JP4138341B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4138341B2
JP4138341B2 JP2002070581A JP2002070581A JP4138341B2 JP 4138341 B2 JP4138341 B2 JP 4138341B2 JP 2002070581 A JP2002070581 A JP 2002070581A JP 2002070581 A JP2002070581 A JP 2002070581A JP 4138341 B2 JP4138341 B2 JP 4138341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
connector
main body
elastic deformation
water inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002070581A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003269676A (ja
Inventor
健慈 戸崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Togo Seisakusho Corp filed Critical Togo Seisakusho Corp
Priority to JP2002070581A priority Critical patent/JP4138341B2/ja
Publication of JP2003269676A publication Critical patent/JP2003269676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4138341B2 publication Critical patent/JP4138341B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/088Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring
    • F16L37/0885Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring with access to the split elastic ring from a radial or tangential opening in the coupling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/04Arrangements of liquid pipes or hoses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/08Fastening; Joining by clamping or clipping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管継手、軸継手等に使用されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
コネクタの従来例を述べる。図16は従来のコネクタを示す分解側面図である。
図16に示すように、コネクタ110は、その主体をなすコネクタ本体111と、そのコネクタ本体111に設けられるリテーナ130とを備えている。
【0003】
前記コネクタ本体111は、パイプ103を軸方向に挿入可能な管状に形成されている。
また、前記リテーナ130は、ほぼC字状に形成されている。リテーナ130の内側面には、係止爪132が形成されている。リテーナ130は、前記コネクタ本体111の外周面に対し、径方向外方、例えば上方(図16中、実線130参照)から弾性変形を利用して外嵌状に装着される(図16中、二点鎖線130参照)。これとともに、係止爪132は、コネクタ本体111に形成された貫通孔118を通じてコネクタ本体111内に突出される。
【0004】
上記したコネクタ110において、前記コネクタ本体111にパイプ103が挿入されると、リテーナ130の径方向の弾性変形を利用して、係止爪132が該パイプ103のバルジ部103aに係合する。これによって、コネクタ本体111に対しパイプ103が抜け止めされる、すなわち抜け外れが防止される。
また、コネクタ本体111にリテーナ130を装着する際には、コネクタ本体111の外周面に対し、径方向外方、例えば上方から押付けられるリテーナ130の先行側の両当接部、例えば係止爪132の下端部が摺動させられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のコネクタ110(図16参照)によると、コネクタ本体111には、そのコネクタ本体111に装着されるリテーナ130の先行側の両当接部(係止爪132の下端部)を、所定の軸方向位置(図16において左右方向位置)に案内する手段が何ら設けられていなかった。
このため、リテーナ130の軸方向位置がなかなか定まらず、コネクタ本体111に対するリテーナの組付不良が発生しやすいという問題があった。
なお、上記したコネクタに類するものとして、例えば特開平8−200577号公報に記載されたものがある。その公開公報に記載されたものでも、上記と同様の問題が生じた。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、コネクタ本体に対するリテーナの組付不良を防止あるいは低減することのできるコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する請求項1に記載された発明のコネクタは、コネクタ本体と、そのコネクタ本体に設けられかつ係止爪を有するリテーナとを備える。前記コネクタ本体は、軸状体を軸方向に挿入可能に形成される。前記リテーナは、ほぼC字状に形成され、かつ、前記コネクタ本体の外周面に対してその径方向外方から弾性変形を利用して装着される。前記リテーナは、径方向の弾性変形を利用して前記軸状体に前記係止爪が係合することによって前記軸状体を抜け止め可能に形成されている。そして、前記コネクタ本体には、そのコネクタ本体に装着されるリテーナの先行側の両当接部が摺動しかつその両当接部を摺動にともなって所定の軸方向位置に案内する案内面を設けている。さらに、前記案内面は、リテーナの係止爪が挿通される孔に向かって周方向にかつ軸方向の一端側から他端側に向かって、コネクタ本体の厚さを次第に小さくする円錐状をなす斜面によって形成されている。
このように構成すると、コネクタ本体に挿入された軸状体に対するリテーナの径方向の弾性変形を利用して前記軸状体に前記係止爪が係合することによって、その軸状体が抜け止めされる。
ところで、コネクタ本体にリテーナを装着する際には、そのコネクタ本体に設けた案内面に対しリテーナの先行側の両当接部が摺動する。リテーナの先行側の両当接部は、コネクタ本体の案内面に対する摺動にともなって所定の軸方向位置に案内される。したがって、コネクタ本体に対しリテーナを所定の軸方向位置に補正しながら装着することができる。これよって、コネクタ本体に対するリテーナの組付不良を防止あるいは低減することができる。
【0008】
請求項2に記載された発明のコネクタは、コネクタ本体と、そのコネクタ本体に設けられかつ係止爪を有するリテーナとを備える。前記コネクタ本体は、軸状体を軸方向に挿入可能に形成される。前記リテーナは、ほぼC字状に形成され、かつ、前記コネクタ本体の外周面に対してその径方向外方から弾性変形を利用して装着される。前記リテーナは、径方向の弾性変形を利用して前記軸状体に前記係止爪が係合することによって前記軸状体を抜け止め可能に形成されている。そして、前記コネクタ本体には、そのコネクタ本体に装着される際のリテーナの先行側の両当接部が摺動しかつその両当接部を摺動にともなう弾性変形によって所定の軸方向位置に案内する弾性変形部を設けている。
このように構成すると、コネクタ本体に挿入された軸状体に対するリテーナの径方向の弾性変形を利用して前記軸状体に前記係止爪が係合することによって、その軸状体が抜け止めされる。
ところで、コネクタ本体にリテーナを装着する際には、そのコネクタ本体に設けた弾性変形部に対しリテーナの先行側の両当接部が摺動する。リテーナの先行側の両当接部は、コネクタ本体の弾性変形部に対する摺動にともなってその弾性変形部の弾性変形によって所定の軸方向位置に案内される。したがって、コネクタ本体に対しリテーナを所定の軸方向位置に補正しながら装着することができる。これよって、コネクタ本体に対するリテーナの組付不良を防止あるいは低減することができる。
【0009】
請求項3に記載された発明のコネクタは、請求項2に記載のコネクタにおける前記弾性変形部には、前記コネクタ本体に装着される際のリテーナの先行側の両当接部が摺動しかつその両当接部を摺動にともなって所定の軸方向位置に案内する案内面を設けている。
このように構成すると、コネクタ本体にリテーナを装着する際には、弾性変形部に設けた案内面に対しリテーナの先行側の両当接部が摺動し、リテーナの先行側の両当接部が弾性変形部の案内面に対する摺動にともなって所定の軸方向位置に案内される。
したがって、弾性変形部の弾性変形と案内面との相乗作用により、コネクタ本体に対しリテーナを所定の軸方向位置に補正しながら装着することができる。このため、コネクタ本体に対するリテーナの組付不良を効果的に防止あるいは低減することができる。
【0010】
請求項4に記載された発明のコネクタは、請求項2または3に記載のコネクタにおけるコネクタ本体に前記リテーナの係止爪が挿通される孔に連続したスリット部を形成することにより、前記弾性変形部に弾性を付与している。
このように構成すると、コネクタ本体に孔に連続したスリット部を形成するといった簡単な構成によって、弾性変形部に容易に弾性を付与することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1を図面を参照して説明する。本実施の形態では、車両に搭載されるエンジンの冷却水を冷却する車両用ラジエータの注水口部材としてのコネクタを例示する。また、説明の都合上、注水口部材が接続される車両用ラジエータのラジエータ接続パイプを述べた後で、注水口部材を説明する。また、図1は注水口部材を示す分解斜視図、図2は注水口部材とラジエータ接続パイプとを接続した状態を示す側断面図、図3は図2のIII−III線断面図である。
【0012】
まず、ラジエータ接続パイプを説明する。
図1に示すように、ラジエータ接続パイプ3は、車両用ラジエータのヘッダタンク2の側面に突出されている。ラジエータ接続パイプ3は、例えば、アルミニウム合金等の金属製で、ほぼ円管状に形成されている。ラジエータ接続パイプ3の先端面から所定間隔を隔てた外周面上には、ほぼフランジ状に突出するバルジ部3aが形成されている。ラジエータ接続パイプ3の先端部3bは、先細りをなすテーパ状に形成されている(図2および図3参照)。なお、ラジエータ接続パイプ3は本明細書でいう「軸状体」に相当する。
また、ヘッダタンク2の側面には、ラジエータ接続パイプ3の上方に位置する係合突片4が突出されている(図1および図2参照)。
【0013】
次に、注水口部材を説明する。
図1に示すように、注水口部材10は、前記ラジエータのヘッダタンク2に冷却水を注水し補充する注水口10aを形成するもので、その主体をなす注水口本体11と、その注水口本体11に設けられたリテーナ30とを備えている。また、図4は注水口部材を示す側面図、図5は図4のV−V線断面図、図6は注水口部材を示す分解側面図、図7は図6のVII−VII線断面図、図8は注水口本体を示す平面図である。なお、注水口部材10は本明細書でいう「コネクタ」に相当する。
【0014】
図6および図8に示すように、前記注水口本体11は、樹脂製で、注水口部12と接続管部13と連通管部14とを有している。
注水口部12と接続管部13とは、相互にほぼエルボ状をなすように連続している(図2参照)。
注水口部12は、上面開口状に形成されており、ラジエータキャップ(図示省略)によって開閉される。
また、連通管部14は、注水口部12の側面から突出されており、前記ラジエータ(図示省略)内の冷却水量の変化を吸収するためのリザーブタンク(図示省略)に連通される。
なお、注水口本体11は本明細書でいう「コネクタ本体」に相当する。
【0015】
図6に示すように、前記接続管部13は、前記注水口部12の下部から前方(図6において右方)へほぼL字状に延びている。接続管部13は、その管内に前記ラジエータ接続パイプ3を軸方向に挿入可能に形成されている(図2および図3参照)。
図6および図8に示すように、接続管部13の開口端面の上面には、係合孔15aを有する係合片15が突出されている。係合孔15aは、前記ヘッダタンク2の係合突片4と係合可能に形成されている(図2参照)。
【0016】
図2および図3に示すように、前記接続管部13内の奥寄りの位置には、弾性を有するOリング等のシール材27がストッパリング28によって抜け止めされた状態、すなわち抜け外れが防止された状態で配置されている。ストッパリング28は、接続管部13内に圧入によって装着されている。
【0017】
図6および図8に示すように、前記接続管部13の開口側寄りの外周面には、環状のリテーナ装着部17が形成されている。リテーナ装着部17は、前後の溝壁面17a,17bおよび溝底面17cを有する溝状に形成されている。なお、リテーナ装着部17の溝底面17cは本明細書でいう「コネクタ本体の外周面」に相当する。
【0018】
前記リテーナ装着部17の溝底面17cには、そのリテーナ装着部17の内外を貫通するほぼ四角形状の左右2個の貫通孔18が左右対称状に形成されている(図7参照)。各貫通孔18の上縁部18aは、前上がりで後下がり状(図6において左上がりで右下がり状)に傾斜する斜面によって形成されている。なお、貫通孔18は本明細書でいう「リテーナの係止爪が挿通される孔」に相当する。
【0019】
しかして、図6〜図8に示すように、前記リテーナ装着部17の溝底面17cには、左右の各案内面20が形成されている。各案内面20は、各貫通孔18の前後の端縁部から径方向に延びる前後の稜線21,22(図6および図8参照)の間において各貫通孔18より上方部位に形成されている。
各案内面20は、リテーナ装着部17の溝底面17cの上端縁17dから左右の各貫通孔18に向かいかつ後側の稜線22から前側の稜線21に向かって、リテーナ装着部17の厚さを次第に小さくするほぼ円錐状をなす斜面によって形成されている(図7参照)。また、各案内面20の形成により、リテーナ装着部17の軸線L(図2参照)および前側の稜線21に直交する規制壁面20a(図1参照)が形成されている。また、案内面20と規制壁面20aとの間には、周方向に延びる溝部20bが形成されている。なお、規制壁面20aおよび溝部20bを含む案内面20は本明細書でいう「案内手段」に相当している。
【0020】
次に、リテーナ30を説明する。
図1および図7に示すように、リテーナ30は、樹脂製で、弾性を有するほぼCリング状に形成されている。リテーナ30の両自由端部30aの相互間には、所定の開口部31(図7参照)が設けられている。なお、リテーナ30は、開口部31を下方に指向させた状態を基準として説明する。
【0021】
図1および図7に示すように、前記リテーナ30の対向する内側面には、左右一対をなすほぼ四角柱状の係止爪32が左右対称状に突出されている。
図3に示すように、両係止爪32の対向面は、その対向面間の間隔が前側(図3において右側)を広く、後側(図3において左側)を狭くするテーパ面32aで形成されている。テーパ面32aは、図7に示すように、軸線Lを中心とする周方向に関してほぼ円弧状に形成されている。また、両係止爪32の下端面32b(図7参照)は、リテーナ30の両自由端部30aの端面とほぼ同一平面をなしている。また、各係止爪32のテーパ面32aと下端面32bとのなす隅角部のうちの前側の端部32c(図7参照)は、前記注水口本体11(図1参照)のリテーナ装着部17に対するリテーナ30を装着する際に、そのリテーナ装着部17の案内面20に対し先行的に当接するため、先行側の両当接部(端部32cと同一符号を付す)32cに相当する。
【0022】
上記のように形成されたリテーナ30は、前記注水口本体11のリテーナ装着部17(図1参照)に対し、径方向外方、例えば上方(図6および図7参照)から径方向の弾性変形すなわち径を大きくする方向の弾性変形を利用して外嵌状に装着されている(図3〜図5参照)。これとともに、係止爪32は、注水口本体11の接続管部13に形成された一対の貫通孔18を通じて接続管部13内に突出されている(図3および図5参照)。
【0023】
詳しくは、注水口本体11にリテーナ30を装着する際には、リテーナ装着部17における各案内面20に対し、リテーナ30の先行側の両当接部32cを押し当てた状態で、そのリテーナ30を接続管部13に押し付ける。このとき、リテーナ30を所定の軸方向位置よりもやや後方にずれた位置において、各案内面20に対し両係止爪32の当接部32cを当接させる(図7中、二点鎖線32c参照)。
すると、リテーナ30は、その両係止爪32の当接部32cが各案内面20に沿って下方へ摺動しながら径を拡開する方向へ弾性変形(図7中、二点鎖線30参照)される。これとともに、両係止爪32の当接部32cが各案内面20によって前方(図6において左方)へ案内され、最終的には前方の規制壁面20aに当接された位置すなわち所定の軸方向位置に案内される。
【0024】
その後、リテーナ30は、その両係止爪32がリテーナ装着部17の各貫通孔18の上縁部18a(図6参照)を通過することによって、径を縮小する方向へ弾性復元する。これにより、リテーナ30の両係止爪32がリテーナ装着部17の貫通孔18内に嵌入される(図3および図5参照)。これによって、両係止爪32がリテーナ装着部17内に突出され、リテーナ30がリテーナ装着部17に装着される。
なお、図4に示すように、リテーナ装着部17の前後の溝壁面17a,17bの相互間の間隔Kとリテーナ30の軸方向の幅Wとの関係は、
K>W
に設定されている。
【0025】
上記のように構成されたリテーナ30を装着した注水口本体11は、ラジエータのラジエータ接続パイプ3に対し次のように取付けられる(図1〜図3参照)。
まず、注水口本体11の接続管部13内に対し、ラジエータのラジエータ接続パイプ3を相対的に挿入する。
すると、リテーナ30の径方向の弾性変形を利用して、両係止爪32が該ラジエータ接続パイプ3のバルジ部3aに係合する。これによって、注水口本体11に対しラジエータ接続パイプ3が抜け止めされる。
【0026】
詳しくは、注水口本体11の接続管部13内へラジエータ接続パイプ3が挿入されると、ラジエータ接続パイプ3のバルジ部3aがリテーナ30の両係止爪32のテーパ面32a(図3参照)と当接する。続いて、バルジ部3aがテーパ面32aに沿って摺動するにともない、両係止爪32がリテーナ30の弾性変形を利用して押し開かれていく。
そして、ラジエータ接続パイプ3のバルジ部3aがテーパ面32aを通過し終えると、リテーナ30の弾性復元力によって、両係止爪32が自然状態の位置に閉じられる。したがって、図3に示すように、ラジエータ接続パイプ3と注水口本体11とに相対的な抜け方向(図2において相反する方向)の外力が作用したときには、バルジ部3aと係止爪32との対向端面が相互に当接し合うすなわち係合する。これによって、注水口本体11にラジエータ接続パイプ3が相対的に抜け止めされる。
【0027】
上記のようにして、ラジエータ接続パイプ3に対する注水口本体11の接続が完了する(図2および図3参照)。
また、ラジエータ接続パイプ3は、シール材27内をそのシール材27の弾性変形を利用して挿入される(図2および図3参照)。これにより、注水口本体11の接続管部13とラジエータ接続パイプ3との間が前記弾性変形されたシール材27によってシールされる。
【0028】
これとともに、ラジエータのヘッダタンク2の係合突片4が、注水口本体11の係合片15の係合孔15a内に相対的に係入される(図2参照)。これによって、ラジエータ接続パイプ3に対する注水口本体11の接続管部13の軸線L回り方向に関する位置決めが果たされる。
【0029】
上記した注水口部材10によると、注水口本体11にリテーナ30を装着する際には、その注水口本体11に設けた両案内面20に対しリテーナ30の先行側の両当接部32cが摺動する(図7中、二点鎖線32c参照)。リテーナ30の先行側の両当接部32cは、注水口本体11の両案内面20に対する摺動にともなって所定の軸方向位置に案内される。最終的には、各係止爪32が各貫通孔18内に係合される。したがって、注水口本体11に対しリテーナ30を所定の軸方向位置に補正しながら装着することができる。これよって、注水口本体11に対するリテーナ30の組付不良を防止あるいは低減することができる。
【0030】
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2を図面を参照して説明する。実施の形態2は、上記した実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。図9は注水口部材の側面図、図10は図9のX−X線断面図である。
本実施の形態では、図9及び図10に示すように、前記実施の形態1における注水口本体11のリテーナ装着部17の前側の溝壁面17aと稜線21との間における外周面(符号、23aを付す)に、溝壁面17a側から稜線21側に向かってリテーナ装着部17の厚さを次第に小さくするほぼテーパ状の斜面からなる案内面(外周面と同一符号を付す)23aを形成している。
これとともに、リテーナ装着部17の後側の稜線22と溝壁面17bとの間における外周面(符号、23bを付す)に、稜線22側から溝壁面17b側に向かってリテーナ装着部17の厚さを次第に小さくするほぼテーパ状の斜面からなる案内面(外周面と同一符号を付す)23bを形成している。
【0031】
本実施の形態の注水口部材10によっても、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、注水口本体11にリテーナ30を装着する際には、その注水口本体11のリテーナ装着部17に設けた両案内面23a,23bのいずれかの案内面にリテーナ30の先行側の両当接部32cが当接される場合には、その案内面23a,23bによってリテーナ30の先行側の両当接部32cを所定の軸方向位置に向けて案内させることができる。
【0032】
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3を図面を参照して説明する。実施の形態3は、上記した実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。図11は注水口部材の側面図、図12は図11のXII−XII線断面図である。
本実施の形態では、図11及び図12に示すように、前記実施の形態1における注水口本体11のリテーナ装着部17に対し、各貫通孔18の上縁部18aの前後端部から上方へ連続して延びるスリット部24を設けている。そして、両スリット部24の相互間を、前記案内面20を有する弾性変形いわゆる撓み変形可能(図12中、二点鎖線25参照)な弾性変形部25として形成している。
【0033】
上記した注水口部材10によると、注水口本体11にリテーナ30を装着する際には、その注水口本体11に設けた両弾性変形部25の案内面20に対しリテーナ30の先行側の両当接部32cが摺動する。リテーナ30の先行側の両当接部32c(図7参照)は、注水口本体11の弾性変形部25の案内面20に対する摺動にともなってその弾性変形部25の弾性変形によって所定の軸方向位置に案内される。したがって、注水口本体11に対しリテーナ30を所定の軸方向位置に補正しながら装着することができる。これよって、注水口本体11に対するリテーナ30の組付不良を防止あるいは低減することができる。
【0034】
また、注水口本体11にリテーナ30を装着する際には、弾性変形部25に設けた両案内面20に対しリテーナ30の先行側の両当接部32c(図7参照)が摺動し、その両当接部32cが弾性変形部25の両案内面20に対する摺動にともなって所定の軸方向位置に案内される。
【0035】
したがって、弾性変形部25の弾性変形と両案内面20との相乗作用により、注水口本体11に対しリテーナ30を所定の軸方向位置に補正しながら装着することができる。このため、注水口本体11に対するリテーナ30の組付不良を効果的に防止あるいは低減することができる。
なお、弾性変形部25の案内面20は省略することが可能である。
【0036】
また、注水口本体11の貫通孔18に連続したスリット部24を形成するといった簡単な構成によって、弾性変形部25に容易に弾性を付与することができる。なお、スリット部24は、少なくとも1個設けられておればよい。
【0037】
[実施の形態4]
本発明の実施の形態4を図面を参照して説明する。実施の形態4は、上記した実施の形態2の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。図13は注水口部材の側面図、図14は図13のXIV−XIV線断面図である。
本実施の形態では、図13及び図14に示すように、前記実施の形態2におけるリテーナ装着部17の前後の案内面23a,23bにおいて、各貫通孔18の上縁部18aおよび下縁部の前後端部から軸方向へ切込み状に延びるスリット部26を設けている。そして、前側の両スリット部26の相互間を、前記案内面23aを有する弾性変形いわゆる撓み変形可能(図14中、二点鎖線25A参照)な弾性変形部25Aとして形成しているとともに、後側の両スリット部26の相互間を、前記案内面23bを有する弾性変形いわゆる撓み変形可能(図14中、二点鎖線25B参照)な弾性変形部25Bとして形成している。
【0038】
本実施の形態の注水口部材10によっても、実施の形態2と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、注水口本体11にリテーナ30を装着する際には、その注水口本体11のリテーナ装着部17に設けた両案内面23a,23bのいずれかの案内面にリテーナ30の先行側の両当接部32c(図7参照)が当接される場合には、その両当接部32cが、注水口本体11の案内面23a,23bに対する摺動にともなって弾性変形部25A,25Bの弾性変形によって所定の軸方向位置に案内される。したがって、注水口本体11に対しリテーナ30を所定の軸方向位置に補正しながら装着することができる。これよって、注水口本体11に対するリテーナ30の組付不良を防止あるいは低減することができる。
【0039】
また、注水口本体11に貫通孔18に連続したスリット部26を形成するといった簡単な構成によって、弾性変形部25A,25Bに容易に弾性を付与することができる。なお、前後のスリット部24は、少なくとも1個ずつ設けられておればよい。
【0040】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明のコネクタは、注水口部材10に限らず、その他の管継手、軸継手等にも適用することができる。また、注水口本体11および/又はリテーナ30は、樹脂製に代え、アルミ合金、真鍮等の金属製としてもよい。
【0041】
また、リテーナ30は、図15に示すように、変更することができる。すなわち、リテーナ30の両自由端部30aを、両係止爪32の下端面32bより下方へ延出させたものである。この変更例において、注水口本体のリテーナ装着部17にリテーナ30を装着する際には、まず、リテーナ装着部17の溝底面17cにリテーナ30の両自由端部30aが摺動し、その両自由端部30aがリテーナ30の弾性変形を利用して押し開かれ、溝底面17cの最大径を通過したところでリテーナ30が弾性復元する。そして、リテーナ30が弾性復元する際には、リテーナ装着部17の案内面20に対し、各係止爪32の内周縁部(符号、32dを付す)が先行的に当接される(図15中、二点鎖線32d参照)。すると、リテーナ30は、その各係止爪32の内周縁部32dが各案内面20に沿って下方へ摺動しながら径を減少する方向へ弾性変形される。これとともに、各係止爪32が各案内面20によって前方(図15において紙面表方)へ案内され、最終的には、図15に実線30で示すように、所定の軸方向位置に案内されて各貫通孔18内に係合される。したがって、変更例によっても、前記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。なお、変更例の場合、各係止爪32の内周縁部32dが本明細書でいう「リテーナの当接部」に相当する。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のコネクタによれば、コネクタ本体に対しリテーナを所定の軸方向位置に補正しながら装着することができ、これよって、コネクタ本体に対するリテーナの組付不良の発生を防止あるいは低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる注水口部材を示す分解斜視図である。
【図2】注水口部材とラジエータの接続パイプとを接続した状態を示す側断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】注水口部材を示す側面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】注水口部材を示す分解側面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】注水口本体を示す平面図である。
【図9】本発明の実施の形態2にかかる注水口本体を示す側面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】本発明の実施の形態3にかかる注水口本体を示す側面図である。
【図12】図11のXII−XII線断面図である。
【図13】本発明の実施の形態4にかかる注水口本体を示す側面図である。
【図14】図13のXIV−XIV線断面図である。
【図15】本発明のリテーナの変更例を示す断面図である。
【図16】従来のコネクタを示す分解側面図である。
【符号の説明】
3 ラジエータ接続パイプ(軸状体)
10 注水口部材(コネクタ)
11 注水口本体(コネクタ本体)
17 リテーナ装着部
17c 溝底面(外周面)
18 貫通孔(リテーナの係止爪が挿通される孔)
20 案内面
23a 案内面
23b 案内面
24 スリット部
25 弾性変形部
26 スリット部
25A 弾性変形部
25B 弾性変形部
30 リテーナ
32 係止爪
32c 当接部
32d 内周縁部(当接部)

Claims (4)

  1. コネクタ本体と、そのコネクタ本体に設けられかつ係止爪を有するリテーナとを備え、
    前記コネクタ本体は、軸状体を軸方向に挿入可能に形成され、
    前記リテーナは、ほぼC字状に形成され、かつ、前記コネクタ本体の外周面に対してその径方向外方から弾性変形を利用して装着され、
    前記リテーナは、径方向の弾性変形を利用して前記軸状体に前記係止爪が係合することによって前記軸状体を抜け止め可能に形成されているコネクタであって、
    前記コネクタ本体には、そのコネクタ本体に装着されるリテーナの先行側の両当接部が摺動しかつその両当接部を摺動にともなって所定の軸方向位置に案内する案内面を設け
    前記案内面は、リテーナの係止爪が挿通される孔に向かって周方向にかつ軸方向の一端側から他端側に向かって、コネクタ本体の厚さを次第に小さくする円錐状をなす斜面によって形成されている
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. コネクタ本体と、そのコネクタ本体に設けられかつ係止爪を有するリテーナとを備え、
    前記コネクタ本体は、軸状体を軸方向に挿入可能に形成され、
    前記リテーナは、ほぼC字状に形成され、かつ、前記コネクタ本体の外周面に対してその径方向外方から弾性変形を利用して装着され、
    前記リテーナは、径方向の弾性変形を利用して前記軸状体に前記係止爪が係合することによって前記軸状体を抜け止め可能に形成されているコネクタであって、
    前記コネクタ本体には、そのコネクタ本体に装着される際のリテーナの先行側の両当接部が摺動しかつその両当接部を摺動にともなう弾性変形によって所定の軸方向位置に案内する弾性変形部を設けたことを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項2に記載のコネクタであって、
    前記弾性変形部には、前記コネクタ本体に装着される際のリテーナの先行側の両当接部が摺動しかつその両当接部を摺動にともなって所定の軸方向位置に案内する案内面を設けたことを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項2または3に記載のコネクタであって、
    前記コネクタ本体に、前記リテーナの係止爪が挿通される孔に連続したスリット部を形成することにより、前記弾性変形部に弾性を付与したことを特徴とするコネクタ。
JP2002070581A 2002-03-14 2002-03-14 コネクタ Expired - Fee Related JP4138341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002070581A JP4138341B2 (ja) 2002-03-14 2002-03-14 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002070581A JP4138341B2 (ja) 2002-03-14 2002-03-14 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003269676A JP2003269676A (ja) 2003-09-25
JP4138341B2 true JP4138341B2 (ja) 2008-08-27

Family

ID=29201107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002070581A Expired - Fee Related JP4138341B2 (ja) 2002-03-14 2002-03-14 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4138341B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112012003590B4 (de) 2011-08-29 2022-12-22 Piolax, Inc. Verbinder
JP6505547B2 (ja) * 2015-08-24 2019-04-24 矢崎総業株式会社 コネクタ構造
JP6722714B2 (ja) * 2018-04-26 2020-07-15 住友理工株式会社 クイックコネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003269676A (ja) 2003-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010048360A (ja) 管継手
JP2007276558A (ja) グロメット
JP3682114B2 (ja) 迅速連結装置
JP4138341B2 (ja) コネクタ
JPH0735281A (ja) 差し込み式管継手
JP4369853B2 (ja) 板金バルブ爪
US20060141869A1 (en) Tube for transporting fluid
JP2005042794A (ja) コネクタとそのコネクタに用いるクランプガイド及びクランプ
JP2006156081A (ja) 防水コネクタ
JP2009264493A (ja) コネクタ
JP6276558B2 (ja) 管継手
JP4871749B2 (ja) クイックコネクタ
JP2006300127A (ja) 止め具
JP7402710B2 (ja) 管継手部材および管継手
JP4444744B2 (ja) カバー付きクランプ装置
JP4552875B2 (ja) ブーツ
JP4881753B2 (ja) クイックコネクタ
JP2018060730A (ja) コネクタ
JPH11223288A (ja) 管継手の構造
JP2000310384A (ja) 管継手
JP2006336695A (ja) ボーデンワイヤ型ケーブルの固定構造
JP5472706B2 (ja) 管継手
JP4000585B2 (ja) ワンタッチ継手及びワンタッチ継手用ソケット
JP3711224B2 (ja) 迅速管継手
JP3999005B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4138341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140613

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees