JP2006127565A - 光ピックアップ装置および光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】波長の異なる複数の発光点を近接して設けた光源を備え、どの波長の発光点からの光も高倍速で記録と再生の両方が行える光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】波長の異なる複数の発光点2、発光点3を近接して設けた2波長半導体レーザ光源1と、光ディスク12で反射された光を受光して電気信号を発生させる受光センサ14と、発光点2、発光点3から出射された光を光ディスク12へと集光し光ディスク12で反射された光を受光センサ14へと導く光学系を備え、前記光学系は発光点2、発光点3から出射された光をそれぞれの所定の光強度分布に変換するフィルタ8を有する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ、ノートブック型コンピュータなどの電子機器に搭載される光ディスク装置に好適に用いられる光ピックアップ装置及び光ディスク装置に関するものである。
従来、光学記録媒体として、DVD(デジタルバーサティルディスク)、CD−R(書き込み可能なコンパクトディスク)、CD−RW(書き換え可能なコンパクトディスク)等の種々の光ディスクが開発されている。DVDにおいては、波長約650nmのレーザ光により情報の記録または再生が行われる。一方、CD−RやCD−RWにおいては、波長約780nmのレーザ光により情報の記録または再生が行われる。このような複数種類の光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置が提案されている。
また、このような複数種類の光ディスクに対して情報の記録または再生を行う光ディスク装置において、複数の異なる波長のレーザ素子を1つのパッケージに隣接して配置したもの(いわゆるハイブリッド型2波長半導体レーザ)や、1つの半導体基板に複数の波長の光源を集積化した半導体レーザ素子(いわゆるモノリシック型2波長半導体レーザ)などが提案されている。これらの2波長半導体レーザを用いた光学系はそれぞれの波長に応じた光源を用いた光学系に対し、それぞれ別個に設定されていた光学部品を共通化できるなどコストダウンを図ることができる。
ところが、これらの2波長半導体レーザでは、ハイブリッド型、モノリシック型のいずれの場合においても、2つの波長の発光点の距離は約110μmほどあり、必然的に2つの光源の光軸にずれが生じる。このため例えば波長選択性の膜を形成した平行平板を用いることにより2つの波長のレーザ光の光路を一致させている[(特許文献1)参照のこと。]。あるいは、2波長半導体レーザの配置を工夫し、所定の性能を出しにくい方の光源からの光の収差を優先的に低減するように光学系を構成したり[(特許文献2)参照のこと。]、所定の性能を出しにくい方の光源を光学系の光軸と一致させたり[(特許文献3)参照のこと。]している。
図7に従来の光ピックアップ装置の光学系の概略図を示す。ただし簡略化のため光ディスクからの戻り光を検出する復路光学系と光量制御するためのモニタ光学系は省略している。また、ここでは(特許文献1)から(特許文献3)の構成を合わせて示している。2波長半導体レーザ光源1はDVD用の波長λ1(650nm)の発光点2およびCD用の波長λ2(780nm)の発光点3を備える。所定の性能を出しにくい波長λ1の発光点2は収差を優先的に低減すべく、光学系の光軸と一致させている。また、平行平板31は波長λ1の光を反射し、かつ波長λ2の光を透過する第1の波長選択膜31a、光を透過する基板31bおよび波長λ2の光を反射する第2波長選択膜31cと厚い基板31dから構成される。基板31bの厚みおよびレーザ光の入射角を調整することにより、波長λ1のレーザ光の光路と波長λ2のレーザ光の光路とを一致させている。また、コリメートレンズ6は発光点2および発光点3から出射された光を略平行に変換し、対物レンズ11は略平行に変換された光を光ディスク12に集光させる。
特開2000−99983号公報 特開2001−148136号公報 特開2002−25103号公報
