JP2006129251A - 画像読取装置および画像読取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿からの正反射光をより正確に読み取り、高精度な質感情報を得る。
【解決手段】 画像読取装置100は離間機構13を備えている。離間機構13においては、吸気ファン132が吸着板131の孔部から空気を吸引することによって原稿Pが吸着板131に吸着され、その後引上機構135が原稿Pの吸着された吸着板131を引き上げる。このような状態でフルレートキャリッジ14により原稿Pの走査を行うと、プラテンガラス11からの正反射光と原稿Pからの正反射光を分離することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像読取装置において原稿の質感に関する情報を入力し、これを再現するための技術に関する。
物体表面はそれぞれ「質感」を有している。例えば、研磨された金属の表面はつやのある「光沢感」を観察者に与え、布や織物の表面はつやのない「マット感」を与える。物体をより実物らしく、リアルに表現するためには、実物の光沢や風合いなどの質感に関する情報(質感情報)を入力し、これを再現することが必要となる。そのため、スキャナや複写機等の画像読取装置においては、物体の色情報だけでなく質感情報をも読み取るための試みがなされてる。
物体の質感は、主に物体表面における光の反射状態に依存する。一般に、物体表面における反射光は、入射角とほぼ同程度の反射角で反射する指向性の強い正反射光(あるいは鏡面反射光)と、あらゆる角度にほぼ均一に反射する拡散反射光との和によって表すことができるが、物体の質感はこれらの比率によって異なってくる。例えば、研磨された金属の表面では正反射光の比率が比較的高くなっており、それゆえ金属の表面には光沢感がある。逆に、布や織物などのような光沢のない物体の表面では、拡散反射光の比率が比較的高くなっている。つまり、物体表面からの反射光を測定して正反射光と拡散反射光の比率を求めることにより、物体の質感、特に光沢度をより忠実に表現できるようになる。
一般に、画像読取装置においては、原稿からの正反射光を受光すると原稿画像のコントラストが消失して読取性能が低下するため、原稿からの正反射光を極小化し、なるべく多くの拡散反射光を受光するべく結像光学系が設計されている。そして、この拡散反射光に基づいて物体の色情報が生成されている。
一方、原稿表面の質感を読み取るためには、原稿からの正反射光と拡散反射光の両方を受光できるようにすればよい。例えば、特許文献1においては、光源46を被写体32(原稿)に照射することで拡散反射光による画像(拡散反射画像)を読み取り、光源44を被写体32に照射することで正反射光による画像(鏡面反射画像)を読み取ったあと、これらの画像信号に基づいて光沢を示す光沢信号が生成されている。つまりここでは、拡散反射光に基づいて被写体の色情報を求め、正反射光に基づいて被写体の質感情報を求めていると言える。
特開2003−132350号公報(第34,47段落、図6,10等)
しかしながら、特許文献1に記載されたような画像読取装置で原稿表面の質感情報を読み取ろうとした場合には、次のような問題が生じる。
上述の特許文献1の図6にも示されているように、一般に、画像読取装置は透明なガラスの載置手段(ガラス基台34)を備えており、原稿は読取面が載置手段に接するようにして載置される。そして、画像読取装置は載置手段の下面側から光を照射し、原稿を読み取る。このような構成は、原稿からの拡散反射光を読み取る場合には特に問題とはならないが、原稿からの正反射光を読み取る場合には、載置手段からの正反射光が原稿からの正反射光の読み取りを妨げてしまう。その原因は、載置手段が一般に高光沢(すなわち正反射光の比率が高い)の表面を有していることにある。
原稿は載置手段に接するように載置されているため、同一の光源による原稿からの正反射光と載置手段からの正反射光は、ほぼ同じ位置からのほぼ同じ方向を有する成分となる。それゆえ、原稿からの正反射光を読み取る場合には載置手段からの正反射光も同時に読み取られることとなるが、載置手段からの正反射光の成分は無視できない程度に大きいため、原稿からの正反射光を正確に読み取ることができず、その結果、精度の高い質感情報を得ることが不可能となっていた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、載置手段に原稿を載置して画像を読み取る画像読取装置において、原稿からの正反射光をより正確に読み取り、精度の高い質感情報を得るための技術を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、上面に原稿が載置され、光の少なくとも一部を透過させる載置手段と、前記原稿に前記載置手段下面側から光を照射する照射手段と、前記載置手段と当該載置手段に載置された前記原稿とを決められた間隔で離間させ、前記原稿からの正反射光の光路と前記載置手段からの正反射光の光路を異ならせる離間手段と、前記離間手段により前記載置手段と離間された前記原稿からの拡散反射光を結像する拡散反射光結像手段と、前記載置手段からの正反射光を結像せずに、前記離間手段により前記載置手段と離間された前記原稿からの正反射光を結像する正反射光結像手段と、前記結像された拡散反射光および正反射光を受光する受光手段と、前記受光手段により受光された前記拡散反射光に基づいた色情報と、前記受光手段により受光された前記正反射光に基づいた質感情報とを出力する出力手段とを備える画像読取装置を提供する。
この画像読取装置によれば、原稿が載置手段と離間されて読み取りが行われるので、原稿からの正反射光を読み取る場合に載置手段からの正反射光の影響を抑制することができる。その結果、原稿からの正反射光を正確に読み取ることが可能となる。
また、本発明の画像読取装置は、より好適な態様として、前記離間手段は、原稿を吸着して前記載置手段と離間させる吸着手段を備える。
その一態様として、前記吸着手段は、複数の孔部を有し、原稿と接する吸着面と、前記複数の孔部から空気を吸引する吸気手段とを備え、前記載置手段に載置された原稿を吸引力によって吸着する。
あるいは、前記吸着手段は、原稿と接する吸着面と、前記吸着面を帯電させる帯電手段とを備え、前記載置手段に載置された原稿を静電気力によって吸着してもよい。
この場合において、前記離間手段は、原稿を吸着した前記吸着面を上方に移動させ、前記原稿と前記載置手段とを離間させることが可能である。
または、前記離間手段は、前記原稿を前記吸着手段に吸着させつつ前記載置手段を下方に移動させ、前記原稿と前記載置手段とを離間させることも可能である。
また、本発明の画像読取装置は、より好適な態様として、前記載置手段からの正反射光を吸収する吸光手段を備える。
あるいは、前記載置手段は、上面および下面の少なくとも一方に正反射光を抑制する反射抑制手段を有する。
このようにすれば、載置手段からの正反射光による迷光等の発生を抑制し、原稿からの正反射光をより正確に読み取ることができる。
また、本発明の画像読取装置は、より好適な態様として、原稿と接する前記吸着面が弾性体材料またはプラスティック材料により形成されている。
このようにすれば、吸着によって原稿が損傷することを防ぐことが可能となる。
また、本発明の画像読取装置は、より好適な態様として、前記原稿からの正反射光を受光する質感読取モードまたは前記原稿からの正反射光を受光しない通常読取モードのいずれかの動作を行わせるモード切替手段を備え、前記質感読取モードにおいては、前記照射手段は、前記離間手段により前記載置手段から離間された原稿に光を照射し、前記受光手段は、前記載置手段からの正反射光を受光せずに、前記原稿からの正反射光および拡散反射光を受光し、前記通常読取モードにおいては、前記照射手段は、前記載置手段に載置された原稿に光を照射し、前記受光手段は、前記載置手段からの正反射光および前記原稿からの正反射光を受光せずに、前記原稿からの拡散反射光を受光する。
このようにすれば、質感読取モードでは色情報と質感情報を得ることができ、通常読取モードでは色情報のみを得ることができる。
また、本発明は、載置部材に載置された原稿を当該載置部材から離間させる離間ステップと、前記離間ステップにおいて前記載置部材から離間された前記原稿に光を照射する照射ステップと、前記照射ステップにおいて前記原稿に光を照射することによって生じる前記載置部材からの正反射光を受光せずに、当該原稿からの正反射光と拡散反射光とを受光する受光ステップとを備える画像読取方法として提供されることも可能である。
本発明においては、従来画像読取時には密着されていた原稿とプラテンガラスとを離間させ、これによって原稿からの正反射光とプラテンガラスからの正反射光とを分離し、原稿からの正反射光のみを読み取ることを可能にした。具体的には、原稿を吸着板に吸着させ、この吸着板を上方に移動させるか、あるいはプラテンガラスを下方に移動させることによって原稿とプラテンガラスとを離間させ、この状態で原稿の読み取りを行う、というものである。以下では、このような読み取りを実現するための具体的な構成および動作について説明する。
(1)第1実施形態
(1−1)構成
はじめに、本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態の画像読取装置100の装置構成を示した図である。同図に示されているように、画像読取装置100は、プラテンガラス11と、プラテンカバー12と、離間機構13と、フルレートキャリッジ14と、ハーフレートキャリッジ15と、結像レンズ16と、ラインセンサ17と、操作部18とを備える。
なお、以下の説明において、「上方」とは図中の矢印u方向のことであり、「下方」とは図中の矢印d方向のことであると定義する。同様の要領で、ある部材に2つの面が存在するとき、より上方の面のことを「上面」、より下方の面のことを「下面」という。
プラテンガラス11は透明なガラス板であり、読み取るべき原稿Pが載置される。プラテンガラス11の両面には、例えば多層誘電体膜等の反射抑制層が形成されており、プラテンガラス11表面での反射が軽減されるようになっている。プラテンカバー12はプラテンガラス11を覆うようにして設けられており、外光を遮断してプラテンガラス11上に載置された原稿Pの読み取りを容易にする。
なお、本発明においては、原稿Pは紙に限定されるものではなく、OHPシート等のプラスティックや金属板、あるいは布地や織物であってもよい。
プラテンカバー12内部には、離間機構13が設けられている。離間機構13は、吸着板131と、吸気ファン132と、排気口133と、押圧ばね134と、引上機構135とを備えている。吸着板131はプラテンガラス11とほぼ同等の大きさの平面板で、多数の孔部が形成されている。吸着板131は原稿Pを吸着するため、その材料は原稿Pを損傷させないようにゴム等の弾性体であることが望ましい。吸気ファン132は吸着板131の孔部から空気を吸引し、吸引した空気を排気口133から排出する。押圧ばね134は適当な圧力で吸着板131を下方に付勢し、吸着板131をプラテンガラス11上の原稿Pに密着させる。引上機構135は、吸着板131の対向する2辺あるいは4辺に設けられており、後述する制御部の指示に応じて吸着板131を上方に移動させ、図中の点線Aの位置で停止させる。
この構成のもとで、プラテンガラス11上に原稿Pが載置され、プラテンカバー12が閉じられたときには、原稿Pはプラテンガラス11と吸着板131に密着されながら挟まれている状態となっている。そして、原稿Pを読み取るときには、離間機構13の引上機構135が原稿Pを吸着した吸着板131を上方へと移動させる。なお、吸着板131の移動量は、プラテンガラス11からの正反射光と原稿Pからの正反射光が良好に分離できる程度の量であればよい。
なお、原稿からの拡散反射光はあらゆる方向にほぼ均一に反射する光であるため、上述の「原稿Pからの正反射光」とは、厳密には正反射光と拡散反射光の合成光であると言える。しかし、ここで読み取り対象となっているのはあくまでも正反射光であるため、ここでは「原稿Pからの正反射光と拡散反射光の合成光」というようには表記せず、「原稿Pからの正反射光」として説明する。なお、画像データを生成する段階においては、画像読取装置100は上述の合成光に含まれる拡散反射光の寄与分を相殺する演算処理を行うことで、原稿Pからの正反射光に基づいた画像信号を生成し、質感情報を得ることが可能となっている。
図2は、フルレートキャリッジ14の構成を詳細に示した図である。なお、同図において、吸着板131は上方へと移動された状態の位置(原稿Pを読み取る場合の位置)で示されている。フルレートキャリッジ14は、光源141と、ミラー142,143,144と、回動リフレクタ145と、光トラップ146とを備える。光源141は例えばハロゲンランプまたはキセノン蛍光ランプであり、原稿Pに光を照射する。ミラー142,143,144は原稿Pからの反射光をさらに反射し、この光をハーフレートキャリッジ15へと導く。回動リフレクタ145は、片面では光を反射し、もう一方の面では光を吸収するようになっている。回動リフレクタ145は、ミラー142からの光を反射してハーフレートキャリッジ15へと導く一方、ミラー144からの光は吸収する。また、回動リフレクタ145は、図示せぬ駆動部によって145aを軸として回動され、図中の点線(145’)で示された位置へと移動可能となっている。この位置にあるときは、回動リフレクタ145はミラー142に向かう光を吸収する。
ここで、各ミラーおよび回動リフレクタは、原稿Pからの拡散反射光をハーフレートキャリッジ15へ導く光路(P−142−145−151)と、原稿Pからの正反射光をハーフレートキャリッジ15へ導く光路(P−143−144−151)とが同一長になるように配置されており、回動リフレクタ145の位置が切り替えられた場合においても、結像光学系の焦点位置が変わらないように設計されている。
光トラップ146は例えば表面に黒色の多孔質ポリウレタンシートが貼付された板状部材であり、プラテンガラス11からの反射光を吸収する。プラテンガラス11からの反射光は原稿Pからの反射光と光路が異なるため、これらは直接的にラインセンサ17に受光されるものではないが、この反射光に起因して迷光等が発生し、読み取りに際してノイズとなるおそれがある。光トラップ146はこの問題を解決するものである。
上述のフルレートキャリッジ14の各構成要素は、図2の紙面垂直方向にプラテンガラス11とほぼ同程度の幅を有して延在している。また、フルレートキャリッジ14は、図示せぬ駆動部によって図1中の矢印C方向に速度vで移動される。駆動部がフルレートキャリッジ14を矢印C方向に移動させることによって、フルレートキャリッジ14は原稿Pの全面を走査することができる。
また、図2において、矢印Lsrは原稿Pからの正反射(Specular Reflection)光、矢印Ldrは原稿Pからの拡散反射(Diffuse Reflection)光を表している。本実施形態においては、光源141からの光Linは反射面(すなわち原稿表面)と約45°の角度をなして入射し、それゆえ正反射光Lsrの反射角は約45°となっている。一方、拡散反射光は反射面に対してあらゆる角度に均一に放射される光であるが、ここでは測定の便宜上Ldrで示される拡散反射光を測定するものとする。正反射光Lsrはミラー143,144およびハーフレートキャリッジ15によって反射され、結像レンズ16によってラインセンサ17上に結像される。つまりここでは、ミラー143,144,ハーフレートキャリッジ15および結像レンズ16が、正反射光を結像させるための手段として機能している。また、拡散反射光Ldrはミラー142,回動リフレクタ145およびハーフレートキャリッジ15によって反射され、結像レンズ16によってラインセンサ17上に結像される。つまりここでは、ミラー142,ハーフレートキャリッジ15および結像レンズ16が、拡散反射光を結像させるための手段として機能している。
ここで再び図1を参照し、画像読取装置100の各部の説明を続ける。
ハーフレートキャリッジ15はミラー151,152を備え、フルレートキャリッジ14からの光を結像レンズ16へと導く。また、ハーフレートキャリッジ15は図示せぬ駆動部によって駆動され、フルレートキャリッジ13の半分の速度(すなわちv/2)でフルレートキャリッジ13と同じ方向へと移動される。
結像レンズ16はミラー152とラインセンサ17とを結ぶ光路上に設けられており、原稿Pからの光をラインセンサ17に結像する。ラインセンサ17は例えばR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)3色の色をそれぞれ読み取るための受光画素列が3列形成されている3ラインカラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の受光素子であり、受光量に応じた画像信号を生成して出力する。
操作部18は液晶ディスプレイや各種のボタン等を備えており、ユーザのための情報を表示してユーザからの入力指示を受け付ける。
上述した各部の動作は、図示せぬ制御部によって制御される。制御部はCPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の各種メモリとを備えており、ユーザの入力指示に応じて上述した駆動部に指示を供給し、画像を読み取るための所定の動作を行わせる。また、制御部はラインセンサ17の出力した画像信号にAD変換やγ変換、あるいはシェーディング補正等の各種の画像処理を施して画像データを生成する。ラインセンサ17の出力する画像信号には正反射光に基づく画像信号と拡散反射光に基づく画像信号とがあり、制御部はそれぞれの画像信号を用いて質感に関する情報を含んだ画像データを生成する。
(1−2)動作
続いて、本実施形態の画像読取装置100が原稿Pを読み取る場合の具体的な動作について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る画像読取装置100の読み取り動作を示したフローチャートである。なお、この動作はユーザが原稿Pをプラテンガラス11に載置し、操作部18を介して原稿Pの読み取りを指示することにより開始される。このとき原稿Pは、下方へと付勢された吸着板131によりプラテンガラス11に密着した状態となっている。同図の流れに沿って説明すると、まず、読み取り動作が開始されると、画像読取装置100の制御部は吸気ファン132を回転させ、原稿Pを吸着板131に吸着させる(ステップS11)。原稿Pが吸着板131に吸着されたら、制御部は引上機構135を介して吸着板131を上方へと移動させる(ステップS12)。これらの動作により、原稿Pとプラテンガラス11とが離間される。
続いて、制御部はフルレートキャリッジ14を図1の矢印C方向に速度vで移動させ、原稿Pからの拡散反射光を読み取る(ステップS13)。ハーフレートキャリッジ15はフルレートキャリッジ14と連動し、フルレートキャリッジの1/2の速度v/2で矢印C方向に移動することで、原稿Pからラインセンサ17までの光路長を一定に保ちつつ、ラインセンサ17まで原稿Pの反射光を導く。このとき、フルレートキャリッジ14内の回動リフレクタ145は図2に示された位置にあり、ラインセンサ17には原稿Pからの正反射光が受光されずに拡散反射光のみが受光されるようになっている。
原稿Pからの拡散反射光を読み取ったら、続いて制御部はフルレートキャリッジ14を再び移動させ、原稿Pからの正反射光を読み取る(ステップS14)。このとき、フルレートキャリッジ14内の回動リフレクタ145は図2の145’で示された位置にあり、ラインセンサ17には原稿Pからの拡散反射光が受光されずに正反射光のみが受光されるようになっている。以上の処理によって、本実施形態における読み取り動作は終了する。
このようにして、本実施形態の画像読取装置100は、プラテンガラス11からの正反射光を読み取らずに原稿Pからの拡散反射光と正反射光とを読み取ることが可能となる。ラインセンサ17からは原稿Pからの拡散反射光に基づいた色情報と、原稿Pからの正反射光に基づいた質感情報とが出力され、これらの情報に基づいて制御部が画像データを生成する。
本実施形態においては、吸着板131に原稿Pを吸着させ、これを上方に移動させることによって、原稿Pとプラテンガラス11とを離間させている。この結果、プラテンガラス11からの正反射光と原稿Pからの正反射光とを容易に分離することができ、原稿Pからの正反射光を正確に読み取ることが可能となる。これにより、本実施形態の画像読取装置100は原稿の質感情報を高精度に得ることが可能となる。
また、この方法によれば、原稿Pをあらかじめ離間させておく必要がなく、原稿Pは従来と同様にプラテンガラス11上に載置すればよい。つまり、原稿Pの位置合わせが困難を伴わずに行うことができる。また、原稿Pと吸着板131とがあらかじめ密着した状態にあるので、少ない吸引力で原稿Pを吸着でき、かつ、原稿Pの吸着時における位置ずれを抑えることができる。
(2)第2実施形態
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の画像読取装置が上述の第1実施形態の画像読取装置100と相違する点は、大きく分けて2つある。その相違点とは、画像読取モードを切り替えることができることと、離間機構が原稿とプラテンガラスとを離間させる態様が異なることである。本実施形態の画像読取装置は、原稿からの正反射光を受光して原稿の質感を読み取る「質感読取モード」と、原稿の質感を読み取らない通常の画像読取モード、すなわち「通常読取モード」の2種類の画像読取モードを用いることができる。また、本実施形態の離間機構は、第1実施形態のように吸着板を上方に移動させるのではなく、プラテンガラスを下方に移動させることで原稿とプラテンガラスとを離間させている。以下では、これらの相違点を中心に本実施形態の画像読取装置について説明する。なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素については同一の名称を用い、その説明を適宜省略することとする。
(2−1)構成
図4は、本実施形態の画像読取装置200の装置構成を示した図である。同図に示されているように、画像読取装置200は、プラテンユニット21と、プラテンカバー12と、吸着機構23と、フルレートキャリッジ14と、ハーフレートキャリッジ15と、結像レンズ16と、ラインセンサ17と、操作部18とを備える。すなわち、本実施形態の画像読取装置200は、プラテンユニット21と吸着機構23を備えている点が第1実施形態の画像読取装置100と異なっている。
プラテンユニット21は、プラテンガラス211と押下機構212とを備えている。プラテンガラス211は第1実施形態のプラテンガラス11とほぼ同様である。押下機構212はプラテンガラス211の対向する2辺あるいは4辺に設けられており、制御部の指示に応じてプラテンガラス211を下方に移動させ、図中の点線Bの位置で停止させる。
吸着機構23はプラテンカバー12内部に設けられており、吸着板231と、吸気ファン232と、排気口233とを備えている。これらは吸着板131,吸気ファン132および排気口133と同様の構成である。すなわち、吸着機構23は第1実施形態の離間機構13から押圧ばね134と引上機構135を除いた構成となっており、この吸着機構23では吸着板231の位置が固定されている点が離間機構13との動作上の相違点である。
この構成のもとで、プラテンガラス211上に原稿Pが載置され、プラテンカバー12が閉じられたときには、原稿Pはプラテンガラス211と吸着板231に密着されながら挟まれている状態となっている。そして、原稿Pを読み取るときには、吸着機構23が原稿Pを吸着板231に吸着させ、その後プラテンユニット21の押下機構212がプラテンガラス211を下方へと移動させる。なお、プラテンガラス211の移動量は、プラテンガラス211からの正反射光と原稿Pからの正反射光が良好に分離できる程度の量であればよい。
以上の説明からわかるように、本実施形態においては、吸着機構23と押下機構212とが協働することによって、プラテンガラス211と原稿Pとを離間させる離間手段として機能している。
(2−2)動作
続いて、本実施形態の画像読取装置200が原稿Pを読み取る場合の具体的な動作について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の画像読取装置200には2つの画像読取モードが備わっており、ユーザの選択指示により「通常読取モード」と「質感読取モード」のいずれかのモードで画像の読み取りを行うことが可能となっている。ユーザからの指示は操作部18から入力され、制御部はこの指示に応じて実行する処理を切り替える。
ここで、「通常読取モード」とは、原稿の質感情報を読み取らずに色情報のみを読み取る画像読取モードである。つまり、「通常読取モード」においては、原稿からの正反射光が読み取られずに原稿からの拡散反射光が読み取られる。一方、「質感読取モード」とは、上述の第1実施形態のように原稿の色情報と質感情報とを読み取る画像読取モードである。つまり、「質感読取モード」においては、原稿からの正反射光と拡散反射光の両方が読み取られる。以下では、上述した2つの画像読取モードにおける具体的な動作について説明する。
図5は、本実施形態に係る画像読取装置200の読み取り動作を示したフローチャートである。なお、この動作はユーザが原稿Pをプラテンガラス11に載置し、操作部18を介して原稿Pの読み取りを指示することにより開始される。ユーザは、読み取りを開始させるときには画像読取モードの指示も同時に行う。このとき原稿Pは、下方へと付勢された吸着板131によりプラテンガラス11に密着した状態となっている。
同図の流れに沿って説明すると、はじめに、画像読取装置200の制御部は画像読取モードが「質感読取モード」であるか否かを判断する(ステップS21)。指示された画像読取モードが「質感読取モード」であれば(ステップS21;YES)、制御部は吸気ファン232を回転させ、原稿Pを吸着板231に吸着させる(ステップS22)。原稿Pが吸着板231に吸着されたら、制御部は押下機構212を介してプラテンガラス211を下方へと移動させる(ステップS23)。これらの動作により、原稿Pとプラテンガラス211とが離間される。
続いて、制御部はフルレートキャリッジ14を図4の矢印C方向に移動させ、原稿Pからの拡散反射光を読み取る(ステップS24)。このとき、フルレートキャリッジ14内の回動リフレクタ145は図2に示された位置にあり、ラインセンサ17には原稿Pからの正反射光が受光されずに拡散反射光のみが受光されるようになっている。
原稿Pからの拡散反射光を読み取ったら、続いて制御部はフルレートキャリッジ14を再び移動させ、原稿Pからの正反射光を読み取る(ステップS25)。このとき、フルレートキャリッジ14内の回動リフレクタ145は図2の145’で示された位置にあり、ラインセンサ17には原稿Pからの拡散反射光が受光されずに正反射光のみが受光されるようになっている。以上の処理によって「質感読取モード」における読み取り動作は終了する。
一方、指示された画像読取モードが「質感読取モード」でない、すなわち「通常読取モード」であれば(ステップS21;NO)、制御部はフルレートキャリッジ14を図4の矢印C方向に移動させて原稿Pからの拡散反射光を読み取り(ステップS26)、この読み取りが完了したら「通常読取モード」における読み取り動作を終了させる。
このようにして、本実施形態の画像読取装置200は、ユーザからの指示に応じて原稿の色情報のみを読み取る「通常読取モード」と、原稿の色情報と質感情報とを読み取る「質感読取モード」とを切り替えて実行することが可能となる。
(3)変形例
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下にその例をいくつか示す。
まず、上述の実施形態においては正反射光と拡散反射光とを別々に受光する光学系を用いていたが、正反射光と拡散反射光とを合成して1回の読み取り動作で受光することも可能である。
図6は、正反射光と拡散反射光とを合成して1回の読み取り動作で受光する場合のハーフレートキャリッジ34を示した図である。同図において、341は光源、342,343,344はミラー、345はハーフミラー(半透鏡)、346は光トラップである。すなわち、このフルレートキャリッジ34はフルレートキャリッジ14の回動リフレクタに代えてハーフミラーを備えた構成である。このようにすれば、拡散反射光はミラー342およびハーフミラー345で反射される一方、正反射光はミラー343,344で反射されてハーフミラー345を透過する。この結果、正反射光と拡散反射光を同時に読み取ることが可能となる。なお、この場合には、正反射光と拡散反射光の光路長が同一となるようにミラー342,343,344およびハーフミラー345を設置するのが望ましい。
また、上述の実施形態においては、吸着板の上部に複数の吸気ファンが設けられていたが、このような態様に限定されるものではない。例えば、図7に示すように、排気口に電磁弁31を備え、この電磁弁31と通気管33を介して連結された吸気ファン32によって空気を吸引するような構成としてもよい。なお、同図において、図1の画像読取装置100と同様の構成要素には同一の符号を付してある。このような画像読取装置によれば、プラテンカバーの小型化が可能となる。
また、原稿の吸着は吸気ファンによる空気の吸引力によって行われる態様に限定されず、例えば吸着板を帯電させるための機構を設け、原稿を静電気力によって吸着させる態様であってもよい。
さらに、原稿とプラテンガラスとを離間させる態様は吸着に限られるものではない。例えば、原稿の両端を咥えるなどしてプラテンガラスと離間させてもよい。
また、上述の実施形態においては、吸着板の材料はゴム等の弾性体が望ましいと説明したが、これに限らず、例えば比較的低硬度のプラスティックであってもよい。さらに、吸着板はある程度の静止摩擦力を有することが望ましく、そのため吸着板の吸着面は粗面であることが望ましい。このようにすれば、吸着時における原稿の位置ずれを抑制することが可能となる。
また、上述の実施形態においては、プラテンガラスの両面には多層誘電体膜等の反射抑制層が形成されていると説明したが、反射抑制層は両面とは限らず、片面だけであっても一定の効果を奏する。さらに、プラテンガラスをより厚くすることによって、原稿からの正反射光とプラテンガラス(特に下面)からの正反射光を容易に分離することが可能となる。
また、上述の実施形態においては、離間機構(あるいは吸着機構)はプラテンガラス上の原稿を吸着してから離間すると説明したが、プラテンガラスと吸着板の間隔によっては吸着板を離間させてから原稿を吸着することも可能である。あるいは、原稿をプラテンガラスに載置するのではなく、あらかじめ吸気されて吸着可能となっている吸着板にユーザが直接原稿を吸着させるものであってもよい。しかしながら、原稿の位置ずれを抑制するためには、上述の実施形態のように原稿を吸着してから離間する態様が最も好適であると考えられる。
また、上述の実施形態においては、正反射光と拡散反射光が同一のラインセンサによって受光されていたが、これらが別々のセンサによって受光されてもよい。また、結像された光を受光するための受光素子は3ラインカラーCCDセンサに限定されるものではなく、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)プロセスを用いて作製されたセンサであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る画像読取装置の装置構成を示した図である。 同実施形態の画像読取装置のフルレートキャリッジの構成を詳細に示した図である。 同実施形態に係る画像読取装置の読み取り動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の装置構成を示した図である。 同実施形態に係る画像読取装置の読み取り動作を示したフローチャートである。 本発明の変形例として、正反射光と拡散反射光とを合成して1回の読み取り動作で受光する場合のハーフレートキャリッジを示した図である。 本発明の変形例として、装置外部に吸気ファンを設けた構成を示した図である。
符号の説明
100,200…画像読取装置、11…プラテンガラス、12…プラテンカバー、13…離間機構、131…吸着板、132…吸気ファン、133…排気口、134…押圧ばね、135…引上機構、14…フルレートキャリッジ、141…光源、142…リフレクタ、142,143,144…ミラー、145…ハーフミラー、146…光トラップ、15…ハーフレートキャリッジ、16…結像レンズ、17…ラインセンサ、18…操作部、21…プラテンユニット、211…プラテンガラス、212…押下機構、23…吸着機構、231…吸着板、232…吸気ファン、233…排気口。

Claims (11)

  1. 上面に原稿が載置され、光の少なくとも一部を透過させる載置手段と、
    前記原稿に前記載置手段下面側から光を照射する照射手段と、
    前記載置手段と当該載置手段に載置された前記原稿とを決められた間隔で離間させ、前記原稿からの正反射光の光路と前記載置手段からの正反射光の光路を異ならせる離間手段と、
    前記離間手段により前記載置手段と離間された前記原稿からの拡散反射光を結像する拡散反射光結像手段と、
    前記載置手段からの正反射光を結像せずに、前記離間手段により前記載置手段と離間された前記原稿からの正反射光を結像する正反射光結像手段と、
    前記結像された拡散反射光および正反射光を受光する受光手段と、
    前記受光手段により受光された前記拡散反射光に基づいた色情報と、前記受光手段により受光された前記正反射光に基づいた質感情報とを出力する出力手段と
    を備える画像読取装置。
  2. 前記離間手段は、原稿を吸着して前記載置手段と離間させる吸着手段を備える
    請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記吸着手段は、
    複数の孔部を有し、原稿と接する吸着面と、
    前記複数の孔部から空気を吸引する吸気手段とを備え、
    前記載置手段に載置された原稿を吸引力によって吸着する
    請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記吸着手段は、
    原稿と接する吸着面と、
    前記吸着面を帯電させる帯電手段とを備え、
    前記載置手段に載置された原稿を静電気力によって吸着する
    請求項2記載の画像読取装置。
  5. 前記離間手段は、原稿を吸着した前記吸着面を上方に移動させ、前記原稿と前記載置手段とを離間させる
    請求項3または4記載の画像読取装置。
  6. 前記離間手段は、前記原稿を前記吸着手段に吸着させつつ前記載置手段を下方に移動させ、前記原稿と前記載置手段とを離間させる
    請求項2記載の画像読取装置。
  7. 前記載置手段からの正反射光を吸収する吸光手段を備える
    請求項1記載の画像読取装置。
  8. 前記載置手段は、上面および下面の少なくとも一方に正反射光を抑制する反射抑制手段を有する
    請求項1記載の画像読取装置。
  9. 原稿と接する前記吸着面が弾性体材料またはプラスティック材料により形成されている
    請求項3または4記載の画像読取装置。
  10. 前記原稿からの正反射光を受光する質感読取モードまたは前記原稿からの正反射光を受光しない通常読取モードのいずれかの動作を行わせるモード切替手段を備え、
    前記質感読取モードにおいては、
    前記照射手段は、前記離間手段により前記載置手段から離間された原稿に光を照射し、
    前記受光手段は、前記載置手段からの正反射光を受光せずに、前記原稿からの正反射光および拡散反射光を受光し、
    前記通常読取モードにおいては、
    前記照射手段は、前記載置手段に載置された原稿に光を照射し、
    前記受光手段は、前記載置手段からの正反射光および前記原稿からの正反射光を受光せずに、前記原稿からの拡散反射光を受光する
    請求項1記載の画像読取装置。
  11. 載置部材に載置された原稿を当該載置部材から離間させる離間ステップと、
    前記離間ステップにおいて前記載置部材から離間された前記原稿に光を照射する照射ステップと、
    前記照射ステップにおいて前記原稿に光を照射することによって生じる前記載置部材からの正反射光を受光せずに、当該原稿からの正反射光と拡散反射光とを受光する受光ステップと
    を備える画像読取方法。
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