JP2006138418A - 逆入力防止クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 係合子との接触面の面圧を低減し、製造や品質管理を容易にする。
【解決手段】 トルクの入力側部材1および出力側部材2と、静止側部材3と、静止側部材3と出力側部材2間に設けられ、出力側部材2からの逆入力トルクに対して出力側部材2と静止側部材3とをロックするロック手段4と、入力側部材1と出力側部材2間に設けられ、ロック手段4によるロック状態の解除時に、入力側部材1からの入力トルクを出力側部材2に伝達するトルク伝達手段5とを備え、前述のロック手段4は、出力側部材2にその回転中心に対して外径面が偏心した偏心カム2bを設け、内径中心に対して外径面が偏心し、かつ、偏心カム2bの外径面および静止側部材3の内径面と相互に凹凸円弧状をなすように接触する一対の係合部材8a,8bを、偏心カム2bと静止側部材3との間に係合離脱可能に介在させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車の座席シートを調整するシートリフタ部などに組み込まれ、入力側からの回転トルクのみを出力側へ伝達する一方、出力側からの逆入力トルクをロックして入力側に還流させない逆入力遮断機能を具備した逆入力防止クラッチに関する。
一般に、ローラやボール等の係合子を用いるクラッチにおいては、入力側部材と出力側部材との間にクラッチ部が配設されるが、このクラッチ部は、前述の入力側部材と出力側部材間に形成される楔すきまにローラやボール等の係合子を係合・離脱させることによって、入力トルクの伝達・遮断を制御する構成になっている。このクラッチには、入力側からの回転トルクを出力側へ伝達する一方、出力側からの逆入力トルクをロックして入力側に還流させない逆入力遮断機能を具備したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−266902号公報
ところで、前述した特許文献1に開示された逆入力防止クラッチでは、クラッチ部において逆入力トルクをロックする時、入力側部材および出力側部材と係合子とが線接触することから、耐逆入力トルクや耐久性を向上させるためには、入力側部材および出力側部材の係合子との接触面の面圧を下げ、両者の係合面の座屈を防止する必要がある。
そのためには、係合子の数を増加させるか、あるいは、クラッチのサイズを大きくする必要があるが、クラッチは自動車のシートリフタ部に限られたスペースに組み込まれることから、クラッチのサイズに制約を受けることになり、その限られたサイズのクラッチに対して、係合子の数を増加させることは非常に困難であった。また、係合子の数を増加させた場合、部品点数および組立工数の増加を招来することになって好適な手段ではなかった。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、係合子との接触面の面圧を低減し、製造や品質管理を容易にし得るコンパクトな逆入力防止クラッチを提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、トルクが入力される入力側部材と、トルクが出力される出力側部材と、回転が拘束された静止側部材と、その静止側部材と出力側部材間に設けられ、その出力側部材からの逆入力トルクに対して出力側部材と静止側部材とをロックするロック手段と、入力側部材に設けられ、その入力側部材からの入力トルクに対してロック手段によるロック状態を解除するロック解除手段と、入力側部材と出力側部材との間に設けられ、ロック手段によるロック状態の解除時に、入力側部材からの入力トルクを出力側部材に伝達するトルク伝達手段とを備えた逆入力防止クラッチにおいて、ロック手段は、出力側部材にその回転中心に対して外径面が偏心した偏心カムを設け、内径中心に対して外径面が偏心し、かつ、偏心カムの外径面および静止側部材の内径面と相互に凹凸円弧状をなすように接触する一対の係合部材を、偏心カムと静止側部材との間に係合離脱可能に介在させたことを特徴とする。
本発明に係る逆入力防止クラッチでは、ロック手段として、出力側部材にその回転中心に対して外径面が偏心した偏心カムを設け、内径中心に対して外径面が偏心し、かつ、前記偏心カムの外径面および静止側部材の内径面と相互に凹凸円弧状をなすように接触する一対の係合部材を、前記偏心カムと静止側部材との間に係合離脱可能に介在させた構造を採用したことにより、特許文献1に開示された従来の逆入力防止クラッチよりも、係合部材との接触面での面圧を低く抑えることができる。
つまり、出力側部材にその回転中心に対して外径面が偏心した偏心カムを設けたことにより、その偏心カムの外径面と静止側部材の内径面との間に楔空間を形成し、その楔空間に、内径中心に対して外径面が偏心した一対の係合部材を介在させることにより、それら一対に係合部材が偏心カムの外径面および静止側部材の内径面と相互に凹凸円弧状をなすように接触することから、係合部材との接触面での面圧を低く抑えることができる。
前述の構成において、一対の係合部材間に配置され、それら係合部材同士に離反力を付勢する弾性部材を備えた構造とすることが望ましい。この弾性部材により係合部材同士に離反力を付勢させれば、出力側部材からの逆入力トルクの負荷時、偏心カムと静止側部材間の楔空間において、一対の係合部材のうちのいずれか一方を楔係合させることができ、出力側部材を静止側部材に対して正逆両回転方向でロックすることができる。
また、前述の構成において、一対の係合部材のそれぞれは、外径面を単一の曲率半径で形成した凸円弧状とすることが望ましい。このようにすれば、単純な形状の係合部材を使用することができることから、クラッチの小型軽量化を図れる。
本発明によれば、ロック手段として、出力側部材にその回転中心に対して外径面が偏心した偏心カムを設け、内径中心に対して外径面が偏心し、かつ、前記偏心カムの外径面および静止側部材の内径面と相互に凹凸円弧状をなすように接触する一対の係合部材を、前記偏心カムと静止側部材との間に係合離脱可能に介在させた構造を採用したことにより、特許文献1に開示された従来の逆入力防止クラッチよりも、係合部材との接触面での面圧を低く抑えることができ、部品点数および組立工数の増加を招来することなく、クラッチの耐逆入力トルクや耐久性を向上させることができる。
図1および図2は本発明の実施形態における逆入力防止クラッチの全体構成を示す。この逆入力防止クラッチは、例えば自動車の座席シートを調整するシートリフタ部に組み込むことにより使用される。
この実施形態の逆入力防止クラッチは、トルクが入力される入力側部材1と、トルクが出力される出力側部材2と、回転が拘束された静止側部材3と、その静止側部材3と出力側部材2間に設けられ、その出力側部材2からの逆入力トルクに対して出力側部材2と静止側部材3とをロックするロック手段4と、入力側部材1に設けられ、その入力側部材1からの入力トルクに対してロック手段4によるロック状態を解除するロック解除手段1cと、入力側部材1と出力側部材2との間に設けられ、ロック手段4によるロック状態の解除時に、入力側部材1からの入力トルクを出力側部材2に伝達するトルク伝達手段5とを具備する。
なお、この逆入力防止クラッチを自動車用シートリフタ部に組み込んだ場合、前述の入力側部材1が操作レバー(図示せず)に結合され、出力側部材2がシートリフタ部の回転部材(図示せず)に連結された構造となる。
前述の入力側部材1は、筒状部1aの一端に半径方向に延びるフランジ部1bを形成し、そのフランジ部1bの一部に軸方向に延びる爪部1cを形成した形状を有する。この爪部1cは、ロック解除手段を構成する。一方、出力側部材2は、軸状部2aのほぼ中央部位にフランジ部2bを形成した形状を有する。この出力側部材2の軸状部2aの一方を入力側部材1の中心孔に嵌挿することにより、出力側部材2と入力側部材1とを同軸上に配置する。この出力側部材2のフランジ部2bと入力側部材1の筒状部1aとをピン5で連結している。このピン5は、入力側部材1と出力側部材2をその相互回転方向に対してガタを持たせた状態で両者を連結してトルク伝達手段を構成している。
前述の入力側部材1の外周には静止側部材3が配置され、静止側部材3の軸方向一端側が止め輪6により入力側部材1に対して位置規制され、その軸方向他端側に固定側板7をねじ止めすることにより、出力側部材2のフランジ部2bを入力側部材1のフランジ部1bとの間で挟み込んだ状態で位置規制している。
この静止側部材3と出力側部材2のフランジ部2b、および入力側部材1のフランジ部1bと固定側板7とで囲まれた環状空間に、一対の係合部材8a,8bと弾性部材9が収容配置されている。これら一対の係合部材8a,8bと弾性部材9を出力側部材2のフランジ部2bと静止側部材3との間に介在させることによりロック手段4を構成している。
前述の出力側部材2のフランジ部2bは、図3に示すように軸状部2aの回転中心Oに対して外径面2b1がe1だけ偏心した中心O1を持つ偏心カム(以下、この偏心カムに符号2bを付す)となっている。この偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3aとの間に係合離脱可能に配置された一対の係合部材8a,8bのそれぞれは、図4に示すように外径面8a1,8b1と内径面8a2,8b2が円弧状に形成され、その内径中心Oに対して外径面8a1,8b1がe2だけ偏心した中心O2を持つ。
弾性部材9は、例えば圧縮コイルばねを使用することが可能であり、前述の環状空間で一対の係合部材8a,8b間に配置され、それら係合部材8a,8b同士に離反力を付勢する。この弾性部材9の弾性力によって一対の係合部材8a,8bは、トルクが負荷されていない状態においても、出力側部材2の偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3aに接触している。
静止側部材3の内径面3aは、出力側部材2の軸状部2aの回転中心Oと一致した中心を持つ凹円弧状をなし、その静止側部材3の内径面3aと接触する両係合部材8a,8bの外径面8a1,8b1は、静止側部材3の内径面3aの凹円弧状に対して凸円弧状をなし、その曲率半径R2は、静止側部材3の内径の曲率半径R3よりも若干小さく設定されている。このように係合部材8a,8bの接触面、つまり、係合部材8a,8bの外径面8a1,8b1と静止側部材3の内径面3aとが相互に凹凸円弧状をなすことにより、逆入力トルクによるロック時、係合部材8a,8bの接触面での面圧を低くすることができる。
偏心カム2bの外径面2b1は、出力側部材2の軸状部2aの回転中心Oに対してe1だけ偏心した中心O1を持つ凸円弧状をなし、その偏心カム2bの外径面2b1と接触する両係合部材8a,8bの内径面8a2,8b2は、偏心カム2bの外径面2b1の凸円弧状に対して凹円弧状をなし、その曲率半径R4は、偏心カム2bの外径面2b1の曲率半径R1よりも若干大きく設定されている。このように係合部材8a,8bの接触面、つまり、係合部材8a,8bの内径面8a2,8b2と偏心カム2bの外径面2b1とが相互に凹凸円弧状をなすことにより、逆入力トルクによるロック時、係合部材8a,8bの接触面での面圧を低くすることができる。
以上の構成からなる逆入力防止クラッチについて、出力側部材2に逆入力トルクが負荷された場合の動作について説明する。
図1に示す状態で、例えば出力側部材2に時計方向の逆入力トルクが負荷されると、偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3aで形成された楔空間において、弾性部材9の弾性力により偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3aに接触している一対の係合部材8a,8bのうち、反時計方向(回転方向後方)に位置する一方の係合部材8aが偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3a間で楔係合し、出力側部材2が静止側部材3に対して時計方向にロックされる。
また、出力側部材2に反時計方向の逆入力トルクが負荷されると、偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3aで形成された楔空間において、弾性部材9の弾性力により偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3aに接触している一対の係合部材8a,8bのうち、時計方向(回転方向後方)に位置する他方の係合部材8bが偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3a間で楔係合し、出力側部材2が静止側部材3に対して反時計方向にロックされる。
このようにして、出力側部材3からの逆入力トルクは、両係合部材8a,8bによって正逆両回転方向にロックされる。この逆入力トルクによるロック時、前述したように係合部材8a,8bの接触面、つまり、係合部材8a,8bの外径面8a1,8b1と静止側部材3の内径面3aとが相互に凹凸円弧状をなし、また、係合部材8a,8bの内径面8a2,8b2と偏心カム2bの外径面2b1とが相互に凹凸円弧状をなすことにより、係合部材8a,8bの接触面での面圧を低くすることができる。
特に、従来の逆入力防止クラッチでは、特許文献1の図7に示すように係合部材であるローラの接触面、つまり、出力側部材の外径面であるカム面がフラットであるため、ローラの接触面での面圧が高い。これに対して、この実施形態では、係合部材8a,8bの内径面8a2,8b2が凹円弧状で、かつ、偏心カム2bの外径面2b1が凸円弧状であることから、係合部材8a,8bの接触面での面圧を従来よりも低くすることができる。
このように実施形態における係合部材8a,8bは、静止側部材3の内径面3aおよび偏心カム2bの外径面2b1と相互に凹凸円弧状をなすように接触することから、トルク容量に対して、偏心カム2b、係合部材8a,8b、静止側部材3の各部材を薄肉にしても接触面での面圧に余裕ができるので、各部材は、旋削などの機械加工はもちろんのことプレス成型などでも接触面に剪断面が得られ、塑性加工の適用が容易となる。
これら偏心カム2b、係合部材8a,8b、静止側部材3の各部材は、鉄系金属製、または自己潤滑性のある焼結材料や樹脂製であっても、さらに、それらの組み合わせであってもよい。また、トルク容量が大きい用途に対しては、金属材料をずぶ焼き、その他、浸炭、浸炭窒化、めっき等の適当な表面処理(熱処理)を施すようにしてもよい。
なお、この実施形態の逆入力防止クラッチにおけるロック解除時およびトルク伝達時の動作は次のとおりである。
例えば入力側部材1から時計方向の入力トルクが負荷されると、ロック解除手段である爪部1cが反時計方向(回転方向後方)に位置する一方の係合部材8aに係合し、その係合部材8aを弾性部材9の弾性力に抗して時計方向(回転方向前方)に押圧する。これにより、偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3a間で楔係合していた係合部材8aがその楔空間から離脱し、出力側部材2のロック状態が解除される。なお、この時、時計方向(回転方向前方)に位置する係合部材8bは、楔空間において、偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3a間で楔係合しない。その結果、出力側部材2は時計方向に回転可能となる。
さらに、入力側部材1が時計方向に回転すると、その入力側部材1と出力側部材2との間に、係合部材8aのロック解除を許容するガタを持つピン5で連結されていることから、係合部材8aのロックが解除されると、このピン5を介してトルクが伝達されて出力側部材2が時計方向に回転する。
また、入力側部材1から反時計方向の入力トルクが負荷されると、ロック解除手段である爪部1cが時計方向(回転方向後方)に位置する他方の係合部材8bに係合し、その係合部材8bを弾性部材9の弾性力に抗して反時計方向(回転方向前方)に押圧する。これにより、偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3a間で楔係合していた係合部材8bがその楔空間から離脱し、出力側部材2のロック状態が解除される。なお、この時、反時計方向(回転方向前方)に位置する係合部材8aは、楔空間において、偏心カム2bの外径面2b1と静止側部材3の内径面3a間で楔係合しない。その結果、出力側部材2は時計方向に回転可能となる。
さらに、入力側部材1が時計方向に回転すると、その入力側部材1と出力側部材2との間に、係合部材8bのロック解除を許容するガタを持つピン5で連結されていることから、係合部材8bのロックが解除されると、このピン5を介してトルクが伝達されて出力側部材2が反時計方向に回転する。
本発明に係る逆入力防止クラッチの実施形態で、図2の固定側板を取り外した状態での正面図である。 図1のA−O−A線に沿う断面図である。 図1の偏心カムを示す正面図である。 図1の一対の係合部材を示す正面図である。
符号の説明
1 入力側部材
1c ロック解除手段
2 出力側部材
2b 偏心カム
2b1 偏心カムの外径面
3 静止側部材
3a 静止側部材の内径面
4 ロック手段
5 トルク伝達手段
8a,8b 係合部材
8a1,8b1 係合部材の外径面
8a2,8b2 係合部材の内径面
9 弾性部材

Claims (3)

  1. トルクが入力される入力側部材と、トルクが出力される出力側部材と、回転が拘束された静止側部材と、その静止側部材と前記出力側部材間に設けられ、その出力側部材からの逆入力トルクに対して出力側部材と静止側部材とをロックするロック手段と、前記入力側部材に設けられ、その入力側部材からの入力トルクに対して前記ロック手段によるロック状態を解除するロック解除手段と、入力側部材と出力側部材との間に設けられ、前記ロック手段によるロック状態の解除時に、入力側部材からの入力トルクを出力側部材に伝達するトルク伝達手段とを備えた逆入力防止クラッチにおいて、
    前記ロック手段は、出力側部材にその回転中心に対して外径面が偏心した偏心カムを設け、内径中心に対して外径面が偏心し、かつ、前記偏心カムの外径面および静止側部材の内径面と相互に凹凸円弧状をなすように接触する一対の係合部材を、前記偏心カムと静止側部材との間に係合離脱可能に介在させたことを特徴とする逆入力防止クラッチ。
  2. 前記一対の係合部材間に配置され、それら係合部材同士に離反力を付勢する弾性部材を備えている請求項1に記載の逆入力防止クラッチ。
  3. 前記一対の係合部材のそれぞれは、外径面を単一の曲率半径で形成した凸円弧状とした請求項1又は2に記載の逆入力防止クラッチ。
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