JP2006126565A - 定着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続通紙しても端部温度の上昇が抑えられ、部品寿命等に悪影響を与えない定着装置を提供する。
【解決手段】加熱回転体1のうち最大幅の記録紙が当接して通過する領域である最大通紙域W1を加熱する第1のヒータ2と、W1よりも幅の狭い記録紙が当接して通過する領域である小サイズ通紙域W2を所要の表面温度まで加熱する第2のヒータ3と、前記加熱回転体1の通紙域の表面温度を検出する第1の温度検出器4と、W1の外側に隣接する非通紙域の表面温度を検出する第2の温度検出器12とを備え、記録紙の幅サイズに応じて前記第1のヒータ2と前記第2のヒータ3を択一的に使用する定着装置において、記録紙の連続通過中に、第1の温度検出器4の検出情報に基づいて第1,第2のヒータ2,3への通電の動作制御を行うとともに、前記第2の温度検出器12の検出情報に基づいて第1,第2のヒータ2,3への通電の切り替え制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】加熱回転体1のうち最大幅の記録紙が当接して通過する領域である最大通紙域W1を加熱する第1のヒータ2と、W1よりも幅の狭い記録紙が当接して通過する領域である小サイズ通紙域W2を所要の表面温度まで加熱する第2のヒータ3と、前記加熱回転体1の通紙域の表面温度を検出する第1の温度検出器4と、W1の外側に隣接する非通紙域の表面温度を検出する第2の温度検出器12とを備え、記録紙の幅サイズに応じて前記第1のヒータ2と前記第2のヒータ3を択一的に使用する定着装置において、記録紙の連続通過中に、第1の温度検出器4の検出情報に基づいて第1,第2のヒータ2,3への通電の動作制御を行うとともに、前記第2の温度検出器12の検出情報に基づいて第1,第2のヒータ2,3への通電の切り替え制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、記録紙に未定着像を熱定着することにより画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ等に代表される画像形成装置に使用される定着装置に関するものである。
この種の定着装置は、基本的に、図5に例示するように、回転する円筒状の熱ローラ101と、この熱ローラ101の内部に設置されそのローラ表面を所定の温度まで加熱する2つの大サイズ用ヒータ102及び小サイズ用ヒータ103とを備え、そのヒータ102,103の少なくとも一方で加熱された熱ローラ101の表面に未定着像(例えば未定着トナー像)を担持する記録紙を当接させるように通過させ、その未定着像を加熱することにより定着を行うようになっている(特許文献1等参照)。図中のW1は、熱ローラ101に対して最大の記録紙が当接して通過する領域である最大通紙域を示す。また、上記大サイズ用ヒータ102は熱ローラ101の最大通紙域Wを加熱するように構成された通電加熱式のヒータであり、また、上記小サイズ用ヒータ103は熱ローラ101のうち小サイズの記録紙が当接して通過する領域である小サイズ通紙域W2を加熱するように構成された通電加熱式のヒータである。実際に記録紙を通過させる際には、記録紙の幅サイズに応じて大サイズ用ヒータ101と小サイズ用ヒータ103を択一的に切り替えて熱ローラ101の所望の通紙域を加熱しその表面温度を適正な温度に制御するようになっている。
そして、このような2つのヒータ102,103により熱ローラ101を加熱する定着装置における温度制御は、例えば、図6に示すように、熱ローラ101の表面中央部近傍に近接してその表面温度を検出する温度センサ104を設け、この温度センサ104で検出された温度情報を制御装置105により各ヒータ102,103への通電制御(例えばON/OFF動作)を適宜制御することにより行われている。これにより、各ヒータの加熱動作が制御されて熱ローラ101が所定の温度に加熱されかつ維持されるようになっている。図中の106,107は、制御装置105からの制御信号を受けて電源部(図示せず)からヒータ102,103への各通電動作をそれぞれ独立して制御するドライバであり、108は各ヒータ102,103の異常加熱を防止するためのサーモスタットである。
ここで、熱ローラ101は、基本的に、熱の良導体であるアルミニウム、鉄等の金属材料上にPTFE、PFA等のコーティングが施され、円筒状に形成されたものである。
また、大サイズ用ヒータ102の発熱部は、最大通紙域Wよりも若干広い範囲で熱ローラ101と対面する長さと配向を有している。すなわち、大サイズ用ヒータ102の発熱部の長さ方向は熱ローラ101の長手方向に対して非通紙域側まで延びている。これは、もし大サイズ用ヒータ102の発熱部が最大通紙域W1と一致する長さと配向で配設されていたとすると、発熱部が配置されない熱ローラ100の両端部及び両端軸部に配置される樹脂製軸受け109、ギア110、ベアリング111等により熱ローラ101の熱が奪われ最大通紙域W1の両端部の温度が低下し定着品質が劣化するため、これを防止するためである。
特開平8−220930号公報
従って、用紙を連続で多数枚通紙した際、熱ローラの通紙域の温度は通紙により低下していくが、非通紙域は逆に温度が上昇していくことになる。この非通紙域の温度上昇は処理枚数の多い高速機になるほど顕著になる。そうすると、熱ローラ101に圧接するように配置される圧ローラ(図示せず)、上記軸受け109等の部品が過度な温度になり、部品寿命等に悪影響が出るおそれがある。
従来は、肉厚の厚い(熱容量の大きな)熱ローラを使用していたので、非通紙域から通紙域への充分な熱移動があり、非通紙域の温度上昇は或る程度抑えられていたが、近年は定着装置の省エネ対応として熱ローラの肉厚の薄肉化、小径化が進められたため、非通紙域の温度上昇が大きな問題となっている。
本発明は、肉厚の薄い熱ローラを使用した場合であっても、連続通紙しても端部温度の上昇が抑えられ、圧ローラ、軸受け等の部品の過度な温度になることを防止し、部品寿命等に悪影響を与えない定着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、当接しながら通過する記録紙に担持されている未定着像を加熱する加熱回転体と、この加熱回転体のうち最大幅の記録紙が当接して通過する領域である最大通紙域を所要の表面温度まで加熱する第1のヒータと、最大通紙域の内側に形成されこの最大通紙域よりも幅の狭い記録紙が当接して通過する領域である小サイズ通紙域を所要の表面温度まで加熱する第2のヒータと、前記加熱回転体の通紙域の表面温度を検出する第1の温度検出器と、前記加熱回転体の最大通紙域の外側に隣接する非通紙域の表面温度を検出する第2の温度検出器とを備え、記録紙の幅サイズに応じて前記第1のヒータと前記第2のヒータを択一的に使用して前記加熱回転体の加熱を行う定着装置において、記録紙の連続通過中に、第1の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電のON/OFF動作制御を行うとともに、前記第2の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電の切り替え制御を行うことを特徴とする。
具体的には、前記第1,第2のヒータへの通電切り替え制御は、第2の温度検出器の検出情報に基づき前記加熱回転体の非通紙域の表面温度が所定の下限値未満の場合は前記第1のヒータに通電し、所定の上限値以上の場合は前記第2のヒータに通電することにより行うものである。
なお、前記小サイズ通紙域以下の幅サイズの記録紙の連続通過中は前記第2のヒータのみに通電し、前記小サイズ通紙域を超える幅サイズの記録紙の連続通過中に、第1の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電のON/OFF動作制御を行うとともに、前記第2の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電の切り替え制御を行うことが望ましい。
本発明によると、大サイズ用ヒータ(第1のヒータ)で熱ローラ(加熱回転体)を加熱して連続して記録紙上のトナー像の定着を行う場合であっても、熱ローラの非通紙域の表面温度が一定値以上になれば小サイズ用ヒータ(第2のヒータ)に切り替えるため、熱ローラ端部温度の上昇が抑えられ、圧ローラ、軸受け等の部品を破損することなく、長期にわたり安定した品質が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る定着装置の縦断面図であり、図2は本発明に係る定着装置の熱ローラの横断面図であり、図3は本発明に係る定着装置の温度制御系の構成を示す説明図であり、図4は本発明に係る定着装置の定着動作の一例を説明するフローチャートである。
図1に示すように、矢印A方向に回転駆動するように配設された円筒状の熱ローラ1の下方には、この熱ローラ1に圧接して回転するように配置された圧ローラ13が配設されている。熱ローラ1は、基本的に、熱の良導体であるアルミニウム、鉄等の金属材料にて円筒状に形成され、表面にPTFE、PFA等のコーティングが施されており、また、図2に示すように、その両端部は円筒状金属材料の絞り加工により小径に形成された軸部1b,1cとなっている。熱ローラ1の一端側の軸部1bは、他端側の軸部1cよりも若干長く形成されている。そして、熱ローラ1の軸部1b,1cを除いた部分1a(以下、シリンダ部という)の肉厚は、従来のもの(図5参照)に比べて薄く形成されている。また、圧ローラ13はアルミ、鉄等の芯金上にシリコンゴム層があり、かつ表層はPFAチューブ等の離型層で円柱状に形成されたものである。
図2に示すように、熱ローラ1の軸部1b,1cの外周には断熱用樹脂軸受け9が取り付けられており、その軸受け9の外周にベアリング11が配設されている。特に、熱ローラ1の一端側の軸部1bには軸受け9の外側に隣接して熱ローラ1に回転駆動を与えるためのギア10が装着されている。
図1及び図2に示すように、熱ローラ(加熱回転体)1の内部にはこの熱ローラ1を加熱する2つのヒータ2,3が配設されている。これら2つのヒータのうち、ヒータ2は熱ローラ1における最大通紙域W1を所要の温度になるまで主に加熱する通電加熱式の大サイズ用ヒータ(第1のヒータ)であり、電熱線をコイル状に適宜巻いて発熱部が形成された構造のものである。一方、ヒータ3は、熱ローラ1における小サイズ通紙域W2を所要の温度になるまで主に加熱する通電加熱式の小サイズ用ヒータ(第2のヒータ)であり、電熱線をコイル状に適宜巻いて発熱部が形成された構造のものである。
ここで、最大通紙域W1は熱ローラ1のうち最大幅の記録紙が当接して通過する領域であり、小サイズ通紙域W2は最大通紙域W1の内側に形成されこの最大通紙域W1よりも幅の狭い記録紙(例えば、A4縦)が当接して通過する領域である。また、両通紙域W1,W2は、その中央位置同士が揃う(一致する)ように形成されている。つまり、小サイズ通紙域W2は最大通紙域W1のどちら側の端部へも偏ることなくその中央部に形成されることになる。換言すれば、大サイズ用ヒータ2と小サイズ用ヒータ3のいずれのヒータで熱ローラ1を加熱する場合であっても、非通紙域を含めて熱ローラ1全体の表面温度の分布は、最大通紙域W1の中央位置を境にほぼ線対称な関係となる。以下本明細書中で、単に「通紙域」と言った場合には、最大通紙域W1と小サイズ通紙域W2のいずれをも含む広い意味で使用するものとする。それに対し、「非通紙域」の用語は、あくまでも最大通紙域W1の外側に隣接する領域のみを意味するものとして使用する。
図1及び図2に示すように、熱ローラ1のシリンダ部1aの用紙搬送方向上流側の表面に接触して、その表面温度を検知するための2つのサーミスタ(温度検出器)4,12が配設されている。これら2つのサーミスタのうち、サーミスタ4は熱ローラ1の通紙域の略中央位置でその表面に接触して配設されたメインサーミスタ(第1の温度検出器)であり、サーミスタ12は熱ローラ1の一端側の非通紙域に接触して配設されたサブサーミスタ(第2の温度検出器)である。サブサーミスタ12は、非通紙域のうちできるだけ最大通紙域W1に近接した位置に設けられている。また、このサブサーミスタ12が設置される(軸部1b,1cを除く)非通紙域に対しても最大通紙域W1と同じレベルに加熱することができるように大サイズ用ヒータ2の発熱部(電熱線の巻き)が延長して形成されている。
また、熱ローラ1の上部には、図1及び図2に示すように、非接触状態で熱ローラ1の異常加温に対して働くサーモスタット(安全装置)8が配置されている。これにより、熱ローラ1が異常加温した際でもヒータ2,3への通電が遮断され用紙焼損、部品へのダメージを軽減することができる(図3参照)。また、熱ローラ1と圧ローラ13には、熱ローラ1と圧ローラ13との圧接部の近傍であって用紙搬送方向下流側の表面に当接して分離爪14,15がそれぞれ揺動自在に配設されている。
図3に示すように、ヒータ2,3への電源部(図示せず)からの通電動作はそれぞれドライバ6,7により制御される。制御装置5は、マイクロコンピュータ等で構成されるものであり、2つのサーミスタ4,12から出力される温度情報が入力されるとともに、この定着装置を利用する画像形成装置本体側からの画像形成信号(電源ON/OFF信号、画像形成動作の開始及び終了の信号、使用する記録紙の幅サイズや種類の識別信号など)が入力されるようになっており、これらの入力信号等に基づき温度制御に関する所定の情報処理が行われた後に、各ヒータ2,3の通電動作を制御する制御信号が各ドライバ6,7に出力されるようになっている。実際には、使用する記録紙の幅サイズの識別信号に基づき大サイズ用ヒータ2又は小サイズ用ヒータ3のいずれかが択一的に通電され、連続通紙中のヒータ2又は3への通電のON/OFF動作に関する制御についてはメインサーミスタ4の検出情報に基づき行われ、ヒータ2又は3の切り替えに関する制御についてはサブサーミスタ12の検出情報に基づき行われる。
次に、この定着装置の動作例について図1〜図4に基づき説明する。ここでは、通常大サイズ用ヒータ2が使用されることになる幅サイズ及び種類(例えば、A4横、B5横、B4縦等)の記録紙を連続通紙する場合について説明する。なお、通常小サイズ用ヒータ3が使用されることになる小サイズ通紙域W2以下の幅サイズの記録紙(例えば、A4縦、B5縦)を連続通紙する場合は、熱ローラ1の非通紙域の異常加温が問題となることは考えられないので、小サイズ用ヒータ3のみを使用して定着が行われることになる。
まず、画像形成装置本体から定着動作開始の信号が入力されると、熱ローラが回転駆動し始める(ステップ#1)。そして、大サイズ用ヒータ2への通電がONされ(ステップ#1)、メインサーミスタ4の検出情報に基づき熱ローラ1の通紙域の表面温度が定着温度の下限値である195℃以上になるまで加熱される(ステップ#2,#3)。なお、メインサーミスタ4の検出情報に基づき熱ローラ1の通紙域の表面温度が定着温度の上限値である205℃以上になると大サイズ用ヒータ2への通電がOFFされる(ステップ#4,#5)。これにより、メインサーミスタ4の検出情報に基づき大サイズ用ヒータ2のON/OFF動作の制御が行われ、熱ローラ1の通紙域の表面温度は195〜205℃の温度範囲に制御される。そして、熱ローラ1と圧ローラ13の間に対して定着対象であるトナー像Tが転写された記録紙Pが送り込まれ、その記録紙Pが熱ローラ1に圧接しながら通過することによりトナー像Tが溶融されて定着され(ステップ#6)、しかる後、記録紙Pが分離爪14又は15により熱ローラ1又は圧ローラ13から離されて排出される。
連続通紙を繰り返し行う場合(ステップ#7の肯定判定)、熱ローラ1の通紙域の表面温度の低下による定着不良を防止するため大サイズ用ヒータ2は常時通電気味となる。そうすると、熱ローラ1の非通紙域は記録紙等の熱を奪うものがないことに加え、大サイズ用ヒータ2の発熱部は非通紙域まで延在しているため、非通紙域の表面温度は上昇する一方であり、軸受け9等の部品に熱によるダメージが発生するおそれがある。このため、これらの部品の耐熱限界温度(通常、230℃程度)未満の所定の温度(例えば、215℃)を上限値として、サブサーミスタ12の検出情報に基づき熱ローラ1の非通紙域の表面温度が215℃に達するまで(ステップ#8の否定判定)は、上記ステップ#1〜#6の工程を繰り返し、他方、サブサーミスタ12が215℃以上の温度を検出すると(ステップ#8の肯定判定)、大サイズ用ヒータ2への通電をOFFし、これに替えて小サイズ用ヒータ3への通電をONして定着を行うようにする(ステップ#10〜#13)。これにより、熱ローラ1の両端の軸部1b,1cの温度が下がり、部品への悪影響を防止することができる。この場合も、メインサーミスタ4の検出情報に基づき小サイズ用ヒータ3のON/OFF動作の制御が行われ、熱ローラ1の通紙域の表面温度は195〜205℃の温度範囲に制御される(ステップ#10〜#12)。
さらに連続通紙を行う場合(ステップ#14の肯定判定)、小サイズ用ヒータ3で熱ローラ1を加熱していると、最大通紙域W1の内側領域であって小サイズ通紙域W2の外側に隣接する領域が加熱されないため、該領域の温度が下がり定着不良が生じるおそれがある。このため、定着不良の出ないと考えられる所定の温度(例えば、205℃)を下限値として、サブサーミスタ12の検出情報に基づき熱ローラ1の非通紙域の表面温度が205℃に低下するまで(ステップ#15の肯定判定)は、上記ステップ#9〜#13の工程を繰り返し、他方、サブサーミスタ12が205℃未満の温度を検出すると、上記ステップ#1へ戻り、小サイズ用ヒータ3への通電をOFFし、これに替えて大サイズ用ヒータ2への通電をONして定着を行うようにする。これにより、定着不良を防止することができる。
なお、上記したサブサーミスタ12の検出情報に基づき大サイズ用ヒータ2と小サイズ用ヒータ3とを切り替えるための制御温度の基準値は一例であって、これに限定されないことはいうまでもない。例えば、記録紙の幅サイズ等に応じて異なる基準温度を記憶したルックアップテーブルにより記録紙の幅サイズに応じて基準温度を拾ってくるようにしても構わない。
1 熱ローラ(加熱回転体)
1a シリンダ部
1b,1c 軸部
2 大サイズ用ヒータ(第1のヒータ)
3 小サイズ用ヒータ(第2のヒータ)
4 メインサーミスタ(第1の温度検出器)
5 制御装置
6,7 ドライバ
9 軸受け
10 ギア
11 ベアリング
12 サブサーミスタ(第2の温度検出器)
13 圧ローラ
14,15 分離爪
P 記録紙
T トナー像
W1 最大通紙域
W2 小サイズ通紙域
1a シリンダ部
1b,1c 軸部
2 大サイズ用ヒータ(第1のヒータ)
3 小サイズ用ヒータ(第2のヒータ)
4 メインサーミスタ(第1の温度検出器)
5 制御装置
6,7 ドライバ
9 軸受け
10 ギア
11 ベアリング
12 サブサーミスタ(第2の温度検出器)
13 圧ローラ
14,15 分離爪
P 記録紙
T トナー像
W1 最大通紙域
W2 小サイズ通紙域
Claims (3)
- 当接しながら通過する記録紙に担持されている未定着像を加熱する加熱回転体と、この加熱回転体のうち最大幅の記録紙が当接して通過する領域である最大通紙域を所要の表面温度まで加熱する第1のヒータと、最大通紙域の内側に形成されこの最大通紙域よりも幅の狭い記録紙が当接して通過する領域である小サイズ通紙域を所要の表面温度まで加熱する第2のヒータと、前記加熱回転体の通紙域の表面温度を検出する第1の温度検出器と、前記加熱回転体の最大通紙域の外側に隣接する非通紙域の表面温度を検出する第2の温度検出器とを備え、記録紙の幅サイズに応じて前記第1のヒータと前記第2のヒータを択一的に使用して前記加熱回転体の加熱を行う定着装置において、
記録紙の連続通過中に、第1の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電のON/OFF動作制御を行うとともに、前記第2の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電の切り替え制御を行うことを特徴とする定着装置。 - 前記第1,第2のヒータへの通電切り替え制御は、第2の温度検出器の検出情報に基づき前記加熱回転体の非通紙域の表面温度が所定の下限値未満の場合は前記第1のヒータに通電し、所定の上限値以上の場合は前記第2のヒータに通電することにより行うことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記小サイズ通紙域以下の幅サイズの記録紙の連続通過中は前記第2のヒータのみに通電し、前記小サイズ通紙域を超える幅サイズの記録紙の連続通過中に、第1の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電のON/OFF動作制御を行うとともに、前記第2の温度検出器の検出情報に基づいて第1,第2のヒータへの通電の切り替え制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
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