JP2001307361A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2001307361A
JP2001307361A JP2000117279A JP2000117279A JP2001307361A JP 2001307361 A JP2001307361 A JP 2001307361A JP 2000117279 A JP2000117279 A JP 2000117279A JP 2000117279 A JP2000117279 A JP 2000117279A JP 2001307361 A JP2001307361 A JP 2001307361A
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JP2000117279A
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Hiroshi Sakai
博 酒井
Yoshio Hayashi
善雄 林
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2光源型の光ピックアップ装置において、単
一のビームスプリッタを用いて光学系を廉価、且、位置
決め、角度出しを容易に行い得るようにすること。 【解決手段】 光ピックアップ装置1の2波長光源2か
ら出射されるレーザ光L1、L2の戻り光Lr1、Lr
2は、単一のビームスプリッタ7によって、光軸が一致
することなく、そのまま共通受光素子13の受光面14
で受光される。受光面14には、戻り光Lr1およびL
r2それぞれのための4分割型受光面が形成されてお
り、双方の4分割型受光面を構成している受光エレメン
トの一部は双方に共通な共通受光エレメントとされてい
る。光源光軸を合わせるために用いる高価なビームスプ
リッタの個数を減らすことができるので、光学系を廉価
にでき、また、光学部品の位置決め、角度出しの作業も
容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一光軸上に位置
していない発光点からレーザ光を出射する光源と、これ
らの光源から出射されて光記録媒体の反射面で反射され
た戻り光を共通受光素子により受光して、情報再生、エ
ラー信号等の生成を行う光ピックアップ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】CDやDVD等の異なる種類の光記録媒
体の再生あるいは再生・記録を行う光ピックアップ装置
としては、波長の異なるレーザ光を出射する複数光源を
備えた多光源型のものが知られており、2光源型の光ピ
ックアップ装置が一般に知られている。
【0003】図5(a)にはCDおよびDVDの再生・
記録用の2光源型の光ピックアップ装置の光学系を示し
てある。この光ピックアップ装置100は、波長の異な
るレーザ光を出射するCD用レーザ光源101およびD
VD用レーザ光源102を備えており、各レーザ光源1
01、102に対応して2個のビームスプリッタ10
3、104を備えている。各ビームスプリッタ103、
104によって、780nm波長のCD用レーザ光L1
および650nm波長のDVD用レーザ光L2が同一光
軸上に導かれてコリメータレンズ105に向かい、当該
コリメータレンズ105を介して平行光束となって対物
レンズ106に入射し、当該対物レンズ106を介し
て、光スポットとして光記録媒体であるCD、DVDの
記録面107、108に収束する。
【0004】記録面107、108で反射された各レー
ザ光L1、L2の戻り光Lr1、Lr2は、再び対物レ
ンズ106、コリメータレンズ105を経由してビーム
スプリッタ103、104に戻り、一部の戻り光Lr
1、Lr2がこれらを通過して、共通受光素子109に
よって受光される。
【0005】ここで、対物レンズ106のフォーカシン
グエラー補正は非点収差法により行われ、このために、
共通受光素子109の手前位置には戻り光に非点収差を
付与するためのセンサーレンズ、例えばシリンドリカル
レンズ110が配置されている。また、共通受光素子1
09の受光面121は、図5(b)に示すように、中央
部分に4分割型受光面122が形成され、この4分割型
受光面122を構成している4個の受光エレメント13
1、132、133、134における対角位置にある受
光エレメント131と133の受光量と、受光エレメン
ト132、134の受光量との差に基づき、フォーカシ
ングエラー信号が生成される。
【0006】これに対して、トラッキングエラー補正
は、CD再生・記録の場合には3ビーム法により行わ
れ、このために、CD用レーザ光源101の前方にはレ
ーザ光L1を3ビームに分割するための回折素子111
が配置されている。また、共通受光素子109の受光面
121には、4分割型受光面122の両側に、+−1次
光を受光するための受光エレメント141、142が形
成され、これらの受光量の差に基づきトラッキングエラ
ー検出が行われる。DVD再生の場合には一般に位相差
法によりトラッキングエラー検出が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように2光源型
の光ピックアップ装置では、2個のレーザ光源101、
102から出射されたレーザ光L1、L2を、2個のビ
ームスプリッタ103、104を用いて、共通のシステ
ム光軸Loに導くようにしている。従って、レーザ光源
の数に対応する2個のビームスプリッタ103、104
が必要である。また、これらのビームスプリッタ10
3、104を精度良く位置決め、および角度出しする必
要がある。
【0008】このために、従来における多光源型の光ピ
ックアップ装置では、他の光学素子に比べて高価なビー
ムスプリッタを多く使用する必要があるので部品費が高
く、しかも、複数個のビームスプリッタを精度良く位置
決めおよび角度出しする必要があるので、光学部品の組
み付け調整が簡単にできないという問題点がある。
【0009】本発明の課題は、これらの点に鑑みて、ビ
ームスプリッタの個数を減らして、光学部品の位置決め
および角度出しを簡単な作業により行うことのできる多
光源型の光ピックアップ装置を提案することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、同一光軸上に位置していない発光点か
らレーザ光を出射する第1および第2の光源と、これら
の光源から出射された第1および第2のレーザ光を光記
録媒体の記録面に収束させる対物レンズと、前記記録面
で反射された前記第1および第2のレーザ光の戻り光を
受光する共通受光素子とを有する光ピックアップ装置に
おいて、前記共通受光素子は、前記第1のレーザ光の戻
り光を受光する第1の受光面と、前記第2のレーザ光の
戻り光を受光する第2の受光面とを備えていることを特
徴としている。
【0011】本発明によれば、発光点が異なる位置にあ
る第1および第2の光源からのレーザ光をそのまま共通
受光素子に導き、当該共通受光素子上に形成された異な
る受光面で各レーザ光の戻り光が受光される。よって、
光源に対応する個数のビームスプリッタを用いて、各レ
ーザ光の光軸を合わせる必要がない。よって、ビームス
プリッタの個数を減らすことができるので、光学系の部
品費を低減でき、また、光学部品の位置決め、角度出し
の作業が簡単になる。
【0012】次に、本発明は、同一光軸上に位置してい
ない発光点からレーザ光を出射する第1および第2の光
源と、これらの光源から出射された第1および第2のレ
ーザ光を3ビームに分割する回折素子と、回折素子を介
して3ビームとされた各レーザ光を光記録媒体の記録面
に収束させる対物レンズと、前記記録面で反射された前
記第1および第2のレーザ光の戻り光を受光する共通受
光素子とを有する光ピックアップ装置において、前記共
通受光素子は、前記第1のレーザ光の3ビームにおける
0次光の戻り光を受光する第1の4分割型受光面と、前
記第2のレーザ光の3ビームにおける0次光の戻り光を
受光する第2の4分割型受光面と、前記第1および第2
のレーザ光の各3ビームにおける+−1次光を受光する
2つの受光エレメントとを備えており、前記第1の4分
割型受光面を構成している4つの受光エレメント、およ
び前記第2の4分割型受光面を構成している4つの受光
エレメントは、これらのうち少なくとも1つの受光エレ
メントが前記第1および第2の4分割型受光面間で共通
な共通受光エレメントであることを特徴としている。
【0013】この構成の光ピックアップ装置によって
も、発光点が異なる位置にある第1および第2の光源か
らのレーザ光をそのまま共通受光素子に導き、当該共通
受光素子上に形成された異なる受光面で各レーザ光の戻
り光が受光される。よって、光源に対応する個数のビー
ムスプリッタを用いて、各レーザ光の光軸を合わせる必
要がない。よって、ビームスプリッタの個数を減らすこ
とができるので、光学系の部品費を低減でき、また、光
学部品の位置決め、角度出しの作業が簡単になる。
【0014】また、本発明では、前記第1および第2の
4分割型受光面間で少なくとも1個の共通受光エレメン
トを備えている。さらに、前記第1の4分割型受光面の
各受光エレメントの受光量に基づき前記第1のレーザ光
のフォーカシングエラー信号を非点収差法により生成
し、前記第2の4分割受光面の各受光エレメントの受光
量に基づき前記第2のレーザ光のフォーカシングエラー
信号を非点収差法により生成する信号処理回路を有して
おり、当該信号処理回路は、いずれの4分割型受光面の
出力信号を用いてフォーカシングエラー信号を演算する
のかを切り換える切り換え回路を備えている。
【0015】前記切り換え回路による切り換えは、前記
第1および第2の4分割型受光面のいずれか一方の4つ
の受光エレメントにおける前記共通受光エレメント以外
の受光エレメントの受光量に基づき行うことができる。
【0016】このような切り換え回路を付設することに
より、フォーカシングエラー信号を演算するための演算
回路は従来と同様なものをそのまま使用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した光ピックアップ装置の実施例を説明する。
【0018】図1は、本発明による2光源型の光ピック
アップ装置の光学系を示す概略構成図である。この図に
示すように、本例の光ピックアップ装置1は、CD用の
780nm波長のレーザ光L1およびDVD用の650
nm波長のレーザ光L2を出射する2波長レーザ光源2
を備えている。本例の2波長レーザ光源2は、レーザ光
L1を出射する半導体レーザチップ3およびレーザ光L
2を出射する半導体レーザチップ4が共通パッケージ5
内において共通基板上にマウントされた、いわゆるハイ
ブリット型のものである。
【0019】これらのレーザ光L1、L2は、3ビーム
生成用の回折素子6を介して0次光および+−1次光に
分割された後に、平板状ビームスプリッタ7に至り、そ
の表面に形成されている半透明膜によって反射されたレ
ーザ光L1、L2の光成分がコリメータレンズ8を介し
て平行光束とされた後に対物レンズ9に至り、ここを介
して、CDおよびDVDの記録面11、12に光スポッ
トとして収束する。
【0020】記録面11、12で反射された戻り光Lr
1、Lr2は、対物レンズ9、コリメータレンズ8を介
してビームスプリッタ7に戻り、ここを透過した戻り光
Lr1、Lr2の光成分が共通受光素子13の受光面1
4に導かれる。
【0021】本例では、斜めに配置されている平板状ビ
ームスプリッタ7を通過する際に戻り光Lr1、Lr2
に発生する非点収差に基づき、フォーカシングエラー検
出が行われる。トラッキングエラー検出は、CDの場合
には3ビーム法が採用され、DVDの場合には位相差法
が採用される。これらの方法により、信号処理回路15
ではフォーカシングエラー検出およびトラッキングエラ
ー検出を行い、当該信号処理回路15が含まれている制
御装置16は、検出されたエラー信号に基づき、対物レ
ンズ駆動機構17を駆動して、対物レンズ9のフォーカ
シングレラー補正およびトラッキングエラー補正を行わ
せる。
【0022】ここで、本例の光学系では、発光点が同一
光軸上に位置していない2つの半導体レーザチップ3、
4からのレーザ光L1、L2と、これらの戻り光Lr
1、Lr2を単一のビームスプリッタ7を用いて分離し
ているのみであり、双方の光軸を一致させていない。こ
のために、共通受光素子13の受光面14上における戻
り光りLr1、Lr2の結像位置にはずれが発生する。
そこで、本例の共通受光素子受光面14には、双方の戻
り光を受光できるように、図2(a)に示すような8分
割型の受光面が形成されている。
【0023】図2(a)を参照して詳しく説明すると、
受光面14の中心には、6分割受光面20が形成されて
おり、この6分割受光面20は、長方形受光面を、2個
の半導体レーザチップ3、4の発光点が並ぶ方向に対応
する方向に2分割すると共に、これに直交する方向に3
分割することにより形成された6個の受光エレメントA
ないしFから構成されている。
【0024】これらの受光エレメントのうち、4個の受
光エレメントCないしFが、戻り光Lr1の0次光を受
光するための4分割型受光面を構成しており、4個の受
光エレメントAないしDが戻り光Lr2の0次光を受光
するための4分割型受光面を構成しており、各4個の受
光エレメントによる受光量に基づき、非点収差法によっ
て、フォーカシングエラー信号が生成される。このよう
に、本例では、中央に位置している2個の受光エレメン
トC、Dが双方の共通受光エレメントとして利用されて
いる。
【0025】さらに、共通受光素子13の受光面14に
は、上記構成の6分割受光面20の両側に、受光エレメ
ントG、Hが配置されている。これらの受光エレメント
G、Hは、双方の戻り光Lr1、Lr2の+−1次光の
結像位置を包含する大きさとされている。これらの受光
エレメントG、Hの受光量に基づき、トラッキングエラ
ー信号が生成される。
【0026】ここで、このような共通受光素子13の受
光面14に形成されている各受光エレメントAないしH
における受光量に基づくフォーカシングエラー信号の演
算においては、共通受光エレメントCおよびDの検出信
号の極性を反転させる必要がある。
【0027】すなわち、4分割型受光面を構成している
4個の受光エレメントAないしDを使用したDVD用の
フォーカスエラー検出においては、図2(b)に示すよ
うに、合焦位置では各受光エレメントAないしDに等し
くかかる状態で円形スポット41が形成され、前焦点状
態では受光エレメントB、Cに主としてかかる長円形の
スポット42が形成され、後焦点状態では受光エレメン
トA、Dに主としてかかる長円形のスポット43が形成
される。
【0028】この場合には、信号処理回路15では次の
演算式に基づき、エラー信号を演算する(演算式におけ
るAないしDは対応する受光エレンメントでの受光量を
示す)。
【0029】 フォーカスエラー信号=(A+D)−(B+C) これに対して、CD用のフォーカスエラー検出において
は、図2(a)に示すように、合焦位置では各受光エレ
メントCないしFに等しくかかる状態で円形スポット5
1が形成され、前焦点状態では受光エレメントD、Eに
主としてかかる長円形のスポット52が形成され、後焦
点状態では受光エレメントC、Fに主としてかかる長円
形のスポット43が形成される。
【0030】この場合には、信号処理回路15では次の
演算式に基づき、エラー信号を演算する(演算式におけ
るCないしFは対応する受光エレメントでの受光量を示
す)。
【0031】 フォーカスエラー信号=(C+F)−(D+E) 従って、共通受光エレメントC、Fから得られる信号の
符号を反転させれば、CDおよびDVDの双方のフォー
カシングエラー検出を同一の演算回路を用いて行うこと
ができる。
【0032】図3には、この目的のために、信号処理回
路15に配置した切り換え回路の部分を取出して示す概
略ブロック図である。この図に示すように、切り換え回
路は比較器COMと、2個の切り換えスイッチSW1、
SW2を備えている。受光エレメントA、Bから受光に
よる光電変換信号が出力される場合は、図2(b)に示
すようにDVD用のレーザ光L2の点灯時である。従っ
て、これら受光エレメントA、Bから出力が得られてい
るか否かを比較器COMにおいて判別し、出力が出てい
る場合には、DVD再生時であると判断して、切り換え
スイッチSW1、SW2を図に示す接点側に切り変え
る。この結果、信号(A+D)および信号(B+C)が
得られ、これらに基づきフォーカシングエラー検出を行
うことができる。CD再生時には、接点が逆に切り換え
られるので、信号(D+E)および信号(C+F)が得
られ、これらに基づきフォーカシングエラー検出を行う
ことができる。勿論、受光エレメントE、Fの受光の有
無に基づき、切り換え制御を行うこともできる。
【0033】(その他の実施の形態)なお、受光エレメ
ントの配列としては、図4に示すように、9個の受光エ
レメントAないしIから構成してもよい。この場合に
は、中央に位置している2組の4分割型受光面61、6
2を構成している受光エレメントAないしGのうち1個
の(図において斜線で表示する)受光エレメントDを共
通受光エレメントとして用いればよい。
【0034】また、上記の例では、ハイブリット型の2
波長光源を用いた場合を説明したが、活性層に波長の異
なるレーザ光を出射する2個の発光点を同一の半導体製
造工程により形成した、いわゆるモノリシック型のもの
を使用することもできる。
【0035】さらに、上記の例は、2光源型の光ピック
アップ装置に関するものであるが、3光源以上の多光源
型の光ピックアップ装置に対しても本発明を適用可能で
ある。
【0036】これに加えて、上記の例では共通受光エレ
メントを配置しているが、共通受光エレメントを省略し
た場合においても、光学部品点数の削減、光学部品の位
置決め作業が容易になるなどの利点が得られる。
【0037】なお、フォーカシングエラー信号、トラッ
キングエラー信号の生成方法は、上記の例に限定される
ものではない。例えば、非点収差法の代わりにビームサ
イズ法を採用できることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ピック
アップ装置では、同一光軸上に無い発光点から出射され
て光記録媒体で反射された後の戻り光を、共通受光素子
の受光面に形成されたそれぞれの戻り光りに専用の2つ
の受光面、例えば、4分割型受光面で受光するようにし
ている。また、好適な実施の形態では、2つの4分割型
受光面を構成している受光エレメントの一部を共用して
いる。
【0039】従って、本発明によれば、光源の数に対応
した個数のビームスプリッタを配置する必要がなく単一
のビームスプリッタを配置すればよい。従って、部品費
用を低減でき、また、光学部品の位置決め、角度出しの
作業が簡単になる。
【0040】また、共通受光素子に形成されている受光
エレメントは、各レーザ光に共通の受光エレメントを備
えているので、受光面をコンパクトにできる。これに加
えて、本発明では、信号処理回路に切り換え回路を備
え、この切り換え動作によって、フォーカシングエラー
信号を演算する演算回路では、共通受光エレメントの出
力信号の極性が反転された状態で供給されることにな
る。よって、一般に使用されている演算回路をそのまま
用いることができ、信号処理回路の複雑化等を招くこと
なく、各レーザ光の戻り光の受光量に基づき、フォーカ
シングエラー検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した2光源型の光ピックアップ装
置の光学系を示す概略構成図である。
【図2】図1の共通受光素子の受光面に形成された受光
エレメントの配列を示す説明図である。
【図3】図1の光ピックアップ装置における信号処理回
路の一部を示すブロック図である。
【図4】図1の共通受光素子の受光面に形成されている
受光エレメントの配列例を示す説明図である。
【図5】従来の2光源型の光ピックアップ装置の光学系
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ装置 2 2波長光源 3、4 半導体レーザチップ 6 回折素子 7 ビームスプリッタ 8 コリメータレンズ 9 対物レンズ 11、12 記録面 13 共通受光素子 14 受光面 15 制御装置 16 信号処理回路 17 対物レンズ駆動機構 20 受光面 AないしI 受光エレメント C、D 共通受光エレメント COM 比較器 SW1、SW2 切り換えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01S 5/022 H01L 31/02 D Fターム(参考) 5D118 AA03 AA06 AA26 BA01 BB02 CC12 CD02 CD03 CF02 CF08 DA05 5D119 AA04 AA41 BA01 EC45 EC47 FA08 JA11 JA16 JA17 KA02 KA20 5F073 AB06 AB21 AB25 AB27 BA05 5F088 DA17 JA12 JA20 KA08 KA10 5F089 BA04 BB03 BC08 BC23 BC24 BC25 BC29 GA01 GA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一光軸上に位置していない発光点から
    レーザ光を出射する第1および第2の光源と、これらの
    光源から出射された第1および第2のレーザ光を光記録
    媒体の記録面に収束させる対物レンズと、前記記録面で
    反射された前記第1および第2のレーザ光の戻り光を受
    光する共通受光素子とを有する光ピックアップ装置にお
    いて、 前記共通受光素子は、前記第1のレーザ光の戻り光を受
    光する第1の受光面と、前記第2のレーザ光の戻り光を
    受光する第2の受光面とを備えていることを特徴とする
    光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 同一光軸上に位置していない発光点から
    レーザ光を出射する第1および第2の光源と、これらの
    光源から出射された第1および第2のレーザ光を3ビー
    ムに分割する回折素子と、回折素子を介して3ビームと
    された各レーザ光を光記録媒体の記録面に収束させる対
    物レンズと、前記記録面で反射された前記第1および第
    2のレーザ光の戻り光を受光する共通受光素子とを有す
    る光ピックアップ装置において、 前記共通受光素子は、前記第1のレーザ光の3ビームに
    おける0次光の戻り光を受光する第1の4分割型受光面
    と、前記第2のレーザ光の3ビームにおける0次光の戻
    り光を受光する第2の4分割型受光面と、前記第1およ
    び第2のレーザ光の各3ビームにおける+−1次光を受
    光する2つの受光エレメントとを備えており、 前記第1の4分割型受光面を構成している4つの受光エ
    レメント、および前記第2の4分割型受光面を構成して
    いる4つの受光エレメントは、これらのうち少なくとも
    1つの受光エレメントが前記第1および第2の4分割型
    受光面間で共通な共通受光エレメントであることを特徴
    とする光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1および第2の4分割型受光面間で2個の前記共
    通受光エレメントを備えていることを特徴とする光ピッ
    クアップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記第1の4分割型受光面の各受光エレメントの受光量
    に基づき前記第1のレーザ光のフォーカシングエラー信
    号を非点収差法により生成し、前記第2の4分割型受光
    面の各受光エレメントの受光量に基づき前記第2のレー
    ザ光のフォーカシングエラー信号を非点収差法により生
    成する信号処理回路を有しており、 当該信号処理回路は、前記第1および第2の4分割型受
    光面のいずれに基づきフォーカシングエラー信号を生成
    するのかを切り換える換え回路を備えていることを特徴
    とする光ピックアップ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記極性切り換え回路は、前記第1および第2の4分割
    受光面のいずれか一方の4つの受光エレメントにおける
    前記共通受光エレメント以外の受光エレメントの受光量
    に基づき、切り換えを行うことを特徴とする光ピックア
    ップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100472443B1 (ko) * 2002-03-19 2005-02-21 삼성전자주식회사 광픽업 장치
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