JP4871749B2 - クイックコネクタ - Google Patents

クイックコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4871749B2
JP4871749B2 JP2007020034A JP2007020034A JP4871749B2 JP 4871749 B2 JP4871749 B2 JP 4871749B2 JP 2007020034 A JP2007020034 A JP 2007020034A JP 2007020034 A JP2007020034 A JP 2007020034A JP 4871749 B2 JP4871749 B2 JP 4871749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
pipe
quick connector
release operation
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007020034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007292289A (ja
Inventor
圭史 松野
敦夫 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2007020034A priority Critical patent/JP4871749B2/ja
Priority to US11/679,963 priority patent/US7552948B2/en
Priority to DE102007015013A priority patent/DE102007015013B4/de
Priority to FR0754085A priority patent/FR2899308B1/fr
Priority to CN2007100890709A priority patent/CN101046268B/zh
Publication of JP2007292289A publication Critical patent/JP2007292289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4871749B2 publication Critical patent/JP4871749B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、例えば自動車のエンジン冷却配管又はガソリン燃料系配管の連結に用いられるクイックコネクタに関する。
自動車の冷却水系やガソリン燃料系配管で、パイプ体と相手側部材であるゴムホース又は樹脂チューブとを連結するために適用されるコネクタには、パイプ体とスナップ係合するように構成されたクイックコネクタが用いられている。このようなクイックコネクタは、例えば、長さ方向又は軸方向一方側のチューブ接続部にゴムホース又は樹脂チューブを嵌め付けておき、長さ方向又は軸方向他端の開口からパイプ体の挿入端部を相対的に挿入することにより、パイプ体とスナップ係合させてワンタッチでパイプ体と接続させることができるものである。
クイックコネクタのパイプ体とのスナップ係合構造としては、長さ方向一方側にチューブ接続部を有するコネクタハウジングの長さ方向他方側にパイプリテーナー部を設けておき、このパイプリテーナー部内に、パイプ体の挿入端部とスナップ係合するように形成されたリテーナーを嵌め付けるものが知られている(例えば特許文献1参照)。ここでは、リテーナーとして断面C形の筒状的形状のものを用い、このリテーナーの他端に、一対の解除操作アームを一体的に形成している。このようなリテーナーは、パイプリテーナー部と抜け止め係合するように、かつ、解除操作アームの操作端部がパイプリテーナー部の軸方向他端に係合するように、コネクタハウジングの長さ方向他端開口から、パイプリテーナー部内に嵌め込まれる。
クイックコネクタに挿入されて接続されたパイプ体は、一対の解除操作アームの操作端部を外側から押圧して解除操作アーム間の幅を狭め、リテーナーとパイプリテーナー部との係合を解除し、パイプリテーナー部からリテーナーを相対的に抜き出すことにより、クイックコネクタから相対的に引き抜くことができる。しかしながら、このような構成のクイックコネクタが突出長さの短いパイプ体と接続されている場合には、クイックコネクタのコネクタハウジングとパイプ体の母体部材との間隔が小さいので、コネクタハウジングと母体部材との間に位置する操作アームの操作端部を操作しにくく、クイックコネクタとパイプ体との分離作業が煩雑となってしまう。
そこで、例えば特許文献2に示すように、リテーナーの解除操作部がコネクタハウジングの軸方向外側に位置しないように、パイプリテーナー部に形成された周方向に延びるリテーナー配置スリット(軸方向スペース)内にリテーナーを配置した構成のクイックコネクタも用いられている。
特開平11−201355号公報 特開2005−282762号公報
ところが、特許文献2に記載されたようなクイックコネクタでは、リテーナーが細長く変形しやすいように形成されているので、パイプ体とコネクタハウジングとの間に高い内部流体圧が作用し、リテーナーがパイプ体の環状係合突部によって軸方向他方側に強く押されると、リテーナーは軸方向他方側に向かって径方向外側に傾斜して変形し、その結果、パイプ体の環状係合突部とリテーナーとの係合が外れ、パイプ体がコネクタハウジングから相対的に抜け出るおそれがある。
このような問題に対処するためには、リテーナーがパイプ体の環状係合突部に押されて軸方向他方側に変形したとき、リテーナーがコネクタハウジングのパイプリテーナー部と径方向外側に向かって係合するように構成することが考えられる。ところが、このように構成すると、解除操作アームを操作してパイプ体とクイックコネクタとを分離しようとするときに、リテーナーが軸方向他方側に変形しないように、慎重な解除操作が必要となり、やはり、クイックコネクタとパイプ体との分離作業が煩雑となってしまう。
そこで本発明は、パイプ体に対する抜け止め性に優れ、しかも、パイプ体との分離作業を容易に行うことのできるクイックコネクタの提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明のクイックコネクタは、長さ方向一方側にチューブ接続部(樹脂チューブやゴムホースを接続する部分)が設けられ、長さ方向他方側にパイプリテーナー部が設けられた筒状のコネクタハウジングと、前記パイプリテーナー部に配置されたリテーナー手段と、を備え、前記リテーナー手段が、前記コネクタハウジング内に挿入されたパイプ体の挿入端部に設けられている環状係合突部とスナップ係合することにより、前記パイプ体を前記コネクタハウジングに抜け止めするクイックコネクタであって、前記リテーナー手段は、前記環状係合突部の通過路の径方向両側に配置された一対のリテーナーと、前記リテーナーのそれぞれに設けられた解除操作アームと、を有し、前記リテーナーはそれぞれ、前記パイプリテーナー部に一体的に接続されて支持された固定端部と、前記環状係合突部にスナップ係合する係合部が形成された自由端側(自由端側部)と、を有し、一対の前記解除操作アームを外側又は径方向外側から押圧することにより、前記固定端部を中心として前記自由端側(自由端側部)が開くように弾性変形するように形成されていて、前記リテーナーの前記自由端側(自由端側部)は、この自由端側(自由端側部)が軸方向(長さ方向)他方側に変形したときに、前記コネクタハウジングの前記パイプリテーナー部と径方向外側に係合するように構成され、前記解除操作アームは、外側から押圧されたときに、この解除操作アーム(例えば解除操作アームの先端部)に軸方向(長さ方向)他方側への押圧力が作用するような断面形状を有しているものである。パイプ体の挿入端部がコネクタハウジングのパイプリテーナー部(パイプ保持部)内に相対的に挿入されると、挿入端部に設けられている環状係合突部がリテーナーとスナップ係合し、パイプ体はコネクタハウジングに抜け止め状態で接続される。パイプ体とコネクタハウジングとに、高い内部流体圧が作用するなどにより、大きな引き離し力が加わり、環状係合突部に押されてリテーナーが軸方向他方側に変形しても、リテーナーはコネクタハウジングのパイプリテーナー部と径方向外側に係合するので、すなわち、径方向外側に変形できないように係合するので、リテーナーが環状係合突部の通過を許容するように開くといったことが効果的に規制される。そして、解除操作アームは、外側から押圧されたときに、この解除操作アームに軸方向他方側への押圧力が作用するような断面形状を有している。したがって、解除操作アームを外側から押圧すると 解除操作アームは軸方向他方側に変形する傾向を有し、解除操作アームが軸方向他方側に変形すると、リテーナーは固定端部を支点として軸方向一方側に変形する。したがって、リテーナーの開き変形が阻害されることはないので、パイプ体とコネクタハウジングとの分離作業は円滑に行われる。
解除操作アームを、径方向外側面が軸方向一方側に向かって径方向内側に傾斜する断面形状を有するように形成すれば、押圧時に、径方向外側面には、軸方向他方側への押圧分力が作用するので、解除操作アームは軸方向他方側に容易に変形する。あるいは、軸方向一端面が径方向外側に向かって軸方向他方側に傾斜する断面形状を有するように解除操作アームを形成することもできる。
コネクタハウジングのパイプリテーナー部に、周方向に延びるリテーナー配置スリットを形成しておき、リテーナーをそれぞれ、リテーナー配置スリット内に配置することにより、簡単な構成で、リテーナーの十分な変形作動を確保することができる。
ところで、エンジンや車体の振動が、パイプ体を介してクイックコネクタに伝達され、クイックコネクタがパイプ体に対して細かく振動すると、クイックコネクタ内に配置されている環状のシール部材がパイプ体と擦れて磨耗し、クイックコネクタの密封性が早期に低下するおそれがある。そこで、パイプ体とクイックコネクタとの間には、抜け止め構造だけでなく回り止め構造も構成されているのが好ましい。パイプ体とクイックコネクタとの間の回り止め構造を簡単に構成するには、まず、パイプリテーナー部のパイプ入口部(パイプリテーナー部又はコネクタハウジングの長さ方向他端部)の入口孔(パイプリテーナー部又はコネクタハウジングの長さ方向他端開口部又は長さ方向他端入口部)に溝部を形成しておくのが効果的である。そして、この溝部を回り止め用として利用する。すなわち、パイプ体の挿入端部(挿入端部の外周)に回り止めステー(径方向外側に突出する回り止めステー)を設けておき、パイプ体がコネクタハウジング内に挿入される際に、この回り止めステーが、溝部に差し込まれ、溝部がこの回り止めステーと回り止め係合するようにしておく。このように構成することにより、パイプ体の回り止めステーと溝部との周方向位置を一致させた状態で、パイプ体をクイックコネクタに相対的に真直ぐ挿入すれば、パイプ体とクイックコネクタが接続されたときに、パイプ体とクイックコネクタとの間に回り止め構造が構成されることとなる。
また、パイプ体との間を密封するための環状のシール部材は、リテーナーよりも軸方向一方側でコネクタハウジングに配置しておく必要がある。しかしながら、パイプリテーナー部にリテーナーを一体的に設けておくと、リテーナーが邪魔になってシール部材を容易に取り付けることができない。そこで、コネクタハウジングを、チューブ接続部が設けられたチューブ側構成部材と、パイプリテーナー部が設けられたリテーナー側構成部材と、を嵌め付けることにより構成しておけば、チューブ側構成部材及びリテーナー側構成部材を嵌め付けるときに、簡単にシール部材をコネクタハウジングに配置することができる。リテーナー側構成部材とチューブ側構成部材との嵌め付けは、リテーナー側構成部材及びチューブ側構成部材の一方(例えばリテーナー側構成部材)に、係合孔が形成された固定片部を周方向に複数有する嵌め付け部を形成し、かつ、リテーナー側構成部材及びチューブ側構成部材の他方(例えばチューブ側構成部材)に形成されている差し込み部(例えば長さ方向端部又は長さ方向他端部)の外周に係合突起を設けておき、この係合突起が係合孔に係合するように、前記差し込み部を前記嵌め付け部の前記固定片部の内側に差し込むことにより行うことができる。
係合突起と係合孔との係合により、リテーナー側構成部材とチューブ側構成部材とは、長さ方向に固定されるとともに、周方向にも固定される。リテーナー側構成部材及びチューブ側構成部材は、周方向の固定により回り止めされることとなるが、例えばシール部材又はチューブ側構成部材に配置されるシール部材の磨耗を防止するために、あるいは、例えばリテーナー側構成部材とチューブ側構成部材との周方向のガタをなくすために、この回り止めの精度を高める場合には、係合突起と係合孔との周方向長さを一致させる必要がある。しかしながら、係合突起と係合孔との周方向の寸法を同一に設定しておくと、寸法誤差により、係合突起の周方向の長さが係合孔の周方向の長さを上回る場合もあり得る。そして、係合突起の周方向の長さが係合孔の周方向の長さを上回ると、係合突起を係合孔に嵌め込むことができず、リテーナー側構成部材とチューブ側構成部材とを確実に抜け止め固定することができない。したがって、係合突起が係合孔にガタを有して嵌め込まれる、といった事態を許容せざるを得ないが、回り止め精度は低下してしまう。そこで、差し込み部の外周に、固定片部の幅に等しい又はほぼ等しい間隔で一対の回り止め突起を形成しておき、差し込み部を、一対の回り止め突起の間に固定片部が周方向に隙間なく又はほとんど隙間なく差し入れられて配置されるように嵌め付け部に差し込む、といったように構成するのが効果的である。一対の回り止め突起の間隔が寸法誤差により固定片部の幅を下回っても、一対の回り止め突起間に固定片部を圧入するようにして、差し込み部を嵌め付け部に差し込むことができる。嵌め付け部は、固定片部の径方向内側に内筒部を有することができ、この場合には、差し込み部は、嵌め付け部の内筒部及び固定片部の間に差し込まれる。
一対の回り止め突起は、一つの固定片部に対してのみ設けることができる。複数の固定片部に対して回り止め突起を設けておくと、固定片部の回り止め突起間への差し入れ抵抗が大きくなりすぎるおそれがある。また、回り止め突起が一対だけであれば、金型の片方ですべての回り止め突起を形成できるので、回り止め構造の寸法精度が向上する。
固定片部の先端部を先細り形状としておけば、固定片部の回り止め突起間への差し入れをスムーズに行うことができる。
本発明のクイックコネクタは、パイプ体を確実に抜け止め接続しておくことができ、しかも、簡単にパイプ体と分離できるものである。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るクイックコネクタの斜視図、図2はクイックコネクタの正面図、図3はクイックコネクタの平面図、図4はクイックコネクタの断面図である。
クイックコネクタ1は、自動車のエンジン冷却水又はガソリン燃料系配管の接続に使用されるものであり、筒状のコネクタハウジング3と、一対のリテーナー5、5と、を備えて構成されていて、コネクタハウジング3及びリテーナー5はガラス繊維強化ポリアミド(PA・GF)を素材として一体的に形成されている。コネクタハウジング3は、長さ方向一方側の円筒状の樹脂チューブ接続部又はチューブ接続部(以下、チューブ接続部)7と、長さ方向他方側のパイプリテーナー部9と、を備え、チューブ接続部7及びパイプリテーナー部9の間にパイプ支持部11及び湾曲部13を有して構成され、長さ方向一端(チューブ接続部7の一端)から長さ方向他端(パイプリテーナー部9の他端)に貫通する貫通孔15を有している。チューブ接続部7は、パイプリテーナー部9及びパイプ支持部11に対してほぼ45度傾くように、湾曲部13を介してパイプ支持部11に接続形成されていて、外周面が、短い円筒外面及びこの円筒外面から長さ方向(チューブ接続部7の軸方向)他方側に向かって緩やかに拡径するテーパ面から形成されている軸方向一方側部17と、軸方向一方側部17の軸方向他方側で円筒状外面として延びている外周面に、軸方向他方側に向かって拡径する断面直角三角形状部分及びこの断面直角三角形状部分の軸方向他方側の短い断面矩形状部分から形成された抜け止め環状突出部19が設けられている軸方向他方側部21とから構成され、外周又は外周面に樹脂チューブ又はゴムホースがきつく嵌め付けられて接続されるように形成されている。軸方向他方側部21の軸方向他端外周面には、樹脂チューブ又はゴムホースの嵌め付けストッパとしてのストッパフランジ23が形成されている。パイプ支持部11の内周面には、環状溝25が形成され、この環状溝25内にはOリング27が嵌め付けられている。
パイプリテーナー部9は、パイプ支持部11の長さ方向(パイプ支持部11の軸方向)他方側に構成されていて、パイプ支持部11の軸方向他端面に、径方向に間隔を有し、かつ、径方向対称位置で一体的に設けられた一対の円弧状突出部29、31と、それぞれの円弧状突出部29、31に連結部33、35を介して一体的に接続され、この円弧状突出部29、31の長さ方向(パイプリテーナー部9の軸方向)他方側に、円弧状突出部29、31と軸方向間隔を有して配置された薄肉のパイプ入口部37と、幅方向(径方向)両側にそれぞれ、円弧状のリテーナー5、5を有するようにC形体として構成され、一対のリテーナー5、5の自由端39、39の間と反対側の固定部分が連結部33に一体的に接続形成されたリテーナー体43と、を備えている。そして、ここでは、固定部分が凹部44(溝部)によって分断又はほぼ分断されている。あるいは、リテーナー体43は、固定端部41が連結部33(連結部33の両側部)に一体的に接続固定形成された、一対の別々のリテーナー5から形成されているとすることができる。したがって、リテーナー5、5は、パイプ支持部11とパイプ入口部37との間の軸方向スペース(周方向に延びるリテーナー配置スリット)45内に配置されていることとなり、パイプ体47(図5参照)をコネクタハウジング3内に挿入するときのパイプ体47又はパイプ体47の挿入端部49に形成されている環状係合突部51の進行路又は通過路の幅方向又は径方向両側に位置している。一対の円弧状突出部29、31は、パイプ体47の環状係合突部51の外径と等しい又はほぼ等しい内径を有している。
リテーナー体43の内周面は、パイプ体47の環状係合突部51の外径と等しい又はほぼ等しい内径を有しているが、リテーナー体43のリテーナー5にはそれぞれ、自由端39側(自由端部)で、係合部53が一体的に形成されている。それぞれの係合部53の内面55は、軸方向他端の半径位置又は径方向位置(リテーナー体43又はリテーナー5の中心からの半径又は半径距離)がリテーナー5(自由端39側以外のリテーナー5部分)の内面の半径位置又は径方向位置と等しく又はほぼ等しくなるように、また、軸方向一端部の半径位置又は径方向位置がリテーナー5の内面の半径位置又は径方向位置よりも内側となり、パイプ支持部11の貫通孔15(パイプ支持孔57:パイプ体47の環状係合突部51以外の部分の外径と同一又はほぼ同一の内径を有する)の半径位置又は径方向位置と等しく又はほぼ等しくなるように形成されている。したがって、係合部53は、内面55が軸方向一方側に向かって径方向内側に傾斜する、概略的には断面直角三角形状に形成され、軸方向一端面が環状係合突部51と係合する係合面59を構成している。
それぞれのリテーナー5には、周方向中間個所に、解除操作アーム61が一体的に形成されている。解除操作アーム61は、連結部33又はリテーナー体43の固定部分を挟んで、幅方向又は径方向対称位置に設けられていて、リテーナー5から、連結部33、35同士を結ぶ直線と平行に突出して、延びるように形成されている。解除操作アーム61は、付根部では断面ほぼ長方形状に形成されているが、付根部よりも先端側では断面台形状に形成されていて、径方向外面又は径方向外側面のパイプ支持部11側(軸方向一方側)が、パイプ支持部11側に向かって(軸方向一方側に向かって)径方向内側に傾斜する傾斜面63として形成され、あるいは、パイプ支持部11側端面(軸方向一端面)が、径方向外側に向かってパイプ入口部37側(軸方向他方側)に傾斜する傾斜面63として形成されている。傾斜面63は、付根側から先端側に向かって徐々に広くなるように形成されている。
リテーナー5はそれぞれ、全体的に、円弧状突出部29、31及びパイプ入口部37と僅かの軸方向隙間を有するように、リテーナー配置スリット45内に収められているが、それぞれのリテーナー5の係合部53のパイプ入口部37側端部(軸方向他端部又は軸方向他端面)には、自由端39位置で、軸方向他方側に僅かに突出する開き防止突部65が設けられていて、この開き防止突部65の先端(軸方向他端)の軸方向位置は、パイプ入口部37の軸方向一方側面の軸方向位置と、同一又はほぼ同一となっている。
パイプ入口部37は、パイプ体47の環状係合突部51の外径と等しい又はほぼ等しい入口孔67を有しているが、連結部35との接続個所では、入口孔67に、連結部35の内面69に対応する平面部分71(平面部分71は内面69と共面を形成する)が形成されている。また、入口孔67には、平面部分71の両側で、開き防止突部65を受け入れるための受け入れ凹部73、73が形成されている。なお、パイプ入口部37は、連結部35側の半分で、パイプ支持部11の軸方向他端部の外径と等しい又はほぼ等しい外径を有する半円状外周面を備えているが、連結部33側の半分では、四角形状の外周面を備え、かつ、解除操作アーム61が、パイプ入口部37から外側に突出しないような、あるいはほとんど突出しないような大きさに形成されている。また、円弧状突出部31も内面に、連結部35との接続個所で、連結部35の内面69に対応する平面部分を有している。
