JP2006143970A - 着色コーティング組成物 - Google Patents

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邦之 西川
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Abstract

【課題】 加熱、焼成の必要がなく、簡単な工程で、常温において被膜を形成し、塗布面に優れた撥水性、防汚性、耐久性および色調を与え、さらには被膜を簡単に剥離でき、嗜好に応じて適宜変更が容易な着色コーティング組成物を提供すること。
【解決手段】 湿気硬化性シリコーンレジン、硬化触媒、シランカップリング剤、分子の末端に少なくとも1つのアルコキシ基を有する反応性シリコーンオイル、および、着色剤を含有する着色コーティング組成物を調製する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、着色コーティング組成物、詳しくは、透明面などにコーティングして、着色するための着色コーティング組成物に関する。
従来より、ガラス面などの透明面を着色するために、透明面に着色コーティング剤を塗布して、その被膜を形成することによりガラス面を着色することが知られている。
このような着色コーティング剤として、例えば、ポリシラザン(変性物)と無機若しくは有機着色剤及びその溶媒若しくは分散媒を主成分とした着色コーティング用組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−48951号公報
しかるに、特許文献1に記載される着色コーティング用組成物では、着色コーティング用組成物をガラス上に塗布し、充分乾燥させた後、加熱、焼成して、強靭な被膜を形成することで、ガラスなどの被覆物を着色しており、加熱、焼成という煩雑な工程が必要となる。また、一旦、強靭な被膜が形成されると、その被膜を簡単に剥離することはできず、嗜好に応じて変更することが困難である。
そこで、本発明の目的は、加熱、焼成の必要がなく、簡単な工程で、常温において被膜を形成することができ、塗布面に優れた撥水性、防汚性、耐久性および色調を与えることができ、さらには被膜を簡単に剥離することができ、嗜好に応じて適宜変更が容易な着色コーティング組成物を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の着色コーティング組成物は、湿気硬化性シリコーンレジン、硬化触媒、および、着色剤を含有することを特徴としている。
さらに、本発明の着色コーティング組成物は、前記湿気硬化性シリコーンレジンが下記平均組成式(1)で示されることが好適である。
Figure 2006143970
(式中、R1およびR2は、各々独立して、置換または非置換の1価の炭化水素基を、aはその平均値が0.40から1.70の範囲内にある値を、bは平均組成式(1)中におけるケイ素原子に結合したOR2基の比率が5重量部以上になる値をそれぞれ示す。)
また、本発明の着色コーティング組成物は、さらに、シランカップリング剤を含有することが好適である。
また、本発明の着色コーティング組成物は、前記シランカップリング剤が、メルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、アミノ系シランカップリング剤、メタクリロキシ系シランカップリング剤およびイソシアネート系シランカップリング剤からなる群から選択される少なくとも1つであることが好適である。
また、本発明の着色コーティング組成物は、さらに、分子の末端に少なくとも1つのアルコキシ基を有する反応性シリコーンオイルを含有することが好適である。
また、本発明の着色コーティング組成物は、前記反応性シリコーンオイルが下記一般式(2)で示されることが好適である。
Figure 2006143970
(式中、R3およびR4は、各々独立して、置換または非置換の1価の炭化水素基を、mは0〜2の整数、nは0〜400の整数をそれぞれ示す。)
また、本発明の着色コーティング組成物は、前記反応性シリコーンオイルの配合割合が、湿気硬化性シリコーンレジン100重量部に対して、150重量部以下であることが好適である。
本発明の着色コーティング組成物によれば、加熱、焼成の必要がなく、常温において、通常のワックスがけと同様の2〜5分程度の簡単な工程で、被膜を形成することができ、塗布面に優れた撥水性、防汚性、耐久性および色調を与えることができる。また、被膜は簡単に剥離することができるため、嗜好に応じて適宜変更することができる。
本発明の着色コーティング組成物は、湿気硬化性シリコーンレジン、硬化触媒、および、着色剤を含有している。
本発明において、湿気硬化性シリコーンレジンは、例えば、分子末端にアルコキシシリル基を有する低分子量のシリコーンアルコキシオリゴマーであって、後述する硬化触媒の存在下で、アルコキシシリル基の架橋により、常温で硬化するものが挙げられる。
このような湿気硬化性シリコーンレジンは、例えば、下記平均組成式(1)で示される。
Figure 2006143970
(式中、R1およびR2は、各々独立して、置換または非置換の1価の炭化水素基を、aはその平均値が0.40から1.70の範囲内にある値を、bは平均組成式(1)中におけるケイ素原子に結合したOR2基の比率が5重量部以上になる値をそれぞれ示す。)
また、R1とR2とは同一であっても、それぞれ異なっていてもよい。R1およびR2としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、ブチル基、ヘキシル基、フェニル基などの置換または非置換の1価の炭化水素基が挙げられる。好ましくは、R1としてメチル基、R2としてメチル基またはエチル基が挙げられる。
湿気硬化性シリコーンレジンの粘度は、例えば、0.1〜200mm2/s〈25℃〉であり、好ましくは、0.5〜100mm2/s〈25℃〉である。
また、湿気硬化性シリコーンレジンは、市販品として入手可能であり、例えば、KR−89S(信越化学社製)、KR−500(信越化学社製)などが用いられる。これら湿気硬化性シリコーンレジンは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
さらに、湿気硬化性シリコーンレジンの配合割合は、本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、0.1〜50重量部、好ましくは、1〜30重量部である。本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、湿気硬化性シリコーンレジンの配合割合が0.1重量部未満では、均一な被膜を得ることができず、また、50重量部を超えると、被膜形成においては何ら問題を生じないが、作業性、仕上りに困難を生じる場合がある。
本発明において、硬化触媒は、湿気硬化性シリコーンレジンを硬化させ得る触媒であれば、特に制限されないが、例えば、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクチレート、ジブチル錫ジラウレートなどの有機錫化合物、例えば、アルミニウムトリス(アセチルアセトン)、アルミニウムトリス(アセトアセテートエチル)、アルミニウムジイソプロポキシ(アセトアセテートエチル)などの有機アルミニウム化合物、例えば、ジルコニウム(アセチルアセトン)、ジルコニウムトリス(アセチルアセトン)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノメチルエーテル)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノエチルエーテル)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノブチルエーテル)などの有機ジルコニウム化合物、例えば、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノメチルエーテル)、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノエチルエーテル)、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノブチルエーテル)などの有機チタニウム化合物などの有機金属化合物が挙げられる。これらのうち、好ましくは、有機錫化合物、有機アルミニウム化合物、有機チタニウム化合物が挙げられる。
また、硬化触媒は、市販品として入手可能であり、例えば、D−20(信越化学社製)、DX−9740(信越化学社製)、DX−175(信越化学社製)などが用いられる。これら硬化触媒は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、硬化触媒の配合割合は、本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、0.1〜15重量部、好ましくは、0.4〜2.0重量部である。
また、本発明において、湿気硬化性シリコーンレジンは、予め硬化触媒が含有されている湿気硬化性シリコーンレジンの市販品を用いてもよい。そのような市販品としては、例えば、KR−400(硬化触媒DX−9740;10重量%含有、信越化学社製)、X−40−175(硬化触媒DX−175;5重量%含有、信越化学社製)などが用いられる。これらの硬化触媒を予め含有した湿気硬化性シリコーンレジンは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
本発明において、着色剤は、特に制限されず、公知の着色顔料、体質顔料および染料などを用いることができる。着色顔料としては、例えば、酸化チタン、カーボンブラック、弁柄、酸化鉄、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドンレッド、黄鉛、酸化クロム、群青、パール顔料、金属粉、およびこれらの分散体である市販のカラーペーストなどが挙げられる。体質顔料としては、例えば、炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸バリウム、ホワイトカーボン、アルミナ、ベントナイト、シリカ、マイカなどが挙げられる。染料としては、例えば、アゾ系、アンスラキノン系、ペリノン系、キノフタロン系、ニグロシン系の染料などが挙げられる。これらの着色剤は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、着色剤の配合割合は、本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、
0.1〜20重量部、好ましくは、0.2〜10重量部である。本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、着色剤の配合割合が0.1重量部未満では、十分な発色を得ることができず、20重量部を超えると、発色性が損なわれる場合がある。
本発明の着色コーティング剤は、さらに、密着性および耐磨耗性付与剤として、シランカップリング剤を含有する。
本発明において、シランカップリング剤は、例えば、メルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、アミノ系シランカップリング剤、メタクリロキシ系シランカップリング剤およびイソシアネート系シランカップリング剤が挙げられる。メルカプト系シランカップリング剤としては、例えば、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。エポキシ系シランカップリング剤としては、例えば、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。アミノ系シランカップリング剤としては、例えば、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシランなどが挙げられる。メタクリロキシ系シランカップリング剤としては、例えば、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。イソシアネート系シランカップリング剤としては、例えば、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。
