JP2006139919A - リチウムイオン二次電池およびその製造方法 - Google Patents

リチウムイオン二次電池およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リチウムイオン二次電池のエネルギー密度を高める。
【解決手段】リチウムイオン二次電池の正極7は、電力取出部50が外周部に一体形成された正極集電体と、その正極集電体に重ね合わされた正極活物質層6とを備える。電力取出部50には、リード端子との接続のため、正極活物質層6が配置されていない。正極活物質層6の電力取出部50に隣接する箇所には、切り欠き部6kが設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池およびその製造方法に関する。
今日、移動体通信機器や携帯型コンピュータなど、様々な電子機器の電源として、リチウムイオン二次電池が広く普及している。リチウムイオン二次電池は、小型軽量でありながら大きい電池容量が得られること、充放電サイクル特性に優れること、急速充電可能なこと等の利点を有する。
リチウムイオン二次電池は、一般に、LiCoOなどのリチウム複合酸化物を活物質として含む正極、グラファイトを含む負極、リチウム塩を溶解させた非水電解液、および正極と負極を絶縁するためのセパレータで構成されている。充電された状態では、リチウムイオンが負極のグラファイトの層間に挿入され、層間化合物を形成している。他方、放電を行なうと、グラファイトの層間からリチウムイオンが放出されて正極に移動する。このように、リチウムイオン二次電池は、正極と負極との間で、リチウムイオンの授受を行なうことにより、充放電可能な電池として作用する。
リチウムイオン二次電池の安全性を確保する一つの重要事項として、セパレータを挟んで向かい合う正極と負極との、面積の大小関係が挙げられる。図11に示すごとく、リチウムイオン二次電池の電極92,97(負極92と正極97)は、活物質フィルム91,96と集電体90,95とを重ね合わせ、この重ね合わせ体を所定の大きさに切断して得られる。セパレータ98を間に挟んで、負極92と正極97を重ね合わせることにより、セル99が得られる。正極97を負極92上に投影し、投影された正極97が負極92から少しでも食み出ている構造の場合、リチウムイオンが負極92に挿入できず、金属リチウムとして析出することがある。金属リチウムは、セパレータ98の空隙内に樹枝状結晶(デンドライト)の形態で析出して、セパレータ98の表裏を導通する恐れがある。そのため、リチウムイオンがスムーズに電極間を移動できるように、正極97を負極92上に投影したとき、投影された正極97の全部が負極92に重なっている構造を採用することが、リチウムイオン二次電池では不可欠かつ技術常識である。
特開2000−30742号公報
ところで、図11に示したように、負極92と正極97を重ね合わせてセル99を組立てる場合、負極92と正極97との対向面積をできるだけ大きくすることが、電池のエネルギー密度を高める上で重要である。正極97についていえば、正極集電体95と正極活物質フィルム96とを重ね合わせて切断する際、正極集電体95と正極活物質フィルム96との境界DCLで切断することによって材料の無駄を極力省くとともに、負極92との対向面積を最大限に稼ぐことが可能になる。
ただし、境界DCLで切断した場合、わずかな切断誤差によって集電体95が剥き出しになったり、バリが生じたりする可能性がある。集電体95が剥き出しになっていたりバリが生じていたりすると、集電体95がセパレータを突き破って負極92と正極97との短絡を招く恐れがある。したがって、正極活物質フィルム96を含む内側の位置に切断線RCLを定めて、正極集電体95が剥き出しになることを防ぐようにしている。
図11に示すように切断線RCLを定めた場合、正極集電体95の電力取出部95tのところにも正極活物質フィルム96sが配置される。したがって、電力取出部95tのところでもリチウムイオンの挿入・放出が行なわれるように、十分な大きさの負極92が必要である。この結果、リチウムイオンの挿入・放出が行なわれる活物質の実質的な占有面積(有効活物質面積)をロスしてしまう。図11の例では、斜線領域LAの分だけ負極92が無駄に大きい。この事実は、リチウムイオン二次電池のエネルギー密度向上の障害となる。
本発明の目的は、正極と負極との重ね合わせ構造を適正化することで、リチウムイオン二次電池のエネルギー密度を高めることにある。他の一つの目的は、そのリチウムイオン二次電池の製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明は、正極と負極との間でリチウムイオンの挿入・放出を行なうリチウムイオン二次電池であって、正極は、凸状の電力取出部が外周部に一体形成された正極集電体と、その正極集電体に一体化された正極活物質層とを備え、電力取出部には端子との接続のために正極活物質層が配置されておらず、正極活物質層の電力取出部に隣接する箇所には、切り欠き部が設けられていることを主要な特徴とする。
本発明にかかるリチウムイオン二次電池においては、電力取出部に正極活物質層が配置されない。正極活物質層には、外周部に切り欠き部が設けられる。たとえば、方形状の形態を有するリチウムイオン二次電池では、図3に示すような形になる。図3を図11と比較してみると分かるように、従来は正極活物質層が配置されない領域LAに、正極活物質層が配置されているのが分かる。このようにすれば、リチウムイオンの挿入・放出が行なわれる活物質の実質的な占有面積を大きくすることができ、ひいてはリチウムイオン二次電池のエネルギー密度を向上できる
また、本発明は、正極集電体が金属メッシュで構成されている場合に特に効果がある。箔に比べて、金属メッシュ製の集電体は、活物質層との密着性が優れる、活物質層の体積増を見込めるなどの利点がある。その分、切断部がセパレータを損傷する可能性もある。そのため、集電体の切断部が活物質層で覆われるように、集電体と活物質層との境界よりも引き下がった位置に切断線を定め、電極作製時の切断工程を行なうとよい。そのようにして切断工程を行なう場合でも、本発明の方法によれば、電力取出部に活物質層(活物質フィルム)が配置されない。その事項については、後の説明で明らかになるであろう。
さらに、本発明は、正極、負極およびセパレータを有する平板状の発電要素を一つのみ備える、または発電要素を複数積み重ねた構成に相当し、複数の電力取出部が束ねられている積層発電要素を備えたリチウムイオン電池であることが望ましい。積み重ね式のリチウムイオン電池では、どうしても集電体の外周部に電力取出部を設けざるを得ず、本発明の適用が特に効果的である。
他の局面において、課題を解決する本発明は、正極と負極との間でリチウムイオンの挿入・放出を行なうリチウムイオン二次電池の製造方法であって、正極集電体に、切り欠き部を外周部に有する正極活物質フィルムが一体化され、正極活物質フィルム側から平面視したときに、切り欠き部がある箇所で正極集電体が露出している正極予備体を作製する工程と、切り欠き部が凹状のままで部分的に残り、尚且つその残った切り欠き部のところで、凸状の電力取出部が正極集電体の外周部に一体形成されるように正極予備体を切断して正極を得る工程と、負極集電体に負極活物質フィルムが一体化された負極予備体を作製する工程と、負極予備体を切断し、セパレータを介して対向するべき正極活物質フィルムの全部が、厚さ方向に関して負極活物質フィルムの内側に位置する大きさの負極を得る負極作製工程と、正極と負極とをセパレータを介して重ね合わせて発電要素を得る工程と、を含むことを主要な特徴とする。
上記本発明の方法では、予め切り欠き部を形成した正極活物質フィルムと、正極集電体とを、重ね合わせ等の方法で一体化させる。切り欠き部に囲まれた正極集電体上の領域には、正極活物質フィルムが配置されない。正極活物質フィルムと正極集電体とを重ね合わせた正極予備体を切断するときには、正極活物質フィルムの切り欠き部が凹状のまま残るようにする。そして、その残った切り欠き部のところに、凸状の電力取出部が設けられるようにする。このようにすれば、正極の外周部で正極集電体が剥き出しになることもないし、従来の方法のように、正極集電体の電力取出部に正極活物質フィルムが残らない。もちろん、切断工程の後から、活物質フィルムを除去したりする必要もない。つまり、工程数の増加を伴うことなく、リチウムイオンの挿入・放出が行なわれる活物質の実質的な占有面積を大きくした設計を許容できる。これにより、エネルギー密度の向上を容易に図ることが可能となる。
なお、正極活物質フィルムの全部が、厚さ方向に関して負極活物質フィルムの内側に位置するとは、正極活物質フィルムを負極活物質フィルム上に投影したとき、投影された正極活物質フィルムの全部が負極活物質フィルムに重なっていることを意味する。
具体的に、正極予備体を切断する工程においては、帯状の電力取出部を形成するための縦横の切断線が切り欠き部に囲まれた領域で交差するとともに、部分的に残った切り欠き部に臨む領域と電力取出部とを除く正極集電体の全体に、正極活物質フィルムが配置されるように、正極予備体を切断することができる。つまり、電力取出部のところ以外、正極集電体を剥き出しにしない。その結果、正極集電体がセパレータを傷付ける可能性を低減することができる。
なお、正極予備体は、正極集電体に正極活物質フィルムが積層された正極積層体として構成することができる。この正極積層体は、別々に作製した正極集電体と、切り欠き部が設けられた正極活物質フィルムとを圧着する方法、もしくは正極集電体の上に正極活物質を含むペーストを塗布および乾燥させて正極活物質フィルムを得る方法によって作製することができる。前者によれば、正極活物質フィルムを成形して切り欠き部を設ける手間はあるが、生産性に優れる。後者は、ペーストを塗布する際に、切り欠き部を形成できる。もちろん、正極と同様に負極予備体を、負極集電体に負極活物質フィルムが積層された負極積層体として構成することができる。
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。説明の便宜のため、図面中では、活物質フィルムと活物質層に共通の符号を用いる。明細書中では、製造段階が活物質フィルム、完成品で活物質層と呼ぶことにする。
図1は、本発明にかかるリチウムイオン二次電池1(以下、単に電池1ともいう)の断面模式図である。図2は、電池1の要部をなすセル20(単位構造)の断面模式図である。複数のセル20を積み重ねると、セルスタック2が得られる。図1に示すように、電池1は、セルスタック2が、ラミネートフィルムからなる容器4の中に封入された構造を有する。セル20は、実際には薄い平板状に設計されるので、セルスタック2および電池1の形状も板状である。また、セル20の形状は方形状(長方形)を想定しているが、方形以外の多角形状、円状、楕円状など種々の形状を採用できる。こうした形状の自由度の高さは、積み重ね方式のリチウムイオン二次電池1の有利な特徴の一つである。また、図1では、複数のセル20を用いて電池1を構成しているが、セル20を一つのみ備えたリチウムイオン二次電池も作製できる。
図2に示すように、セル20は、セパレータ3,3を正極7,7と負極10とにより挟んだバイセル構造をなす。正極7は、正極集電体5に正極活物質層6,6が積層した構造をなす。他方、負極10は、負極集電体8に負極活物質層9,9が積層した構造をなす。本実施形態では、負極10が2枚のセパレータ3,3に挟まれる形にてこれらに共用され、各セパレータ3,3の負極10に面していない側が、個別に正極7,7に覆われている。正極7と負極10の配置は、相互に入れ替わってもよい。
図3に示すのは、図2のセル20の平面模式図である。セパレータ3は、便宜のため破線で示している。図3から分かるように、正極7と負極10は、ともに、図2で示した集電体5,8と活物質層6,9とを含む極板部分が方形状であり、その極板部分の外周部に凸状の電力取出部50,80が設けられた形となっている。正極7の電力取出部50は、正極集電体5に一体に形成されている。同様に、負極10の電力取出部80は、負極集電体8に一体に形成されている。
負極10においては、電力取出部80と方形状の極板部分との境界を超えて、電力取出部80の一部まで負極活物質層9が配置されている。他方、図5の下段に示すごとく、正極7においては、電力取出部50と方形状の極板部分51との境界よりも、極板部分51側に引き下がったところに、正極活物質層6の外周縁が位置している。つまり、正極7の電力取出部50には、正極活物質層6が配置されていない。代わりに、正極活物質層6には、電力取出部50に隣接する箇所に、切り欠き部6kが設けられている。
先に説明したように、リチウムイオン二次電池1では安全性確保のため、図3のごとく正極側からセル20を厚さ方向に投影視したときに、負極活物質層9の外周縁よりも内側に正極活物質層6の全部が位置している必要性がある。すると、どうしても負極活物質層9には、電池反応に寄与しない部分が生じてくる。本発明では、切り欠き部6kを設けることにより、正極7と負極10との面積差をなるべく縮小し、電池反応に寄与する活物質層の実質的な占有面積を大きくしている。なお、本明細書では、電極や活物質層の面積は、主面、すなわち、最も広い面の面積をいう。
本発明にかかるセル20を採用すると、どの程度の効果があるのかを図で説明する。図6(a)は、本発明にかかるセル20である。図6(b)は、従来のセル99である。セル20の負極10と、セル99の負極92とは、同一寸法である。異なるのは、正極7,97である。図6中では、セパレータは省略している。まず、下記のように正極7または正極97の面積と寸法を定義する。
:セル20の正極活物質層6の面積
:セル99の正極活物質層96の面積
c:セル20の正極活物質層6の横方向長さ、または、セル99の正極活物質層96の横方向長さ
d:正極活物質層96の極板部分にかかる縦方向長さ
e:切り欠き部6kの縦方向長さ、または、電力取出部95tに配置された正極活物質層96の縦方向長さ
f:電力取出部50,95tの幅
図6(a)からも見て取れるように、切り欠き部6kは、実際には電力取出部50より幅広であるが、セル20の切り欠き部6kの幅を、電力取出部50の幅fで近似する。すると、S=c(e+d)−ef、S=cd+efが求まる。S−S=e(c−2f)であるから、c>2fの条件を満足する長方形状のリチウムイオン二次電池では、本発明の適用が特に好ましいことが分かる。電力取出部は、発電に直接寄与しないので、必要最小限の幅に留めるのが通常である。そのため、実際の製品ではほとんどの設計で、c>2fの条件を満足する。
次に、電池1を構成する部品の一般的な説明を行なう。
正極集電体5は、AlまたはAl合金からなる箔または金属メッシュで構成することができる。負極集電体8は、CuまたはCu合金からなる箔または金属メッシュで構成することができる。中でも、活物質層との密着性の保持、活物質層の体積確保、リチウムイオンの拡散性などの観点から、金属メッシュを使用することが好ましい。金属メッシュとしては、エキスパンドメタル、エッチングメタルおよびパンチングメタルのいずれも使用できる。
正極活物質層6は、正極活物質、導電助剤および高分子基質(ポリマー)を含んで構成される。同様に、負極活物質層9は、負極活物質、導電助剤および高分子基質を含んで構成される。セパレータ3、正極活物質層6および負極活物質層9は多孔質形態を有し、LiPFなどのリチウム塩を、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネートのような有機溶媒に溶解させた非水電解液が含浸されている。つまり、電池1は、リチウムポリマー二次電池として構成されている。
正極活物質層6および負極活物質層9を構成する高分子基質としては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTEF)などのフッ素樹脂や、あるいはこれらのフッ素樹脂の共重合体を使用することができる。
正極活物質層6を構成する正極活物質としては、LiMnO、LiCoO、LiNiOなど、遷移金属あるいは典型金属を含むリチウム複合酸化物を使用できる。負極活物質層9を構成する負極活物質としては、メソフューズカーボン材などの黒鉛系炭素材料が好適である。また、導電助剤(導電性物質)としてはアセチレンブラックなどの導電性カーボンを使用できる。
セパレータ3は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの絶縁性樹脂の微多孔膜で構成することができる。また、正極活物質層6および負極活物質層9に含まれる高分子基質と同様の材料、たとえばPVDFやHFP、あるいはそれらの共重合体により構成することも可能である(SiOなどのフィラーを混入させてもよい)。さらには、ポリエチレンをポリプロピレンで挟んだ複数層構造を持つ微多孔膜、ポリエチレンやポリプロピレンなどの樹脂層と、PVDFやHFP、あるいはそれらの共重合体からなる樹脂層とを有する微多孔膜などを、セパレータ3の素材として使用することもできる。
また、図1に示すように、セルスタック2には、帯状のリード端子12,13の一端が接続されている。リード端子12,13の他端は、容器4のシール部11(融着代)を経て外側に延び出ている。具体的には、正極集電体5の電力取出部50が一つに束ねられて正極用のリード端子12の一端が接続されている。負極集電体8の電力取出部80が一つに束ねられて、負極用のリード端子13の一端が接続されている。これにより、セル20同士が並列に接続される。正極用のリード端子12は、たとえばアルミニウムまたはアルミニウム合金にて構成するとよい。負極用のリード端子13は、銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金、ニッケルメッキを施した銅またはニッケルメッキを施した銅合金にて構成するとよい。
セルスタック2が封入された容器4は、図8に示すように、アルミニウム箔などの金属箔32の両面に樹脂層31,33を設けたラミネートフィルム34で構成されている。容器4の外側に露出するべき樹脂層31には、たとえばポリエチレンテレフタラートや2軸延伸ナイロンなどを使用できる。内側となるべき樹脂層33には、ポリエチレンやポリプロピレンなど、熱融着性、電解液に対する耐性および低水蒸気透過性を備えた材料を使用できる。内側の樹脂層33の溶融および固化により、上下のラミネートフィルム34,34同士が貼り合わさり、シール部11が形成される。
次に、リチウムイオン二次電池1の製造方法について説明する。
まず、セル20を、図4に示す手順で作製する。図4で説明する工程の前に、正極活物質フィルム6と負極活物質フィルム9を個別に作製する。活物質フィルム6,9は、アセトンなどの有機溶媒と、活物質、導電助剤、可塑剤および高分子基質等の材料を混錬して得られる活物質ペーストを、ドクターブレード法などの成膜方法で成形することによって作製される。その後、図4に示すように、正極7と負極10を個別に作製し、正極7、負極10およびセパレータ3を相互に圧着してセル20を得る。セル20は、バイセル構造を持つので、一つの負極10に対して、二つの正極7,7が必要である。
図4の右列に示すごとく、正極7は、正極集電体5と正極活物質フィルム6とを重ね合わせた正極積層体27を切断することにより得られる。正極活物質フィルム6は、正極集電体5に重ね合わされる前に、外周部に切り欠き部6kが形成される。正極集電体5と正極活物質フィルム6とは、後から電力取出部50を形成するための領域を十分に残す形で重ね合わせられる。得られた正極積層体27を正極活物質フィルム6側から見ると、切り欠き部6kで囲まれている領域にも正極集電体5が露出しているのを見て取れる。
図10に、正極活物質フィルム6に切り欠き部6kを形成する工程の模式図を示す。リチウムイオン二次電池1では、内部抵抗をなるべく低く抑えるために、正極活物質フィルム6を薄く成形する(たとえば10μm〜100μm程度)。この技術事項ついては負極側も同じである。薄い正極活物質フィルム6を単独でハンドリングすることは困難なので、PETフィルム41などの樹脂製キャリアフィルムを使う。つまり、図10に示すごとく、長尺のPETフィルム41上に、同じく長尺の正極活物質フィルム6を配置する。そして、PETフィルム41上に配置した正極活物質フィルム6をダイ43の上にPETフィルム41ごと搬送し、ポンチ40で正極活物質フィルム6およびPETフィルム41を一緒に打ち抜く。これにより、正極活物質フィルム6に切り欠き部6kが形成される。
続いて、切り欠き部6kが形成された正極活物質フィルム6を下流側に搬送していく。一方、正極活物質フィルム6の搬送・一時停止と同期して、巻き取りローラ44から正極集電体5を繰り出し、圧着ローラ対42,42(またはカレンダロール装置)を配置した圧着位置で正極活物質フィルム6に合流および圧着させる。この一連の操作によって、半正極積層体27’が得られる。この半正極積層体27’に対し、切り欠き部6kを形成した正極活物質フィルム6をもう一枚圧着することにより、正極集電体5の両面に正極活物質フィルム6が積層された正極積層体27が作製される。切り欠き部6kを形成した正極活物質フィルム6を、正極集電体5の両面側から接近させて圧着し、一気に正極積層体27を作製する方法もある。こうして作製された正極積層体27を、所定の大きさに切断して、図4に示す正極7を得る。このように、切り欠き部6kを形成するための一時停止と、搬送動作とを交互に行なうことにより、長尺の正極活物質フィルム6および長尺の正極集電体5から、多数の正極積層体27、すなわち多数の正極7を効率よく製造できる。
次に、正極積層体27を切断する工程について、詳しく説明する。図5に示すごとく、正極積層体27は、切り欠き部6kに隣接する位置に帯状の電力取出部50がくるように切断線CLが定められる。さらに、切断線CLは、電力取出部50と方形状の極板部分51との境界の全部が、切り欠き部6kで囲まれた領域内に位置するように定められている。つまり、電力取出部50を形成するための縦方向切断線と横方向切断線とが、切り欠き部6kに囲まれた領域で交差している。切断線CLに沿って切断を行なうと、切り欠き部6kが凹状のままで部分的に残る。そして、その残った切り欠き部6kのところに電力取出部50が形成される。このような切断方法により、部分的に残った切り欠き部6kに臨む領域と電力取出部50とを除く正極集電体5の全体に、正極活物質フィルム6が配置された正極7を得ることができる。なお、この切断工程は、打ち抜き型を用いて行なうことができる。
正極集電体5および負極集電体8の素材に金属メッシュを採用すると、活物質フィルムとの密着性に優れる等の利点がある反面、箔に比べて、切断部が鋭利になりやすく、セパレータを損傷する可能性が高くなる。そうした不利を低減するために、正極積層体27を切断する工程では、電力取出部50となる部分を除き、正極活物質フィルム6の外周縁よりも内側で切断するようにしている。また、切り欠き部6kよりも小幅の電力取出部50としており、切断刃が切断線CLから多少ずれた場合でも、切り欠き部6kでその位置ズレが吸収されるため、電力取出部50に正極活物質フィルム6が配置されるという不具合が生じない。
なお、正極積層体27を切断する(打ち抜く)工程は、PETフィルム41を正極積層体27から除去して行ってもよいし、正極積層体27とともにPETフィルム41を切断し、その後PETフィルム41を除去するようにしてもよい。
また、正極集電体5の上に切り欠き部6kを有する正極活物質フィルム6を直接形成することもできる。すなわち、スクリーンマスクやメタルマスクを用いた印刷方法によって、正極集電体5の上に活物質ペーストを直接印刷する。活物質ペーストを乾燥させることにより、切り欠き部6kを有する正極活物質フィルム6が正極集電体5に積層された正極積層体27が作製される。メタルマスク等の印刷用マスクは、切り欠き部6kを形成するためのパターンを持つので、正極集電体5に活物質ペーストを塗布(印刷)するのと同時に、切り欠き部6kが形成される。こうした方法は、印刷工程の手間はあるものの、図10で説明した打ち抜きに頼る方法に比べて材料の無駄が小さい。
また、切り欠き部6kの形状は、切断刃にかかる費用や、加工精度を考慮すると、本実施形態のような角形状とすることが望ましいが、他の形状としても同じ効果が得られることに相違ない。たとえば、図7に示すごとく、正極活物質フィルム6の外周部に円弧状の切り欠き部6tを形成し、この正極活物質フィルム6を正極集電体5に重ね合わせて正極積層体28を得る。円弧状の切り欠き部6tが残存するような切断線CL’に沿って正極積層体28を切断し、正極7’を得る。
また、図9に示すように、最小単位のセル21の正極14に、図3等で説明した切り欠き部を設けることも可能である。平板状のセル21は、正極14、負極15およびセパレータ3をそれぞれ一層ずつ有する。正極14は、正極集電体5の片側にのみ正極活物質層6が配置され、負極15は、負極集電体8の片側にのみ負極活物質層9が配置されている。ただし、金属メッシュで集電体5,8を構成すれば、集電体5,8の両面側に活物質層6,9を配置できる。
さて、上記のようにして正極7を作製する一方で、図4の左列に示す手順で、負極10を作製する。負極10は、切り欠き部を形成する工程を除けば正極7と同様の手順で作製することができる。もちろん、負極10は、セパレータ3を介して対向するべき正極活物質フィルム6の全部が、厚さ方向に関して負極活物質フィルム9の内側に位置する設計とする。
上記のようにして作製した正極7,7、負極10およびセパレータ3,3を積層および圧着させると、図2に示すセル20が得られる。セル20の複数を積層することによりセルスタック2を得る。各セル20の電力取出部50,80を図1に示すように曲げ成形して束ねる。超音波溶接法、抵抗溶接法、スポット溶接法、レーザ溶接法などの手法により、束ねた電力取出部50,80に、リード端子12,13を溶接する。溶接の代わりに、加締めにより両者を接合することも可能である。
リード端子12,13の取り付け終了後、セル2をラミネートフィルム34で包装して非水電解液を含浸させる。ラミネートフィルム34で構成される容器4内を大気圧よりも減圧しながら密封すれば、図1に示すリチウムイオン二次電池1が得られる。
本発明にかかるリチウムイオン二次電池の断面模式図。 セルの詳細な断面模式図。 図2のセルの平面模式図。 本発明にかかるリチウムイオン二次電池の製造工程を示す模式図。 切断工程の詳細を説明する模式図。 本発明のリチウムイオン二次電池のセルと、従来のリチウムイオン二次電池のセルとの比較図。 正極活物質フィルムに形成する切り欠き部の別例を示す模式図。 ラミネートフィルムの拡大断面模式図。 最小単位のセルの断面模式図。 正極活物質フィルムの切り欠き部の形成工程説明図。 従来のリチウムイオン二次電池の製造工程を示す模式図。

Claims (6)

  1. 正極(7)と負極(10)との間でリチウムイオンの挿入・放出を行なうリチウムイオン二次電池(1)であって、前記正極(7)は、凸状の電力取出部(50)が外周部に一体形成された正極集電体(5)と、その正極集電体(5)に一体化された正極活物質層(6)とを備え、前記電力取出部(50)には前記正極活物質層(6)が配置されておらず、前記正極活物質層(6)の前記電力取出部(50)に隣接する箇所には、切り欠き部(6k)が設けられていることを特徴とするリチウムイオン二次電池(1)。
  2. 前記正極集電体(5)が金属メッシュで構成されている請求項1記載のリチウムイオン二次電池(1)。
  3. 前記正極(7)、前記負極(10)およびセパレータ(3)を有する平板状の発電要素(20)を一つのみ備える、または前記発電要素(20)を複数積み重ねた構成に相当し、複数の前記電力取出部(50)が束ねられている積層発電要素(2)を備えた請求項1または2記載のリチウムイオン二次電池(1)。
  4. 正極(7)と負極(10)との間でリチウムイオンの挿入・放出を行なうリチウムイオン二次電池(1)の製造方法であって、
    正極集電体(5)に、切り欠き部(6k)を外周部に有する正極活物質フィルム(6)が一体化され、前記正極活物質フィルム(6)側から平面視したときに、前記切り欠き部(6k)がある箇所で前記正極集電体(5)が露出している正極予備体(27)を作製する工程と、
    前記切り欠き部(6k)が凹状のままで部分的に残り、尚且つその残った切り欠き部(6k)のところで、凸状の電力取出部(50)が前記正極集電体(5)の外周部に一体形成されるように前記正極予備体(27)を切断して前記正極(7)を得る工程と、
    負極集電体(9)に負極活物質フィルム(8)が一体化された負極予備体(30)を作製する工程と、
    前記負極予備体(30)を切断し、セパレータ(3)を介して対向するべき前記正極活物質フィルム(6)の全部が、厚さ方向に関して前記負極活物質フィルム(9)の内側に位置する大きさの前記負極(10)を得る負極作製工程と、
    前記正極(7)と前記負極(10)とを前記セパレータ(3)を介して重ね合わせて発電要素(20)を得る工程と、
    を含むことを特徴とするリチウムイオン二次電池(1)の製造方法。
  5. 前記正極予備体(27)を切断する工程においては、帯状の前記電力取出部(50)を形成するための縦横の前記切断線(CL)が前記切り欠き部(6k)に囲まれた領域で交差するとともに、部分的に残った前記切り欠き部(6k)に臨む領域と前記電力取出部(50)とを除く前記正極集電体(5)の全体に、前記正極活物質フィルム(6)が配置されるように、前記正極予備体(27)を切断する請求項4記載のリチウムイオン二次電池(1)の製造方法。
  6. 前記正極予備体(27)は、前記正極集電体(5)に前記正極活物質フィルム(6)が積層された正極積層体(27)であり、
    前記正極積層体(27)を作製する工程は、別々に作製した前記正極集電体(5)と、前記切り欠き部(6k)が設けられた前記正極活物質フィルム(6)とを圧着する工程、もしくは前記正極集電体(5)の上に正極活物質を含むペーストを塗布および乾燥させて前記正極活物質フィルム(6)を得る工程を含む請求項4または5記載のリチウムイオン二次電池(1)の製造方法。
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