JP2013122888A - 電極体、二次電池、及び車両 - Google Patents

電極体、二次電池、及び車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2013122888A
JP2013122888A JP2011271573A JP2011271573A JP2013122888A JP 2013122888 A JP2013122888 A JP 2013122888A JP 2011271573 A JP2011271573 A JP 2011271573A JP 2011271573 A JP2011271573 A JP 2011271573A JP 2013122888 A JP2013122888 A JP 2013122888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
boundary
sheet
active material
electrode sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011271573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5652385B2 (ja
Inventor
Motoaki Okuda
元章 奥田
Kyoichi Kinoshita
恭一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2011271573A priority Critical patent/JP5652385B2/ja
Publication of JP2013122888A publication Critical patent/JP2013122888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5652385B2 publication Critical patent/JP5652385B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力を分散してクラックの発生を抑制できる電極体、二次電池、及び車両を提供すること。
【解決手段】導電性を有するシート状の金属箔24a,25aに活物質26を塗布してなる電極シート24,25が積層構造をなした電極体21であって、各電極シート24,25の上端部Eには、活物質26が塗布されていない非塗布領域27が形成され、各電極シート24,25における非塗布領域27が形成された上端部Eには、集電端子17,18が各別に接合される電極リード24b,25bが延出形成され、非塗布領域27と、活物質26が塗布された塗布領域28との境界29は、各電極リード24b,25bの延出方向に対して傾斜する傾斜区間29a〜29dを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、導電性を有するシート状の基材に活物質を塗布してなる電極シートが積層構造をなした電極体、電極体を備えた二次電池、及び二次電池を搭載した車両に関する。
従来から、二次電池としては、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などが知られている。このような二次電池は、例えば絶縁性を有するセパレータを介在させた状態で電極シートを捲回(積層)して電極体(電極群)を形成し、この電極体をケースに収納した構成とされている。そして、二次電池では、電極体の端部に延出形成された複数層の電極リード(電極タブ)を寄り合わせつつ、電極端子と電気的に接続された集電端子に接合している(例えば特許文献1)。
特開2003−249423号公報
しかしながら、特許文献1の二次電池では、活物質の塗布領域における電極シートの剛性が非塗布領域と比較して高いことから、電極リードが塗布領域と非塗布領域との境界部分において折り曲げられた状態で集電端子に接合されるのが通常である。そして、このような二次電池では、充放電に伴って電極体の膨張及び収縮が生じた場合、各電極シートにおける上記境界部分と集電端子との相対位置が変化し、上記境界部分に応力(張力)が加わる。
このため、従来の二次電池では、電極体の膨張及び収縮に伴って発生する応力(張力)によって、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界に微細なクラックが生じ、このクラックにより電極シートの導電性を低下させてしまう虞があった。
この発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力を分散してクラックの発生を抑制できる電極体、二次電池、及び車両を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、導電性を有するシート状の基材に活物質を塗布してなる電極シートが積層構造をなした電極体であって、前記電極シートの少なくとも1辺には、前記活物質が塗布されていない非塗布領域が形成され、前記電極シートにおける前記非塗布領域が形成された1辺には、集電部材が接合されるタブ部が延出形成され、記非塗布領域と、前記活物質が塗布された塗布領域との境界線は、前記タブ部の延出方向に対して傾斜する傾斜部を含むことを要旨とする。
これによれば、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界線には、タブ部の延出方向に対して傾斜する傾斜部を含んでいる。このため、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界線に傾斜部を含まない従来の構成と比較して、上記境界線の全長が長くなることで、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力を分散してクラックの発生を抑制できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電極体において、前記タブ部は、前記タブ部の延出方向において、前記傾斜部の少なくとも一部と重なって設けられていることを要旨とする。
