JP2006144363A - 排水配管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排水口からトラップ下流排水管に抵抗無く屋内配管用清掃具を挿し入れる。
【解決手段】 槽部Aの排水口1にSトラップBを連絡し、そのSトラップBのU字管B1は、管間を排水口1に臨む入口b1から下向きに傾斜させてディップDまで延設する第1共用隔壁C1で構成し、逆U字管B2は、管間をウェアWまで延設する第2共用隔壁C2で連続すると共に下端を出口b2とする後半側管部B2”が第1共用隔壁C2で前記入口b1真下にその入口b1と隔絶されるレイアウトになるように構成してなり、排水口1及び入口b1が臨む第1共用隔壁C1部分に屋内配管用清掃具Nを出し入れする開閉可能な通路2を設けると共に前記出口b2にトラップ下流排水管Pを連結にして、槽内から鉛直状もしくは略鉛直状をもって通路2、逆U字管B2の後半側管部B2”を介して屋内配管用清掃具Nを前記トラップ下流排水管Pに出し入れ可能とし、前記開閉可能な通路Nは排水口1方向に立上形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、洗面器、流し(シンク)、手洗い器、汚物流し等の排水口とトラップ下流排水管とを連絡して配管される排水配管構造に関するものである。
従来、洗面台、流し(シンク)、手洗い器、汚物流し等の排水構造には、それら槽部の排水口に連通してトラップを設け、そのトラップにトラップ下流排水管を介して床下排水管(屋内配管)に連絡する構成である。
そして、2000年4月1日より施法された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により排水配管全長を洗浄することが推奨されるようになっている。
そのため、特許文献1では、槽部底に一段低く段設した凹窪状の排水口底面からU字管の入口をその排水口に連通して垂設し、排水口側面に前記U字管の出口に連通する傾斜管を斜め下向きに連結すると共にその入口をキャップ部材で開閉可能とし、前記傾斜管を排水口側面に一端を連結する第1傾斜管部と、その第1傾斜管部よりも傾斜を急とする第2傾斜管部とで構成し、その第2傾斜管部にトラップ下流排水管を連結して、前記第1傾斜管部、第2傾斜管部をトラップ下流排水管へのバイパイ路にしている。
また、特許文献2は、槽部の排水金具に下向き傾斜状に連結したトラップ上流管に入口を連通させてトラップを設け、そのトラップ上流管にキャップ部材で開閉可能とするバイパイ路を前記トラップ上流管と同芯にして延長状に設け、その傾斜状のバイパス路にトラップの出口を連通させ、その下端にトラップ下流排水管を連結している。
そして、前記特許文献1、2共に、高圧洗浄ノズルを、キャップ部材を外した後、傾斜管(バイパイ管)や傾斜状のトラップ上流管とバイパス管を入口として、鉛直状のトラップ下流排水管を経て屋内配管に挿入して、噴出する高圧洗浄水で管内面に付着する汚物を洗い落とすようになっている。
しかしながら、特許文献1、2共に高圧洗浄ノズルの挿し入れ始端が、下向き傾斜状のバイパイ路に対して鉛直状のトラップ下流排水管が連結されてくの字状の屈曲路を形作るので、ノズル挿し入れ時にノズルがその屈曲路に沿うように変形して大きな摩擦抵抗を生み出し、高圧洗浄ノズルの屋内配管への挿し通し作業を重労働にする要因になっている。
また、配管が詰まった時等に先端の掻き揚げ部を回転させながら配管に付着する堆積物を掻き出すワイヤー式排水管清掃機器を挿し入れる際にも、そのワイヤーが前記屈曲路との間で大きな摩擦抵抗を生み出し、同様な問題点を惹き起こす。
特開2003−328418号公報 特開2004−270290号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、排水口からトラップ下流排水管に抵抗無く屋内配管用清掃具(高圧洗浄ノズル、ワイヤー式排水管清掃機器等)を挿し入れることができる排水配管構造を提供することにある。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、槽部の排水口に入口を臨ませてトラップを連絡し、該トラップの出口を、前記入口を上位にした上下関係をもって同芯または略同芯をもって設け、前記入口と出口とを屋内配管用清掃具を出し入れする開閉可能な通路で連絡すると共に前記出口にトラップ下流排水管を連結にして、槽内から鉛直状もしくは略鉛直状をもって通路を介して屋内配管用清掃具を前記トラップ下流排水管に出し入れ可能にしたことを特徴とする排水配管構造である(請求項1)。
