JP2006132731A - 板金バルブ爪 - Google Patents

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Abstract

【課題】板金バルブ爪の強度を保ちながら、アーム部の数を3本から2本に減らして流路抵抗を大幅に低減できる板金バルブ爪を提供する。
【解決手段】ガイド穴34を中央に有する胴部33と、該胴部の周縁に形成して屈曲部36で一側へ折り曲げた複数のアーム部32と、該アーム部と反対側に折り曲げたスプリング係止部31とを具備する管継手1の板金バルブ爪30において、アーム部32の本数を2本とする。アーム部32の先端部の幅を前記屈曲部36より広く形成するとともに、胴部とアーム部が成す内角θの大きさは、前記板金バルブ爪を前記管継手に装着した際にほぼ90°となるように設定する。また、アーム部の先端近傍と屈曲部との間に位置して前記アーム部の長手方向に沿って形成されたリブ35aや、胴部33のガイド穴の周縁をアーム部の折り曲げ方向またはそれと反対方向に延ばした絞り部35cによる補強構造を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は板金バルブ爪に関し、特に、バルブ機構を有する管継手のバルブ保持部材である板金バルブ爪に関する。
従来から、雄側継手(プラグ側継手)および雌側継手(ソケット側継手)の内部にそれぞれバルブを有する管継手において、両バルブをスプリングによって継手の先端開口部に向かって内側から付勢しておき、両継手を切離している間はバルブによって流体の漏洩を防止し、両継手を連結している間には両バルブが開いて管路を連通させる管継手が知られている。上記の構造による管継手は、前記プラグおよびソケットの内部に、バルブを付勢するスプリングを保持するバルブ保持部材を有している。
本出願人による下記の特許文献1には、バルブ爪(板金バルブ爪)と称するバルブ保持部材が開示されている。該板金バルブ爪は、胴部の中央にバルブ軸の一端が貫通する開口部を設け、前記胴部の周縁に、一側へ折り曲げた適数のアーム部を等間隔ごとに形成し(実施例では3本)、かつ前記アーム部間に位置させて前記アーム部と反対側に折り曲げたスプリング係止部を設けた形状とされる。該板金バルブ爪によると、バルブが開閉動作をしてもスプリングに遊びを生じることがないため、バルブ軸が傾くことで発生する動作不良を防ぐことができる。
実公昭55−33091号公報
しかしながら、従来の板金バルブ爪は、上記特許文献1の実施例がそうであるように3本のアームを有しているのが通常であり、そのため、該アーム部が発生する流路抵抗が大きいという課題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、板金バルブ爪の強度を保ちながら、アーム部の数を従来の3本から2本に減らして流路抵抗を大幅に低減した板金バルブ爪を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明は、バルブ軸の一端が貫通するガイド穴を中央に有する胴部と、前記胴部の周縁に形成して屈曲部で一側へ折り曲げた複数のアーム部と、前記アーム部と反対側に折り曲げたスプリング係止部とを具備する管継手の板金バルブ爪において、前記アーム部の本数を2本とするようにした点に第1の特徴がある。
また、前記アーム部の先端部の幅は、前記屈曲部の幅より広く形成されるようにした点に第2の特徴がある。
また、前記胴部と前記アーム部が成す内角の大きさは、前記板金バルブ爪を前記管継手に装着した際にほぼ90°となるようにした点に第3の特徴がある。
また、前記アーム部と前記胴部の少なくとも一方に補強構造を設けるようにした点に第4の特徴がある。
また、前記補強構造は、前記アーム部の先端近傍と前記屈曲部との間に位置して、前記アーム部の長手方向に沿って形成されたリブであるようにした点に第5の特徴がある。
また、前記補強構造は、前記アーム部の先端近傍と前記胴部の一部までの間に位置して、前記アーム部の長手方向に沿って形成されたリブであるようにした点に第6の特徴がある。
