JP2006143131A - アクセルペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペダルアームの踏み込み量と踏力との関係に簡単な構成でもってヒステリシスを得ることのできるアクセルペダル装置を提供する。
【解決手段】車両に取付けられるハウジング3に回動自在に支持されたペダルアーム5に、当該ペダルアーム5の回動中心からの曲率半径が一定又は異なる曲面に形成した摺動曲面11を備え、この摺動曲面11に摺動可能に摺接したスライダ21を備え、このスライダ21と前記ペダルアーム5に備えた押圧部17との間に、前記ペダルアーム5の回動量の変化に対応して前記スライダ21を押圧する押圧力が変化する押圧力伝達手段を備え、前記押圧力伝達手段は、前記ペダルアーム5の押圧部17によって押圧される弾性部材19と、この弾性部材19によって基端部側15Bが押圧されると共に先端部側15Cでもって前記スライダ21を押圧する揺動可能な槓杆15とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に使用されるアクセルペダル装置に係り、さらに詳細には、アクセルペダルを踏み込むときの踏力よりも、アクセルペダルを初期位置へ戻す際の踏力を小さくするヒステリシス機構を備えたアクセルペダル装置であって、構成の簡素化を図ったアクセルペダル装置に関する。
近年、自動車等の車両に使用されるアクセルペダル装置には、アクセルペダルの踏み込み位置をロータリーエンコーダ等のごとき回動位置センサによって検出する構成のものが開発されている。すなわち、アクセルペダルの踏み込み位置を前記回動位置センサにより検出し、この回動位置センサによって検出した検出位置に基き、電子制御ユニットにより、エンジンのスロットルバルブの開度を制御することが行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−326754号公報
アクセルペダル装置においては、アクセルペダルを踏み込むときの踏み込み力(踏力)よりも、ペダルを初期位置側へ戻すときにおける踏力を小さくすべく、ヒステリシス機構を備えている。
前記特許文献1に記載のアクセルペダル装置においては、前記ヒステリシス機構として、アクセルペダルを踏み込むことによって回動されるペダル軸に回動自在に支持された受圧ドラムと、アクセルペダル装置のハウジングに揺動自在に支持された加圧レバーとの間に加圧バネを張設した構成である。そして、アクセルペダルを踏み込んで前記受圧ドラムを回動するときに、前記加圧バネの張力によって、前記加圧レバーに備えた摩擦ブロックを、前記受圧ドラムへ押圧して摩擦力を得る構成である。
すなわち、前記構成においては、前記アクセルペダルでもって受圧ドラムを回動するための構成や、アクセルペダルを初期位置へ戻す構成などにおいて、ヒステリシス機構の構成が極めて複雑であるという問題がある。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、車両に取付けられるハウジングに回動自在に支持されたペダルアームに、当該ペダルアームの回動中心からの曲率半径が一定又は異なる曲面に形成した摺動曲面を備え、この摺動曲面に摺動可能に摺接したスライダを備え、このスライダと前記ペダルアームに備えた押圧部との間に、前記ペダルアームの回動量の変化に対応して前記スライダを押圧する押圧力が変化する押圧力伝達手段を備えていることを特徴とするものである。
また、本発明は、前記アクセルペダル装置において、前記押圧力伝達手段は、前記ペダルアームの押圧部によって押圧される弾性部材と、この弾性部材によって基端部側が押圧されると共に先端部側でもって前記スライダを押圧する揺動可能な槓杆とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明は、車両に取付けられるハウジングに回動自在に支持されたペダルアームに、当該ペダルアームの回動中心からの曲率半径が一定又は異なる曲面に形成した摺動曲面を備え、この摺動曲面に摺動可能に摺接したスライダに先端部側が係合した槓杆の支持部を前記スライダより高位置に備えると共に、前記支持部よりも高位置側に位置する前記槓杆の基端部側と前記ペダルアームに備えた押圧部との間に弾性部材を備えていることを特徴とするものである。
図1を参照するに、本発明の実施形態に係るアクセルペダル装置1は、自動車等の車両(図示省略)へ取付けるためのハウジング3を備えており、このハウジング3には、下端部(先端部)にアクセルペダル(図示省略)を備えたペダルアーム5のボス部7が枢軸9を介して回動自在に支持されている。前記ボス部7の外周面であって、前記枢軸9の軸心とほぼ同一高さ位置より上部側には、前記枢軸9の中心(ペダルアーム5の回動中心)からの曲率半径が一定又は異なる曲面に形成した摺動曲面11が形成してある。
前記摺動曲面11の曲率半径が一定の場合には、前記枢軸9の軸心を中心とする円弧状の曲面である。そして摺動曲面11が、曲率半径が異なる曲面の場合には、例えば楕円の一部或は卵を断面したときの一部の曲線に沿う曲面などのごとき適宜のカム状の摺動曲面をなすものである。この場合、摺動曲面11の構成としては、上部側ほど曲率半径が大きくなる曲面であることが望ましい。
前記ハウジング3の内側であって前記枢軸9の軸心より高位置でかつ前記摺動曲面11に対向した位置には梃子の支点をなす支持部13が突出して設けてあり、この支持部13に、槓杆15の背部側に形成した凹部15Aが回動自在(揺動自在)に係合支持されている。
上記槓杆15は、容易に撓みを生じることのないように構成してあって、この槓杆15において前記支持部13に支持された凹部15Aより上部の基端部側15Bは、前記凹部15Aより下部の先端部側15Cより長く形成してある。そして、この基端部側15Bの表側と前記ペダルアーム5におけるボス部7の上部側に突出して備えた押圧部17との間には、例えばコイルスプリングなどのごとき弾性部材19が弾装してある。
前記槓杆15における前記先端部側15Cにおける表側の先端は円弧状または球状の曲面に形成してあり、この曲面には、前記ペダルアーム5におけるボス部7の外周面に形成した前記摺動曲面11に摺動可能に摺接したスライダ21が相対的に回動可能に係合支持されている。
上記構成により、初期状態においては、弾性部材19の蓄勢力によって前記槓杆15と押圧部17は互いに離反する方向へ付勢されており、前記押圧部17はハウジング3に備えたストッパ23に当接した状態にある。そして、前記スライダ21は、槓杆15を介して摺動曲面11へ押圧付勢された状態にある。
以上のごとき構成において、ペダルアーム5におけるアクセルペダルを踏み込んで、ペダルアーム5を、図1において反時計回り方向へ回動すると、弾性部材19はペダルアーム5のボス部7に備えた押圧部17によって押圧され、圧縮されることになる。この際、槓杆15は、凹部15Aが支持部13に係合支持され、先端部側15Cがスライダ21に係合して規制された状態にあって不動状態にある。したがって、前記弾性部材19の圧縮による蓄勢力は、槓杆15を介してスライダ21へ伝達され、スライダ21は前記摺動曲面11を次第に強力に押圧することになる。
既に理解されるように、前記弾性部材19の圧縮は前記ペダルアーム5の回動量の変化に対応して変化するものであり、前記スライダ21を摺動曲面11へ押圧する押圧力が変化するものである。したがって、前記弾性部材19及び槓杆15は、前記ペダルアーム5の回動量の変化に対応して前記スライダ21を押圧する押圧力が変化するように力を伝達する押圧力伝達手段を構成するものである。
前述のごとくペダルアーム5のアクセルペダルを踏み込む力は、前記弾性部材19が圧縮されることによる反発力と、前記スライダ21が摺動曲面11に押圧されることによって生じる摩擦力との和に抗する力でなければならないので、アクセルペダルの踏力は、図2に線Aで示すように、アクセルペダルのストローク(踏み込み量)に比例するように次第に大きくなる。そして、ペダルアーム5を初期位置へ戻す場合には、前記弾性部材19の蓄勢力がペダルアーム5を戻すように作用する。したがって、この際の踏力は、前記スライダ21の摩擦力と踏力との和が前記弾性部材19の前記蓄勢力と均衡するように保持すればよいものであり、ペダルアーム5を踏み込む場合よりも小さな踏力でよく、図2に線Bで示すように、ヒステリシスを示すことになる。
以上のごとき説明より理解されるように、前記構成においては、ペダルアーム5におけるボス部7の外周面の上部側に形成した摺動曲面11にスライダ21を押圧して摩擦力を得る構成であるから構成の簡素化を図ることができる。この際、前記摺動曲面11の半径の大小を変えることにより、スライダ21と摺動曲面11との間の摩擦係数が一定であっても、ペダルアーム5の踏力を調節することができる。
また、前述したごとき構成によれば、摺動曲面11へのスライダ21の摺接及び支持部13に対する槓杆15の支持を上方向から容易に行うことができ、その組立作業が容易である。さらに、前記構成によれば、例えばスライダ21の厚さを変えて、槓杆15の支持部13から先端部側15Cの寸法を変えること(槓杆15のレバー比を変えること)により、スライダ21と摺動曲面11との間の初期の摩擦力を調整することができる。すなわち、スライダ21による初期の摩擦力を適正摩擦力に容易に調節することができる。また、スライダ21の着脱交換をも容易に行うことができる。
ところで、前記説明においては、摺動曲面11が円弧状の曲面であって、ペダルアーム5の踏み込み量と踏力とが比例的関係にある場合について説明した。しかし、前述したように、前記摺動曲面11の曲率半径が上側ほど大きくなるカム面の構成とする場合には、図3(A)に示すように、ペダルアーム5の踏み込み量と踏力との関係を示す線A,Bが、例えば二次曲線を描いて変化する構成とすることができる。また前記摺動曲面11を、一部に段差部を備えた構成のカム面形状(段付きカム)とすることにより、図3(B)に示すように、ペダルアーム5の踏み込み量と踏力との関係を示す線A,Bに段差部を生じる構成とすることができる。
すなわち、摺動曲面11の形状を所望のカム面に形成することにより、ペダルアーム5の踏み込み量と踏力との関係を、所望の線A,Bで描く関係に構成することができるものである。この際、所望カム面を予め形成したカム片を、前記ボス部7の外周面に取付ける構成とすることにより、所望のヒステリシスに対して容易に対応することができるものである。
本発明の実施形態に係るアクセルペダル装置の断面説明図である。 本発明の実施形態に係るアクセルペダル装置におけるペダルアームの踏み込み量と踏力との関係を示したヒステリシスの説明図である。 摺動曲面の形状を変えることによりヒステリシスを種々変えることができる説明図である。
符号の説明
1 アクセルペダル装置
3 ハウジング
5 ペダルアーム
7 ボス部
9 枢軸
11 摺動曲面
15 槓杆
15B 基端部側
15C 先端部側
17 押圧部
19 弾性部材
21 スライダ

Claims (3)

  1. 車両に取付けられるハウジングに回動自在に支持されたペダルアームに、当該ペダルアームの回動中心からの曲率半径が一定又は異なる曲面に形成した摺動曲面を備え、この摺動曲面に摺動可能に摺接したスライダを備え、このスライダと前記ペダルアームに備えた押圧部との間に、前記ペダルアームの回動量の変化に対応して前記スライダを押圧する押圧力が変化する押圧力伝達手段を備えていることを特徴とするアクセルペダル装置。
  2. 請求項1に記載のアクセルペダル装置において、前記押圧力伝達手段は、前記ペダルアームの押圧部によって押圧される弾性部材と、この弾性部材によって基端部側が押圧されると共に先端部側でもって前記スライダを押圧する揺動可能な槓杆とを備えていることを特徴とするアクセルペダル装置。
  3. 車両に取付けられるハウジングに回動自在に支持されたペダルアームに、当該ペダルアームの回動中心からの曲率半径が一定又は異なる曲面に形成した摺動曲面を備え、この摺動曲面に摺動可能に摺接したスライダに先端部側が係合した槓杆の支持部を前記スライダより高位置に備えると共に、前記支持部よりも高位置側に位置する前記槓杆の基端部側と前記ペダルアームに備えた押圧部との間に弾性部材を備えていることを特徴とするアクセルペダル装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100841924B1 (ko) * 2006-07-19 2008-06-27 재영솔루텍 주식회사 자동차용 엑셀레이터 페달 모듈
JP2010164610A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子楽器のペダル装置
JP2010164611A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Yamaha Corp 電子楽器のペダル装置

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