ここで、前記屋内配管用清掃具とは、前記する高圧洗浄ノズルやワイヤー式排水管清掃機器等を挙げることができる。
以上の手段によれば、通路を開放して、屋内配管用清掃具を槽内から排水口、トラップの入口、トラップの出口、その出口に連結されるトラップ下流排水管へと何の抵抗もなく鉛直状もしくは略鉛直状に挿し入れる。
具体的には、槽部の排水口にSトラップを連絡し、前記SトラップのU字管は、その管間を排水口に臨む入口から下向きに傾斜させてディップまで延設する第1共用隔壁で構成し、前記Sトラップの逆U字管は、その管間をウェアまで延設する第2共用隔壁で連続すると共に下端を出口とする後半側管部が前記第1共用隔壁で前記入口真下にその入口と隔絶されるレイアウトになるように構成してなり、排水口及び入口が臨む第1共用隔壁部分に屋内配管用清掃具を出し入れする開閉可能な通路を設けると共に前記出口にトラップ下流排水管を連結にして、槽内から鉛直状もしくは略鉛直状をもって通路、逆U字管の後半側管部を介して屋内配管用清掃具を前記トラップ下流排水管に出し入れ可能にしていると好適なものである(請求項2)。
以上の手段によれば、前記請求項1と同様に槽内からトラップ下流排水管へと何の抵抗もなく鉛直状もしくは略鉛直状に屋内配管用清掃具を挿し入れる。
そして、槽部の排水口に連絡するU字管を、その管間を排水口に臨む入口から下向きに傾斜させてディップまで延設する第1共用隔壁で構成し、前記U字管に連続する逆U字管を、その管間をウェアまで延設する第2共用隔壁で連続すると共に下端を出口とする後半側管部が前記第1共用隔壁で前記入口真下にその入口と隔絶されるレイアウトにして、U管部と逆U管部を接近一体化させる。
そして、前記開閉可能な通路は少なくとも排水口方向に立上形成されている最適なものである(請求項3)。
その通路の開閉はゴムキャップ、ネジキャップ、一端を排水口内に連結した玉鎖で支持される抜差キャップ等任意の構成のものを提案することができる。
(請求項1、2)屋内配管用清掃具を変形させずに槽内からトラップ下流排水管へと挿し入れることが可能である。
そのため、排水口とトラップ下流排水管との間に屈曲管が形成され、その屈曲管で変形されて摩擦抵抗を伴ってトラップ下流排水管へと挿し入れられる屋内配管用清掃具に比して、屋内配管用清掃具を挿し通入れる労力の低減に寄与することができる。
その上、バイパス管等の別配管が全く不要なので、構成部品点数を低減し、安価に提供することができる。
(請求項2)しかも、その排水配管構造(Sトラップ)が管トラップでありながら、管間がディップ、ウェアまで伸びる共用隔壁で構成するようにU字管、逆U字管を連続形成して小形化しており、キャビネット内スペースの占有を最小限度に止めることができる。
(請求項3)また、通路が上方に立上がってその先端口が排水口に近づき、屋内配管用清掃具が槽内から簡単に入れられる。
次に本発明排水配管構造の実施の形態を説明すると、図1及び図2はその第1の実施の形態を、図3は同第2の実施の形態を示している。第1の実施の形態を説明すると、符号はA槽部、Bは排水トラップである。
槽部Aは、この実施の形態では図2に示すように、シンク(後述では符号Aを付して説明する)の場合を示し、シンクA底面の排水凹部a1底に排水口部材a2をシール材(図示せず)を介してナットa3止めして排水口1を構成し、その排水口部材a2に排水トラップBが接続されている。
排水トラップBは、Sトラップである。
このSトラップBは、図1、図2に示すように排水口1の真下にトラップの入口b1が臨むように連結してなり、トラップの出口b2を、前記入口b1を上位にした上下関係をもって設け、前記入口b1と出口b2とを高圧洗浄ノズル(屋内配管用清掃具)Nを出し入れする開閉可能な通路2で連絡した構成になっている。
前記SトラップBのU字管B1は、図1、図2に示すように管間を前記入口b1から下向きに直線状または湾曲状に傾斜させた後ディップDまで鉛直状に垂下する共用隔壁C1(後述では第1共用隔壁と称する)で構成することによってそのディップDを境にしたその後半側管部B1”を前記入口b1に対して平面視で管径分変位させて形成されている。
前記Sトラップの逆U字管B2は、ウェアWまでの管間を共用隔壁C2(後述では第2共用隔壁と称する)で連続させて下端を前記出口b2とする後半側管部B2”を、前記第1共用隔壁部C1で隔てて前記する入口b1の直下に配置させてある。
そして、トラップの入口b1と出口b2とを鉛直状もしくは略鉛直状に隔絶する第1共用隔壁C1部分には、高圧洗浄ノズル(屋内配管用清掃具)Nを案内する通路2が開閉可能に設けられている。
