JP2006144210A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2006144210A5
JP2006144210A5 JP2005145837A JP2005145837A JP2006144210A5 JP 2006144210 A5 JP2006144210 A5 JP 2006144210A5 JP 2005145837 A JP2005145837 A JP 2005145837A JP 2005145837 A JP2005145837 A JP 2005145837A JP 2006144210 A5 JP2006144210 A5 JP 2006144210A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance line
line portion
muscle
human body
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005145837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006144210A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2005145837A priority Critical patent/JP2006144210A/ja
Priority claimed from JP2005145837A external-priority patent/JP2006144210A/ja
Priority to US11/577,571 priority patent/US20080083055A1/en
Priority to CN2005800358631A priority patent/CN101043861B/zh
Priority to CA2584636A priority patent/CA2584636C/en
Priority to EP05793230A priority patent/EP1810649B1/en
Priority to AT05793230T priority patent/ATE473715T1/de
Priority to ES05793230T priority patent/ES2347338T3/es
Priority to PCT/JP2005/018943 priority patent/WO2006043476A1/ja
Priority to DE602005022337T priority patent/DE602005022337D1/de
Publication of JP2006144210A publication Critical patent/JP2006144210A/ja
Publication of JP2006144210A5 publication Critical patent/JP2006144210A5/ja
Priority to HK08102245.1A priority patent/HK1111333A1/xx
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

スポーツウェア
本発明は、スポーツ時に着用することで、挫傷,打撲,肉離れ等のスポーツ障害を予防できるスポーツウェアに関するものである。
出願人は、スポーツ科学におけるテーピング理論を応用し、スポーツウェアにおいて積極的に伸縮に差異がある部分を形成し、簡単な手法によりテーピングと同様なる効果を生じさせ、挫傷,打撲,肉離れ等のスポーツ障害を防止したスポーツウェアを発明した(特許文献1参照。)。
特許第2732394号公報
本発明は、この基本発明に基づいて更に研究を進め、開発したものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
人体1の皮膚面に対し摩擦抵抗が小さく滑りの良い素材を用いて人体1に密着する衣服体2を構成し、この衣服体2の内面に、人体1の皮膚面に対し摩擦抵抗が大きく滑りにくい素材を用いて抵抗ライン部3を形成して、この抵抗ライン部3の人体1の皮膚面に対する密着位置が、衣服体2の他の密着する内面よりも変動しにくい構成とし、前記衣服体2と前記抵抗ライン部3とは、伸縮性を有する構成とすると共に、この抵抗ライン部3の伸縮性を、衣服体2の伸縮性よりも小さく設定し、この抵抗ライン部3は、人体1にテープを巻き、筋肉,関節等の動きを規制して挫傷,打撲,肉離れ,捻挫,骨折等を防止するテーピング効果と同様な効果を生じ得る方向に形成したことを特徴とするスポーツウェアに係るものである。
また、前記衣服体2の内面に、前記抵抗ライン部3を接着固定したことを特徴とする請求項1記載のスポーツウェアに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、スポーツ科学におけるテーピング理論を応用し、スポーツウェアにおいて人体(皮膚面)に対し積極的に摩擦抵抗を付与することで、筋肉,関節等が適正な可動範囲で動く環境を作り出し、この簡単な手法によりテーピングと同様なる効果を生じさせ、挫傷,打撲,肉離れ等のスポーツ障害を防止することができる極めて秀れたスポーツウェアとなる。
しかも、本発明は、面倒なテーピング作業を要せず単に本発明のスポーツウェアを人体に着用するだけで前記作用・効果が得られる極めて実用性に秀れた画期的なスポーツウェアとなる。
また、本発明においては、着用時に抵抗ライン部が常に人体の皮膚面に密着するため、前記作用・効果が極めて効果的に発揮される一層実用性に秀れた構成のスポーツウェアとなる。
また、本発明においては、抵抗ライン部が伸縮性を有するために、本スポーツウェア着用時に極端に動きにくくならず秀れた動き易さを発揮し、しかも、伸縮性を有する構成でありながら、抵抗ライン部は衣服体に比して伸縮性が小さく、衣服体と同じように伸縮しないため、確実に筋肉等をサポートして前記テーピング効果を生じさせる極めて実用性に秀れた構成のスポーツウェアとなる。
