JP2003288735A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2003288735A
JP2003288735A JP2003072728A JP2003072728A JP2003288735A JP 2003288735 A JP2003288735 A JP 2003288735A JP 2003072728 A JP2003072728 A JP 2003072728A JP 2003072728 A JP2003072728 A JP 2003072728A JP 2003288735 A JP2003288735 A JP 2003288735A
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photodetector
light source
optical pickup
pickup device
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Young-Sun Park
英淳 朴
Bong-Gi Kim
鳳基 金
Soo-Ham Park
寿韓 朴
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減らして生産性を高めると共に、
光効率を向上させた光ピックアップ装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 相異なる波長の光を照射する第1光源及
び第2光源が単一モジュールとして構成された光源モジ
ュールと、第1光源から照射された第1光を3ビームに
分光させ、第2光源から照射された第2光を透過させる
第1グレーティングと、第1光源から照射された第1光
を透過させ、第2光源から照射された第1光を3ビーム
に分光させる第2グレーティングと、光源モジュールか
ら照射された光を反射または透過させるビームスプリッ
タと、ビームスプリッタを経由した光をディスクに集束
させる対物レンズ及びディスクから反射された光を受光
して検出する光検出器を備える光ピックアップ装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ピックアップ装置
に係り、より詳細には、部品点数を減らして生産性を高
めると共に、光効率を向上させた光ピックアップ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1を参照すれば、従来の互換型光ピッ
クアップ装置は、略650nm波長の光を出射する第1
光源100及びトラッキングサーボまたはフォーカシン
グサーボの具現のために前記第1光源100からの光を
3ビームに分光する第1グレーティング103が一体形
に形成された第1ホルダー105と、略780nm波長
の光を出射する第2光源110及びトラッキングサーボ
またはフォーカシングサーボの具現のために前記第2光
源110からの光を3ビームに分光する第2グレーティ
ング113が一体形に形成された第2ホルダ115と、
を備える。前記第1ホルダ105及び第2ホルダ115
は各々独立的に備えられて相異なるところに配される。
前記第1光源100はDVDのように薄手のディスク1
07向けであり、第2光源110はCDのように厚手の
ディスク117向けである。
【0003】前記第1光源100からの光は第1ビーム
スプリッタ120により反射されて第2ビームスプリッ
タ123を通った後に薄手のディスク107の方に向か
う。そして、前記薄手のディスク107から反射された
後、前記第1及び第2ビームスプリッタ120, 123
を透過して光検出器130に受光される。さらに、前記
第2ビームスプリッタ123とディスク107との間の
光路上には、第1及び第2光源100, 110から照射
された光の経路を変える反射ミラー125と、光を平行
光にするコリメーティングレンズ127及び入射光をデ
ィスク107に集束させる対物レンズ129がさらに備
えられる。
【0004】一方、前記第2光源110から照射された
光は第2グレーティング113を通って第2ビームスプ
リッタ123及び反射ミラー125により反射された
後、コリメーティングレンズ127及び対物レンズ12
9を経由して厚手のディスク117に光スポットとして
結ばれる。次に、前記厚手のディスク117から反射さ
れた光は前記対物レンズ129、コリメーティングレン
ズ127、反射ミラー125、第2及び第1ビームスプ
リッタ123, 120を透過して光検出器130に受光
される。ここで、前記第1及び第2ビームスプリッタ1
20, 123は前記第1及び第2光源100, 110か
ら照射された光を略50:50に分光して50%の光の
みを用いるために、光効率が極めて低い。
【0005】前記第1ビームスプリッタ120と光検出
器130との間には非点収差レンズ132が備えられ
る。この非点収差レンズ132はレンズ面の曲率が一様
に構成されたものではなく、縦方向と横方向とで互いに
異なるように構成されて非点収差を生じさせるレンズで
ある。この非点収差レンズ132は前記コリメーティン
グレンズ127と結合されて光検出器に結ばれる光を大
きくするだけではなく、第1ビームスプリッタ120を
通った光にできたコマ収差を除去するように前記第1ビ
ームスプリッタ120が傾いた方向とは反対の方向に斜
めに配される。また、レンズ面の横方向及び縦方向の曲
率を互いに異ならせて製造することにより非点収差を生