近年、光ディスク装置はDVDにおいて再生だけでなく記録もすること、CDにおいて高倍速で記録することに対する要望が強くなっている。DVDにおいて再生だけでなく記録もするためには光ディスク上の集光スポット径を小さくしぼる必要があるため光学倍率を高くしなければならない。一方CDにおいて高倍速で記録することに対応するためには光の利用効率を高く保つ目的で光学倍率を低く抑える必要がある。ところが、2波長半導体レーザを用いた従来の構成では発光点が近接しているために、DVDにおいて再生だけでなく記録もすることとCDにおいて高倍速で記録をすることを両立することはできなかった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、波長の異なる複数の発光点を近接して設けた光源を備え、どの波長の発光点からの光も高倍速で記録と再生の両方を行うことができる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の光ピックアップ装置は、波長の異なる複数の発光点を近接して設けた光源と、光ディスクで反射された光を受光して電気信号を発生させる受光手段と、前記それぞれの発光点から出射された光を光ディスクへと集光し光ディスクで反射された光を前記受光手段へと導く光学系を備え、前記光学系はそれぞれの発光点から出射された光をそれぞれの所定の光強度分布に変換するフィルタを有する構成とした。それぞれの発光点から出射された光の強度分布を所定の分布に変換することで光ディスク上の集光スポットの径と光強度分布をそれぞれ最適なものとすることができる。
以上のように本発明の光ピックアップ装置は、それぞれの波長の光ごとに光ディスク上の集光スポットの径と光強度分布をそれぞれ最適なものとすることができる。そのためどの波長の発光点からの光も高倍速で記録と再生の両方を行うことができる。
本発明の第1の発明は、波長の異なる複数の発光点を近接して設けた光源と、光ディスクで反射された光を受光して電気信号を発生させる受光手段と、前記それぞれの発光点から出射された光を光ディスクへと集光し光ディスクで反射された光を前記受光手段へと導く光学系を備え、前記光学系はそれぞれの発光点から出射された光をそれぞれの所定の光強度分布に変換するフィルタを有する構成とした光ピックアップ装置であり、それぞれの波長の光ごとに光ディスク上の集光スポットの径と光強度分布をそれぞれ最適なものとすることができるため、どの波長の発光点からの光も高倍速で記録と再生の両方を行うことができる。
第2の発明は、前記フィルタは光透過部材の前記発光点と対向しない面に形成され、前記発光点から出射された光を反射させて前記光ディスクへ入射させる構成とした請求項1に記載の光ピックアップ装置であり、波面収差の悪化を防ぐことができる。
第3の発明は、前記フィルタは前記発光点から出射された光を、反射して前記光ディスクへ入射する光と透過して発光点から出射される光量を制御する手段へ入射する光に分離するビームスプリッタとした請求項2に記載の光ピックアップ装置であり、各発光点から出射された光を効率良く使うことができる。
第4の発明は、前記フィルタは前記光透過部材の面に形成された所定の波長と所定の偏光において所定の反射率となる波長選択偏光分離膜と、前記所定の光強度分布に対応させて前記波長選択偏光分離膜の表面に形成された全反射膜を備えた請求項2に記載の光ピックアップ装置であり、それぞれの波長の発光点から出射された光をそれぞれの所定の光強度分布に変換することができる。
第5の発明は、前記全反射膜は光学系の光軸付近には形成されない構成とした請求項4に記載の光ピックアップ装置であり、最適の光強度分布とすることができる。
第6の発明は、前記光透過部材は前記フィルタが形成された面と、その面と平行でない前記発光点と対向する面を有する請求項2に記載の光ピックアップ装置であり、光透過部材から出てくる光の干渉を防ぐことができる。
第7の発明は、前記発光点と対向する面は光学系の光軸からずれた位置の発光点から出射された光の非点収差を前記フィルタが形成された面と前記発光点と対向する面とが平行な場合より小さくする向きに傾けた請求項6に記載の光ピックアップ装置であり、非点収差を小さくすることができる。
第8の発明は、前記発光点から出射された光を透過させて前記光ディスクへ入射させる構成とした請求項1に記載の光ピックアップ装置であり、設計の自由度が大きい。
第9の発明は、前記フィルタは前記所定の光強度分布に対応させた所定の波長と所定の偏光において所定の透過率となる波長選択偏光透過膜と、その波長選択偏光透過膜と同じ面上に波長選択偏光透過膜の外側に連続して形成された全透過膜を備えた請求項8に記載の光ピックアップ装置であり、それぞれの波長の発光点から出射された光をそれぞれの所定の光強度分布に変換することができる。
