JP2006137414A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグの厚さの増加量だけにほぼ比例してエアバッグの容量を増加させる。
【解決手段】乗員保護装置のエアバッグは、少なくとも2つの部分的に重なっているエアバッグパネルを含み、前部布地パネルは後部布地パネルに結合されている。チャンバーは、前部および後部パネル間に形成されている。まちは、まちによって前部および後部パネルが接合されている箇所で前部および後部パネルを分離できるように配置されている。エアバッグは、高い膨張厚さ、および、エアバッグを膨張させるガス容量にほぼ比例した増加量を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員保護装置のエアバッグに関する。
技術分野で周知のように、車両乗員の頭部を保護するエアバッグは、ルーフパネルおよびサイドパネルが相互に結合している、車両内装の隅部近辺に取り付けられており、ガスがインフレータからガス注入口を通してエアバッグ内に導入されるとき、サイドドアウインドウなどに沿って展開できるように構成されている。
国際公開第WO97/06987号(その全体に言及することによって本明細書の一部となる)は、車両乗員の側面に展開されるサイドエアバッグを開示している。サイドエアバッグでは、バッグの縦方向中間部分が横方向(車両本体の縦方向。これは次の記述にも適用する)に延在する縫い目で締め付けられているため、バッグは、上部分および下部分に分割されている。車両乗員に面しているエアバッグの部分に沿ってパネルが配置されている。パネルの上部および下部は、それぞれバッグの上部および下部に連結されている。バッグが膨張すると、パネルはぴんと引っ張られる。そのあとに、乗員の肩がバッグに接触し始めると、パネルによってバッグの上部は下方に引かれる。そのようにバッグの上部は車両乗員に向けて引かれて車両乗員の頭部を保護する。
日本公開特許公報の特開2003−72500号は、車両乗員の頭部を保護するエアバッグを開示している(その全体に言及することによってここに本明細書の一部となる)。この種類のエアバッグでは、車両乗員および車両本体の両方に面しているバッグの両側に、支持布地が配置されている。支持布地の上端および下端は、エアバッグの上端および下端に結合されている。
車両乗員に面するようにパネルを配置している国際公開第WO97/06987号に開示されているエアバッグを頭部保護エアバッグとして採用している場合は、車両乗員の頭部がパネルに接触し始めると、エアバッグの下部も車両乗員の方に引かれるので、パネルには十分な引張力が発生せず、したがって、パネルは適切に頭部を保護することができない。
日本公開特許公報の特開2003−72500号に開示されている頭部保護エアバッグの場合は、支持布地が乗員頭部の保護に貢献している。しかしながら、エアバッグまたは支持布地が直ちに車両乗員の頭部を捕らえることを確実にするためには、エアバッグの結合部材の厚さを増すことが必要となり、したがって、エアバッグのサイズが増大することになる。その結果として、大容量のインフレータを採用することが必要になる。
エアバッグの有効厚さ(膨張した厚さ)を最大限に活用するという一般的な要求がある。同時に、その有効厚さを最大限に活用するという要求は、エアバッグを満たすために使用するガス発生装置の性能によって制限されている。
エアバッグのチャンバー厚さの増加量は、一般に、エアバッグの適切な直交する寸法を増やすことで達成される。しかしながら、この方法では、容積はチャンバー厚さに対して3乗前後増える(たとえば、これは、厚さ1.5のチャンバーの増加量に対して3.4の容積増加量を意味する)。エアバッグ裁断またはエアバッグパネル形状を要求される大きさに倍率変更すると、3次元すべてが同じ程度に引き伸ばされる。
発明の要約
本発明の1つの好ましい実施形態はエアバッグに関する。エアバッグは、前部布地パネルと後部布地パネルとの間にチャンバーを形成できるように後部布地パネルに結合されている前部布地パネル、および、前部パネルと後部パネルがまちで結合されている箇所で前部パネルおよび後部パネルを分離できるように配置されたまちで構成されている。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、乗員安全システムが提供される。乗員安全システムは、前部パネルおよび後部パネルを結合させ、それらの間にチャンバーを形成しているエアバッグと、まちが前部パネルおよび後部パネルに結合されている箇所で前部パネルおよび後部パネルを分離することができるように構成されているまちと、エアバッグを膨張させるためのインフレータと、で構成されている。
前述の一般的記述および以下の詳細な記述は共に単なる典型例および説明のためのものであり、特許請求の範囲として本発明を限定するものではないことはご理解いただけるであろう。
発明の詳細な説明
下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図を参照しながら説明する。
本発明の好ましい実施形態によれば、それぞれのエアバッグ部位の中で厚さの増加量だけにほぼ比例してエアバッグ容量を増加させると同時に、より大きい有効厚さ付きエアバッグの製造が可能になるエアバッグ装置が提供される。この装置は、特定の布地素材またはパネルおよび縫製装置により実現することができる。
別の好ましい実施形態によれば、チャンバーおよび/またはチャンバー部品の動作厚さは、1つ以上の縫い付けられた布地まちによって増やされる。
図1(a)および1(b)に、本発明の好ましい実施形態によるエアバッグ10を示す。エアバッグ10は、第1のエアバッグパネル11、第2のエアバッグパネル12、第3のエアバッグパネル13、および、第4のエアバッグパネル14を含む。第1のエアバッグパネル11は、第1の縫い合わせた縫い目線17に沿って第2のエアバッグパネル12に結合されている。第1の縫い目線17は第1のエアバッグパネル11および第2のエアバッグパネル12の周辺に沿って続いている。第4のエアバッグパネル14は、第2の縫い目線18に沿って第3のエアバッグパネル13に結合されている。第2の縫い目線18は第3のエアバッグパネル13および第4のエアバッグパネル14の周辺に沿って続いている。第2のエアバッグパネル12および第3のエアバッグパネル13は、第3の縫い目線19に沿って接合されている。この第3の縫い目線19は第2のエアバッグパネル12および第3のエアバッグパネル13の周辺に続いているが、第1の縫い目線17または第2の縫い目線18より縁端部からはもっと遠くにある。
第2のエアバッグパネル12は、第2のエアバッグパネル12の中央部に第1の切り込み部または開口部15を含む。第3のエアバッグパネル13も、第3のエアバッグパネル13の中央部に第2の切り込み部または開口部16を含む。縫い目線17、18、19、および、開口部15、16で、第1のエアバッグ11、第2のエアバッグ12、第3のエアバッグ13、および、第4のエアバッグ14はともに接合され、パネル11、12、13、14の内側にチャンバーが作られている。第2のエアバッグパネル12および第3のエアバッグパネル13は、エアバッグ10のまちを形成し、エアバッグ10の容量を拡張している。
図2(a)および2(b)に、本発明の別の好ましい実施形態を示す。エアバッグ20は、第1のエアバッグパネル21、第2のエアバッグパネル22、第3のエアバッグパネル23、および、第4のエアバッグパネル24を含む。第1のエアバッグパネル21は、第1の縫い合わせた縫い目線17に沿って第2のエアバッグパネル22に結合されている。第1の縫い目線17は、第1のエアバッグパネル21および第2のエアバッグパネル22の全側部20aに沿って延在していないことを除いて、第1の縫い目線17は第1のパネル21および第2のパネル22の周辺に沿って延在している。もっと正確に言えば、第1の縫い目線17は、第1エアバッグパネル21または第2エアバッグパネル22の第2の端部20bに遭遇しないように延在している。第1のエアバッグパネル21および第2のエアバッグパネル22の側部20aに沿った、第1の縫い目線17が延在している位置は、変更可能である。
第3のエアバッグパネル23は、第2の縫い目線18に沿って第4のエアバッグパネル24に結合されている。この縫い目線18は、縫い目線18がパネル23、24の周辺に沿って延在しているが、第3エアバッグパネル23または第4エアバッグパネル24の第2の端部20bに遭遇しないように延在している点で、第1の縫い目線17と同様である。
第2のエアバッグパネル22は、第3の縫い目線19に沿って第3のエアバッグパネル23に結合されている。縫い目線19は第2のエアバッグパネル22および第3のエアバッグパネル23の周辺部からはもっと遠くにあるということを除いて、この縫い目線19は、第1の縫い目線17および第2の縫い目線18と同様である。第2のエアバッグパネル22および第3のエアバッグパネル23は、それぞれ、切り込み部または開口部15、16を有する。
第4の縫い目線229で、第1のエアバッグパネル21、第2のエアバッグパネル22、第3のエアバッグパネル23、および、第4のエアバッグパネル24はともに接合されている。この第4の縫い目線229はエアバッグ20の幅に沿って延在している。縫い目線17、18、19、および、開口部15、16で、第1のエアバッグパネル21、第2のエアバッグパネル22、第3のエアバッグパネル23、および、第4のエアバッグパネル24はともに接合され、パネル21、22、23、24の内側にチャンバーが作られている。第2のエアバッグパネル22および第3のエアバッグパネル23は、エアバッグ20のまちを形成し、エアバッグ20の容量を拡張している。一方の側(図2(a)および図2(b)の右側)に、エアバッグ20は膨張することができる。他方の側(左側)には、第1のエアバッグパネル21、第2のエアバッグパネル22、第3のエアバッグパネル23、および、第4のエアバッグパネル24を接合している第4の縫い目線229のせいでエアバッグ20は膨張しない。
図3(a)〜3(c)に、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグ30を示す。エアバッグ30は、第1のエアバッグパネル31、第2のエアバッグパネル32、および、折りたたまれたパネル301を含む。
第1のエアバッグパネル31は、縫い目35に沿って第2のエアバッグパネル32に結合されている。縫い目35は、第1のエアバッグパネル31および第2のエアバッグパネル32の全周辺に沿って続いておらず、第1のエアバッグパネル31および第2のエアバッグパネル32の終端部で終わっている。縫い目35のないエアバッグパネル31および32の終端部では、折りたたまれたパネル301をパネル31、32に接合している。折りたたまれたパネル301の一部分を縫い目34に沿って第1のエアバッグパネル31に接合している。折りたたまれたパネル301の他の部分を縫い目33に沿って第2のエアバッグパネル32に接合している。折りたたまれたパネル301は、実質上円形の折りたたまれたパネル301の中心に沿って折り目302で折りたたまれまたは折り目がつけられて、接合箇所において第1のエアバッグパネル31および第2のエアバッグパネル32間に仕切りを作っている。折りたたまれたパネル301はエアバッグ31の容量を増やすためのまちとしての役割を担っている。
図4(a)〜4(c)に、本発明によるエアバッグ40の別の好ましい実施形態を示す。エアバッグ40は、第1のパネル41、第2のパネル42、および、折りたたまれたパネル401を含む。
第1のエアバッグパネル41は、縫い目45に沿って第2のエアバッグパネル42に結合されている。縫い目45は、第1のエアバッグパネル41および第2のエアバッグパネル42の全周辺に沿って続いておらず、第1のエアバッグパネル41および第2のエアバッグパネル42の終端部で終わっている。縫い目45のないエアバッグパネル41および42の終端部では、折りたたまれたパネル401を接合している。折りたたまれたパネル401の一部分を縫い目44に沿って第1のエアバッグパネル41に接合している。折りたたまれたパネル401の他の部分を縫い目43に沿って第2のエアバッグパネル42に接合している。折りたたまれたパネル401は、実質上円形の折りたたまれたパネル401の中心に沿って折りたたまれまたは折り目がつけられて、接合箇所において第1のエアバッグパネル41および第2のエアバッグパネル42間に仕切りを作っている。まちが(折りたたまれたパネル401)がエアバッグの終端部に対してエアバッグ40の縦に沿って延在していることを除いて、エアバッグ40はエアバッグ30と類似である。
本発明の別の好ましい実施形態による、エアバッグ50を図5(a)〜5(c)に示す。エアバッグ50は、第1のパネル51、第2のパネル52、および、折りたたまれたパネル501を含む。第1のエアバッグパネル51および第2のエアバッグパネル52は、縫い目56に沿ってともに結合されている。縫い目56は、エアバッグパネル51、52の周辺に沿って続いておらず、エアバッグ50の終端部で止まっている。
縫い目56のないエアバッグ50の終端部で、折りたたまれたパネル501をエアバッグ50に接合している。折りたたまれたパネル501はエアバッグ50のまちのような役割を担っている。第1のエアバッグパネル51を縫い目55に沿って折りたたまれたエアバッグパネル501の一部分に接合している。第2のエアバッグパネル52を縫い目54に沿って折りたたまれたエアバッグパネル501の他の部分に接合している。追加の縫い目53は折りたたまれたエアバッグパネル501の折りたたまれた部分をともに接合している。追加の縫い目53によってエアバッグ50の膨張形状が変わることを除いて、エアバッグ50はエアバッグ30と類似である。
図6に、本発明による別の好ましい実施形態のエアバッグ60を示す。エアバッグ60は、第1のエアバッグパネル68、第2のエアバッグパネル61、第3のエアバッグパネル62、および、第4のエアバッグパネル63を含む。第2のエアバッグパネル61は、エアバッグパネル61のほぼ中心に開口部66を含む。第1のエアバッグパネル68および第2のエアバッグパネル61は、縫い目67に沿ってともに結合されている。第3のエアバッグパネル62および第4のエアバッグパネル63は、縫い目64に沿ってともに結合されている。第3のエアバッグパネル62も、エアバッグパネル62の中心に開口部66を含む。第3のエアバッグパネル62は、縫い目65に沿って第2のエアバッグパネル61に結合されている。したがって、第2のエアバッグパネル61および第3のエアバッグパネル62の両方にある開口部66は、位置合わせされている。このエアバッグ60において、ガスが第1のエアバッグパネル68および第2のエアバッグパネル61間にあるチャンバーに入ることによってエアバッグ60が膨張すると、ガスは第2のエアバッグパネル61の開口部66を出て、第3のエアバッグパネル62の開口部66を通り抜けて、第3のエアバッグパネル62および第4のエアバッグパネル63間にあるチャンバーに入る。
本発明による別の好ましい実施形態において、図7(a)および7(b)で示すように、エアバッグ70が提供される。エアバッグ70は、第1のエアバッグパネル71および第2のエアバッグパネル72を含む。第1のエアバッグパネル71の長さは、第2のエアバッグパネル72の長さより大きい。図7(a)に示す膨張していない状態において、第1のパネル71および第2のパネル72は、縫い目74に沿ってともに縫い合わされており、エアバッグ70内にチャンバーを形成している。第1のエアバッグパネル71は、より長いので、パネル71は、追加材料である余剰部分73を含む。これらの余剰部分73は、膨張していない状態では折り重なっている。エアバッグ70が展開し、膨張すると、余剰部分73は図7(b)で見られるように、まるい部分を作る。
本発明の別の好ましい実施形態によれば、エアバッグ80は複数のまちを含むことができる。たとえば、図8に示すように、エアバッグ80は、縫い目85に沿って接合された第1のエアバッグパネル81および第2のエアバッグパネル83を含むことができる。エアバッグ80の各終端部において、折りたたまれたパネル82、84で構成されているまちをエアバッグ80に縫い付けることができる。折りたたまれたパネル82はひだ82aまたは折り目を含み、折りたたまれたパネル84はひだ84aまたは折り目を含む。
図9に示す本発明の別の好ましい実施形態によれば、エアバッグ90の減容係数を1より小さくすることができる。減容係数は、まちの付いたエアバッグ90の膨張したチャンバーの容積Vを、膨張可能な部位の中の第1布地パネル91または第2布地パネル92の小さい方の表面積SAと、まち93における第1パネルおよび第2パネル間の最大距離Hとの積で除算して算出される。本発明の別の好ましい実施形態によれば、減容係数は、0.8より小さい。本発明の別の好ましい実施形態によれば、減容係数は、0.6より小さい。
布地まち93によって、チャンバーの膨張を他の方向に著しく増大させることなく、膨張して圧力がかかったエアバッグ90のチャンバーの動作厚さが増大するという結果が生じる。本発明の1つの好ましい実施形態によれば、まち93付きのエアバッグ90の動作厚さは、周辺縫い目は同じでありながら、まちが付いていないエアバッグに比べて少なくとも10パーセント高くなる。
本発明の好ましい実施形態によれば、容量の増加が1つの空間方向でのみ可能となるように、有効厚さを増大させている。一般に、2次元の平面上にあるすべての縫い目または互いの表面に配されたすべての切り込み部は、製造工程で縫い付けることができる。膨張したとき布地の部分が3次元方向の直立位置に立ち上がるように、切り込み部はすべて2次元様式でともに縫い付けられている。この縫い付けは、2つの外側の縫い目間に縫い付けられている少なくとも1つの層、または、折り込まれている層、および、エアバッグが膨張すると非対称的に直立位置に立ち上がる層で実現されている。
本発明の好ましい実施形態によれば、縫い目は、高圧に耐えるようにシリコーン処理をしてもよいし、しなくてもよい。
本発明の開示にあたって、技術分野の当業者は、本発明の精神と範囲内で他の好ましい実施形態および変形が可能であることは正当に評価されるであろう。したがって、本発明の精神と範囲内で本開示から技術分野の当業者によって達成可能なすべての変形は、本発明の更なる好ましい実施形態として含まれるものとする。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲で述べるとおり定義されるものとする。
図1(a)および1(b)は、本発明の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図1(a)はエアバッグの分解組立図であり、図1(b)は図1(a)のエアバッグの斜視図である。 図2(a)および2(b)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図2(a)はエアバッグの分解組立図であり、図2(b)は図2(a)のエアバッグの斜視図である。 図3(a)、3(b)、および、3(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図3(a)はエアバッグの分解組立図である。図3(b)は図3(a)のエアバッグの上面斜視図であり、図3(c)は図3(a)のエアバッグの側面斜視図である。 図3(a)、3(b)、および、3(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図3(a)はエアバッグの分解組立図である。図3(b)は図3(a)のエアバッグの上面斜視図であり、図3(c)は図3(a)のエアバッグの側面斜視図である。 図3(a)、3(b)、および、3(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図3(a)はエアバッグの分解組立図である。図3(b)は図3(a)のエアバッグの上面斜視図であり、図3(c)は図3(a)のエアバッグの側面斜視図である。 図4(a)、4(b)、および、4(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図4(a)はエアバッグの分解組立図である。図4(b)は図4(a)のエアバッグの斜視図であり、図4(c)は図4(a)のエアバッグの底面図である。 