JP2006136891A - アルミ鋳造品の外周トリミングプレス型 - Google Patents

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Masato Hasuike
正人 蓮池
Tokuyuki Miyazaki
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Abstract

【課題】 アルミ鋳造品の鋳造方案が変更された場合でも、形状が複雑化した場合でも、改造の必要性や部品点数の増加を招かないトリミングプレス型を廉価に提供する。
【解決手段】 アルミ鋳造品Wの外周部に突出する湯口部Wyや、オーバーフロー部Wo等を切除するためのトリミングプレス型1として、上型ベースプレート2に4本の支柱3を垂設し、支柱3の下端部に一枚の打ち抜き押圧プレート4を取り付ける。この打ち抜き押圧プレート4として、アルミ鋳造品Wの外周形状に概略一致した抜き形状部4kを設け、この抜き形状部4kの周縁部で湯口部Wyや、オーバーフロー部Wo等を叩いて切除できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アルミ鋳造品の外周部に形成される湯口部やオーバーフロー部等の不要部分を除去するトリミングプレス型に関する。
従来、アルミ部品を鋳造した後、外周部に突出する湯口部やオーバーフロー部等の不要部分を除去するプレス型として、例えば図5に示すようなトリミングプレス型51が知られている。このトリミングプレス型51は、上型ベースプレート52に取り付けられる複数本の柱53と、各柱53の先端部に設けられる切除部54を備えており、下型ベースプレート55のベースパッド56上にアルミ鋳造品Wを位置決めした後、上型を下降させることで、切除部54により湯口部やオーバーフロー部を押圧剪断して切除するようにしている。
一方、アルミホイール等の外周部のバリ等を切除する際、アルミホイール等の外径が異なっても一つのトリミングプレス型で対応できるようにした技術として、例えばベースプレートに対して放射方向に移動可能な複数のブロックを設け、このブロックを刃具にするとともに、各ブロックを拡縮させてトリミング径を変化させるような技術も知られている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2001−105051号公報
ところが、図5に示すようなトリミングプレス型51の場合、機種が同一でも鋳造方案が変更されて湯口部やオーバーフロー部等の位置が変わると、その都度プレス型の改造対応を余儀なくされ、また、個々の機種に対応するためには専用のプレス型を設ける必要が生じる等、汎用化の点で問題があった。
また、特許文献1の技術の場合、刃具となるブロックを配設することにより、部品点数の増加を招き、また、アルミ鋳造品の形状が単純な円形以外の複雑形状になると、ブロックの製作やプレス型の製作に時間とコストがかかるようになるという問題があった。
そこで本発明は、アルミ鋳造品の鋳造方案が変更された場合でも、形状が複雑化した場合でも、改造の必要性や部品点数の増加を招かないトリミングプレス型を廉価に提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、アルミ鋳造品の外周部に突出する不要部分を除去する外周トリミング型において、上型ベースプレートに複数本の支柱を設け、この支柱に打ち抜き押圧プレートを取り付けるとともに、この打ち抜き押圧プレートに、前記アルミ鋳造品の外周形状と概ね同一形状の抜き形状を形成するようにした。
そして、打ち抜き押圧プレートの抜き形状に対応する下方位置にアルミ鋳造品を位置決めし、上型を降下させることで、打ち抜き押圧プレートの抜き形状の周縁部で湯口部やオーバーフロー部を押圧し剪断切除する。
この際、抜き形状は、アルミ鋳造品の外径形状に概略一致しているため、湯口部やオーバーフロー部の位置が変更になっても対応可能である。また、このような打ち抜き押圧プレートを製品の種類ごとに設けておき、支柱に着脱自在にしておけば、機種変更にも対応することができる。
なお、打ち抜き押圧プレートに形成する抜き形状として、鋳造品の最終形状よりやや大きめにしておき、トリミングプレスで不要部分を除去した後、大きめの余分な部分を仕上げ加工で取り除くような手順を付加すれば好適である。
上型ベースプレートに設けられる複数の支柱に打ち抜き押圧プレートを取り付け、この打ち抜き押圧プレートに形成した抜き形状をアルミ鋳造品の外周形状に概ね一致させることで、アルミ鋳造品の外周に突出する不要部分が如何なる個所になっても対応できるようになり、汎用性を持たせることができる。
また、プレス型の構造も簡素化され、廉価に構成できる。
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図1は本発明に係るトリミングプレス型の正面図、図2は図1のA−A方向から見た説明図、図3は打ち抜き押圧プレートの抜き形状を製作する際、同時に他の部品の製作を行う例を示す説明図、図4はトリミング前のアルミ鋳造品の一例を示す説明図である。
本発明に係るトリミングプレス型は、アルミ鋳造品Wを鋳造した後、図4に示すように、外周部に突出する湯口部Wyや、オーバーフロー部Woなどの不要部分を除去するにあたり、同じ機種であっても鋳造方案が変更になったような場合でも適用できるようにされ、簡素で且つ廉価に構成できるようにされている。
すなわち、図1及び図2に示すように、本トリミングプレス型1は、上型ベースプレート2に取り付けられる四本の支柱3と、この支柱3の下端部に取り付けられる一枚の打ち抜き押圧プレート4と、下型ベースプレート5に取り付けられるベースパッド6と、このベースパッド6上に取り付けられるワーク受け7を備えており、上型ベースプレート2と、下型ベースプレート5の四隅には相互の位置決めを行うためのガイドポスト8、9が設けられている。
そして、上型ベースプレート2は、不図示の駆動源により上下動自在にされている。
また、上型ベースプレート2の中央部付近には、下端部に大径の抜け止め部が形成される四本のガイドバー11が垂設されており、このガイドバー11には、ワーク押え部材13の四隅が上下方向に摺動自在に挿通している。そしてガイドバー11周囲には、スプリング12が巻装されており、このスプリング12によってワーク押え部材13を下方に付勢している。
ところで、前記打ち抜き押圧プレート4には、アルミ鋳造品Wの外周形状とほぼ同一で僅かに大きめの抜き形状部4kが形成されている。
ここで、本実施例における抜き形状部4kの加工要領について図3に基づき説明する。
一枚の鋼板から、ワイヤカット法によりアルミ鋳造品Wの外周形状とほぼ同一のラインaに沿って切断し、ラインaの外側部分を、打ち抜き押圧プレート4として形成する。
次に、この打ち抜いたラインaの内側部分の中間部をワイヤカットによりラインbに沿って矩形状に刳り抜く。
そして、ラインaの内側でラインbの外側部分を前記ベースパッド6とし、ラインbの内側部分を前記ワーク押え部材13として構成する。
すなわち、一つの部材から2つの部品を同時に作製するようにしている。
以上のようなトリミングプレス型1において、図1に示すように、アルミ鋳造品Wをベースパッド6上のワーク受け7に載せて位置決めし、上型ベースプレート2を降下させる。すると、まず、ワーク押え部材13がアルミ鋳造品Wの上面を押圧して、アルミ鋳造品Wの位置ずれを防止する。次いで、打ち抜き押圧プレート4がアルミ鋳造品Wの湯口部Wyやオーバーフロー部Woを叩いて剪断作用により切除する。
この際、湯口部Wyやオーバーフロー部Woの位置がどこであっても対応可能である。
また、外周形状の異なる機種に対しては、それに対応する抜き形状部4kを備えた打ち抜き押圧プレート4を別途準備しておき、必要に応じて、支柱3に取り付け直すことにより、異機種にも対応可能である。
なお、本発明では、抜き形状部4kとして、仕上げ加工時の取代分だけアルミ鋳造品Wの外周形状より大きめにしており、トリミングプレスが終えた後、仕上げ加工により大きめにした取代分を取り除くようにしている。
なお、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
例えばアルミ鋳造品Wの外周形状等は一例である。
同一機種のアルミ鋳造品を成形する場合でも鋳造方案が異なると新たな刃具を取り付けるような必要が無くなって汎用性が高まると同時に、簡素な構成で廉価に製造できる。
本発明に係るトリミングプレス型の正面図 図1のA−A方向から見た説明図 打ち抜き押圧プレートの抜き形状を製作する際、同時に他の部品の製作を行う例を示す説明図 トリミング前のアルミ鋳造品の一例を示す説明図 従来のトリミングプレス型の説明図
符号の説明
1…トリミングプレス型、2…上型ベースプレート、3…支柱、4…打ち抜き押圧プレート、4k…抜き形状部、W…アルミ鋳造品。

Claims (1)

  1. アルミ鋳造品の外周部に突出する不要部分を除去する外周トリミング型であって、上型ベースプレートに設けられる複数本の支柱と、この支柱に取り付けられる打ち抜き押圧プレートを備え、この打ち抜き押圧プレートには、前記アルミ鋳造品の外周形状と概ね同一形状の抜き形状が形成されていることを特徴とするアルミ鋳造品の外周トリミングプレス型。
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