複数のころを隣り合うころ同士が直交になるように両分割輪と内輪の軌道面で構成される空間に配置した後、両分割輪は、両分割輪に形成した複数のリベット用穴に挿入したリベットにより締結されて外輪となる。なお、リベットの代わりに埋め込みボルトやボルト・ナットを用いて、第一の分割輪と第二の分割輪を締結する方法もある。
さらに、特許文献3では、外輪一体型の複列円錐ころ軸受に於いて、2つの内輪は、それぞれ軸方向の一端に、衝合部、すなわち環状の鍔部を有している。鍔部は、軸方向の端面を備えており、端面が互いにつき合わせられて衝合するように、内輪は、組み付けられる。鍔部の半径方向の外周面には、軸方向に所定距離延在するネジの切られた螺刻部が設けられている。この螺刻部には、螺刻された内周面を有する螺合部材、すなわちナット部材が螺合する。このような構成により外輪一体型の複列円錐ころ軸受を組み立てるには、所定の内部隙間を軸方向寸法調整により設定した後、一対の内輪の鍔部の外周面の螺刻部と、一方の内輪の鍔部の螺刻部に、締結用のナット部材を螺合し固定する。その後、他方の内輪を相対的に回転させてナット部材にねじ込み、2組の内輪の組み立て部を締結する。このような構成により、二つの内輪をナット部材で締結できるので、内輪の軸方向へのずれを規制できる。
ただし、上述した非分離にする手段は、軸受を装置に組み込むまで、軸受が分解しないようにする仮止めの役目であるから、あまり強固である必要はないが、ハンドリングの際に、分解しないだけの結合が得られればよい場合が多い。
特開2003−194070号公報 特開2002−213462号公報 特開平9−217750号公報
複列円錐ころ軸受などで用いられるコの字断面のC型形状のスナップリングの場合、ハンドリングの際の振動や衝撃で比較的容易に外れる。特に、薄肉かつ径の大きい形状になると、スナップリングの自重により撓みを生じ、挿入した掛かり溝から外れて軸受が分解してしまう場合がある。特に、旋回輪などの超大形サイズの軸受になると、転動体だけでも数N以上あるため、軸受が簡単に分解する構造では、装置への組み込み作業において煩雑である。
ボルトによって軌道輪同士を締結する場合、一方の軌道輪にねじ孔を加工する必要があるが、軸受材料として一般的に用いられる軸受鋼は、ねじの加工がしづらく、応力集中しやすい形状であるから、熱処理割れや、装置への組み込み後も同様に煩雑である。浸炭鋼を用いた場合でも、ねじ穴部は防炭処置をしておかないと、浸炭処理の際に、オーバーチャージによって脆くなり、やはり割れの虞れがある。
ねじ山の形状を避けるため、軌道輪にストレートな貫通穴を設け、ボルト・ナットにより軌道輪同士を挟み込んで結合する方法もあるが、ボルトの頭部およびナット締め付けに要する工具の入る座ぐりスペースを軌道輪に設ける必要がある。また、ナットのゆるみ止めの処置も必要である。
リベット止めによって結合する場合も、同様に、加締め工具およびリベット受けの入る座ぐりのスペースを設けなくてはならない。また、リベットが長く、リベット径に対してリベットの穴径が大きい場合には、加締めの際に、リベットが座屈して、頭部の形状が正常に形成できないことがある。
軸受の固定に関して、特に超大形サイズの旋回装置の用途において、軸受は軌道輪に貫通した穴にボルトを通し、装置に設けられた平面にねじ止めで固定されるのが一般的である。これら軸受固定用の穴は、軌道輪同士の結合用の穴とは、それぞれ独立して設けられているため、軸受上に穴数相当のスペースが必要となる。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、軸受部品が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保することができる、非分離型転がり軸受を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る非分離型転がり軸受は、外輪と、内輪と、外輪と内輪の間に介装した複数の転動体とからなる転がり軸受において、
中空・円筒状の結合部材の端部を、その径方向外方に拡大して、掛かり代を形成することによって、軸受部品同士を結合して非分離状態にすることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る非分離型転がり軸受は、前記結合部材の中空部に、当該軸受を装置に固定するためのネジが挿通してあることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る非分離型転がり軸受は、円錐内面状に傾斜した一対の軌道面を内径面に有する一つの外輪と、円錐外面状に傾斜した各軌道面をそれぞれ外径面に有する一対の内輪と、外輪の一対の軌道面と一対の内輪の一対の軌道面との間に配置した複数の円錐ころと、を備える複列円錐ころ軸受であり、
前記一対の内輪に形成した貫通孔に、前記結合部材が挿入してあり、当該結合部材の中空部に、前記複列円錐ころ軸受を装置に固定するためのネジが挿通してあることを特徴とする。
本発明によれば、中空・円筒状の結合部材の端部を、その径方向外方に拡大して、掛かり代を形成することによって、軸受部品同士を結合して非分離状態にすることから、軸受部品が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保することができる。
また、結合部材は、中空となっていることから、ネジを通して、軸受を装置に固定する穴としても利用できるため、軸受に設ける穴数を減らし、全体にコンパクトな設計とすることができる。
さらに、軌道輪を結合するためのネジやリベットなどの結合部材の占めるスペースが小さくなることで、軸受の省スペース化や軽量化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る非分離型転がり軸受を図面を参照しつつ説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図である。
本第1実施の形態は、本発明における結合構造の基本形態であって、結合部材は、中空・円筒形状をしている。この中空・円筒状の結合部材の両端部は、その径方向外方に拡大して、掛かり代を形成することによって、部品同士を結合して、非分離状態にする。
図1に示すように、一対の軸受部品1,2は、夫々、貫通孔1a,2aを有しており、これらの貫通孔1a,2aには、中空・円筒状の結合部材3が挿入してある。
この結合部材3の一方の端部3aは、予め(即ち、貫通孔1a,2aへの挿入前に)、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成してある。
結合部材3の他方の端部3bは、貫通孔1a,2aへの挿入後、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成することによって、軸受部品1,2同士を結合して、非分離状態にする。
以上から、本実施の形態では、軸受部品1,2が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保することができる。さらに、軌道輪を結合するためのネジやリベットなどの結合部材の占めるスペースが小さくなることで、軸受の省スペース化や軽量化を実現することができる。
(第2実施の形態)
図2は、本発明の第2実施の形態に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図であり、(a)は、加締め加工前の状態を示し、(b)は、その加締め加工状態を示し、(c)は、その加締め加工後を示す。
本第2実施の形態は、結合部材3に金属材料を用いた場合で、大略的には、一方の端部3aを、予め径方向外方に拡大して掛かり代として形成してあり、結合する一対の軸受部品1,2に設けた貫通孔1a,2aに挿入した後に、もう一方の端部3bを、プレス型などで加締めることで径方向外方に拡大して、軸受部品1,2同士を結合して非分離状態に結合する。
すなわち、図2(a)に示すように、金属製材料からなる中空・円筒状の結合部材3を、一対の貫通孔1a,2aに挿入する。
この際、結合部材3の一方の端部3aは、予め(即ち、貫通孔1a,2aへの挿入前に)、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成してある。
図2(b)に示すように、結合部材3の端部3b側に、加締め型4を挿入して、端部3bを径方向外方に拡大する加締め加工を行う。
この際、受け型5を結合部材3の中空内部に挿入することにより、結合部材3を座屈せずに、端部3bの加締め加工を良好にしている。
加締め加工後には、図2(c)に示すように、加締め加工した端部3bを掛かり代として、軸受部品1,2同士を結合して非分離状態にする。
以上から、本実施の形態に於いても、軸受部品1,2が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保することができる。さらに、軌道輪を結合するためのネジやリベットなどの結合部材の占めるスペースが小さくなることで、軸受の省スペース化や軽量化を実現することができる。
(第3実施の形態)
図3は、本発明の第3実施の形態に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図であり、(a)は、溶解加工前の状態を示し、(b)は、その溶解加工後を示す。
本第3実施の形態は、結合部材3に樹脂材料を用いた場合で、大略的には、結合部材3を貫通孔1a,2aに挿入した後で、端部3bを熱で溶解して成型し、径方向外方に拡大して、軸受部品1,2同士を結合して非分離状態に結合する。
すなわち、図3(a)に示すように、樹脂製材料からなる中空・円筒状の結合部材3を、一対の貫通孔1a,2aに挿入する。
この際、結合部材3の一方の端部3aは、予め(即ち、貫通孔1a,2aへの挿入前に)、樹脂成型により、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成してある。
図3(b)に示すように、結合部材3の端部3bを熱で溶解して成型し、径方向外方に拡大して、軸受部品1,2同士を結合して非分離状態に結合する。
以上から、本実施の形態に於いても、軸受部品1,2が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保することができる。さらに、軌道輪を結合するためのネジやリベットなどの結合部材の占めるスペースが小さくなることで、軸受の省スペース化や軽量化を実現することができる。
次に、図4は、本発明の第3実施の形態の変形例に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図である。
本変形例では、軸受部品1,2に形成した一対の貫通孔1a,2aに、樹脂の射出成形により、樹脂を充填し、これにより、結合部材3を成型すると同時に、端部3a,3bを掛かり代として成型し、その結果、軸受部品1,2同士を結合して非分離状態にする。その他の構成、作用、及び効果は、上述した第3実施の形態と同様である。
(第4実施の形態)
図5は、本発明の第4実施の形態に係る非分離型転がり軸受であって、クロスローラ軸受の半断面図である。
クロスローラ軸受10の内輪11と外輪12との間には、複数のころ13が配置されている。クロスローラ軸受では、外輪12が第1分割輪12aと第2分割輪12bとからなっている。
一対の第1及び第2分割輪12a,12bは、夫々、貫通孔12c,12dを有しており、これらの貫通孔12c,12dには、中空・円筒状の結合部材3が挿入してある。
この結合部材3の一方の端部3aは、予め(即ち、貫通孔12c,12dへの挿入前に)、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成してある。
結合部材3の他方の端部3bは、貫通孔12c,12dへの挿入後、径方向外方に拡大して、掛かり代として形成することによって、一対の第1及び第2分割輪12a,12bを結合して、非分離状態にする。
以上から、本実施の形態に於いても、軸受部品(一対の第1及び第2分割輪12a,12b)が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保することができる。さらに、軌道輪を結合するためのネジやリベットなどの結合部材の占めるスペースが小さくなることで、軸受の省スペース化や軽量化を実現することができる。
なお、本発明は、内輪分割の場合も同様にして、適用可能である。
(第5実施の形態)
図6は、本発明の第5実施の形態に係る非分離型転がり軸受であって、外輪一体型の複列円錐ころ軸受の半断面図である。
外輪一体型の複列円錐ころ軸受20は、円錐内面状に傾斜した軌道面22,22を内径面に一対有する一つの外輪21と、円錐外面状に傾斜した軌道面24を外径面にそれぞれ有する二つの内輪23,23と、外輪21の軌道面22,22と内輪23,23の軌道面24,24との間に複数配置された転動体である円錐台形状の円錐ころ25,25とを備えている。
円錐ころ25は、外輪21と内輪23,23との間に組み込まれた環状の保持器26,26によって、周方向に一定の間隔を隔てて保持されている。また、一対の内輪23,23の間には、間座29が介装してある。
外輪21側では、所定の装置の大径部材41に、外輪21が嵌合してあり、リング部材42から外輪21にボルト43を挿通して、外径部材41に締結してあり、外輪21は、ボルト43により所定の装置に固定してある。
一方、内輪側23では、内輪23,23と間座29とに、それぞれ、貫通孔23a,23a,29aが形成してあり、これら貫通孔23a,23a,29aに、結合部材3が挿入してあり、この結合部材3の中空内部に、ボルト53が挿通してある。
即ち、所定の装置の小径部材51に、内輪23,23と間座29とが嵌合してあり、貫通孔23a,23a,29aに、結合部材3が挿入してあり、次いで、リング部材52から結合部材3にボルト43を挿通して、小径部材51に締結してある。内輪23,23と間座29との3個の軸受部品は、結合部材3とボルト53により、所定の装置に固定してある。
以上から、内輪23,23と間座29が容易に分解しない程度の十分な強度を特って結合でき、容易に組立作業をすることができ、また、品質的にも安定して、組立時の作業性も確保することができる。
また、結合部材3は、中空となっていることから、ボルト53を通して、軸受を装置に固定する穴としても利用できるため、軸受に設ける穴数を減らし、全体にコンパクトな設計とすることができる。
さらに、内輪23,23と間座29を結合するためのネジやリベットなどの結合部材の占めるスペースが小さくなることで、軸受の省スペース化や軽量化を実現することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。
本発明の第1実施の形態に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図である。 本発明の第2実施の形態に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図であり、(a)は、加締め加工前の状態を示し、(b)は、その加締め加工状態を示し、(c)は、その加締め加工後を示す。 本発明の第3実施の形態に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図であり、(a)は、溶解加工前の状態を示し、(b)は、その溶解加工後を示す。 本発明の第3実施の形態の変形例に係り、二つの部品同士を結合する場合の模式的断面図である。 本発明の第4実施の形態に係る非分離型転がり軸受であって、クロスローラ軸受の半断面図である。 本発明の第5実施の形態に係る非分離型転がり軸受であって、外輪一体型の複列円錐ころ軸受の半断面図である。 (a)は、従来に係る非分離型複列円錐ころ軸受の半断面図であり、(b)は、(a)に示した締結環の斜視図である。
符号の説明
1,2 軸受部品
1a,2a 貫通孔
3 結合部材
3a,3b 端部
4 加締め型
5 受け型
10 クロスローラ軸受
11 内輪
12 外輪
12a 第1分割輪
12b 第2分割輪
12c,12d 貫通孔
13 ころ
20 複列円錐ころ軸受
21 外輪
22 軌道面
23 内輪
23a 貫通孔
24 軌道面
25 円錐ころ
26 保持器
27 小鍔部
28 大鍔部
29 間座
29a 貫通孔
31,32 締結溝
34 締結環
41 大径部材
42 リング部材
43 ボルト
51 小径部材
52 リング部材
53 ボルト

Claims (3)

  1. 外輪と、内輪と、外輪と内輪の間に介装した複数の転動体とからなる転がり軸受において、
    中空・円筒状の結合部材の端部を、その径方向外方に拡大して、掛かり代を形成することによって、軸受部品同士を結合して非分離状態にすることを特徴とする非分離型転がり軸受。
  2. 前記結合部材の中空部に、当該軸受を装置に固定するためのネジが挿通してあることを特徴とする請求項1に記載の非分離型転がり軸受。
  3. 円錐内面状に傾斜した一対の軌道面を内径面に有する一つの外輪と、円錐外面状に傾斜した各軌道面をそれぞれ外径面に有する一対の内輪と、外輪の一対の軌道面と一対の内輪の一対の軌道面との間に配置した複数の円錐ころと、を備える複列円錐ころ軸受であり、
    前記一対の内輪に形成した貫通孔に、前記結合部材が挿入してあり、当該結合部材の中空部に、前記複列円錐ころ軸受を装置に固定するためのネジが挿通してあることを特徴とする請求項2に記載の非分離型転がり軸受。
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