JP2006142464A - ツルーイング方法および研削盤 - Google Patents
ツルーイング方法および研削盤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006142464A JP2006142464A JP2004339653A JP2004339653A JP2006142464A JP 2006142464 A JP2006142464 A JP 2006142464A JP 2004339653 A JP2004339653 A JP 2004339653A JP 2004339653 A JP2004339653 A JP 2004339653A JP 2006142464 A JP2006142464 A JP 2006142464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- wear
- truing
- grinding wheel
- grinding surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
【解決手段】 工作物の幅の異なる複数の研削箇所を所定順序で前記砥石車によって研削加工する研削サイクルを繰り返すとき、砥石車の研削面の複数の部位のうちで、最も摩耗量の多い部位を求め、この研削面の最も摩耗量の多い部位を基準としてツルーイングする。これにより砥石車のツルーイング量を必要最小限とする。
【選択図】 図6
Description
g:砥粒最大切込み深さ
a:砥粒切刃間隔
v:工作物周速度
V:砥石周速度
Δt:工作物1回転あたりの切込み量
D:砥石径
d:工作物径
V=π*D*ND ・・・(2)
次にステップ154では、NCデータ記憶領域331に記憶された工作物Wのn段目の研削箇所の径dおよび工作物回転速度Ndから次式により、工作物周速度vが演算される。
v=π*d*Nd ・・・(3)
また、ステップ154では、NCデータ記憶領域331に記憶された工作物Wのn段目の粗加工時の送り速度Sと工作物Wの回転速度Ndから工作物1回転あたりの切込み量Δtが次式により演算される。
Δt=S/Nd ・・・(4)
ステップ156では、これらステップ152、154で求められた工作物周速度v、砥石周速度V、工作物1回転あたりの切込み量Δt、砥石径記憶領域333に記憶された砥石径Dおよび工作物Wのn段目の研削箇所の径dを(1)に代入して工作物Wのn段目の粗研削加工時における砥粒負荷指数qが演算される。
M=π/4(d12−d22) ・・・(5)
但し、d1は粗研削加工開始時おける工作物径であり、d2は粗研削加工終了時おける工作物径である。また、粗研削加工開始時おける工作物径d1は、NCデータ記憶領域331に記憶された工作物形状データにおける工作物Wのn段目の研削箇所の初期工作物径であり、粗研削加工終了時の工作物径d2は、粗研削加工開始時おける工作物径d1から粗研削加工の取代tを減算した値(d2=d1−2t)である。なお、後述する精研削開始時おける工作物径d1は、粗研削加工終了時の工作物径d2を代入し、微研削開始時おける工作物径d1は、精粗研削加工終了時の工作物径d2を代入することにより求めることができる。
次に、ステップ212において、砥石車Gの現在位置がJ+aとなるまで早送りされる。Jはロータリツルア53の先端のX座標であり、aは、図9に示すように、砥石車Gの研削面の最も摩耗した部位を基準とするツルーイング開始位置である。これにより、砥石車はロータリツルア53の先端に対して図9のG' で示す位置に位置決めされる。なお、aは研削面の最も多い摩耗量にδを加算した値であり、研削面の最も多い摩耗量に応じて変化する。また、十分大きめのaを用いれば、aは固定値であっても良い。
Claims (6)
- 工作物を回転可能に支持する工作物支持装置と、砥石車を回転可能に軸承する砥石台と、前記砥石車の研削面を修正するツルアが取り付けられたツルーイング装置とを備え、前記工作物の幅の異なる複数の研削箇所を所定順序で前記砥石車によって研削加工する研削サイクルを繰り返し、前記砥石車の研削面が摩耗したとき前記ツルーイング装置により前記研削面を修正する研削盤のツルーイング方法において、
前記ツルーイング装置による前記研削面の修正直後から前記複数の研削箇所を研削加工して生じる研削面の複数部位の摩耗量をそれぞれ求め、
求めた研削面の複数部位の摩耗量のうちで最も摩耗量の多い研削面の部位の前記ツルアの切込み方向位置を確認し、
前記研削面の最も摩耗量の多い摩耗部位の前記ツルアの切込み方向位置を基準にして前記研削面全体をツルーイング装置によってツルーイングすることを特徴とするツルーイング方法。 - 請求項1において、前記砥石台またはツルーイング装置に振動検出器を備え、
前記砥石車の最も摩耗量の多い研削面の部位に前記ツルアが対向するように割り出した後、前記砥石車とツルアを接近させ、
前記振動検出器によって前記研削面とツルアが接触したときに発生する振動を検出し、
前記最も摩耗量の多い該研削面の部位の前記ツルアの接触を検出し、前記最も摩耗量の多い研削面の部位の前記ツルアの切込み方向位置を確認するようにしたことを特徴とするツルーイング方法。 - 請求項1において、前記研削面に接触する検出ピンと、前記研削面に検出ピンが接触したときの振動を検出して接触信号を出力する振動検出器とを備え、
前記最も摩耗量の多い研削面の部位に前記検出ピンが対向するように割り出した後、前記砥石車と検出ピンを接近させ、
前記振動検出器によって前記研削面と検出ピンが接触したときに発生する振動を検出し、
前記研削面と検出ピンが接触したときの位置に基づいて前記最も摩耗量の多い研削面の部位の前記ツルアの切込み方向位置を確認するようにしたことを特徴とするツルーイング方法。 - 工作物を回転可能に支持する工作物支持装置と、砥石車を回転可能に軸承する砥石台と、前記砥石車の研削面を修正するツルアが取り付けられたツルーイング装置とを備え、前記工作物の幅の異なる複数の研削箇所を所定順序で前記砥石車によって研削加工する研削サイクルを繰り返し、前記砥石車の研削面が摩耗したとき前記ツルーイング装置により前記研削面を修正する研削盤において、
前記ツルーイング装置による前記研削面の修正直後から前記研削サイクルを繰り返して前記複数の研削箇所を研削加工して生じた研削面の複数部位の摩耗量をそれぞれ積算する摩耗量演算手段と、
前記摩耗量演算手段によって研削面の複数部位の摩耗量のうちで最も摩耗量の多い研削面の部位を特定する最摩耗部位特定手段と、
前記最摩耗部位特定手段で特定された前記最も摩耗量の多い研削面の部位の前記ツルアの切込み方向位置を確認する切込み方向位置確認手段と、
前記切込み方向位置確認手段によって確認された前記最も摩耗量の多い研削面の部位の前記ツルアの切込み方向位置に基づき前記研削面の全てをツルーイングするため前記砥石台とツルーイング装置を相対移動させるツルーイング制御手段と、
を備えたことを特徴とする研削盤。 - 請求項4において、切込み方向位置確認手段は、前記砥石台またはツルーイング装置に設けられた振動検出器と、
前記最も摩耗量の多い研削面の部位と対向する位置に前記ツルーイング装置を割り出した後に前記砥石台とツルーイング装置を振動検出器から接触信号が出力されるまで相対的に接近させる接触移動制御手段と、
を備えたことを特徴とする研削盤。 - 請求項4において、切込み方向位置確認手段は、前記研削面に接触する検出ピンと、
前記研削面に検出ピンが接触したときの振動を検出する振動検出器と、
前記最も摩耗量の多い研削面の箇所と対向する位置に前記検出ピンを割り出した後に前記砥石台と検出ピンを振動検出器から接触信号が出力されるまで相対的に接近させる接触移動制御手段と、
を備えたことを特徴とする研削盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004339653A JP4581647B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | ツルーイング方法および研削盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004339653A JP4581647B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | ツルーイング方法および研削盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006142464A true JP2006142464A (ja) | 2006-06-08 |
JP4581647B2 JP4581647B2 (ja) | 2010-11-17 |
Family
ID=36622714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004339653A Expired - Fee Related JP4581647B2 (ja) | 2004-11-24 | 2004-11-24 | ツルーイング方法および研削盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4581647B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114211396A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-22 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于复杂薄壁构件超精密磨削过程的小直径球头砂轮磨损特性分析方法 |
CN114650726A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-06-21 | 航天亮丽电气有限责任公司 | 一种多引脚自动矫正插件机构 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06106475A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-19 | Toyoda Mach Works Ltd | 数値制御研削装置 |
-
2004
- 2004-11-24 JP JP2004339653A patent/JP4581647B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06106475A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-19 | Toyoda Mach Works Ltd | 数値制御研削装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114211396A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-22 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于复杂薄壁构件超精密磨削过程的小直径球头砂轮磨损特性分析方法 |
CN114650726A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-06-21 | 航天亮丽电气有限责任公司 | 一种多引脚自动矫正插件机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4581647B2 (ja) | 2010-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2637488B2 (ja) | 数値制御研削盤 | |
JP3467807B2 (ja) | 研削装置 | |
JPH07205023A (ja) | Nc研削盤における超砥粒砥石のドレッシング確認方法 | |
JP6405098B2 (ja) | 研磨マシンのドレスツールのトポグラフィ偏差を特定する方法およびこれに対応して構成されたcnc制御マシン | |
CN107695883B (zh) | 整形修整装置以及整形修整方法 | |
JP2020069600A (ja) | 工作機械 | |
CN111823139A (zh) | 砂轮的修整方法以及砂轮的修正装置 | |
JP5440154B2 (ja) | 研削プログラム、自動研削プログラム及び円筒研削盤 | |
JP2007083351A (ja) | 研削盤 | |
JP2009214217A (ja) | 砥石先端位置補正方法及び装置 | |
JP2008093788A (ja) | 研削盤 | |
JP7172636B2 (ja) | 工作機械のメンテナンス支援装置および工作機械システム | |
JP7326843B2 (ja) | 研削方法及び研削盤 | |
JP4581647B2 (ja) | ツルーイング方法および研削盤 | |
JP2007125644A (ja) | 砥石車のツルーイング装置 | |
JP5162966B2 (ja) | 研削盤 | |
JP3627225B2 (ja) | 砥石車のツルーイング装置 | |
JP5603303B2 (ja) | アンギュラ研削方法およびアンギュラ研削装置 | |
JP2021074842A (ja) | 加工品質予測システム | |
JP2021074841A (ja) | 加工品質予測システム | |
JP3777825B2 (ja) | 精密研削盤および砥石半径測定方法 | |
JPH09239631A (ja) | 工具成形機能付き数値制御工作機械 | |
WO2023047437A1 (ja) | 加工推定装置 | |
JP3812869B2 (ja) | 円筒研削方法及び装置 | |
JPH0911128A (ja) | 砥石修正装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060410 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071026 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090723 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100816 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |