JP2006126064A - 静電容量型センサの製造方法 - Google Patents

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直孝 深田
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Abstract

【課題】 複数の弾性アーム部を有するダイヤフラムを備えた静電容量型センサを製造する場合において、その製造効率向上および製造コスト低減を図る。
【解決手段】 ダイヤフラム20を製造する際、各弾性アーム部20Cをその一端部(すなわち可動部20A側の端部)20Cbにおいて固定部20Bと短絡連結する仮支え部20Dを、該ダイヤフラム20に形成しておき、このダイヤフラム20を静電容量型センサの一部として組み込む際に、各仮支え部20Dを切除するようにする。これにより、ダイヤフラム20の製造時に各弾性アーム部20Cが塑性変形してしまうのを効果的に抑制するとともに、その製造後も、該ダイヤフラム20が静電容量型センサの一部として組み込まれる前に、各弾性アーム部20Cが不用意に塑性変形してしまわないようにする。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、加速度センサ等として用いられる静電容量型センサを製造する方法に関するものである。
一般に静電容量型センサは、例えば「特許文献1」に記載されているように、金属薄板からなるダイヤフラムと、このダイヤフラムと対向配置された電極基板とを備えた構成となっており、ダイヤフラムの弾性変形に伴う該ダイヤフラムと電極基板との間の静電容量の変化を検出するようになっている。
その際「特許文献2」に記載された静電容量型センサにおいては、そのダイヤフラムとして、可動部と、この可動部を囲むようにして該可動部と所定間隔をおいて配置された固定部と、これら可動部および固定部間の環状空間において周方向に延びるように配置され、一端部が可動部に連結されるとともに他端部が固定部に連結された複数の弾性アーム部とを備えたものが用いられている。
特開2000−249609号公報 特開2004−85202号公報
上記「特許文献2」に記載された静電容量型センサは、そのダイヤフラムが周方向に延びる複数の弾性アーム部を有しているので、検出感度を高めることができる反面、ダイヤフラムの製造時あるいはその後の取扱いにおいて、各弾性アーム部が塑性変形しやすいものとなってしまう。
すなわち、一般にダイヤフラムの製造は、プレス加工あるいはエッチング加工等によって行われるが、プレス加工の場合には、金属薄板をダイヤフラムの形状に打ち抜く際に各弾性アーム部の部分に塑性変形が発生しやすく、また、エッチング加工の場合には、シャワー圧やエッチングの進行速度条件等によって各弾性アーム部の部分に塑性変形が発生しやすい。そして、このような塑性変形が発生すると、センサ特性に悪影響を与えてしまうので、その加工条件を厳密に設定する必要がある。
また、ダイヤフラムの製造後においても、その可動部等に外力が作用すると各弾性アーム部は容易に塑性変形してしまうので、その取扱いに細心の注意を払う必要がある。
このように上記従来の構成では、ダイヤフラムを所定の形状に製造し、その形状を維持したまま静電容量型センサの組付けを完了させることは容易でなく、このため静電容量型センサの製造効率が悪く、これを低コストで製造することができない、という問題がある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、静電容量型センサの製造効率向上および製造コスト低減を図ることができる静電容量型センサの製造方法を提供することを目的とするものである。
本願発明は、ダイヤフラムを製造する際に該ダイヤフラムに所定の仮支え部を形成しておく一方、このダイヤフラムを静電容量型センサの一部として組み込む際に仮支え部を切除することにより、弾性アーム部が不用意に塑性変形してしまわないようにし、もって上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る静電容量型センサの製造方法は、
金属薄板からなるダイヤフラムと、このダイヤフラムと対向配置された電極基板とを備えてなり、上記ダイヤフラムの弾性変形に伴う該ダイヤフラムと上記電極基板との間の静電容量の変化を検出するように構成された静電容量型センサであって、上記ダイヤフラムが、可動部と、この可動部の周囲を該可動部と所定間隔をおいて囲む固定部と、これら可動部および固定部間の環状空間において周方向に延びるように配置され、一端部が上記可動部に連結されるとともに他端部が上記固定部に連結された複数の弾性アーム部と、を備えてなる静電容量型センサを製造する方法において、
上記ダイヤフラムを製造する際、上記各弾性アーム部を該弾性アーム部の所定部位において上記可動部および上記固定部のうち少なくともいずれか一方と短絡連結する仮支え部を、該ダイヤフラムに形成しておき、このダイヤフラムを上記静電容量型センサの一部として組み込む際に上記各仮支え部を切除する、ことを特徴とするものである。
上記「電極基板」は、ダイヤフラムに対して片側にのみ配置されていてもよいし、その両側に配置されていてもよい。
上記「環状空間」は、環状の空間であれば、円環状の空間であることは必ずしも必要でなく、例えば、楕円環状の空間あるいは矩形環状の空間等であってもよい。
上記各「弾性アーム部」は、可動部および固定部間の環状空間において周方向に延びるように配置され、一端部が可動部に連結されるとともに他端部が固定部に連結されたものであれば、その長さや形状等の具体的な構成は特に限定されるものではなく、また、その設置本数についても特に限定されるものではない。
上記「所定部位」の具体的な位置は特に限定されるものではないが、弾性アーム部の短絡連結の相手が可動部である場合には、上記他端部(すなわち固定部側の端部)にできるだけ近い位置に設定することが好ましく、一方、弾性アーム部の短絡連結の相手が固定部である場合には、上記一端部(すなわち可動部側の端部)にできるだけ近い位置に設定することが好ましい。
上記「各仮支え部を切除する」ための具体的な方法は特に限定されるものではなく、例えばレーザ光照射による溶断やカッタによる機械的切断等が採用可能である。
上記「各仮支え部を切除する」タイミングは、ダイヤフラムを静電容量型センサの一部として組み込む際であれば、ダイヤフラム単品の状態で各仮支え部を切除するようにしてもよいし、ダイヤフラムが他の電極基板等の部材と組み付けられたサブアッセンブリの状態で各仮支え部を切除するようにしてもよい。
上記構成に示すように、本願発明に係る製造方法の対象となる静電容量型センサは、そのダイヤフラムが、可動部とこれを所定間隔をおいて囲む固定部との間の環状空間に、複数の弾性アーム部が周方向に延びるように配置されるとともに、これら各弾性アーム部の両端部が可動部および固定部に連結された構成となっているが、本願発明においては、ダイヤフラムを製造する際、各弾性アーム部をその所定部位において可動部および固定部のうち少なくともいずれか一方と短絡連結する仮支え部を、該ダイヤフラムに形成しておき、このダイヤフラムを静電容量型センサの一部として組み込む際に各仮支え部を切除するようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、ダイヤフラムの製造はプレス加工やエッチング加工等によって行われるが、その加工は上記複数の仮支え部を残すようにして行われるので、ダイヤフラムの剛性を十分に確保することが可能となり、これにより加工時に各弾性アーム部が塑性変形してしまうのを効果的に抑制することができる。そしてこれにより、ダイヤフラムをプレス加工やエッチング加工等により製造する際の加工条件を緩やかに設定することができる。
また、このようにして製造されたダイヤフラムには、複数の仮支え部が形成されており、十分な剛性が確保されているので、このダイヤフラムが静電容量型センサの一部として組み込まれる前に、その可動部等に外力が作用するようなことがあっても、各弾性アーム部が塑性変形してしまうのを効果的に抑制することができる。そしてこれにより、製造後のダイヤフラムの取扱いに細心の注意を払う必要を無くすことができる。
このように本願発明に係る製造方法を採用することにより、ダイヤフラムを所定の形状に製造することが容易に可能となり、また、その形状を維持したまま静電容量型センサの組付けを完了させることが容易に可能となる。
したがって本願発明によれば、複数の弾性アーム部を有するダイヤフラムを備えた静電容量型センサを製造する場合において、その製造効率向上および製造コスト低減を図ることができる。
なお、本願発明においては、ダイヤフラムを静電容量型センサの一部として組み込む際に各仮支え部を切除するようになっているので、静電容量型センサとして完成した段階では、これら各仮支え部が存在しない構成となる。この点では、従来のように各仮支え部の形成および切除を行うことなく製造された静電容量型センサと同様の構成となるが、各仮支え部の形成および切除を行った場合には、ダイヤフラムの複数箇所に各仮支え部を切除した痕跡が残るので、本願発明に係る製造方法で製造された静電容量型センサとそれ以外の製造方法で製造された静電容量型センサとの識別を行うことが容易に可能である。
上記構成において、各仮支え部による短絡連結を、各弾性アーム部の一端部(すなわち可動部側の端部)において固定部に対して行うようにすれば、固定部による可動部の支持が、各弾性アーム部を経由することなく直結した状態で行われることとなるので、ダイヤフラムの剛性を最大限に高めることができる。しかも、このように短絡連結を各弾性アーム部の一端部において固定部に対して行うようにすることにより、可動部には各仮支え部の切除痕が形成されないようにすることができ、これによりセンサの特性に悪影響を与えてしまうおそれを完全に無くすことができる。
この場合において、可動部および固定部間の環状空間を、各仮支え部と固定部との連結位置の周辺部分において、固定部側へ拡大形成しておくようにすれば、各仮支え部を切除する際の切除加工用スペースを広めに確保することができ、これにより各仮支え部の切除を容易に行うことが可能となる。
上記構成において、電極基板をダイヤフラムの両側に配置するようにすれば、センサの特性を向上させることができるが、このようにした場合において、これら1対の電極基板のうち少なくとも一方における各仮支え部と対向する部位に、貫通孔を形成しておくようにすれば、ダイヤフラムとその両側の1対の電極基板との組付けを行った後においても、貫通孔を介してレーザ光を照射したりカッタを挿入したりすることにより各仮支え部の切除を行うことができる。そして、このようにダイヤフラムとその両側の1対の電極基板との組付けを行った後に各仮支え部の切除を行うようにすることにより、ダイヤフラムの製造後に各弾性アーム部が不用意に塑性変形してしまうおそれを完全に無くすことができる。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る製造方法の適用対象となる静電容量型センサ10を上向きに配置した状態で示す側断面図である。また、図2は、この静電容量型センサ10を示す分解斜視図である。なお、図1は、図2におけるXZ平面に沿った断面図である。
これらの図に示すように、この静電容量型センサ10は、XYZの3方向の加速度を検出するための三軸型加速度センサであって、検出ユニット12および回路基板ユニット14がボトムプレート16に載置された状態でカバー18に覆われてなり、略直方体の外形形状を有している。
図3は、検出ユニット12を詳細に示す分解斜視図である。
同図にも示すように、この検出ユニット12は、水平面(すなわちXY平面)に沿って配置されたダイヤフラム20と、このダイヤフラム20の上下両側に各々スペーサ22を介して対向配置された1対の電極基板24、26と、ダイヤフラム20に上方側から固定されたウエイト28と、このウエイト28を囲むようにして上側の電極基板24に固定されたガイドフレーム30とを備えてなり、該検出ユニット12に加速度を生じさせるような外力が作用したとき、ウエイト28の慣性質量によりダイヤフラム20を弾性変形させて、この加速度をダイヤフラム20と各電極基板24、26との間の静電容量の変化として検出するようになっている。
図4は、ダイヤフラム20を単品で示す平断面図である。
同図にも示すように、このダイヤフラム20は、金属薄板(例えばステンレス鋼板等)からなり、可動部20Aと、この可動部20Aの周囲を該可動部20Aと所定間隔をおいて囲む固定部20Bと、これら可動部20Aおよび固定部20B間の環状空間20aにおいて周方向に延びるように配置され、一端部20Cbが可動部20Aに連結されるとともに他端部20Ccが固定部20Bに連結された3つの弾性アーム部20Cとからなっている。そして、このダイヤフラム20における弾性変形は、各弾性アーム部20Cの撓み変形によって行われるようになっている。
可動部20Aは、直径5〜15mm程度の円板状に形成されており、その中心部には、ウエイト28を固定するための円形のウエイト支持孔20Aaが形成されている。
固定部20Bは、外周形状が多角形の略円環状に形成されており、その外周側には、90°間隔で4箇所にタブ20Baが形成されており、これら各タブ20Baには、円形のリベット挿通孔20Bbが形成されている。
環状空間20aは、径方向の幅が一定の円環形状を有している。
3つの弾性アーム部20Cは、いずれも同一形状を有しており、120°間隔で配置されている。これら各弾性アーム部20Cは、環状空間20aの径方向中心位置において、可動部20Aの外周形状に沿って一定幅で円弧状に延びる本体部20Caと、上記一端部20Cbおよび他端部20Ccとからなっている。
その際、一端部20Cbは、本体部20Caから直角に折れ曲がるようにして該本体部20Caと同じ幅で径方向内側に延びており、他端部20Ccは、本体部20Caから直角に折れ曲がるようにして該本体部20Caと同じ幅で径方向外側に延びている。そして、互いに隣接する弾性アーム部20C間においては、一方の弾性アーム部20Cの一端部20Cbと他方の弾性アーム部20Cの他端部20Ccとの間に、各弾性アーム部20Cの一端部20Cbの両側に形成される隙間と略同じ幅の隙間が形成されるようになっている。そしてこれにより、環状空間20aは、3つの弾性アーム部20Cが配置された状態では、クランク状に折れ曲がった3つの円弧状スリットとして残されるようになっている。
固定部20Bの内周面には、各弾性アーム部20Cの一端部20Cbの径方向外周側に位置する部位に、矩形状の切欠き部20Bcが形成されている。これにより環状空間20aは、その3箇所において固定部20B側へ拡大形成されている。
図1および3に示すように、各スペーサ22は、ダイヤフラム20の固定部20Bと対向するようにして環状に形成された金属薄板(例えばステンレス鋼板等)からなり、その外周側には、90°間隔で4箇所にタブ22aが形成されており、これら各タブ22aには、円形のリベット挿通孔22bが形成されている。
各電極基板24、26は、その本体が絶縁性材料により略正方形に形成されており、十分な剛性を有している。
これら各電極基板24、26の中心には、円形の中心孔24a、26aが形成されている。上側の電極基板24の中心孔24aは、後述するウエイト28の軸部28Bを通すための孔であり、下側の電極基板26の中心孔26aはウエイト28をダイヤフラム20に溶接する際に利用する作業用孔である。
これら各電極基板24、26の四隅には、円形のリベット挿通孔24b、26bが形成されており、また、この電極基板24、26の周縁部には、複数のピン孔24c、26cが形成されている。
図3に示すように、上側の電極基板24の下面には、点対称配置でパターン化された扇形の検出電極24A1、24A2、24B1、24B2および円環状の検出電極24Cが形成されており、また、下側の電極基板26の上面には、点対称配置でパターン化された扇形の検出電極26A1、26A2、26B1、26B2および円環状の検出電極26Cが形成されている。これらの電極のうち、1対の検出電極24A1、24A2および1対の検出電極26A1、26A2は、X方向の加速度を検出するためのX方向検出電極であり、1対の検出電極24B1、24B2および1対の検出電極26B1、26B2は、Y方向の加速度を検出するためのY方向検出電極であり、検出電極24C、26Cは、Z方向の加速度を検出するためのZ方向検出電極である。これら各電極は、銅箔にエッチング加工を施すことにより形成されている。
一方、上側の電極基板24の上面には、各検出電極24A1、24A2、24B1、24B2、24Cと導通する配線電極および接地用電極(図示せず)が所定パターンで形成されており、また、下側の電極基板26の下面には、各検出電極26A1、26A2、26B1、26B2、26Cと導通する配線電極および接地用電極(図示せず)が所定パターンで形成されている。これら各電極も、銅箔にエッチング加工を施すことにより形成されている。
本実施形態においては、ダイヤフラム20の上下両側に各々スペーサ22を介して1対の電極基板24、26を配置した状態で、これら各部材に形成されたリベット挿通孔20Bb、22b、24b、26bにリベット32を下方から挿通させてその上端部をカシメることにより、これらをコンデンサ構造部として一体化するようになっている。
上下両側の電極基板24、26の各ピン孔24c、26cには、導通ピン34が各々挿通されている。そして、これら複数の導通ピン34のうちのいくつかを利用して、上側の電極基板24の下面に形成された各検出電極24A1、24A2、24B1、24B2、24Cと、下側の電極基板26の上面に形成された各検出電極26A1、26A2、26B1、26B2、26Cと、さらに後述する回路基板ユニット14の基板本体40の上面に実装されたICチップ42との導通が図られている。
一方、上側の電極基板24の下面に形成された各検出電極24A1、24A2、24B1、24B2、24Cと、その上面に形成された配線電極および接地用電極との導通は、図示しないスルーホールにより適宜行われている。同様に、下側の電極基板26の上面に形成された各検出電極26A1、26A2、26B1、26B2、26Cと、その下面に形成された配線電極および接地用電極との導通も、図示しないスルーホールにより適宜行われている。
なお、各検出電極24A1、24A2、24B1、24B2、24Cは、上側の電極基板24の下面において所定のピン孔24cの位置まで各々延長形成されており(図示せず)、これにより所定の導通ピン34との導通が図られている。また、各検出電極26A1、26A2、26B1、26B2、26Cは、下側の電極基板26の上面において所定のピン孔26cの位置まで各々延長形成されており(図示せず)、これにより所定の導通ピン34との導通が図られている。
これら各導通ピン34の上端部は、上側の電極基板24の上面から上方へ僅かに突出しており、これら各導通ピン34の下端部は、下側の電極基板26の下面から下方へ大きく突出している。
ウエイト28は、略キノコ状の外形形状を有する金属製ブロック(例えばステンレス鋼製ブロック)であって、下面がテーパ状に形成された円盤状の頭部28Aと、この頭部28Aの下面中央部から下方へ延びる円柱状の軸部28Bとからなり、この軸部28Bの下端面には、ウエイト支持孔20Aaと同径の柱状突起部28Baが形成されている。そして、このウエイト28は、その柱状突起部28Baがダイヤフラム20のウエイト支持孔20Aaに挿入された状態で、該ダイヤフラム20の可動部20Aにレーザ溶接等によって固定されている。
このウエイト28は、その軸部28Bの直径が各電極基板24、26の中心孔24a、26aの径よりも小さい値に設定されており、その頭部28Aの直径は中心孔24aの径よりも十分大きい値に設定されている。
ガイドフレーム30は、その外周形状が各電極基板24、26と略同じ略正方形に設定されており、その内周形状が円形に設定されている。その際、このガイドフレーム30の内周面30aは、頭部28Aの直径よりもやや大きい内径を有しており、その下端部は、頭部28Aの下面と略平行にテーパ状に延びるように形成されている。
このガイドフレーム30の四隅には、段差部30cが各々形成されている。そして、このガイドフレーム30は、その各段差部30cに各導通ピン34の上端部を当接させた状態で、上側の電極基板24の上面に載置されている。なお、このガイドフレーム30の電極基板24への固定は、ウエイト28のダイヤフラム20への固定に先立って行われるようになっている。
図1および2に示すように、回路基板ユニット14は、検出ユニット12の下側に配置されており、該検出ユニット12で検出した静電容量の変化を電圧の変化に変換し、これを演算し増幅させて外部へ出力するようになっている。
この回路基板ユニット14は、外周形状が各電極基板24、26と略同じ略正方形に設定された基板本体40と、この基板本体40の上面に実装されたICチップ42と、基板本体40の下面に実装された3つのチップ部品44、46、48と、その他図示しない複数のチップ部品と、この基板本体40から下方へ突出する5本の端子ピン50とを備えてなっている。
基板本体40には、所定配置で5箇所に端子ピン挿通孔40aが形成されており、これら各端子ピン挿通孔40aに上記各端子ピン50が下方から挿入された状態で、その上端部において基板本体40にカシメ固定されるとともに、その上面に形成された電極(図示せず)にハンダ付けされている。
そして、この回路基板ユニット14は、その基板本体40の各ピン孔40bに各導通ピン34の下端部を嵌め込むようにして挿入することにより、検出ユニット12に固定されるとともに、該基板本体40の上面に形成された電極と各導通ピン34との導通が図られるようになっている。その際、この回路基板ユニット14は、その基板本体40の上面が検出ユニット12の各リベット32の下端部に当接した状態で、その高さ方向の位置決めが行われるようになっている。
ボトムプレート16は、その外周形状が各電極基板24、26よりもやや小さい略正方形に設定されており、その外周面には複数のタブ16aが所定間隔をおいて形成されている。また、このボトムプレート16の上下両面には複数の凹凸部が形成されており、その中央部には矩形状開口部16bが形成されるとともに、その基板本体40の各端子ピン挿通孔40aに対応する位置には端子ピン挿通孔16cが形成されている。
そして、このボトムプレート16は、その各端子ピン挿通孔16cに各端子ピン50を挿通させるようにして、その上面を各導通ピン34の下端部に当接させた状態で、その矩形状開口部16aを介して基板本体40の下面までシーリング剤52を充填することにより、回路基板ユニット14に固定されるようになっている。また、このボトムプレート16の各端子ピン挿通孔16bには、該端子ピン挿通孔40aに挿通された各端子ピン50を囲むようにしてシーリング剤54が充填されている。
カバー18は、金属板のプレス成形品であって、略直方体形状に形成されておりいる。このカバー18は、検出ユニット12および回路基板ユニット14を上方側から覆うように配置されており、その下端開口部18aがボトムプレート16の複数のタブ16aに当接している。その際、このカバー18の下端開口部18aの内周側には、基板本体40の下面周縁部にシーリング剤56が充填されており、これによりカバー18と基板本体40およびボトムプレート16とが固定されている。
そして、本実施形態に係る静電容量型センサ10は、そのボトムプレート16の下面を加速度検出の対象となる外部機器の基板への載置面として、該基板に挿入実装された状態で使用されるようになっている。
