JP2006132833A - 換気装置と換気システムと住宅構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 室内のコーナに取り付けられ、しかも装置本体の側面が見えることのない換気装置と、この換気装置を備えた換気システムを提供する。
【解決手段】 本体11を室内のコーナに取り付ける換気装置であって、前記コーナの一方の壁2Aに取り付ける第1取付壁部12と、そのコーナの他方の壁2Bに取り付ける第2取付壁部13とを本体11に設け、コーナと反対側の第1取付壁部12の端部と、コーナと反対側の第2取付壁部13の端部とを結ぶ面にフロントパネル14を設けた。
【選択図】 図2
【解決手段】 本体11を室内のコーナに取り付ける換気装置であって、前記コーナの一方の壁2Aに取り付ける第1取付壁部12と、そのコーナの他方の壁2Bに取り付ける第2取付壁部13とを本体11に設け、コーナと反対側の第1取付壁部12の端部と、コーナと反対側の第2取付壁部13の端部とを結ぶ面にフロントパネル14を設けた。
【選択図】 図2
Description
この発明は、装置本体を室内のコーナに取り付ける換気装置と、この換気装置を備えている換気システムと、その換気装置または換気システムを備えた住宅構造とに関する。
従来から、換気ファンを装置本体に内蔵した換気装置が知られている(特許文献1参照)。
かかる換気装置は、装置本体内に設けた換気ファンを有し、この換気ファンの回転によって壁に設けた換気穴から外気を吸い込むとともに、装置本体の吸込口から室内の空気を吸い込み、この吸い込んだ外気と室内の空気とが混合されて吹出口から室内へ吹き出すようになっている。
特開2000−274758号公報
ところで、このような換気装置は、室内のコーナに取り付けられる構成になっておらず、また、左右方向に対して壁の中間位置に取り付けるため、装置本体の側面が見えてしまい、見栄えが悪いという問題があった。
この発明の目的は、室内のコーナに取り付けられ、しかも装置本体の側面が見えることのない換気装置と、この換気装置を備えた換気システムと、その換気装置または換気システムを備えた住宅構造とを提供することにある。
請求項1の発明は、本体を室内のコーナに取り付ける換気装置であって、
前記コーナの一方の壁に取り付ける第1取付壁部と、そのコーナの他方の壁に取り付ける第2取付壁部とを前記本体に設け、
コーナと反対側の第1取付壁部の端部と、コーナと反対側の第2取付壁部の端部とを結ぶ面にフロントパネルを設けたことを特徴とする。
前記コーナの一方の壁に取り付ける第1取付壁部と、そのコーナの他方の壁に取り付ける第2取付壁部とを前記本体に設け、
コーナと反対側の第1取付壁部の端部と、コーナと反対側の第2取付壁部の端部とを結ぶ面にフロントパネルを設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記一方の壁に形成された給気口に連通する第1導入穴を第1取付壁部に設け、
前記第2取付壁部に第2導入穴を設け、
換気ファンによって前記給気口および第1導入穴を介して本体内に吸い込まれる外気を清浄するフィルタを前記本体に着脱可能に取り付け、
第2導入穴を塞ぐ閉塞板を前記本体に着脱可能に取り付け、
前記フィルタと閉塞板とを入れ換えて取り付けられるようにしたことを特徴とする。
前記第2取付壁部に第2導入穴を設け、
換気ファンによって前記給気口および第1導入穴を介して本体内に吸い込まれる外気を清浄するフィルタを前記本体に着脱可能に取り付け、
第2導入穴を塞ぐ閉塞板を前記本体に着脱可能に取り付け、
前記フィルタと閉塞板とを入れ換えて取り付けられるようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記一方の壁に形成された給気口および第1取付壁部に設けた第1導入穴を介して前記本体内へ吸い込んだ外気と、本体に設けた吸込口から吸い込んだ室内の空気とを混合して前記フロントパネルの吹出口を介して室内へ給気することを特徴とする。
請求項4の発明は、前記一方の壁に設けた給気口を介して本体内へ換気ファンによって吸い込んだ外気と、前記本体に設けた吸込口から別な換気ファンによって吸い込んだ室内の空気とが交差する位置に熱交換素子を配置し、
前記外気を熱交換素子を通した後にフロントパネルの吹出口から室内へ給気し、
前記室内の空気を熱交換素子を通した後に、他方の壁に設けた排気口から室外へ排気することを特徴とする。
前記外気を熱交換素子を通した後にフロントパネルの吹出口から室内へ給気し、
前記室内の空気を熱交換素子を通した後に、他方の壁に設けた排気口から室外へ排気することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の換気装置を備え、所定の換気量を満たすように連続的または断続的に常時換気を行う換気システムであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の換気装置または請求項5に記載の換気システムを備えた住宅構造であることを特徴とする。
この発明によれば、コーナの一方の壁に取り付ける第1取付壁と、そのコーナの他方の壁に取り付ける第2取付壁とを装置本体に設け、コーナと反対側の第1取付壁の端部と、コーナと反対側の第2取付壁の端部とを結ぶ面にフロントパネルを設けたものであるから、室内のコーナに取り付けられることができ、しかも装置本体の側面が見えてしまうこともない。
以下、この発明に係わる換気装置と換気システムと住宅構造の実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1はこの発明に係わる換気システム1を備えた住宅構造を示す。この換気システム1は、和室2のコーナに設けた換気装置10と、リビング3のコーナに設けた換気装置30と、キッチン4に設けたレンジフードファン40と、洗面所5に設けた換気ファン50と、浴室6に設けた換気ファン51と、トイレ7に設けた換気ファン52等とを備えている。
[換気装置10]
換気装置10は、図2および図3に示すように、平面視がほぼ扇状を呈した筺体(本体)11と、この筺体11内に設けた遠心ファン20およびフィルタ21と、遠心ファン20を回転させるモータM等とを備えている。モータMは図示しないコントローラによって回転数が制御されるようになっている。
図1はこの発明に係わる換気システム1を備えた住宅構造を示す。この換気システム1は、和室2のコーナに設けた換気装置10と、リビング3のコーナに設けた換気装置30と、キッチン4に設けたレンジフードファン40と、洗面所5に設けた換気ファン50と、浴室6に設けた換気ファン51と、トイレ7に設けた換気ファン52等とを備えている。
[換気装置10]
換気装置10は、図2および図3に示すように、平面視がほぼ扇状を呈した筺体(本体)11と、この筺体11内に設けた遠心ファン20およびフィルタ21と、遠心ファン20を回転させるモータM等とを備えている。モータMは図示しないコントローラによって回転数が制御されるようになっている。
筺体11は、和室2の一方の壁2Aに取り付ける第1取付壁部12と、他方の壁2Bに取り付ける第2取付壁部13と、コーナと反対側の第1取付壁部12の端部とコーナと反対側の第2取付壁部13の端部とを結ぶほぼ円弧状のフロントパネル14とを有している。
第1取付壁部12には開口(第1導入穴)12Aが形成され、この開口12Aにダクトジョイント15が取り付けられている。ダクトジョイント15は和室2の壁2Aに設けた給気口2a内に挿入され、シール部材16によって連通管部15の外周面と給気口2aの内周面との間がシールされている。そして、給気口2aはダクトジョイント15を介して筺体11内に連通している。ここでは、第1取付壁部12の開口12Aにダクトジョイント15を取り付けているが、その開口12Aを壁2Aの給気口2aに直接連通させてもよい。
ダクトジョイント15と遠心ファン20との間にはフィルタ21が配設され、フィルタ21の一端には蓋部材22が設けられており、この蓋部材22がフロントパネル14に設けた開口14Aを閉塞している。そして、蓋部材22とともにフィルタ21が開口14Aから取り外せるようになっている。
第2取付壁部13には開口(第2導入穴)13Aが形成され、この開口13Aと筺体11内は閉塞板24によって仕切られており、開口13Aと筺体11内は非連通状態となっている。すなわち、開口13Aが閉塞板24によって閉塞されたのと同じ状態となっている。
閉塞板24の一端には蓋部材25が設けられており、この蓋部材25がフロントパネル14に設けた開口14Bを閉塞している。そして、蓋部材25とともに閉塞板24が開口14Bから取り外せるようになっており、この閉塞板24とフィルタ21とを入れ換えて開口14A,14Bにそれぞれ装着できるようになっている。
すなわち、壁2Bに給気口2bが形成され、壁2Aに給気口2aが形成されていない場合、フロントパネル14の開口14Bにフィルタ21を挿入して装着し、フロントパネル14の開口14Aに閉塞板24を挿入して装着する。この場合、連通管部15を第2取付壁部13の開口13Aに取り付ける。
このように、壁2A,2Bのどちらに給気口2a,2bが形成されていても対処することができる。
遠心ファン20は、図4の(A)に示すように、筺体11内に設けたファンケース26内に回転自在に配置され、ファンケース26の上面に吸込開口26Aが形成されている。そして、遠心ファン20の回転により、吸込開口26Aから吸い込んだ空気をフロントパネル14の吹出口17から吹き出されるようになっている。
また、筺体11の上壁部の中央部には吸込口18が形成され、この吸込口18に設けた支持部材19にモータMが支持されている。また、吸込口18にはフィルタFが装着されている。
そして、遠心ファン20が回転すると、和室2の空気が図4の矢印P1で示すように筺体11の吸込口18からフィルタFを介して吸い込まれ、さらにファンケース26の吸込開口26Aへ吸い込まれていく。また、外気が矢印P2で示すように給気口2aおよび連通管部15を通ってフィルタ21を介して筺体11内に吸い込まれ、さらにファンケース26の吸込開口26Aへ吸い込まれていく。そして、遠心ファン20により外気と室内の空気とが混合されてフロントパネル14の吹出口17から吹き出して和室2へ給気されていく。
このように、外気と室内の空気とが混合されるので、フロントパネル14に結露が生じてしまうことがない。また、部屋のコーナに取り付けるようにしたので、部屋のデッドスペースを有効利用することができ、しかも、筺体11の第1,第2取付壁部12,13を和室2の壁2A,2Bに取り付け、第1取付壁部12の端部と第2取付壁部13の端部とを円弧状のフロントパネル14で接続したものであるから、筺体11すなわち装置本体の側面が見えなくなり、換気装置10の見栄えの向上を図ることができる。
図1に示す換気装置30は、換気装置10と同じ構成であり、換気装置30のモータM(図示せず)も図示しないコントローラによって回転数が制御されるようになっている。
レンジフードファン40および換気ファン50〜52は、図示しない排気ファンと、この排気ファンを回転させる図示しないモータ等とから構成されている。
[動 作]
次に、換気システム1の動作について説明する。
[動 作]
次に、換気システム1の動作について説明する。
換気装置10,30の動作により、外気が和室2およびリビング3に給気され、換気ファン50〜52により洗面所5,浴室6,トイレ7の空気が外へ排気されていく。
洗面所5や浴室6やトイレ7は、ドアに設けたガラリやアンダカットを介して和室2やリビング3等の各部屋に連通しているので、これら部屋2,3等の空気の排気も行われる。また、和室2やリビング3に給気された外気は、ドアに設けたガラリやアンダカットを介して洗面所5や浴室6やトイレ7にも給気されていく。
そして、換気ファン50〜52による排気量と、換気装置10,30による給気量とが等しくなるように換気ファン50〜52のモータ(図示せず)や換気装置10,30のモータM,Mの回転数が設定されているので、通常の常時換気を行っている場合には、排気量と給気量との比率が一定となるようにバランスがとれており、各部屋2〜5や浴室6やトイレ7等は負圧になってしまうことがない。
そして、レンジフードファン40が運転されると、キッチン4の空気が排気されて、レンジフードファン40による排気量と換気ファン50〜52による排気量との総排気量が換気装置10,30による給気量よりも多くなってしまうので、換気装置10,30のモータM,Mの回転数を図示しないコントローラにより上昇させ、換気装置10,30による給気量が増加されて、総排気量と給気量との比率が一定にされるようにして、建物内が負圧となることによって戸が開きづらくなったりすることを防止するようにしてもよい。
第1実施例の換気システム1は、連続的または断続的に換気を行う常時換気を行っており、住宅全体で換気が必要なエリアの容積の所定(規定)換気量を満たすようになっている。所定換気量とは、換気回数として例えば0.5回/時間となっている。ただし、この換気回数は冬期等においては、例えば0.3回/時間の低風量となるようにスイッチ等の選択手段を設けて切り換えられるようにしてもよい。この所定(規定)換気量とは、給気量と排気量のうち少なくとも何れかが満たすようになっていればよい。
この第1実施例の換気システム1によれば、所定換気回数を常時満たしつつ、住宅内が負圧になってしまうのを防止することができる。
図4の(B)は、他の例の換気装置10を示したものであり、この他の例の換気装置10は、傾斜部315Aを有するダクトジョイント315を設けることにより、給気口2a付近での外気と室内との間の温度差によって生じる結露を屋外へ排出するようにしたものであり、結露が室内側へ進入してしまうのを防止するようにしたものである。
[第2実施例]
図5は第2実施例の換気装置100を示す。この換気装置100は、筺体111と、この筺体111内に設けた遠心ファン120,121と、外気と室内の空気とが直交する位置に配置された熱交換素子130と、遠心ファン120,121を回転させる図示しないモータなどとを備えている。
[第2実施例]
図5は第2実施例の換気装置100を示す。この換気装置100は、筺体111と、この筺体111内に設けた遠心ファン120,121と、外気と室内の空気とが直交する位置に配置された熱交換素子130と、遠心ファン120,121を回転させる図示しないモータなどとを備えている。
筺体111の第1取付壁部112には、壁102Aの給気口102aに接続される接続口112Aが形成され、第2取付壁部113には、壁102Bの排気口102bに接続される接続口113Aが形成されている。また、フロントパネル114には、吹出口114Aと吸込口114Bとが形成されている。
そして、遠心ファン120が配置された外気吸込室141が接続口112Aを介して給気口102aに連通している。また、遠心ファン121が配置された内気吸込室142と外気吸込室141とが仕切壁131によって仕切られており、吹出口114Aを介して室内102と連通した吹出室143と内気吸込室142とが仕切壁132によって仕切られている。
また、吹出室143と排気室144とが仕切壁133によって仕切られており、排気室144と外気吸込室141とが仕切壁134によって仕切られている。
遠心ファン121が回転すると、壁102Aの給気口102aおよび接続口112Aを介して外気が外気吸込室141へ吸い込まれていき、さらに熱交換素子130を通って吹出室143へ送風され、そして吹出口114Aから吹き出して室内102へ給気されていく。
他方、遠心ファン121の回転により、室内102の空気が吸込口114Bを介して内気吸込室142へ吸い込まれ、さらに熱交換素子130を通り、ここで外気と熱交換を行って排気室144へ排気され、そして接続口113Aおよび排気口102bを介して外へ排気されていく。
一方、吹出口114Aから吹き出す外気は熱交換素子130によって室内の空気と熱交換を行っているので、外気は暖かくなっており、フロントパネル114に結露が生じてしまうことが防止される。
また、給気口102aと排気口102bとが別の壁に設置され、離れているので排気口102bから排気された空気が給気口102aへ吸い込まれてしまうショートサーキット現象を防ぐことができる。
この換気装置100によれば、室内102の空気を排気するので効率よく換気を行うことができる。
また、図1に示す換気装置10,30の替わりに換気装置100を使用して換気システムを構成してもよい。
[第3実施例]
図6は第3実施例の換気装置200を示す。この換気装置200は、壁202A内に設けるとともに給気を行う給気ファン(パイプファン)210と、壁202B内に設けるとともに排気を行う排気ファン(パイプファン)220と、筺体(本体)201内に設けられるとともに外気と室内の空気とが直交する位置に配置された熱交換素子230等とから構成されている。
[第3実施例]
図6は第3実施例の換気装置200を示す。この換気装置200は、壁202A内に設けるとともに給気を行う給気ファン(パイプファン)210と、壁202B内に設けるとともに排気を行う排気ファン(パイプファン)220と、筺体(本体)201内に設けられるとともに外気と室内の空気とが直交する位置に配置された熱交換素子230等とから構成されている。
筺体201は、部屋203の壁202Aに取り付ける第1取付壁部201Aと、他方の壁202Bに取り付ける第2取付壁部201Bと、コーナと反対側の第1取付壁部201Aの端部とコーナと反対側の第2取付壁部201Bの端部とを結ぶほぼ円弧状のフロントパネル204とを有している。また、第1取付壁部201Aには開口205が形成され、第2取付壁部201Bには開口206が形成されている。
給気ファン210は、壁202Aを貫通して設けたパイプ(給気口)211と、このパイプ211内に回転自在に配置したファン212と、パイプ211内に設けられるとともにファン212を回転させるモータM4等とから構成されている。パイプ211は第1取付壁部201Aの開口205およびガイド管213を介して熱交換素子230の一側面に接続されている。
換気ファン220は、壁202Bを貫通して設けたパイプ(排気口)221と、パイプ221内に回転自在に配置したファン222と、パイプ221内に設けられるとともにファン222を回転させるモータM5等とから構成されている。パイプ221は第2取付壁部201Bの開口206を介して筺体201内の排気室207に連通し、排気室207と熱交換素子230の一側面とは非連通状態になっている。
フロントパネル204には吸込口204Aと吹出口204Bとが設けられており、また、筺体201内には吸込室208と給気室209とが形成され、給気室209と排気室207とは仕切壁209Hによって仕切られており、給気室209と吸込室208とは非連通状態に仕切られている。
そして、ファン212が回転すると、外気がパイプ211内に吸い込まれ、この吸い込まれた外気が矢印P5で示すように第1取付壁部201Aの開口205およびガイド管213を介して熱交換素子230を通り、さらに給気室209および吹出口204Bを介して部屋203へ吹き出して給気される。
他方、ファン222が回転すると、矢印P6で示すように部屋203の空気が吸込口204Aを介して吸込室208へ吸い込まれ、さらに熱交換素子230を通って排気室207へ排気され、さらに第2取付壁部201Bの開口206およびパイプ221を通って外へ排気されていく。
この換気装置200によれば、ファン212によって吸い込まれた外気は熱交換素子230によって部屋203の空気と熱交換されて部屋203へ給気されていくので、フロントパネル204には結露は生じない。また、外気の流れる方向と部屋の空気の流れる方向とが直交する位置に熱交換素子230を配置したものであるから、風路損を小さくすることができる。また、パイプ211,221内にファン212,222およびモータM4,M5を設けているので、筺体201である本体を小さくすることができる。
また、給気ファン210と排気ファン220とが別の壁に設置され、離れているので排気ファン220から排気された空気が給気ファン210へ吸い込まれてしまうショートサーキット現象を防止することができる。また、図1に示す換気装置10,30の替わりに換気装置200を使用して換気システムを構成してもよい。
10 換気装置
11 筺体(本体)
12 第1取付壁部
13 第2取付壁部
14 フロントパネル
11 筺体(本体)
12 第1取付壁部
13 第2取付壁部
14 フロントパネル
Claims (6)
- 本体を室内のコーナに取り付ける換気装置であって、
前記コーナの一方の壁に取り付ける第1取付壁部と、そのコーナの他方の壁に取り付ける第2取付壁部とを前記本体に設け、
コーナと反対側の第1取付壁部の端部と、コーナと反対側の第2取付壁部の端部とを結ぶ面にフロントパネルを設けたことを特徴とする換気装置。 - 前記一方の壁に形成された給気口に連通する第1導入穴を第1取付壁部に設け、
前記第2取付壁部に第2導入穴を設け、
換気ファンによって前記給気口および第1導入穴を介して本体内に吸い込まれる外気を清浄するフィルタを前記本体に着脱可能に取り付け、
第2導入穴を塞ぐ閉塞板を前記本体に着脱可能に取り付け、
前記フィルタと閉塞板とを入れ換えて取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。 - 前記一方の壁に形成された給気口および第1取付壁部に設けた第1導入穴を介して前記本体内へ吸い込んだ外気と、本体に設けた吸込口から吸い込んだ室内の空気とを混合して前記フロントパネルの吹出口を介して室内へ給気することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気装置。
- 前記一方の壁に設けた給気口を介して本体内へ換気ファンによって吸い込んだ外気と、前記本体に設けた吸込口から別な換気ファンによって吸い込んだ室内の空気とが交差する位置に熱交換素子を配置し、
前記外気を熱交換素子を通した後にフロントパネルの吹出口から室内へ給気し、
前記室内の空気を熱交換素子を通した後に、他方の壁に設けた排気口から室外へ排気することを特徴とする請求項1に記載の換気装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の換気装置を備え、所定の換気量を満たすように連続的または断続的に常時換気を行うことを特徴とする換気システム。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の換気装置または請求項5に記載の換気システムを備えたことを特徴とする住宅構造。
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---|---|---|---|
JP2004321504A JP2006132833A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 換気装置と換気システムと住宅構造 |
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Legal Events
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