じさせるが、このようにして生じた非点収差を用いて非
点収差法によるフォーカシングエラー検出を行う。
【0006】前記第1及び第2光源100, 110から
出射された光は前記第1及び第2グレーティング10
3, 113により3ビームに分光され、これら3ビーム
を用いて前記薄手のディスク107に対しては差動プッ
シュプル(DPP: Differential Pus
h−Pull)法により、そして前記厚手のディスク1
17に対しては3ビーム法またはプッシュプル法により
フォーカシングエラー検出を行う。前記DPP法、3ビ
ーム法及びプッシュプル法については既に公知であるた
め、ここではその詳細な説明を省く。
【0007】前記の如き構成によれば、単一のピックア
ップ装置によりCD及びDVDに/から情報を互換的に
記録/再生できる。ところが、従来の光ピックアップ装
置はCD向けの光源及びグレーティングと、DVD向け
の光源及びグレーティングとが別々に備えられ、ビーム
スプリッタが2つも備えられるなど、部品点数が多くて
材料コストが高く、光学整列のために調整すべき部分が
多くなるために生産性が下がり、不良品の発生確率が部
品点数の少ない場合に比べて相対的に高い。換言すれ
ば、光ピックアップ装置に採用される部品はレンズの焦
点距離及び光学距離に応じて設計されてそれらの位置が
定まるが、この時、各部品に設計公差または製造公差な
どが出来ざるを得ない。また、部品点数が多くなるほど
各部品の公差が高まり、これにより光源から照射された
光がディスクに正確に焦点を結べなくなるため、信号の
感度が落ちる。さらに、ディスクに光が非対称的に結ば
れる場合、光の位置に応じて光量に違いができて光検出
器に結ばれる光が非対称になり、その結果、ジッタが増
えるなど多くの問題点を引き起こす。
【0008】一方、光ピックアップ装置が取り付けられ
るプレーヤにはディスクを回転させるモータ及び多数の
チップが存在する。このため、ディスクの再生時にモー
タやチップから多くの熱が生じ、この熱を冷やすための
ファンが設けられているにも拘わらず、内部温度が60
℃まで高まることもある。ところで、ピックアップ装置
内部の部品は紫外線(UV)ボンドにより貼り付けられ
ており、高温ではボンドにより貼り付けられた部位が捩
れたり膨らんだりする。これにより、光部品の位置が変
わって光軸から外れ、これは信号再生能力を低下させる
要因となる。この理由から、できる限り部品点数を減ら
してボンドによる貼り付け部位を狭める必要がある。
【0009】別の問題は、記録可能なディスクは読み取
り専用のディスクに比べて材質上光の反射率が低いとい
うことである。このように反射率が低ければ、反射され
る光量が少なくて信号検出の上で不利であり、しかもノ
イズの影響が大になる。このため、記録可能なディスク
に用いられる光源は読み取り専用のディスクに用いられ
る光源に比べてパワーを高めなければならない。光パワ
ーを高めるためには、図2Bに示されたように、シング
ルモードのレーザ光源を用いることになる。ところが、
シングルモードのレーザ光源を用いれば、光パワーを高
める上では効果的であるとはいえ、ノイズによる影響を
解消する上では不利な側面がある。従って、ノイズに対
する対応力を強めるために、図2Aに示されたように、
マルチモードのレーザ光源を用いる。780nm波長帯
のレーザ光源に対しては光パワーの高いマルチモードの
レーザ光源が開発されている。これに対し、現在650
nm波長帯のレーザ光源においては高パワーのマルチモ
ードレーザ光源の製作が困難である。かかる短所を補完
するために、高周波装置である高周波モジュレーション
(HFM)を用いてマルチモード化を図っている。しか
しながら、高周波装置を用いる場合、高周波が人体に有
害であるためにこれを遮断するための電子遮へい手段が
別設されなければならない。これにより部品点数が増
え、体積が嵩むだけではなく、高周波が完全に遮へい出
来なくなるなど、ユーザに極めて有害になる恐れがあ
る。
【0010】加えて、複屈折率の大きいディスクを再生
する時、従来の光ピックアップ構造には複屈折による偏
光の変化を低減できる装置がないために再生能力が格段
に落ちるという問題点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、相異なる波長の光を照射する
第1及び第2光源を単一モジュールとして構成し、第1
光源及び第2光源に共通して用いられる多目的グレーテ
ィングを採用して部品点数を減らし、偏光ビームスプリ
ッタ及び1/4波長板を用いて光効率を高めるほか、複
屈折ディスクに対する対応力を強めた光ピックアップ装
置を提供するところにその目的がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る光ピックアップ装置は、相異なる波長
の光を照射する第1光源及び第2光源が単一モジュール
として構成された光源モジュールと、前記第1光源から
照射された第1光を3ビームに分光させ、前記第2光源
から照射された第2光を透過させる第1グレーティング
と、前記第1光源から照射された第1光を透過させ、前
記第2光源から照射された第1光を3ビームに分光させ
る第2グレーティングと、前記光源モジュールから照射
された光を反射または透過させるビームスプリッタと、
前記ビームスプリッタを経由した光をディスクに集束さ
せる対物レンズ及び前記ディスクから反射された光を受
光して検出する光検出器を備えることを特徴とする。
【0013】前記第1グレーティング及び第2グレーテ
ィングが一体形に形成されたことを特徴とする。
【0014】前記ビームスプリッタと対物レンズとの間
に光を平行光にするコリメーティングレンズがさらに備
えられることを特徴とする。
【0015】前記光検出器は、前記第1光を検出する第
1光検出器及び前記第2光を検出する第2光検出器を備
えることを特徴とする。
【0016】前記第1光検出器は、4分割構造のメイン
光検出器及びその両側に各々配された4分割構造のサブ
光検出器を備えることを特徴とする。
【0017】前記第1グレーティングのパターン深さは
1.51μmであり、第2グレーティングのパターン深
さは1.23μmであることを特徴とする。
【0018】前記目的を達成するために、本発明に係る
光ピックアップ装置は、相異なる波長の光を照射する第
1光源及び第2光源が単一モジュールとして構成された
光源モジュールと、前記第1光源から照射された第1光
を3ビームに分光させ、前記第2光源から照射された第
2光を透過させる第1グレーティングと、前記第1光源
から照射された第1光を透過させ、前記第2光源から照
射された第1光を3ビームに分光させる第2グレーティ
ングと、前記光源モジュールから照射された光を偏光方
向に応じて選択的に反射または透過させる偏光ビームス
プリッタと、前記偏光ビームスプリッタを経由した光の
偏光状態を変える1/4波長板と、前記1/4波長板を
経由した光をディスクに集束させる対物レンズ及び前記
ディスクから反射された光を受光して検出する光検出器
を備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図3を
参照すれば、本発明の好適な一実施形態による光ピック
アップ装置は、相異なる波長の第1及び第2光源3, 5
を有する光源モジュール1と、前記光源モジュール1か
ら照射された光を反射または透過させて光路を変えるビ
ームスプリッタ10と、このビームスプリッタ10から
反射された光を薄手のディスク17または厚手のディス
ク18に集束させる対物レンズ15と、前記ディスク1
718から反射されて戻る光を受光して検出する光検出
器23と、を備えてなる。
【0020】前記光源モジュール1は、マウント2に相
異なる波長を有する第1光源3及び第2光源5が共に搭
載されてなる。前記第1光源3は、例えば650nm波
長の光を照射するレーザダイオードであり、前記薄手の
ディスク17は、例えばDVD向けである。前記第2光
源5は、例えば780nm波長の光を照射するレーザダ
イオードであり、前記厚手のディスク18は、例えばC
D向けである。これら第1及び第2光源3, 5は略(1
10±2)μmだけ互いに離れて配される。
【0021】前記光源モジュール1と前記ビームスプリ
ッタ10との間の光路上には、前記第1光源3から照射
された光を3ビームに分光させる第1グレーティング7
及び前記第2光源5から照射された光を3ビームに分光
させる第2グレーティング8が備えられる。前記第1グ
レーティング7は、前記第2光源5から照射された光に
対しては90%以上を透過させるように製作されなけれ
ばならない。これとは逆に、前記第2グレーティング8
は、第1光源3から照射された光に対しては90%以上
を透過させるように製作されなければならない。
【0022】一般に、図4に示された如きグレーティン
グのパターンを形成する時、下記式1のような透過方程
式が得られる。
【0023】
【数1】
【0024】ここで、mは回折次数を表わし、Tは回折
パターン25の周期を表わす。そして、nは空気の屈
折率を、nはグレーティングの屈折率を、dは回折パタ
ーン25の深さを、そしてλは光源の波長を各々表わ
す。前記式1に基づき、従来に用いられていたグレーテ
ィングの回折効率及び本発明により開発された第1及び
第2グレーティング7, 8の回折効率を計算した。下記
表1は、回折効率を計算する時に用いられる定数値を示
すものである。
【0025】
【表1】
【0026】回折効率は、グレーティングのパターン深
さdを変えることにより容易に変えられる。この時、α
=1/2を代入して前記式1を計算し、グレーティングの
パターン深さdの変化による光量変化をグラフにて示し
たものが図5である。このグラフから、本発明に係る光
ピックアップ装置に採用される第1及び第2グレーティ
ング7, 8の最適の深さdを決定できる。
【0027】前記第1及び第2グレーティング7, 8は
前記光源モジュール1とビームスプリッタ10との間の
光路上に配されているため、前記第1及び第2光源3,
5から照射される第1光I及び第2光IIが共に前記第1
及び第2グレーティング7,8を通過する。この時、前
記第1及び第2グレーティング7, 8は各々に対応する
光に対してのみ選択的に3ビームに分光させ、残りの光
に対しては90%以上を通過させなければならない。
【0028】具体的に、前記第1光源3、例えばDVD
向けのレーザダイオードを用いる場合、第1光Iが前記
第1グレーティング7を通過する時に−1次、0次、+
1次光が1:5:1の比率を有する3ビームに分光さ
れ、次に、第2グレーティング8を通過する時に90%
以上、さらに好ましくは、95%以上に透過される。
【0029】これとは逆に、前記第2光源5、例えばC
D向けのレーザダイオードを用いる場合、第2光IIが第
1グレーティング7を通過する時に90%以上、さらに
好ましくは、95%以上に透過され、前記第2グレーテ
ィング8を通過する時に−1次、0次、+1次光が1:
5:1の比率を有する3ビームに分光される。
【0030】図5のグラフに基づき、前記の如き条件を
満足するグレーティングのパターン深さdを求めれば、
下記表2の通りである。
【0031】
【表2】
【0032】前記表2によれば、第1グレーティング7
のパターン深さdは1.51μmであることが好まし
く、第2グレーティングのパターン深さdは1.23μ
mであることが好ましい。
【0033】下記表3は、本発明に係るグレーティング
と比較するために、従来のCD向けのグレーティング及
びDVD向けのグレーティングが別々に備えられて各々
相異なる光路に配された場合、グレーティングのパター
ン深さdによる回折効率を示すものである。
【0034】
【表3】
【0035】本発明においては、第1及び第2光源3,
5が単一モジュールとして構成されてこれに対応する前
記第1及び第2グレーティング7, 8が同じ光路に配さ
れるため、従来とは異なる設計条件が要求される。ここ
では、前記第1及び第2グレーティング7, 8が別々に
備えられた場合を例に取って説明したが、第1及び第2
グレーティングを一体形に形成することも可能である。
このように相異なる波長を有する光源を単一モジュール
として構成し、且つ、グレーティングを一体形に形成す
ることにより、光部品点数を最小限に抑えられる。
【0036】一方、前記第1及び第2グレーティング
7, 8により各々に対応する光が3ビームに分光された
後に前記ディスク17, 18から反射されて前記光検出
器23により検出され、検出された3ビームを用いてト
ラッキングエラー検出及びフォーカスエラー検出を行
う。この詳細については後述する。
【0037】前記ビームスプリッタ10から反射された
光は前記対物レンズ15に向かうが、この対物レンズ1
5の前方にコリメーティングレンズ13をさらに備えて
平行光にすることが好ましい。前記対物レンズ15によ
り光がディスク17, 18に集束される。このようにし
て本発明に係る光ピックアップ装置は、薄手のディスク
17、例えばDVDと、厚手のディスク18、例えばC
Dとの両方に互換的に使用できる。
【0038】前記ディスク17, 18から反射されて前
記対物レンズ15及びコリメーティングレンズ13を経
由した後に前記ビームスプリッタ10を透過した光は、
前記光検出器23により電気的な信号に変えられる。
【0039】ここで、前記ビームスプリッタ10と光検
出器23との間に凹レンズまたは非点収差レンズ20を
さらに備えても良い。凹レンズまたは非点収差レンズが
ない場合には前記ビームスプリッタ10の厚さを調節し
て光検出器23に結ばれる光スポット径を調節でき、前
記レンズ20が備えられる場合にはレンズ20の焦点距
離を変えて光スポット径を調節できる。
【0040】以下、図6に基づき、本発明の他の実施形
態による光ピックアップ装置について説明する。図6を
参照すれば、本発明の他の実施形態による光ピックアッ
プ装置は、相異なる波長の光を照射する第1光源33及
び第2光源35が単一モジュールとして構成された光源
モジュール31と、この光源モジュール31から照射さ
れた光を偏光方向に応じて透過または反射させる偏光ビ
ームスプリッタ40と、偏光ビームスプリッタ40によ
り光路が変えられた光の偏光状態を変える1/4波長板
41と、1/4波長板41を通った光をディスク17,
18に集束させる対物レンズ45と、前記ディスク1
7, 18から反射されて前記対物レンズ45と、1/4
波長板41及び偏光ビームスプリッタ40を通った光を
受光する光検出器43と、を備えてなる。
【0041】本発明に係る光ピックアップ装置は互換型
光ピックアップ装置であって、厚さが異なるディスクに
互換的に使用できる。換言すれば、前記ディスク17,
18のうち一方のディスクは薄手のディスク、例えばD
VDであり、他方のディスクは厚手のディスク、例えば
CDであって、DVD及びCDの両方に適用できる。
【0042】前記光源モジュール31は、第1光Iを照
射する第1光源33及びこの第1光源33とは異なる波
長の第2光IIを照射する第2光源35が単一のものに組
み立てられたものである。前記第1光源33は、例えば
650nm波長の光を照射するレーザダイオードであっ
て、前記薄手のディスク17を読み込む時に用いられ、
前記第2光源35は、例えば780nm波長の光を照射
するレーザダイオードであって、前記厚手のディスク1
8を読み込む時に用いられる。
【0043】一方、前記光源モジュール31と偏光ビー
ムスプリッタ40との間の光路上には多目的グレーティ
ング36が備えられる。この多目的グレーティング36
は前記第1光源33及び第2光源35の両方に兼用でき
る。図7は、前記多目的グレーティング36を拡大して
示すものである。
【0044】前記多目的グレーティング36の片面36
aには前記第1光源33から照射された光を3ビームに
分光させ、前記第2光源35から照射された光を90%
以上に透過させるように第1パターン37が形成され、
他方の面36bには前記第1光源33から照射された光
を90%以上に透過させ、前記第2光源35から照射さ
れた光を3ビームに分光させるように第2パターン38
が形成される。このような条件は前記第1グレーティン
グ7及び第2グレーティング8に対する適用条件と同じ
である。そして、ここで用いられる多目的グレーティン
グ36は、第1グレーティング7及び第2グレーティン
グ8を一体形に形成したところに特徴がある。このよう
にグレーティングを一体形の多目的グレーティングとし
て形成することにより、光ピックアップ装置に備えられ
る部品点数を減らせる。
【0045】前記表2を参照すれば、第1パターン37
のパターン深さdは1.51μmであることが好まし
く、第2パターン38のパターン深さdは1.23μm
であることが好ましい。あるいは、これとは反対に構成
しても良い。このようにしてCD向け及びDVD向けの
グレーティングを一体形に形成できる。
【0046】前記の如き構成により、前記第1光源33
から照射された光が前記多目的グレーティング36の片
面36aを通過する時に−1次、0次、+1次光が1:
5:1の比率を有する3ビームに分光され、次に、他方
の面36bを通過する時に90%以上、さらに好ましく
は、95%以上に透過される。
【0047】これとは逆に、前記第2光源35から照射
された光が前記多目的グレーティング36の片面36a
を通過する時に90%以上、さらに好ましくは、95%
以上に透過され、次に、他方の面36bを通過する時に
−1次、0次、+1次光が1:5:1の比率を有する3
ビームに分光される。
【0048】前記多目的グレーティング36により3ビ
ームに分光された光が前記偏光ビームスプリッタ40に
入射する。前記偏光ビームスプリッタ40は入射光の偏
光方向に応じて光を透過または反射させる。例えば、P
偏光の光は透過させてS偏光の光は反射させる。これと
は逆に、P偏光の光は反射させてS偏光の光は透過させ
ても良い。このような性質を用い、前記光源モジュール
31から照射されたほとんどの光を反射させて前記1/
4波長板41に向かわせられる。ここで、前記偏光ビー
ムスプリッタ40は光源から照射された光の95%以上
を反射させるように形成できる。
【0049】その後、光が1/4波長板41を通過すれ
ば、入射光の偏光状態が変わる。例えば、前記光源モジ
ュール31からS偏光の光が照射されたとした時、前記
1/4波長板41を通過すれば円偏光へと変わる。この
ように偏光状態が変わった状態で光が前記対物レンズ4
5を経由してディスク17, 18に集束される。そし
て、前記ディスク17, 18から反射された光が前記1
/4波長板41を通過すればP偏光に変わる。従って、
最初にS偏光の光が前記偏光ビームスプリッタ40によ
り95%以上に反射され、前記ディスク17, 18から
反射されて戻るP偏光の光は前記偏光ビームスプリッタ
40により95%以上に透過されて前記光検出器43に
向かう。これは、逆に前記光源モジュール31からP偏
光の光が照射される場合にも同様に適用できる。このよ
うに偏光ビームスプリッタ40及び1/4波長板41を
採用することにより、光源モジュール31から照射され
るほとんどの光を有効光として使用でき、光効率が高ま
る。
【0050】のみならず、前記光源モジュール31から
照射される光はP偏光及びS偏光を問わずに前記1/4
波長板41により円偏光の状態で前記ディスク18, 2
8に入射する。円偏光の光は直線偏光状態の光よりも複
屈折に対する対応力が強いため、前記1/4波長板41
は複屈折率の大きいディスクに対する対応力を強める上
でも役立つ。
【0051】一方、前記1/4波長板41とディスク1
7, 18との間の光路上には、反射ミラー42と、光を
平行にするコリメーティングレンズ43とがさらに備え
られても良い。ここで、前記反射ミラー42により光路
を直角に変えることにより、光ピックアップ装置を全体
的に薄型化できる。
【0052】さらに、前記偏光ビームスプリッタ40と
光検出器50との間に凹レンズまたは非点収差レンズな
どのレンズ47がさらに備えられても良い。
【0053】前記実施形態においては、光源モジュール
31及び多目的グレーティング36を備えて部品点数を
減らせると共に、前記偏光ビームスプリッタ40及び1
/4波長板41を用いて光効率を極大化できる。従っ
て、既存にはDVD向けのシングルモードのレーザダイ
オードに光量を増やすための別途の高周波装置を採用し
たが、本発明においてはこのような高周波装置が不要に
なる。このことは、光源の光効率を極大化させることに
より、マルチモードのレーザダイオードを用いても十分
な光量を確保できるからである。
【0054】次に、前記ディスク17, 18から反射さ
れた光が前記対物レンズ45、1/4波長板41、偏光
ビームスプリッタ40などを経由して前記光検出器50
に受光されるが、この光検出器50について説明する。
後述する光検出器50についての説明は前記実施形態に
おける光検出器23にも共通して適用できる。
【0055】前記光源モジュール1, 31における第1
光源3, 33及び第2光源5, 35が略(110±2)
μmだけ互いに離れているため、光軸が互いに一致しな
い。このため、前記光検出器23, 50には、第1光源
に対応する第1光検出器及び第2光源に対応する第2光
検出器が各々備えられる必要がある。
【0056】一例として、図8Aに示されたように、第
1光検出器51は4分割構造のメイン光検出器51a及
びその両側に配された一対の4分割構造のサブ光検出器
51b, 51cを備えてなる。前記グレーティング7,
8, 36により回折された3ビームを前記第1光検出器
51により検出してトラッキングサーボ及びフォーカシ
ングサーボを具現する。ここで、前記第1光検出器51
はDVD向けである。
【0057】ここで、トラッキングエラーを検出する時
にDPP法を用いるが、トラッキングエラー検出信号
(TES)は下記の如く求められる。
【0058】
【数2】
【0059】ここで、Gは、サブ光検出器からの光量が
メイン光検出器からの光量に比べて少なすぎるために、
最適のトラッキングエラー信号が検出されるようにサブ
光検出器51b, 51cの検出信号に加えられるゲイン
である。これは、回折される0次光及び1次光の光量比
により決定できる。このように、DPP法は信号を増幅
させる方法である。
【0060】一方、フォーカシングエラーを検出する時
に差動非点収差法を用いるが、フォーカシングエラー検
出信号(FES)は下記の如く求められる。
【0061】
【数3】
【0062】ここで、例えば、前記第1光検出器51が
DVD−RAMディスクに適用される時、グルーブ及び
ランドにピットが形成されているため、フォーカシング
を行う場合にピットから生じるノイズがメイン光検出器
51aに受光されるメインビームからだけではなく、サ
ブ光検出器51b, 51cに受光されるサイドビームか
らも生じるが、フォーカシングを行う時にはピットの影
響がない方が良い。メインビームとサイドビームとで1
80°の位相差ができるが、この時、メインビーム及び
サイドビームを合わせればピットの影響を低減できる。
【0063】一方、第2光検出器52は、4分割構造の
メイン光検出器52aと、その両側に各々配されたサブ
光検出器52b, 52cとを備えてなる。ここで、前記
第2光検出器52はCD向けである。
【0064】3ビーム法によるトラッキングエラー検出
信号及び非点収差法によるフォーカシングエラー検出信
号は下記式4a,4bにより得られる。
【0065】
【数4】
【0066】他の例によれば、図8Bに示されたよう
に、第1光検出器53は、4分割構造のメイン光検出器
53aと、その両側に各々配された4分割構造のサブ光
検出器53b, 53cとを備えてなる。これは前記第1
光検出器51と等しく構成され、トラッキングエラー検
出信号及びフォーカシングエラー検出信号を同じ方法に
より検出する。
【0067】第2光検出器54は、4分割構造のメイン
光検出器54aと、その両側に各々配された2分割構造
のサブ光検出器54b, 54cとを備えてなり、フォー
カシングエラー検出信号及びトラッキングエラー検出信
号は下記式5a,5bにより得られる。
【0068】
【数5】
【0069】図8Cに示されたように、第1光検出器5
5が4分割構造のメイン光検出器55a及びその両側に
各々配された2分割構造のサブ光検出器55b, 55c
を備え、第2光検出器56が4分割構造のメイン光検出
器56a及びその両側に各々配されたサブ光検出器56
b, 56cを備える。前記第2光検出器56は、図8A
に示された如き第2光検出器52と同じ構成を有し、フ
ォーカシングエラー検出信号及びトラッキングエラー検
出信号が上記記式4a,4bにより求められる。一方、
前記第1光検出器55は8分割構造の光検出器であっ
て、フォーカシングエラー検出信号及びトラッキングエ
ラー検出信号が下記式6a,6bにより求められる。
【0070】
【数6】
【0071】また、図8Dに示されたように、第1光検
出器57が4分割構造のメイン光検出器57a及びその
両側に各々配された2分割構造のサブ光検出器57b,
57cを備え、第2光検出器58が4分割構造のメイン
光検出器58a及びその両側に各々配された2分割構造
のサブ光検出器58b, 58cを備えても良い。ここ
で、前記第1光検出器57は前記式6a,6bにより、
そして前記第2光検出器58は前記式5a,5bにより
各々フォーカシングエラー検出信号及びトラッキングエ
ラー検出信号を得ることができる。
【0072】さらに、図8Eに示されたように、第1光
検出器59が4分割構造のメイン光検出器59aと、そ
の両側に各々配された4分割構造のサブ光検出器59
b, 59cとを備え、第2光検出器60が4分割構造の
メイン光検出器60aと、その両側に各々配された4分
割構造のサブ光検出器60b, 60cとを備えても良
い。前記第1及び第2光検出器59, 60は実質的に同
じ構造を有し、DPP法によりトラッキングエラー検出
信号を求め、差動非点収差法によりフォーカシングエラ
ー検出信号を求める。前記第1光検出器59は前記式2
及び3に基づきトラッキングエラー検出及びフォーカシ
ングエラー検出を行える。
【0073】前記第2光検出器60によりトラッキング
エラー検出信号及びフォーカシングエラー検出信号を求
めれば、下記の通りである。
【0074】
【数7】
【0075】本発明においては、前述の如く、第1光源
に対応する第1光検出器及び第2光源に対応する第2光
検出器を各々備える。図8Aないし図8Eに示された如
き第1光検出器51, 53, 55, 57, 59は、例え
ばDVD向けであり、第2光検出器52, 54, 56,
58, 60は、例えばCD向けである。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る光ピックアップ装置は、相
異なる波長の光を照射する第1光源及び第2光源を単一
モジュールとして構成した光源モジュールを備えること
により光部品点数を格段に減らせる。このように光部品
点数を減らすことにより下記の如き長所が得られる。
【0077】まず、相異なる波長を有する第1光源及び
第2光源が共に搭載された光源モジュールを用いて光部
品点数を減らすことにより生産性が上がり、高温動作時
に光部品のボンド接着力の弱化により性能低下が起こる
ことを抑えて信頼性を高められる。
【0078】第二に、2波長1レーザダイオードの光源
モジュールに適するように設計されたグレーティングを
備え、しかも第1光及び第2光に対して兼用できる一体
形のグレーティングを備えることにより、部品点数を減
らすのに寄与できる。このような部品点数の減少により
構造が単純化されて組立て性が向上し、しかも生産コス
トが下がる利点がある。
【0079】第三に、第1光源及び第2光源に各々対応
する第1光検出器及び第2光検出器を備えてDPP法及
び差動非点収差法を用いることにより、低い反射率を有
した記録用ディスクの信号を増幅してトラッキングサー
ボ及びフォーカシングサーボを効率良く具現できる。
【0080】第四に、偏光ビームスプリッタ及び1/4
波長板を用いて光効率を極大化させることにより、低い
光パワーを有するマルチモードのレーザダイオードを光
源として用いても反射率が低い記録可能なディスク、例
えばDVD−RW、DVD−RAM、DVD−R、DV
D+RWなどのディスクに対する情報の記録/再生が可
能である。のみならず、偏光ビームスプリッタから光源
モジュールに向かって反射されて戻る光がほとんどなく
てレーザ光源が安定的であり、一定の光量にて駆動可能
であるほか、シングルモードのレーザダイオード及びマ
ルチモードのレーザダイオードのどちらも光源として使
用できる。
【0081】最後に、1/4波長板によりディスクに円
偏光の光を入射させることにより、複屈折率の大きいデ
ィスクに対する対応力を強められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光ピックアップ装置の構成図である。
【図2A】 レーザ光源のマルチモードを示すグラフで
ある。
【図2B】 Bは、レーザ光源のシングルモードを示す
グラフである。
【図3】 本発明の好適な一実施形態による光ピックア
ップ装置の概略的な構成図である。
【図4】 通常のグレーティングのパターンを示す図面
である。
【図5】 図3の光ピックアップ装置に用いられるグレ
ーティングのパターン深さによる光量の変化を光源の波
長別に示すグラフである。
【図6】 本発明の他の実施形態による光ピックアップ
装置の概略的な構成図である。
【図7】 図6の光ピックアップ装置に採用される多目
的グレーティングの拡大断面図である。
【図8A】 本発明の好適な実施形態による光ピックア
ップ装置に採用される光検出器の一例を示す図面であ
る。
【図8B】 本発明の好適な実施形態による光ピックア
ップ装置に採用される光検出器の一例を示す図面であ
る。
【図8C】 本発明の好適な実施形態による光ピックア
ップ装置に採用される光検出器の一例を示す図面であ
る。
【図8D】 本発明の好適な実施形態による光ピックア
ップ装置に採用される光検出器の一例を示す図面であ
る。
【図8E】 本発明の好適な実施形態による光ピックア
ップ装置に採用される光検出器の一例を示す図面であ
る。
【符号の説明】
17 薄手のディスク 18 厚手のディスク 31 光源モジュール 33 第1光源 35 第2光源 36 多目的グレーティング 40 偏光ビームスプリッタ 41 1/4波長板 42 反射ミラー 43 コリメーティングレンズ 45 対物レンズ 47 非点収差レンズ 50 光検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朴 寿韓 大韓民国京畿道龍仁市駒城面宝亭里1161番 地 鎮山マウル三星5次アパート511棟901 号 Fターム(参考) 5D118 AA04 AA16 AA26 BA01 CA11 CA13 CA23 CD02 CD03 CF05 CF16 CG04 CG24 DC03 5D789 AA02 AA04 AA05 AA41 AA43 BA01 BB01 BB02 BB04 DA01 DA05 EA02 EA03 EC07 EC33 EC41 EC45 EC47 FA05 FA08 FA28 HA40 JA02 JA12 JA22 JA32 JA43 JA57 JA64 KA04 KA16 KA17 KA19 KA43

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相異なる波長の光を照射する第1光源及
    び第2光源が単一モジュールとして構成された光源モジ
    ュールと、 前記第1光源から照射された第1光を3ビームに分光さ
    せ、前記第2光源から照射された第2光を透過させる第
    1グレーティングと、 前記第1光源から照射された第1光を透過させ、前記第
    2光源から照射された第2光を3ビームに分光させる第
    2グレーティングと、 前記光源モジュールから照射された光を反射または透過
    させるビームスプリッタと、 前記ビームスプリッタを経由した光をディスクに集束さ
    せる対物レンズと、 前記ディスクから反射された光を受光して検出する光検
    出器と、を備えることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1グレーティング及び第2グレー
    ティングが一体形に形成されたことを特徴とする請求項
    1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記ビームスプリッタと対物レンズとの
    間に光を平行光にするコリメーティングレンズがさらに
    備えられることを特徴とする請求項1または2に記載の
    光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記光検出器は、前記第1光を検出する
    第1光検出器及び前記第2光を検出する第2光検出器を
    備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1光検出器は、4分割構造のメイ
    ン光検出器及びその両側に各々配された4分割構造のサ
    ブ光検出器を備えることを特徴とする請求項4に記載の
    光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1光検出器は、4分割構造のメイ
    ン光検出器及びその両側に各々配された2分割構造のサ
    ブ光検出器を備えることを特徴とする請求項4に記載の
    光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記第2光検出器は、4分割構造のメイ
    ン光検出器及びその両側に各々配されたサブ光検出器を
    備えることを特徴とする請求項5または6に記載の光ピ
    ックアップ装置。
  8. 【請求項8】 前記第2光検出器は、4分割構造のメイ
    ン光検出器及びその両側に各々配された2分割構造のサ
    ブ光検出器を備えることを特徴とする請求項5または6
    に記載の光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 前記第2光検出器は、4分割構造のメイ
    ン光検出器及びその両側に各々配された4分割構造のサ
    ブ光検出器を備えることを特徴とする請求項5に記載の
    光ピックアップ装置。
  10. 【請求項10】 前記第1グレーティングのパターン深
    さは1.51μmであり、第2グレーティングのパター
    ン深さは1.23μmであることを特徴とする請求項1
    または2に記載の光ピックアップ装置。
  11. 【請求項11】 前記第1光源は650nm以上の波長
    の光を照射し、前記第2光源は前記第1光源の波長より
    長波長の光を照射することを特徴とする請求項1または
    2に記載の光ピックアップ装置。
  12. 【請求項12】 前記ビームスプリッタと前記光検出器
    との間の光路上に非点収差レンズまたは凹レンズをさら
    に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光
    ピックアップ装置。
  13. 【請求項13】 相異なる波長の光を照射する第1光源
    及び第2光源が単一モジュールとして構成された光源モ
    ジュールと、 前記第1光源から照射された第1光を3ビームに分光さ
    せ、前記第2光源から照射された第2光を透過させる第
    1グレーティングと、 前記第1光源から照射された第1光を透過させ、前記第
    2光源から照射された第2光を3ビームに分光させる第
    2グレーティングと、 前記光源モジュールから照射された光を偏光方向に応じ
    て選択的に反射または透過させる偏光ビームスプリッタ
    と、 前記偏光ビームスプリッタを経由した光の偏光状態を変
    える1/4波長板と、 前記1/4波長板を経由した光をディスクに集束させる
    対物レンズと、 前記ディスクから反射された光を受光して検出する光検
    出器と、を備えることを特徴とする光ピックアップ装
    置。
  14. 【請求項14】 前記第1グレーティング及び第2グレ
    ーティングが一体形に形成されたことを特徴とする請求
    項13に記載の光ピックアップ装置。
  15. 【請求項15】 前記ビームスプリッタと対物レンズと
    の間に光を平行光にするコリメーティングレンズがさら
    に備えられることを特徴とする請求項13または14に
    記載の光ピックアップ装置。
  16. 【請求項16】 前記光検出器は、前記第1光を検出す
    る第1光検出器及び前記第2光を検出する第2光検出器
    を備えることを特徴とする請求項13または14に記載
    の光ピックアップ装置。
  17. 【請求項17】 前記第1光検出器は、4分割構造のメ
    イン光検出器及びその両側に各々配された4分割構造の
    サブ光検出器を備えることを特徴とする請求項16に記
    載の光ピックアップ装置。
  18. 【請求項18】 前記第1光検出器は、4分割構造のメ
    イン光検出器及びその両側に各々配された2分割構造の
    サブ光検出器を備えることを特徴とする請求項16に記
    載の光ピックアップ装置。
  19. 【請求項19】 前記第2光検出器は、4分割構造のメ
    イン光検出器及びその両側に各々配されたサブ光検出器
    を備えることを特徴とする請求項17または18に記載
    の光ピックアップ装置。
  20. 【請求項20】 前記第2光検出器は、4分割構造のメ
    イン光検出器及びその両側に各々配された2分割構造の
    サブ光検出器を備えることを特徴とする請求項17また
    は18に記載の光ピックアップ装置。
  21. 【請求項21】 前記第2光検出器は、4分割構造のメ
    イン光検出器及びその両側に各々配されたサブ光検出器
    を備えることを特徴とする請求項16に記載の光ピック
    アップ装置。
  22. 【請求項22】 前記第1グレーティングのパターン深
    さは1.51μmであり、第2グレーティングのパター
    ン深さは1.23μmであることを特徴とする請求項1
    3または14に記載の光ピックアップ装置。
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