JP2006141732A - スタッフ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
遊技者からの呼出があったときに、各従業員に対するサービス作業の指示を的確に与えるスタッフ管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
RFIDタグ80、84から送信される識別情報を遊技場に分散配置された送受信装置60、66、72で受信し、その受信結果に基づいて各従業員の現在位置を特定して位置データベースに記憶すると共に、各従業員の現在位置を遊技場内に設置されたディスプレイ12に表示し、各遊技機に設けられた呼出スイッチ34、36で従業員が呼出されたときには、遊技機の呼出報知ランプ28、30とその遊技機のある遊技島端に取り付けられた遊技島代表ランプ24とを点灯させて呼出しがあったことを報知すると同時に、呼出しのあった呼出スイッチに最も近い従業員を位置データベースから検索して、ディスプレイ12に識別可能に表示するスタッフ管理システム1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技場において、遊技者からの呼出があったときに、各従業員に対するサービス作業の指示を与えるスタッフ管理システムに関する。
従来、パチンコホールでは、遊技機に大当りが発生して玉箱の交換が必要になったり、灰皿の清掃が必要になったりした場合に、遊技者が呼出スイッチを押し、遊技機毎に設けられている呼出ランプ(以下、呼出報知ランプともいう場合有り)を点灯させていた。そして、各遊技機の呼出ランプが点灯すると、その遊技機のある遊技島の島端に設けられている代表ランプが点灯するようになっており、ホールの従業員は、代表ランプ(以下、遊技島代表ランプともいう場合有り)が点灯したら、その遊技島に行き、更に、どの遊技機の呼出ランプが点灯しているのかを確認して、玉箱の交換や灰皿の清掃等のサービス作業を行っていた。
ところが、この方法では、例えば、遊技機が大当りし、玉箱の交換が必要になったことを報知する場合に遊技島端の代表ランプ等が点灯するだけなので、たとえ、従業員が先にその遊技島間に入ってサービス作業を行っていたとしても、その事実が他の従業員には分からず、他の従業員が遊技島間を覗いて初めて既に別の従業員が作業をしていることが分かるようなこともあった。このように、従来の代表ランプ等によるスタッフ管理は、簡便ではあるが、従業員の動きを効率よく管理することができなかった。
これを解消するため、カメラで遊技場を撮像し、撮像した画像を画像処理して撮像画像の中から従業員のみを識別し、その抽出した従業員の現在位置を特定して、その現在位置から最も効率のよいサービス作業の指示を与えるスタッフ管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001―162012号公報
ところが、上記の画像処理による人物識別は、人が余り多くない状況下では、識別すべき人物の特徴(色や動きのパターン等)を捉えることで、ある程度の精度で人物の識別を行うことができるが、パチンコホールのように多くの人が居て混雑している場所では、画像処理による従業員の識別及びその現在位置を特定することは困難だった。このように、上記の画像処理を使用したスタッフ管理システムは、従業員の管理が的確に行われない場合があった。
本発明は、こうした問題に鑑み為されたものであり、遊技場において、遊技者からの呼出しがあったときに、各従業員に対するサービス作業の指示を的確に与え、各従業員にサービス作業を効率良く行わせることができるスタッフ管理システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために為された請求項1に記載のスタッフ管理システムは、複数の遊技機が備えられた遊技島が複数配置された遊技場において、従業員により携帯されて該従業員の識別情報を無線にて送信するRFIDタグからの送信信号に基づき、当該遊技場内に居る複数の従業員の位置を各々把握し、かつ、遊技者の求めに応じて特定の従業員に作業指示を与えるスタッフ管理システムであって、遊技場に分散配置され、各従業員のRFIDタグから送信される識別情報を受信する複数の受信手段と、各従業員の現在位置を記憶するための記憶手段と、分散配置された複数の受信手段による識別情報の受信結果に基づいて各従業員の現在位置を監視し、その監視結果に基づき記憶手段に記憶される各従業員の現在位置を更新する位置監視手段と、各遊技機に備えられ、外部操作により従業員の呼出指令及び呼出解除指令を入力するための入力手段と、各遊技機に備えられ、入力手段を介して呼出指令が入力されてから呼出解除指令が入力されるまでの間呼出表示を行う呼出表示手段と、各遊技島に備えられた遊技機のうち少なくとも1つで、呼出表示手段により呼出表示がされたときに、呼出表示手段と連動して遊技島の周囲に呼出があったことを報知する代表報知手段と、当該遊技場内にて各従業員が表示内容を確認できるように配置された表示手段と、記憶手段に格納された各従業員の現在位置を表示手段に表示させると共に、呼出表示手段により呼出表示がされたときに、その呼出表示手段に最も近い位置に居る従業員を記憶手段に格納された各従業員の現在位置に基づき検索し、表示手段にその検索した従業員を識別可能に表示させ、更に、入力手段を介して呼出解除指令入力がされたときに、識別可能表示を通常表示に戻す制御手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成されたスタッフ管理システムによれば、送受信可能なRFIDタグを用いて各従業員の位置を特定しているため、遊技場内に居る全ての従業員の位置を、画像修理により特定する方法に比べ、より確実に特定することができるようになる。
また、各従業員が見ることができるように遊技場内に配置された表示手段で、各従業員の位置が表示されるようになっているため、各従業員がその表示手段を見ることによって、自分の現在位置と他の従業員との位置関係を把握することができ、常に、遊技場内で最も効率が良い(例えば、遊技者の呼出しに最も迅速に対応できる)配置となるように、自分自身の待機位置を移動させることが可能となり、従業員の作業効率を上げると共に、遊技者に対するサービスの向上を行うことも可能となる。
更に、本スタッフ管理システムによれば、例えば、大当りが発生して玉箱の交換をして欲しいときや灰皿を清掃して欲しいときなどに、遊技者が入力手段を介して従業員を呼出すための呼出指令を入力した場合、各遊技機に備えられている呼出表示手段が呼出表示を行うと共に、遊技島に備えられている代表報知手段がその遊技島のいずれかの遊技機で、従業員を呼出すための呼出しがなされていることを表示する。また、同時に、制御手段が呼出しの行われた遊技機に最も近いところに居る従業員を特定し、その従業員を識別できるように表示手段上に表示させる。
従って、各従業員は、どの遊技島で呼出しがあったかを遊技島の代表報知手段により容易に知ることができ、かつ、表示手段の画面を見ることにより、呼出された従業員が自分自身であるか否かを容易に知ることができる。更に、表示手段の画面を見ることにより、自分が呼出のあった遊技機に最も近い位置に居るサービス作業可能な従業員であることも分かるため、迅速にサービス作業を開始することができるようになる。
尚、入力手段は必ずしも全ての遊技機に設けられている必要はなく、1つの遊技島に設置されている遊技機が多い場合等には、1つの入力手段に2、3台の遊技機が割り当てるようにしても前述と同様の効果を得ることができる。
ところで、呼出しが行われた遊技機に最も近い従業員を上記の方法で呼出した場合に、その従業員が、呼出しがあった遊技機の近くで、既にサービス作業を行っており、呼出に迅速に対応できないということが考えられる。それを避けるために、請求項2に記載のように、制御手段を、複数の遊技機のうち、ある遊技機において入力手段を介して呼出指令が入力されてから呼出解除指令が入力されるまでの間に、更に、他の遊技機において入力手段を介して今回の呼出指令が入力されたときに、先の呼出指令で表示手段に識別可能に表示した従業員が今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る場合には、その先の呼出指令で識別可能に表示した従業員以外で今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る従業員を、記憶手段に格納された各従業員の現在位置に基づき検索し、その検索した従業員を表示手段に識別可能に表示させるように構成するとよい。
このようにすると、サービス作業中でなく、かつ呼出しが行われた遊技機に最も近い位置に居る従業員をサービス作業に向かわせることが可能となって、従業員の作業効率を向上させることができ、また、遊技者を待たせることもなくなり、サービスの質の向上も可能となる。
そして、表示手段における表示としては、従業員の現在位置を、各従業員の識別番号等と座標とを数字などで表示するようにし、呼出しがあった時には、従業員の識別番号等の表示を色を変えるなどして表示するようにしてもよいが、より好ましくは、請求項3に記載のように、制御手段は、表示手段に、遊技場における遊技島とその遊技島に備えられた遊技機との配置を略図で表示させると共に、記憶手段に格納された各従業員の現在位置をその略図上に表示させ、入力手段を介して呼出指令が入力されると、その呼出指令が入力された遊技機と遊技機が備えられた遊技島と呼出指令によって呼出されることになった従業員とが、表示手段に表示された略図上で識別可能となるように表示させるようにするとよい。
このようにすると、各従業員がどこに居るかが遊技場の平面図上で分かるようになり、従業員は、他の従業員の動きを把握しやすくなる。さらに、呼出しがあったときには、呼出のあった遊技機とその遊技機のある遊技島及び呼出された従業員とが識別できるように表示される。従って、従業員は自分自身がサービス作業を行わなければならないこと、及び、どの遊技島のどの遊技機で呼出しが行われているのかを瞬時に、かつ、容易に把握することができ、従業員の作業の効率化とサービスの質の向上とが可能となる。
また、表示手段の設置場所は、従業員が見易い位置であればどこでもよいが、請求項4に記載のように、表示手段を遊技島の両島端に設けるようにするとよい。
つまり、通常、遊技島は平面形状が長方形になるように構成され、かつ、その長手方向が平行になるように遊技場内に配置され、その長手部分に遊技機が設置される。そのため、従業員は、島端近くで待機することが多く、上記のように表示手段を遊技島の両島端に配置すると従業員から最も見易くすることができる。
さらに、同じ理由で、代表報知手段を、請求項5に記載のように、遊技島の両島端に設けるようにするとよい。
ところで、スタッフ管理システムは、上記のように、他の従業員の位置や呼出された従業員を識別可能に表示するための表示手段を用いて、遊技者からの呼出しが行われたことを従業員に知らせるようなシステムとしてもよいが、RFIDタグに呼出報知機能を持たせて、遊技者からの呼出しが行われたことを各従業員に個別に知らせるようにしてもよく、このためには、スタッフ管理システムを請求項6に記載のように構成するとよい。すなわち、請求項6に記載のスタッフ管理システムは、複数の遊技機が備えられた遊技島が複数配置された遊技場において、従業員により携帯されて、その従業員の識別情報を送信するRFIDタグからの送信信号に基づき従業者の位置を把握し、かつ、遊技者の求めに応じて特定の従業員に作業指示を与えるスタッフ管理システムであって、RFIDタグは、従業員を呼出すための呼出情報を受信して、そのRFIDタグを所持している従業員に呼出情報を受信したことを報知する呼出受信報知手段を備え、遊技場に分散配置され、RFIDタグから送信される識別情報を受信すると共に、RFIDタグを携帯する従業員を呼出すための呼出情報を該RFIDタグに送信する複数の送受信手段と、各従業員の現在位置と識別情報とを記憶するための記憶手段と、分散配置された複数の送受信手段による識別情報の受信結果に基づいて各従業員の現在位置を特定し、その特定した各従業員の現在位置と識別情報とを記憶手段に格納する位置特定手段と、各遊技機に備えられ、外部操作により従業員の呼出指令及び呼出解除指令を入力するための入力手段と、各遊技機に備えられ、入力手段を介して呼出指令が入力されてから呼出解除指令が入力されるまでの間呼出表示を行う呼出表示手段と、各遊技島に備えられた遊技機のうち少なくとも1つで、呼出表示手段により呼出表示がされたときに、その呼出表示手段と連動して遊技島の周囲に呼出があったことを報知する代表報知手段と、入力手段を介して呼出指令が入力されたとき、その呼出指令が入力された入力手段に最も近い位置の従業員を格納手段に格納された従業員の現在位置に基づき検索し、その検索された従業員のRFIDタグに送受信手段を介して呼出情報を送信させ、更に、入力手段を介して呼出解除指令が入力されたときに、呼出情報の送信を停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成されたスタッフ管理システムによれば、送受信可能なRFIDタグを用いて各従業員の位置を特定しているため、従来の画像処理による特定方法に比べ、遊技場内に居る全ての従業員の位置をより確実に特定することができるようになる。