これによれば、タブ部は、タブ部の延出方向において、傾斜部の少なくとも一部と重なって設けられている。このため、充放電に伴って電極体が膨張及び収縮する場合であっても、塗布領域と非塗布領域との境界線がタブ部の延出方向と直交する方向に延びるように形成されている場合と比較して、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力を好適に分散し、クラックの発生をより抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の電極体において、前記傾斜部は曲線状をなしており、前記境界線は前記電極シートにおける前記非塗布領域が形成された1辺に沿って連続した波形状をなしていることを要旨とする。これによれば、傾斜部は曲線状をなしているとともに、境界線は非塗布領域が形成された1辺に沿って連続した波形状をなしていることから、応力が部分的に集中してしまうことをより確実に抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電極体において、前記境界線は、前記傾斜部と、前記延出方向に対して直交する方向に延びる直線部を含んでいることを要旨とする。これによれば、境界線には、タブ部の延出方向に対して直交する方向に延びる直線部を含んでいることから、電極シートに活物質を塗布する作業を簡略化し、電極体を容易に製造することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電極体において、前記電極シートは、長尺のシート状をなすとともに捲回されて前記積層構造をなしており、前記電極シートには、複数の前記傾斜部が前記電極シートの捲回方向において所定間隔で設けられ、前記所定間隔は、複数の前記傾斜部が前記電極シートの積層方向において相互に一致する間隔であることを要旨とする。
これによれば、電極シートを捲回することで、容易に電極シートが積層構造をなした電極体を形成できるとともに、複数の傾斜部を電極シートの積層方向において相互に一致させることができる。このため、傾斜部が不規則に配置された構成と比較して、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力をさらに分散してクラックの発生を抑制できる。
請求項6に記載の発明は、二次電池において、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電極体を備えたことを要旨とする。これによれば、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力を分散してクラックの発生を抑制できる。したがって、クラックの発生による出力の低下を抑制し、二次電池の寿命が短くなってしまうことを抑制できる。
請求項7に記載の発明は、車両において、請求項6に記載の二次電池を搭載したことを要旨とする。これによれば、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力を分散してクラックの発生を抑制できる。したがって、クラックの発生による二次電池の出力低下を抑制し、二次電池の交換サイクルが短くなってしまうことを抑制できる。
本発明によれば、活物質の塗布領域と非塗布領域との境界における応力を分散してクラックの発生を抑制できる。
リチウムイオン二次電池を模式的に示す斜視図。 電極体を模式的に示す分解斜視図。 (a)は、正電極シートを模式的に示す正面図、(b)は、負電極シートを模式的に示す正面図。 図1に示すA−A線断面図。 第2の実施形態における電極体を模式的に示す斜視図。 第2の実施形態における正電極シート、負電極シート、及びセパレータを模式的に示す正面図。 (a)〜(d)は、別の実施形態における電極体を模式的に示す正面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、車両(例えば産業車両や乗用車両)に搭載される二次電池としてのリチウムイオン二次電池(以下、単に「二次電池」と示す)10は、全体として扁平な略立方体状をなすケース11を備えている。ケース11は、有底筒状(本実施形態では四角筒状)に形成された本体部材12、及び本体部材12の開口部12aを覆う(密閉する)ように、本体部材12に組み付けられる平板状(本実施形態では矩形平板状)をなす蓋部材13から形成されている。本体部材12、及び蓋部材13は、何れも金属(例えばステンレスやアルミニウムなど)から形成されている。以下、説明の便宜のため、図1で矢印Y1に示すケース11の長手方向を左右方向と示し、矢印Y2で示すケース11の短手方向(厚さ方向)を前後方向と示し、矢印Y3に示すケース11の高さ方向を上下方向と示す。
蓋部材13には、蓋部材13の上面から円柱状(略円柱状)をなす正極端子15及び負極端子16が上方に向かって突出するように設けられている。また、蓋部材13の下面(内面)には、金属(例えばアルミニウム)からなり、正極端子15と電気的に接続された集電端子17の基端(一端)が固定されている。また、蓋部材13の下面(内面)には、金属(例えば銅)からなり、負極端子16と電気的に接続された集電端子18の基端(一端)が固定されている。
また、ケース11には、導電性を有するシート状の基材に活物質を塗布してなる電極シートが積層構造をなした電極体21が収納されている。図2に示すように、電極体21は、セパレータ(隔膜)23を介在させて、矩形のシート状をなす複数の正電極シート24、及び同じく矩形のシート状をなす複数の負電極シート25を前後方向(厚さ方向)に積層して形成されている。電極シート24,25は、…→正電極シート24→負電極シート25→正電極シート24…のように、交互に配置されている。本実施形態では、矢印Y2に示す前後方向が電極シート24,25の積層方向となる。また、セパレータ23は、絶縁性を有する樹脂材料(例えばポリエチレンなど)からなる矩形の多孔性シートとされている。なお、本実施形態では、電極体21の前面及び後面にもセパレータ23が配置されている。