また、前記補強構造は、前記ガイド穴の周縁を延ばした絞り部であるようにした点に第7の特徴がある。
さらに、前記アーム部の先端に、逃げ部を設けるようにした点に第8の特徴がある。
請求項1の発明によれば、前記アーム部の本数を2本とするようにしたので、管継手の流路抵抗を大幅に低減することができるようになる。
請求項2の発明によれば、前記アーム部の先端部の幅は、前記屈曲部の幅より広く形成されるようにしたので、板金バルブ爪全体の強度を損なうことなく、流路抵抗のみを大幅に低減できるようになる。また、管継手内周部と係合するアーム先端の幅が拡大されるので、板金バルブ爪を安定的に固定することができるようになる。
請求項3の発明によれば、前記胴部と前記アーム部が成す内角の大きさは、前記板金バルブ爪を前記管継手に装着した際にほぼ90°となるようにしたので、アーム部が流路方向とほぼ平行を成す状態で固定されて、より流路抵抗を低減することができるようになる。
請求項4の発明によれば、前記アーム部と前記胴部の少なくとも一方に補強構造を設けるようにしたので、板金バルブ爪の強度を高めることができるようになる。
請求項5の発明によれば、前記補強構造は、前記アーム部の先端近傍と前記屈曲部との間に位置して、前記アーム部の長手方向に沿って形成されたリブであるようにしたので、流路抵抗を大きく増すことなく板金バルブ爪の強度を高めることができるようになる。
請求項6の発明によれば、前記補強構造は、前記アーム部の先端近傍と前記胴部の一部までの間に位置して、前記アーム部の長手方向に沿って形成されたリブであるようにしたので、流路抵抗を大きく増すことなく板金バルブ爪の強度をより高めることができるようになる。
請求項7の発明によれば、前記補強構造は、前記ガイド穴の周縁を延ばした絞り部であるようにしたので、胴部の面積を小さくして流路抵抗をより低減することができるようになる。また、該絞り部がバルブガイドの役割を果たし、バルブの開閉動作をより正確に行うことができるようになる。
請求項8の発明によれば、前記アーム部の先端に、逃げ部を設けるようにしたので、万一、加工工程によってアーム部の先端に反りや歪みが生じた際にも、管継手の内周に設けられた固定用の溝との係合を点または線で複数持たせることで、板金バルブ爪を安定して管継手の内部に固定することができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係る板金バルブ爪を採用したプラグ側継手の構成を示す。図1(a)はプラグ側継手1の断面構成図、図1(b)は、図中Aの流路方向から見た側面図である。
流体導通時には、プラグ本体10の図示右方向に管路(不図示)が接続され、図示左方向にてソケット側継手(不図示)と連結される。管状のプラグ本体10には、茸型のポペットバルブ20と、該ポペットバルブ20を付勢するスプリング40と、該スプリング40を保持する板金バルブ爪30とが内包されている。前記板金バルブ爪30は、胴部33の周縁に等間隔ごとに2本のアーム部32を有している。前記プラグ側継手1の組み立ては、前記プラグ本体10に前記ポペットバルブ20およびスプリング40を挿入した後、該スプリング40を縮めながら前記板金バルブ爪を図示左方向に押し込むことで行われる。該板金バルブ爪30は、前記プラグ本体10の内周と当接するアーム部32の先端が形成する外径を狭めながら図示左方向に進む。そして、該アーム部32の先端が前記プラグ本体10の内周面12に設けられたアーム保持溝13まで来ると、弾性変形の範囲で狭められていたアーム部32が、前記アーム保持溝13に係合するまで外側に開いて、前記ポペットバルブ20、スプリング40および板金バルブ爪30の三者が所定の位置に固定されることになる。前記ポペットバルブ20は、前記スプリング40に付勢されて前記プラグ本体10の弁座面11と強く当接することで、流体の出入口となる流通口21を閉鎖している。したがって、前記ポペットバルブ20がスプリング40の弾発力に抗する力で流路方向に押されない限り、前記流通口21が開くことはない。なお、符号θは、前記板金バルブ爪30をプラグ本体10へ挿入結合した時に、前記胴部33とアーム部32とが成す内角の大きさを示す。
前記ポペットバルブ20と一体的に形成されるバルブ軸22は、スプリング40の内周と摺動可能に当接している。また、前記板金バルブの胴部33の中央には、前記バルブ軸22と一体的に形成されるバルブガイド軸23が貫通するガイド穴34が設けられるとともに、両アーム部32の間にはスプリング40の外周面を保持するスプリング係止部31が該アーム部32と反対方向の突出して設けられているため、前記バルブ軸22およびスプリング40の構成と合わせて、前記ポペットバルブ20の中心軸を維持して、正確なバルブ開閉動作を行わせるように構成されている。
上記したバルブの開閉構造は、前記ソケット側継手においても同様とされる。したがって、両者の連結時には、ポペットバルブの先端同士が当接した後に、さらにスプリングの付勢力に抗して押し込むことで、両者の流通路が共に開いて管路が連通することとなる。
図2では、第1実施形態に係る前記板金バルブ爪30を詳細に説明する。図2(a)は正面図、図2(b)はO−O線断面図である。なお、図2において、図1と同一又は同等物には、同一の符号が付されている。板金バルブ爪30は、中央にガイド穴34を有する胴部33の周縁に、屈曲部36にて一側へ折り曲げた2本のアーム部32を等間隔に形成し、前記アーム部32間に位置させて該アーム部32と反対側に折り曲げたスプリング係止部31を有している。ここで、3本のアーム部を有する従来型と比較するために図6を参照する。
図6に、従来型の板金バルブ爪の構成を示す。図6(a)は正面図、図6(b)はD−D線断面図である。板金バルブ爪30dは、中央にガイド穴34dを有する胴部33dの周縁に、屈曲部36dにて一側へ折り曲げた3本のアーム部32dを等間隔に形成し、前記アーム部32d間に位置させて前記アーム部32dと反対側に折り曲げたスプリング係止部31dを有している。本発明の第1実施形態に係る前記板金バルブ爪30を、この従来型の板金バルブ爪30dと比較すると、アーム部32が3本から2本に減らされるとともに、胴部33の面積も小さくされている。また、前記アーム部32の幅Wがアーム部32dの幅Wdより広く形成され、前記胴部33と前記アーム部32とが成す内角の大きさが減らされている。前記アーム部32の幅Wの拡大は、主に前記アーム部32を2本としたことで低下するアーム部の強度を補うためであるが、これによって、管継手内周部と係合するアーム部先端の幅を拡大して、板金バルブ爪30を安定的に固定することにも寄与できるようになる。したがって、前記板金バルブ爪30は、全体の強度を損なうことなく、流路抵抗のみを大幅に低減できるようになる。なお、該実施形態においては、前記アーム部32の幅Wを前記屈曲部36の近傍(アーム部32の折り曲げ部)の幅よりも広く形成している。
図7にて、プラグ本体10に組み込んだ状態における、第1実施形態の板金バルブ爪30(図7(a))と、従来型の板金バルブ爪30d(図7(b))とを比較する。なお、図2および図6と同一の構成要素には同一の符号が付されている。第1実施形態の板金バルブ爪30は、従来型の板金バルブ爪30dに比して、斜線部が示す面積、すなわち、流路抵抗に大きく影響するバルブ軸周辺の面積が約20%削減されており、これに応じて、流路抵抗を低減することができるようになる。前記アーム部32のアーム先端部37は、その大部分が前記アーム保持溝13(図1参照)に収まってしまうので、前記アーム部32の幅Wの拡大が流路抵抗に及ぼす影響は、最小限に抑えることができる。そして、前記斜線部の面積削減には、胴部33とアーム部32とが成す内角の大きさを低減したことが大きく貢献している。これによって、前記プラグ本体10への挿入結合時に前記内角θ(図1参照)の大きさが90°に近づく、すなわち、アーム部32が流路方向とほぼ平行を成す状態で固定されるため、より流路抵抗が低減されることになる。該実施形態における前記内角θは、前記プラグ本体10への挿入結合時に90〜100°となるように設定されている(従来型は115°程度)。