第10の発明は、前記波長選択偏光透過膜は光学系の光軸付近に形成された請求項9に記載の光ピックアップ装置であり、最適の光強度分布とすることができる。
第11の発明は、前記光学系は1/4波長板を有し、前記フィルタは対物レンズとともに動き前記1/4波長板よりも前記光源側にある光学部品に形成された請求項10に記載の光ピックアップ装置であり、対物レンズとともに動くために良好な記録再生特性とすることができる。
第12の発明は、請求項1から請求項11のいずれかに記載の光ピックアップ装置と、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、前記回転駆動手段に対して前記光ピックアップ装置を近づけたり離したりする移動手段を備えた光ディスク装置であり、光源が発することができるどの波長の光に対しても記録も再生もできる光ディスク装置とすることができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における光ピックアップ装置について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1における光ピックアップ装置の光学系の概略図、図2(a)は本実施の形態1のフィルタ部の拡大上面図、図2(b)は拡大正面図、図3(a)は対物レンズの開口面でのフィルタ有無の場合での光強度分布を比較した図、図3(b)は光ディスク上でのフィルタ有無の場合での光強度分布を比較した図である。
まず構成について説明する。波長の異なる複数の発光点を近接して設けた光源である2波長半導体レーザ光源1はDVD用の波長λ1(650nm)の発光点2およびCD用の波長λ2(780nm)の発光点3を備える。2波長半導体レーザ光源1はいわゆるハイブリッド型2波長半導体レーザでもいわゆるモノリシック型2波長半導体レーザでも構わない。また、3波長以上の発光点を備えた光源でも構わない。また、発光点2と発光点3の間隔は約0.05mmから約0.15mmである。本実施の形態1では2つの波長の発光点の間隔が約110μmのモノリシック型2波長半導体レーザとした。回折格子4は光学部材の表面または内部に回折格子を形成したもので、発光点3から出射された光を3ビームトラッキング法に使用する3本の光に分離する。集積プリズム5は内部に複数の傾斜面5a〜5cが設けられた光学部材で構成されており、傾斜面には波長に応じた偏光分離膜(図示せず)が形成されている。
コリメートレンズ6、2焦点対物レンズである対物レンズ11はそれぞれ光学ガラスまたは光学プラスチックで作製されている。発光点2、発光点3から出射された光はコリメートレンズ6で略平行光にされ、対物レンズ11でそれぞれの波長に応じた光ディスク12の位置に焦点を結ぶように集光される。本実施の形態1においてこのコリメートレンズ6の中心と対物レンズ11の中心を結ぶ線およびその延長を光学系の光軸という。2焦点対物レンズ11としては、集光レンズおよびフレネルレンズまたはホログラムレンズの組み合わせ、DVD用集光レンズにCD再生時に開口制限手段を設ける組み合わせ等を用いることができる。
光透過部材7は光学ガラスまたは光学プラスチックで作製されている。フィルタ8は光透過部材7の発光点2、発光点3と対向しない面7aに形成される。光透過部材7は面7aと、発光点2、発光点3と対向する面7bを有する。面7aと面7bとは平行でないようにし、光透過部材7を通過した光が干渉を起こさないようにしている。さらに光軸と発光点2と発光点3とからなる平面に垂直な面7aと面7bとが平行でなく非平行とすることで、光学系の光軸上にない発光点2、発光点3から出射された光の非点収差を小さくすることができる。一方、こういった光の干渉、非点収差が問題にならないのであれば面7aと面7bとは平行にした方が製造コストの低減が実現できる。
フィルタ8は光透過部材7の面7aに形成された波長選択偏光分離膜8aと、所定の光強度分布に対応させて波長選択偏光分離膜8aの表面に形成された全反射膜8bを備えている。波長選択偏光分離膜8aは誘電体多層膜で作製される。本実施の形態1において波長選択偏光分離膜8aの膜特性の設計は例えば波長λ1のP偏光反射率を50%程度、S偏光反射率をほぼ100%、波長λ2のP偏光反射率を90%程度、波長λ1および波長λ2のS偏光反射率をほぼ100%となるようにした。しかしこの数字は光学系を構成する部品がもつ定数、光学系の設計定数で変わるものであり、最適の膜特性はその光学系ごとで異なる。また、全反射膜8bは金属膜または誘電体多層膜で作製され、発光点2、発光点3から出射された光の中心部に相当する個所には所定の大きさ、形状に全反射膜8bが形成されない領域8cを設ける。本実施の形態1において領域8cは光学系の光軸付近の領域とした。
立ち上げプリズム9はそれまで光ディスク12の面に略平行な面内にあった光軸を光ディスク12の面に略垂直に立ち上げるためのプリズムでミラーとしても良い。ホログラム素子10は偏光ホログラム10aと1/4波長板10bで構成されている。偏光ホログラム10aは波長λ1の光にのみ作用するよう波長選択性のある材料で作製されている。また1/4波長板10bは波長λ1、λ2の両方に作用するよう屈折率と厚みが設定されている。ホログラム素子10は対物レンズ11とともに共通の部材(図示せず)に固着されており、対物レンズ11とともに動く。
光ディスク12はCD系がCD、CD−ROM、CD−R/RW、DVD系がDVD−ROM、DVD±R/RW、DVD−RAMなどであり、CD系もDVD系も再生専用の媒体を除いて全て記録も再生も可能なものである。また、CD系とDVD系の組合せだけでなく、いわゆるブルーレイやHDDVD等との組合せでも一般性を失わない。
前光モニタ13は発光点2、発光点3から出射された光の一部を受け、光量を電気信号に変換し出力するセンサである。この電気信号は光ディスク12へ集光する集光スポットの光量が一定になるように2波長半導体レーザ光源1の駆動回路(図示せず)を制御する制御回路(図示せず)に送られる。また、受光センサ14は光ディスク12からの反射光を受光し、RF信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号などを生成する電気信号に変換し出力する受光素子である。
次に光路について説明する。発光点2から出射された光は回折格子4、集積プリズム5を通過してコリメートレンズ6に入射される。このコリメートレンズ6で略平行光に変換され、光透過部材7を通ってフィルタ8で反射され再び光透過部材7内を通り、立ち上げプリズム9に入射される。さらに立ち上げプリズム9、ホログラム素子10、対物レンズ11を通過して光ディスク12に焦点を結ぶ。
一般に対物レンズ11の開口中心部の光強度と開口端部の光強度の比が図3(a)のフィルタなしのように大きいと、光ディスク12での集光スポットは小さくしぼられず図3(b)のフィルタなしのようになる。
フィルタ8へ入射する光はP偏光であり、全反射膜8bが形成されない領域8cに入射した光15bは50%程度が反射されて光ディスク12へ向かう光16bとなり、残りの50%程度の光は波長選択偏光分離膜8aを透過し、前光モニタ13へ入射する光17となる。領域8c以外に入射した光15aは全反射膜8bのために全光量が反射され、光ディスク12へ向かう光16aとなる。その結果、図3(a)に示すようにフィルタ8で反射させることで、対物レンズ11の開口面での光強度分布は破線から実線のように中心部が低下した分布へと変換される。この光が光ディスク12で集光され、焦点を結ぶと図3(b)に示すように破線だったものが実線のように集光スポットの光強度分布はより狭い領域に集中するようになる。すなわち集光スポットはより小さく絞れている。この現象を超解像現象と呼ぶ。対物レンズ11の開口面での光強度分布を光学系に合わせて最適化することにより集光スポットは小さく絞れ、サイドローブと呼ばれる周辺部の盛り上がりも低く抑えることができる。
また、フィルタ8は発光点2から出射された光を、反射して光ディスク12へ入射する光と透過して前光モニタ13へ入射する光に分離するビームスプリッタとして働く。このように発光点2から出射された光は光ディスク12へ向かわない光を光量制御に用いることで効率良く光を使うことができる。
また、本実施の形態1においてフィルタ8に入射する光は光透過部材7を透過し平らな面7aに形成された波長選択偏光分離膜8aにて反射する構成とすることで収差の悪化を防いでいる。仮にフィルタ8に入射する光が光透過部材7を介さずに入射するようにフィルタ8を構成すると、光透過部材7の表面に全反射膜8bを形成し、その表面に波長選択偏光分離膜8aを形成するような構成となる。そうすると、波長選択偏光分離膜8aの表面には全反射膜8bによる段差が生じ、そのためにそこで反射された光が収差として作用して集光スポット品質を悪化させたり、集光スポットを絞れなくさせたりする。本実施の形態1においてはこの収差の悪化を初めから起こさないような構成としているが、影響が少なければ光透過部材7を介さないような構成としても良い。
また、ホログラム素子10を透過する際、偏光ホログラム10aの影響を受けずにそのまま透過するよう光の偏光方向を設定してあり、1/4波長板10bで直線偏光から円偏光に変換される。
光ディスク12で反射された光は対物レンズ11、ホログラム素子10、立ち上げプリズム9、光透過部材7、フィルタ8、コリメートレンズ6を通り、集積プリズム5に入射する。ホログラム素子10を再度透過する際、1/4波長板10bで円偏光から往きの直線偏光とは垂直な直線偏光、すなわちS偏光に変換される。偏光ホログラム10aによりRF信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号等に対応する信号光成分に分離される。フィルタ8ではS偏光はすべて反射されるように設計されており、光強度分布に変化は起きない。
集積プリズム5内の傾斜面5aに設けられた偏光分離膜は発光点2、発光点3から出射されたP偏光は透過し、発光点2から出射され光ディスク12で反射されてきたS偏光は反射するような偏光分離膜構成を採用している。そのため、集積プリズム5に入射した光は傾斜面5aに設けられた偏光分離膜で反射されて受光センサ14に入射する。偏光ホログラム10aで分離され受光センサ14に入射した各信号光成分は受光センサ14で各種電気信号に変換される。
発光点3から出射された光は回折格子4、集積プリズム5を通過してコリメートレンズ6に入射される。このコリメートレンズ6で略平行光に変換され、光透過部材7を通ってフィルタ8で反射され再び光透過部材7内を通り、立ち上げプリズム9に入射される。さらに立ち上げプリズム9、ホログラム素子10、対物レンズ11を通過して光ディスク12に焦点を結ぶ。
このとき、フィルタ8へ入射する光はP偏光であり、全反射膜8bが形成されない領域8cに入射した光15bは92〜93%が反射されて光ディスク12へ向かう光16bとなり、残りの7〜8%の光は波長選択偏光分離膜8aを透過し、前光モニタ13へ入射する光17となる。領域8c以外に入射した光15aは全反射膜8bのために全光量が反射され、光ディスク12へ向かう光16aとなる。したがって、光ディスク12へ向かう光の光強度分布は発光点2の場合とは異なり、対物レンズ11の開口中心部と開口端部の反射率の差が小さいため図3(a)のフィルタなしの分布に近い。そのため光ディスク12での集光スポットの光強度分布も図3(b)のフィルタなしの分布に近い。また、このときもフィルタ8は発光点3から出射された光を、反射して光ディスク12へ入射する光と透過して前光モニタ13へ入射する光に分離するビームスプリッタとして働く。このように発光点3から出射された光も光ディスク12へ向かわない光を光量制御に用いることで効率良く光を使うことができる。発光点3から出射された光は光学倍率を低くしているためさらに利用効率が良く、高倍速で記録するのにさらに適している。
また、ホログラム素子10を透過する際、この波長λ2では偏光ホログラム10aの影響を受けないのでそのまま透過し、1/4波長板10bで直線偏光から円偏光に変換される。
光ディスク12で反射された光は対物レンズ11、ホログラム素子10、立ち上げプリズム9、光透過部材7、フィルタ8、コリメートレンズ6を通り、集積プリズム5に入射する。ホログラム素子10を再度透過する際、1/4波長板10bで円偏光から往きの直線偏光とは垂直な直線偏光、すなわちS偏光に変換される。そしてこの波長λ2では偏光ホログラム10aの影響を受けないため偏光ホログラム10aをそのまま透過する。フィルタ8ではS偏光はすべて反射されるように設計されており、光強度分布に変化は起きない。
集積プリズム5内の傾斜面5bに設けられた偏光分離膜は発光点2、発光点3から出射された光を透過し、発光点3から出射され光ディスク12で反射されてきた光を反射するような膜構成を採用している。そのため集積プリズム5に入射した光は傾斜面5bに設けられた偏光分離膜で反射され、傾斜面5cに設けられたホログラム素子にて分離して、その分離した光は受光センサ14に入射し、各種電気信号に変換される。
なお、本実施の形態1においてはフィルタ8をビームスプリッタとして光透過部材7に形成する構成とした。しかし、その構成に限るものではなく、例えば、立ち上げプリズム9の発光点2、発光点3および光ディスク12に対向しない面9aにフィルタ8を設け、光透過部材7のフィルタ8を取り払い、面7bに偏光分離膜を設ける構成としても良い。
このように本発明の実施の形態1において、波長の異なるそれぞれの発光点から出射された光をそれぞれの所定の光強度分布に変換することで光ディスク12上に集光するスポットの光強度分布をそれぞれの波長の光に対し最適にすることができる。そのためある発光点からの光に対して所定の光強度分布に変換することによりいわゆる超解像現象を発生させ、そのような所定の光強度分布に変換しない場合に比べてメインの集光スポットの直径を小さくし、周辺の光強度分布の盛り上がりであるいわゆるサイドローブも小さく抑えることができる。そのため光ディスク12上に集光させた集光スポットの収差を低く抑えることができる。一方、このような変換を必要としない発光点に対しては変換をしないため光利用効率を低下させることがない。このようにして新たな独立した光学部品を追加することなく、それぞれの発光点からの光に対し最適な集光スポットを実現できる。そのため、低コストという特長を生かしつつ、どの波長の発光点からの光も高倍速で記録と再生の両方が行える波長の異なる複数の発光点を近接して設けた光源を用いた光ピックアップ装置を実現することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における光ピックアップ装置について図面を参照しながら説明する。図4は本発明の実施の形態2における光ピックアップ装置の光学系の概略図、図5は実施の形態2のフィルタ部の拡大図である。実施の形態2においてフィルタ8は発光点2、発光点3からの出射された光を透過させて光ディスク12へ入射させる構成である。
まず、構成について説明する。実施の形態1においてフィルタ8は光透過部材7に形成されていたが、本実施の形態2においてはホログラム素子10に形成されており、ビームスプリッタ18が光透過部材7とフィルタ8の代わりに設置されている。その他の構成は実施の形態1と同じであるためその説明を援用する。
ホログラム素子10は光学ガラス等で作製された2波長半導体レーザ光源1側の基板10c、光ディスク12側の基板10dの間に、2波長半導体レーザ光源1側に偏光ホログラム10a、光ディスク12側に1/4波長板10bを有した構成である。本実施の形態2においてホログラム素子10は偏光ホログラム10aと基板10cの間に波長選択偏光透過膜8dと全透過膜8eを備えたフィルタ8を有する構成とした。フィルタ8を備えるホログラム素子10は実施の形態1と同様対物レンズ11とともに共通の部材(図示せず)に固着されており、対物レンズ11とともに動く。なお、フィルタ8は1/4波長板10bよりも2波長半導体レーザ光源1に近い側にあればよく、基板10cの光源側の面や偏光ホログラム10aの光ディスク12側の面に作製しても良い。
波長選択偏光透過膜8dは誘電体多層膜で光学系の光軸を中心に作製される。波長選択偏光透過膜8dの膜特性の設計は例えば波長λ1のP偏光透過率を50%程度、S偏光透過率をほぼ100%、波長λ2のP偏光透過率、S偏光透過率をほぼ100%となるようにした。しかしこの数字は光学系を構成する部品がもつ定数、光学系の設計定数で変わるものであり、最適の膜特性はその光学系ごとで異なる。全透過膜8eは誘電体多層膜で作製され、波長選択偏光透過膜8dによって生ずる段差を解消するために波長選択偏光透過膜8dと同じ面上に波長選択偏光透過膜8dの外側に連続して形成される。
ビームスプリッタ18は光学ガラスや光学プラスチックで作製された基板18aの2波長半導体レーザ光源1側の表面に偏光分離膜18bを形成した構成とした。偏光分離膜18bは誘電体多層膜で作製され、発光点2、発光点3から出射された光は一部を透過し、残りの大半を反射して光ディスク12へ向かうようにし、光ディスク12で反射された光は全反射して受光センサ14へ向かうように設計されている。
次に光路について説明する。発光点2、発光点3から出射された光は実施の形態1と同様コリメートレンズ6で略平行光に変換され、ビームスプリッタ18に入射する。ビームスプリッタ18で透過する光は前光モニタ13に入射する。ビームスプリッタ18で反射した光は立ち上げプリズム9にて光ディスク12方向に立ち上げられ、フィルタ8を備えたホログラム素子10に入射する。ホログラム素子10に入射した光はフィルタ8を透過して偏光ホログラム10aに入射する。このとき発光点2から出射された光はP偏光であるので波長選択偏光透過膜8dを透過するのが50%程度であり、対物レンズ11の開口面での光強度分布は図3(a)のフィルタありの分布となり、光ディスク12上での光強度分布は図3(b)のフィルタありの分布となる。一方、発光点3から出射された光もP偏光であるので波長選択偏光透過膜8dを透過するのがほぼ100%であり、対物レンズ11の開口面での光強度分布は図3(a)のフィルタなしの分布となり、光ディスク12上での光強度分布は図3(b)のフィルタなしの分布となる。フィルタ8、偏光ホログラム10aを透過した光は1/4波長板10bでP偏光から円偏光に変換され、対物レンズ11により光ディスク12に集光される。
光ディスク12で反射された光はホログラム素子10内の1/4波長板10bを再び投下することにより円偏光からS偏光に変換され、フィルタ8に入射する。発光点2から発射された光も発光点3から発射された光もS偏光であるためフィルタ8ではほぼ100%透過し、ビームスプリッタ18ではほぼ100%反射されてコリメートレンズ6を経て、受光センサ14へ向かう。
なお、フィルタ8はホログラム素子10に設けるのではなく、回折格子4の実際の回折格子が設けられた面と対向する面、立ち上げプリズム9の2波長半導体レーザ光源1に対向する面9bまたは光ディスク12に対向する面9c等に設けても良い。このようにフィルタ8を透過で使う時は設計の自由度は高い。フィルタ8を回折格子4の実際の回折格子が設けられた面と対向する面に設けると、光ディスク12で反射された光はフィルタ8を通らずに受光センサ14に入射する。そのため波長選択偏光透過膜8dは発光点2から出射された光を例えば50%程度透過し、発光点3から出射された光をほぼ100%透過する波長選択透過膜として良く、全透過膜8eも発光点2、発光点3から出射した光のみほぼ100%透過する膜として良い。
以上のように上記のような構成とすることで実施の形態2においても実施の形態1と同じ効果を得ることができる。さらに、フィルタ8をホログラム素子10に設けた場合、対物レンズ11とともに動くために記録再生特性はさらに向上させることができる。
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3における光ディスク装置の斜視図を示すものである。図6において筐体21は上部筐体21aと下部筐体21bを組み合わせて構成されている。トレイ22は筐体21に出没自在に設けられている。トレイ22には光ディスク12を回転させる回転駆動手段であるスピンドルモータ23、光ピックアップ装置24が設けられている。光ピックアップ装置24は実施の形態1または実施の形態2に示すフィルタ8を有する光学系を備えており、光ディスク12に情報を書き込むかあるいは情報を読み出す動作の少なくとも一方を行う。その時の光ディスク12上の光強度分布は図3(b)のようになっている。またトレイ22内にはスピンドルモータ23に対して光ピックアップ装置24を近づけたり離したりする移動手段であるフィード駆動系(図示せず)がある。ベゼル25はトレイ22の前端面に設けられて、トレイ22が筐体21内に収納された時にトレイ22の出没口を塞ぐように構成されている。筐体21内部やトレイ22内部には図示していない回路基板があり、信号処理系のICや電源回路などが搭載されている。図示していない外部コネクタ26はコンピュータ等の電子機器に設けられた電源/信号ラインと接続される。そして、外部コネクタ26を介して光ディスク装置内に電力を供給したり、あるいは外部からの電気信号を光ディスク装置内に導いたり、あるいは光ディスク装置で生成された電気信号を電子機器などに送出する。以上のような実施の形態1または実施の形態2に示すフィルタ8を有する光学系を備えた光ピックアップ装置24を搭載した光ディスク装置はどの波長で使用する光ディスク12に対しても高倍速で記録も再生も行うことができる。
以上のように本発明の光ピックアップ装置及び光ディスク装置は2波長半導体レーザ光源を用いてCD系もDVD系も高倍速で記録も再生も行うことができ、パーソナルコンピュータ、ノートブック型コンピュータ等の電子機器に好適に用いることができる。
本発明の実施の形態1における光ピックアップ装置の光学系の概略図 (a)は実施の形態1のフィルタ部の拡大上面図、(b)は拡大正面図 (a)は対物レンズの開口面でのフィルタ有無の場合での光強度分布を比較した図、(b)は光ディスク上でのフィルタ有無の場合での光強度分布を比較した図 本発明の実施の形態2における光ピックアップ装置の光学系の概略図 実施の形態2のフィルタ部の拡大図 本発明の実施の形態3における光ディスク装置の斜視図 従来の光ピックアップ装置の光学系の概略図
符号の説明
1 2波長半導体レーザ光源
2 波長λ1(650nm)の発光点
3 波長λ2(780nm)の発光点
4 回折格子
5 集積プリズム
6 コリメートレンズ
7 光透過部材
8 フィルタ(ビームスプリッタ)
8a 波長選択偏光分離膜
8b 全透過膜
9 立ち上げプリズム
10 ホログラム素子
10a 偏光ホログラム
10b 1/4波長板
11 対物レンズ
12 光ディスク
13 前光モニタ
14 受光センサ

Claims (12)

  1. 波長の異なる複数の発光点を近接して設けた光源と、光ディスクで反射された光を受光して電気信号を発生させる受光手段と、前記それぞれの発光点から出射された光を光ディスクへと集光し光ディスクで反射された光を前記受光手段へと導く光学系を備え、前記光学系はそれぞれの発光点から出射された光をそれぞれの所定の光強度分布に変換するフィルタを有する構成とした光ピックアップ装置。
  2. 前記フィルタは光透過部材の前記発光点と対向しない面に形成され、前記発光点から出射された光を反射させて前記光ディスクへ入射させる構成とした請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記フィルタは前記発光点から出射された光を、反射して前記光ディスクへ入射する光と透過して発光点から出射される光量を制御する手段へ入射する光に分離するビームスプリッタとした請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記フィルタは前記光透過部材の面に形成された所定の波長と所定の偏光において所定の反射率となる波長選択偏光分離膜と、前記所定の光強度分布に対応させて前記波長選択偏光分離膜の表面に形成された全反射膜を備えた請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記全反射膜は光学系の光軸付近には形成されない構成とした請求項4に記載の光ピックアップ装置。
  6. 前記光透過部材は前記フィルタが形成された面と、その面と平行でない前記発光点と対向する面を有する請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  7. 前記発光点と対向する面は光学系の光軸からずれた位置の発光点から出射された光の非点収差を前記フィルタが形成された面と前記発光点と対向する面とが平行な場合より小さくする向きに傾けた請求項6に記載の光ピックアップ装置。
  8. 前記フィルタは前記発光点から出射された光を透過させて前記光ディスクへ入射させる構成とした請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  9. 前記フィルタは前記所定の光強度分布に対応させた所定の波長と所定の偏光において所定の透過率となる波長選択偏光透過膜と、その波長選択偏光透過膜と同じ面上に波長選択偏光透過膜の外側に連続して形成された全透過膜を備えた請求項8に記載の光ピックアップ装置。
  10. 前記波長選択偏光透過膜は光学系の光軸付近に形成された請求項9に記載の光ピックアップ装置。
  11. 前記光学系は1/4波長板を有し、前記フィルタは対物レンズとともに動き前記1/4波長板よりも前記光源側にある光学部品に形成された請求項10に記載の光ピックアップ装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の光ピックアップ装置と、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、前記回転駆動手段に対して前記光ピックアップ装置を近づけたり離したりする移動手段を備えた光ディスク装置。
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