図4(a)、4(b)、および、4(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図4(a)はエアバッグの分解組立図である。図4(b)は図4(a)のエアバッグの斜視図であり、図4(c)は図4(a)のエアバッグの底面図である。 図4(a)、4(b)、および、4(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図4(a)はエアバッグの分解組立図である。図4(b)は図4(a)のエアバッグの斜視図であり、図4(c)は図4(a)のエアバッグの底面図である。 図5(a)、5(b)、および、5(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図5(a)はエアバッグの分解組立図である。図5(b)は図5(a)のエアバッグの上面斜視図であり、図5(c)は図5(a)のエアバッグの端面図である。 図5(a)、5(b)、および、5(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図5(a)はエアバッグの分解組立図である。図5(b)は図5(a)のエアバッグの上面斜視図であり、図5(c)は図5(a)のエアバッグの端面図である。 図5(a)、5(b)、および、5(c)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図5(a)はエアバッグの分解組立図である。図5(b)は図5(a)のエアバッグの上面斜視図であり、図5(c)は図5(a)のエアバッグの端面図である。 図6は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの分解組立図である。 図7(a)および7(b)は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグの図である。図7(a)膨張前のエアバッグの図である。図7(b)は膨張後のエアバッグの図である。 図8は、本発明の別の好ましい実施形態による多重まち付きエアバッグの側面図である。 図9は、エアバッグの部分の高さおよび容量を示しているエアバッグの斜視図である。

Claims (15)

  1. エアバッグであって、前記エアバッグは、
    前部布地パネルと後部布地パネルとの間にチャンバーを形成できるように後部布地パネルに結合された前部布地パネルと、
    前記前部および後部パネルがまちによって接合されている箇所で前記前部および後部パネルを分離できるように配置された前記まちと、
    を含むことを特徴とするエアバッグ。
  2. 請求項1に記載のエアバッグであって、前記まちは平らな布片を含むことを特徴とするエアバッグ。
  3. 請求項2に記載のエアバッグであって、前記まちは縫い合わせた縫い目によって前記前部および後部布パネルに接合されていることを特徴とするエアバッグ。
  4. 請求項2に記載のエアバッグであって、前記まちは前記チャンバーの周辺縫い目の全長に沿って延在していることを特徴とするエアバッグ。
  5. 請求項2に記載のエアバッグであって、前記まちは前記チャンバーの周辺縫い目の一部に沿って延在していることを特徴とするエアバッグ。
  6. 請求項1に記載のエアバッグであって、前記エアバッグは、さらに、複数のまちを含むことを特徴とするエアバッグ。
  7. 請求項1に記載のエアバッグであって、減容係数は1より小さいことを特徴とするエアバッグ。
  8. 請求項1に記載のエアバッグであって、減容係数は0.8より小さいことを特徴とするエアバッグ。
  9. 請求項1に記載のエアバッグであって、減容係数は0.6より小さいことを特徴とするエアバッグ。
  10. 乗員安全システムであって、前記システムは、
    前部および後部パネルの間にチャンバーを形成できるように接合された前記前部および後部パネル付きのエアバッグと、まちが前記前部および後部パネルに接合されている箇所で前記前部および後部パネルを分離できるように構成された前記まちと、
    前記エアバッグを膨張させるためのインフレータと、
    を含むことを特徴とするシステム。
  11. 請求項10に記載の乗員安全システムであって、前記まちは平らな布片を含むことを特徴とするシステム。
  12. 請求項10に記載の乗員安全システムであって、前記まちは前記前部および後部布地パネル間に縫い付けられていることを特徴とするシステム。
  13. 請求項10に記載の乗員安全システムであって、前記まちは前記チャンバーの周辺縫い目の全長に沿って延在していることを特徴とするシステム。
  14. 請求項10に記載の乗員安全システムであって、前記まちは前記チャンバーの周辺縫い目の一部に沿って延在していることを特徴とするシステム。
  15. 請求項10に記載の乗員安全システムであって、前記システムは、さらに、複数のエアバッグを含むことを特徴とするシステム。
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