本実施形態に係る静電容量型センサ10においては、そのダイヤフラム20の製造が、金属薄板をプレス加工により所定形状に打ち抜くことにより行われるようになっている。ただし本実施形態においては、ダイヤフラム20を製造した直後は、図4において2点鎖線で示す3箇所に仮支え部20Dが各々形成された状態となっており、そして、これら各仮支え部20Dは、ダイヤフラム20を静電容量型センサ10の一部として組み込む際に、ダイヤフラム20単品の状態で切除されるようになっている。この切断は、各仮支え部20Dにレーザ光を照射して該仮支え部20Dを溶断することにより行われるようになっている。
図5は、図4のV部詳細図であって、同図(a)は、製造直後のダイヤフラム20を示しており、同図(b)は、静電容量型センサ10の一部としての組み込まれた後のダイヤフラム20を示している。
同図(a)に示すように、各仮支え部20Dは、各弾性アーム部20Cの一端部20Cbにおいて該弾性アーム部20Cを固定部20Bと短絡連結している。その際、これら各仮支え部20Dは、各弾性アーム部20Cの一端部20Cbの幅よりかなり狭い幅で径方向に帯状に延びており、該一端部20Cbに対してその周方向中央位置において連結されるとともに、固定部20Bに対してその切欠き部20Bcの中央位置において連結されている。
同図(b)に示すように、各弾性アーム部20Cにおける一端部20Cbの周方向中央位置および固定部20Bにおける各切欠き部20Bcの中央位置には、各仮支え部20Dを切除した後も、該仮支え部20Dの両端部が連結されていた部分に、該仮支え部20Dを切除した痕跡としての切除痕20d1、20d2が残ることとなる。
以上詳述したように、本実施形態に係る製造方法の対象となる静電容量型センサ10は、そのダイヤフラム20が、可動部20Aとこれを所定間隔をおいて囲む固定部20Bとの間の環状空間20aに、3つの弾性アーム部20Cが周方向に延びるように配置されるとともに、これら各弾性アーム部20Cの両端部20Cb、20Ccが可動部20Aおよび固定部20Bに連結された構成となっているが、本実施形態においては、ダイヤフラム20を製造する際、各弾性アーム部20Cをその一端部(すなわち可動部20A側の端部)20Cbにおいて固定部20Bと短絡連結する仮支え部20Dを、該ダイヤフラム20に形成しておき、このダイヤフラム20を静電容量型センサ10の一部として組み込む際に各仮支え部20Dを切除するようになっているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態においては、ダイヤフラム20の製造がプレス加工によって行われるが、このプレス加工は3つの仮支え部20Dを残すようにして行われるので、ダイヤフラム20の剛性を十分に確保することが可能となり、これによりプレス加工時に各弾性アーム部20Cが塑性変形してしまうのを効果的に抑制することができる。そしてこれにより、ダイヤフラム20を製造する際の加工条件を緩やかに設定することができる。
また、このようにして製造されたダイヤフラム20には、3つの仮支え部20Dが形成されており、十分な剛性が確保されているので、このダイヤフラム20が静電容量型センサ10の一部として組み込まれる前に、その可動部20A等に外力が作用するようなことがあっても、各弾性アーム部20Cが塑性変形してしまうのを効果的に抑制することができる。そしてこれにより、製造後のダイヤフラム20の取扱いに細心の注意を払う必要を無くすことができる。
このように本実施形態に係る製造方法を採用することにより、ダイヤフラム20を所定の形状に製造することが容易に可能となり、また、その形状を維持したまま静電容量型センサ10の組付けを完了させることが容易に可能となる。
したがって本実施形態によれば、3つの弾性アーム部20Cを有するダイヤフラム20を備えた静電容量型センサ10を製造する場合において、その製造効率向上および製造コスト低減を図ることができる。
なお、本実施形態においては、ダイヤフラム20を静電容量型センサ10の一部として組み込む際に各仮支え部20Dを切除するようになっているので、静電容量型センサ10として完成した段階では、これら各仮支え部20Dが存在しない構成となる。この点では、従来のように各仮支え部20Dの形成および切除を行うことなく製造された静電容量型センサと同様の構成となるが、各仮支え部20Dの形成および切除を行った場合には、ダイヤフラム20の複数箇所に各仮支え部20Dを切除した痕跡としての切除痕20d1、20d2が残るので、本実施形態に係る製造方法で製造された静電容量型センサ10とそれ以外の製造方法で製造された静電容量型センサとの識別を行うことが容易に可能である。
本実施形態においては、各仮支え部20Dによる短絡連結を、各弾性アーム部20Cの一端部(すなわち可動部20A側の端部)20Cbにおいて固定部20Bに対して行うようになっているので、固定部20Bによる可動部20Aの支持が、各弾性アーム部20Cを経由することなく直結した状態で行われることとなり、これによりダイヤフラム20の剛性を最大限に高めることができる。しかも、このように短絡連結を各弾性アーム部20Cの一端部20Cbにおいて固定部20Bに対して行うようにすることにより、可動部20Aには各仮支え部20Dの切除痕が形成されないようにすることができ、これによりセンサの特性に悪影響を与えてしまうおそれを完全に無くすことができる。
また本実施形態においては、可動部20Aおよび固定部20B間の環状空間20aを、各仮支え部20Dと固定部20Bとの連結位置の周辺部分において、固定部20B側へ切欠き部20Bcとして拡大形成しておくようになっているので、各仮支え部20Dを切除する際の切除加工用スペースを広めに確保することができ、これにより各仮支え部20Dの切除を容易に行うことが可能となる。
しかも本実施形態においては、各仮支え部20Dが、各弾性アーム部20Cよりもかなり細幅で形成されているので、その切除を容易に行うことができる。
上記実施形態においては、ダイヤフラム20の製造がプレス加工によって行われるものとして説明したが、その製造をエッチング加工によって行うことも可能である。その際、各仮支え部20Dにハーフエッチングを施しておくようにすれば、その後に行われる該仮支え部20Dの切除を容易に行うことができる。
また、上記実施形態においては、3つの弾性アーム部20Cを有するダイヤフラム20を備えた静電容量型センサ10を製造する場合について説明したが、2つあるいは4つ以上の弾性アーム部を有するダイヤフラムを備えた静電容量型センサを製造する場合においても、上記実施形態と同様の製造方法を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態においては、ダイヤフラム20の可動部20Aに固定されたウエイト28の慣性質量を利用して加速度検出を行うように構成された静電容量型センサ10が、その製造方法の適用対象となっているが、このようなウエイト28を用いることなくダイヤフラム20の可動部20A自体の慣性質量を利用して加速度検出を行うように構成された静電容量型センサを製造方法の適用対象とした場合においても、上記実施形態と同様の製造方法を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、その製造方法の適用対象となる静電容量型センサ10が、加速度センサとして構成されている場合について説明したが、この静電容量型センサ10が、ウエイト28に定常的に作用する荷重による該ウエイト28の変位を、ダイヤフラム20の弾性変形作用を介して、該ダイヤフラム20と各電極基板24、26との間の静電容量の変化として検出する荷重センサ等として構成されている場合においても、上記実施形態と同様の製造方法を採用することにより上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
図6は、本変形例に係る製造方法の適用対象となる静電容量型センサの検出ユニット112を、上下逆さに配置した状態で示す側断面図である。なお、この図6は、図3におけるYZ平面に沿った断面図である。
同図に示すように、この検出ユニット112の基本的な構成は上記実施形態の場合における検出ユニット12と同様であるが、その電極基板124、126の構成が上記実施形態の電極基板24、26と異なっている。
すなわち、本変形例の電極基板124、126は、そのダイヤフラム20の各仮支え部20Dと対向する部位に、該電極基板124、126を上下方向に貫通する貫通孔124d、126dが各々形成されている。
そして本変形例においては、ダイヤフラム20の製造後、該ダイヤフラム20単品の状態では、各仮支え部20Dを切除せずに、検出ユニット112として組み付けられた段階で、電極基板126の各貫通孔126dを介して各仮支え部20Dにレーザ光を照射することにより、該仮支え部20Dを溶断して切除するようになっている。
本変形例のように、検出ユニット112として組み付けられた段階で各仮支え部20Dの切除を行うようにすることにより、ダイヤフラム20の製造後に各弾性アーム部20Cが不用意に塑性変形してしまうおそれを完全に無くすことができる。
また本変形例においては、電極基板126の各貫通孔126dを介して各仮支え部20Dにレーザ光を照射するようになっているので、このレーザ光照射を、ウエイト28をダイヤフラム20に固定するためのレーザ溶接と同じステーションで行うことも可能である。この場合には、同図に2点鎖線で示すような受け治具2を配置して、ウエイト28をガイドフレーム30に対して所定の高さ位置に保持するようにすればよい。
なお本変形例においては、電極基板124にも各貫通孔126dに対応する位置に貫通孔124dが形成されているので、レーザ光照射により電極基板124が損傷してしまうおそれを無くすことができるが、この電極基板124に貫通孔124dを形成することは必ずしも必要ではない。
また、本変形例のように検出ユニット112として組み付けられた段階で各仮支え部20Dの切除を行う代わりに、そのダイヤフラム20の上下両側に各々スペーサ22を介して1対の電極基板124、126を配置して、これら各部材をリベット32でカシメることにより、これらをコンデンサ構造部として一体化した段階で、各仮支え部20Dの切除を行うようにしてもよく、このようにした場合においても、本変形例と同様の作用効果を得ることができる。
なお、検出ユニットの構成として、本変形例の検出ユニット112のように電極基板124、126がダイヤフラム20の両側に配置された構成ではなく、電極基板がダイヤフラム20の片側にのみ配置された構成となっている場合には、電極基板に貫通孔を形成しなくても、各仮支え部20Dに対して電極基板とは反対側からレーザ光を照射することにより、コンデンサ構造部あるいは検出ユニットとして一体化した段階での各仮支え部20Dの切除を行うことが可能である。
本願発明の一実施形態に係る製造方法の適用対象となる静電容量型センサを上向きに配置した状態で示す側断面図 上記静電容量型センサを示す分解斜視図 上記静電容量型センサの検出ユニットを詳細に示す分解斜視図 上記静電容量型センサのダイヤフラムを単品で示す平断面図 図4のV部詳細図であって、同図(a)は製造直後のダイヤフラム、同図(b)は上記静電容量型センサの一部としての組み込まれた後のダイヤフラムを示す図 上記実施形態の変形例に係る製造方法の適用対象となる静電容量型センサの検出ユニットを、上下逆さに配置した状態で示す側断面図
符号の説明
2 受け治具
10 静電容量型センサ
12、112 検出ユニット
14 回路基板ユニット
16 ボトムプレート
16a タブ
16b 矩形状開口部
16c 端子ピン挿通孔
18 カバー
18a 下端開口部
20 ダイヤフラム
20A 可動部
20Aa ウエイト支持孔
20B 固定部
20Ba、22a タブ
20Bb、22b、24b、26b リベット挿通孔
20Bc 切欠き部
20C 弾性アーム部
20Ca 本体部
20Cb 一端部
20Cc 他端部
20D 仮支え部
20a 環状空間
20d1、20d2 切除痕
22 スペーサ
24、26、124、126 電極基板
24a、26a 中心孔
24c、26c、40b ピン孔
24A1、24A2、24B1、24B2、24C、26A1、26A2、26B1、26B2、26C 検出電極
28 ウエイト
28A 頭部
28B 軸部
28Ba 柱状突起部
30 ガイドフレーム
30a 内周面
30c 段差部
32 リベット
34 導通ピン
40 基板本体
40a 端子ピン挿通孔
42 ICチップ
44、46、48 チップ部品
50 端子ピン
52、54、56 シーリング剤
124d、126d 貫通孔

Claims (4)

  1. 金属薄板からなるダイヤフラムと、このダイヤフラムと対向配置された電極基板とを備えてなり、上記ダイヤフラムの弾性変形に伴う該ダイヤフラムと上記電極基板との間の静電容量の変化を検出するように構成された静電容量型センサであって、上記ダイヤフラムが、可動部と、この可動部の周囲を該可動部と所定間隔をおいて囲む固定部と、これら可動部および固定部間の環状空間において周方向に延びるように配置され、一端部が上記可動部に連結されるとともに他端部が上記固定部に連結された複数の弾性アーム部と、を備えてなる静電容量型センサを製造する方法において、
    上記ダイヤフラムを製造する際、上記各弾性アーム部を該弾性アーム部の所定部位において上記可動部および上記固定部のうち少なくともいずれか一方と短絡連結する仮支え部を、該ダイヤフラムに形成しておき、このダイヤフラムを上記静電容量型センサの一部として組み込む際に上記各仮支え部を切除する、ことを特徴とする静電容量型センサの製造方法。
  2. 上記各仮支え部による短絡連結を、上記各弾性アーム部の上記一端部において上記固定部に対して行う、ことを特徴とする請求項1記載の静電容量型センサの製造方法。
  3. 上記環状空間を、上記各仮支え部と上記固定部との連結位置の周辺部分において、上記固定部側へ拡大形成しておく、ことを特徴とする請求項2記載の静電容量型センサの製造方法。
  4. 上記電極基板を、上記ダイヤフラムの両側に配置するとともに、これら1対の電極基板のうち少なくとも一方における上記各仮支え部と対向する部位に貫通孔を形成しておく、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の静電容量型センサの製造方法。
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