また、請求項記載の発明においては、抵抗ライン部を有する衣服体を簡易に設計実現可能となり、しかも、この抵抗ライン部がスムーズに均等な圧力で筋肉等をサポートすることになり、その上、衣服体への縫製箇所が少なくて済むことで、より動き易く違和感のない着心地を実現できることになるなど、一層実用性に秀れた構成のスポーツウェアとなる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
人体1に衣服体2を着用すると、衣服体2の他の部分の内面は人体1の皮膚面に対して摩擦抵抗が少なく滑り易いが、これに比べ抵抗ライン部3は、人体1の皮膚面に対する摩擦抵抗が大きいために滑りにくい。
従って、この抵抗ライン部3に接する人体1部分は、抵抗ライン部3の摩擦抵抗によって皮膚及び皮膚内の筋肉・関節等の動きが制限されることになり、この抵抗ライン部3をテーピング方向に沿うように形成することで、この方向の筋肉・関節等の動きがテーピング理論に基づいた適正な可動範囲内で行われるように規制され、挫傷,打撲,肉離れ等のスポーツ障害を防止するテーピング効果と同等の効果が生じることとなる。
また、筋肉に合せた(テーピング方向に沿わせた)抵抗ライン部3が、疲れた筋肉を適正な可動範囲で動かすように作用するので、筋肉の緊張が和らげられて疲労を軽減することになる。
また、筋の緊張により関節を構成している骨が引っ張られ、これが原因で関節がズレて痛みを生じることがあるが、抵抗ライン部3が皮膚に接してテーピング効果を生じることにより、筋の緊張を和らげる効果もある。
また、抵抗ライン部3が皮膚を摩擦して皮膚表面を動かすために筋肉等のマッサージ効果が期待できて運動に適した環境が得られることになり、尚且つ、血液,リンパの循環を促し、血行不良の改善が期待できることになると共に、人体が本来もっている鎮痛効果を活性化させ、痛みを和らげる効果が期待できる。
従って、テーピングのように人体1にテープを貼る手間がなく、単に人体1に衣服体2を着用するだけで、しかも、正しく着用することでいつでも何度でも同じ部位への前記作用・効果が期待できる画期的なスポーツウェアとなる。
尚、例えば、衣服体2を人体1に密着するような衣服として、抵抗ライン部3が常に皮膚面に密着するような構成を採用することで、前記作用・効果が極めて効果的に発揮されることになるので好ましい。
また、例えば、人体1に密着する前記衣服体2を採用し、この衣服体2の内面に前記抵抗ライン部3を形成して、この抵抗ライン部3の人体1の皮膚面に対する密着位置が、他の内面よりも変動しにくい構成とすれば、この抵抗ライン部3により任意の箇所に良好なテーピング効果が得られて、前記作用・効果が極めて効果的に発揮されることになる。
また、抵抗ライン部3には伸縮性はなくとも良いが、伸縮性を有する素材を用いて前記抵抗ライン部3を形成すれば、この抵抗ライン部3が前記テーピング効果を発揮しながらも着用時に人体1の動き易さを損なわないため、非常に動き易い環境が得られることになる。
更に、例えば、前記衣服体2と前記抵抗ライン部3とは、伸縮性を有する構成とすると共に、この抵抗ライン部3の伸縮性を、衣服体2の伸縮性よりも小さく設定すれば、抵抗ライン部3が伸縮性を有する構成でありながら、抵抗ライン部3は衣服体2と同じようには伸縮しないため、動き易さを確保しながらも確実に筋肉等をサポートして前記テーピング効果を生じさせる極めて実用性に秀れた構成のスポーツウェアとなる。
また、例えば、前記衣服体2の内面に、前記抵抗ライン部3を接着固定すれば、抵抗ライン部3を衣服体2を形成することが非常に簡易に行えることになり、しかも、例えば、縫製により抵抗ライン部3を衣服体2に形成した場合には、運動時にこの縫製個所で衣服体2との伸縮差が生じて過度に筋肉等を圧迫してしまうことが考えられるが、抵抗ライン部3を接着するこの構成によれば、抵抗ライン部3と衣服体2とに縫製で生じるような無理な伸縮差が生じにくいために抵抗ライン部3がスムーズに均等な圧力で筋肉等をサポートすることになり、その上、接着構造を採用したことで衣服体2への縫製箇所が少なくて済むため、皮膚面への縫製箇所の当たりが軽減してより動き易く違和感のない着心地を実現できることになる。
本発明の具体的な実施例1について図1,図2に基づいて説明する。
本実施例では、衣服体2として腰から足首までを覆うロングパンツタイプのスパッツに適用している。
具体的には、衣服体2は、伸縮性を有する素材で構成し、人体1(下半身)にピッタリとフィットして筋肉の無駄な振動を抑え、疲労を軽減できるように構成している。
また、この衣服体2は、人体1の皮膚面に対し摩擦抵抗の小さい素材、即ち皮膚に対して滑りの良い素材を縫製して構成している。
本実施例では、この衣服体2の内面に、人体1の皮膚面に対し摩擦抵抗が大きく滑りにくい素材を用いて抵抗ライン部3を形成している。
具体的には、抵抗ライン部3は、帯状並びに線状の素材を用いて構成し、その構成素材の表面を起毛加工して、この毛足により皮膚面との摩擦抵抗を高める構成としている。
また、例えば、素材の編み(織り)組織によって表面に凹凸を形成した抵抗ライン部3を構成し、この抵抗ライン部3表面の凹凸によって皮膚面との摩擦抵抗を高める構成としても良い。
本実施例では、この抵抗ライン部3を、前記衣服体2の内面に接着剤により接着固定した構成としている。
また、この抵抗ライン部3は、人体1にテープを巻き、筋肉,関節等の動きを規制して挫傷,打撲,肉離れ,捻挫,骨折等を防止するテーピング効果と同様な効果を生じ得る方向に形成している。
スポーツ科学におけるテーピング理論は、テープを貼ったり巻き付けたりすることで、このテープを貼った方向の関節や筋肉等の動きを規制して関節,筋肉等を補強し、或いはテープを巻き付けることでその部分に不必要な力が加わらないようにしたりするもので、脚,腕,腰をはじめ、肩,首,指に至るまで人体1の関節,靭帯,筋肉,骨等を保護し、挫傷,打撲,肉離れ,捻挫,骨折等のスポーツ障害の予防,再発を防止するために研究されている。
本実施例では、前記テーピング理論のうち、特に腰から脹脛にかけての部位を保護するように設計している。
即ち、この理論に基づき、皮膚に対して摩擦抵抗の大きい前記抵抗ライン部3を、着用者の腰部から臀部,太腿部,膝部,脹脛部に至るまで下半身の長さ方向に蛇行させて形成している。
更に説明すると、衣服体2内面の腰部上縁から脹脛部の裾(下)縁にかけての部位に、着用者の腰部,臀部,太腿部,膝部,脹脛部の筋肉繊維の長さ方向に沿ってやや湾曲した帯状あるいは線状の抵抗ライン部3のいずれか一方若しくは双方を形成し、この抵抗ライン部3が皮膚面に接触(摩擦)してテーピング方向への皮膚の動きを規制すれば、腰部から臀部,太腿部,膝部,脹脛部の筋肉の保護,関節の保護等が図れ、その結果下半身の肉離れ、股関節,膝関節の挫傷等のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るとの理論に基づいて構成している。尚、図面は、特に足部においては人体1の外側部位に抵抗ライン部3を形成した場合を示している。
従って、下半身の筋肉の動きや、股関節,膝関節の動きを考慮して設定されたこの抵抗ライン部3によって挫傷や肉離れ等の防止の他、人体1へのフィット感も向上し、運動時の疲労も一層軽減されることになる構成としている。
また、本実施例の抵抗ライン部3は、伸縮性を有する構成とすると共に、この抵抗ライン部3の伸縮性を、前記衣服体2の伸縮性よりも小さく設定している。
具体的には、抵抗ライン部3は、伸縮性を有する素材を採用して形成すると共に、この抵抗ライン部3の伸縮素材は、前記衣服体2の伸縮素材よりも伸縮性の小さい素材を採用している。
尚、衣服体2と同等の伸縮性を有する素材を二重に重ねて前記抵抗ライン部3を構成することにより、抵抗ライン部3の伸縮性を衣服体2の伸縮性より小さくする構成を採用しても良い。
従って、抵抗ライン部3が伸縮性を有する構成でありながら、この抵抗ライン部3は衣服体2と同じように伸縮せずに適度な伸縮性を発揮し、動き易さを確保しながらも確実に筋肉等をサポートして前記テーピング効果を生じさせる構成としている。
また、このように、運動時に抵抗ライン部3によって皮膚面に大きな摩擦抵抗を付与する構成でありながら、衣服体2の伸縮に皮膚も追従して動くために皮膚が動き易い(からだを動かし易い)環境となり、その結果として筋肉や腱の可動範囲を適正な範囲内で広げる効果を発揮することになる。
即ち、筋肉や腱などの一定部分の皮膚表面のみが着用と運動により動き、皮膚自体が筋肉等を押え続けることなく中の組織を動き易くすることになる。
尚、本実施例では、パンツタイプの衣服体2に適用した場合を示したが、上衣タイプの衣服体2に適用して腕,肩等にテーピング効果を付与する構成としても良い。
本発明の具体的な実施例2について図3〜図6に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1において、抵抗ライン部3を更に増加させて筋肉の保護あるいはスポーツ障害の再発防止機能を広範囲にもたせた場合である。
具体的には、本実施例の抵抗ライン部3は、大腿筋膜張筋ライン3A,前脛骨筋ライン3B,L4−5ライン3C,中殿筋ライン3D,大腿四頭筋ライン3E,薄筋ライン3Fとから成る構成としている。
大腿筋膜張筋ライン3Aは、腿上部外側にあり、下部は腸脛靭帯に移行して膝の外側までいく大腿筋膜張筋に沿って形成したラインである。この大腿筋膜張筋は、太腿の屈曲、外転、膝関節の伸展などを助ける。ダッシュなどの脚の強い踏み出しではこの部位に力がかかり、この筋を痛めると脚の踏ん張りがきかなくなる。この大腿筋膜張筋ライン3Aは、大腿筋膜張筋のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。
前脛骨筋ライン3Bは、下腿(膝から下の部分)のすね外側にある筋で、膝下から足底の先まで伸びている前脛骨筋に沿って形成したラインである。この前脛骨筋は、足先を持ち上げ、内反させる動きを行う。ランニングでは蹴り出し、着地ともにこの筋を使い、スキーの前傾姿勢では常にこの筋が緊張状態にある。この筋が疲れてくると捻挫し易くなる。この前脛骨筋ライン3Bは、前脛骨筋のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。
L4−5(Lは腰椎の英語名Lumbarの略、4,5は5個ある腰椎の4番目、5番目の部分)ライン3Cは、腰椎の4番目、5番目の部分に相当する箇所を通るように形成した横方向のラインである。腰椎は、ジャンプによる振動、急激なストップ、素早いひねりなど運動における多くの動作をつかさどる。このL4−5ライン3Cは、腰椎のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。
中殿筋ライン3Dは、大殿筋の下層にあり、位置は大殿筋よりやや上になる中殿筋に沿って形成したラインと、この中殿筋への負担を軽減させるラインである。中殿筋は、股関節の動きを安定させる筋である。歩行や運動時のバランスをとるために必要であり、この筋が弱まると骨盤と大腿筋の安定性を欠き、相撲、レスリング、野球の守備といった中腰でバランスをとるスポーツで支障がおき易くなる。この中殿筋ライン3Dは、中殿筋のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。
大腿四頭筋ライン3Eは、太腿前部にある四つの筋頭、即ち大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋という四つの筋肉からなる大腿四頭筋に沿って形成したラインである。大腿四頭筋は、膝の伸展に大きな力を出す。スポーツにおいて最も重要なもも部分にある筋で、陸上競技、サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキーなどの脚部への負担が大きいスポーツではこの筋が弱まることにより、膝への障害が出易くなる。この大腿四頭筋ライン3Eは、大腿四頭筋のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。
薄筋ライン3Fは、腿内側、脚の付け根から膝下まで伸びる薄い筋、即ち薄筋に沿って形成したラインである。薄筋は、脚、股関節の内転を助ける。膝の疲れから膝が内側へ入り込むことをおさえる役割がある。この薄筋ライン3Fは、薄筋のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るものである。
本発明の具体的な実施例3について図7に基づいて説明する。
本実施例では、衣服体2として長袖タイプの上衣に適用し、前記実施例1のテーピング理論のうち、特に背中の部位を保護するように設計している。
即ち、この理論に基づき、皮膚に対して摩擦抵抗の大きい前記抵抗ライン部3を、着用者の背中の上側部から下側部に至るまで上半身の長さ方向に形成している。
具体的には、衣服体2の後身頃側の内面の背部上縁から背部の裾(下)縁にかけての部位であって、背骨部分を除いた左右部に、背中の肩甲骨及び背筋部分に接する帯状の抵抗ライン部3を形成し、この抵抗ライン部3が皮膚面に接触(摩擦)してテーピング方向への皮膚の動きを規制すれば、背部の筋肉の保護,肩関節の保護等が図れ、その結果上半身の肉離れ、肩関節の挫傷等のスポーツ障害を予防或いはその再発を防止し得るとの理論に基づいて構成している。
また、背筋を伸ばし、姿勢を正しくする効果や、腕の筋肉の広げ易さや、運動時における呼吸の安定性の向上が見込めることになり、更に、腕は肩甲骨を中心に動くため、これを正しく可動させるテーピング作用により腕が動かし易く、運動がし易い状態が作り出されることになる。
また、本実施例では、背骨部分を除いて前記抵抗ライン部3を設けたことで、この背骨部分は抵抗ライン部3の存する部分よりも伸び易く、これにより前後左右の動きやひねりといった運動追随性はそのままに、より発汗が多く、汗が溜まり易い部分の放熱効果も見込める構成としている。
従って、上半身の筋肉の動きや、肩関節の動きを考慮して設定されたこの抵抗ライン部3によって挫傷や肉離れ等の防止の他、人体1へのフィット感も向上し、運動時の疲労も一層軽減されることになる構成としている。
尚、本発明は、実施例1〜3に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
実施例1の使用状態を示す説明図である。 実施例1の使用状態における運動時を示す説明図である。 実施例2の使用状態を示す正面側から見た説明図である。 実施例2の使用状態における運動時を示す説明図である。 実施例2の使用状態を示す側面側から見た説明図である。 実施例2の使用状態を示す背面側から見た説明図である。 実施例3を示す背面側から見た説明図である。
符号の説明
1 人体
2 衣服体
3 抵抗ライン部

Claims (2)

  1. 人体の皮膚面に対し摩擦抵抗が小さく滑りの良い素材を用いて人体に密着する衣服体を構成し、この衣服体の内面に、人体の皮膚面に対し摩擦抵抗が大きく滑りにくい素材を用いて抵抗ライン部を形成して、この抵抗ライン部の人体の皮膚面に対する密着位置が、衣服体の他の密着する内面よりも変動しにくい構成とし、前記衣服体と前記抵抗ライン部とは、伸縮性を有する構成とすると共に、この抵抗ライン部の伸縮性を、衣服体の伸縮性よりも小さく設定し、この抵抗ライン部は、人体にテープを巻き、筋肉,関節等の動きを規制して挫傷,打撲,肉離れ,捻挫,骨折等を防止するテーピング効果と同様な効果を生じ得る方向に形成したことを特徴とするスポーツウェア。
  2. 前記衣服体の内面に、前記抵抗ライン部を接着固定したことを特徴とする請求項1記載のスポーツウェア。
JP2005145837A 2004-10-19 2005-05-18 スポーツウェア Pending JP2006144210A (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145837A JP2006144210A (ja) 2004-10-19 2005-05-18 スポーツウェア
DE602005022337T DE602005022337D1 (de) 2004-10-19 2005-10-14 Sportbekleidung
EP05793230A EP1810649B1 (en) 2004-10-19 2005-10-14 Sportswear
CN2005800358631A CN101043861B (zh) 2004-10-19 2005-10-14 运动服
CA2584636A CA2584636C (en) 2004-10-19 2005-10-14 Sports garment
US11/577,571 US20080083055A1 (en) 2004-10-19 2005-10-14 Sports Garment
AT05793230T ATE473715T1 (de) 2004-10-19 2005-10-14 Sportbekleidung
ES05793230T ES2347338T3 (es) 2004-10-19 2005-10-14 Prenda de deporte.
PCT/JP2005/018943 WO2006043476A1 (ja) 2004-10-19 2005-10-14 スポーツウェア
HK08102245.1A HK1111333A1 (en) 2004-10-19 2008-02-28 Sportswear

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004304500 2004-10-19
JP2005145837A JP2006144210A (ja) 2004-10-19 2005-05-18 スポーツウェア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006144210A JP2006144210A (ja) 2006-06-08
JP2006144210A5 true JP2006144210A5 (ja) 2007-05-17

Family

ID=36202892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005145837A Pending JP2006144210A (ja) 2004-10-19 2005-05-18 スポーツウェア

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20080083055A1 (ja)
EP (1) EP1810649B1 (ja)
JP (1) JP2006144210A (ja)
CN (1) CN101043861B (ja)
AT (1) ATE473715T1 (ja)
CA (1) CA2584636C (ja)
DE (1) DE602005022337D1 (ja)
ES (1) ES2347338T3 (ja)
HK (1) HK1111333A1 (ja)
WO (1) WO2006043476A1 (ja)

Families Citing this family (71)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7730552B2 (en) * 2003-04-15 2010-06-08 Wacoal Corp. Pants garment
US7941871B1 (en) * 2003-08-18 2011-05-17 Joey Jorgensen Garment with stretchable section and related methods
JP4294598B2 (ja) * 2005-01-26 2009-07-15 有限会社 中澤研究室 タイツ
JP4908025B2 (ja) * 2006-03-16 2012-04-04 株式会社ワコール 股付き衣類
US8336118B2 (en) 2007-05-31 2012-12-25 Nike, Inc. Articles of apparel providing enhanced body position feedback
US7934267B2 (en) 2007-05-31 2011-05-03 Nike, Inc. Articles of apparel providing enhanced body position feedback
US7996924B2 (en) 2007-05-31 2011-08-16 Nike, Inc. Articles of apparel providing enhanced body position feedback
EP2186427B1 (en) * 2007-09-12 2017-02-08 Wacoal Corp. Clothing with crotch for exercise
US20090089911A1 (en) * 2007-10-05 2009-04-09 Smith Timothy J Comfortable Protective Garments
EP2278946A4 (en) * 2008-05-02 2016-01-06 Perfect Cross Llc PROPRIO-RECEPTIVE CLINICAL ACTIVATION CLOTHING SYSTEM
JP5513716B2 (ja) * 2008-05-13 2014-06-04 トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社 ボトム衣料
US9554934B2 (en) 2008-06-03 2017-01-31 The Lonnie and Shannon Paulos Trust Elastic brace assembly and methods of use
US10675166B2 (en) 2008-06-03 2020-06-09 The Lonnie and Shannon Paulos Trust Adjustable brace assembly and methods of use
WO2009149217A2 (en) * 2008-06-03 2009-12-10 Lonnie Paulos Hyperextension brace assembly and methods of use
US8808211B2 (en) 2008-06-03 2014-08-19 The Lonnie and Shannon Paulos Trust Elastic brace assembly and methods of use
US9320634B2 (en) 2008-06-03 2016-04-26 The Lonnie and Shannon Paulos Trust (as Amended and Restated) F/K/A The James Dizikis Trust Dated February 26, 2008 Training brace assembly and methods of use
EP2316288B1 (en) * 2008-07-18 2013-09-11 Mizuno Corporation Sportswear
US20100050313A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-04 Shackelford Jr John P Posture improving device
JP2010070871A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Alcare Co Ltd サポーター
ES2383476T3 (es) * 2009-01-23 2012-06-21 Colibri1, S.L. Prenda deportiva de protección
WO2010102378A1 (en) * 2009-03-12 2010-09-16 Mayfair Tech Inc. Caloric burn undergarment
PL2250913T3 (pl) * 2009-05-11 2012-05-31 Colibri1 S L Ochronny strój sportowy
KR20160126087A (ko) * 2009-05-21 2016-11-01 스킨스 인터내셔날 트레이딩 아게 압축 의복 및 제조 방법
US8548622B2 (en) * 2009-07-22 2013-10-01 Under Armour, Inc. Uniform compression garment and method of manufacturing garment
JP2011122264A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Utax:Kk スポーツウェア
US8563798B2 (en) * 2010-03-04 2013-10-22 Kalliope Dontas Enclosing bandage for providing comfortable wound care and limiting fluid leakage
JP5333974B2 (ja) * 2010-08-25 2013-11-06 株式会社ナイガイ テーピング機能を有する下半身用衣料
EP2441546B1 (de) 2010-10-12 2013-04-24 Innovavent GmbH Verfahren und Vorrichtung zum Dotieren ausgewählter Bereiche einer Solarzelle
US9345275B2 (en) 2011-02-18 2016-05-24 Nike, Inc. Lower body garment with elasticity-reducing panel
BR112013021576A2 (pt) 2011-02-25 2016-11-16 Amarcod Ind Abbigliamento S R L peça de vestuário para a assistência neuro-muscular-esquelética
USD654661S1 (en) * 2011-06-30 2012-02-28 Lululemon Athletica Canada Inc. Pants
US20130019371A1 (en) 2011-07-18 2013-01-24 Austrimm Pty Ltd Support and Compression Garment
RU2566906C1 (ru) * 2011-10-11 2015-10-27 Пума Се Предмет одежды
JP5879919B2 (ja) * 2011-10-21 2016-03-08 株式会社ワコール 上半身衣類
DE102012101837B4 (de) * 2012-03-05 2014-01-16 Delta-Sport Handelskontor Gmbh Elastischer Textilartikel
DK2842436T3 (en) * 2012-04-10 2018-03-26 Wacoal Corp Training vest with crotch
ITMI20120907A1 (it) * 2012-05-24 2013-11-25 Freddy Spa Indumento per modellare le natiche ed i fianchi femminili, n particolare un indumento sportivo per danza o ginnastica
DE102012216180A1 (de) * 2012-09-12 2014-03-13 Falke Kgaa Beinbekleidungsstück
US20140325732A1 (en) * 2013-05-01 2014-11-06 Derek James Anderson Athletic apparel
CN103462248B (zh) * 2013-09-25 2015-01-07 李宁体育(上海)有限公司 采用原动肌压缩紧身服及其制造方法
US20150189924A1 (en) * 2014-01-08 2015-07-09 Together Gear, LLC Apparatus for Protecting A Young Human From the Elements
ES2545277B1 (es) * 2014-03-06 2016-08-16 Salvador CRESPO FALCÓ Traje, equipamiento para entrenamiento funcional
GB2533077B (en) * 2014-08-22 2017-12-06 Speedo Int Ltd Swimming garments
JP2018518609A (ja) * 2015-06-25 2018-07-12 シックス オクロック エンタープライズ ピーティーワイ リミテッド6 O’Clock Enterprises Pty Ltd 継ぎ目無しの一体的抵抗ゾーンを有する抵抗衣服
US20180035736A1 (en) 2016-08-05 2018-02-08 Under Armour, Inc. Garment with waistband pocket
US10398183B2 (en) 2016-02-22 2019-09-03 Under Armour, Inc. Garment with tension closure pocket
USD783937S1 (en) 2016-02-24 2017-04-18 Under Armour, Inc. Garment bottom
USD786534S1 (en) 2016-03-21 2017-05-16 Under Armour, Inc. Lower body garment
US20190075858A1 (en) * 2016-04-14 2019-03-14 Skins International Trading Ag Compression garment
USD816293S1 (en) 2016-05-24 2018-05-01 Under Armour, Inc. Garment bottom
USD824641S1 (en) 2016-06-10 2018-08-07 Under Armour, Inc. Pants
KR102036966B1 (ko) * 2016-09-26 2019-10-25 노바테크인더스트리 주식회사 금속 메쉬의 미세 선폭 도금용 진공 및 차폐 척
GB201618449D0 (en) * 2016-11-01 2016-12-14 Python Performance Ltd Sports garment
US20180317562A1 (en) * 2017-05-04 2018-11-08 Monee Denine Gagliardo Neutral Spine Support Garment
FI3618936T3 (fi) * 2017-05-05 2023-12-01 Kapsul Tech Corp Suojaintuotteet ja niihin liittyvät menetelmät
JP2020535327A (ja) * 2017-09-26 2020-12-03 フォーティアック コーポレイション ディービーエー テイシン ニューヨークFortiac Corporation DBA Techin New York 編物伸縮パネルを有する非伸縮性の衣服
USD872422S1 (en) * 2017-12-08 2020-01-14 Nike, Inc. Garment
USD874095S1 (en) * 2017-12-08 2020-02-04 Nike, Inc. Garment
JP6409143B1 (ja) * 2017-12-25 2018-10-17 株式会社身体機能研究所 衣類
WO2019164633A2 (en) 2018-02-26 2019-08-29 Ts Medical Llc Devices and methods for exercising an ankle, foot, and/or leg
US11638852B2 (en) 2018-04-06 2023-05-02 TS Medical, LLC Portable devices for exercising muscles in the ankle, foot, and/or leg, and related methods
US11313056B2 (en) 2018-05-30 2022-04-26 Nike, Inc. Woven garment with grip yarns
CA3055361A1 (en) 2018-09-14 2020-03-14 Mary Anne Tarkington Portable devices for exercising muscles in the ankle, foot, and/or leg, and related methods
JP6527629B1 (ja) * 2018-10-08 2019-06-05 学校法人早稲田大学 動作補助作業着
CN109757801A (zh) * 2019-03-15 2019-05-17 深圳克拉托斯体育有限公司 一种止滑防护条、紧身护具、衣裤及其生产工艺
CN109757806A (zh) * 2019-03-15 2019-05-17 深圳克拉托斯体育有限公司 一种止滑防护条、紧身护具、衣裤及其生产工艺
CN110150775B (zh) * 2019-04-29 2021-05-14 匹克(中国)有限公司 一种马拉松男士专用t恤
USD961023S1 (en) 2020-02-12 2022-08-16 TS Medical, LLC Excercise device
JP7212374B2 (ja) * 2020-06-01 2023-01-25 フットマーク株式会社 機能性タイツ
USD1012207S1 (en) 2020-08-12 2024-01-23 TS Medical, LLC Exercise device
US11986035B2 (en) 2022-04-29 2024-05-21 Target Brands, Inc. Swimwear garment with selective bottom control

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3470878A (en) * 1968-08-08 1969-10-07 Liberty Fabrics Of New York Girdle-stocking combination with antiride-up and gap-preventing means
US4216547A (en) * 1979-02-02 1980-08-12 Picchione P Vincent Injury protection device for athletes
JPH0749602B2 (ja) * 1990-06-19 1995-05-31 株式会社ワコール テーピング機能を有するロングガードル等下半身用被服
JPH0641641B2 (ja) * 1990-06-21 1994-06-01 株式会社ワコール テーピング機能を有するロングガードル等下半身用被服
JP2603769B2 (ja) 1991-05-22 1997-04-23 株式会社 ワコール 人体の体表面に圧接して着用されるテーピング機能を有する下腿部用サポーター
US5109546A (en) * 1991-06-10 1992-05-05 Dicker Timothy P Exercise suit with resilient reinforcing
US5201074A (en) * 1991-06-10 1993-04-13 Dicker Timothy P Exercise suit with resilient reinforcing
CN1078366A (zh) * 1992-10-29 1993-11-17 彭绍麟 仿生弹力服装
JP2732394B2 (ja) * 1994-09-12 1998-03-30 オンヨネ株式会社 スポーツウェア
JP3668316B2 (ja) * 1996-03-04 2005-07-06 オンヨネ株式会社 スポーツウェア
JP3115816B2 (ja) * 1996-03-14 2000-12-11 株式会社ワコール 肩および上肢部保護衣料
JP3012819B2 (ja) * 1997-04-01 2000-02-28 株式会社ワコール 下肢部保護衣料
JPH10331008A (ja) * 1997-05-28 1998-12-15 Toyama Goorudouin:Kk 運動用被服
JPH1112814A (ja) * 1997-06-13 1999-01-19 Descente Ltd テ−ピング機能タイツ
JP3809031B2 (ja) * 1999-05-11 2006-08-16 株式会社ゴールドウインテクニカルセンター 運動用被服とその製造方法
JP3740344B2 (ja) * 2000-02-03 2006-02-01 株式会社ワコール 運動用スパッツ
TW475887B (en) * 2000-04-20 2002-02-11 Wacoal Corp Leg portions supporting wear
JP3666868B2 (ja) * 2000-04-20 2005-06-29 株式会社ワコール 股部を有する下肢部サポート用被服
CN2444441Y (zh) * 2000-09-11 2001-08-29 内蒙古翔鸿贸易有限责任公司 弹力保暖裤
JP3613633B2 (ja) * 2001-04-23 2005-01-26 吉徳 柴田 スポーツ用ストッキング
CN1248607C (zh) * 2001-08-21 2006-04-05 阿尔皮纳塔尔研究公司 具有防滑表面区的运动服
JP2004100116A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Mizuno Corp 衣類、姿勢形成方法およびトレーニング指導方法
USD495469S1 (en) * 2002-10-30 2004-09-07 Wacoal Corp. Performance up type, ankle length stars & stripes sports pants
USD529686S1 (en) * 2004-04-28 2006-10-10 Wacoal Corp. Sport pants
JP4294598B2 (ja) * 2005-01-26 2009-07-15 有限会社 中澤研究室 タイツ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006144210A5 (ja)
JP2006144210A (ja) スポーツウェア
JP6740286B2 (ja) 関節を支持するための固有受容整形器具
US7862529B2 (en) Neuromusculoskeletal knee support device
US9895569B2 (en) Exercise garment with ergonomic and modifiable resistance bands
US6110135A (en) Elbow brace with movable support
US6080121A (en) Laminated orthopedic brace
JPH03254744A (ja) サポーター
CN105939694A (zh) 支撑护具
US20140208490A1 (en) Self-adjusting system for joint protection
JP2006322121A (ja) 下肢部保護衣料
KR101642459B1 (ko) 고관절 탈구 방지 보호대
US20230060119A9 (en) Wearable Tension Apparatus
JP3668316B2 (ja) スポーツウェア
JP3923929B2 (ja) 運動用被服
US10285842B2 (en) Systems and methods for increasing the effectiveness of a mechanical joint brace
KR101675338B1 (ko) 트레이닝 팬츠
TWM542494U (zh) 加壓型關節護具(一)
US20200146866A1 (en) Garment for stabilizing a human anatomical joint
KR20190057930A (ko) 십자인대 테이핑 무릎보호대
US20220387203A1 (en) Wearable Device for Increased Mobility
KR102160635B1 (ko) 운동용 타이츠
CA2276468A1 (en) Laminated orthopedic brace
WO2020154179A1 (en) Wearable tension apparatus
US20170216074A1 (en) Multifunctional brace