また、遊技者が入力手段を介して従業員を呼出すための呼出指令を入力した場合、遊技機に備えられている呼出表示手段が呼出表示を行うと同時に、遊技島に備えられている代表報知手段がその遊技島のいずれかの遊技機で、従業員を呼出すための呼出しがなされていることが表示される。更に、呼出しの行われた遊技機に最も近いところに居る従業員が特定されて、その従業員の携帯しているRFIDタグに呼出情報が送信される。従って、RFIDタグを、呼出情報を受信したことを従業員に報知できるように構成すれば、各従業員は、呼出しが行われた遊技機に一番近い位置に自分が居ることが把握でき、また、RFIDタグによる報知があったときに、代表報知手段を見ることで、どの遊技島で呼出しがあったかを容易に知ることができ、更に、代表報知手段が報知状態になっている遊技島に近づけば、各遊技機に設けられた呼出表示手段によって、どの遊技機で呼出が行われているのかを知ることができる。
このように、請求項6に記載のスタッフ管理システムによれば、遊技機側で従業員の呼出が行われたときに、その遊技機に最も近い従業員に呼出しがあった旨を報知することができ、迅速にその従業員を呼出しがあった遊技機まで誘導することができ、従業員の作業効率の向上とサービスの質の向上とが可能となる。
ここで、遊技場では、多数の遊技機から演出のための音や光が発せられていたり、或いは有線放送の音楽などが流されていたりしていて、所謂喧噪状態にある場合がある。その中で、従業員を呼び出すための呼出信号受信手段は、請求項7に記載のように、呼出情報を受信したことを、音又は光又は振動のうち少なくとも1つにより、RFIDタグを所持している従業員に知らせるようにするとよい。
このようにすると、音、光、振動の何れか又はそれらの組み合わせにより各従業員を呼び出すことができ、その遊技場の状況や雰囲気に適した従業員の呼出を行うことができる。
ところで、呼出しが行われた遊技機に最も近い従業員を上記の方法で呼出した場合に、その従業員が、呼出しがあった遊技機の近くで既にサービス作業を行っており、呼出に迅速に対応できないということが考えられる。それを避けるために、請求項8に記載のように、制御手段を、複数の遊技機のうち、ある遊技機において入力手段を介して呼出指令が入力されてから呼出解除指令が入力されるまでの間に、更に、他の遊技機において入力手段を介して今回の呼出指令が入力されたときに、先の呼出指令で呼出情報を送信したRFIDタグを携帯する従業員が今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る場合には、その先の呼出指令で呼出情報を送信したRFIDタグを携帯する従業員以外で今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る従業員を、記憶手段に格納された各従業員の現在位置に基づき検索し、その検索した従業員の携帯するRFIDタグに、送受信手段を介して、呼出情報を送信させるように構成するとよい。
このようにすると、サービス作業中でなく、かつ呼出しが行われた遊技機に最も近い位置に居る従業員をサービス作業に向かわせることが可能となって、従業員の作業効率を向上させることができ、また、遊技者を待たせることもなくなり、サービスの質の向上も可能となる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。尚、以下の、実施形態の説明では、説明を簡単にするため、各図面の構成品は、説明に必要となる最小限(例えば、遊技島1個分)のものを示している。
(実施例1)
図1は本発明が適用された遊技場3に設置されたスタッフ管理システム1の構成を示す概略図である。
図1において、スタッフ管理システム1は、遊技場3に設置された遊技島10の端面に設置されたディスプレイ12、ディスプレイ12に組み込まれた制御部50、同様に遊技島10の端面に取り付けられた遊技島代表ランプ24、各遊技機に取り付けられた呼出報知ランプ28、30、従業員を呼び出すための呼出スイッチ34、36、従業員が携帯するRFIDタグからの電波を受信するため遊技場3の天井に設置された送受信装置60、66、72、及び、遊技場3内の管理や遊技者に対するサービスを行う従業員A100、B100の胸の部分に取り付けられたRFIDタグ80、84から構成される。
ディスプレイ12は、液晶ディスプレイ或いはCRTディスプレイ(Cathode-Ray Tubeディスプレイの略)で構成されている。そして、遊技島10の遊技機が取り付けられていない端面(換言すれば、遊技島10の短手方向の面)の一方に設置されており、もう一方の端面にはディスプレイ12と同じ機能を有するディスプレイ18(図示せず)が設置されている。
そして、ディスプレイ12には、遊技場3における遊技島10の配置や遊技島10における遊技機の配置を示す簡略化された遊技場3の平面図が表示されており、その平面図上に、従業員A100、B100の現在位置や各遊技機での従業員呼出状況(以下、単に、呼出状況という場合有り)が表示されるようになっている。
遊技島のディスプレイ12が設置されている方の端面には、遊技者からの呼出状況をランプの点灯・消灯で遊技島の周囲に報知する遊技島代表ランプ24が設置されており、もう一方のディスプレイ18が設置されている端面には、遊技島代表ランプ24と同じ機能の遊技島代表ランプ26が設置されている。
呼出報知ランプ28、30及び従業員を呼び出すための呼出スイッチ34、36は、遊技島10に取り付けられた各遊技機の上方部に取り付けられている。
そして、呼出スイッチ34、36は、遊技者が従業員を呼び出す時に操作する押下げスイッチで、この呼出スイッチ34、36が遊技者によって押されると、その呼出スイッチの近くに設置されているか、或いは、その呼出スイッチと一体化されて形成されている呼出報知ランプ28、30が点灯し、従業員が呼び出される。また、従業員が作業を終了して再度その呼出スイッチを押した場合には、呼出報知ランプは消灯するようになっている。
送受信装置60、66、72は、遊技場3の天井にマトリックス状に配置されている。(送受信装置60、66、72の詳細は後述する。)
そして、送受信装置60、66、72は、従業員A100やB100が所持するRFIDタグ80、84からの電波を受信し、その受信した電波から識別情報を抽出して制御部50に送出する。
RFIDタグ80、84は、2.4GHz帯の電波を使用するリチウム電池が内蔵されたアクティブ型のRFIDタグであり、常時或いは定期的に識別情報を含む電波を送信しており、従業員A100やB100の胸部前面に名札のようにして取り付けられて使用される。
制御部50は、ディスプレイ12の下部に組み込まれており、送受信機60、66、72から従業員A100、B100の識別情報を入力して、その識別情報から各従業員の現在位置を特定し、更に、呼出スイッチ34、36の状態を入力して、それら各従業員の現在位置や呼出スイッチの状態から、ディスプレイ12、18の表示内容を制御したり、遊技島代表ランプ24、26の点灯・消灯を制御したりする。
次に、以上に説明したように遊技場3に配置されているスタッフ管理システム1の電気的な接続関係について図2により説明する。
図2は、スタッフ管理システム1の電気的な接続関係を示すブロック図である。図2に示すように、スタッフ管理システム1は、遊技島10に配置され各種の表示や入力を行うための、2つのディスプレイ12、18、2つの遊技島代表ランプ24、26、遊技機の数と同じ数の呼出報知ランプ28、30、及び呼出スイッチ34、36、天井に配置されRFIDタグ80、84との識別情報の送受信を行う送受信装置60、66、72、各従業員が携帯し識別情報を送受信するRFIDタグ80、84からなっており、それらが制御部50に接続され制御部50からの指令に基づき作動するようになっている。
制御部50は、図示しない、CPU、メモリ、I/Oから構成されている。
送受信装置60、66、72は、各々アンテナ62、68、74と送受信機64、70、76とから構成されている。
そして、アンテナ62、68、74は、図示しない複数の小型のアンテナ素子が内蔵された平面アレイ型アンテナである。
また、送受信機64、70、76は、所定周波数帯の信号(即ち、RFIDタグ80、84からの送信信号)を通過させる図示しないバントパスフィルタ(BPF)と、BPFを通過した信号を増幅する図示しない増幅回路と、増幅回路により増幅された信号を復調して、その信号に含まれるIDを復元する図示しない復調回路と、BPFを通過した信号の電界強度を検出する図示しないレベル検出回路とから構成され、RFIDタグ80、84から受信した識別情報と受信時の電界強度値と送受信機のアンテナ番号62a、68aとを制御部50に出力する。
次に、図3及び図4により、スタッフ管理システム1において各従業員の位置を特定し制御部50のメモリ(以下、位置データベースと称する)に格納する方法を説明する。
図3は、送受信装置60、66、72のアンテナ62、68、76の配置及び各アンテナの受信可能領域を示す平面図である。また、図4は、位置データベースの構造を示す図である。
図3に示すようにアンテナ62、68、74は、遊技場3の天井にマトリクス状に配置されている。このマトリクス状に配置されているアンテナ62、68、74の間隔は各アンテナの受信可能領域によって決定される。すなわち、各従業員A100、B100は、RFIDタグ80、84を胸に装着しているので、通常RFIDタグからの電波は地上約1mの高さで送信される。従って、遊技場3の床面から約1mの高さで各アンテナの受信可能領域同士が、遊技島以外の部分で隙間無く重なり合うような間隔で各アンテナが取り付けられるのである。尚、遊技島の部分では従業員の位置を特定しないため、遊技島の部分では、各アンテナの受信可能領域が重なり合うようにする必要はない。
そして、RFIDタグ80、84から送信される信号は、送受信機64、70、74で受信され、BPFで所定周波数帯の信号が取り出された後、増幅回路により増幅され、復調回路で、その信号に含まれる識別情報が復元され、更に、レベル検出回路により、BPFを通過した信号の電界強度値が検出され、その電界強度値と識別情報とが制御部50に送られる。
次に、制御部50では、送受信機64、70、74から送られてきた電界強度値から、最も強い電界強度値の信号を送信した送受信機のアンテナの受信エリアで、RFIDタグからの送信信号を受信したものと判断して、図4に示すよう、そのアンテナ番号に対応する位置データベース(例えば、アンテナ62は位置データベースの座標(R2、C3))に識別情報(例えば、A100)を格納する。 尚、座標(R2、C3)のR2は、マトリクス状に配置されたアンテナに対応して制御部50の位置データベースの行(ROW)の2番目を表し、C3は、列(Column)の3番目を表している。
例えば、マトリクス状に配置されたアンテナのうち、アンテナ62の受信可能領域にRFIDタグを装着した従業員が入ってくると、そのアンテナ62では、RFIDタグから送信されている識別情報を最も強い電界強度で受信するようになる。よって、位置データベースの座標(R2、C3)にA100が格納される。そして、その従業員が移動して、アンテナ68の受信可能領域に入ると、アンテナ62よりもアンテナ68での受信電界強度が強くなるため、制御部50は、アンテナ68で識別情報を受信していると判断し、位置データベースの座標(R2、C3)に格納されているA100が消去され、新たに、位置データベースの座標(R3、C3)にA100が格納されるのである。このようにして、RFIDタグを装着した従業員が遊技場3内を移動するに従って、次々とRFIDタグからの信号を受信しているアンテナの受信可能領域が変わるため、そのRFIDタグの識別情報をどのアンテナで受信しているかを制御部50のメモリ(位置データベース)に格納し更新していけば、常にそのRFIDタグの位置(換言すれば、そのRFIDタグを装着している従業員の位置)を特定することができる。
また、一つのアンテナの受信可能領域に複数の従業員が入ってくることが考えられるが、各従業員の装着しているRFIDタグの送受信周波数は使用周波数帯域の中で僅かにずらした状態で送受信されているので、混信することはなく、複数の従業員が同じ位置に居るものとして制御部50のメモリ(位置データーベース)に記憶される。
以上のようにして各従業員の位置を特定しているため、従業員の位置を正確に特定する必要があれば、各アンテナの受信可能領域が狭くなるようにして、アンテナの個数を増やせばよい。
次に、制御部50において実行される処理について図5〜図10を用いて説明する。
図5は、制御部50において実行される処理のメインルーチンのフローチャートであり、図6〜図9はメインルーチンで呼出されるサブルーチンのフローチャートである。また、図10はディスプレイ12で表示される画面表示を示す図である。
図5に示すメインルーチンの処理は、遊技店の開店時等にスタッフ管理システム1の電源が投入されると開始される。
そして、処理が開始されると、先ずS100にてID位置特定処理を実行して、遊技場3内の従業員の位置を特定し、S105に移行して遊技機での呼出し操作や、呼出しの解除操作に応じて、遊技島端に設けられた遊技島代表ランプを点灯或いは消灯させ、S110に移行して、従業員の現在位置などをディスプレイに表示させる。そしてS115に移行して、閉店時間であるか否かを判定し、閉店時間であれば処理を終了し、閉店時間でなければS100に戻って処理を繰り返す。
ここで、S100で実行されるID位置特定処理について図6に基づき詳細に説明する。ID位置特定処理では先ず、S200にて送受信装置60、66、72から識別情報を入力し、S205に移行する。S205では、各送受信装置60、66、72から入力した識別情報が既に位置データベースにあるか否かを判定する。そして、その識別情報が既に位置データベースにあればS210に移行して、その識別情報を検出した送受信装置の位置に対応する箇所に識別情報を格納するようにデータベースを更新する。逆に、その識別情報が位置データベースに無ければ、データベースのその識別情報を検出した送受信装置の位置に対応する箇所にその識別情報を新たに格納する。
以上の処理を実行した後、メインルーチンに戻る。
次に、S105で実行される呼出表示処理について図7に基づき詳細に説明する。呼出表示処理では、先ず、S300で呼出スイッチの状態の読込みを行う。これは、遊技機に取付けられている呼出スイッチ34、36のうち、遊技者によって何れかの呼出スイッチが押されているかを確認し、押された呼出スイッチ(以下、この状態の呼出スイッチを発呼呼出スイッチと称することもある。)があれば、その呼出スイッチの番号を読込む処理である。そして呼出スイッチの番号を読込んだ後S305に移行する。
S305では、読込まれた呼出スイッチに最も近い従業員を位置データベースから検索し、S310に移行する。
S310では、位置データベースから検索された従業員が既に呼出されているか否か(換言すれば、従業員が呼出状態にあることを示す分類コード(詳細は後述する)が2になっているか否か)を判定する。ここで、その検索された従業員が呼出されていなければ、S320に移行し、逆に、その検索された従業員が既に呼出されていれば、S315に移行して、その従業員以外で発呼スイッチに最も近い位置に居る従業員を位置データベースから検索し、S320に移行する。
S320では、検索された従業員の識別情報に付加される分類コードを、その従業員が呼出状態になっていることを示す分類コード2にし、S325に移行する。
S325では、位置データベースから発呼呼出スイッチのある遊技島間の通路内に、呼出された従業員が居るか否かを判定する。そして、従業員が遊技島間の通路内に居れば、S330に移行し、居なければS340に移行する。
S330では、その呼出された従業員の識別情報に付加される分類コードを、従業員が呼出状態で、かつ、発呼呼出スイッチのある遊技島間の通路内に居ることを示す分類コード3にし、S335に移行する。
S335では、ディスプレイ12の表示画面で、発呼呼出スイッチが有る遊技島の部分に、既に従業者がサービス作業を行う状態になっていることを示す「OK」表示を行い、S370に移行する。例えば、図10中で右端の遊技島において、従業員D100がサービス作業を行うために、既に遊技島間の通路に入っている状態を示している。
一方、S325で従業員が遊技島間の通路内に居ないと判定されて、S340に移行した場合、S340では、位置データベースから発呼呼出スイッチのある通路近傍(通路内は除く)に従業員が居るか否かを判定する。そして、通路近傍に従業員が居ればS345に移行して、発呼呼出スイッチのある遊技島の両端に設けられた遊技島代表ランプのうち、通路近傍に居る従業員に近い方の遊技島代表ランプを点灯させ、S355に移行する。逆に、通路近傍に従業員が居なければS350に移行して、発呼呼出スイッチのある遊技島の両端の遊技島代表ランプのうち両方を点灯させ、S355に移行する。
S355では、通路近傍にいた従業員が発呼呼出スイッチのある通路内に居るか否か(換言すれば、通路内に入ったか否か)を判定する。そして、当該従業員が通路内に居ればS360に移行し、居なければ処理を終了してメインルーチンに戻る。
S360では、当該従業員の分類コードを3にし、S365に移行し、ディスプレイ12の表示画面で、発呼呼出スイッチが有る遊技島の部分に、既に従業者がサービス作業を行う状態になっていることを示す「OK」表示を行い、S370に移行する。
S370では、呼出スイッチの状態をもう一度読込んでS375に移行し、先に呼出しがあった遊技機の呼出スイッチが解除状態(以降、呼出スイッチが解除されていることを消呼とも称する)を判定し、消呼していれば、S380に移行し、消呼していなければ処理を終了してメインルーチンに戻る。
そして、S380では、ディスプレイ12の表示画面で、発呼呼出スイッチが有る遊技島の部分に表示されている「OK」表示を消去し、S385に移行する。
S385では、発呼呼出スイッチのある遊技島の遊技島代表ランプを消灯させ、S390に移行し、遊技島間の通路で作業していた従業員の識別情報の分類コードを1にし、処理を終了してメインルーチンに戻る。
次に、S110で実行される現況表示処理について図9に基づき詳細に説明する。現況表示処理では、先ず、S400にて、位置データベースからアンテナ位置及び識別情報を読込みS405に移行する。
S405では、読込んだ識別情報に基づいて、分類コードを付加する。この分類コードは、従業員の呼出状況を表す状況コードと呼出のあった呼出スイッチ番号とから構成される。より詳しくは、分類コードは、RFIDタグを持っている従業員が呼出されていなければ状況コードとしてコード1と呼出スイッチ番号0、RFIDタグ80を持っている従業員が呼出されていれば状況コードとしてコード2と呼出しが行われた呼出スイッチ番号、RFIDタグ80を持っている従業員が呼出されて、かつ、遊技島間の通路に入っていれば状況コード3と呼出しが行われた呼出しスイッチ番号、となる。そして、分類コードを付加した後S410に移行する。
S410では、図10に示すように、ディスプレイ12に各従業員が現在居る位置にその従業員の識別名称を表示する。すなわち、各従業員(A100、B100、C100、D100)のRFIDタグからの識別情報を受信したアンテナの位置データベースの座標位置に対応する位置に、各従業員の識別名称(図中、A100、B100、C100、D100)を表示し、更に、分類コードのうち状況コードに応じて、例えば、状況コードが1であれば黒、2であれば赤、3であれば青のように識別名称の色を変えて表示する。そして、その表示を行い、S415に移行する。
S415では、呼出スイッチ34、36の状態を読込みS420に移行する。そして、S420では、図10に示すように、押された呼出スイッチの番号(図中呼出スイッチ36)に対応する画面上の遊技機の部分をディスプレイ12上でハイライト表示(図中呼出報知ランプ30の部分をハイライト表示)し、S425に移行する。
S425では、遊技島代表ランプ24、26の状態を読込み、S430に移行する。そして、S430で、代表ランプの状態をディスプレイ12上に表示する。つまり、図10に示すように、点灯している代表ランプ(図中遊技島代表ランプ24)に対応する画面上の代表ランプの部分をハイライト表示させる。
そして、S430の処理が終了したらメインルーチンに戻る。
以上のように、構成されたスタッフ管理システム1によれば、送受信可能なRFIDタグを用いて各従業員の位置を特定しているため、従来の画像処理による特定方法に比べ、遊技場内に居る全ての従業員の位置をより確実に特定することができる。
また、各遊技島端に配置されたディスプレイ12で、自分の現在位置と他の従業員との位置関係を把握することができ、常に、遊技場内で最も効率が良い(例えば、遊技者の呼出しに最も迅速に対応できる)配置となるように、自分自身の待機位置を移動させることが可能となり、従業員の作業効率を上げると共に、遊技者に対するサービスの向上を行うことも可能となる。
更に、本スタッフ管理システム1によれば、例えば、大当りが発生して玉箱の交換をして欲しいときや灰皿を清掃して欲しいときなどに、遊技者が呼出スイッチ34、36を介して従業員を呼出すための呼出指令を入力した場合、各遊技機に備えられている呼出報知ランプ28、30が点灯すると同時に、遊技島に備えられている遊技島代表ランプ24、26が点灯して、その遊技島のいずれかの遊技機で従業員の呼出しが行われていることを示す。また、同時に、呼出しの行われた遊技機に最も近いところに居る従業員が特定されて、その従業員がディスプレイ12上でハイライト表示される。
従って、各従業員は、どの遊技島で呼出しがあったかを遊技島の遊技島代表ランプ24、26により容易に知ることができ、かつ、ディスプレイ12の画面を見ることにより、呼出された従業員が自分自身であるか否かを容易に知ることができる。更に、ディスプレイ12の画面をみることにより、自分が呼出のあった遊技機に最も近い位置に居るサービス作業可能な従業員であることも分かるため、迅速にサービス作業を開始することができるようになり、従業員の作業効率とサービスの質を向上させること可能となる。
尚、本実施形態では、送受信装置60、66、72が本発明の受信手段に相当し、制御部50の位置データベースが本発明の記憶手段に相当し、図5のフローチャートに示すS100のID位置特定処理が位置監視手段に相当し、呼出スイッチ34、36が本発明の入力手段に相当し、呼出報知ランプ28、30が本発明の呼出表示手段に相当し、遊技島代表ランプ24、26が代表報知手段に相当し、ディスプレイ12、18が本発明の表示手段に相当し、制御部50が本発明の制御手段に相当する。
(実施例2)
次に、第2の実施形態について説明する。図11は本発明が適用されたスタッフ管理システム2の構成を示す電気的接続図である。
このスタッフ管理システム2は、構成が実施例1で説明したスタッフ管理システム1と類似しているため、スタッフ管理システム1と同じ箇所の説明は省略し、相違点につき説明する。
図11に示すように、スタッフ管理システム2はスタッフ管理システム1の構成品のうち遊技島10に設けられるディスプレイ12、18を無くし、各RFIDタグ80、84にバイブレータ82、86を設けた構成となっている。
RFIDタグ80、84は、2.4GHz帯の電波を使用するリチウム電池が内蔵されたアクティブ型のRFタグであり、常時或いは定期的に識別情報を含む電波を送信している。また、RFIDタグ80、84に接続されているバイブレータ82、86は、振動子が小型モータの回転軸に偏心させて取り付けられており、RFIDタグ80、84で呼出情報が受信されたときに、小型モータが回転することにより、振動子が振動して呼出があったことを従業員に知らせるようになっている。
また、各RFIDタグ80、84と各バイブレータ82、86とは、各々一体化して従業員の胸の部分に名札のようにと装着できるように形成されている。
そして、実施例1のスタッフ管理システム1では、制御部50は、RFIDタグ80、84の送信信号を送受信機60、66、72を介して受信し、各従業員の識別情報を入力するのみであったが、本実施例2のスタッフ管理システム2では、制御部50は、各従業員の識別情報を入力すると共に、RFIDタグ80、84を装着している各従業員を呼び出すための呼出信号を送信するようになっている。
より詳細に説明すると、実施例1のスタッフ管理システム1の制御部50では、図7及び図8に示すフローチャートのS320で検索した従業員の状況コードを2(その従業員が呼出されたことを表している)とし、S335やS365で、ディスプレイ12の表示画面の発呼呼出スイッチが有る遊技島の部分に、既に従業者がサービス作業を行う状態になっていることを示す「OK」表示を行ったり、S380でその「OK」表示を消去したりしている。また、同様に、図9のフローチャートのS410で呼出された従業員(状況コード2又は3)をディスプレイ12で識別できるように表示したり、S415及びS420で発呼呼出スイッチの位置をハイライト表示したり、或いは、S425及びS430で遊技島代表ランプの状態表示を行っている。それに対し、本実施例2のスタッフ管理システム2の制御部50では、図7のS335、S365で実行している表示に関する処理及び図9で実行しているS415、S430で実行している表示に関する処理を省略し、図7のS320で状況コードが2となった従業員に対し、図9のS410での識別表示に代えて、その従業員に最も近い送受信機から、呼出情報を送信させるようにし、更に、S
及び図7のS380での「OK」表示の消去に代えて、呼出信号を停止させるようにしている。
本実施例2のスタッフ管理システム2では、このように、ディスプレイ12での表示に代えて、RFIDタグ80、84に接続したバイブレータにより、各従業員を個別に呼出すようにしている。
このように構成されたスタッフ管理システム2によれば、送受信可能なRFIDタグを用いて各従業員の位置を特定しているため、従来の画像処理による特定方法に比べ、遊技場内に居る全ての従業員の位置をより確実に特定することができるようになる。
また、遊技者が呼出スイッチ34、36を介して従業員を呼出すための呼出指令を入力した場合、遊技機に備えられている呼出報知ランプ28、30が呼出表示を行うと同時に、遊技島代表ランプ24、26が点灯し、遊技島に備えられているいずれかの遊技機で従業員を呼出すための呼出しがなされていることが示される。また、同時に、呼出しの行われた遊技機に最も近いところに居る従業員が特定されて、その従業員の携帯しているRFIDタグ80、84に呼出情報が送信され、バイブレータ82、86で従業員を呼出す。従って、各従業員は、呼出しが行われた遊技機に一番近い位置に自分が居ることが把握でき、また、バイブレータ82、86による報知があったときに、遊技島代表ランプ24、26を見ることで、どの遊技島で呼出しがあったかを容易に知ることができ、更に、遊技島代表ランプ24、26が報知状態になっている遊技島に近づけば、各遊技機に設けられた呼出報知ランプ30、32によって、どの遊技機で呼出が行われているのかを知ることができる。
このように、スタッフ管理システム2によれば、遊技機側で従業員の呼出が行われたときに、その遊技機に最も近い従業員に呼出しがあった旨を各従業員に個別に報知することができ、迅速にその従業員を呼出しがあった遊技機まで誘導することができ、従業員の作業効率とサービスの質とを向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施例では、従業員の位置を特定するために、送受信機からの電界強度を単純に比較して、最も電界強度の強い信号を受信しているアンテナの部分に従業員が居るものとしているが、1つのRFIDタグからの送信信号を3つのアンテナで受信できるように各アンテナを配置し、その3つのアンテナで受信した送信信号の電界強度の比率から従業員の位置を特定するようにしてもよい。
このようにすると、送受信機の数を増やすことなく、正確に従業員の位置を特定することができる。
また、遊技島10の遊技機で呼出しがあったことを、遊技島の周囲に報知するため、遊技島代表ランプ24、26を点灯させているが、ランプの代わりに、音による呼び出しを行うようにしてもよい。
更に、呼出スイッチ34、36は、各遊技機の上方部に取り付けられている押下げスイッチであるとしているが、押下げスイッチの代わりに、従業員や遊技者が手元で操作できるように、赤外線や電波等を用いたリモコンスイッチとしてもよい。
また、上記実施例2では、バイブレータにより従業員を呼び出しているが、バイブレータと発光ダイオードを組み合わせて従業員を呼び出すようにしてもよいし、更に、小型のスピーカを付加して呼び出し音を発生させるようにしてもよい。
本発明が適用されたスタッフ管理システム1の構成とスタッフ管理システム1が遊技場3に設置された状態を示す概略図である。 スタッフ管理システム1の電気的な接続関係を示すブロック図である。 送受信装置60、66、72のアンテナ62、68、74の配置及び各アンテナの受信可能領域を示す平面図である。 図4は、制御部50の位置データベースの構造を示す図である。 制御部50において実行される処理のメインルーチンのフローチャートである。 メインルーチンで実行されるサブルーチンであるID位置特定処理のフローチャートである。 メインルーチンで実行されるサブルーチンである呼出表示処理のフローチャートである。 メインルーチンで実行されるサブルーチンである呼出表示処理のフローチャートである。 メインルーチンで実行されるサブルーチンである現況表示処理のフローチャートである。 ディスプレイ12で表示される画面表示を示す図である。 本発明が適用されたスタッフ管理システム2の電気的な接続関係を示すブロック図である。
符号の説明
1、2…スタッフ管理システム、3…遊技場、10…遊技島、12、18…ディスプレイ、24、26…遊技島代表ランプ、28、30…呼出報知ランプ、34、36…呼出スイッチ、50…制御部、60、66、72…送受信装置、62、68、74…アンテナ、64、70、76…送受信機、80、84…RFIDタグ、82、86…バイブレータ。

Claims (8)

  1. 複数の遊技機が備えられた遊技島が複数配置された遊技場において、従業員により携帯されて、該従業員の識別情報を無線にて送信するRFIDタグからの送信信号に基づき、当該遊技場内に居る複数の従業員の位置を各々把握し、かつ、遊技者の求めに応じて特定の従業員に作業指示を与えるスタッフ管理システムであって、
    前記遊技場に分散配置され、前記各従業員のRFIDタグから送信される識別情報を受信する複数の受信手段と、
    前記各従業員の現在位置を記憶するための記憶手段と、
    前記分散配置された複数の受信手段による前記識別情報の受信結果に基づいて前記各従業員の現在位置を監視し、該監視結果に基づき前記記憶手段に記憶される各従業員の現在位置を更新する位置監視手段と、
    前記各遊技機毎に備えられ、外部操作により従業員の呼出指令及び呼出解除指令を入力するための入力手段と、
    前記各遊技機毎に備えられ、前記入力手段を介して前記呼出指令が入力されてから前記呼出解除指令が入力されるまでの間呼出表示を行う呼出表示手段と、
    前記各遊技島に備えられた遊技機のうち少なくとも1つで、前記呼出表示手段により呼出表示がされたときに、該呼出表示手段と連動して前記遊技島の周囲に呼出があったことを報知する代表報知手段と、
    当該遊技場内にて前記従業員が表示内容を確認できるように配置された表示手段と、
    前記記憶手段に格納された前記各従業員の現在位置を前記表示手段に表示させると共に、前記呼出表示手段により呼出表示がされたときに、該呼出表示手段に最も近い位置に居る従業員を前記記憶手段に格納された各従業員の現在位置に基づき検索し、前記表示手段に該検索した従業員を識別可能に表示させ、更に、前記入力手段を介して前記呼出解除指令入力がされたときに、前記識別可能表示を通常表示に戻す制御手段と、
    を備えたことを特徴とするスタッフ管理システム。
  2. 前記制御手段は、前記複数の遊技機のうち、ある遊技機において前記入力手段を介して前記呼出指令が入力されてから前記呼出解除指令が入力されるまでの間に、更に、他の遊技機において前記入力手段を介して今回の呼出指令が入力されたときに、先の呼出指令で前記表示手段に識別可能に表示した従業員が今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る場合には、該先の呼出指令で前記表示手段に識別可能に表示した従業員以外で今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る従業員を、前記記憶手段に格納された各従業員の現在位置に基づき検索し、該検索した従業員を前記表示手段に識別可能に表示させることを特徴とする請求項1に記載のスタッフ管理システム。
  3. 前記制御手段は、
    前記表示手段に、遊技場における遊技島と該遊技島に備えられた遊技機との配置を略図で表示させると共に、前記記憶手段に格納された各従業員の現在位置を前記略図上に表示させ、
    前記入力手段を介して呼出指令が入力されると、該呼出指令が入力された遊技機と該遊技機が備えられた遊技島と前記呼出指令によって呼出されることになった従業員とが、前記表示手段に表示された前記略図上で識別可能となるように表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスタッフ管理システム。
  4. 前記表示手段は、前記遊技島の両島端に備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のスタッフ管理システム。
  5. 前記代表報知手段は、前記遊技島の両島端に備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のスタッフ管理システム。
  6. 複数の遊技機が備えられた遊技島が複数配置された遊技場において、従業員により携帯されて、該従業員の識別情報を無線にて送信するRFIDタグからの送信信号に基づき、当該遊技場内に居る複数の従業員の位置を各々把握し、かつ、遊技者の求めに応じて特定の従業員に作業指示を与えるスタッフ管理システムであって、
    前記RFIDタグは、各従業員を呼出すための呼出情報を受信して、該RFIDタグを所持している従業員に前記呼出情報を受信したことを報知する呼出受信報知手段を備え、
    前記遊技場に分散配置され、前記RFIDタグから送信される識別情報を受信すると共に、前記RFIDタグを携帯する従業員を呼出すための呼出情報を該RFIDタグに送信する複数の送受信手段と、
    前記各従業員の現在位置を記憶するための記憶手段と、
    前記分散配置された複数の送受信手段による前記識別情報の受信結果に基づいて前記各従業員の現在位置を監視し、該監視結果に基づき前記記憶手段に記憶される各従業員の現在位置を更新する位置監視手段と、
    前記各遊技機毎に備えられ、外部操作により従業員の呼出指令及び呼出解除指令を入力するための入力手段と、
    前記各遊技機毎に備えられ、前記入力手段を介して前記呼出指令が入力されてから前記呼出解除指令が入力されるまでの間呼出表示を行う呼出表示手段と、
    前記各遊技島に備えられた遊技機のうち少なくとも1つで、前記呼出表示手段により呼出表示がされたときに、該呼出表示手段と連動して前記遊技島の周囲に呼出があったことを報知する代表報知手段と、
    前記入力手段を介して呼出指令が入力されたとき、該呼出指令が入力された入力手段に最も近い位置の従業員を前記記憶手段に格納された各従業員の現在位置に基づき検索し、該検索した従業員の前記RFIDタグに前記送受信手段を介して前記呼出情報を送信させ、更に、前記入力手段を介して呼出解除指令が入力されたときに、前記呼出情報の送信を停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするスタッフ管理システム。
  7. 前記呼出信号受信手段は、前記呼出情報を受信したことを、音又は光又は振動のうち少なくとも1つにより、前記RFIDタグを所持している従業員に知らせることを特徴とする請求項6に記載のスタッフ管理システム。
  8. 前記制御手段は、前記複数の遊技機のうち、ある遊技機において前記入力手段を介して前記呼出指令が入力されてから前記呼出解除指令が入力されるまでの間に、更に、他の遊技機において前記入力手段を介して今回の呼出指令が入力されたときに、先の呼出指令で前記呼出情報を送信したRFIDタグを携帯する従業員が今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る場合には、該先の呼出指令で前記呼出情報を送信したRFIDタグを携帯する従業員以外で今回の呼出指令が入力された遊技機に最も近い位置に居る従業員を、前記記憶手段に格納された前記各従業員の現在位置に基づき検索し、該検索した従業員の携帯するRFIDタグに、前記送受信手段を介して、前記呼出情報を送信することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のスタッフ管理システム。
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