JP2006128103A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル Download PDF

Info

Publication number
JP2006128103A
JP2006128103A JP2005304149A JP2005304149A JP2006128103A JP 2006128103 A JP2006128103 A JP 2006128103A JP 2005304149 A JP2005304149 A JP 2005304149A JP 2005304149 A JP2005304149 A JP 2005304149A JP 2006128103 A JP2006128103 A JP 2006128103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
display panel
dielectric layer
sustain
plasma display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005304149A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4425849B2 (ja
Inventor
Sang-Hun Jang
尚勳 藏
Hidekazu Hatanaka
秀和 畑中
Yeong Mo Kim
永模 金
Seong-Eui Lee
聖儀 李
Ho-Nyeon Lee
鎬年 李
Seung-Hyun Son
承賢 孫
Gi-Young Kim
起永 金
Hyoung-Bin Park
亨彬 朴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung SDI Co Ltd
Original Assignee
Samsung SDI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung SDI Co Ltd filed Critical Samsung SDI Co Ltd
Publication of JP2006128103A publication Critical patent/JP2006128103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4425849B2 publication Critical patent/JP4425849B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • H01J11/32Disposition of the electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • H01J11/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/38Dielectric or insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • H01J2211/245Shape, e.g. cross section or pattern
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/32Disposition of the electrodes
    • H01J2211/326Disposition of electrodes with respect to cell parameters, e.g. electrodes within the ribs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

【課題】輝度および発光効率が向上したプラズマディスプレイパネルを提供すること。
【解決手段】所定の間隔で互いに対向配置される上部基板120および下部基板110と,上部基板と下部基板との間に設けられ,上部基板と下部基板との間に形成された放電空間を区画して複数の放電セル114を形成した複数の隔壁113と,下部基板の上面に形成された複数のアドレス電極111と,下部基板の上面に,アドレス電極を覆うように形成された第1誘電体層112と,上部基板と下部基板との間に,放電セルごとに閉ループ状に形成された複数の第1維持電極121と,上部基板と上記下部基板との間に,放電セルごとに第1維持電極に対応するように閉ループ状に形成された複数の第2維持電極117と,第1誘電体層の上面および隔壁の側壁に形成された第1蛍光体層115aと,を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイパネルが提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は,プラズマディスプレイパネルに関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP)は,電気的放電を利用して画像を形成する装置であって,輝度や視野角などの表示性能に優れるので,その使用が次第に増大している。かかるPDPは,電極に印加される直流または交流電圧により電極間でガス放電が起き,この放電過程で発生する紫外線により蛍光体が励起されて可視光を発散する。
上記PDPは,その放電形式によって直流(Direct Current:DC)型と交流(Alternating Current:AC)型とに分類される。DC型のPDPは,全ての電極が放電空間に露出される構造であって,対応する電極間で電荷の移動が直接的にされる。AC型のPDPは,少なくとも一つの電極が誘電体層で囲まれ,対応する電極間で直接的に電荷の移動がされない代わりに,壁電荷によって放電が行われる。
また,PDPは,電極の配置構造によって対向放電型と面放電型とに分類される。対向放電型のPDPは,対をなす二つの維持電極がそれぞれ上部基板と下部基板とに配置された構造であって,放電が基板に垂直な方向に起きる。面放電型のPDPは,対をなす二つの維持電極が同一の基板上に配置された構造であって,放電が基板に平行な方向に起きる。
上記対向放電型のPDPは,発光効率が高い一方,プラズマにより蛍光体層が劣化されやすいという短所があるため,近年,面放電型のPDPが主流をなしている。
図1は,従来の一般的な面放電型のPDPを示す図面である。そして,図2Aおよび図2Bは,それぞれ図1に示したPDPを横方向および縦方向にカットした断面図である。
図1,図2Aおよび図2Bに示すように,従来のPDPは,所定の間隔で互いに対向する上部基板20と下部基板10とを備える。上部基板20と下部基板10との間の空間は,プラズマ放電が起きる放電空間となる。
下部基板10の上面には,複数のアドレス電極11がストライプ状に配列されており,このアドレス電極11は,第1誘電体層12に埋め込まれている。そして,第1誘電体層12の上面には,放電空間を区画して放電セル14を形成し,この放電セル14間の電気的,光学的干渉を防止する複数の隔壁13が互いに所定の間隔をおいて形成されている。放電セル14の内面には,それぞれ赤色(R),緑色(G),青色(B)の蛍光体層15が所定厚さで塗布されており,放電セル14の内部には,放電ガスが充填される。
上部基板20は,可視光が透過可能な透明基板であって,主にガラスからなり,隔壁13が形成された下部基板10に結合される。上部基板20の下面には,アドレス電極11と直交するストライプ状の維持電極21a,21bが対をなして形成されている。維持電極21a,21bは,可視光が透過可能なように,主にITO(Indium Tin Oxide)のような透明な導電性材料から形成される。そして,上記維持電極21a,21bのライン抵抗を減らすために,維持電極21a,21bそれぞれの下面に,金属材質から形成されたバス電極22a,22bが形成されており,その幅は維持電極21a,21bより狭い。かかる維持電極21a,21bおよびバス電極22a,22bは,透明な第2誘電体層23に埋め込まれている。第2誘電体層23の下面には,保護膜24が形成されている。この保護膜24は,プラズマ粒子のスパッタリングによる第2誘電体層23の損傷を防止し,2次電子を放出して放電電圧を低下させる機能を有する。保護膜は,たとえばMgOから形成される。
しかし,上記のような構造のプラズマディスプレイパネル(PDP)では,放電セルの内壁に塗布される蛍光体層の量を増加させるのに限界があり,また,放電セルで発生した紫外線が蛍光体層に均一に伝達されないので,パネルの輝度および発光効率が低下するという問題点がある。そして,アドレス電極と維持電極との間の距離が比較的長いため,アドレス放電電圧が高いという問題点がある。
そこで,本発明は,上記問題に鑑みてなされたものであり,輝度および発光効率の向上や,アドレス放電電圧の低減が可能な,新規かつ改良されたプラズマディスプレイパネルを提供するところにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,所定の間隔で互いに対向配置される上部基板および下部基板と;上記上部基板と上記下部基板との間に設けられ,上記上部基板と上記下部基板との間に形成された放電空間を区画して複数の放電セルを形成した複数の隔壁と;上記下部基板の上面に形成された複数のアドレス電極と;上記下部基板の上面に,上記アドレス電極を覆うように形成された第1誘電体層と;上記上部基板と上記下部基板との間に,上記放電セルごとに閉ループ状に形成された複数の第1維持電極と;上記上部基板と上記下部基板との間に,上記放電セルごとに上記第1維持電極に対応するように閉ループ状に形成された複数の第2維持電極と;上記第1誘電体層の上面および上記隔壁の側壁に形成された第1蛍光体層と;を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイパネルが提供される。
かかる構成により,第1維持電極と第2維持電極との間に,放電形態が面放電型と対向放電型とが混合されたような形態の維持放電を上下方向に起こすことができる。また,アドレス電極と第2維持電極との間の距離を従来のPDPにおけるアドレス電極と維持電極の距離より短くすることができる。
上記第1維持電極の内側面には,第2誘電体層が形成され,上記第2誘電体層の表面には,保護膜が形成されてもよい。かかる構成により,プラズマ粒子のスパッタリングによる第2誘電体層の損傷を防止することができ,2次電子を放出して放電電圧を低下させることができる。
上記第1誘電体層の上面には,誘電体からなる突出部が上記放電セルごとに形成され,上記第2維持電極は,上記突出部の上面に形成されてもよい。かかる構成により,アドレス電極と第2維持電極との間の距離を従来のPDPより短くしつつ,放電セル内に蛍光体層を形成する面積を増加させることができる。
上記突出部は,上記第2維持電極に対応する閉ループ状に形成されてもよい。かかる構成により,突出部に内壁で囲まれる部分を設けることができ,さらに蛍光体層を形成する面積を増加させることができる。
上記突出部の内壁および外壁に第2蛍光体層が形成されてもよい。かかる構成により,パネルの輝度および発光効率を高めることができる。
上記上部基板の下面に第3蛍光体層が形成されてもよい。かかる構成により,パネルの輝度および発光効率をさらに高めることができる。
上記突出部の上面には,上記第2維持電極を覆うように第3誘電体層が形成され,上記第3誘電体層の表面には,保護膜が形成されてもよい。かかる構成により,プラズマ粒子のスパッタリングによる第3誘電体層の損傷を防止することができ,2次電子を放出して放電電圧を低下させることができる。
上記第1維持電極は,筒状の電極であるとしてもよい。かかる構成により,第1維持電極と第2維持電極との間に,放電形態が面放電型と対向放電型とが混合されたような形態の維持放電を上下方向に起こすことができる。
上記第2維持電極は,貫通孔が形成された板状の電極であるとしてもよい。かかる構成により,効率よく維持放電およびアドレス放電を発生させることができる。
上記アドレス電極は,帯状の電極または貫通孔が形成された板状の電極であることを特徴とするとしてもよい。かかる構成により,アドレス放電は,アドレス電極と一対の維持電極のうち第2維持電極との間で起きることから,第2維持電極が貫通孔の形成された板状の電極で,アドレス電極が帯状の電極である場合には,アドレス放電は,第2維持電極の中心領域とアドレス電極との間で起きる。また,アドレス電極が貫通孔が形成された板状の電極である場合には,アドレス放電は,第2維持電極およびアドレス電極の形態と同じ形態で起きる。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,所定の間隔で互いに対向配置される上部基板および下部基板と;上記上部基板と上記下部基板との間に設けられ,上記上部基板と上記下部基板との間に形成された放電空間を区画して複数の放電セルを形成した複数の隔壁と;上記下部基板の上面に形成された複数のアドレス電極と;上記下部基板の上面に,上記アドレス電極を覆うように形成された第1誘電体層と;上記上部基板と上記下部基板との間に,上記放電セルごとに閉ループ状に形成された複数の第1維持電極と;上記上部基板の下面に上記形成された第2誘電体層と;上記上部基板と上記下部基板との間に,上記放電セルごとに上記第1維持電極に対応するように閉ループ状に形成された複数の第2維持電極と;上記第1誘電体層の上面および上記隔壁の側壁に形成された第1蛍光体層と;を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイパネルが提供される。
かかる構成により,第1維持電極と第2維持電極との間に,対向放電型の維持放電を上下方向に起こすことができる。また,アドレス電極と第2維持電極との間の距離を従来のPDPにおけるアドレス電極と維持電極の距離より短くすることができる。
上記第2誘電体層の下面には,保護膜が形成されてもよい。かかる構成により,プラズマ粒子のスパッタリングによる第2誘電体層の損傷を防止することができ,2次電子を放出して放電電圧を低下させることができる。
上記第1誘電体層の上面には,誘電体からなる突出部が上記放電セルごとに形成され,上記第2維持電極は,上記突出部の上面に形成されてもよい。かかる構成により,アドレス電極と第2維持電極との間の距離を従来のPDPより短くしつつ,放電セル内に蛍光体層を形成する面積を増加させることができる。
上記突出部は,上記第2維持電極に対応する閉ループ状に形成されてもよい。かかる構成により,突出部に内壁で囲まれる部分を設けることができ,さらに蛍光体層を形成する面積を増加させることができる。
上記突出部の内壁および外壁に第2蛍光体層が形成されてもよい。かかる構成により,パネルの輝度および発光効率を高めることができる。
上記突出部の上面には,上記第2維持電極を覆うように第3誘電体層が形成され,上記第3誘電体層の表面には,保護膜が形成されてもよい。かかる構成により,プラズマ粒子のスパッタリングによる第3誘電体層の損傷を防止することができ,2次電子を放出して放電電圧を低下させることができる。
上記第1維持電極および上記第2維持電極は,貫通孔が形成された板状の電極であるとしてもよい。かかる構成により,効率よく維持放電およびアドレス放電を発生させることができる。
上記アドレス電極は,帯状の電極または貫通孔が形成された板状の電極であるとしてもよい。アドレス放電は,アドレス電極と一対の維持電極のうち第2維持電極との間で起きることから,かかる構成により,第2維持電極が貫通孔の形成された板状の電極で,アドレス電極が帯状の電極である場合には,アドレス放電は,第2維持電極の中心領域とアドレス電極との間で起きる。また,アドレス電極が貫通孔が形成された板状の電極である場合には,アドレス放電は,第2維持電極およびアドレス電極の形態と同じ形態で起きる。
上記第1維持電極の外縁には,金属から形成されたバス電極が形成されてもよい。かかる構成により,第1維持電極のライン抵抗を減らすことができる。
上記第1維持電極は,ITO(Indium Tin Oxide)から形成されてもよい。かかる構成により,第1維持電極部分についても可視光が透過可能となる。
以上説明したように本発明によれば,輝度および発光効率を向上することができ,アドレス放電電圧を低下させることができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書および図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかるプラズマディスプレイパネルについて説明する。図3は,本実施形態にかかるPDPの一部を分離して示す斜視図であり,図4は,図3に示したPDPの一部断面図である。そして,図5は,図3に示したPDPに適用された電極を示す斜視図である。図3では,便宜上,第2誘電体層123,第1蛍光体層115a,第2蛍光体層115b,第3蛍光体層115cおよび電極の連結ラインは図示していない。
図3〜図5に示すように,上部基板120および下部基板110が互いに所定の間隔で対向配置され,上部基板120および下部基板110との間に放電空間が形成される。ここで,上部基板120および下部基板110は,たとえばガラス基板から形成される。
下部基板110の上面には,複数のアドレス電極111が形成される。アドレス電極111は,図5に示すように帯状の電極とすることができる。このとき,アドレス電極111はストライプ状に配列することができる。一方,図6に示すように,アドレス電極111’は,貫通孔が形成された四角板形の電極とすることもできる。ここで,貫通孔は,四角板形の電極の中心に任意の大きさおよび形状を有する一の孔を設けるとすることができる。そして,アドレス電極111,111’は,下部基板の上面に形成される第1誘電体層112に埋め込まれる。
上部基板120と下部基板110との間に設けられ,かつ第1誘電体層112の上面には,放電空間を区画して複数の放電セル114を形成する複数の隔壁113が所定高さで形成される。かかる隔壁113は,隣接する放電セル114間の電気的,光学的干渉を防止する機能を有する。隔壁113は,図3に示すように,枡型に形成された空間が連結するように構成されるとしてもよい。また,底面が4辺の枡形に限られず,底面が多角形であって,各辺に側壁が設けられる構成とすることができる。
上部基板120と下部基板110との間,たとえば隔壁113の上面に接する部分と上部基板120の下面との間には,複数の第1維持電極121が設けられる。ここで,第1維持電極121は,放電セル114ごとに隔壁113の上面に沿って閉ループ状に形成される。このとき,第1維持電極121は,放電セルごとに一の閉ループ状の形状が対応して形成されるとすることができる。そして,かかる構成で形成された第1維持電極121において,第1維持電極121が相互に隣接する空間には,誘電体が介在されている。第1維持電極121は,図5に示すように四角筒形の電極からなるとしてもよい。
そして,隔壁113の上面と上部基板120の下面との間には,第1維持電極121の内側面を被覆するように第2誘電体層123が形成されるとすることができる。ここで,内側面とは,閉ループ状に形成された第1維持電極121に囲まれた空間に面する内側の側面をいう。そして,第2誘電体層123の表面には,保護膜(図示せず)が形成されうる。保護膜は,プラズマ粒子のスパッタリングによる第2誘電体層123の損傷を防止し,また,2次電子を放出して放電電圧を低下させる機能を有するものである。保護膜は,たとえばMgOから形成される。
第1誘電体層112の上面には,誘電体からなる突出部116が放電セル114ごとに所定高さで形成される。ここで,突出部116は,閉ループ状に形成されうる。さらに,突出部116の上面には,第1維持電極121に対応する閉ループ状の第2維持電極117が形成されるとすることができる。ここで,第2維持電極217は,金属から形成されうる。一方,第1誘電体層112上には,突出部116を形成しないこともあり,この場合,第2維持電極117は,上部基板120と下部基板110との間,たとえば第1誘電体層112の上面に形成されるとすることができる。
第2維持電極117は,図5に示すように貫通孔が形成された四角板形の電極からなるとしてもよい。ここで貫通孔は,四角板形の電極の中心に任意の大きさおよび形状を有する一の孔を設けるとすることができる。そして,突出部116の上面には,第2維持電極117を被覆するように第3誘電体層118が形成され,第3誘電体層118の表面には,保護膜(図示せず)が形成されうる。
放電セル114の内壁をなす第1誘電体層112の上面および隔壁113の側面には,第1蛍光体層115aが形成される。そして,第2蛍光体層115bが,突出部116の内壁および外壁にも形成されるとすることができる。また,第3蛍光体層115cが,上部基板120の下面にも形成されるとすることができる。
図7は,本実施形態にかかるPDPに適用可能な他の形状の電極の一例を示す図面である。図7に示すように,第1維持電極121’は,円筒形の電極とすることができ,第2維持電極117’は,貫通孔が形成された円板形の電極とすることができる。その際,アドレス電極111は,帯状の電極とすることができる。一方,図8に示すように,アドレス電極111”は,貫通孔が形成された円板形の電極とすることもできる。ここで貫通孔は,円板形の電極の中心に任意の大きさおよび形状を有する一の孔を設けるとすることができる。
以上,第1維持電極が四角筒形の電極121や円筒形の電極121’である場合が説明されたが,本実施形態では,これに限定されず,様々な筒状の電極を第1維持電極とすることができる。そして,第2維持電極も,四角板形の電極117や円板形の電極117’以外に,貫通孔が形成された様々な板状の電極を第2維持電極とすることができる。また,アドレス電極は,帯状の電極111,四角板形の電極111’や円板形の電極111”以外に,貫通孔が形成された様々な板状の電極をアドレス電極とすることができる。
第1維持電極121,121’および第2維持電極117,117’は,それぞれの筒形状の中心軸および貫通孔の中心軸とを結んだ軸が,上部基板120または下部基板110に対して垂直となるように,配置されることができる。さらに,アドレス電極111’,111”の貫通孔の中心軸と,第1維持電極121,121’の筒形状の中心軸および第2維持電極117,117’の貫通孔の中心軸とを結んだ軸についても,同様に上部基板120または下部基板110に対して垂直となるようにして,アドレス電極111’,111”が配置されることができる。
上記のような構造のPDPで,維持放電は,第1維持電極121,121’と第2維持電極117,117’との間で上下方向に起きる。このとき,第1維持電極121,121’は,筒状の電極からなり,第2維持電極117,117’は,貫通孔が形成された板状の電極からなるので,維持放電は,放電形態が面放電型と対向放電型とが混合されたような形態で起きる。たとえば,維持放電は,図4に示す矢印のような円弧状の方向で発生する。そして,このような放電によって発生した紫外線は,放電セル114の内壁に形成された蛍光体層に均一に伝達されるので,輝度および発光効率が向上する。
一方,アドレス放電は,アドレス電極111,111’,111”と一対の維持電極のうち第2維持電極117,117’との間で起きる。このとき,アドレス電極が帯状の電極111である場合には,アドレス放電は,第2維持電極117,117’の中心領域とアドレス電極111との間で起きる。そして,アドレス電極が貫通孔の形成された板状の電極111’,111”である場合には,アドレス放電は,第2維持電極117,117’およびアドレス電極111’,111”の形態と同じ形態で起きる。
このように,本実施形態によるPDPでは,アドレス電極111,111’,111”と第2維持電極117,117’との間の距離が,従来のPDPにおけるアドレス電極と維持電極との間の距離よりも短くなるので,アドレス放電電圧を低下させることができる。一方,リセット放電もアドレス電極111,111’,111”と第2維持電極117,117’との間で起きるので,コントラストが向上する。
そして,蛍光体層として,第1誘電体層112の上面および隔壁113の側面の第1蛍光体層115aだけでなく,突出部116の内壁および外壁の第2蛍光体層115b,上部基板120の下面の第3蛍光体層115cも形成されうるので,放電セル114の内部に従来のPDPより多くの蛍光体層を形成できる。これにより,放電によって発生する可視光の量を増加させることができる。そして,上部基板120の面上には,誘電体層が形成されないので,放電セルで発生した可視光を従来のPDPの場合より多く上部基板120を透過させることができる。
本実施形態にかかるPDPおよびと図1に示した従来のPDPを実験して比較した結果,本実施形態にかかるPDPでは,従来のPDPより発光効率がほぼ38%向上し,放電開始電圧がほぼ32%減少した。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかるプラズマディスプレイパネルについて説明する。図9は,本実施形態にかかるPDPの一部を分離して示す斜視図であり,図10は,図9に示したPDPの一部断面図である。そして,図11は,図9に示したPDPに適用された電極を示す斜視図である。
図9〜図11に示すように,上部基板220および下部基板210が互いに所定の間隔で対向配置され,上部基板220および下部基板210との間に放電空間が形成される。ここで,上部基板220および下部基板210は,たとえばガラス基板から形成される。
下部基板210の上面には,複数のアドレス電極211が形成される。アドレス電極211は,下部基板の上面に形成される第1誘電体層212に埋め込まれる。アドレス電極211は,図11に示すように帯状の電極とすることができる。このとき,アドレス電極211はストライプ状に配列することができる。一方,図12に示すように,アドレス電極211’は,貫通孔が形成された四角板形の電極とすることもできる。ここで,貫通孔は,四角板形の電極の中心に任意の大きさおよび形状を有する一の孔を設けるとすることができる。
上部基板220と下部基板210との間に設けられ,かつ第1誘電体層212の上面には,放電空間を区画して複数の放電セル214を形成する複数の隔壁213が所定高さで形成される。かかる隔壁213は,隣接する放電セル214間の電気的,光学的干渉を防止する機能を有する。隔壁213は,図9に示すように,枡型に形成された空間が連結するように構成されるとしてもよい。また,底面が4辺の枡形に限られず,底面が多角形であって,各辺に側壁が設けられる構成とすることができる。
上部基板220と下部基板210との間,たとえば上部基板220の下面には,複数の第1維持電極221が形成される。ここで,第1維持電極221は,放電セル214ごとに閉ループ状に形成される。このとき,第1維持電極221は,放電セルごとに一の閉ループ状の形状が対応して形成されるとすることができる。第1維持電極221は,図11に示すように貫通孔が形成された四角板形の電極からなるとしてもよい。ここで貫通孔は,四板角形の電極の中心に任意の大きさおよび形状を有する一の孔を設けるとすることができる。
第1維持電極221は,透明な導電性物質であるITO(Indium Tin Oxide)から形成されうる。かかる構成により,第1維持電極部分についても可視光が透過可能となる。そして,第1維持電極221の外縁には,第1維持電極221のライン抵抗を減らすために,金属からなるバス電極222が形成されうる。かかる構成により,第1維持電極のライン抵抗を減らすことができる。
上部基板220の下面には,たとえば第1維持電極221およびバス電極222を被覆するように第2誘電体層223が形成される。第2誘電体層223は,放電によって発生した可視光が透過可能なように透明な物質から形成されることが望ましい。そして,第2誘電体層223の下面には,保護膜224が形成される。保護膜224は,プラズマ粒子のスパッタリングによる第2誘電体層223の損傷を防止し,2次電子を放出して放電電圧を低下させる機能を有する。保護膜は,たとえばMgOから形成される。
第1誘電体層212の上面には,放電セル214ごとに誘電体からなる突出部216が所定高さで形成される。ここで,突出部216は,閉ループ状に形成されうる。さらに,突出部216の上面には,第1維持電極221に対応する閉ループ状の第2維持電極217が形成されるとすることができる。ここで,第2維持電極217は,金属から形成されうる。一方,第1誘電体層212上には,突出部216を形成しないこともあり,この場合,第2維持電極217は,上部基板220と下部基板210との間,たとえば第1誘電体層212の上面に形成されるとすることができる。
第2維持電極217は,図11に示すように貫通孔が形成された四角板形の電極からなる。ここで貫通孔は,略四角形板の中心に任意の大きさおよび形状を有する一の孔を設けるとすることができる。そして,突出部216の上面には,第2維持電極217を被覆するように第3誘電体層218が形成される。そして,第3誘電体層218の表面には,保護膜(図示せず)が形成されることもある。
放電セル214の内壁をなす第1誘電体層212の上面および隔壁213の側面には,第1蛍光体層215aが形成される。そして,第2蛍光体層215bが,突出部216の内壁および外壁にも形成されうる。
図13は,本実施形態にかかるPDPに適用可能な他の形状の電極の一例を示す図面である。図13に示すように,第1維持電極221’は,貫通孔が形成された円板形の電極からなり,このとき,第1維持電極221’の外縁には,バス電極222’が形成される。第2維持電極217’は,貫通孔が形成された円板形の電極からなる。そして,アドレス電極211は,帯状の電極とすることができる。一方,図14に示すように,アドレス電極211”は,貫通孔が形成された円板形の電極とすることもできる。ここで貫通孔は,略円形板の中心に任意の大きさおよび形状を有する一の孔を設けるとすることができる。
以上,第1維持電極が四角板形の電極221や円板形の電極221’である場合が説明されたが,本実施形態では,これに限定されず,様々な板状の第1維持電極とすることができる。そして,第2維持電極も,四角板形の電極217や円板形の電極217’以外に,貫通孔が形成された様々な板状の第2維持電極とすることができる。また,アドレス電極は,帯状の電極211,四角板形の電極211’や円板形の電極211”以外に,貫通孔が形成された様々な板状のアドレス電極とすることができる。
上記のような構造のPDPで,維持放電は,第1維持電極221,221’と第2維持電極217,217’との間で上下方向に起きる。このとき,維持放電は,対向放電形態で起きるので,発光効率が向上する。そして,前述した実施形態と同様に,従来のPDPの場合よりも,アドレス放電電圧を低下させ,放電セル214の内部にさらに多くの蛍光体層を形成できる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
たとえば,上述した本発明およびその実施形態においては,上部基板,下部基板のように便宜上,上または下という表現を用いたが,上部基板を下側に向け下部基板を上側に向けて実施された場合であっも,これら上部基板または下部基板の表現にとらわれず本発明の技術的意義は変わらない。
たとえば,上述した実施形態においては,下部基板の上面に形成されるアドレス電極のように上面という表現を便宜上用いたが,必ずしも下部基板の直上に限らず,他の物を介した上にアドレス電極が形成される場合であってもよい。そのほか,たとえば第1誘電体層の上面に形成される突出部などという場合も同様である。
本発明は,プラズマディスプレイパネルに適用可能である。
従来のPDPの分離斜視図である。 図1に示したPDPを横方向にカットした断面図である。 図1に示したPDPを縦方向にカットした断面図である。 本発明の第1の実施形態にかかるPDPの分離斜視図である。 図3に示したPDPの一部断面図である。 図3に示したPDPに適用された電極を示す斜視図である。 図5に示したアドレス電極と異なる形状のアドレス電極を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかるPDPに適用可能な他の形状の電極を示す斜視図である。 図7に示したアドレス電極と異なる形状のアドレス電極を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかるPDPの分離斜視図である。 図9に示したPDPの一部断面図である。 図9に示したPDPに適用された電極を示す斜視図である。 図11に示したアドレス電極と異なる形状のアドレス電極を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかるPDPに適用可能な他の形状の電極を示す斜視図である。 図13に示したアドレス電極と異なる形状のアドレス電極を示す斜視図である。
符号の説明
10,110,210 下部基板
11,111,111’,111”,211,211’,211” アドレス電極
12,112,212 第1誘電体層
13,113,213 隔壁
14,114,214 放電セル
15 蛍光体層
115a,215a 第1蛍光体層
115b,215b 第2蛍光体層
115c 第3蛍光体層
116,216 突出部
117,117’,217,217’ 第2維持電極
118,218 第3誘電体層
20,120,220 上部基板
21a,21b 維持電極
121,121’,221,221’ 第1維持電極
22a,22b,222,222’ バス電極
23,123,223 第2誘電体層
24,224 保護膜

Claims (20)

  1. 所定の間隔で互いに対向配置される上部基板および下部基板と;
    前記上部基板と前記下部基板との間に設けられ,前記上部基板と前記下部基板との間に形成された放電空間を区画して複数の放電セルを形成した複数の隔壁と;
    前記下部基板の上面に形成された複数のアドレス電極と;
    前記下部基板の上面に,前記アドレス電極を覆うように形成された第1誘電体層と;
    前記上部基板と前記下部基板との間に,前記放電セルごとに閉ループ状に形成された複数の第1維持電極と;
    前記上部基板と前記下部基板との間に,前記放電セルごとに前記第1維持電極に対応するように閉ループ状に形成された複数の第2維持電極と;
    前記第1誘電体層の上面および前記隔壁の側壁に形成された第1蛍光体層と;
    を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイパネル。
  2. 前記第1維持電極の内側面には,第2誘電体層が形成され,
    前記第2誘電体層の表面には,保護膜が形成されたことを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記第1誘電体層の上面には,誘電体からなる突出部が前記放電セルごとに形成され,
    前記第2維持電極は,前記突出部の上面に形成されたことを特徴とする,請求項1または2に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記突出部は,前記第2維持電極に対応する閉ループ状に形成されたことを特徴とする,請求項3に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記突出部の内壁および外壁に第2蛍光体層が形成されたことを特徴とする,請求項4に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記上部基板の下面に第3蛍光体層が形成されたことを特徴とする,請求項1〜5のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記突出部の上面には,前記第2維持電極を覆うように第3誘電体層が形成され,
    前記第3誘電体層の表面には,保護膜が形成されたことを特徴とする請求項3〜6のいずれに記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記第1維持電極は,筒状の電極であることを特徴とする,請求項1〜7のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記第2維持電極は,貫通孔が形成された板状の電極であることを特徴とする,請求項1〜8のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記アドレス電極は,帯状の電極または貫通孔が形成された板状の電極であることを特徴とする,請求項1〜9のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 所定の間隔で互いに対向配置される上部基板および下部基板と;
    前記上部基板と前記下部基板との間に設けられ,前記上部基板と前記下部基板との間に形成された放電空間を区画して複数の放電セルを形成した複数の隔壁と;
    前記下部基板の上面に形成された複数のアドレス電極と;
    前記下部基板の上面に,前記アドレス電極を覆うように形成された第1誘電体層と;
    前記上部基板と前記下部基板との間に,前記放電セルごとに閉ループ状に形成された複数の第1維持電極と;
    前記上部基板の下面に形成された第2誘電体層と;
    前記上部基板と前記下部基板との間に,前記放電セルごとに前記第1維持電極に対応するように閉ループ状に形成された複数の第2維持電極と;
    前記第1誘電体層の上面および前記隔壁の側壁に形成された第1蛍光体層と;
    を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイパネル。
  12. 前記第2誘電体層の下面には,保護膜が形成されたことを特徴とする,請求項11に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 前記第1誘電体層の上面には,誘電体からなる突出部が前記放電セルごとに形成され,
    前記第2維持電極は,前記突出部の上面に形成されたことを特徴とする,請求項11または12に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 前記突出部は,前記第2維持電極に対応する閉ループ状に形成されたことを特徴とする,請求項13に記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 前記突出部の内壁および外壁に第2蛍光体層が形成されたことを特徴とする,請求項14に記載のプラズマディスプレイパネル。
  16. 前記突出部の上面には,前記第2維持電極を覆うように第3誘電体層が形成され,
    前記第3誘電体層の表面には,保護膜が形成されたことを特徴とする,請求項13〜15のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 前記第1維持電極および前記第2維持電極は,貫通孔が形成された板状の電極であることを特徴とする,請求項11〜16のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  18. 前記アドレス電極は,帯状の電極または貫通孔が形成された板状の電極であることを特徴とする,請求項11〜17のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  19. 前記第1維持電極の外縁には,金属から形成されたバス電極が形成されたことを特徴とする,請求項11〜18のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 前記第1維持電極は,ITOから形成されたことを特徴とする,請求項11〜19のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。
JP2005304149A 2004-10-28 2005-10-19 プラズマディスプレイパネル Expired - Fee Related JP4425849B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020040086538A KR101082434B1 (ko) 2004-10-28 2004-10-28 플라즈마 디스플레이 패널

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006128103A true JP2006128103A (ja) 2006-05-18
JP4425849B2 JP4425849B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=36261032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005304149A Expired - Fee Related JP4425849B2 (ja) 2004-10-28 2005-10-19 プラズマディスプレイパネル

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7595589B2 (ja)
JP (1) JP4425849B2 (ja)
KR (1) KR101082434B1 (ja)
CN (1) CN100547717C (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI319200B (en) * 2006-11-03 2010-01-01 Chunghwa Picture Tubes Ltd Flat light module and manufacturing method thereof
WO2013031800A1 (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 京セラ株式会社 プラズマ発生体及びプラズマ発生装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4871967A (ja) 1971-12-28 1973-09-28
JPS5750743A (en) 1980-09-12 1982-03-25 Okaya Denki Sangyo Kk Gas discharge display panel
US4689617A (en) 1985-04-30 1987-08-25 International Business Machines Corporation Concentric via plasma panel
JP2917279B2 (ja) 1988-11-30 1999-07-12 富士通株式会社 ガス放電パネル
JP2629982B2 (ja) 1989-11-14 1997-07-16 株式会社富士通ゼネラル プラズマディスプレイパネル
JP2943210B2 (ja) 1990-02-06 1999-08-30 日本電気株式会社 面放電形プラズマディスプレイパネル
JP3259253B2 (ja) * 1990-11-28 2002-02-25 富士通株式会社 フラット型表示装置の階調駆動方法及び階調駆動装置
US6097357A (en) * 1990-11-28 2000-08-01 Fujitsu Limited Full color surface discharge type plasma display device
JPH0541165A (ja) 1991-08-07 1993-02-19 Pioneer Electron Corp プラズマ表示装置
DE69229684T2 (de) * 1991-12-20 1999-12-02 Fujitsu Ltd Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Anzeigetafel
EP0554172B1 (en) * 1992-01-28 1998-04-29 Fujitsu Limited Color surface discharge type plasma display device
JPH06267430A (ja) * 1993-03-11 1994-09-22 Noritake Co Ltd プラズマディスプレイパネル
JP3025598B2 (ja) * 1993-04-30 2000-03-27 富士通株式会社 表示駆動装置及び表示駆動方法
JP2676487B2 (ja) 1993-11-24 1997-11-17 株式会社ティーティーティー 放電表示装置
JP2891280B2 (ja) * 1993-12-10 1999-05-17 富士通株式会社 平面表示装置の駆動装置及び駆動方法
JP3163563B2 (ja) * 1995-08-25 2001-05-08 富士通株式会社 面放電型プラズマ・ディスプレイ・パネル及びその製造方法
JP2845183B2 (ja) 1995-10-20 1999-01-13 富士通株式会社 ガス放電パネル
KR19990004791A (ko) 1997-06-30 1999-01-25 엄길용 플라즈마 표시소자
JP3424587B2 (ja) * 1998-06-18 2003-07-07 富士通株式会社 プラズマディスプレイパネルの駆動方法
US6247987B1 (en) * 1999-04-26 2001-06-19 Chad Byron Moore Process for making array of fibers used in fiber-based displays
JP2000331615A (ja) 1999-05-20 2000-11-30 Fujitsu Ltd プラズマディスプレイパネル及びその駆動方法
JP4030685B2 (ja) 1999-07-30 2008-01-09 三星エスディアイ株式会社 プラズマディスプレイおよびその製造方法
US6853138B1 (en) * 1999-11-24 2005-02-08 Lg Electronics Inc. Plasma display panel having grooves in the dielectric layer
JP2001325888A (ja) 2000-03-09 2001-11-22 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd プラズマディスプレイ及びその製造方法
KR100399787B1 (ko) * 2001-05-04 2003-09-29 삼성에스디아이 주식회사 기판과 이 기판의 제조방법 및 이 기판을 가지는 플라즈마표시장치
US7330166B2 (en) * 2002-06-28 2008-02-12 Matsushita Electronic Industrial Co., Ltd Plasma display with split electrodes

Also Published As

Publication number Publication date
CN100547717C (zh) 2009-10-07
JP4425849B2 (ja) 2010-03-03
KR101082434B1 (ko) 2011-11-11
CN1770370A (zh) 2006-05-10
US7595589B2 (en) 2009-09-29
KR20060037549A (ko) 2006-05-03
US20060091808A1 (en) 2006-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4108088B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
US20050225239A1 (en) Plasma display panel
JP2005302716A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2005150095A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4425849B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2005129532A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR20070098007A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2005123187A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4368358B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2006140133A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100674832B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100730205B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100615289B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006164970A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100615288B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100730118B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100670298B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR100659104B1 (ko) 디스플레이 장치
US20090039783A1 (en) Display panel
KR100829512B1 (ko) 개선된 전극 구조를 갖는 플라즈마 디스플레이 패널 및 그제조방법
EP1804264A1 (en) Plasma display panel
KR20050097251A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
JP2003217453A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100730116B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20050112307A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091026

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20091026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees