JP2006133484A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】後処理を行ったシートの枚数にしたがって後処理の回数を管理(カウント)すると、後処理動作を行う機構部品の交換時期などを正確に把握できなくなる。
【解決手段】シートに画像を形成するプリンタ部4と、プリンタ部4で画像形成されたシートに後処理を施すとともに、シートを1枚ずつ順に後処理する第1の処理モードと、シートを複数枚まとめて同時に後処理する第2の処理モードとを有する後処理部5と、後処理部5による後処理の回数をカウントする複数のカウンタを有するカウンタ部26と、そのカウント動作を制御するカウンタ制御部27とを備える画像処理装置において、カウンタ制御部27は、後処理部5による後処理が第1の処理モードで行われた場合は、第1の後処理カウンタを用いて後処理の回数をカウントし、第2の処理モードで行われた場合は第2の後処理カウンタを用いて後処理の回数をカウントする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成されたシートに後処理を施す後処理機能を備えた画像処理装置に関する。
一般に、複写機、プリンタ、複合機等で画像形成(プリント)されたシート(主に用紙)の後処理として、シートにステープル針を打ち込む綴じ処理(ステープル処理)、シートに孔を開ける孔開け処理(パンチング処理)、シートを折る折り処理、シートを裁断する裁断処理などが知られている。折り処理の代表的なものには、縦方向又は横方向に沿うシートの中心線を境に折り込む中折り処理がある。また、綴じ処理のなかには、シートの端辺近傍にステープル針を打ち込む端綴じ処理と、縦方向又は横方向に沿うシートの中心線上にステープル針を打ち込む中綴じ処理がある。さらに、下記特許文献1には、中綴じ処理、中折り処理及び裁断処理を組み合わせて冊子を形成する技術が記載されている。
従来では、例えば中折り処理を行う場合に、画像形成されたシートを1枚ずつ順に中折りし、これにしたがって中折り処理の回数をカウントしていた。そのため、中折りしたシートの枚数と中折りした動作の回数が一致していた。最近は、1回の中折り動作で処理するシートの枚数が1枚に限らず、複数枚のシートを1回の中折り動作で同時に処理することも行われている。このような状況のもとで、慣用的に中折りしたシートの枚数で中折り処理の回数をカウントすると、例えば10枚のシートを1枚ずつ中折りする場合も10枚まとめて中折りする場合も、中折り処理の回数は共に10でカウントされることになる。すなわち、画像形成されたシートを1回の中折り動作で1枚ずつ順に合計10枚中折りする場合と、画像形成されたシートを1回の中折り動作で10枚まとめて中折りする場合で、中折り処理回数のカウント結果が同じものとなる。
特開2003−140507号公報
このように従来においては、実際に中折りしたシートの枚数にしたがって中折り処理の回数を一括で管理(カウント)していた。そのため、例えば、冊子形成のような製本を目的にユーザが中折りを指示し、この指示にしたがって複数枚のシート束を対象に中折り処理が行われた場合に、この中折り処理の回数をシートの枚数でカウントすると、中折りを指示したユーザの認識と中折り処理回数のカウント情報に食い違いが生じる。したがって、例えば中折り処理を必要とする製本サービスを提供し、そのサービス利用明細として中折り処理の回数をユーザに提示する場合に、これを見たユーザに違和感を与える恐れがある。
また、画像処理装置の後処理部で中折り動作を繰り返し行うと、徐々に中折りの機構部品が摩耗し、部品交換が必要になる場合がある。そうした場合、中折り処理の回数をシート枚数でカウントしていると、複数枚のシートをまとめて中折りする回数が増加するのに伴い、中折り動作の回数と中折り処理回数のカウント値との間の誤差が大きくなるため、部品交換時期を正確に把握できなくなるという不具合が生じる。
本発明に係る画像処理装置は、画像形成されたシートに後処理を施すとともに、シートを1枚ずつ順に後処理する第1の処理モードと、シートを複数枚まとめて同時に後処理する第2の処理モードとを有する後処理手段と、この後処理手段による後処理の回数をカウントする複数のカウンタを有するカウント手段とを備え、後処理手段による後処理が第1の処理モードで行われた場合は、カウント手段に設けられた第1のカウンタで後処理の回数をカウントし、後処理手段による後処理が第2の処理モードで行われた場合は、カウント手段に設けられた第2のカウンタで後処理の回数をカウントするものである。
本発明に係る画像処理装置においては、後処理手段での後処理が第1の処理モードで行われるか第2の処理モードで行われるかによって、後処理の回数が別々のカウンタでカウントされるようになる。
本発明の画像処理装置によれば、後処理手段での後処理を第1の処理モードで行うか第2の処理モードで行うかによって、後処理の回数を別々のカウンタでカウントするため、後処理の処理モード別に後処理の回数を個別に管理することができる。これにより、後処理回数のカウント結果をユーザに提示する場合に、後処理の実行を指示したユーザの認識と後処理回数のカウント情報を整合させて、ユーザに違和感を与えないようにすることができる。また、各々の処理モードに対応するカウンタのカウント情報から後処理部での動作回数が分かるため、部品交換時期を正確に把握することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。図示した画像処理装置は、コピー機能と、スキャン機能と、プリント機能と、ファクシミリ機能といった複数の機能を有する複合機であって、大きくは、コントローラ1と、ユーザインタフェース(UI)2と、スキャナ部3と、プリンタ部4と、後処理部5とを備えた構成になっている。
コントローラ1は、CPU(Central Processing Unit)6と、ROM(Read-Only Memory)7と、RAM(Random Access Memory)8と、不揮発性メモリ(NVRAM;Non-Volatile RAM)9と、ハードディスク(HDD;Hard Disk Drive)10と、画像処理部11と、UIインタフェース(UI IF)12と、通信インタフェース(通信IF)13と、デバイスインタフェース(デバイスIF)14と、LAN(Local Area Network)接続部15と、シリアル接続部16と、USB(Universal Serial Bus)接続部17と、モデム18とを備えた構成になっている。
コントローラ1の内部では、CPU6と、ROM7と、RAM8と、不揮発性メモリ9と、ハードディスク10と、画像処理部11と、UIインタフェース12と、通信インタフェース13と、デバイスインタフェース14が、それぞれ共通のバス19を介して相互に接続されている。バス19は、PCI(Peripheral Component Interconnect Bus)バス、メモリバスなどによって構成されるものである。また、LAN接続部15と、シリアル接続部16と、USB接続部17と、モデム18は、それぞれ通信インタフェース13に個別に接続されている。一方、ユーザインタフェース2は、表示部20と、操作部21とを備えた構成になっている。
コントローラ1は、画像処理装置の動作を統括的に制御するもので、例えば1つのコントローラボード上に構築されるものである。CPU6は、ROM7に格納された制御プログラムや制御用データにしたがって種々の制御処理を行うものである。ROM7は、例えばフラッシュメモリのようにデータの書き換え(消去、書き込み)が可能な構成であってもよい。RAM8は、CPU6によるプログラム動作のためのシステムメモリや、画像処理のためのページメモリなど、一時的なデータ格納場所として用いられるものである。不揮発性メモリ9は、不揮発性のデータ、画質調整、各種設定パラメータ、各種履歴に関するデータを格納するために用いられるものである。ハードディスク10は、画像データや各種履歴に関するデータを格納するために用いられるものである。画像処理部11は、画像データの圧縮伸長処理、回転処理、階調補正処理、色補正処理など、各種の画像処理を行うものである。
UIインタフェース12は、コントローラ1がバス19を介してユーザインタフェース2を制御できるように、ユーザインタフェース2を電気的に接続するためのものである。コントローラ1が直接ユーザインタフェース2を制御する場合は、特にUIインタフェース12を設ける必要はない。通信インタフェース13は、各種の外部装置やネットワークを接続して通信するためのインタフェースである。デバイスインタフェース14は、複合機を構成する各種の機能デバイス(本例ではスキャナ部3、プリンタ部4)を接続するためのインタフェースである。
LAN接続部15は、自装置をネットワークに接続するためのもので、例えば10BASE-Tや100BASE-T、各種無線LANなどLAN接続を含む。なお、接続対象となるネットワークはLANに限らず、WAN(Wide Area Network)など他のネットワークであってもよい。シリアル接続部16は、シリアル転送方式に対応した各種の外部周辺機器を接続するためのものである。
USB接続部17は、USB1.1、USB2.0などのUSB規格に対応した機器を接続するためのもので、ここでは一例としてメディアリーダ22が接続されている。メディアリーダ22は、メモリカード、磁気ディスク、光ディスク、光磁気メディアなどの記憶媒体に記憶された各種の情報(画像データ、テキストデータ等を含む)を読み取るものである。モデム18は、ファクシミリなどの公衆回線への接続を行うモデム制御部を含み、各種ファクシミリ機能を提供するものである。
ユーザインタフェース2は、ユーザとコントローラ1との間で種々の情報の受け渡しを行うもので、例えば、タッチパネル付きの液晶ディスプレイからなる表示部20と各種のボタン、スイッチ、キーからなる操作部21とを含むコントロールパネルによって構成される。タッチパネルは、機能的には操作部21に属するものとなる。
スキャナ部3は、原稿の画像を光学的に読み取って、その読み取り結果に基づく画像データを生成するものである。プリンタ部4は、用紙等のシートを1枚ずつ搬送し、このシートに画像データを可視画像としてプリント出力するプリンタエンジンからなるものである。プリンタ部4で画像形成(プリント)されたシートは、当該プリンタ部4を内蔵する画像処理装置本体から排出トレイ(不図示)に直接排出されるか、一旦後処理部5に搬送され、そこで所定の後処理が施された後、排出トレイに排出される。画像形成済みのシートを後処理部5に搬送するかどうは、ユーザからの指示に基づく後処理の要否により決定される。
後処理部5は、プリンタ部4で画像形成されたシートに対して、例えば、綴じ処理(端綴じ処理、中綴じ処理を含む)、折り処理(中折り処理を含む)、孔開け処理、裁断処理などの後処理を施すものである。後処理部5は、画像処理装置本体の内部に一体に設けられたものであってもよいし、オプション扱い等のように後付けで画像処理装置本体に接続可能に構成されたものであってもよい。ここでは、一例として、後処理部5が中折り処理を行うものとする。また、後処理部5は、画像形成されたシートを1枚ずつ順に後処理(本例では中折り処理)する第1の処理モードと、画像形成されたシートを複数枚まとめて同時に後処理する第2の処理モードとを有している。
図2は本発明の実施形態に係る画像処理装置の主要な機能部の構成を示すブロック図である。図示した各々の機能部は、上記図1に示すハードウェアのシステム構成(特に、コントローラ1に含まれるCPU6、ROM7、RAM8、不揮発性メモリ9、ハードディスク10や、ユーザインタフェース2、プリンタ部4、後処理部5など)を用いて実現されるものである。
図2において、指示受付部23は、ユーザからジョブの指示を受け付けるとともに、その受け付けたジョブの指示内容をジョブ制御部24に通知(付与)するものである。この指示受付部23は、例えばユーザインタフェース2によって構成されるものである。指示受付23で受け付けられるジョブの指示内容としては、例えば、プリント開始やコピー開始などの処理開始の指示、プリント対象となる画像データに関する指示(データ格納場所などの指示)、プリントモード(カラープリント、白黒プリント、両面プリント、メディアプリント、インデックスプリント)の指示、スキャンモード(両面スキャン、高速スキャン、カラースキャン、白黒スキャン、オートカラーセレクション)の指示、スキャン解像度の指示、プリント枚数(コピー枚数)やプリント部数(コピー部数)の指示、プリント画質(ノーマル画質、高画質)の指示、プリント濃度の指示、プリント(コピー)倍率の指示、シートサイズの指示、Nアップ機能の指示、後処理を実行する旨の指示、後処理に適用する後処理モード(第1の処理モード、第2の処理モード)の指示などがある。
ジョブ制御部24は、指示受付部23で受け付けたジョブの指示内容にしたがってジョブの実行を制御するものである。すなわち、ジョブ制御部24は、指示受付部23から通知されたジョブの指示内容にしたがって、プリント対象となる画像データを画像入力部25から画像処理部11に入力(転送)し、この画像処理部11で画像処理された画像データを適用してプリンタ部4を動作させるとともに、必要に応じて後処理部5を動作させるものである。画像処理部11で採用される画像処理の内容は、指示受付部23から通知されるジョブの指示内容に基づいてジョブ制御部24により決定される。また、プリント対象となり得る画像データには、スキャナ部3で原稿から読み取られる画像データ(スキャンデータ)と、メディアリーダ22でメディアから読み取られる画像データと、ハードディスク10からCPU6が読み出される画像データと、LAN接続部15につながるネットワーク通信機器から自装置宛に送信された画像データと、モデム18で受信した画像データ(ファクシミリデータ)が含まれる。したがって、画像入力部25は、プリント対象となる画像データの生成元に応じて、スキャナ部3、CPU6、メディアリーダ22、LAN接続部15又はモデム18により構成されるものとなる。
カウンタ部26は、プリンタ部4による画像データのプリント枚数(シート枚数)や後処理部5による後処理の回数をカウントするものである。カウンタ部26には、プリント枚数を例えばプリントモード別にカウントするための複数のカウンタと、後処理の回数を処理モード別や1回の後処理動作で後処理されるシート枚数別にカウントするための複数のカウンタが設けられている。このカウンタ部26を構成する複数のカウンタは、例えば不揮発性メモリ9に設けられるものである。カウンタ制御部27は、指示受付部23からジョブ制御部24に通知されたジョブの指示内容やプリンタ部4で実行されるプリント動作、後処理部5で実行される後処理動作に基づいて、カウンタ部26に設けられた複数のカウンタのカウント動作を個別に制御するものである。出力部28は、カウンタ部26によるプリント枚数のカウント結果や後処理回数のカウント結果を出力するものである。
次に、本発明の実施形態に係る画像処理装置を用いた画像処理方法について、図3のフローチャートを用いて説明する。まず、画像処理装置を使用するユーザは、指示受付部23を用いてプリント処理や後処理に係るジョブの指示を行うことになるため、このユーザからの指示を指示受付部23で受け付ける(ステップS1)。
次に、指示受付部23でユーザがスタートボタンなどを押して処理開始を指示すると、それまでに指示受付部23で受け付けたジョブの指示内容が指示受付部23からジョブ制御部24に通知される(ステップS2)。そうすると、指示受付部23からのジョブの指示内容にしたがって画像入力部25から画像処理部11に画像データが入力される(ステップS3)。
ここで、ステップS2における処理開始の指示が、コピー処理の開始を指示するものである場合は、スキャナ部3で原稿から読み取られた画像データが画像処理部11に入力される。また、プリント処理の開始を指示するものである場合は、そのときに受け付けたプリントモードの指示がメディアプリントであれば、メディアリーダ22によってメディアから読み出された画像データが画像処理部11に入力され、データ格納場所としてハードディスク10のアドレス情報が指示された場合は、当該アドレス情報にしたがってハードディスク10から読み出された画像データが画像処理部11に入力される。また、ファクシミリの受信データをプリントする場合は、モデム18で受信した画像データ(ファクシミリデータ)が画像処理部11に入力され、ネットワーク通信機器から送信された画像データをプリントする場合は、LAN接続部15を介して受信した画像データが画像処理部11に入力される。
続いて、先に入力された画像データを画像処理部11で画像処理した後、プリンタ部4のプリント動作により画像データを可視画像としてシート(用紙等)にプリント出力する(ステップS4,S5)。画像入力部25による画像データの入力と画像処理部11による画像処理は、プリント対象となる全ての画像データをまとめて処理する方式で行ってもよいし、1ページごとに順に処理する方式で行ってもよい。
次に、プリンタ部4で1ページ分(シート1枚分)の画像データのプリントが終了したかどうかを確認する(ステップS6)。プリント終了の確認はジョブ制御部24で行う。そして、1ページ分の画像データのプリント終了を確認したら、これに続いて、先のステップS1で指示受付部23がユーザから受け付けたジョブの指示内容のなかに、後処理の実行指示として中折り処理の指示が含まれているかどうかをジョブ制御部24で確認する(ステップS7)。このとき、中折り処理の指示が含まれていなければ、ジョブ制御部24からの動作命令にしたがって画像形成済みのシートを排出トレイに排出した後(ステップS8)、後述するステップS13に移行する。
これに対して、中折り処理の指示が含まれている場合は、ジョブ制御部24からの動作命令により画像形成済みのシートを後処理部5に搬送する(ステップS9)。このとき、プリンタ部4から後処理部5へと搬送されたシートは、後処理部5に設けられた所定の位置(実際に後処理が行われる位置)に待機(停止)した状態となる。次いで、ジョブ制御部24では、中折り処理に係る処理モードが第1の処理モード(シートを1枚ずつ順に後処理する処理モード)で指示されているかどうかを確認する(ステップS10)。そして、第1の処理モードで指示されていれば、後処理部5で1回の中折り動作を実行することにより、1枚のシートに中折り処理を施す(ステップS11)。これにより、図4(A)に示すように、1回の中折り動作で1枚のシートPだけが中折り処理される。また、中折り処理された1枚のシートは排出トレイに排出される。こうして1枚のシートに中折り処理が施されると、カウンタ制御部27では、カウンタ部26に設けられた第1の後処理カウンタの値をカウントアップ(1だけインクリメント)する(ステップS12)。また、第1の処理モードが指示されていなければ、ステップS11,S12の処理をパスしてステップS13に進む。
続いて、全ページ分の画像データのプリントが終了したかどうかをジョブ制御部24で確認する(ステップS13)。そして、全ページ分の画像データのプリントが終了していなければ、上記ステップS5に戻って上記同様の処理を繰り返す。また、全ページ分の画像データのプリント終了を確認した場合は、ジョブ制御部24において、中折り処理に係る処理モードが第2の処理モード(シートを複数枚まとめて同時に後処理する処理モード)で指示されているかどうかを確認する(ステップS14)。そして、第2の処理モードで指示されていれば、後処理部5で1回の中折り動作を実行することにより、それまでに後処理部5に搬送された複数枚のシートに中折り処理を施す(ステップS15)。これにより、図4(B)に示すように、1回の中折り動作で複数枚のシートPがまとめて同時に中折り処理される。また、中折り処理された複数枚のシートは排出トレイに排出される。こうして複数枚のシートに中折り処理が施されると、カウンタ制御部27では、カウンタ部26に設けられた第2の後処理カウンタの値をカウントアップする(ステップS16)。以上で一連の処理が終了となる。また、第2の処理モードが指示されていなければ、ステップS15,S16の処理をパスしてそのまま一連の処理を終える。
以上の処理によりカウンタ部26でカウントされた中折り処理回数のカウント結果は、必要に応じて(例えば、ユーザからの出力指示などに応じて)出力部28で出力される。カウント結果の出力形態としては、ユーザインタフェース2の表示部20への表示出力や、プリンタ部4を用いた紙媒体へのプリント出力を採用することができる。
このように本発明の実施形態に係る画像処理装置においては、後処理部5で中折り処理を行う場合に、この中折り処理の処理モードとして、第1の処理モードと第2の処理モードのどちらが指示されているか、つまり後処理部5での中折り処理を第1の処理モードで行うか第2の処理モードで行うかによって、中折り処理の回数を別々のカウンタ(第1の後処理カウンタ、第2の後処理カウンタ)でカウントするものとなっている。これにより、例えば、冊子形成のような製本を目的にユーザが中折り処理の実行と処理モードを指示し、この指示にしたがって複数枚のシートをまとめて同時に中折り処理した場合は、この中折り処理の回数を第2の後処理カウンタでカウントすることにより、中折りを指示したユーザの認識と中折り処理回数のカウント情報を整合させることができる。したがって、中折り処理を必要とする製本サービスを提供し、そのサービス利用明細として中折り処理の回数をユーザに明示する場合でも、これを見たユーザに違和感を与えずに済むようになる。
また、本実施形態の画像処理装置においては、第1の処理モードで中折り処理を行う場合と、第2の処理モードで中折り処理のいずれにおいても、後処理部5で中折り動作を1回行うごとに、それぞれの処理モードに対応するカウンタの値が1ずつ増加(カウントアップ)する構成となっている。そのため、各々のカウンタの値(両カウンタの加算値)に基づいて、中折り動作の繰り返しに伴う中折り機構部品の交換時期を正確に把握することができる。
なお、上記実施形態においては、後処理部5で行われる後処理として折り処理(中折り処理)を例に挙げて説明したが、上述のような後処理回数のカウント方法は、シートを1枚ずつ処理することがレアケースとなる綴じ処理を除く他の後処理、すなわち孔開け処理や裁断処理でも同様に適用可能である。また、綴じ処理については、他の後処理、例えば折り処理や孔開け処理などと組み合わて利用すれば適用可能である。また、複数種の後処理を行う後処理部5を備えるものにも適用可能である。また、本発明に係る画像処理装置は、装置本体の内部に後処理部5を一体に有するものや、装置本体に後処理部5を接続したものに限らず、後処理機能を持たない複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置や、当該画像形成装置の本体部に接続される後処理装置単体であっても適用可能である。
さらに、本発明の応用例として、後処理部5による後処理が第2の処理モードで行われた場合に、1回の後処理動作で後処理したシート枚数に応じて、後処理の回数を別々のカウンタでカウントする構成を採用することも可能である。具体的には、例えば、1回の後処理動作で後処理可能な最大シート枚数(上限)を10枚とすると、後処理動作1回あたりのシート処理枚数を、2〜4枚の範囲と、5〜7枚の範囲と、8〜10枚の範囲に区分し、各々の範囲ごとに専用の後処理カウンタを割り当てておく。そして実際の処理では、第2の処理モードで後処理されるシートの枚数を別途カウンタでカウントし、実際に第2の処理モードで後処理が行われた場合に、そのときのシート枚数カウント値を範囲内に含む後処理カウンタの値をカウントアップする。
このように後処理動作1回あたりのシート処理枚数に応じて、後処理の回数を別々のカウンタでカウントすることにより、例えば、当該シート処理枚数でサービス利用料を個別に設定する場合の課金処理に柔軟に対応することができる。
本発明の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の主要な機能部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置を用いた画像処理方法を示すフローチャートである。 第1の処理モードで中折り処理した場合と第2の処理モードで中折り処理した場合の具体的な処理例を示す図である。
符号の説明
1…コントローラ、2…ユーザインタフェース、4…プリンタ部、5…後処理部、6…CPU、7…ROM、8…RAM、9…不揮発性メモリ、10…ハードディスク、11…画像処理部、23…指示受付部、24…ジョブ制御部、25…画像入力部、26…カウンタ部、27…カウンタ制御部、28…出力部

Claims (4)

  1. 画像形成されたシートに後処理を施すとともに、前記シートを1枚ずつ順に後処理する第1の処理モードと、前記シートを複数枚まとめて同時に後処理する第2の処理モードとを有する後処理手段と、
    前記後処理手段による後処理の回数をカウントする複数のカウンタを有するカウント手段とを備え、
    前記後処理手段による後処理が前記第1の処理モードで行われた場合は、前記カウント手段に設けられた第1のカウンタで後処理の回数をカウントし、前記後処理手段による後処理が前記第2の処理モードで行われた場合は、前記カウント手段に設けられた第2のカウンタで後処理の回数をカウントする
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像形成されたシートに後処理を施すとともに、前記シートを1枚ずつ順に後処理する第1の処理モードと、前記シートを複数枚まとめて同時に後処理する第2の処理モードとを有する後処理手段で行われる後処理の回数をカウントする複数のカウンタを有するカウント手段を備え、
    前記後処理手段による後処理が前記第1の処理モードで行われた場合は、前記カウント手段に設けられた第1のカウンタで後処理の回数をカウントし、前記後処理手段による後処理が前記第2の処理モードで行われた場合は、前記カウント手段に設けられた第2のカウンタで後処理の回数をカウントする
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記後処理手段による後処理が前記第2の処理モードで行われた場合に、1回の後処理動作で後処理したシート枚数に応じて、後処理の回数を別々のカウンタでカウントする
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記後処理は、折り処理、孔開け処理、裁断処理のうちの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。

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