ここで、各電極シート24,25について詳しく説明する。図3(a)及び(b)に示すように、正電極シート24は、矩形のシート状をなす基材としての金属箔24a(例えばアルミニウム箔)を備えている一方で、負電極シート25は、矩形のシート状をなす基材としての金属箔25a(例えば銅箔)を備えている。金属箔24a,25aの両面(前面及び後面)には、金属箔24a,25aの左右方向における全幅にわたって上端部(縁部)Eから所定幅で形成(設定)された非塗布領域27を除き、その全面に活物質26が塗布され、活物質層が形成されている。具体的に言えば、金属箔24aには正極用の活物質26が塗布されている一方で、金属箔25aには、負極用の活物質26が塗布されている。このため、非塗布領域27は、それぞれ電極シート24,25の1辺(上端部E)において左右方向に沿って延びるように形成されている。
また、正電極シート24において金属箔24a(非塗布領域27)の左上端部には、略矩形をなすタブ部としての正電極リード(正電極タブ)24bが上方に向かって延出形成されている。正電極リード24bには、前述した集電端子17の先端(他端)が接合され、電気的に接続される接合領域24cが設定されている(図3(a)において墨色で示す)。同様に、負電極シート25において金属箔25a(非塗布領域27)の右上端部には、略矩形をなすタブ部としての負電極リード(負電極タブ)25bが上方に向かって延出形成されている。負電極リード25bには、前述した集電端子18の先端(他端)が接合され、電気的に接続される接合領域25cが設定されている(図3(b)において墨色で示す)。したがって、本実施形態では、各電極シート24,25において非塗布領域27が形成された1辺(上端部E)に各電極リード24b,25bがそれぞれ延出形成されている。本実施形態では、矢印Y3に示す上下方向が電極リード24b,25bの延出方向となる。
そして、本実施形態の電極シート24,25では、非塗布領域27と、活物質26が塗布された塗布領域28との境界線としての境界29が、左右方向に沿って連続する曲線状をなす波形(正弦曲線)を描くように活物質26が塗布されている。換言すれば、境界29は、各電極シート24,25における非塗布領域27が形成された1辺(上端部E)に沿って連続した波形状をなしている。したがって、電極シート24,25の面上において、境界29のうち傾斜区間29a,29b,29c,29dは、各電極リード24b,25bの延出方向、及び非塗布領域27が延びる方向(左右方向)に対して傾斜(交差)する方向に沿って延びる傾斜部となる。また、各電極シート24,25の面上において境界29は、この境界29のうち上方に突出する頂点が電極シート24,25の左右端部、及び左右方向における中央部に位置するように形成されている。そして、電極シート24,25にそれぞれ形成された境界29は、何れも同一形状をなしており、電極シート24,25を前後方向に積層した場合には、境界29が電極シート24,25の積層方向(正面視)において整合一致(略一致)した状態とされている。
そして、各電極リード24b,25bは、各電極リード24b,25bの延出方向において、境界29における傾斜区間29a,29b,29c,29dの少なくとも一部と重なって設けられている。ここで「重なって設けられている」とは、各電極リード24b,25bの左右方向の幅内に境界29における傾斜区間29a,29b,29c,29dの少なくとも一部が位置することを意味する。詳しく説明すると、正電極リード24bは、左右方向において境界29のうち傾斜区間29aの全て、及び傾斜区間29bの一部に跨るように形成されている。また、正電極リード24bに設定された接合領域24cは、その全体が左右方向において境界29の傾斜区間29aに含まれるように形成されている。一方、負電極リード25bは、左右方向において境界29のうち傾斜区間29dの全て、及び傾斜区間29cの一部に跨るように形成されている。また、負電極リード25bに設定された接合領域25cは、その全体が左右方向において境界29の傾斜区間29dに含まれるように形成されている。
そして、図4に示すように、各正電極リード24bは、正電極リード24bの間に上方から挿入するように配置された集電端子17に対して、前後方向から寄り合わされた(寄せ集められた)状態で、例えば超音波接合やスポット接合(比抵抗溶接)などによって接合され、電気的に接続されている。同様にして、各負電極リード25bは、負電極リード25bの間に上方から挿入するように配置された集電端子18に対して、前後方向から寄り合わされた(寄せ集められた)状態で、例えば超音波接合やスポット接合(比抵抗溶接)などによって接合され、電気的に接続されている。
正電極シート24において塗布領域28は、活物質26が塗布されていない非塗布領域27と比較して剛性が高くなることから、金属箔24a(正電極シート24)は、非塗布領域27と塗布領域28との境界29(境界部分)で集電端子17側に向かって折り曲げられた状態となる。同様に、負電極シート25においても、金属箔25aは、非塗布領域27と塗布領域28との境界29(境界部分)で集電端子18側に向かって折り曲げられた状態となる。したがって、本実施形態では、矢印Y2に示す前後方向が電極シート24,25(金属箔24a,25a)の折り曲げ方向となる。そして、ケース11の内部には、液体状やゲル状の図示しない電解質が充填され、満たされている。
次に、上記のように構成した電極体21、及び二次電池10の作用について説明する。
図4に示すように、本実施形態では、充放電に伴って正電極シート24の活物質26が膨張及び収縮することにより、各正電極シート24における境界29が集電端子17に対して前後方向へ相対的に移動する。同様に、本実施形態では、充放電に伴って活物質26が膨張及び収縮することにより、各負電極シート25における境界29が集電端子18に対して前後方向へ相対的に移動する。
例えば、各正電極シート24における境界29が活物質26の膨張に伴って集電端子17から離間する方向へ移動しようとする場合、折り曲げ角度θが小さくなるとともに、各境界29には、正電極リード24bの延出方向を含み且つ正電極シート24に直交する平面内において、集電端子17へ向かう方向の応力(張力)が付与されることになる。換言すれば、境界29には、非塗布領域27が延びる方向(左右方向)に直交する平面内において集電端子17へ向かう方向、即ち正電極リード24b(正電極シート24)の折り曲げ方向に引っ張られるように応力(張力)が付与される。
しかしながら、本実施形態において各境界29は、正電極シート24の面上において正電極リード24bの延出方向(非塗布領域27の延びる方向)に対して傾斜する傾斜区間29a〜29dを含んでいることから、境界29を左右方向に沿って延びる直線状に形成した構成と比較して全長が長くなり、より長い境界29によって上記応力を分散しつつ受けることができる。
また、本実施形態では、正電極リード24bが境界29の傾斜区間29a〜29dの一部に重なって設けられている。このため、図3に示すように、本実施形態では、境界29の各所において、集電端子17へ向かう方向の応力が境界29の延びる方向と非直角をなす方向から付与され、境界29と直交する方向から付与されないようになっている。このため、本実施形態では、境界29を左右方向に沿って延びる直線状に形成した構成と比較して、境界29に付与される応力を受け流し、緩和することができる。
また、例えば、各負電極シート25における境界29が活物質26の膨張に伴って集電端子18から離間する方向へ移動しようとする場合にも、折り曲げ角度θが小さくなるとともに、境界29には、負電極リード25bの延出方向を含み且つ負電極シート25に直交する平面内において、集電端子18へ向かう方向の応力が付与されることになる。しかしながら、負電極シート25にも傾斜区間29a〜29dを含む境界29が形成されていることから、正電極シート24の場合と同様にして、境界29に付与される応力を好適に緩和することができる。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、活物質26の非塗布領域27と塗布領域28との境界29には、各電極シート24,25の延出方向に対して傾斜する傾斜区間29a〜29dを含んでいる。このため、非塗布領域27と塗布領域28との境界29に傾斜区間29a〜29dを含まない従来の構成と比較して、上記境界29の全長が長くなることで、境界29における応力を分散してクラックの発生を抑制できる。
(2)充放電に伴って電極体21(電極シート24,25)が膨張及び収縮する場合であっても、各電極リード24b,25bは、電極シート24,25の延出方向において、傾斜区間29a〜29dの少なくとも一部に重なって設けられている。このため、電極シート24,25の面上において、非塗布領域27と塗布領域28との境界29が電極リード24b,25bの延出方向と直交する方向に延びるように形成されている場合と比較して、境界29における応力を好適に分散し、クラックの発生をより抑制できる。
(3)傾斜区間29a〜29dは曲線状をなしているとともに、境界29は非塗布領域27が形成された1辺(上端部E)に沿って連続した波形状をなしていることから、応力が部分的に集中してしまうことをより確実に抑制することができる。
(4)電極シート24,25に形成した境界29は、各電極シート24,25の積層方向において整合一致(略一致)されている。このため、各電極シート24,25において、対応する電極リード24b,25bと境界29との左右方向における対応位置を一定に保つことができる。したがって、特定の電極シート24,25における境界29(特に頂点部分)が、対応する集電端子17,18に近接することで、応力が集中してしまうことを抑制することができる。
(5)また、上記のように構成した電極体21を備えた二次電池10によれば、クラックの発生による出力の低下を抑制し、二次電池の寿命が短くなってしまうことを抑制できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その説明を簡略又は省略する。
図5に示すように、本実施形態の電極体21では、長尺の矩形シート状(帯状)をなす正電極シート24、及び長尺の矩形シート状をなす負電極シート25を渦まき状に捲回することにより、各電極シート24,25が積層構造をなしている点で第1の実施形態と異なっている。
図6に示すように、金属箔24a,25aは、長尺のシート状をなしている。本実施形態では、矢印Y5に示す方向が各電極シート24,25の長さ方向となり、各電極シート24,25の長さ方向と直交する方向(矢印Y6に示す)が電極シート24,25の幅方向となる。なお、各電極シート24,25の幅方向は、電極体21における捲回軸線が延びる方向と一致するとともに、各電極シート24,25の長さ方向は、電極体21において、捲回軸線の軸線まわりでの各電極シート24,25の捲回方向と一致する。また、正電極シート24の上端部Eには、所定の間隔(ピッチ)で正電極リード24bが上方に向かって延出形成されている一方で、負電極シート25の上端部Eには、所定の間隔(ピッチ)で負電極リード25bが上方に向かって延出形成されている。即ち、電極リード24b,25bは、それぞれ電極シート24,25の幅方向(矢印Y6に示す)の外側に向かって延出形成されている。
正電極リード24bの間隔(正電極リード24bの長さ)は、電極シート24,25を捲回して電極体21を形成する場合に、正電極リード24bが電極シート24,25の積層方向において相互に整合一致(略一致)させた状態で、電極体21の左上端部に積層される間隔に設定されている。一方、負電極リード25bの間隔(負電極リード25bの長さ)は、電極シート24,25を捲回して電極体21を形成する場合に、負電極リード25bが電極シート24,25の積層方向において相互に整合一致(略一致)させた状態で、電極体21の右上端部に積層される間隔に設定されている。したがって、電極リード24b,25bの間隔(電極リード24b,25bの長さ)は、電極体21の最内周に配置される基端(一端)から最外周に配置される先端(他端)に向かって、次第に(徐々に)広くなるように設定されている。
また、金属箔24a,25aの両面(前面及び後面)には、金属箔24a,25aにおける長さ方向(矢印Y5に示す)の全幅にわたって上端部Eから所定幅で設定された非塗布領域27を除いて、その全面に活物質26が塗布され、活物質層が形成されている。このため、各電極シート24,25の1辺(上端部E)には、非塗布領域27が形成されているとともに、当該非塗布領域27が形成された1辺(上端部E)には、それぞれ電極リード24b,25bが電極シート24,25の幅方向の外側に向かって延出形成されている。
そして、第1の実施形態と同様に、各電極シート24,25において活物質26は、非塗布領域27と塗布領域28の境界29が各電極シート24,25の長さ方向に沿って波形(略正弦曲線)を描くように塗布されている。したがって、電極シート24,25の面上において、境界29のうち傾斜区間29a,29dは、電極リード24b,25bの延出方向(電極シート24,25の幅方向)、及び非塗布領域27が延びる方向に対して傾斜(交差)する傾斜部となる。また、境界29は、各電極シート24,25において、非塗布領域27が形成された1辺(上端部E)に沿って連続した波形状をなしている。そして、本実施形態の電極シート24,25には、所定間隔で複数の傾斜区間29a,29dが設けられる。
正電極シート24の面上において境界29は、この境界29のうち上方に突出する頂点が正電極リード24bにおける長さ方向の中央部、及び隣り合う正電極リード24bの長さ方向における中央部にそれぞれ位置するように形成されている。また、負電極シート25の面上において境界29は、この境界29のうち上方に突出する頂点が負電極リード25bにおける長さ方向の中央部、及び隣り合う負電極リード25bの長さ方向における中央部にそれぞれ位置するように形成されている。
即ち、本実施形態において、電極シート24,25に形成された境界29の間隔(ピッチ)31は、各電極リード24b,25bの間隔(ピッチ)と対応(連動)している。このため、図5に示すように、電極シート24,25に形成された境界29は、捲回により電極体21を形成する場合、電極シート24,25の積層方向において相互に整合一致(略一致)させた状態となる。即ち、傾斜区間29aの間隔(ピッチ)は、複数の傾斜区間29aが電極シート24,25の積層方向において相互に一致する間隔に設定されているとともに、傾斜区間29dの間隔(ピッチ)は、複数の傾斜区間29dが電極シート24,25の積層方向において相互に一致する間隔に設定されている。
また、各電極リード24b,25bは、境界29における傾斜区間29a,29dの少なくとも一部に重なって(対応するように)設けられている。詳しく説明すると、正電極リード24bは、正電極シート24の長さ方向に隣り合う傾斜区間29a,29aに跨るように形成されている一方で、負電極リード25bは、負電極シート25の長さ方向に隣り合う傾斜区間29d,29dに跨るように形成されている。また、正電極リード24bに設定された接合領域24cは、その全体が正電極シート24の長さ方向において傾斜区間29aに含まれるように形成されている。一方、負電極リード25bに設定された接合領域25cは、その全体が負電極シート25の長さ方向において傾斜区間29dに含まれるように形成されている。
そして、図5に示すように、各正電極リード24bは、正電極リード24bの間に上方から挿入するように配置された集電端子17に対して、電極シート24,25の積層方向(前後方向)から寄り合わされた(寄せ集められた)状態で接合され、電気的に接続されている。同様に、各負電極リード25bは、負電極リード25bの間に上方から挿入するように配置された集電端子18に対して、電極シート24,25の積層方向(前後方向)から寄り合わされた(寄せ集められた)状態で接合され、電気的に接続されている。
次に、本実施形態の二次電池10(電極体21)の製造方法について、その作用とともに説明する。
図6に示すように、金属箔24aの両面に対して、正電極シート24の長さ方向に延びる波形(略正弦波線)を描くように正極用の活物質26を塗布する。このとき、正極用の活物質26は、電極シート24,25を捲回した場合に、境界29が電極シート24,25の積層方向において相互に整合一致されるように設定した間隔31で形成されるように塗布する。また、正電極シート24を打ち抜き加工することにより、各電極シート24,25を捲回した場合に、正電極リード24bが電極シート24,25の積層方向において相互に整合一致(略一致)させた状態で積層されるように設定した間隔(ピッチ)で正電極リード24bを形成する。
同様に、金属箔25aの両面に対して、負電極シート25の長さ方向に延びる波形(略正弦波線)を描くように負極用の活物質26を塗布する。このとき、負極用の活物質26は、電極シート24,25を捲回した場合に、境界29が電極シート24,25の積層方向において相互に整合一致されるように設定した間隔31で形成されるように塗布する。また、負電極シート25を打ち抜き加工することにより、各電極シート24,25を捲回した場合に、負電極リード25bが電極シート24,25の積層方向において相互に整合一致(略一致)させた状態で積層されるように設定した間隔(ピッチ)で負電極リード25bを形成する。
次に、別の工程で得られたセパレータ23、正電極シート24、セパレータ23、及び負電極シート25の順で重ね合わせつつ捲回軸線まわりで渦まき状に捲回することにより積層構造を形成するとともに、さらに前後方向からプレス(圧縮)することで扁平な形状に成形して電極体21を得る。このため、電極シート24,25を捲回して積層することで、容易に各電極シート24,25が積層構造をなす電極体21を形成できるとともに、複数の傾斜区間29a,29dを電極シート24,25の積層方向において相互に一致させることができる。
また、電極体21の正電極リード24bには、集電端子17が接合されて電気的に接続されるとともに、この集電端子17には、正極端子15が電気的に接続される。また、電極体21の負電極リード25bには、集電端子18が電気的に接続されるとともに、この集電端子18には、負極端子16が電気的に接続される。続けて、電極体21を本体部材12に収納するとともに、この本体部材12には、正極端子15及び負極端子16を上面から突出させつつ蓋部材13が組み付けられる。そして、最終的に電解質が充填されて二次電池10が完成される。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(5)に加えて、さらに以下のような効果を得ることができる。
(6)電極シート24,25を捲回することで、容易に各電極シート24,25が積層構造をなした電極体21を形成できるとともに、複数の傾斜区間29a,29dを電極シート24,25の積層方向において相互に一致させることができる。このため、傾斜区間29a,29dが不規則に配置された構成と比較して、活物質26の非塗布領域27と塗布領域28との境界29における応力をさらに分散してクラックの発生を抑制できる。
実施形態は上記のように限定されるものではなく、例えば以下のように具体化してもよい。
○ 各電極シート24,25において、境界29の形状を変更してもよい。なお、図7(a)〜(d)では、第1の実施形態における電極シート24,25を例に図示したが、第2の実施形態のように電極シート24,25を捲回して電極体21を形成する場合には、電極シート24,25の長さ方向に延びるように図7(a)〜(d)に示す境界29が形成されるように活物質26を塗布し、活物質層を形成すればよい。
図7(a)に示すように、境界29は、電極リード24b,25bに重なる部分にのみ傾斜区間29a,29dを形成する一方で、その他の部分を電極リード24b,25bの延出方向に直交する方向(非塗布領域27の延びる方向)に沿って延びる直線部としての直線区間30として形成してもよい。これによれば、境界29のうち直線区間30は、直線状をなしていることから、電極シート24,25に活物質26を塗布する作業を簡略化し、電極体21を容易に製造することができる。
また、図7(b)に示すように、境界29は傾斜区間29a〜29dにおいて、電極リード24b,25bの延出方向(非塗布領域27の延びる方向)に対して傾斜する方向に延びる直線状に形成してもよい。また、この場合のように、傾斜区間29a〜29dは、連続的に設けられるものに限られず、断続的に形成されていてもよい。
また、図7(c)に示すように、境界29の波形を小さく設定することにより、電極リード24b,25b、或いは接合領域24c,25cに対して複数の傾斜区間29eが重なる(対応する)ようにしてもよい。これによれば、境界29の全長をさらに長くすることで、集電端子17,18との間で生じる応力を更に分散することができる。
また、図7(d)に示すように、単一の傾斜区間29aを電極リード24b,25bの左右方向における全幅にわたって形成した構成としてもよい。図7(d)では、直線状の傾斜区間29aを示したが、境界29は連続する曲線状をなしていてもよい。即ち、電極リード24b,25b、或いは接合領域24c,25cは、全体が単一の傾斜区間29aに重なって設けられていてもよい。このように、各電極リード24b,25bは、境界29の傾斜区間のうち少なくとも一部に重なって設けられておればよい。
○ 図7(a)及び図7(d)に示すように、正電極シート24と負電極シート25とで、境界29の形状が異なるように活物質26を塗布してもよい。また、境界29は、電極シート24,25の積層方向において一致していなくてもよい。
○ 非塗布領域27は、各電極シート24,25(各金属箔24a,25a)における上端部Eとは別の端部(辺)に沿って形成されていてもよく、例えば2つ〜4つの端部(辺)に沿って形成されていてもよい。即ち、非塗布領域27は、各電極シート24,25の少なくとも1辺に形成されておればよい。
○ 電極リード24b,25bの形状は適宜変更してもよい。例えば、正電極リード24bを電極体21の上端(一端)側に、負電極リード25bを電極体21の下端(他端)側に延出形成するのであれば、電極体21の左右方向における全幅にわたって設けてもよい。
○ 電極体21を構成する正電極シート24、及び負電極シート25の数は適宜変更してもよい。例えば、電極シート24,25をそれぞれ1つ備えた電極体21としてもよい。
○ 各電極シート24,25の片面にのみ活物質26を塗布し、活物質層を形成した構成としてもよい。
○ 電極体21は、セパレータ23を介在させて、電極シート24,25を蛇腹状に折り曲げて積層してもよい。
○ 電極体21は、電極リード24b,25bが左右方向の外側に向かって延出されるようにケース11に収納されていてもよい。
○ ケース11の形状は、円柱状や、左右方向に扁平な楕円柱状に形成してもよい。
○ 上記実施形態の二次電池10を車両(例えば産業車両や乗用車両など)に搭載し、車両に装備された発電機により充電する一方で、二次電池10から供給する電力によりエアコン用のコンプレッサや、車輪を駆動するための電動モータ、或いはカーナビゲーションシステムなどの電装品を駆動してもよい。これによれば、クラックの発生による二次電池10の出力低下を抑制し、二次電池10の交換サイクルが短くなってしまうことを抑制できる。特に、二次電池10から供給する電力により上記電動モータを駆動する場合、1の二次電池で走行可能な総走行距離が短くなってしまうことを好適に抑制できる。
○ 二次電池10(電極体21)は、ニッケル水素二次電池として具体化してもよい。
以下、上記した実施形態から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)導電性を有するシート状の基材に活物質を塗布してなる電極シートが積層構造をなした電極体であって、前記電極シートの少なくとも1辺には、前記活物質が塗布されていない非塗布領域が形成され、前記電極シートにおける前記非塗布領域が形成された1辺には、集電部材が接合されるタブ部が延出形成され、前記非塗布領域と、前記活物質が塗布された塗布領域との境界線は、前記電極シートの面上において、その少なくとも一部が前記非塗布領域の延びる方向と交差する方向に延びるように形成されていることを特徴とする電極体。
