JP2019204080A - 像加熱装置 - Google Patents
像加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019204080A JP2019204080A JP2019077218A JP2019077218A JP2019204080A JP 2019204080 A JP2019204080 A JP 2019204080A JP 2019077218 A JP2019077218 A JP 2019077218A JP 2019077218 A JP2019077218 A JP 2019077218A JP 2019204080 A JP2019204080 A JP 2019204080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- recording material
- heating
- heater
- target temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 269
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 100
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 44
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 19
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 9
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 8
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- OAKJQQAXSVQMHS-UHFFFAOYSA-N Hydrazine Chemical group NN OAKJQQAXSVQMHS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 229920006015 heat resistant resin Polymers 0.000 description 2
- 230000036961 partial effect Effects 0.000 description 2
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 2
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 2
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 2
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 206010037660 Pyrexia Diseases 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
ところで、一般的に、フィルムとの接触面に塗布されるグリスの粘度には温度依存性がある。温度が高いほど、グリスの粘度は低下し、フィルムとの摺動摩擦力を低減させるよう働く。したがって、非画像部に対応する発熱体の温度が低いとき、非画像部に対応する領域に塗布されているグリスの粘度は、非画像部に対応する発熱体の温度が高いときよりも大きくなる。そのとき、非画像部に対応する領域ではフィルムとの摺動摩擦力は大きくなるため、フィルム全体の回転トルクとしても大きくなる。つまり、発熱体の目標温度を低く設定するほど、フィルムの回転トルクは大きくなり、フィルムの回転不良を発生させる可能性がある。そのため、特許文献1や特許文献2に記載の方法を用いるときには、発熱体の目標温度はフィルムの回転不良を発生させない温度に設定される。
内面には潤滑剤が塗布されている筒状のフィルムと、
前記フィルムの内面に接触するヒータであって、記録材の搬送方向と直交する方向であ
る前記ヒータの長手方向に並ぶ複数の発熱体を有するヒータと、
前記フィルムの外面に接触しており、前記フィルムとの間に記録材を挟持搬送するニップ部を形成するローラと、
前記複数の発熱体へ供給する電力を個々に制御可能な制御部と、
を備え、
前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ、記録材に形成された画像を前記ヒータの熱によって加熱する像加熱装置において、
前記制御部は、
前記ニップ部で記録材を加熱する期間中、記録材上の画像がない領域も加熱するように前記複数の発熱体に電力を供給し、
前記ヒータの長手方向における前記画像がない領域の長さに応じて、記録材が前記ニップ部を通過する時の前記画像がない領域に対応する前記発熱体の目標温度を設定することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の像加熱装置は、
内面には潤滑剤が塗布されている筒状のフィルムと、
前記フィルムの内面に接触するヒータであって、記録材の搬送方向と直交する方向である前記ヒータの長手方向に並ぶ複数の発熱体を有するヒータと、
前記フィルムの外面に接触しており、前記フィルムとの間に記録材を挟持搬送するニップ部を形成するローラと、
前記複数の発熱体へ供給する電力を個々に制御可能な制御部と、
を備え、
前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ、記録材に形成された画像を前記ヒータの熱によって加熱する像加熱装置において、
前記制御部は、
記録材を加熱する期間中、記録材が通過しない領域も加熱するように前記複数の発熱体に電力を供給し、
前記ヒータの長手方向における前記記録材が通過しない領域の長さに応じて、記録材が前記ニップ部を通過する時の前記記録材が通過しない領域に対応する前記発熱体の目標温度を設定することを特徴とする。
1.画像形成装置の構成
図1は、本発明の実施例に係る画像形成装置の概略断面図である。本発明が適用可能な画像形成装置としては、電子写真方式や静電記録方式を利用した複写機、プリンタなどが挙げられ、ここでは電子写真方式を利用して記録材P上に画像を形成するレーザプリンタに適用した場合について説明する。
本実施例の画像形成装置100は、記録材の搬送方向と直交する長手方向における最大通紙幅が216mmであり、記録材の搬送速度は300mm/secである。
図2は、本実施例の像加熱装置としての定着装置200の概略断面図である。定着装置200は、エンドレスベルトとしての定着フィルム202と、定着フィルム202の内面に接触するヒータ300と、定着フィルム202の外面に接触しヒータ300と共に定着ニップ部Nを形成する加圧ローラ208と、金属ステー204と、を有する。
図3を用いて、本実施例に係るヒータ300の構成を説明する。図3(A)はヒータ300の断面図、図3(B)はヒータ300の各層の平面図、図3(C)はヒータ300への電気接点Cの接続方法を説明する図である。
図3(B)には、本実施例の画像形成装置100における記録材Pの搬送基準位置Xを示してある。本実施例における搬送基準は中央基準となっており、記録材Pはその搬送方向に直交する方向における中心線が搬送基準位置Xを沿うように搬送される。また、図3(A)は、搬送基準位置Xにおけるヒータ300の断面図となっている。
れている。また、裏面層1は、導電体301a、301bに平行して設けられた導電体303(303−1〜303−7)を有する。導電体303は、導電体301aと導電体301bの間にヒータ300の長手方向に沿って設けられている。
G2)とを有している。導電体ET1−1〜ET1−4は、それぞれサーミスタTH1−1〜TH1−4に接続されている。導電体ET2−5〜ET2−7は、それぞれサーミスタTH2−5〜TH2−7に接続されている。導電体EG1は、4つのサーミスタTH1−1〜TH1−4に接続され、共通の導電経路を形成している。導電体EG2は、3つのサーミスタTH2−5〜TH2−7に接続され、共通の導電経路を形成している。導電体ETおよび導電体EGは、それぞれヒータ300の長手に沿って長手端部まで形成され、ヒータ長手端部において不図示の電気接点を介して制御回路400と接続されている。
図4は、実施例1のヒータ300の制御回路400の回路図を示す。画像形成装置100には、商用の交流電源401が接続されている。ヒータ300の電力制御は、トライアック411〜トライアック417の通電/遮断により行われる。トライアック411〜417は、それぞれ、CPU420からのFUSER1〜FUSER7信号に従って動作する。トライアック411〜417の駆動回路は省略して示してある。ヒータ300の制御回路400は、7つのトライアック411〜417によって、7つの発熱ブロックHB1〜HB7を個々に独立制御可能な回路構成となっている。ゼロクロス検知部421は、交流電源401のゼロクロスを検知する回路であり、CPU420にZEROX信号を出力している。ZEROX信号は、トライアック411〜417の位相制御や波数制御のタイミングの検出等に用いている。
リレー430、リレー440の回路動作を説明する。RLON信号がHigh状態になると、トランジスタ433がON状態になり、電源電圧Vccからリレー430の2次側コイルに通電され、リレー430の1次側接点はON状態になる。RLON信号がLow状態になると、トランジスタ433がOFF状態になり、電源電圧Vccからリレー430の2次側コイルに流れる電流は遮断され、リレー430の1次側接点はOFF状態になる。同様に、RLON信号がHigh状態になると、トランジスタ443がON状態になり、電源電圧Vccからリレー440の2次側コイルに通電され、リレー440の1次側接点はON状態になる。RLON信号がLow状態になると、トランジスタ443がOFF状態になり、電源電圧Vccからリレー440の2次側コイルに流れる電流は遮断され、リレー440の1次側接点はOFF状態になる。なお、抵抗434、抵抗444は電流制限抵抗である。
本実施例の画像形成装置では、ホストコンピュータ等の外部装置(不図示)から送信される画像データ(画像情報)、及び記録材Pをプリントする際の加熱モードに応じて、ヒータ300の7つの発熱ブロックHB1〜HB7への電力供給を制御する。
図6(a)は画像P1が加熱領域A3〜A5に形成される場合の、画像P1に対する画像加熱部PR、非画像加熱部PP、及び非画像加熱部PPの長手方向の合計長さLpを示す図である。図6(b)は画像P1が加熱領域A3とA5に分かれて形成される場合の、画像加熱部PR、非画像加熱部PP、及び非画像加熱部PPの長手方向の合計長さLpを示す図である。
ここでは、記録材P(網掛け部)はLTRサイズの紙の場合を図示している。画像加熱部PRとは、各加熱領域において画像データがある部分を加熱する区間、すなわち、各加熱領域のうち記録材Pに形成された画像が通過する加熱領域であり、図中の画像P1(グ
レートーン部)に対して重複している太枠で示す。また、加熱領域において画像加熱部PRを除いた区間、すなわち、各加熱領域のうち記録材Pに形成された画像が通過しない加熱領域を、非画像加熱部PPとし、破線の太枠で示す。図6(a)において、画像P1は、加熱領域A3〜A5に形成されており、加熱領域A3〜A5は、全域が画像加熱部PRとなる。加熱領域A1〜A2、及びA6〜A7は、搬送方向の全域にわたって画像が形成されていないため、全域が非画像加熱部PPとなる。加熱領域A1、A2、A6、A7の幅を夫々Lp1、Lp2、Lp6、Lp7とすると、Lp=Lp1+Lp2+Lp6+Lp7である。
一方、図6(b)において、画像P1は加熱領域A3とA5に形成されており、加熱領域A3とA5が画像加熱部PRとなる。加熱領域A4の幅をLp4とすると、Lp=Lp1+Lp2+Lp4+Lp6+Lp7である。
まず、ビデオコントローラ120は、ホストコンピュータから受け取った画像情報から、画像加熱部PRと非画像加熱部PPの範囲を算出し、決定する。制御部113は、画像加熱部PRが定着ニップ部Nを通過したときに、未定着トナー像が記録材P上に定着するように各発熱ブロックの温度を制御する。この画像加熱部の制御目標温度T0は、本実施例では、普通紙モード時は180℃に設定されている。また、非画像加熱部PPが定着ニップ部Nを通過するときの非画像加熱部PPに対応する各発熱ブロックの制御目標温度(非画像加熱部の制御目標温度)は、目標温度T0より低い温度である目標温度Tpに設定される。すなわち、ニップ部で記録材Pを加熱する期間中において、記録材上の画像がない領域も加熱される。そして、目標温度Tpは、定着ニップ部を通過している非画像加熱部PPのヒータ長手方向の合計長さLpに応じて設定される。
図8は、非画像加熱部PPの合計長さLpと目標温度Tpの関係を示した模式図である。横軸は非画像加熱部PPの合計長さLp、縦軸は目標温度Tpである。合計長さLpが157mmより大きいとき、目標温度Tpを最も高い温度であるT1に設定する(S101、S104−1)。合計長さLpが94.2mmより大きく、157mm以下のとき、目標温度TpをT1より低い温度であるT2に設定する(S102、S104−2)。合計長さLpが31.4mmより大きく、94.2mm以下のとき、目標温度TpをT2より低い温度であるT3に設定する(S103、S104−3)。合計長さLpが31.4mm以下のとき、目標温度Tpを最も低い温度であるT4に設定する(S104−4)。上記のように、合計長さLpが短いほど、目標温度Tpは小さくなるように設定される。目標温度Tpとして設定されるT1〜T4は後述の条件を満たす値であり、本実施例ではT1は140℃、T2は135℃、T3は127℃、T4は107℃に設定している。
非画像加熱部PPの合計長さLANによらず、目標温度Tpを140℃という固定の値に設定する比較例1と、本実施例とを比較する。
表1に本実施例と比較例1の目標温度Tpを比較する表を示す。
本実施例では、各加熱領域A1〜A7のヒータ長手方向の長さ(幅)は同じ大であるが、加熱領域毎に幅が異なる装置で本実施例のような目標温度の設定を行ってもよい。
図10は、記録材P上に形成される画像P1、及び画像P1に対する画像加熱部PR、隣接加熱部PPB、非隣接加熱部PPUを示す図である。隣接加熱部PPBの合計長さをLpb(=Lp2+Lp6)、非隣接加熱部PPUの合計長さをLpu(=Lp1+Lp7)と示す。非画像加熱部PPの合計長さLpはLpb+Lpuとなる。図10において、隣接加熱部PPBに対応する発熱ブロックはA2、A6であり、発熱ブロックA2、A6は目標温度Tpbで制御する。非隣接加熱部PPUに対応する発熱ブロックはA1、A7であり、発熱ブロックA1、A7は、目標温度Tpbより低い目標温度Tpuで制御する。
Tav=(Lpb・Tpb+Lpu・Tpu)/(Lpb+Lpu)
続いて、本発明の実施例2について説明する。実施例2の画像形成装置および像加熱装置の基本的な構成および動作は、実施例1のものと同じである。従って、実施例1と同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図11は、本実施例において記録材P、及び記録材Pに対する通紙加熱部APを示す図である。ここでは、記録材PはA5サイズの紙の場合を図示している。通紙加熱部APは、各加熱領域において記録材Pを加熱する区間、すなわち、複数の加熱領域のうち記録材が通過する加熱領域であり、図中の記録材P(網掛け部)に対して重複している太枠で示す。また、加熱領域において通紙加熱部APを除いた区間、すなわち、複数の加熱領域のうち記録材が通過しない加熱領域を非通紙加熱部ANとし、破線の太枠で示す。記録材Pは、加熱領域A2〜A6を通過し、加熱領域A2〜A6は、全域が通紙加熱部APとなる。加熱領域A1、A7は、ヒータ長手方向における全域にわたって記録材Pが通紙されないため、全域が非通紙加熱部ANとなる。
合計長さLANが157mmより大きいとき、目標温度TANを130℃に設定する(S201、S204−1)。合計長さLANが94.2mmより大きく、157mm以下のとき、目標温度TANを125℃に設定する(S202、S204−2)。合計長さLANが31.4mmより大きく、94.2mm以下のとき、目標温度TANを117℃に設定する(S203、S204−3)。合計長さLANが31.4mm以下のとき、目標温度TANを97℃に設定する(S204−4)。
きる。
続いて、本発明の実施例3について説明する。実施例3の画像形成装置および像加熱装置の基本的な構成および動作は、実施例1のものと同じである。実施例1と同一又はそれに相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図13は、本実施例において記録材P、画像P1、及び記録材Pに対する通紙非画像加熱部APPと画像P1に対する画像加熱部PRを示す図である。ここでは、記録材PはA5サイズの紙の場合を図示している。画像P1は加熱領域A4、A5に跨って形成されている。画像加熱部PRを、図中の画像P1(グレートーン部)に対して重複している太枠で示す。本実施例における通紙非画像加熱部APPは、各加熱領域において記録材Pを加熱する区間であるが、画像データが形成されない部分を加熱する区間である。すなわち、通紙非画像加熱部APPは、複数の加熱領域のうち記録材は通過するが記録材に形成された画像が通過しない加熱領域である。通紙非画像加熱部APPを、図中の記録材P(網掛け部)のみが重複している太枠で示す。また、加熱領域において各加熱領域において記録材Pを加熱しない区間を非通紙加熱部ANとし、破線の太枠で示す。本実施例において、非画像加熱部PPは、非通紙加熱部ANと通紙非画像加熱部APPとを合わせた区間となる。加熱領域A1、A7は、全域にわたって記録材Pが通紙されないため、全域が非通紙加熱部ANとなる。加熱領域A2、A3、A6は、全域にわたって記録材Pが通紙されるため、全域が通紙非画像加熱部APPとなる。加熱領域A4、A5は、全域が画像加熱部PRとなる。
本実施例において、非画像加熱部PPの目標温度は、通紙非画像加熱部APPの目標温度TAPと、非通紙加熱部ANの目標温度TANと、に分けられる。目標温度TAPと目
標温度TANは、定着ニップ部を通過している非画像加熱部PPの合計長さLpに応じて設定される。
Claims (8)
- 内面には潤滑剤が塗布されている筒状のフィルムと、
前記フィルムの内面に接触するヒータであって、記録材の搬送方向と直交する方向である前記ヒータの長手方向に並ぶ複数の発熱体を有するヒータと、
前記フィルムの外面に接触しており、前記フィルムとの間に記録材を挟持搬送するニップ部を形成するローラと、
前記複数の発熱体へ供給する電力を個々に制御可能な制御部と、
を備え、
前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ、記録材に形成された画像を前記ヒータの熱によって加熱する像加熱装置において、
前記制御部は、
前記ニップ部で記録材を加熱する期間中、記録材上の画像がない領域も加熱するように前記複数の発熱体に電力を供給し、
前記ヒータの長手方向における前記画像がない領域の長さに応じて、記録材が前記ニップ部を通過する時の前記画像がない領域に対応する前記発熱体の目標温度を設定することを特徴とする像加熱装置。 - 前記制御部は、前記目標温度を、前記ヒータの長手方向における前記画像がない領域の長さが短いほど低い温度に設定することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
- 前記制御部は、前記長手方向における前記画像がない領域のうち、前記画像がある領域の隣の領域の前記目標温度は前記画像がある領域から離れた領域の前記目標温度よりも高く設定することを特徴とする請求項1または2に記載の像加熱装置。
- 前記制御部は、前記画像がある領域から離れた領域の前記目標温度を、前記画像がない領域の長さが短いほど低い温度に設定することを特徴とする請求項3に記載の像加熱装置。
- 前記制御部は、複数の前記画像がない領域の前記目標温度の平均の温度を、前記画像がない領域の長さが短いほど低い温度に設定することを特徴とする請求項3に記載の像加熱装置。
- 前記制御部は、前記ヒータの長手方向における画像がある領域の割合が大きくなるほど、前記画像がない領域に対応する前記発熱体の前記目標温度を低い温度に設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の像加熱装置。
- 内面には潤滑剤が塗布されている筒状のフィルムと、
前記フィルムの内面に接触するヒータであって、記録材の搬送方向と直交する方向である前記ヒータの長手方向に並ぶ複数の発熱体を有するヒータと、
前記フィルムの外面に接触しており、前記フィルムとの間に記録材を挟持搬送するニップ部を形成するローラと、
前記複数の発熱体へ供給する電力を個々に制御可能な制御部と、
を備え、
前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ、記録材に形成された画像を前記ヒータの熱によって加熱する像加熱装置において、
前記制御部は、
記録材を加熱する期間中、記録材が通過しない領域も加熱するように前記複数の発熱体に電力を供給し、
前記ヒータの長手方向における前記記録材が通過しない領域の長さに応じて、記録材が
前記ニップ部を通過する時の前記記録材が通過しない領域に対応する前記発熱体の目標温度を設定することを特徴とする像加熱装置。 - 前記制御部は、前記目標温度を前記長さが短いほど低い温度に設定することを特徴とする請求項7に記載の像加熱装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201910396922.1A CN110501890B (zh) | 2018-05-18 | 2019-05-14 | 图像加热装置 |
US16/411,795 US10635033B2 (en) | 2018-05-18 | 2019-05-14 | Image heating apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018096655 | 2018-05-18 | ||
JP2018096655 | 2018-05-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019204080A true JP2019204080A (ja) | 2019-11-28 |
JP7277230B2 JP7277230B2 (ja) | 2023-05-18 |
Family
ID=68726895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019077218A Active JP7277230B2 (ja) | 2018-05-18 | 2019-04-15 | 像加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7277230B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021189350A (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014153507A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2015052722A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2015166795A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
JP2015197653A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
JP2016114914A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
US20170146937A1 (en) * | 2014-07-14 | 2017-05-25 | S-Printing Solution Co., Ltd. | Image forming apparatus and fuser driving control method |
JP2018004940A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置及び画像形成装置 |
JP2018017910A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置及び画像形成装置 |
-
2019
- 2019-04-15 JP JP2019077218A patent/JP7277230B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014153507A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2015052722A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2015166795A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
JP2015197653A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
US20170146937A1 (en) * | 2014-07-14 | 2017-05-25 | S-Printing Solution Co., Ltd. | Image forming apparatus and fuser driving control method |
JP2016114914A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2018004940A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置及び画像形成装置 |
JP2018017910A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置及び画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021189350A (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7446922B2 (ja) | 2020-06-02 | 2024-03-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7277230B2 (ja) | 2023-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10915046B2 (en) | Image heating apparatus and image forming apparatus | |
JP6827726B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7301585B2 (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
JP7086691B2 (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
US11016425B2 (en) | Image heating device and image forming apparatus | |
JP2012123330A (ja) | 画像形成装置 | |
KR102383348B1 (ko) | 화상 가열 장치 및 화상 형성 장치 | |
CN110501890B (zh) | 图像加热装置 | |
JP4844267B2 (ja) | 定着装置、及びこれを用いた画像形成装置 | |
KR102575264B1 (ko) | 상 가열 장치 및 화상 형성 장치 | |
JP7277230B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP2020003615A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
WO2020262705A1 (ja) | 定着装置 | |
US11609519B2 (en) | Image heating device and image forming apparatus | |
JP7081006B2 (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
US20240053696A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP2023156013A (ja) | 像加熱装置および画像形成装置 | |
JP2023050736A (ja) | ヒータ、加熱装置、及び画像形成装置 | |
JP2023069823A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2019128385A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021131418A (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
JP2021006876A (ja) | 定着ベルトユニット及び定着装置 | |
JP2021006881A (ja) | 定着ベルトユニット及び定着装置 | |
JP2020126203A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2011197287A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220414 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230316 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230508 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7277230 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |