JP2006130782A - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 常温で高粘度インクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】 吐出を指示する信号がスイッチングICより送られ、アクチュエータが駆動されることによってインク流路部材12がインク吐出方向に対して凹に撓みを持たせるようにされた状態では、回転エンコーダ20を正転させるとインク流路部材12は回転エンコーダ20に近い方、すなわち両端から次第に吐出方向に凸へと撓み方向が変化する。この変化が両端から中央に近付くと、インク流路部材12(あるいは梁部材14)はある点で急峻な座屈反転を起こし、インク吐出方向へと急激に変形する。インク流路部材12の長さ方向略中央にはノズル16が設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置に関する。
現在市販されている水性インクジェットプリンターは、概ね粘度5cps前後、高々10cpsオーダの染料インクや顔料インクを採用している。媒体に着弾した際のインク滲み防止や、光学的な色濃度アップ、含水量低減による媒体の膨潤抑制/短時間乾燥、あるいは、そうした高品質インクをトータル設計するに当たり自由度が大きくとれる等の理由から、インク粘度を増加することによってプリント性能は向上できることが知られている。
反面、高粘度インクを吐出するには、高出力な圧力発生機構が必要であり、コストやヘッドサイズ増加等の弊害を招く。従来からイジェクターにヒーターを別途設け、吐出時のインク粘度を強制的に下げる技術は公知である(例えば、特許文献1参照)が、インクを加熱する上記の方法はインク劣化や流路のダメージを早める根本課題があり、また使用できるインクも熱による劣化のないものに制限される。
このほか、インク吐出する際の逆方向へのインク流を梁状の弁によって抑制し、より高粘度なインクを吐出する技術(例えば、特許文献2参照)が開示されている。
大変形が得られる座屈曲がりを利用し、圧力発生機構自体をパワーアップする方法として、発熱体層との熱膨張差で変形するダイヤフラム状アクチュエータを使用した技術(例えば、特許文献3参照)、また、同様の構成で片持ち梁状のアクチュエータを使用した技術(例えば、特許文献4参照)が開示されている。
例えば図10に示すインクジェット記録ヘッド100はインク室106中のインク101をアクチュエータ102を図10(a)から図10(b)のように変形させることによって急激に加圧し、ノズル104からインク滴108として吐出させる。
しかしながら、上記の従来技術でも、粘度10cpsを大きく上回る50〜100cpsのような高粘度インクを、常温において安定吐出することは極めて困難である。
従来の方式で電歪素子を用いたインクジェット記録ヘッドはスイッチングICに急激な立上/立下特性を備えた素子を用いる必要があったため、極めて高価なものとなっていた。本発明では梁の座屈曲げ方向反転を利用したインクジェット記録ヘッドにおいて、電歪素子によって予め梁に撓み変形を付与する/しないによって、インク吐出/非吐出、すなわち座屈曲げ反転の発生可否を、安価な素子を用いて制御する技術の提供を目的とする。
特開2003−220702号公報 (図1、第4頁〜第6頁) 特開平9−327918号公報 (図1、第8頁〜第9頁) 特開2003−118114号公報 (図3、第4頁〜第5頁) 特開2003−34710号公報 (図13、第6頁〜第8頁)
本発明は上記事実を考慮し、常温で高粘度インクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドは、インク滴を吐出するノズルと、前記ノズルを含むインク流路部材と、前記インク流路部材と接合もしくはインク流路部材を含む梁部材と、前記梁部材に接合して設けられ、前記梁部材を撓ませる第1駆動手段と、前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させる第2駆動手段と、を備え、前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させ、前記第1駆動手段が前記梁部材を撓ませることで、前記第2駆動手段により前記梁部材を座屈反転変形させることを特徴とする。
上記構成の発明では、梁部材を撓ませる第2駆動手段と、座屈変形のON/OFFを切り替える第1駆動手段とを設けたことにより、少数の第2駆動手段で多数の梁部材を撓ませる構造として個々の吐出制御をそれぞれの第1駆動手段で行うことも可能なインクジェット記録ヘッドであり、かつ第1駆動手段の動作制御は緩慢な勾配でよいので、安価なスイッチング素子を使用できる。
請求項2に記載のインクジェット記録ヘッドは、前記梁部材はインク滴吐出方向に凸となるように予め初期撓みを与えられ、前記第1駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹となるように撓ませることで、前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように座屈反転変形させることを特徴とする。
上記構成の発明では、吐出方向に凸となるように初期撓みを与えられ、第1駆動手段が吐出方向に凹となるように撓ませた梁部材のみが、第2駆動手段による変形で座屈反転を起こし、ノズルからインク滴を慣性離脱させて吐出する方法を用いたので、第1駆動手段のON/OFFで安定して吐出制御可能なインクジェット記録ヘッドとできる。
請求項3に記載のインクジェット記録ヘッドは、インク滴を吐出するノズルと、前記ノズルを含むインク流路部材と、前記インク流路部材と接合もしくはインク流路部材を含む梁部材と、前記梁部材に接合して設けられ、前記梁部材を撓ませる第1駆動手段と、前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させる第2駆動手段と、を備え、前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させ、前記第1駆動手段が前記梁部材を撓ませることで、前記第2駆動手段により前記梁部材を座屈反転変形させないことを特徴とする。
上記構成の発明では、梁部材を撓ませる第2駆動手段と、座屈変形のON/OFFを切り替える第1駆動手段とを設けたことにより、少数の第2駆動手段で多数の梁部材を撓ませる構造として個々の吐出制御をそれぞれの第1駆動手段で行うことも可能なインクジェット記録ヘッドであり、かつ第1駆動手段の動作制御は極めて緩慢な勾配でよいので、安価なスイッチング素子を使用できる。
請求項4に記載のインクジェット記録ヘッドは、前記梁部材はインク滴吐出方向に凹となるように予め初期撓みを与えられ、前記第1駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凸となるように撓ませることで、前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させても座屈反転しないことを特徴とする。
上記構成の発明では、吐出方向に凹となるように初期撓みを与えられ、第1駆動手段が吐出方向に凸となるように撓ませない梁部材のみが、第2駆動手段による変形で座屈反転を起こし、ノズルからインク滴を慣性離脱させて吐出する方法を用いたので、第1駆動手段のON/OFFで安定して吐出制御可能なインクジェット記録ヘッドとできる。
請求項5に記載のインクジェット記録ヘッドは、前記第1駆動手段が、前記梁部材と電歪素子とを接合して形成された撓みアクチュエータであることを特徴とする。
上記構成の発明では、電歪素子を使用したことで大きな変位が得られ、吐出の有無を確実に制御できる。
請求項6に記載のインクジェット記録ヘッドは、前記撓みアクチュエータを駆動するための電極層が前記梁部材を兼ねていることを特徴とする。
上記構成の発明では、構造が単純であり加工工数が少ないインクジェット記録ヘッドとできる。
請求項7に記載のインクジェット記録装置は、請求項1乃至請求項6に記載のインクジェット記録ヘッドを使用したことを特徴とする。
上記構成の発明では、請求項1乃至は請求項6に記載のインクジェット記録ヘッドを使用しているので、高粘度のインクを記録媒体に吐出させることができ、従来のインクジェット記録装置と比較して、滲みのない優れた品質の記録を行うことができる。
本発明は上記構成としたので、常温で高粘度インクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置とすることができた。
図1には、本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録ヘッドが示されている。
図1に示すようにインクジェット記録ヘッド10は、内部にインク流路13を備え長さ方向略中央にノズル16を備えたインク流路部材12と、インク流路部材12を支持する梁部材14とが接合され、両端を保持部材18が支持する構造となっている。
梁部材14にはピエゾ素子30が接合され、さらにピエゾ素子30には信号電極32が形成され梁部材14、ピエゾ素子30、信号電極32でアクチュエータ36を構成している。梁部材14はピエゾ素子30の共通電極を兼ねており、梁部材14と信号電極32とでピエゾ素子30を挟む構造となっている。信号電極32の一方の端には電極パッド33が設けられ、配線34にて図示しないスイッチングICと接続されている。このスイッチングICからの信号によりピエゾ素子30は駆動され、梁部材14を撓ませる/撓ませないの制御が行われる。
インク流路部材12は、インク吐出方向(図中上)および逆方向に撓み可能であり、インクプール24から供給されインク流路13を通ってノズル16まで達したインクを慣性によって吐出方向にインク滴として吐出する。
ここで用いられるインクは前述のように、媒体に着弾した際のインク滲み防止や、光学的な色濃度アップ、含水量低減による媒体の膨潤抑制/短時間乾燥、あるいは、そうした高品質インクをトータル設計するに当たり自由度が大きくとれる等の理由から、インク粘度の極めて高い、具体的には粘度10cpsを大きく上回るような(例えば50〜100cps)高粘度インクである。
保持部材18は回転エンコーダ20に設けられたアーム22に固定され、回転エンコーダ20の回転中心からアーム22の長さ分だけオフセットされた位置にて両側から押圧され、あるいは曲げ方向に力が加えられインク吐出方向あるいは逆方向に梁部材14と接合したインク流路部材12を撓ませる。
保持部材18は図1(b)のように、保持部材18に複数のインク流路部材12が設けられた梯子状の構造であってもよい。
以下に実際の動作について説明する。
図2、図3には、本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの動作が示されている。
図2(b)のようにインク流路部材12が予めインク吐出方向(図中上)に撓みを持たせた状態であり、吐出を指示する信号がスイッチングICより送られない場合はアクチュエータ36が駆動されず、図2(c)のように回転エンコーダ20を矢印方向に回動させると、図2(c)、図2(d)のようにインク流路部材12はインク吐出方向に撓むのみであって、撓み量が最大となる図2(d)に至るまでインク流路部材12は常にインク吐出方向に凸であり続ける。
すなわち図2(b)から図2(d)まで変位するまでの間にインク流路部材12内部のインク1に吐出方向への十分な加速度が加わらないため、インク滴としてノズル16から吐出されることはない(拡大図(e))。
さらに図2(d)で撓み量が最大となり回転エンコーダ20が停止したのち、逆回転してインク流路部材12を平坦にする(図2(a))ことでインク流路部材12は初期位置図2(b)へ復帰する。
一方、図3(b)に示すように、吐出を指示する信号がスイッチングICより送られ、アクチュエータ36が駆動されることによってインク流路部材12がインク吐出方向に対して凹(図中下)に撓みを持たせるようにされた状態では、図3(c)のように回転エンコーダ20を正転(図中矢印方向)させるとインク流路部材12は回転エンコーダ20に近い方、すなわち両端から次第に吐出方向(図中上)に凸へと撓み方向が変化する。
この変化が両端から中央に近付くと、インク流路部材12(あるいは梁部材14)はある点で急峻な座屈反転を起こし、インク吐出方向(図中上)へと急激に変形する(図3(d)に中央部の変形を強調して記載)。
インク流路部材12の長さ方向略中央にはノズル16が設けられているため、ノズル16まで達しているインク1はこの座屈反転によるインク流路部材12の吐出方向への変形に伴い、ノズル16からインク滴2として吐出される(拡大図(e))。
さらに図3(d)で撓み量が最大となり回転エンコーダ20が停止したのち、逆回転してインク流路部材12を平坦にする(図3(a))ことでインク流路部材12は初期位置へ復帰し、インク吐出方向において上に撓みを持った状態(図2(b))に戻る。
この座屈反転による変形の速度は通常のアクチュエータなどによる変位と比較すれば非常に大きなものであり、本発明に採用した高粘度インクであっても十分にインク滴2として吐出することが可能である。
図3(a)から図3(d)間のインク流路部材12(梁部材14)の変位とインク滴2の吐出の関係を図4に示す。
図4にはインク流路部材12が座屈反転を起こす直前からインク滴を吐出した直後までのインクジェット記録ヘッド10の動作、アクチュエータ36に印加される電圧、回転エンコーダ20の動作の時間による変化が示されている。
図4(a)で回転エンコーダ20が逆転(インク流路部材12を両端から引っ張る方向)駆動され、押圧によって変形したインク流路部材12を伸ばし、初期状態に戻すことでインク流路部材12は初期撓みを与えられた状態(この場合は吐出方向:図中上に凸)となる。
続いて図4(b)で回転エンコーダ20が一旦停止し、この前後のタイミングで吐出を指示する信号がスイッチングICより送られ、アクチュエータ36が駆動されるとインク流路部材12は吐出方向に凹となる。この変形は印加電圧/時間変化のグラフに示されているように、例えば1V/μs以下程度の非常に緩やかな立ち上がり波形で駆動する。また、波形自体も急峻なピークを備える必要はなく、角になまりのある波形でよい。故に高価なスイッチングICを用いる必要がない。
アクチュエータ36による変形が終了し、インク流路部材12が規定の撓み量となると図4(c)のように回転エンコーダ20が正転(インク流路部材12を両端から押圧する方向)駆動され、インク流路部材12は回転エンコーダ20に近い方、すなわち両端から次第に吐出方向(図中上)に凸へと撓み方向が変化する。この時点でアクチュエータ36はOFFされるが、立ち下がり特性もまた緩やかな波形でよい。
インク流路部材12の撓み変化が両端から中央に近付くと、インク流路部材12(あるいは梁部材14)はある点で急峻な座屈反転を起こし(図4(d))、インク吐出方向(図中上)へと急激に変形する。
このときインク流路部材12内部のインクは慣性のため等速度で吐出方向に進もうとするので、両者の速度差によりノズル16からインク滴2が突出する。梁部材14の変形が最大量となれば吐出方向への変位は停止するので、インク滴2のみがノズル16から突出し(d)、そのまま慣性に従ってインク滴2は吐出方向に撃ち出される。
ここで回転エンコーダ20は停止し、次のサイクルに備える。この一連の動作は図4において、1サイクルあたり3Hz程度、アクチュエータ36への信号電圧は最大40V程度で駆動した例を説明したが、梁部材14の座屈反転による変位は短い時間のあいだに起こるので、インクの粘性が高い本発明においても極めて良好な吐出性能が得られる。
具体的には、梁部材14は20μm厚のSUSプレート、梁の長さは10mm、インク流路部材12は50μm厚の樹脂フィルムを使用し、フォトリソ法で流路13をパタニングした後、梁部材14に積層接合する。流路13のエッチング除去後の幅は50μmとする。次に、30μm厚のフィルム状ピエゾ素子30にスパッタ電極を形成し、梁部材14に接合しダイシングで梁間分離を行った。
ノズル16は25μm厚のポリイミドフィルムにレーザ加工を利用してφ30μmの孔を穿孔加工する。フィルム間はエポキシ系接着剤を用いて接合し、さらに剛体で製作した保持部材18にエポキシ系接着剤で接合した。回転エンコーダ20と保持部材18は回転エンコーダ20の回転中心から2.5mmオフセットさせた状態で接合し、インク滴2を吐出させる時(梁を座屈反転させる時)は回転エンコーダ20を20度回転させている。梁部材14の中央部は、インク吐出方向に約10m/sの速度で、1mm程移動する。
上記の条件では、グリセリンの混合比を増加させて50cps粘度に調整したインクを吐出させ、ストロボ法によってインク滴2の吐出を観察したところ、約25μm径のインク滴となった。100cps粘度のインクでは約20μm径のインク滴2がノズル16から吐出した。以上の実施例では、吐出周期は3Hzで駆動したが、100cpsの方が少し小滴となった。
本発明は上記の構成により、従来技術では極めて困難であった常温で50cps〜100cpsの高粘度インクを、加熱することなくオンデマンド吐出することが可能となる。
従来から公知のピエゾ駆動や、サーマル駆動の吐出方式と異なり、アクチュエータ36(第1駆動手段)は僅かな撓みを発生するのみであり、大きな変位を必要としない。また、緩かな勾配の電圧(例えば立上げ時間は20μ秒以上)、波形の角になまりがあっても可であり、スイッチ素子にかかる負荷(瞬時電流/許容できる抵抗)を大幅に緩和できるので、部品コストを低減できる。
図5、図6には、本発明の第2実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの動作が示されている。
第2実施形態においては、スイッチングICからアクチュエータ36へ送られる信号はインク滴2を吐出しない、吐出不可を指示する信号であり、吐出不可を指示する信号がスイッチングICより送られない場合、すなわちアクチュエータ36が駆動されない場合のみインク滴2を吐出する。
図5(b)のように、第1実施形態と異なり、インク流路部材12が予め反インク吐出方向(図中下)に撓みを持たせた状態であり、吐出不可を指示する信号がスイッチングICより送られない場合は、アクチュエータ36が駆動されず、そのまま吐出方向に凹となる形状のまま回転エンコーダ20による押圧・変形を受ける。
続いて図5(c)のように回転エンコーダ20が矢印方向に回転されると、インク流路部材12は回転エンコーダ20に近い方、すなわち両端から次第に吐出方向(図中上)に凸へと撓み方向が変化する。
この変化が両端から中央に近付くと、インク流路部材12(あるいは梁部材14)はある点で急峻な座屈反転を起こし、インク吐出方向(図中上)へと急激に変形する(図5(d)に中央部の変形を強調して記載)。
インク流路部材12の長さ方向略中央にはノズル16が設けられているため、ノズル16まで達しているインク1はこの座屈反転によるインク流路部材12の吐出方向への変形に伴い、ノズル16からインク滴2として吐出される(拡大図(e))。
さらに図5(d)で撓み量が最大となり回転エンコーダ20が停止したのち、逆回転してインク流路部材12を平坦にする(図5(a))ことでインク流路部材12は初期位置図5(b)へ復帰する。
一方、図6(b)に示すように、吐出を指示する信号がスイッチングICより送られ、アクチュエータ36が駆動されることによってインク流路部材12がインク吐出方向に対して凸(図中上)に撓みを持たせるようにされた状態では、図6(c)のように回転エンコーダ20を正転(図中矢印方向)させてもインク流路部材12はインク吐出方向に撓むのみであって、撓み量が最大となる図6(d)に至るまでインク流路部材12は常にインク吐出方向に凸であり続ける。
すなわち図6(b)から図6(d)まで変位するまでの間にインク流路部材12内部のインク1に吐出方向への十分な加速度が加わらないため、インク滴としてノズル16から吐出されることはない(拡大図(e))。
さらに図6(d)で撓み量が最大となり回転エンコーダ20が停止したのち、逆回転してインク流路部材12を平坦にする(図6(a))ことでインク流路部材12は初期位置図へ復帰し、インク吐出と反対方向に撓みを持った状態(図5(b))に戻る。
第1実施形態と同様、この座屈反転による変形の速度は通常のアクチュエータなどによる変位と比較すれば非常に大きなものであり、本発明に採用した高粘度インクであっても十分にインク滴2として吐出することが可能である。
図7には、本発明の第3実施形態に係るインクジェット記録ヘッドが示されている。
図7に示すようにインクジェット記録ヘッド11は、内部にインク流路13を備え長さ方向略中央にノズル16を備えたインク流路部材12と、インク流路部材12を支持する梁部材14とが接合され、両端を保持部材18が支持する構造となっている。
梁部材14にはフィルム状の薄いピエゾ素子30が接合され、さらにピエゾ素子30には信号電極32が接合され梁部材14、ピエゾ素子30、信号電極32でアクチュエータ36を構成している。梁部材14はピエゾ素子30の共通電極を兼ねており、梁部材14と信号電極32とでピエゾ素子30を挟む構造となっている。信号電極32の一方の端には電極パッド部35が設けられ、配線34にて図示しないスイッチングICと接続されている。このスイッチングICからの信号によりピエゾ素子30は駆動され、梁部材14を撓ませる/撓ませないの制御が行われる。
インク流路部材12は、インク吐出方向(図中上)および逆方向に撓み可能であり、インクプール24から供給されインク流路13を通ってノズル16まで達したインクを慣性によって吐出方向にインク滴として吐出する。インク流路13からノズル16までは共通電極32、ピエゾ素子30、梁部材14を貫通する孔を設けて連通させている。
また、本実施形態においてはインク流路部材12を吐出面の裏側に配し、ノズル16が設けられた吐出面を強度の高い梁部材14で面一に構成している。これにより、ヘッドメンテナンスなどの際に吐出面をワイピングしても、吐出面が強固な梁部材14で構成されているのでインク流路13やノズル16が潰れにくく、外力に強いという特徴を備えている。
図8には、本発明の第4実施形態に係るインクジェット記録ヘッドが示されている。
図8に示すようにインクジェット記録ヘッド15は、内部にインク流路13を備え長さ方向略中央にノズル16を備えたインク流路部材12と、インク流路部材12を支持する梁部材14とが接合され、両端を保持部材18が支持する構造となっている。
梁部材14には長さ方向略中央までフィルム状の薄いピエゾ素子30が接合され、さらにピエゾ素子30には信号電極32が接合され梁部材14、ピエゾ素子30、信号電極32でアクチュエータ36を構成している。梁部材14はピエゾ素子30の共通電極を兼ねており、梁部材14と信号電極32とでピエゾ素子30を挟む構造となっている。信号電極32の一方の端には電極パッド部35が設けられ、配線34にて図示しないスイッチングICと接続されている。このスイッチングICからの信号によりピエゾ素子30は駆動され、梁部材14を撓ませる/撓ませないの制御が行われる。
本実施形態においてはピエゾ素子30に焼成したセラミックス状ピエゾ素子を用いる場合、大きな座屈曲がり変形に耐えられず、脆性破壊するため、梁の片端側のみにピエゾ素子30を設けたことを特徴とする。
このときインク流路部材12は低剛性であり、アクチュエータ36は実質片持ち梁構造のピエゾ素子30の挙動で撓み変形する。両端固定での撓み量と比べ、梁部材14の片側に配置するため、変形量が大きく、座屈曲がり方向の反転可否(インク吐出する/しない)を確実に制御できるという特徴を備える。
また、個別電極32は、スパッタ等の方法で形成した金属膜を採用する。ハンダ接合や、異方性導電接着剤などから選ばれる方法で、これにより第1実施例のような電極パッド33を設けず、電極パッド部35から直に配線34の接続を取り出すことができる。
図9には、本発明に係るインクジェット記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置が示されている。
図9に示すようにインクジェット記録装置50はヘッド支持部材54を備え、本発明のインクジェット記録ヘッド10ないしは11がヘッド支持部材54に保持される。ヘッド支持部材54はインクジェット記録ヘッド10あるいは11を保持し、かつインク吐出動作を妨げない構造となっている。ヘッド支持部材54の下には状記録媒体Pを載置し保持するテーブル52が設けられている。
記録媒体Pをテーブル52にセットして、テーブル52を平面内でXおよびY方向(図中白矢印)に移動させるとともに、インクジェット記録ヘッド10ないしは15を駆動し、高粘度インクのインク滴2を吐出する。前述のように高粘度インクを使用しているので記録媒体Pに着弾した際のインク滴2の滲みは防止でき、高品質な記録が行える。
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、アクチュエータはピエゾ素子30と梁部材14とからなっているが、ピエゾ素子30のかわりに発熱抵抗体を利用し、熱膨張差で撓み変形するアクチュエータであっても良いし、静電力や磁力を利用したものであっても良い。或いは、その他の形態のアクチュエータであっても良い。
また、上記実施の形態では、ノズル16とインク流路13は、それぞれ別々の樹脂フィルムに形成して接着接合したが、これに限定されない。例えば、ノズル、インク供給路を一体に形成しても良い。或いは、さらに梁部材14が一体の構造であっても良い。或いは、その他の形態であっても良い。
また、上記実施の形態では、インクジェット記録ヘッド10ないしは15を固定し、記録媒体Pを移動させながら記録を行うが、例えば、記録媒体Pを固定し、インクジェット記録ヘッド10ないしは15をキャリッジに搭載して搬送しながら記録を行っても良いし、双方を搬送しながら記録を行ってもよい。あるいは記録媒体Pをドラムに巻き付けて回転させる構造としてもよい。
また、本明細書におけるインクジェット記録とは、記録紙上への文字や画像の記録に限定されるものではない。すなわち、記録媒体は紙に限定されるものでなく、また吐出する液体もインクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成したり、液状の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成したりするなど、工業用的に用いられる液滴噴射装置全般に対して本発明を利用することが可能である。
本発明の第1形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す図である。 本発明の第1形態に係るインクジェット記録ヘッドの動作を示す図である。 本発明の第1形態に係るインクジェット記録ヘッドの動作を示す図である。 本発明の第1形態に係るインクジェット記録ヘッドの動作を示す図である。 本発明の第2形態に係るインクジェット記録ヘッドの動作を示す図である。 本発明の第2形態に係るインクジェット記録ヘッドの動作を示す図である。 本発明の第3形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す図である。 本発明の第4形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す図である。 本発明に係るインクジェット記録装置を示す図である。 従来のインクジェット記録ヘッドを示す図である。
符号の説明
10 インクジェット記録ヘッド
11 インクジェット記録ヘッド
15 インクジェット記録ヘッド
12 インク流路部材
14 梁部材
16 ノズル
18 保持部材
20 回転エンコーダ
30 ピエゾ素子
50 インクジェット記録装置

Claims (7)

  1. インク滴を吐出するノズルと、
    前記ノズルを含むインク流路部材と、
    前記インク流路部材と接合もしくはインク流路部材を含む梁部材と、
    前記梁部材に接合して設けられ、前記梁部材を撓ませる第1駆動手段と、
    前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させる第2駆動手段と、
    を備え、
    前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させ、
    前記第1駆動手段が前記梁部材を撓ませることで、前記第2駆動手段により前記梁部材を座屈反転変形させることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記梁部材はインク滴吐出方向に凸となるように予め初期撓みを与えられ、
    前記第1駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹となるように撓ませることで、前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように座屈反転変形させることを特徴とする請求項1に記載されたインクジェット記録ヘッド。
  3. インク滴を吐出するノズルと、
    前記ノズルを含むインク流路部材と、
    前記インク流路部材と接合もしくはインク流路部材を含む梁部材と、
    前記梁部材に接合して設けられ、前記梁部材を撓ませる第1駆動手段と、
    前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させる第2駆動手段と、
    を備え、
    前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させ、
    前記第1駆動手段が前記梁部材を撓ませることで、前記第2駆動手段により前記梁部材を座屈反転変形させないことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記梁部材はインク滴吐出方向に凹となるように予め初期撓みを与えられ、
    前記第1駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凸となるように撓ませることで、前記第2駆動手段が前記梁部材をインク滴吐出方向に凹から凸となるように変形させても座屈反転しないことを特徴とする請求項3に記載されたインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記第1駆動手段は、前記梁部材と電歪素子とを接合して形成された撓みアクチュエータであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載されたインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記第1駆動手段は、前記撓みアクチュエータを駆動するための電極層が前記梁部材を兼ねていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載されたインクジェット記録ヘッド。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッドを使用したことを特徴とするインクジェット記録装置。
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