(ロ)導電性を有するシート状の基材に活物質を塗布してなる電極シートが積層構造をなした電極体と、集電部材との接続構造であって、前記電極シートの少なくとも1辺には、前記活物質が塗布されていない非塗布領域が形成され、前記電極シートにおける前記非塗布領域が形成された1辺には、集電部材が接合されるタブ部が延出形成されており、前記非塗布領域と、前記活物質が塗布された塗布領域との境界線には、前記タブ部の延出方向に対して傾斜する傾斜部を含み、前記集電部材は、前記タブ部において前記傾斜部に重なって設けられた位置に接合されていることを特徴とする電極体と集電部材との接合構造。
E…上端部(1辺)、10…リチウムイオン二次電池(二次電池)、17…集電端子(集電部材)、18…集電端子(集電部材)、21…電極体、24…正電極シート(電極シート)、24a…金属箔(基材)、24b…正電極リード(接合部)、25…負電極シート(電極シート)、25a…金属箔(基材)、25b…負電極リード(接合部)、26…活物質、27…非塗布領域、29…境界(境界線)、29a〜29e…傾斜区間(傾斜部)、31…間隔。

Claims (7)

  1. 導電性を有するシート状の基材に活物質を塗布してなる電極シートが積層構造をなした電極体であって、
    前記電極シートの少なくとも1辺には、前記活物質が塗布されていない非塗布領域が形成され、
    前記電極シートにおける前記非塗布領域が形成された1辺には、集電部材が接合されるタブ部が延出形成され、
    前記非塗布領域と、前記活物質が塗布された塗布領域との境界線は、前記タブ部の延出方向に対して傾斜する傾斜部を含むことを特徴とする電極体。
  2. 前記タブ部は、前記タブ部の延出方向において、前記傾斜部の少なくとも一部と重なって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電極体。
  3. 前記傾斜部は曲線状をなしており、前記境界線は前記電極シートにおける前記非塗布領域が形成された1辺に沿って連続した波形状をなしていることを特徴とする請求項1または2に記載の電極体。
  4. 前記境界線は、前記傾斜部と、前記延出方向に対して直交する方向に延びる直線部を含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電極体。
  5. 前記電極シートは、長尺のシート状をなすとともに捲回されて前記積層構造をなしており、
    前記電極シートには、複数の前記傾斜部が前記電極シートの捲回方向において所定間隔で設けられ、
    前記所定間隔は、複数の前記傾斜部が前記電極シートの積層方向において相互に一致する間隔であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電極体。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電極体を備えたことを特徴とする二次電池。
  7. 請求項6に記載の二次電池を搭載したことを特徴とする車両。
JP2011271573A 2011-12-12 2011-12-12 電極体、二次電池、及び車両 Expired - Fee Related JP5652385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011271573A JP5652385B2 (ja) 2011-12-12 2011-12-12 電極体、二次電池、及び車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011271573A JP5652385B2 (ja) 2011-12-12 2011-12-12 電極体、二次電池、及び車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013122888A true JP2013122888A (ja) 2013-06-20
JP5652385B2 JP5652385B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=48774735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011271573A Expired - Fee Related JP5652385B2 (ja) 2011-12-12 2011-12-12 電極体、二次電池、及び車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5652385B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014034708A1 (ja) * 2012-08-29 2014-03-06 シャープ株式会社 電極板および二次電池
WO2016103944A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 角形二次電池
JP2017028184A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 日本ケミコン株式会社 コンデンサの製造方法およびコンデンサ

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118562A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Sony Corp リードフォ−ミング方法
JP2005109199A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kanebo Ltd フィルム型蓄電装置
WO2005074057A1 (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. 電池電極板及び電池電極板の製造方法
JP2006139919A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Ngk Spark Plug Co Ltd リチウムイオン二次電池およびその製造方法
JP2007280922A (ja) * 2006-03-15 2007-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用電極の製造方法
JP2008123848A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Gs Yuasa Corporation:Kk 電池
JP2008226625A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Toshiba Corp 捲回型電極電池およびその製造方法
JP2011054306A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Gs Yuasa Corp 二次電池

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118562A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Sony Corp リードフォ−ミング方法
JP2005109199A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Kanebo Ltd フィルム型蓄電装置
WO2005074057A1 (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. 電池電極板及び電池電極板の製造方法
JP2006139919A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Ngk Spark Plug Co Ltd リチウムイオン二次電池およびその製造方法
JP2007280922A (ja) * 2006-03-15 2007-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池用電極の製造方法
JP2008123848A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Gs Yuasa Corporation:Kk 電池
JP2008226625A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Toshiba Corp 捲回型電極電池およびその製造方法
JP2011054306A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Gs Yuasa Corp 二次電池

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014034708A1 (ja) * 2012-08-29 2014-03-06 シャープ株式会社 電極板および二次電池
WO2016103944A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 日立オートモティブシステムズ株式会社 角形二次電池
JP2017028184A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 日本ケミコン株式会社 コンデンサの製造方法およびコンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5652385B2 (ja) 2015-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297471B2 (ja) 二次電池
JP5275271B2 (ja) 2次電池
JP4554565B2 (ja) 二次電池
JP5354042B2 (ja) 蓄電装置、車両
JP4537353B2 (ja) 二次電池
JP6094850B2 (ja) 蓄電素子
JP5699909B2 (ja) 二次電池用電極体及び二次電池並びに車両
JP5691959B2 (ja) 二次電池用電極組立体及び二次電池並びに車両
JP2006012836A (ja) 二次電池
JP2012069268A (ja) 電池及び電池の超音波接合方法
JP5699955B2 (ja) 蓄電装置及び車両
JP5821674B2 (ja) 接続構造、蓄電装置、及び車両
WO2014027606A1 (ja) 蓄電装置
JP5811966B2 (ja) 蓄電装置
EP3376579B1 (en) Electrode assembly having indented portion formed on electrode plate and secondary battery including same
JP2013206607A (ja) 蓄電装置、車両、及び接続方法
CN110165275A (zh) 电池及电池的制造方法
JP5652385B2 (ja) 電極体、二次電池、及び車両
JP5842603B2 (ja) 接続構造、二次電池、及び車両
JP2014086388A (ja) 組電池及びその製造方法
JP2013232374A (ja) 蓄電装置
JP5835034B2 (ja) 蓄電装置、車両
JP2013218827A (ja) 蓄電装置、及び車両
JP5621762B2 (ja) 電極体、二次電池、及び車両
JP2013168317A (ja) 接合構造、蓄電装置、及び車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141103

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5652385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees