JP4873360B2 - 車輪装着用補助具及び車輪装着方法 - Google Patents
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車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する際に用いられる車輪装着用補助具であって、
前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせするときには、その合わせられた状態でそれらフランジ部とブレーキディスクロータとを貫通して配置されることにより前記ブレーキディスクロータを前記フランジ部に保持するとともに、
その後さらに、対応する前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして前記ハブボルトで締結するときには、その締結作業に伴って前記ブレーキディスクロータ及び前記フランジ部のいずれからも離脱可能である。
車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する際に用いられる車輪装着用補助具であって、
前記フランジ部には、1又は複数の補助具挿入用のフランジ側貫通孔が前記雌ねじ孔とは別に周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成される一方、
前記ブレーキディスクロータには、補助具挿入用のロータ側貫通孔が前記挿通孔とは別に前記フランジ側貫通孔と対応する位置に貫通形成され、
前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせするときに、前記フランジ側貫通孔と前記ロータ側貫通孔とに跨って車両インナ側から車両アウタ側に向けて挿入されるとともに、
その後さらに、前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして前記ハブボルトで締結するときに、そのタイヤホイール(の車両インナ側の表面)で押されて車両インナ側に抜け出すことを特徴とする。
車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する際に用いられる車輪装着用補助具であって、
前記フランジ部の雌ねじ孔のうちの少なくとも1個は、補助具挿入用のフランジ側貫通孔に兼用される一方、
前記ブレーキディスクロータの挿通孔のうち前記フランジ側貫通孔と対応するものは、補助具挿入用のロータ側貫通孔に兼用され、
前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせするときに、前記フランジ側貫通孔と前記ロータ側貫通孔とに跨って車両インナ側から車両アウタ側に向けて挿入されるとともに、
その後さらに、前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして前記ハブボルトで締結するときに、そのハブボルトの先端で押されて車両インナ側に抜け出すことを特徴とする。
車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する車輪装着方法であって、
前記フランジ部においてその雌ねじ孔とは別に周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成された補助具挿入用のフランジ側貫通孔と、前記ブレーキディスクロータにおいてその挿通孔とは別に前記フランジ側貫通孔に対応する位置に貫通形成された補助具挿入用のロータ側貫通孔とに跨って、車両インナ側から車両アウタ側に向けて車輪装着用補助具(の挿入軸部)を挿入し、前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせして保持する第一工程(ロータ仮止め工程)と、
前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして、前記車輪装着用補助具(の挿入軸部)を前記タイヤホイール(の車両インナ側の表面)で押して車両インナ側に抜け出させるとともに、前記フランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを前記ハブボルトで締結する第二工程(ホイール取付け工程)と、
を含むことを特徴とする。
車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する車輪装着方法であって、
前記フランジ部の雌ねじ孔に兼用される補助具挿入用のフランジ側貫通孔と、前記ブレーキディスクロータの挿通孔に兼用され前記フランジ側貫通孔に対応する補助具挿入用のロータ側貫通孔とに跨って、車両インナ側から車両アウタ側に向けて車輪装着用補助具(の挿入軸部)を挿入して、前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせして保持する第一工程(ロータ仮止め工程)と、
前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして、前記車輪装着用補助具(の挿入軸部)を前記ハブボルトの先端で押して車両インナ側に抜け出させるとともに、前記フランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを前記ハブボルトで締結する第二工程(ホイール取付け工程)と、
を含むことを特徴とする。
軸状又は筒状を呈する回転部材のアキシャル方向の一方側(外側)端部にはラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の一方側(外側)主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有する第一部材(中間部材)及び第二部材(外側部材)がこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして一方側(外側)から挿通される雄ねじ部材を前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、第一部材(中間部材)及び第二部材(外側部材)を一体連結する際に用いられる連結用補助具であって、
前記フランジ部には、1又は複数の補助具挿入用のフランジ側貫通孔が前記雌ねじ孔とは別に周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成される一方、
前記第一部材(中間部材)には、補助具挿入用の第一部材(中間部材)側貫通孔が前記挿通孔とは別に前記フランジ側貫通孔と対応する位置に貫通形成され、
前記第一部材(中間部材)の挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせするときに、前記フランジ側貫通孔と前記第一部材(中間部材)側貫通孔とに跨って他方側(内側)から一方側(外側)に向けて挿入されるとともに、
その後さらに、前記第二部材(外側部材)の挿通孔を位置合わせして前記雄ねじ部材で締結するときに、その第二部材(外側部材)で押されて他方側(内側)に抜け出すように構成できる。
軸状又は筒状を呈する回転部材のアキシャル方向の一方側(外側)端部にはラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の一方側(外側)主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有する第一部材(中間部材)及び第二部材(外側部材)がこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして一方側(外側)から挿通される雄ねじ部材を前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、第一部材(中間部材)及び第二部材(外側部材)を一体連結する際に用いられる連結用補助具であって、
前記フランジ部の雌ねじ孔のうちの少なくとも1個は、補助具挿入用のフランジ側貫通孔に兼用される一方、
前記第一部材(中間部材)の挿通孔のうち前記フランジ側貫通孔と対応するものは、補助具挿入用の第一部材(中間部材)側貫通孔に兼用され、
前記第一部材(中間部材)の挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせするときに、前記フランジ側貫通孔と前記第一部材(中間部材)側貫通孔とに跨って他方側(内側)から一方側(外側)に向けて挿入されるとともに、
その後さらに、前記第二部材(外側部材)の挿通孔を位置合わせして前記雄ねじ部材で締結するときに、その雄ねじ部材の先端で押されて他方側(内側)に抜け出すように構成できる。
次に、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例を参照して説明する。図1は車両の車輪取付構造(すなわち、ハブに車輪を装着した状態)の一例を示す断面図である。また、図2はハブの正面図、図3はブレーキディスクロータの正面図、図4はタイヤホイールの正面図をそれぞれ示している。図1に示すように、車両の車輪取付構造は、車軸1に取り付けられるハブユニット2と、ハブユニット2に一体連結されるブレーキディスクロータ5及びタイヤホイール6とから主として構成される。
(1)ロータ仮止め工程(第一工程;図5)
ハブフランジ3bのフランジ側貫通孔3dとブレーキディスクロータ5のロータ側貫通孔5bとに跨って、車両インナ側から車両アウタ側に向けて仮止めクリップ10の挿入軸部12を挿入する。これによって、ロータ側挿通孔5aを対応する雌ねじ孔3cに位置合わせした状態で、ブレーキディスクロータ5がハブフランジ3bに仮止め保持される。
雌ねじ孔3c及びロータ側挿通孔5aにホイール側挿通孔6aを位置合わせして、タイヤホイール6の車両インナ側の表面で挿入軸部12の先端を押すと、仮止めクリップ10は車両インナ側に抜け出る。これと並行して、ハブボルト7を雌ねじ孔3cに螺合させれば、ハブフランジ3bにブレーキディスクロータ5とタイヤホイール6とを締結する作業が終了する(図1参照)。
図9は車両の車輪取付構造の他の例を示す断面図である。また、図10はハブの正面図、図11はブレーキディスクロータの正面図、図12はタイヤホイールの正面図をそれぞれ示している。
(1)ロータ仮止め工程(第一工程;図13)
ハブフランジ3bのフランジ側貫通孔3d(雌ねじ孔3cと兼用)とブレーキディスクロータ5のロータ側貫通孔5b(ロータ側挿通孔5aと兼用)とに跨って、車両インナ側から車両アウタ側に向けて仮止めクリップ10の挿入軸部12を挿入する。これによって、ロータ側挿通孔5aを対応する雌ねじ孔3cに位置合わせした状態で、ブレーキディスクロータ5がハブフランジ3bに仮止め保持される。
雌ねじ孔3c及びロータ側挿通孔5aにホイール側挿通孔6aを位置合わせして、ハブボルト7の先端で挿入軸部12の先端を押すと、仮止めクリップ10は車両インナ側に抜け出る。これと並行して、計6本のハブボルト7を各雌ねじ孔3cに螺合させれば、ハブフランジ3bにブレーキディスクロータ5とタイヤホイール6とを締結する作業が終了する(図9参照)。
(1)駆動輪、従動輪いずれの装着にも同様に用いられる。
(2)従動輪の場合、軸受部4が内輪回転、外輪回転いずれの方式であってもよい。
3 ハブ
3a ハブ本体(筒状部;内輪部材)
3b ハブフランジ(フランジ部)
3c 雌ねじ孔
3d フランジ側貫通孔
4 軸受部
5 ブレーキディスクロータ
5a ロータ側挿通孔
5b ロータ側貫通孔
5c 座ぐり部
6 タイヤホイール
6a ホイール側挿通孔
7 ハブボルト
10 仮止めクリップ(車輪装着用補助具;連結用補助具)
11 頭部
12 挿入軸部
12a 軸部片
12b 膨出部
Claims (8)
- 車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する際に用いられる車輪装着用補助具であって、
前記フランジ部には、1又は複数の補助具挿入用のフランジ側貫通孔が前記雌ねじ孔とは別に周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成される一方、
前記ブレーキディスクロータには、補助具挿入用のロータ側貫通孔が前記挿通孔とは別に前記フランジ側貫通孔と対応する位置に貫通形成され、
前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせするときに、前記フランジ側貫通孔と前記ロータ側貫通孔とに跨って車両インナ側から車両アウタ側に向けて挿入されるとともに、
その後さらに、前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして前記ハブボルトで締結するときに、そのタイヤホイールで押されて車両インナ側に抜け出すことを特徴とする車輪装着用補助具。 - 車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する際に用いられる車輪装着用補助具であって、
前記フランジ部の雌ねじ孔のうちの少なくとも1個は、補助具挿入用のフランジ側貫通孔に兼用される一方、
前記ブレーキディスクロータの挿通孔のうち前記フランジ側貫通孔と対応するものは、補助具挿入用のロータ側貫通孔に兼用され、
前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせするときに、前記フランジ側貫通孔と前記ロータ側貫通孔とに跨って車両インナ側から車両アウタ側に向けて挿入されるとともに、
その後さらに、前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして前記ハブボルトで締結するときに、そのハブボルトの先端で押されて車両インナ側に抜け出すことを特徴とする車輪装着用補助具。 - 前記フランジ側貫通孔とロータ側貫通孔とのアキシャル方向の合計長さと同等又はそれよりも長い挿入軸部を有する請求項1又は2に記載の車輪装着用補助具。
- 前記挿入軸部は、軸直交断面において半径方向に延びる分割線により、軸線方向に沿って複数の軸部片に分割された割ピン形状に形成され、
各軸部片が半径方向中心側に集まるように弾性変形することによって前記フランジ側貫通孔とロータ側貫通孔とに跨って挿入される一方、
各軸部片が半径方向外側に拡がるように弾性復帰することによって前記フランジ側貫通孔及び/又はロータ側貫通孔に係止される請求項3に記載の車輪装着用補助具。 - 前記挿入軸部には半径方向外側に向けて突出する膨出部が形成され、
その膨出部は、各軸部片が弾性変形したときにその各軸部片とともに前記フランジ側貫通孔とロータ側貫通孔とを車両インナ側から車両アウタ側に向けて挿入され、各軸部片が弾性復帰したときに前記ロータ側貫通孔の車両アウタ側周縁に係止可能とされる請求項4に記載の車輪装着用補助具。 - 前記ブレーキディスクロータの車両アウタ側表面には、前記ロータ側貫通孔の周囲に座ぐり部が形成され、
前記膨出部は、各軸部片が弾性復帰したときに前記座ぐり部に係止される請求項5に記載の車輪装着用補助具。 - 車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する車輪装着方法であって、
前記フランジ部においてその雌ねじ孔とは別に周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成された補助具挿入用のフランジ側貫通孔と、前記ブレーキディスクロータにおいてその挿通孔とは別に前記フランジ側貫通孔に対応する位置に貫通形成された補助具挿入用のロータ側貫通孔とに跨って、車両インナ側から車両アウタ側に向けて車輪装着用補助具を挿入し、前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせして保持する第一工程と、
前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして、前記車輪装着用補助具を前記タイヤホイールで押して車両インナ側に抜け出させるとともに、前記フランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを前記ハブボルトで締結する第二工程と、
を含むことを特徴とする車輪装着方法。 - 車両の車輪が取り付けられて一体回転するハブの車両アウタ側の端部には、ラジアル方向に突出するとともに周方向に沿って所定間隔でアキシャル方向に貫通形成された複数の雌ねじ孔を有するフランジ部が設けられ、そのフランジ部の車両アウタ側の主表面に、前記雌ねじ孔の位置に対応させてアキシャル方向に貫通形成された複数の挿通孔をそれぞれ有するブレーキディスクロータ及びタイヤホイールがこの順で重ねて取り付けられ、対応する雌ねじ孔と挿通孔とを位置合わせして車両アウタ側から挿通されるハブボルトを前記雌ねじ孔に螺合させて締結することにより、それらフランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを一体連結する車輪装着方法であって、
前記フランジ部の雌ねじ孔に兼用される補助具挿入用のフランジ側貫通孔と、前記ブレーキディスクロータの挿通孔に兼用され前記フランジ側貫通孔に対応する補助具挿入用のロータ側貫通孔とに跨って、車両インナ側から車両アウタ側に向けて車輪装着用補助具を挿入して、前記ブレーキディスクロータの挿通孔を対応する前記フランジ部の雌ねじ孔に位置合わせして保持する第一工程と、
前記タイヤホイールの挿通孔を位置合わせして、前記車輪装着用補助具を前記ハブボルトの先端で押して車両インナ側に抜け出させるとともに、前記フランジ部、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを前記ハブボルトで締結する第二工程と、
を含むことを特徴とする車輪装着方法。
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