前記通路2の開閉手段は、図1に示すように通路2に弾性的に嵌着するキャップ3と、そのキャップ3を下端とするように入口b1、排水口部材a2の内面に沿うように設けられ先端を指引っ掛け部14としたアーム4とを備え、そのアーム4に指引っ掛け部14を介して持上げ力を作用させることによって、キャップ3が引抜かれて通路2を開放するようになっている。
尚、アームに対してネジキャップが回転可能に取着され、該ネジキャップにドライバー等の差込溝を開溝して、アームに対して独立してドライバー等の工具の回転でキャップが回転して通路を開放した後、アームを介してそのネジキャップを抜取けるようにしても良いものである。
そして、図2に示すように前記する排水口部材a2に前記入口b1を袋ナット等の任意な接続手段5で接続すると共に、出口b2に鉛直状のトラップ下流排水管Pを連結し、そのトラップ下流排水管Pに屋内配管P1を接続する。
排水は、排水口1、入口b1と出口b2を有するSトラップBを経て、トラップ下流排水管P、屋内配管P1へと排出される
屋内配管P1を高圧洗浄するための高圧洗浄ノズル(屋内配管用清掃具)Nは、通路2を開放することによって排水口1から逆U字管B2の後半側管部B2”、トラップ下流排水管Pへと何ら抵抗なく真っ直ぐ通され、屋内配管P1へと挿し入れられる。
また、SトラップBはそのU字管B1の管間をディップDまで第1共用隔壁C1で形成すると共に逆U字管B2の管間をウェアWまで第2共用隔壁C2で形成して、管路を接近集合させて、小形化を図っている。
次に図3に示す第2の実施の形態を説明すると、この実施の形態は、少なくとも通路2を排水口1方向に立上形成したものである。
図3に示すように連通してウェアW高さ程度やそれよりも若干高い高さまで下方向にも延長させてある。
先端開放部は、ゴムキャップ13やネジキャップで開閉可能に形成され、必要時に開放して、高圧洗浄ノズル(屋内配管用清掃具)を出し入れ可能にしている。
前記する両実施の形態ともゴムキャップやネジキャップ等、所謂蓋体は、排水口部材に一端に取付けた玉鎖の他端に落下不能に取り付けても良いものである。
尚、本発明はSトラップのみならず、ドラムトラップ、椀トラップにも等しく適用できるものである。
第1の実施の形態の排水配管構造の要部である排水口部材、Sトラップを示す正面断面図で一部切欠して示す。 使用状態を示す同正面断面図で一部切欠して示す。 第2の実施の形態の排水配管構造の要部である排水口部材、Sトラップを示す正面断面図で一部切欠して示す。
符号の説明
A:槽部 1:排水口
b1:入口 b2:出口
B:トラップ(Sトラップ) N:高圧洗浄ノズル(屋内配管用清掃具)
2:通路 P:トラップ下流排水管
B1:U字管 B2:逆U字管
C1:第1共有隔壁 C2:第2共有隔壁
D:ディップ W:ウェア
B2”:後半側管部(逆U字管の後半側管部) P1:屋内配管

Claims (3)

  1. 槽部の排水口に入口を臨ませてトラップを連絡し、該トラップの出口を、前記入口を上位にした上下関係をもって同芯または略同芯をもって設け、前記入口と出口とを屋内配管用清掃具を出し入れする開閉可能な通路で連絡すると共に前記出口にトラップ下流排水管を連結にして、槽内から鉛直状もしくは略鉛直状をもって通路を介して屋内配管用清掃具を前記トラップ下流排水管に出し入れ可能にしたことを特徴とする排水配管構造。
  2. 槽部の排水口にSトラップを連絡し、前記SトラップのU字管は、その管間を排水口に臨む入口から下向きに傾斜させてディップまで延設する第1共用隔壁で構成し、前記Sトラップの逆U字管は、その管間をウェアまで延設する第2共用隔壁で連続すると共に下端を出口とする後半側管部が前記第1共用隔壁で前記入口真下にその入口と隔絶されるレイアウトになるように構成してなり、排水口及び入口が臨む第1共用隔壁部分に屋内配管用清掃具を出し入れする開閉可能な通路を設けると共に前記出口にトラップ下流排水管を連結にして、槽内から鉛直状もしくは略鉛直状をもって通路、逆U字管の後半側管部を介して屋内配管用清掃具を前記トラップ下流排水管に出し入れ可能にしたことを特徴とする排水配管構造。
  3. 前記開閉可能な通路は少なくとも排水口方向に立上形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の排水配管構造。
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