JP2006142079A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役の抽選を行う役抽選手段61と、リール31の有効ライン上の入賞図柄を検知する入賞検知手段62と、ビックボーナス役の当選かつ入賞時にビックボーナスゲームに移行させるビックボーナスゲーム移行手段63と、ビックボーナスゲーム中の一般遊技中に、ボーナスゲームに移行させるためのシフト図柄の抽選を行うシフト図柄抽選手段70と、シフト図柄抽選手段70での抽選に基づくシフト図柄の入賞によりビックボーナスゲーム中の一般遊技からボーナスゲームに移行する場合において、第1シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける役入賞回数期待値を、第2シフト図柄の入賞時より大きくする役入賞回数変動手段72等とを備える。
【選択図】図4
Description
ビックボーナスゲームでは、最初にビックボーナスゲーム中の一般遊技がスタートし、この一般遊技中に、ボーナスゲームに移行するためのシフト(ボーナス・イン)図柄、例えば構成役の1つであるリプレイ図柄が入賞すると、ボーナスゲームに移行する。
以上のようにして、ビックボーナスゲーム中は、一般遊技からボーナスゲームへの移行、及びボーナスゲームから一般遊技への移行を繰り返し、ビックボーナスゲーム中の一般遊技回数が所定回数(例えば30回)に到達するか、又は一般遊技からボーナスゲームへの移行回数が最大回数(例えば3回)となったときのボーナスゲーム終了時に、ビックボーナスゲームが終了し、通常の一般遊技に戻るように設定されている。
そして、今日では、ビックボーナス役が入賞してビックボーナスゲームに移行したときには、より多くのメダル獲得を目指すために、種々の技術介入を可能としているが、その中でもいわゆる「リプレイ外し」が大半を占めている。
すなわち、ビックボーナスゲーム中は、一般遊技の上限回数及び一般遊技からボーナスゲームへの最大移行回数が予め定められているので、例えば一般遊技の上限回数を30回、一般遊技からボーナスゲームへの最大移行回数を3回とすると、ボーナスゲームへの移行を2回行った後のビックボーナスゲーム中の一般遊技においては、3回目のボーナスゲームへの移行を意図的に妨げ、小役の入賞を狙いつつ一般遊技回数を上限ぎりぎりの30回付近まで消化した後に、最後の3回目のボーナスゲームに移行させるという手法である。
そして、リプレイ外しのみの技術介入では、一定以上の目押しの技能を有する者では、ビックボーナスゲーム時のメダル獲得枚数にほとんど差がつかないという問題があった。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、役の抽選を行う役抽選手段と、リールの停止時に、リールの有効ライン上に入賞図柄が存在するか否かを検知する入賞検知手段と、前記役抽選手段で特別ボーナス役が当選し、かつ、前記入賞検知手段が特別ボーナス図柄の入賞を検知したときに、一般遊技から特別ボーナスゲームに移行させる特別ボーナスゲーム移行手段と、特別ボーナスゲーム中の一般遊技回数をカウントする特別ボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段と、特別ボーナスゲーム中の一般遊技中に、ボーナスゲームに移行させるためのシフト図柄の入賞を前記入賞検知手段が検知したときに、ボーナスゲームに移行させるボーナスゲーム移行手段と、特別ボーナスゲーム中のボーナスゲームにおいて、遊技回数をカウントするボーナスゲーム中遊技回数カウント手段と、特別ボーナスゲーム中の一般遊技からボーナスゲームに移行した回数をカウントする移行回数カウント手段と、前記特別ボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段が所定回数をカウントしたとき、又は前記移行回数カウント手段が所定回数をカウントしたときのボーナスゲームにおいて前記ボーナスゲーム中遊技回数カウント手段が所定の遊技回数をカウントしたときのいずれか一方を満たしたときに、特別ボーナスゲームを終了して一般遊技に移行させる特別ボーナスゲーム終了手段とを備えるスロットマシンであって、特別ボーナスゲーム中の一般遊技中に、ボーナスゲームに移行させるためのシフト図柄の抽選を行うシフト図柄抽選手段と、前記シフト図柄抽選手段での抽選に基づくシフト図柄の入賞により特別ボーナスゲーム中の一般遊技からボーナスゲームに移行する場合において、第1シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける獲得枚数期待値を、第2シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける獲得枚数期待値より大きくする期待値変動手段とを備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記期待値変動手段は、第1シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲーム中の遊技回数を、第2シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲーム中の遊技回数より多くすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、複数並設された各リールには、それぞれ第1シフト図柄及び第2シフト図柄が所定位置に所定数配置されており、少なくとも1つのリールに、複数の第2シフト図柄を所定位置に配置するとともに、2つの第2シフト図柄によって挟まれる範囲のうちの少なくとも1つに、リールの停止制御による図柄の最大移動数を越える数の他の図柄を配列したことを特徴とする。
請求項1の発明においては、通常の一般遊技中において、役抽選手段によって役の抽選が行われて特別ボーナス役が当選し、入賞検知手段が特別ボーナス役の入賞を検知すると、特別ボーナスゲーム移行手段は、通常の一般遊技から特別ボーナスゲームの一般遊技に移行させる。特別ボーナスゲーム中の一般遊技中においては、特別ボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段は、その一般遊技回数をカウントする。また、その遊技毎に、シフト図柄抽選手段は、ボーナスゲームに移行させるためのシフト図柄の抽選を行う。この一般遊技中において、入賞検知手段がシフト図柄の入賞を検知すると、ボーナスゲーム移行手段は、ボーナスゲームに移行させる。
したがって、どのシフト図柄でボーナスゲームに移行したかによって、ボーナスゲームにおけるメダル等の獲得枚数に差が出るようになる。
また、請求項3の発明においては、第1シフト図柄の入賞によりボーナスゲームに移行したときは、第2シフト図柄で移行したときよりも、ボーナスゲーム中の遊技回数が多くなる。したがって、ボーナスゲームへの移行が第1シフト図柄であるか第2シフト図柄であるかによって、ボーナスゲーム中のメダル等の獲得枚数を異ならせることができる。
また、請求項5の発明においては、少なくとも1つのリールの2つの第2シフト図柄間には、リールの停止制御による図柄の最大移動数を越える数の他の図柄が配列されている。したがって、そのリールを最後に停止させるときに、他のリールの第2シフト図柄が有効ライン上に揃っているときでも、第2シフト図柄の入賞を避けることができ、シフト図柄の入賞において技術介入をすることが可能になる。
また、請求項3の発明によれば、第1シフト図柄又は第2シフト図柄の入賞により、ボーナスゲーム中に遊技者に与える遊技回数に差を設けることができる。
また、請求項5の発明によれば、第2シフト図柄がテンパイしたときに、遊技者のリールの停止操作等による技術介入により第2シフト図柄の入賞を避けることができ、遊技者の技能に応じてメダル等の獲得枚数にさらに差を設けることができる。したがって、遊技者は、特別ボーナスゲーム中の一般遊技において、第2シフト図柄がテンパイしたときは、既に消化した一般遊技回数等を考慮して、それを外すか否かを考えければならず、より深みのあるゲームを提供することができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるスロットマシンの第1実施形態の外観を示す正面図である。図1において、スロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられている。このフロントパネル20内には、3つの透明な表示窓21が設けられており、この表示窓21から、内部に並設された3つのリール(回胴)31(図示せず)の外周面の所定範囲が見えるようにリール31を配置している。
3つの各リール31は、リング状に形成されるとともに、その中心部には、(ステッピング)モータ32(図示せず)が連結されている。また、各リール31の外周面には、所定間隔で図柄が配列されている(この点については後述する)。そして、モータ32の回転によってリール31を回転させることで、表示窓21内にリール31上の図柄を上下方向に所定の速度で移動表示させる。
図3は、スロットマシン10の役構成を示す図である。役の種類は、ビックボーナス役である「赤7」及び「青7」と、小役である「ベル」、「青リンゴ」、「チェリー」及び「スイカ」と、「リプレイ」とから構成されている。ゲームのリール31の停止時に、これらの図柄が有効ライン22上に揃ったときに入賞となる。
さらにまた、ボーナスゲーム中は、2種類の入賞図柄(「リプレイ」図柄及び「青リンゴ」図柄)が設けられており、それぞれ入賞時のメダルの払出枚数が異なるように、すなわち「リプレイ」図柄によって入賞したときは15枚のメダルが払い出され、「青リンゴ」図柄によって入賞したときは6枚のメダルが払い出されるように設定されている。
入賞検知手段62は、リール31の停止時に、リール31の有効ライン22上に入賞図柄が存在するか否かを検知するものであり、通常の一般遊技中では、ビックボーナス役、小役又はリプレイの図柄の入賞を検知し、ビックボーナスゲーム中の一般遊技中では、小役の図柄や、ボーナスゲームに移行させるシフト図柄の入賞を検知し、ボーナスゲーム中では、入賞図柄の入賞を検知するものである。例えば各リール31のモータ32の停止位置(角度)とリール図柄とが対応するように記憶しておき、モータ32の停止角度をセンサ等で検出することで、有効ライン22上にある図柄の判別を行う。
ビックボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段64は、ビックボーナスゲーム中の一般遊技回数をカウントするものである。
ボーナスゲーム移行手段65は、ビックボーナスゲーム中の一般遊技中に、ボーナスゲームに移行させるためのシフト図柄の入賞を入賞検知手段62が検知したときに、ボーナスゲームに移行させるものである。
ボーナスゲーム中遊技回数カウント手段67は、ビックボーナスゲーム中の各ボーナスゲームにおいて、遊技回数をカウントするものである。
ビックボーナスゲーム終了手段69は、ビックボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段64が所定の遊技回数(本実施形態では30回)をカウントしたとき、又は移行回数カウント手段66が所定回数(本実施形態では3回)をカウントしたときのボーナスゲームが終了したとき(本実施形態ではボーナスゲームで12回の遊技を行ったとき)のいずれか一方を満たしたときに、ビックボーナスゲームを終了して通常の一般遊技に移行させるものである。
役入賞回数変動手段72は、シフト図柄抽選手段70での抽選に基づくシフト図柄の入賞によりビックボーナスゲーム中の一般遊技からボーナスゲームに移行する場合において、第1シフト図柄である「リプレイ」図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける獲得枚数期待値を、第2シフト図柄である「青リンゴ」図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける獲得枚数期待値より大きくする期待値変動手段の1つである。そして、役入賞回数変動手段72は、ボーナスゲーム中の所定の遊技回数(12回)に対する役入賞回数期待値を、第1シフト図柄である「リプレイ」図柄の入賞により移行したときはP1(本実施形態では略12回)にし、第2シフト図柄である「青リンゴ」図柄の入賞により移行したときはP2(P2<P1、本実施形態では略8回)にするものである。
先ず、ステップS1において、遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入し、有効ライン22を有効化して、スタートレバー41をオンし、各リール31を始動する。ゲーム制御手段60は、スタートレバー41がオンされたか否かを検出し続け、オンが検出されたときは、次のステップS2に進み、例えばハード乱数を用いて役の抽選を行う(役抽選手段61)。通常の一般遊技中の入賞役としては、ビックボーナス(赤7又は青7)、小役(ベル、青リンゴ、チェリー又はスイカ)、及びリプレイがある(図3参照)。
ビックボーナスゲーム中の一般遊技が行われると、ステップS7aでは、入賞検知手段62は、リール31の停止時に、リール31の有効ライン22上に小役又はリプレイの入賞図柄が存在するか否かを検知し、これらのいずれかの入賞図柄が存在するときは入賞となり、その役に応じた払出し処理を行うとともに、ステップS9に進む。
一方、ステップS7aで小役等の入賞図柄がないと判別されたときは、次のステップS7bに進み、シフト図柄の入賞があるか否かを判別し、シフト図柄の入賞があるときはステップS8に進む。ステップS7bでシフト図柄の入賞がないとき、すなわちハズレ時は、ステップS9に進む。
そして、ステップS11又はステップS14でボーナスゲームが行われ、入賞検知手段62は、1遊技毎に入賞図柄(リプレイ図柄又は青リンゴ図柄)があるか否かを検知する。そして、入賞図柄があると判別された場合には、ボーナスゲーム中払出枚数変動手段71は、入賞図柄が「リプレイ」図柄のときは15枚のメダルを遊技者に対して払い出し、「青リンゴ」図柄のときは6枚のメダルを遊技者に対して払い出すようにする。
一方、ステップS13又はステップS16で遊技回数Yが12回に到達したと判別されたときは、そのボーナスゲームは終了となり、ステップS17に進む。
一方、ステップS17で、移行回数Cが未だ3回に到達していないと判別されたときは、ステップS19に進み、移行回数カウント手段66は、移行回数Cに1を加算し、ステップS6に戻って、再度、ビックボーナスゲーム中の一般遊技がスタートする。
図7は、中リール31及び右リール31が停止したときに有効ライン22aに双方とも「青リンゴ」図柄があり(左リール31は回転中)、左リール31の停止時に有効ライン22aに「青リンゴ」図柄が停止すれば「青リンゴ」図柄の入賞となる状態(以下、このような状態を「テンパイ」という。)を示している。このとき、「青リンゴ」図柄よってボーナスゲームに移行するのを避けるためには、左リール31は、有効ライン22aに「青リンゴ」図柄がない状態で停止すれば良い。
図2に示した左リール31の図柄配列において、「青リンゴ」図柄は、1番、7番、12番、17番に存在する。したがって、2つの「青リンゴ」図柄によって挟まれる範囲には、1番と7番との間は5つ、7番と12番、12番と17番、及び17番と1番との間はそれぞれ4つの他の図柄が配置されている。
なお、役抽選手段61での抽選で外れたときは、仮にストップスイッチ42のオンを検知した位置でリール31が停止すれば役が入賞してしまう場合であっても、リール31を移動制御することにより、有効ライン22上にその役に係る図柄が停止しないようにすることができる。
そして、リール31の停止制御は、通常、19ms以下(ストップスイッチ42のオンを検知した位置から数えて図柄5コマ以内)である。
よって、図7において左リール31を停止させるとき、6番以外の位置では、いずれの位置でストップスイッチ42を押しても、「青リンゴ」図柄を外すことはできない。
そして、ビックボーナスゲーム中の一般遊技においては、シフト図柄抽選手段70によるシフト図柄の抽選がゲーム毎に行われるが、この抽選で第2シフト図柄である「青リンゴ」図柄が当選したときはその入賞を避け、第1シフト図柄である「リプレイ」図柄が当選するまで待つことが可能になる。
前述のように、ビックボーナスゲーム中には、一般遊技回数を上限ぎりぎり(30回付近)まで消化した後に、最後の(3回目の)ボーナスゲームに移行させた方がメダル獲得枚数が増加するので、2回のボーナスゲームの消化後に一般遊技回数が十分に残っている場合にシフト図柄がテンパイしたときは、たとえその図柄が有利な第1シフト図柄であっても、その入賞を避けるようにする。
図8に示すように、中リール31及び右リール31が停止したとき、有効ライン22aに双方ともシフト図柄である「リプレイ」図柄があるとき(左リール31は回転中)、シフト図柄である「リプレイ」図柄のテンパイ状態になる。
よって、図7の例と同様に、左リール31の5番(赤7)以外の位置では、いずれの位置でストップスイッチ42を押しても、リール31の停止制御によって、「リプレイ」図柄の入賞を外すことはできないが、5番の位置でストップスイッチ42を押せば、「リプレイ」図柄の入賞を外すことが可能となる。すなわち、図8に示すように、有効ライン22aにおいて、左リール31の5番を狙ってストップスイッチ42を押せば、6番の「リプレイ」図柄が有効ライン22a上に停止することはあり得ず、さらにリール31の移動制御によって最大移動数である図柄4コマ分移動しても1番(「青リンゴ」図柄)までであり、21番の「リプレイ」図柄までには到達しない。これにより、「リプレイ」図柄の入賞を外すことができる。
よって、遊技者にとって有利なシフト図柄である「リプレイ」図柄と、不利なシフト図柄である「青リンゴ」図柄とをどのようなバランスで入賞させるとメダル獲得枚数を最大にすることができるのかを考えてプレーするという、従来にはなかった深いゲーム内容にすることができる。
これに対し、順押し(左リール31、中リール31、右リール31の順に停止させる場合)をして左リール31と中リール31とで「青リンゴ」図柄又は「リプレイ」図柄がテンパイした場合において、右リール31の図柄配列では、図2に示すように、それぞれ「青リンゴ」図柄及び「リプレイ」図柄は、最大でも5コマしか離れていないので、リール31を最大4コマ分移動制御することにより、必ずこれらの図柄を入賞させることができる。よって、順押しの場合の「青リンゴ」図柄又は「リプレイ」図柄の引き込み確率は100%である。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態のスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図であり、第1実施形態の図4に対応するものである。この実施形態におけるゲーム制御手段60’は、第1実施形態のゲーム制御手段60と比較して、第1実施形態の役入賞回数変動手段72の代わりに、ボーナスゲーム中遊技回数変動手段68が設けられている点で異なり、その他は第1実施形態と同様である。
すなわち、第2実施形態では、第1シフト図柄である「リプレイ」図柄の入賞によりボーナスゲームに移行したときは、一律に12回の遊技回数が与えられ、第2シフト図柄である「青リンゴ」図柄の入賞によりボーナスゲームに移行したときは、一律に8回の遊技回数が与えることになる。
図5のステップS8で、入賞検知手段62は、入賞したシフト図柄が第1シフト図柄(リプレイ図柄)であるか否かを判別し、第1シフト図柄であるときは、ステップS51に進み、第1シフト図柄でないとき、すなわち第2シフト図柄(青リンゴ図柄)であるときは、ステップS54に進み、ボーナスゲーム移行手段65は、それぞれビックボーナスゲーム中の一般遊技からボーナスゲームに移行させる。
そして、ステップS51又はステップS54ではボーナスゲームが行われ、1遊技ごとに、入賞検知手段62は、入賞図柄(リプレイ図柄又は青リンゴ図柄)があるか否かを検知する。そして、入賞図柄があると判別された場合には、ボーナスゲーム中払出枚数変動手段71は、入賞図柄が「リプレイ」図柄のときは15枚のメダルを遊技者に対して払い出し、「青リンゴ」図柄のときは6枚のメダルを遊技者に対して払い出すようにする。
一方、ステップS53で遊技回数Yが12回に到達したと判別されたとき、又はステップS56で遊技回数Yが8回に到達したと判別されたときは、ボーナスゲームの終了となり、ステップS17に進む。ステップS17以降の処理は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
例えば、本実施形態ではビックボーナスゲームのみを設け、レギュラーボーナスゲームを設けなかったが、双方を有するものであっても、本発明を適用することができる。
また、本実施形態では、2つのシフト図柄(リプレイ図柄又は青リンゴ図柄)を設けたが、2つに限らずに3つ以上設け、それぞれのシフト図柄の入賞によって異なる条件のボーナスゲームを行っても良い。また、ボーナスゲーム中の入賞図柄も2つに限らず、3つ以上設けるとともに、それぞれに異なる払出し枚数を設定しても良い。
20 フロントパネル
21 表示窓
22(22a、22b、22c) 有効ライン
23 メダル投入口
24 有効ラインランプ
25 メダル払出し枚数表示LED
27 貯留メダル数表示LED
28(28a、28b) 回数表示LED
31 リール
32 モータ
41 スタートレバー
42 ストップスイッチ
60、60’ ゲーム制御手段
61 役抽選手段
62 入賞検知手段
63 ビック(特別)ボーナスゲーム移行手段
64 ビック(特別)ボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段
65 ボーナスゲーム移行手段
66 移行回数カウント手段
67 ボーナスゲーム中遊技回数カウント手段
68 ボーナスゲーム中遊技回数変動手段(期待値変動手段)
69 ビック(特別)ボーナスゲーム終了手段
70 シフト図柄抽選手段
71 ボーナスゲーム中払出枚数変動手段
72 役入賞回数変動手段(期待値変動手段)
Claims (5)
- 役の抽選を行う役抽選手段と、
リールの停止時に、リールの有効ライン上に入賞図柄が存在するか否かを検知する入賞検知手段と、
前記役抽選手段で特別ボーナス役が当選し、かつ、前記入賞検知手段が特別ボーナス図柄の入賞を検知したときに、一般遊技から特別ボーナスゲームに移行させる特別ボーナスゲーム移行手段と、
特別ボーナスゲーム中の一般遊技回数をカウントする特別ボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段と、
特別ボーナスゲーム中の一般遊技中に、ボーナスゲームに移行させるためのシフト図柄の入賞を前記入賞検知手段が検知したときに、ボーナスゲームに移行させるボーナスゲーム移行手段と、
特別ボーナスゲーム中のボーナスゲームにおいて、遊技回数をカウントするボーナスゲーム中遊技回数カウント手段と、
特別ボーナスゲーム中の一般遊技からボーナスゲームに移行した回数をカウントする移行回数カウント手段と、
前記特別ボーナスゲーム中一般遊技回数カウント手段が所定回数をカウントしたとき、又は前記移行回数カウント手段が所定回数をカウントしたときのボーナスゲームにおいて前記ボーナスゲーム中遊技回数カウント手段が所定の遊技回数をカウントしたときのいずれか一方を満たしたときに、特別ボーナスゲームを終了して一般遊技に移行させる特別ボーナスゲーム終了手段と
を備えるスロットマシンであって、
特別ボーナスゲーム中の一般遊技中に、ボーナスゲームに移行させるためのシフト図柄の抽選を行うシフト図柄抽選手段と、
前記シフト図柄抽選手段での抽選に基づくシフト図柄の入賞により特別ボーナスゲーム中の一般遊技からボーナスゲームに移行する場合において、第1シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける獲得枚数期待値を、第2シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける獲得枚数期待値より大きくする期待値変動手段とを備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記期待値変動手段は、第1シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける所定の遊技回数に対する役入賞回数期待値を、第2シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲームにおける所定の遊技回数に対する役入賞回数期待値より大きくする
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記期待値変動手段は、第1シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲーム中の遊技回数を、第2シフト図柄の入賞により移行するボーナスゲーム中の遊技回数より多くする
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
特別ボーナスゲーム中のボーナスゲームにおいて、前記入賞検知手段が第1入賞図柄の入賞を検知したときの払出し枚数を、第2入賞図柄の入賞を検知したときの払出し枚数より多くするボーナスゲーム中払出枚数変動手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
複数並設された各リールには、それぞれ第1シフト図柄及び第2シフト図柄が所定位置に所定数配置されており、
少なくとも1つのリールに、複数の第2シフト図柄を所定位置に配置するとともに、2つの第2シフト図柄によって挟まれる範囲のうちの少なくとも1つに、リールの停止制御による図柄の最大移動数を越える数の他の図柄を配列した
ことを特徴とするスロットマシン。
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