図2へ戻って、前記板金バルブ爪30のアーム先端部37に設けられる逃げ部(または凹み部)としてのV字型の切り込みは、万一、加工工程においてアーム先端部37に反りや歪みが生じた際にも、前記アーム保持溝13の支持内周面15への係合を点または線で複数持たせることで、前記板金バルブ爪30を安定して前記アーム保持溝13に固定させるためのものである。また、アーム部32の先端の両隅部38は、前記プラグ本体10の内周面12の傾斜内周面14に強接し、前記板金バルブ爪30が安定的に固定されている。さらに、前記アーム部32の側部39が内周面12に当接し、板金バルブ爪30の倒れを防止している。これらは上記第1実施形態だけでなく、他の実施形態にも同様な構成とすることができる。
図3に、本発明の第2実施形態に係る板金バルブ爪の構成を示す。図3(a)は正面図、図3(b)はA−A線断面図である。該板金バルブ爪30aの特徴は、第1実施形態の板金バルブ爪30のアーム部32に補強構造を加えたことにある。スプリング係止部31a、アーム部32a、胴部33a、ガイド穴34a、屈曲部36a、アーム先端部37aとから成る板金バルブ爪30aの全体の構成は、図2の板金バルブ爪30と同様であるため説明を省略する。符号Waはアーム先端部37aの幅であり、該アーム先端部37aにはV字型の切り込み(逃げ部)が設けられる。前記板金バルブ爪30aには、前記屈曲部36aと、アーム先端部37aとの間に補強構造としてのリブ35aが設けられる。該リブ35aは、前記アーム部32a上に流路方向に沿って形成されるので、流路の抵抗増は非常に少なく抑えられる。また、該リブ35aの形成は、前記アーム部32aやスプリング係止部31aと同様にプレス加工で行うことができるため、コスト増をほとんど伴わずに強度を向上することができる。
図4に、本発明の第3実施形態に係る板金バルブ爪の構成を示す。図4(a)は正面図、図4(b)はB−B線断面図である。該実施形態では、リブ35bを屈曲部36bまで延長して設けた点に特徴がある。スプリング係止部31b、アーム部32b、胴部33b、ガイド穴34b、屈曲部36b、アーム先端部37bとから成る板金バルブ爪30bの全体の構成は、図2の板金バルブ爪30と同様であるため説明を省略する。符号Wbはアーム先端部37bの幅であり、該アーム先端部37bにはV字型の切り込み(逃げ部)が設けられる。前記板金バルブ爪30bには、前記胴部33bから、アーム先端部37bに渡って補強構造としてのリブ35bが設けられる。該リブ35bは、弾性体としての主な役割を持っていた屈曲部36b上にも形成されるため、前記弾性体としての主な役割が胴部33b寄りに移行すると共に、さらに板金バルブ爪全体の強度を高めることができる。
図5に、本発明の第4実施形態に係る板金バルブ爪の構成を示す。図5(a)は正面図、図5(b)はC−C線断面図である。該板金バルブ爪30cの特徴は、第1実施形態の板金バルブ爪30の胴部33に補強構造を加えたことにある。スプリング係止部31c、アーム部32c、胴部33c、ガイド穴34c、屈曲部36c、アーム先端部37cから成る板金バルブ爪30cの全体の構成は、図2の板金バルブ爪30と同様であるため説明を省略する。符号Wcはアーム先端部37cの幅であり、該アーム先端部37cにはV字型の切り込み(逃げ部)が設けられる。前記補強構造は、前記ガイド穴34cの周縁に、前記アーム部32cを折り曲げる方向に伸びるスリーブ状の絞り部35cから構成される。該絞り部35cは、流路方向に沿って形成されるので、流路の抵抗増は非常に少なく抑えられる。また、該絞り部35cはプレス加工で形成することができるため、コスト増をほとんど伴わずに強度を高めることができる。そして、該絞り部35cを設けることで、アーム部32cの弾力性を維持したまま、胴部33cの強度を高めることができる。さらに、該絞り部35cがバルブガイドの役割を果たし、バルブの開閉動作をより正確に行うことができるようになる。なお、上記絞り部35cは、前記アーム部32cを折り曲げる方向と反対の方向に設けられてもよい。
上記したように、本発明によれば、板金バルブ爪の強度を保ちながら、従来は3本あったアーム部を2本に減らしたので、流路抵抗を大幅に低減することができるようになる。また、アーム部先端の幅を広げたので、アーム部が2本であっても板金バルブの強度を保ち、管継手内部に安定的に結合することができるようになる。また、前記胴部と前記アーム部が成す内角の大きさは、前記板金バルブ爪を前記管継手に装着した際にほぼ90°となるようにしたので、より流路抵抗を低減することができるようになる。また、板金バルブ爪のアーム部及び胴部に補強構造を設けたので、アーム部が2本であってもさらに強度の高い板金バルブ爪が得られるようになる。また、前記補強構造によれば、流路方向に沿って補強構造を形成するため、流路抵抗を大きく増すことがなく板金バルブ爪の強度を高めることができる。さらに、前記補強構造はプレス加工によって形成するので、コスト増をほとんど伴わずに強度を増すことができるようになる。なお、上記実施形態の補強構造は、リブと絞り部を個別に設けたものであったが、これらを互いに組み合わせてもよいことは勿論である。
本発明の第1実施形態に係る板金バルブ爪を適用した管継手のプラグ側継手の概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る板金バルブ爪の正面図とO−O線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る板金バルブ爪の正面図とA−A線断面図である。 本発明の第3実施形態に係る板金バルブ爪の正面図とB−B線断面図である。 本発明の第4実施形態に係る板金バルブ爪の正面図とC−C線断面図である。 従来型の板金バルブ爪の正面図とD−D線断面図である。 第1実施形態に係る板金バルブ爪と従来型の板金バルブ爪の流路抵抗有効面積を比較した図である。
符号の説明
1…プラグ側継手、10…プラグ本体、20…ポペットバルブ、30…板金バルブ爪、40…スプリング、31…スプリング係止部、32…アーム部、33…胴部、34…ガイド穴、37…アーム先端部

Claims (8)

  1. バルブ軸の一端が貫通するガイド穴を中央に有する胴部と、
    前記胴部の周縁に形成して屈曲部で一側へ折り曲げた複数のアーム部と、
    前記アーム部と反対側に折り曲げたスプリング係止部とを具備する管継手の板金バルブ爪において、
    前記アーム部の本数を2本としたことを特徴とする板金バルブ爪。
  2. 請求項1に記載の板金バルブ爪において、
    前記アーム部の先端部の幅は、前記屈曲部の幅より広く形成されることを特徴とする板金バルブ爪。
  3. 請求項1または2に記載の板金バルブ爪において、
    前記胴部と前記アーム部が成す内角の大きさは、前記板金バルブ爪を前記管継手に装着した際にほぼ90°となることを特徴とする板金バルブ爪。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の板金バルブ爪において、
    前記アーム部と前記胴部の少なくとも一方に補強構造を設けたことを特徴とする板金バルブ爪。
  5. 請求項4に記載の板金バルブ爪において、
    前記補強構造は、前記アーム部の先端近傍と前記屈曲部との間に位置して、前記アーム部の長手方向に沿って形成されたリブであることを特徴とする板金バルブ爪。
  6. 請求項4に記載の板金バルブ爪において、
    前記補強構造は、前記アーム部の先端近傍と前記胴部の一部までの間に位置して、前記アーム部の長手方向に沿って形成されたリブであることを特徴とする板金バルブ爪。
  7. 請求項4に記載の板金バルブ爪において、
    前記補強構造は、前記ガイド穴の周縁を延ばした絞り部であることを特徴とする板金バルブ爪。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の板金バルブ爪において、
    前記アーム部の先端に、逃げ部を設けたことを特徴とする板金バルブ爪。
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