パイプ入口部37の、連結部33と連結される部分の外周面は、連結部33の外面と共面を形成している。また、連結部33とパイプ支持部11との間の、円弧状突出部29の外面を底面とする隙間には、例えば、係合脚部が円弧状突出部29に沿うように形成され、係合脚部の先端に設けられた確認係合部が円弧状突出部29の端部と係合するように形成されているプルタブ型のチェッカーが嵌め付けられる。
パイプ入口部37の入口孔67には、連結部33位置で、断面四角形状(長方形状又は正方形状)の凹部44が形成され、この凹部44は、連結部33内に延びて連結部33の軸方向一端部で終了している。連結部33の内面は、リテーナー5の固定端部41の内面及び入口孔67と共通の円弧状内面を形成するように湾曲しているが、連結部33の内面の周方向中央又は幅方向中央に沿って凹部44が軸方向一方側に延びている。凹部44は全長にわたって同一の断面形状を有している。
このような構成のクイックコネクタ1は、チューブ接続部7、湾曲部13及びパイプ支持部11構成部75(差し込み部)を備えたチューブ側構成部材77と、パイプリテーナー部9及びパイプ支持部11の先端構成部79(嵌め付け部)を備えたリテーナー側構成部材81と、を嵌め合わせることにより構成される。リテーナー側構成部材81は、パイプ支持部11の先端構成部79に、径方向に狭い幅を有する環状部83と、この環状部83の軸方向一端面の径方向内側から軸方向一方側に僅かに突出する内筒部85と、環状部83の軸方向一端面の径方向外側から軸方向一方側に長く延びる、係合孔87が形成された固定片部89と、を一体的に備えていて、固定片部89は、断面円弧状で、環状形状又は筒状形状を形成するように、周方向に等間隔で複数設けられている。また、チューブ側構成部材77は、軸方向他端部91の内周に大径部93を有し、外周に係合突起95を備えている。そして、チューブ側構成部材77の大径部93内にOリング27(環状のシール部材)を嵌め付けてから、チューブ側構成部材77の軸方向他端部91又はパイプ支持部11構成部75を、リテーナー側構成部材81の内筒部85と固定片部89との間に相対的に差し込み、固定片部89の係合孔87にチューブ側構成部材77の係合突起95を係合させて、クイックコネクタ1を構成する。ここでは、リテーナー側構成部材81の環状部83の軸方向他端面は、パイプ支持部11の軸方向他端面を形成し、リテーナー側構成部材81の内筒部85とチューブ側構成部材77の大径部93とにより環状溝25が形成される。
図5はクイックコネクタ1にパイプ体47を挿入して接続した状態を示す図、図6はパイプ体47とクイックコネクタ1との間に引き離し力が作用した場合を説明する図、図7はパイプ体47をクイックコネクタ1から取り外す場合を説明する図である。
パイプ入口部37の入口孔67からコネクタハウジング3内に、パイプ体47の挿入端部49を挿入すると、挿入端部49の環状係合突部51が、リテーナー5の係合部53の内面55に当接する。係合部53の内面55は、軸方向一方側に向かって径方向内側に傾斜しているので、環状係合突部51の進行にともなって径方向外側に徐々に押しやられ、リテーナー5はそれぞれ、固定端部41(固定部分の周方向端部に連続する部分)を中心として開くように弾性変形し、係合部53は径方向外側に移動する。そして、環状係合突部51が係合部53を越えるまで、パイプ体47の挿入端部49がコネクタハウジング3内に挿入されると、リテーナー5、5は弾性的にもとの閉じた状態に復帰し、環状係合突部51とスナップ係合する。そして、環状係合突部51は、リテーナー5の係合部53の軸方向一端面59と、パイプ支持部11の軸方向他端面との間に挟まれて、軸方向に位置決めされる。このようにして、パイプ体47はコネクタハウジング3に抜け止め状態で接続されることとなる。なお、環状係合突部51は、連結部35の内面69及び平面部分71に対応する平面部96(図11も参照)を備えていて、パイプ体47は、環状係合突部51のこの平面部96が連結部35の内面69及び平面部分71と一致する状態でコネクタハウジング3に挿入される。
ここで、パイプ体47にコネクタハウジング3から抜け出る方向の引き離し力又は分離力が作用すると、リテーナー5は環状係合突部51に相対的に押され、コネクタハウジング3に対して軸方向他方側に変形する(図6の矢印参照)。リテーナー5が軸方向他方側に変形すると、リテーナー5の係合部53の開き防止突部65が、入口孔67の受け入れ凹部73に直ちに入り込む。開き防止突部65が受け入れ凹部73に入り込むと、受け入れ凹部73の内面に規制されて、開き防止突部65、したがってリテーナー5は径方向外側に開き変形することができない。したがって、パイプ体47に強い分離力が作用しても、パイプ体47がリテーナー5から外れることはない。
また、パイプ体47とコネクタハウジング3とを分離する場合には、解除操作アーム61、61を外側から指で挟んで解除操作アーム61、61の先端部間の間隔を狭め、リテーナー5、5を固定端部41、41を中心又は支点として開き変形させる。リテーナー5、5を、係合部53が環状係合突部51の径方向外側に変形移動するまで開き変形させれば、パイプ体47をコネクタハウジング3から相対的に抜き出すことができるが、指で解除操作アーム61を内側に押圧するとき、指は傾斜面63にも押圧力を作用させる。そして、指で押したとき、傾斜面63には軸方向他方側への押圧分力が加わるので、解除操作アーム61は軸方他方側に変形する(図7の矢印参照)。解除操作アーム61が軸方向他方側に変形すると、リテーナー5は固定端部41を中心又は支点として軸方向一方側に変形する(図7)。このようにして、解除操作アーム61の押圧時に、リテーナー5の開き防止突部65が、入口孔67の受け入れ凹部73に入り込んでしまい、リテーナー5の開き操作ができなくなるといったことが効果的に防止される。なお、傾斜面63の開始端は、解除操作アーム61の先端で、径方向外面の軸方向中央部に位置している。ここで、傾斜面63の開始端が、解除操作アーム61の先端で、径方向外面の軸方向中央部よりも軸方向他方側であると、解除操作アーム61を押圧しにくくなってしまう。また、傾斜面63の開始端が、解除操作アーム61の先端で、径方向外面の軸方向中央部よりも軸方向一方側であると、解除操作アーム61を軸方向他方側に押し出す力が弱くなる。径方向外面の軸方向中央部は、ここでは、径方向外面の軸方向中央から、軸方向一方側に、径方向外面の軸方向幅の10%だけ偏った位置と、径方向外面の軸方向中央から、軸方向他方側に、径方向外面の軸方向幅の10%だけ偏った位置との間の部分を意味する。
図8はクイックコネクタ1の変更例を示す斜視図、図9はクイックコネクタ1の変更例を示す正面図、図10は一対の回り止め突起部分の断面図である。
クイックコネクタ97は、リテーナー側構成部材81の一つの固定片部89の形状を変更し、かつ、チューブ側構成部材77のパイプ支持部11構成部75の構成を変更したものであり、その他の構成はクイックコネクタ1と同一である(クイックコネクタ1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略する)。
チューブ側構成部材77のパイプ支持部11構成部75には、一方のリテーナー5と対応する周方向位置に設けられた固定片部99に対応して、外周面に一対の回り止め突起101、101が一体的に形成されている。回り止め突起101はそれぞれ、断面正方形状に形成されている。固定片部99は、先端部が先細り形状に形成されている点、すなわち、先端部の両側面102、102が軸方向一方側に向って幅方向中央に傾斜するように形成されている点を除いて、他の固定片部89と同一の形状を有している。固定片部99の長方形状の本体部103(先端部以外の部分)の両側面105、105は、パイプ支持部11の中心軸と固定片部99の周方向中央とを通る平面と平行に広がるように形成され、一対の回り止め突起101の間隔又は周方向の間隔(一対の回り止め突起101の周方向内面107の間隔又は周方向の間隔)は、固定片部99の本体部103の幅、すなわち、本体部103の両側面105の間隔又は周方向の間隔と等しくなるように設定されている。回り止め突起101の径方向外面は、固定片部99の径方向外面を含む周面に含まれるように形成されている。なお、すべての固定片部の先端部を先細り形状とすることもできる。
ここでは、リテーナー側構成部材81とチューブ側構成部材77とが、固定片部99を一対の回り止め突起101間に差し入れるようにして嵌め付けられる。回り止め突起101はそれぞれ、固定片部99の本体部103の付け根隅部に位置している。したがって、固定片部99(リテーナー側構成部材81)は、両側面105に面接触する状態の一対の回り止め突起101によって精度よく回り止めされる。そこで、嵌め付け性(組み付け性)を向上させるために、係合突起95が係合孔87に対して周方向に大きなガタを有していても、リテーナー側構成部材81とチューブ側構成部材77との間に大きな周方向のガタが生じない。
図11はパイプ体の変更例を示す斜視図、図12はパイプ体の変更例をクイックコネクタ1、97に挿入して接続した状態を示す図である。
パイプ体109は、挿入端部49の外周に、環状係合突部51よりも後側(先端部と反対側又は軸方向他方側)かつ平面部96と径方向反対側で、環状係合突部51よりも径方向外側に大きく突出する回り止めステー111を有しているが、その他の構成はパイプ体47と同一である。回り止めステー111は、断面長方形状に形成され、挿入端部49に例えば溶接により固定されている。環状係合突部51よりも径方向外側に位置する回り止めステー111の部分は、パイプリテーナー部9の凹部44と同一の、ほぼ同一の又は対応する断面形状を有していて、凹部44と同一又はほぼ同一の軸方向長さを有している。そして、パイプ体109を、例えば平面部96と連結部35との周方向位置が一致又は対応する状態(この状態では、回り止めステー111と凹部44との周方向位置は一致又は対応している)で、コネクタハウジング1、97に挿入すると、回り止めステー111が凹部44内に、周方向に隙間なく又はほとんど隙間なく、かつ、軸方向他方側に突出することなく入り込み、パイプ体109とコネクタハウジング1、97又はパイプリテーナー部9との精度の高い回り止めが確保される。
本発明のクイックコネクタを用いれば、使用時にパイプ体が抜け出てしまうといったことがなく、また、部品が密に配置されている自動車のエンジンルーム内などに用いられても、パイプ体を分離する場合の作業を円滑に実行できるものである。
本発明に係るクイックコネクタの斜視図である。 クイックコネクタの正面図である。 クイックコネクタの平面図である。 クイックコネクタの断面図である。 クイックコネクタにパイプ体を挿入して接続した状態を示す図である。 パイプ体とクイックコネクタとの間に引き離し力が作用した場合を説明する図である。 パイプ体をクイックコネクタから取り外す場合を説明する図である。 クイックコネクタの変更例の斜視図である。 クイックコネクタの変更例の正面図である。 一対の回り止め突起部分の断面図である。 パイプ体の変更例を示す斜視図である。 パイプ体の変更例をクイックコネクタに接続した状態を示す図である。
符号の説明
1、97 クイックコネクタ
3 コネクタハウジング
5 リテーナー
7 チューブ接続部
9 パイプリテーナー部
39 自由端
47、109 パイプ体
49 挿入端部
51 環状係合突部
53 係合部
61 解除操作アーム
63 傾斜面
65 開き防止突部
73 受け入れ凹部

Claims (7)

  1. 長さ方向一方側にチューブ接続部が設けられ、長さ方向他方側にパイプリテーナー部が設けられた筒状のコネクタハウジングと、前記パイプリテーナー部に配置されたリテーナー手段と、を備え、前記リテーナー手段が、前記コネクタハウジング内に挿入されたパイプ体の挿入端部に設けられている環状係合突部とスナップ係合することにより、前記パイプ体を前記コネクタハウジングに抜け止めするクイックコネクタであって、
    前記リテーナー手段は、前記環状係合突部の通過路の径方向両側に配置された一対のリテーナーと、前記リテーナーのそれぞれに設けられた解除操作アームと、を有し、
    前記リテーナーはそれぞれ、前記パイプリテーナー部に一体的に接続されて支持された固定端部と、前記環状係合突部にスナップ係合する係合部が形成された自由端側と、を有し、一対の前記解除操作アームを外側から押圧することにより、前記固定端部を中心として前記自由端側が開くように弾性変形するように形成されていて、
    前記リテーナーの前記自由端側は、この自由端側が軸方向他方側に変形したときに、前記コネクタハウジングの前記パイプリテーナー部と径方向外側に係合するように構成され、
    前記解除操作アームは、外側から押圧されたときに、この解除操作アームに軸方向他方側への押圧力が作用するような断面形状を有している、ことを特徴とするクイックコネクタ。
  2. 前記解除操作アームはそれぞれ、径方向外側面が軸方向一方側に向かって径方向内側に傾斜する断面形状を有している、ことを特徴とする請求項1記載のクイックコネクタ。
  3. 前記コネクタハウジングの前記パイプリテーナー部には、周方向に延びるリテーナー配置スリットが形成されていて、
    前記リテーナーはそれぞれ、前記リテーナー配置スリット内に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2記載のクイックコネクタ。
  4. 前記コネクタハウジングは、前記チューブ接続部が設けられたチューブ側構成部材と、前記パイプリテーナー部が設けられたリテーナー側構成部材と、を嵌め付けることにより構成され、
    前記リテーナー側構成部材と前記チューブ側構成部材とは、前記リテーナー側構成部材及び前記チューブ側構成部材の一方に、係合孔が形成された固定片部を周方向に複数有する嵌め付け部を形成し、かつ、前記リテーナー側構成部材及び前記チューブ側構成部材の他方に形成されている差し込み部外周に係合突起を設けておき、この係合突起が前記係合孔に係合するように、前記差し込み部を前記嵌め付け部の前記固定片部の内側に差し込むことにより嵌め付けられていて、
    前記差し込み部の外周にはさらに、前記固定片部の幅に等しい又はほぼ等しい間隔で設けられた一対の回り止め突起が形成され、前記差し込み部は、前記一対の回り止め突起の間に前記固定片部が周方向に隙間なく又はほとんど隙間なく差し入れられて配置されるように前記嵌め付け部に差し込まれている、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のクイックコネクタ。
  5. 前記嵌め付け部は、前記固定片部の径方向内側に内筒部を有していて、前記差し込み部は、前記嵌め付け部の前記内筒部及び前記固定片部の間に差し込まれている、ことを特徴とする請求項4記載のクイックコネクタ。
  6. 前記一対の回り止め突起は、一つの前記固定片部に対してのみ設けられている、ことを特徴とする請求項5記載のクイックコネクタ。
  7. 前記固定片部の先端部は先細り形状となっている、ことを特徴とする請求項6記載のクイックコネクタ。
JP2007020034A 2006-03-29 2007-01-30 クイックコネクタ Active JP4871749B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007020034A JP4871749B2 (ja) 2006-03-29 2007-01-30 クイックコネクタ
US11/679,963 US7552948B2 (en) 2006-03-29 2007-02-28 Quick connector
DE102007015013A DE102007015013B4 (de) 2006-03-29 2007-03-28 Schnellverbinder
FR0754085A FR2899308B1 (fr) 2006-03-29 2007-03-28 Raccord rapide.
CN2007100890709A CN101046268B (zh) 2006-03-29 2007-03-29 快速连接器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006092572 2006-03-29
JP2006092572 2006-03-29
JP2007020034A JP4871749B2 (ja) 2006-03-29 2007-01-30 クイックコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007292289A JP2007292289A (ja) 2007-11-08
JP4871749B2 true JP4871749B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=38763080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007020034A Active JP4871749B2 (ja) 2006-03-29 2007-01-30 クイックコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4871749B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020002236T5 (de) 2019-06-18 2022-01-20 Sumitomo Riko Company Limited Schnellverbinder

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216185A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Togo Seisakusho Corp 管接続構造及びコネクタ
JP5455872B2 (ja) * 2010-11-17 2014-03-26 株式会社パイオラックス 管継手およびバルブ装置
JP6406054B2 (ja) * 2015-02-25 2018-10-17 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112020002236T5 (de) 2019-06-18 2022-01-20 Sumitomo Riko Company Limited Schnellverbinder
US11892109B2 (en) 2019-06-18 2024-02-06 Sumitomo Riko Company Limited Quick connector

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007292289A (ja) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7552948B2 (en) Quick connector
US7438328B2 (en) Quick connector
KR0162154B1 (ko) 2개의 유체관을 연결하기 위한 압입 연결기
JP4529658B2 (ja) クイックコネクタ
JP5120618B2 (ja) プラグ連結型のコネクタ装置
US7328922B2 (en) Quick connector
JP2016106200A (ja) コネクタアセンブリ
US20060220380A1 (en) Piping joint device and manufacturing method thereof
US9377144B2 (en) Release tool for quick connector
JP2002013684A (ja) クィックコネクタ
JP2006189156A (ja) ワイヤーリテイナーを有する流体クイックコネクタ
JP4871749B2 (ja) クイックコネクタ
WO2018079530A1 (ja) クイックコネクター
JP4881753B2 (ja) クイックコネクタ
JP2006266472A (ja) クイックコネクタ
KR20080047134A (ko) 차량의 커넥터
JP2011140988A (ja) クイックコネクタおよび配管接続構造
JP2006300127A (ja) 止め具
JP3669222B2 (ja) クイックコネクター
JPWO2008111514A1 (ja) 樹脂チューブの接続構造
JP4529133B2 (ja) クイックコネクタ
JP2006220302A (ja) 流体クイックコネクタの汚染保護カバー
JP2006266475A (ja) クイックコネクタ
JP2009545715A (ja) 雌のねじ付カップリングとの接続用の雄のカップリング
US20210116064A1 (en) Pipe connection structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4871749

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350