また、シランカップリング剤は、市販品として入手可能であり、例えば、KBE−502(信越化学社製)、KBE−9007(信越化学社製)などが用いられる。これらシランカップリング剤は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、シランカップリング剤の配合割合は、本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、0.1〜10重量部、好ましくは、0.5〜5重量部である。本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、シランカップリング剤の配合割合が上記範囲内であれば、塗布した着色コーティング組成物の定着性が向上し、被膜の強度の向上を図ることができる。
本発明の着色コーティング剤は、さらに、撥水性付与剤として、分子の末端に少なくとも1つのアルコキシ基を有する反応性シリコーンオイルを含有する。
本発明において、反応性シリコーンオイルは、分子の末端に少なくとも1つのアルコキシ基を有し、例えば、下記一般式(2)で示される。
Figure 2006143970
(式中、R3およびR4は、各々独立して、置換または非置換の1価の炭化水素基を、mは0〜2の整数、nは0〜400の整数をそれぞれ示す。)
上記一般式(2)において、R3およびR4とは同一であっても、それぞれ異なっていてもよい。R3およびR4としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、ブチル基、ヘキシル基、フェニル基などの置換または非置換の1価の炭化水素基が挙げられる。好ましくは、R3としてメチル基、R4としてメチル基またはエチル基が挙げられる。
またnは、例えば、0〜400、好ましくは、5〜250である。
また、反応性シリコーンオイルは、市販品として入手可能であり、例えば、X−24−9377(信越化学社製)、X−24−9011(信越化学社製)などが用いられる。これら反応性シリコーンオイルは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、本発明において、反応性シリコーンオイルの粘度は、例えば、1〜1000mm2/s〈25℃〉、好ましくは、2〜500mm2/s〈25℃〉である。
また、反応性シリコーンオイルの配合割合は、本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、0.1〜50重量部、好ましくは、0.4〜20重量部である。本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、反応性シリコーンオイルの配合割合が0.1重量部未満では、良好な撥水性および防汚性を得ることができず、50重量部を超えると、撥水性および防汚性を維持することが困難となる場合がある。
また、本発明の着色コーティング組成物は、反応性シリコーンオイルの配合割合が、湿気硬化性シリコーンレジン100重量部に対して、150重量部以下、好ましくは、50重量部以下である。反応性シリコーンオイルの配合割合が、150重量部を超えると、撥水性および防汚性を維持することが困難となる場合がある。
そして、本発明の着色コーティング組成物は、上記した成分を溶剤などに配合することにより、適宜調製することができる。
溶剤としては、湿気硬化性シリコーンレジン、硬化触媒、シランカップリング剤、反応性シリコーンオイル、および、着色剤を溶解または分散できるものであれば、特に制限されないが、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、s−ブタノール、t−ブタノールなどのアルコール系溶剤、例えば、ミネラルスピリットなどの石油系溶剤、例えば、ヘキサン、ヘプタン、n−オクタン、i−オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカンなどの脂肪族炭化水素系溶剤、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶剤、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶剤、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチルなどのエステル系溶剤などが挙げられる。好ましくは、イソプロパノール、イソブタノールである。これら溶剤は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、溶剤の配合割合は、本発明の着色コーティング組成物の全重量に対して、各成分が配合された残余の重量部でよく、例えば、5〜95重量部、好ましくは、10〜90重量部である。
また、本発明の着色コーティング組成物には、その他に、本発明の優れた効果を阻害しない範囲において、艶出し剤または保護剤として一般に慣用されている、例えば、顔料分散剤、紫外線吸収剤、粘度調整剤、老化防止剤、香料、界面活性剤などの添加剤を、必要に応じて適宜、配合することができる。
顔料分散剤としては、特に制限されず、例えば、塩基性高分子顔料分散剤、両性低分子顔料分散剤、もしくは、両性高分子顔料分散剤などの従来公知の顔料分散剤を用いることができる。特に好ましくは、アミン価5〜25KOHmg/gの塩基性高分子顔料分散剤、酸価50〜150KOHmg/gかつアミン価50〜100KOHmg/gの両性低分子顔料分散剤もしくは両性高分子顔料分散剤が挙げられる。塩基性高分子顔料分散剤のアミン価や、両性低分子顔料分散剤もしくは両性高分子顔料分散剤の酸価およびアミン価がこの範囲を外れると、初期粘度が高くなったり、貯蔵安定性や調色の際の耐凝集性が低下する場合がある。
また、顔料分散剤の配合割合は、本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、例えば、0.1〜10重量部、好ましくは、0.2〜5重量部である。顔料分散剤の添加量が0.1重量部未満では、顔料分散剤の効果が十分に発揮されず、また、顔料分散剤の添加量が10重量部を超えると、顔料分散剤の効果が得られず、塗膜物性も低下するという不具合がある。
紫外線吸収剤としては、特に制限されず、例えば、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系、ベンゾフェノン系、サリチル酸系または無機系などの従来公知の紫外線吸収剤を用いることができる。ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤としては、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−イソプロペニルカルボニルオキシエチル)ベンゾトリアゾールなどが挙げられる。シアノアクリレート系の紫外線吸収剤としては、例えば、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレートなどが挙げられる。ベンゾフェノン系の紫外線吸収剤としては、例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンなどが挙げられる。サリチル酸系の紫外線吸収剤としては、例えば、フェニルサリシレート、p−t−ブチルフェニルサリシレートなどが挙げられる。無機系の紫外線吸収剤としては酸化セリウムなどが挙げられる。これらの紫外線吸収剤は、市販品としても入手可能であり、例えば、PUVA−30M(大塚化学社製)、PUVA−30S(大塚化学社製)、PUVA−100(大塚化学社製)、TINUVIN−326(チバスペシャリティー・ケミカルズ社製)、スミソーブ130(住友化学工業社製)、チヌビン320(チバ・ガイギー社製)、チヌビン326(チバ・ガイギー社製)、チヌビン328(チバ・ガイギー社製)、チヌビン400(チバ・ガイギー社製)、チヌビンP(チバ・ガイギー社製)、D0573(東京化成工業社製)などが用いられる。これら紫外線吸収剤は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。また、これら紫外線吸収剤を、本発明において用いる各種成分と重合させて配合することもできる。
また、紫外線吸収剤の配合割合は、本発明の着色コーティング組成物100重量部に対して、例えば、0.01〜1.0重量部、好ましくは、0.02〜0.5重量部である。
また、添加剤として、例えば、シリコーンパウダーを用いると、着色コーティング組成物の塗布後の拭き取りを効率よく行なうことができる場合がある。
そして、このようにして得られた本発明の着色コーティング組成物の用途は、特に制限されないが、例えば、ガラス製品、プラスチック製品などからなる透明部品の透明面に被膜を形成して着色するために用いられる。透明部品としては、例えば、自動車のヘッドライト、テールランプ、方向指示ランプ、バックランプ、ウィンドガラス、サイドミラーなどが挙げられる。
透明面に被膜を形成するには、例えば、透明面に塗布すればよい。透明面に対する塗布は、特に制限されず、例えば、本発明の着色コーティング組成物をスポンジなどに含浸させて、そのスポンジで、透明面を擦るなど、適宜公知の方法が用いられる。なお、塗布方法は、例えば、刷毛塗り、スプレーコーティングなど、その目的および用途により適宜選択することができる。また、塗布後は所定時間後に、拭き上げにより、色の濃度およびレベリング性を調整することができる。
なお、本発明の着色コーティング組成物の塗布割合は、例えば、透明面1.0m2あたり、約5〜50g、好ましくは、約10〜30gである。
このようにして、透明面に塗布された着色コーティング組成物は、溶剤成分が揮発するに伴なって、硬化触媒および空気中の水分が作用して湿気硬化性シリコーンレジンが硬化し、透明面に被膜が形成される。そして、この被膜は、加熱、焼成の必要がなく、常温において、通常のワックスがけと同様の2〜5分程度の簡単な工程で形成され、透明面に優れた撥水性、防汚性、耐久性および色調を与えることができる。また、被膜は、例えば、市販のコンパウンドなどで擦れば、簡単に剥離することができるため、嗜好に応じて適宜変更することができる。
なお、本発明の着色コーティング組成物は、上記した自動車部品以外にも、家庭用または産業用の各種製品について、広く用いることができる。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1
湿気硬化性シリコーンレジン 18.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、中重合タイプ、有機置換基:メチルタイプ)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 0.8重量部
(粘度:6mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9377、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 0.9重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 2.0重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 1.0重量部
(商品名:シアニンブルー4930PK、大日精化社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた青色分散体22.7重量部に対して、イソプロパノール77.3重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
実施例2
湿気硬化性シリコーンレジン 26.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、中重合タイプ、有機置換基:メチルタイプ)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 4.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9011、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 1.0重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 1.8重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 2.0重量部
(商品名:シアニングリーン5390、大日精化社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた緑色分散体34.8重量部に対して、イソプロパノール65.2重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
実施例3
湿気硬化性シリコーンレジン 14.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、中重合タイプ、有機置換基:メチルタイプ)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 2.0重量部
(粘度:6mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9377、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 0.8重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 2.0重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 0.5重量部
(商品名:リソパックレッド7030C、カペル社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた赤色分散体19.3重量部に対して、イソプロパノール80.7重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
実施例4
湿気硬化性シリコーンレジン 12.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、中重合タイプ、有機置換基:メチルタイプ)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 0.5重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9011、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 0.8重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 4.0重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 0.8重量部
(商品名:リソパックオレンジ3620C、カペル社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた橙色分散体18.1重量部に対して、イソプロパノール81.9重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
実施例5
湿気硬化性シリコーンレジン 24.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、中重合タイプ、有機置換基:メチルタイプ)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 1.0重量部
(粘度:6mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9377、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 1.2重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 0.5重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 1.2重量部
(商品名:ホスタパームバイオレットBL、クラリアント社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた紫色分散体27.9重量部に対して、イソプロパノール72.1重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
比較例1
湿気硬化性シリコーンレジン 16.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、中重合タイプ、有機置換基:メチルタイプ)
(商品名:KR−500、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 2.0重量部
(粘度:6mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9011、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 2.0重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 2.0重量部
(商品名:シアニングリーン5390、大日精化社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた緑色分散体22.0重量部に対して、イソプロパノール78.0重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
比較例2
ジシラザン系コート剤 24.0重量部
(商品名:KP801、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 2.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9011、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 1.1重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 1.8重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 0.8重量部
(商品名:リソパックオレンジ3620C、カペル社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた橙色分散体29.7重量部に対して、イソプロパノール70.3重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
比較例3
メトキシメチル化ナイロン 16.0重量部
(商品名:トレジン F−30K、ナガセケムテック社製)
反応性シリコーンオイル 4.0重量部
(粘度:6mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9377、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 1.0重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 2.2重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 0.5重量部
(商品名:リソパックレッド7030C、カペル社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた赤色分散体23.7重量部に対して、イソプロパノール76.3重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
比較例4
シリコーン系ハードコート剤 22.0重量部
(商品名:X−12−2150、信越化学社製)
反応性シリコーンオイル 3.0重量部
(粘度:20mm2/s〈25℃〉、メトキシタイプ)
(商品名:X−24−9011、信越化学社製)
硬化触媒(有機チタニウム化合物タイプ) 0.9重量部
(商品名:D−20、信越化学社製)
シランカップリング剤(メタクリロキシタイプ) 3.0重量部
(商品名:KBE−502、信越化学社製)
着色剤 2.0重量部
(商品名:シアニングリーン5390、大日精化社製)
上記の成分を、サンドグラインダーミルで十分に分散し、得られた緑色分散体30.9重量部に対して、イソプロパノール69.1重量部をミキサーで混合し、着色コーティング組成物を得た。
試験例
5×5cmにカットしたパフ付きウレタンスポンジに、各実施例および各比較例で得られた着色コーティング組成物を1gとり、ヘッドライト部分(平成10年式トヨタ自動車、カローラバン)にそれぞれ均一に塗布した。
塗布してから2分間乾燥させた後、パフ付きウレタンスポンジを用いて、表面を拭き取った。
その後、さらに1日間乾燥させた後、ヘッドライト表面の仕上がりおよび撥水性を目視にて確認し、仕上がり、および、初期の皮膜の撥水性を評価した。その結果を表1に示す。
なお、上記の処理後、1ヶ月、6ヶ月間、屋外に放置し、1ヶ月毎に洗車用スポンジで水洗後、ヘッドライト表面の撥水の持続性、皮膜の防汚性を目視にて評価した。その結果を表1に示す。
なお、仕上がりは、下記の通り評価した。
◎:ムラがなく、均一である。
○:ほとんどムラがない。
△:少しムラがある。
×:ムラがある。
撥水性は、下記の通り、処理面に水をかけたときの水玉の状態で評価した。
◎:水玉になってはじく。
○:はじきはあるが、水玉が変形する。
△:はじきが弱い。
×:ほとんどはじかない。
皮膜の防汚性は、下記の通り評価した。
◎:汚れていないと判断された(色差2未満)。
○:少し汚れていると判断された(色差2以上3未満)。
△:汚れていると判断された(色差3以上4未満)。
×:明らかに汚れていると判断された(色差4以上)。
また、キセノンアークランプを用いて、100時間促進試験を実施し、ヘッドライト表面の被膜の色差を測定した。色差(ΔE値)が、2.0以下であれば良好であり、2.0を越える場合、長期の色彩保持性に不具合を生じる。その結果を表1に示す。
また、上記の処理後、ヘッドライト表面を洗浄試験機にセットし、ブラシの代わりに不織布を用いて、約4.5Nの荷重を加えながら表面を擦り、傷のつき方を目視にて評価した。その結果を表1に示す。
◎:傷なし。
〇:1cm2当たり傷が数本ついた。
×:傷が多数ついた。
さらに、上記の処理後、ヘッドライト表面を、液体コンパウンド9800(ソフト99コーポレーション社製、耐水ペーパー1500相当)で擦れば、各実施例および各比較例の被膜が簡単に剥離できることを確認した。
Figure 2006143970

Claims (7)

  1. 湿気硬化性シリコーンレジン、硬化触媒、および、着色剤を含有することを特徴とする、着色コーティング組成物。
  2. 前記湿気硬化性シリコーンレジンが下記平均組成式(1)で示されることを特徴とする、請求項1に記載の着色コーティング組成物。
    Figure 2006143970
    (式中、R1およびR2は、各々独立して、置換または非置換の1価の炭化水素基を、aはその平均値が0.40から1.70の範囲内にある値を、bは平均組成式(1)中におけるケイ素原子に結合したOR2基の比率が5重量部以上になる値をそれぞれ示す。)
  3. さらに、シランカップリング剤を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載の着色コーティング組成物。
  4. 前記シランカップリング剤が、メルカプト系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、アミノ系シランカップリング剤、メタクリロキシ系シランカップリング剤およびイソシアネート系シランカップリング剤からなる群から選択される少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の着色コーティング組成物。
  5. さらに、分子の末端に少なくとも1つのアルコキシ基を有する反応性シリコーンオイルを含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の着色コーティング組成物。
  6. 前記反応性シリコーンオイルが下記一般式(2)で示されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の着色コーティング組成物。
    Figure 2006143970
    (式中、R3およびR4は、各々独立して、置換または非置換の1価の炭化水素基を、mは0〜2の整数、nは0〜400の整数をそれぞれ示す。)
  7. 前記反応性シリコーンオイルの配合割合が、湿気硬化性シリコーンレジン100重量部に対して、150重量部以下であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の着色コーティング組成物。
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