JP2006142431A - クランクシャフトのフィレットローリング加工装置 - Google Patents
クランクシャフトのフィレットローリング加工装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】加圧シリンダ14の加圧力をもってクランクピン部P1を加圧挟持する上下のアーム11,12の先端に、リンクアーム33,34を介してウエイト35を取り付ける。クランクピン部P1のトップ部側がフィレットローラ25a,25bに向かって回転するときには、ウエイト35の慣性のためにトップ部に加わる加圧力が減少する。逆にクランクピン部P1のボトム部側がフィレットローラ25a,25bに向かって回転するときには、ウエイト35の慣性のためにボトム部に加わる加圧力が増加する。
【選択図】 図6
Description
つまり、荷重を2倍にすると、ローラ寿命は1/8になるので、必要な部位以外は荷重たる加圧力をなるべく小さくしてロール加工を行うようにすれば、フィレットローラの長寿命化が可能となって経済的なものとなる。
8…中間アーム
10…ヒンジピン(開閉中心)
11,12…アーム
13…ヒンジピン
14…加圧シリンダ
25a,25b…フィレットローラ
38,39…ピン
40…巻き上げ装置(退避駆動手段)
53,54…リンクアーム
55…ウエイト(質量体)
F…フィレット溝部
J…ジャーナル部
S…クランクシャフト
P1,P2…クランクピン部
Claims (12)
- クランクシャフトのうちそれ自体の回転中心であるジャーナル部から所定量だけオフセットしているクランクピン部のフレット溝部にフィレットローリング加工を施す装置にして、
開閉可能にピン結合した一対のアームの先端部にて上記クランクピン部を挟持するとともにそれら一対のアームの後端部間に加圧力を発生させて、
上記ジャーナル部を回転中心とするクランクシャフトの回転運動に加圧挟持状態にある一対のアームを追従動作させながら、いずれか一方のアームの先端部に装着してあるフィレットローラを連れ回りさせて、上記クランクピン部のフレット溝部にローリング加工を施すようにした装置であって、
上記クランクピン部のトップ部側を加工する際にはそのトップ部側のフィレット溝部に加わる加圧力を相対的に小さくする一方で、クランクピン部のボトム部側を加工する際にはそのボトム部側のフィレット溝部に加わる加圧力を相対的に大きくする質量体を、上記一対のアームに跨るように付帯させたことを特徴とするクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。 - 上記一対のアームの先端部にそれぞれにリンクアームを回転可能に連結するとともに、それら一対のリンクアームの先端部同士を回転可能に連結し、
リンクアームの先端部同士の連結部に質量体としてウエイトを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。 - 上記一対のアームが横向きであって、その一対のアームの開閉中心とクランクシャフトのジャーナル部の軸心とを結んだ線がほぼ水平となるように設定してあることを特徴とする請求項2に記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 上記一対のアームの先端部の前方領域からウエイトがリンクアームとともに退避可能となっていることを特徴とする請求項3に記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 上記ウエイトとともに一対のリンクアームが退避する際にそのリンクアーム同士が折り畳まれるようになっていることを特徴とする請求項4に記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 上記一対のアームの先端部の前方領域からウエイトがリンクアームとともに上方に退避可能となっているとともに、それらを上方に退避させる退避駆動手段を備えていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 上記一対のアームの後端部間に直動型の加圧シリンダを架橋的に配置して、その加圧シリンダが発生する加圧力をもって一対のアームの先端部にてクランクピン部を加圧挟持するものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 加圧挟持状態にある一対のアームがクランクシャフトの回転運動に追従できるように揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 上記一対のアームの後端部にそれぞれにリンクアームを回転可能に連結するとともに、それら一対のリンクアームの後端部同士を回転可能に連結し、
リンクアームの後端部同士の連結部に質量体としてウエイトを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。 - 上記一対のアームが横向きであって、その一対のアームの開閉中心とクランクシャフトのジャーナル部の軸心とを結んだ線がほぼ水平となるように設定してあることを特徴とする請求項9に記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 上記一対のアームの後端部間に直動型の加圧シリンダを架橋的に配置して、その加圧シリンダが発生する加圧力をもって一対のアームの先端部にてクランクピン部を加圧挟持するものであることを特徴とする請求項9または10に記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
- 加圧挟持状態にある一対のアームがクランクシャフトの回転運動に追従できるように揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のクランクシャフトのフィレットローリング加工装置。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202957A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Hi-Lex Corporation | 荷重センサ |
JP2013530059A (ja) * | 2010-07-01 | 2013-07-25 | ヘゲンシャイト−エムエフデー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト | ホイールセット軸のディープローリング加工をするための機械 |
RU2517081C1 (ru) * | 2012-11-20 | 2014-05-27 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Алтайский государственный технический университет им. И.И. Ползунова" (АлтГТУ) | Устройство для накатывания на станках |
RU2717127C1 (ru) * | 2019-07-16 | 2020-03-18 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Ульяновский государственный аграрный университет имени П.А. Столыпина" | Инструмент для электромеханического упрочнения рабочих граней шпоночных пазов внутренних цилиндрических поверхностей |
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2004
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---|---|
JP4371044B2 (ja) | 2009-11-25 |
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