JP2006125578A - ボールねじ - Google Patents

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    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • F16H25/2214Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls

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  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】ボール循環路と接続面との交差部分に発生した段差によって振動や騒音等が発生することを抑制することのできるボールねじを提供する。
【解決手段】ねじ軸またはナットの回転運動に伴って螺旋状のボール転動路を転動するボールをねじ軸の中心を通る平面に対して0°を越え90°以下の掬い上げ角度で且つボールの中心の軌道螺旋に対して接線方向に掬い上げて循環させるボール循環部材を、ボール循環部材内に形成されたボール循環路9を分割する二つの循環路分割面101と、これらの循環路分割面101を相互に接続する接続面102とからなる合せ面103を有する二つの樹脂成形部材10から構成したボールねじにおいて、ボール循環路9と接続面102との交差角度を45°以下とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、工作機械などの各種産業機械において回転運動を直線運動に変換する機械部品として用いられるボールねじに関する。
工作機械などの各種産業機械では、回転運動を直線運動に変換する機械部品として、従来、チューブ循環式のボールねじを使用している場合が多い。この種のボールねじは、ボールを循環させる部品として、金属からなるU字状のボール循環チューブ(特許文献1参照)を使用し、このボール循環チューブの両端部に形成されたタング部にボールを衝突させて、ボール循環チューブ内にボールを導入するように構成されている。このため、このようなボールねじでは、ねじ軸及びナットの両ボールねじ溝間を転動するボールがボール循環チューブのタング部によりねじ軸のボールねじ溝から掬い上げられた際に振動や騒音が発生しやすいなどの難点がある。
そこで、このような問題を解決するために、図19〜図21に示すようなボールねじ1が提案されている(特許文献2参照)。このボールねじ1はねじ軸2を備えており、その外周面には螺旋状のボールねじ溝4sが形成されている。また、ボールねじ1はナット3を備えており、このナット3の内周面には螺旋状のボールねじ溝4nが形成されている。これらのボールねじ溝4s,4nは互いに対向しており、ボールねじ溝4sとボールねじ溝4nとの間には、螺旋状のボール転動路5が形成されている。
また、ボールねじ1はねじ軸2またはナット3の回転運動に伴って上記ボール転動路5を転動する多数のボール6を備えており、ナット3には、ボール6を循環させるためのボール循環部材7が装着されている。このボール循環部材7はナット3の外周面に形成された平面部31に二本の止めねじ8により固定されており、ボール循環部材7の内部には、ボール転動路5に連通するボール循環路9が形成されている。
図22はボール循環部材7の側面図で、図23はその底面図である。これらの図に示すように、ボール循環部材7は二つのボール掬い上げ部71を有している。これらのボール掬い上げ部71は円柱状に形成されており、ナット3の平面部には、各ボール掬い上げ部71と嵌合するボール循環孔(図示せず)が開設されている。また、ボール循環部材7はボール6を掬い上げる二つのタング部72を有しており、これらのタング部72のうち一方のタング部72によりボールねじ溝4sから掬い上げられたボール6は、前述したボール循環路9に導入されるようになっている。
さらに、ボール循環部材7は、図22及び図23に示すように、二つの樹脂成形部材10から構成されている。これらの樹脂成形部材10は二つの循環路分割面101(図24参照)をそれぞれ有しており、ボール循環部材7の内部に形成されたボール循環路9は、樹脂成形部材10の循環路分割面101により半円形の断面形状に分割されている。また、樹脂成形部材10は二つの循環路分割面101を相互に接続する接続面102を有しており、この接続面102はボール循環路9と直角に交差する角度で樹脂成形部材10に形成されている。
このようなボールねじによると、ボール転動路5を転動するボール6は、図20に示すように、ボール循環部材7を上部に位置させたとき、ねじ軸2の中心Oを通る平面FPに対して90°より小さい位相角度θで掬い上げられるとともに、図21に示すように、ボール6の中心の軌道螺旋BCと接線の関係を有する直線Lの方向に掬い上げられる。したがって、チューブ循環式のボールねじのように、ねじ軸の中心線に対して直角な方向にボールを掬い上げなくてもボールを循環させることができるので、振動や騒音の発生を抑制することができる。また、ボール循環部材7が二つの樹脂成形部材10から構成されているため、ボール循環部材7の内部にボール循環路9を容易に形成することができるという利点を有している。なお、図21においてθはねじ軸2の中心Oを通る平面FPに対するボールの掬い上げ角度である。
特開平10−205603号公報 特開2004−156767号公報
しかしながら、上述したボールねじでは、樹脂成形部材10の接続面102がボール循環路9と直角に交差しているため、ボール循環路9と接続面102との交差部分に段差が樹脂成形部材10の形状誤差などによって発生することがあり、この段差にボール6が衝突することによって振動や騒音等が発生するおそれがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、ボール循環路と接続面との交差部分に発生した段差によって振動や騒音等が発生することを抑制することのできるボールねじを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、ねじ軸またはナットの回転運動に伴って螺旋状のボール転動路を転動するボールを前記ねじ軸の中心を通る平面に対して0°を越え90°以下の掬い上げ角度で且つ前記ボールの中心の軌道螺旋に対して概ね接線方向に掬い上げて循環させるボール循環部材を、前記ボール循環部材内に形成されたボール循環路を分割する二つの循環路分割面と、これらの循環路分割面を相互に接続する接続面とからなる合せ面を有する二つの樹脂成形部材から構成したボールねじにおいて、前記ボール循環路と前記接続面との交差角度を90°未満としたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のボールねじにおいて、前記合せ面が平面、曲面、ねじれ面のうち少なくとも二つの面を連続した面で構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のボールねじにおいて、前記ボール循環路と前記接続面との交差角度を45°以下としたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記ボール循環部材が二つのタング部を有し、前記タング部は前記樹脂成形部材の循環路分割面により分割されていないことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載のボールねじにおいて、前記ボール循環路が前記タング部の先端からの長さが前記ボールの直径に対して1/3以上の直線部と、この直線部に連続する湾曲部とを有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項記載のボールねじにおいて、前記ボール循環部材が前記ナットに止めねじにより固定されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載のボールねじにおいて、前記止めねじの座面に金属製のカラーを設けたことを特徴とする。
請求項8の発明は、ねじ軸またはナットの回転運動に伴って螺旋状のボール転動路を転動するボールを前記ねじ軸の中心を通る平面に対して0°を越え90°以下の掬い上げ角度で且つ前記ボールの中心の軌道螺旋に対して概ね接線方向に掬い上げて循環させるボール循環部材を複数の樹脂成形部材から構成したボールねじにおいて、前記ボール循環部材は該ボール循環部材内に形成されたボール循環路に概ね沿った分割面によって複数に分割されていると共に二つのタング部を有し、前記タング部は前記分割面により分割されていないことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8記載のボールねじにおいて、前記ボール循環部材が前記ナットに止めねじにより固定されていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9記載のボールねじにおいて、前記止めねじの座面に金属製のカラーを設けたことを特徴とする。
本発明に係るボールねじによれば、ボール循環路と接続面との交差角度を90°未満、好ましくは45°以下としたことにより、樹脂成形部材の接続面がボール循環路と直角に交差するものと比較して、ボールと衝突するような段差がボール循環路と接続面との交差部分に発生することを抑えることができる。したがって、ボール循環路と接続面との交差部分に発生した段差によって振動や騒音が発生することを抑制することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図5を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す平面図、図2はその底面図であり、図1及び図2に示すように、ボール循環部材7は二つの樹脂成形部材10から構成されている。これらの樹脂成形部材10は夫々二つの循環路分割面101(図3〜図5参照)を有しており、ボール循環部材7の内部に形成されたボール循環路9は、図4に示すように、樹脂成形部材10の循環路分割面101により半円形の断面形状に分割されている。
各樹脂成形部材10には、図3〜図5に示すように、二つの循環路分割面101を相互に接続する接続面(ねじれ面)102が設けられている。この接続面102はボール循環路9と交差するように樹脂成形部材10に設けられており、ボール循環路9と接続面102との交差角度は、図3に示すように、90°未満、好ましくは45°以下となっている。循環路分割面101と接続面102は、樹脂成形部材10の合せ面103(図5参照)を構成している。
ボール循環部材7は二つのタング部72(図2参照)と、これらのタング部72と各々対向する二つの非タング部73とを有しており、ボール循環部材7の内部に形成されたボール循環路9は、樹脂成形部材10の合せ面103によりタング部72と非タング部73との間で半円形の断面形状に分割されている。すなわち、タング部72は合せ面103によって分割されていない。
このように構成される本発明の第1の実施形態では、ボール循環路9と接続面102との交差角度を90°未満、好ましくは45°以下としたことで、樹脂成形部材10の接続面102がボール循環路9と直角に交差するものと比較して、ボールと衝突するような段差がボール循環路9と接続面102との交差部分に発生することを抑えることができる。したがって、ボール循環路9と接続面102との交差部分に発生した段差によって振動や騒音が発生することを抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図6〜図10を参照して説明する。
図6は本発明の第2の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す平面図で、図7はその底面図である。図6及び図7に示すように、ボール循環部材7は二つの樹脂成形部材11から構成されており、これら樹脂成形部材11の合せ部分には、ボールを循環させるためのボール循環路9が形成されている。
ボール循環路9は二つの湾曲部91,92(図10参照)と、これらの湾曲部91,92を繋ぐ直線状の接続部93とからなり、各樹脂成形部材11には、図8〜図10に示すように、湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割する三つの平面状の分割面111,112,113がそれぞれ設けられている。また、各各樹脂成形部材11には、図9に示すように、分割面111と分割面113とを繋ぐ曲面R1と、分割面112と分割面113とを繋ぐ曲面R4とが設けられている。
なお、ボール循環部材7は二つのタング部72(図7参照)と、これらのタング部72と各々対向する二つの非タング部73とを有しており、ボール循環部材7の内部に形成されたボール循環路9は、樹脂成形部材10の分割面111,112,113及び曲面R1,R4によりタング部72と非タング部73との間で分割されている。
このように構成される本発明の第2の実施形態では、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割する分割面111,112,113及び曲面R1,R4を各樹脂成形部材11に設けたことにより、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割することができる。したがって、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93がボール循環路9の中心線に沿って分割されていないものと比較して、二つの樹脂成形部材10の合せ部分に隙間が発生することを抑制できるので、樹脂成形部材10の合せ部分から潤滑剤が漏洩したり、異物が侵入したりすることを防止することができる。また、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割したことで、ボールと衝突するような段差がボール循環路9に発生することを抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について図11〜図15を参照して説明する。
図11は本発明の第3の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す平面図で、図12はその底面図である。図11及び図12に示すように、ボール循環部材7は二つの樹脂成形部材11から構成されており、これら樹脂成形部材11の合せ部分には、ボールを循環させるためのボール循環路9が形成されている。
ボール循環路9は二つの湾曲部91,92(図15参照)と、これらの湾曲部91,92を繋ぐ直線状の接続部93とからなり、各樹脂成形部材11には、湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割する三つの平面状の分割面111,112,113がそれぞれ設けられている。また、各各樹脂成形部材11には、図15に示すように、分割面111と分割面113とを繋ぐ曲面R1と、分割面112と分割面113とを繋ぐ曲面R4とが設けられている。
なお、ボール循環部材7は二つのタング部72(図12参照)と、これらのタング部72と各々対向する二つの非タング部73とを有しており、ボール循環部材7の内部に形成されたボール循環路9は、樹脂成形部材10の分割面111,112,113によりタング部72と非タング部73との間で分割されている。
このように構成される本発明の第3の実施形態では、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割する分割面111,112,113及び曲面R1,R4を各樹脂成形部材11に設けたことにより、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割することができる。したがって、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93がボール循環路9の中心線に沿って分割されていないものと比較して、二つの樹脂成形部材10の合せ部分に隙間が発生することを抑制できるので、樹脂成形部材10の合せ部分から潤滑剤が漏洩したり、異物が侵入したりすることを防止することができる。また、ボール循環路9の湾曲部91,92および接続部93をボール循環路9の中心線に沿って二つに分割したことで、ボールと衝突するような段差がボール循環路9に発生することを抑制することができる。
図16は本発明の第4の実施形態を示す図であり、この第4の実施形態が前述した第1〜第3の実施形態と異なる点は、ボール循環部材7をナット3に固定する止めねじ8の固定座に金属製のカラー12を設けた点である。このように、ボール循環部材7をナット3に固定する止めねじ8の固定座に金属製のカラー12を設けることによって、止めねじ8の締付け力がボール循環部材7のクリープ変形によって緩むことを防止することができる。この場合、カラー12はボール循環部材7に組み込んだり、嵌め込んだりする構造であってもよいし、あるいはインサート成形によってカラー12とボール循環部材7とを一体化した構造であってもよい。また、カラー12と止めねじ8との間にワッシャー等を介在させてもよい。
なお、上述した第1の実施形態ではボールすくい上げ部71の形状を円柱形状としたものを例示したが、図17に示す第5の実施形態のように、ボールすくい上げ部71の形状を長円形状としてもよい。すなわち、図17に示す循環部品である樹脂成形部材10を二つ組み合わせると、すくい上げ部71の形状は長円形状となる。
また、図17に示す第5の実施形態のように、ボール循環路9はタング部71,72の先端からの長さがボールの直径に対して1/3以上の直線部94,95と、この直線部94,95に連続する湾曲部91,92とを有することが望ましい。これは、ボール循環路9の入口部分及び出口部分が湾曲していると、ボール循環路9の入口部分及び出口部分を転動するボールに遠心力が発生し、ボールに発生した遠心力がタング部に作用して、タング部が損傷するのを防ぐためであり、直線部94,95は、ボールの直径に対して1/3以上の長さを有することが好ましい。
また、第1〜第3の各実施形態ではボール循環部材7を止めねじ8にてナット3に固定するようにしたが、押え部材を用いてボール循環部材7をナットに固定するようにしてもよい。図18は押え部材を用いてナットに固定されるボール循環部材の一例を示す図である。また、第4の実施形態で止めねじ8の緩み止め手段としてカラー12を用いたが、カラー12を用いる代わりに、止めねじ8に接着剤や緩み止め剤を塗布してもよい。
本発明の第1の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す底面図である。 図1に示す樹脂成形部材の平面図である。 図3に示す樹脂成形部材の側面図である。 図3に示す樹脂成形部材の正面図である。 本発明の第2の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す底面図である。 図6に示す樹脂成形部材の平面図である。 図8に示す樹脂成形部材の側面図である。 図8に示す樹脂成形部材の正面図である。 本発明の第3の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す平面図である。 本発明の第3の実施形態に係るボールねじのボール循環部材を示す底面図である。 図11に示す樹脂成形部材の平面図である。 図13のXIV−XIV線に沿う矢視断面図である。 図13のXV−XV線に沿う矢視断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す図である。 本発明の第5の実施形態を示す図である。 本発明の第6の実施形態を示す図である。 従来のボールねじの平面図である。 図19に示すボールねじの軸方向断面図である。 図19に示すボールねじの径方向断面図である。 図19に示すボール循環部材の側面図である。 図22に示すボール循環部材の底面図である。 図19のボール循環部材を構成する樹脂成形部材を示す図である。
符号の説明
2 ねじ軸
3 ナット
4s,4n ボールねじ溝
5 ボール転動路
6 ボール
7 ボール循環部材
71 ボールすくい上げ部
72 タング部
8 止めねじ
9 ボール循環路
91,92 湾曲部
93 接続部
10 樹脂成形部材
101 循環路分割面
102 接続面
11 樹脂成形部材
111,112,113 分割面

Claims (10)

  1. ねじ軸またはナットの回転運動に伴って螺旋状のボール転動路を転動するボールを前記ねじ軸の中心を通る平面に対して0°を越え90°以下の掬い上げ角度で且つ前記ボールの中心の軌道螺旋に対して概ね接線方向に掬い上げて循環させるボール循環部材を、前記ボール循環部材内に形成されたボール循環路を分割する二つの循環路分割面と、これらの循環路分割面を相互に接続する接続面とからなる合せ面を有する二つの樹脂成形部材から構成したボールねじにおいて、
    前記ボール循環路と前記接続面との交差角度を90°未満としたことを特徴とするボールねじ。
  2. 前記合せ面は平面、曲面、ねじれ面のうち少なくとも二つの面を連続した面で構成されていることを特徴とする請求項1記載のボールねじ。
  3. 請求項1又は2記載のボールねじにおいて、前記ボール循環路と前記接続面との交差角度を45°以下としたことを特徴とするボールねじ。
  4. 前記ボール循環部材は二つのタング部を有し、前記タング部は前記樹脂成形部材の循環路分割面により分割されていないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のボールねじ。
  5. 前記ボール循環路は前記タング部の先端からの長さが前記ボールの直径に対して1/3以上の直線部と、この直線部に連続する湾曲部とを有することを特徴とする請求項4記載のボールねじ。
  6. 前記ボール循環部材は前記ナットに止めねじにより固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載のボールねじ。
  7. 請求項6記載のボールねじにおいて、前記止めねじの座面に金属製のカラーを設けたことを特徴とするボールねじ。
  8. ねじ軸またはナットの回転運動に伴って螺旋状のボール転動路を転動するボールを前記ねじ軸の中心を通る平面に対して0°を越え90°以下の掬い上げ角度で且つ前記ボールの中心の軌道螺旋に対して概ね接線方向に掬い上げて循環させるボール循環部材を複数の樹脂成形部材から構成したボールねじにおいて、
    前記ボール循環部材は該ボール循環部材内に形成されたボール循環路に概ね沿った分割面によって複数に分割されていると共に二つのタング部を有し、前記タング部は前記分割面により分割されていないことを特徴とするボールねじ。
  9. 前記ボール循環部材は前記ナットに止めねじにより固定されていることを特徴とする請求項8記載のボールねじ。
  10. 請求項9記載のボールねじにおいて、前記止めねじの座面に金属製のカラーを設けたことを特徴とするボールねじ。
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