JP2006133459A - トナー補給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、簡易な構成でトナーの補給を行うことができ且つトナーの収納量を多くできるトナー補給装置を得ることである。
【解決手段】 本発明のトナー補給装置1は、トナーの収納容器3と、収納容器3を固定したトレイ5と、トレイ5を収容する収容部7と、トレイ5を揺動する揺動手段9とを備え、収納容器3には容器内のトナーを現像容器に排出させるトナー排出口29を形成しており、揺動手段9の揺動動作によりトレイ5を揺動させて容器内のトナーをトナー排出口29から排出している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタ、ファックス、複写機等の画像形成装置に用いられるトナー補給装置に関するものである。
特許文献1には、収納容器内に収納されたトナーを搬送パドルの回転動作によりトナー排出口まで搬送させて、トナー排出口から現像容器内にトナーを補給する技術が開示されている。
特開平8−220862号公報
しかし、特許文献1に記載の従来技術は、搬送パドルの回転動作によってトナーをトナー排出口まで搬送しているので、搬送パドルを回転駆動させる駆動機構が別途必要になり、構成が複雑化すると共に、搬送パドルを収納容器内に設けてあるので、搬送パドルの分だけトナーの収容スペースが小さくなるという問題がある。
本発明は、簡易な構成でトナーの補給を行うことができ且つトナーの収納量を多くできるトナー補給装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、トナーの収納容器と、収納容器を固定したトレイと、トレイを収容する収容部と、トレイを揺動する揺動手段とを備え、収納容器には容器内のトナーを現像容器に排出させるトナー排出口を形成しており、揺動手段の揺動動作によりトレイを揺動させて容器内のトナーをトナー排出口から排出していることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、揺動手段は、ばねとトレイ端部に当接するカムとからなり、ばねはトレイをカム側に付勢しており、カムの回転によりばねが伸縮してトレイが揺動することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、カムは始点から終点に向って軸からの径が次第に大きくなっており、始点と終点とは同一半径上に位置しており、カムの回転によりトレイがばねの付勢力に抗して移動すると共に終点位置でトレイ端部とカムとの当接が外れてばねの付勢力により元の位置にトレイが戻されることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、トレイは収容部に進退自在に備えており、収納容器はトレイを収納部から引き出してトレイに固定可能としていることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、トレイはトナー排出口側端部からトレイの挿入口に向かって次第に開口幅が広くなっていることを特徴とする。 請求項6に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、収納容器はトレイに収納容器を収納可能及び取出可能な取手を備えてあることを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、取手は係合部を備え、トレイは取手側の係合部に係合する被係合部を備え、収納容器をトレイ内に押し込んで取手側の係合部が被係合部に係合して収納容器がトレイに固定可能になっていることを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、請求項6又は7に記載の発明において、取手は取手側の係合部とトレイの被係合部とを係合又は解除する押圧操作部を備え、押圧操作部を一方向から押すと取手側の係合部とトレイの被係合部との係合が外れ、押圧操作部の押し動作を戻すと取手側の係合部とトレイの被係合部とが係合することを特徴とする。
請求項9に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、収納容器はトナーを収納した容器本体と、容器本体の下面に固定した硬質板とを備え、容器本体は係合部を備え、硬質板は本体の係合部に係合する被係合部を備え、本体の係合部を被係合部に係合して容器本体と硬質板とが固定されていることを特徴とする。
請求項10に記載された発明は、請求項9に記載の発明において、本体の係合部はトレイの挿入側端部及びトナー排出口側端部にそれぞれ設けており、トレイの挿入側端部の係合部及びトナー排出口側端部の係合部のうち何れか一方の係合部にトナーの排出口が形成されていることを特徴とする。
請求項11に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、収納容器にはトナー排出口を開閉するシャッタが設けられており、シャッタの両側部には係止溝がそれぞれ形成されており、トレイには係止溝に係止する係止ピンが設けられており、収納容器をトレイにセットする際には収納容器をトレイ内に挿入すると係止ピンが係止溝に係止し、係止した後更に収納容器の押し込みによりシャッタが開き、収納容器をトレイから取り外す際には収納容器をトレイから引き出すと係止ピンが係止溝に係止しつつシャッタが閉まると共に係止溝から係止ピンが外れて収納容器をトレイから取り外し可能になることを特徴とする。
本発明によれば、揺動手段の揺動動作によりトレイを揺動させて収納容器内のトナーをトナー排出口に搬送しているので、従来技術のように収納容器内にトナーをトナー排出口に搬送する搬送スクリューを設ける必要がなく、構成が簡単になる。また、搬送スクリューを設けないので、その分スペースを多く取ることができ、トナーを多く収納することができる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るトナー補給装置を示す図であり、ばねの付勢力に抗してトレイがトレイの挿入口側に移動した状態を示す断面図、図2は本発明の実施の形態に係るトナー補給装置を示す図であり、ばねの付勢力によりトレイが戻った状態を示す断面図、図3は本発明の実施の形態に係るトナー補給装置の全体斜視図、図4は図3に示すトナー補給装置の一部を抜き出して示す斜視図、図5はトレイの平面図、図6はトナーの収納容器の分解斜視図、図7は収納容器本体の裏側から見た平面図であり、シャッタが開いた状態を示す図、図8は収納容器本体の裏側から見た平面図であり、シャッタが閉じた状態を示す図、図9は収納容器の硬質板を表側から見た平面図、図10は収納容器の硬質板を裏側から見た平面図である。
本実施の形態に係るトナー補給装置1はカラー複写機等の画像形成装置100内に設けられるものであり、トナーの収納容器3と、収納容器3を固定したトレイ5と、トレイ5を収容する収容部7と、トレイ5をトナーの搬送方向に揺動する揺動手段9とを備えている。トレイ5は収容部7の支持台8とトレイ5との間に設けられたコロ16によってトナー搬送方向に移動自在になっている。収納容器3の一方の端部には容器内のトナーを現像容器に排出させるトナー排出口29を形成しており、揺動手段9の揺動動作によりトレイ5をトナーの搬送方向に揺動させて容器内のトナーをトナー排出口29に搬送するようになっている。
揺動手段9は、収容部7の支持台8とトレイ5との間に設けられたばね10と、トレイ端部5aに当接するカム12とからなり、ばね10はトレイ5をカム側に付勢しており、カム12の回転によりばね10が伸縮してトレイ5がトナー搬送方向に揺動するようになっている。
カム12は始点12bから終点12cに向かって軸12aからの径が次第に大きくなっており、始点12bと終点12cとは同一半径上に位置しており、カム12の回転によりトレイ5がばね10の付勢力に抗して移動すると共に終点位置でトレイ端部5aとカム12との当接が開放されてばね10の付勢力により元の位置にトレイ5が戻されるようになっている。
図3に示すように、トレイ5は上部及び前端部が開口した箱型であり、収容部7に進退自在に備えている。また収納容器3はトレイ5を収容部7から引き出した状態で、トレイ5に固定できるようになっている。
図5に示すように、トレイ5はトナー排出口側端部からトレイの挿入口に向かって次第に開口幅が広くなっており(P<Q)、収納容器3をトレイ5にセットする際に、収納容器3をトレイ5の挿入口から入れ易くなっている。また、収納容器3を挿入した際には、トレイ5の奥側位置でトレイ5と収納容器3との間に隙間が生じず、収納容器3がトレイ5に対してぐらつかないようになっている。
トレイ5の挿入口側端部及びトナー排出口側端部には後述する収納容器3の係合部が係合する被係合部13、15がそれぞれ設けられており、収納容器3がトレイ5内にスライド移動して、トレイ5のトナー排出口側端部の位置で収納容器3の係合部がトレイ5の被係合部に係合して収納容器3がセットされるようになっている。尚、トレイ5を収容部7内にセットした状態において、トレイ5の挿入口側端面5dと収容部7の前端面7aとが面一になるよう設けられており、不要な段差が生じず見栄えが良いと共に、トレイ5のセット位置が目で確認できるようになっている。
トレイ5の底面両端には係止ピン45と係止ピン45をトレイ5の幅方向に移動自在に案内する案内孔44がそれぞれ設けられており、各係止ピン45はスプリング46の両端に固定されており、各係止ピン45はスプリング46の付勢により案内孔44内をトレイ5の幅方向に自在に移動できるようになっている。
収納容器3はトナーを収納した容器本体21と、容器本体21の下面に固定した硬質板23とを備えており、収納容器3にはトレイ5に収納容器3を収納及び取り出し可能な取手24を備えてある。容器本体21は塩化ビニル製の透明材であり、容器本体21内にトナーを充填した際には容器本体21は略角柱形状に膨らむようになっており、容器本体21内にトナーが無い場合には、容器本体21はコンパクトに折り畳めるようになっている。
容器本体21の裏面には硬質板23に容器本体21を固定する本体の係合部25、27が設けられており、本体の係合部25、27はトレイ5の挿入側端部及びトナー排出口側端部にそれぞれ備えている。また、容器本体21のトナー排出口側端部に設けた本体の係合部27にはトナーの排出口29と、トナー排出口29を開閉するシャッタ32が設けられている。
シャッタ32の両側部には係止溝33がそれぞれ形成されており、トレイ5に設けられた係止ピン45が係止溝33に係止することで、収納容器3のスライド移動によってシャッタ32が開閉するようになっている。また、硬質板23の裏面には、係止ピン45が案内されるガイド溝47が形成されており、ガイド溝47は硬質板23のトナー排出口側端部から斜め外側に形成された入り口部49と、入り口部49から略くの字状に内側に折れ曲がった屈曲部51と、屈曲部51に連続し且つトナー搬送方向に沿って形成された直線部53とからなり、屈曲部51の位置で係止ピン45がスライド移動して係止溝33にスムーズに係止または係止が外れるようになっている。
硬質板23の表面には容器本体21の係合部25、27に係合する被係合部30、31を備え、本体の係合部25、27を被係合部30、31に係合して容器本体21と硬質板23とを固定するようになっている。
硬質板23の排出口側端部に設けた被係合部30にはトナーの排出口29と、トナー排出口29を開閉する開閉部材35と、開閉部材35の開閉を調節するスプリング37とが設けられている。開閉部材35は収納容器3のスライド移動によって自動的に開閉するようになっている。すなわち、収納容器3をトレイ5にセットしていないときには、スプリング37が伸びて開閉部材35はトナーの排出口29を閉じた状態にあり、収納容器3をトレイ5内に挿入すると、トレイ5に設けられた係止ピン45が開閉部材35のピン当接部39に突き当り、収納容器3をそのまま押し込むことで開閉部材35が開き、その状態で収納容器3がトレイ5にセットされるようになっている。
取手24の裏面には係合部41が設けられており、収納容器3をトレイ5内に押し込むと、取手側の係合部41がトレイ側の被係合部15に係合して、収納容器3がトレイ5に固定できるようになっている。また、取手24の表面には押圧操作部43を備えており、押圧操作部43を押すと、取手側の係合部41が押し下げられて、取手側の係合部41とトレイ側の被係合部15との係合が解除されるようになっている。
次に、本実施の形態にかかる作用及び効果を説明する。トナー交換を行う場合、本体前面にあるカバーを外した後、収納容器3に設けられた取手24を手前側に引いてトレイ5を収容部7から引き出す。そして、取手24の押圧操作部43を押して収納容器3とトレイ5との係合を解除し、収納容器3を手前側に引くことで、収納容器3をトレイ5から取り出す。取り出した収納容器3は、容器本体21を硬質板23から取り外して、空の容器本体21は廃棄処分にすると共に、トナーが充填された容器本体21を硬質板23に取り付ける。新しい収納容器3はトレイ5の挿入口側から差し込んで、奥側までスライドにより挿入する。トレイ奥側のセット位置まで収納容器3が移動すると、収納容器3の取手側の係合部41がトレイ側の被係合部15に係合して、収納容器3がトレイ5に自動的に固定される。収納容器3をトレイ5にセットし、トレイ5を収容部7に押し込むことで、トレイの交換作業が完了する。
本実施の形態では、収納容器3をトレイ5を引き出してから固定できるので、トレイ5の位置を確認しつつ固定動作を行うことができ、収納容器3をスムーズにトレイ5に固定したり取り外したりできる。
収納容器3は取手24を備えてあるので、取手24を持ちながら収納容器3を出し入れできるので、収納容器3の出し入れを容易に行うことができる。また、収納容器3をトレイ5内に押し込むだけで、収納容器3がトレイ5に固定されるので、収納容器3をトレイ5に固定するための固定レバーを別途必要とせず、固定動作が簡易であると共に、収納容器3が完全にトレイ5内にセットされずに取手24が出張っている場合でも、画像形成装置100の前面カバーを閉めることで前面カバーの背面で取手24が押し込まれて、収納容器3をトレイ5にセットできる。
押圧操作部43を押圧することで、収納容器3とトレイ5との係合が解除されるので、押圧操作部43を押しつつ収納容器3を引くだけで、収納容器3をトレイ5内から取り出すことができ、取り出し動作が簡単である。
容器本体21と硬質板23とが係合により固定されているので、容器本体21内のトナーが無くなった場合には容器本体21のみを廃棄すれば良く、廃棄するゴミの量を減らすことができる。
容器本体21の入口側端部及びトナー排出口側端部にそれぞれ係合部25、27を備えているので、容器本体21がトナー搬送方向に長い形状であっても、容器本体21と硬質板23とをしっかりと固定できる。また、容器本体21のトナー排出口側端部にトナー排出口29を設けてあるので、部品点数を削減することができる。
次に収納容器3のシャッタ32及び開閉部材35の開閉動作について説明する。収納容器3をトレイ5にセットする前の状態では、収納容器3のシャッタ32及び開閉部材35は閉じており、収納容器3内のトナーが外に漏れないようになっている。そして、収納容器3をトレイ5内に挿入すると、開閉部材35のピン当接部39がトレイ5内に設けられた係止ピン45に突き当たり、突き当たった後、更に収納容器3を押し込むことで、開閉部材35が開いてトナー排出口29が開く。一方、容器本体21のシャッタ32は、収納容器3をトレイ5内に挿入すると、図10に一点鎖線で抜き出して示すように、硬質板23の屈曲部51の位置で、係止ピン45が内側に移動(図中45aから45b)してシャッタ32の係止溝33に係止する。そして、更に収納容器3が押し込まれると、係止ピン45が直線部53に案内されてシャッタ32が開いてトナーの排出口29が開く。
収納容器3をトレイ5から取り出す場合、収納容器3をトレイ5内から引き出すと、スプリング37の付勢力により開閉部材35が閉じ方向に移動して、トナーの排出口が閉じる。また、容器本体21のシャッタ32は、収納容器3をトレイ5から引き出すと、係止溝33が係止ピン45に係止した状態で移動してシャッタ32を閉じ方向に移動させると共に、図10に一点鎖線で抜き出して示すように屈曲部51の位置でトナーの排出口が完全に閉じられると共に係止ピン45が外側に移動(図中45bから45a)して係止溝33からの係止が外れる。
このように、収納容器3をトレイ3にセットするだけで、トナー排出口が開くので、例えばトナー排出口に接着したシールを剥がしたりする必要がなく、トナーの交換作業が容易であると共に、シールを剥がす際にトナーが飛散して服等を汚したりすることを防止できる。また、収納容器3をトレイ3から引き出すだけで、トナー排出口29が閉じるので、収納容器3内にトナーが残っている場合に、トナーの交換時や廃棄時にトナーが飛散して服等を汚したりすることを防止できる。更に、トナー排出口29は容器本体21のシャッタ32と硬質板23の開閉部材35との二重の部材で閉じられるので、トナー漏れを更に防止できる。
次にトレイ5の揺動動作について説明する。図2に示すようにカムが図中矢印A方向に回転すると、ばね10の付勢力に抗してトレイ5が矢印B方向に移動する。そして、図1に示すようにトレイ端部5aがカム12の終点に位置したときに、トレイ端部5aとカム12との当接が開放されてばね10の付勢力により矢印C方向に瞬時に移動する。矢印C方向に移動したトレイ5は支持台8に突き当たって急停止すると共に、収納容器3内のトナーは慣性力によって矢印C方向に移動し、トナー排出口29から現像容器内にトナー補給される。
トレイ5をトナーの搬送方向に揺動させて、収納容器3内のトナーをトナー排出口29に移動させているので、従来技術のように収納容器3内に容器内のトナーを排出口に搬送する搬送スクリューを設ける必要がなく、構成が簡単になる。また、搬送スクリューを設けないので、その分スペースを多く取ることができ、トナーをその分だけ多く収容することができる。
ばね10の付勢力によってトレイ5に急激な加速度が生じると共に支持台8に突き当たってトレイ5が急停止するので、収納容器3内のトナーをトナー排出口29にスムーズに移動させることができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。画像形成装置は上述したようなカラー複写機に限らず、モノクロ複写機やプリンタ、FAXなどであっても良い。
本発明の実施の形態に係るトナー補給装置を示す図であり、ばねの付勢力に抗してトレイが挿入口側に移動した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るトナー補給装置を示す図であり、ばねの付勢力によりトレイが戻った状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るトナー補給装置の全体斜視図である。 図3に示すトナー補給装置の一部を抜き出して示す斜視図である。 トレイの平面図である。 トナーの収納容器の分解斜視図である。 収納容器本体の裏側から見た平面図であり、シャッタが開いた状態を示す図である。 収納容器本体の裏側から見た平面図であり、シャッタが閉じた状態を示す図である。 収納容器の硬質板を表側から見た平面図である。 収納容器の硬質板を裏側から見た平面図である。
符号の説明
1 トナー補給装置
3 収納容器
5 トレイ
7 収容部
9 揺動手段
10 ばね
12 カム
13、15 被係合部
21 容器本体
23 硬質板
24 取手
25、27 本体の係合部
29 トナー排出口
30、31 被係合部
32 シャッタ
43 押圧操作部
45 係止ピン


Claims (11)

  1. トナーの収納容器と、収納容器を固定したトレイと、トレイを収容する収容部と、トレイを揺動する揺動手段とを備え、収納容器には容器内のトナーを現像容器に排出させるトナー排出口を形成しており、揺動手段の揺動動作によりトレイを揺動させて容器内のトナーをトナー排出口から排出していることを特徴とするトナー補給装置。
  2. 揺動手段は、ばねとトレイ端部に当接するカムとからなり、ばねはトレイをカム側に付勢しており、カムの回転によりばねが伸縮してトレイが揺動することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. カムは始点から終点に向って軸からの径が次第に大きくなっており、始点と終点とは同一半径上に位置しており、カムの回転によりトレイがばねの付勢力に抗して移動すると共に終点位置でトレイ端部とカムとの当接が外れてばねの付勢力により元の位置にトレイが戻されることを特徴とする請求項2に記載のトナー補給装置。
  4. トレイは収容部に進退自在に備えており、収納容器はトレイを収納部から引き出してトレイに固定可能としていることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  5. トレイはトナー排出口側端部からトレイの挿入口に向かって次第に開口幅が広くなっていることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  6. 収納容器はトレイに収納容器を収納可能及び取出可能な取手を備えてあることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  7. 取手は係合部を備え、トレイは取手側の係合部に係合する被係合部を備え、収納容器をトレイ内に押し込んで取手側の係合部が被係合部に係合して収納容器がトレイに固定可能になっていることを特徴とする請求項6に記載のトナー補給装置。
  8. 取手は取手側の係合部とトレイの被係合部とを係合又は解除する押圧操作部を備え、押圧操作部を一方向から押すと取手側の係合部とトレイの被係合部との係合が外れ、押圧操作部の押し動作を戻すと取手側の係合部とトレイの被係合部とが係合することを特徴とする請求項6又は7に記載のトナー補給装置。
  9. 収納容器はトナーを収納した容器本体と、容器本体の下面に固定した硬質板とを備え、容器本体は係合部を備え、硬質板は本体の係合部に係合する被係合部を備え、本体の係合部を被係合部に係合して容器本体と硬質板とが固定されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  10. 本体の係合部はトレイの挿入側端部及びトナー排出口側端部にそれぞれ設けており、トレイの挿入側端部の係合部及びトナー排出口側端部の係合部のうち何れか一方の係合部にトナーの排出口が形成されていることを特徴とする請求項9に記載のトナー補給装置。
  11. 収納容器にはトナー排出口を開閉するシャッタが設けられており、シャッタの両側部には係止溝がそれぞれ形成されており、トレイには係止溝に係止する係止ピンが設けられており、収納容器をトレイにセットする際には収納容器をトレイ内に挿入すると係止ピンが係止溝に係止し、係止した後更に収納容器の押し込みによりシャッタが開き、収納容器をトレイから取り外す際には収納容器をトレイから引き出すと係止ピンが係止溝に係止しつつシャッタが閉まると共に係止溝から係止ピンが外れて収納容器をトレイから取り外し可能になることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
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