JP7327890B2 - ボールねじ装置 - Google Patents

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本発明は、回転運動と直線運動を相互に変換することが可能なボールねじ装置に関するものである。
ボールねじ装置は回転運動と直線運動を相互に変換することが可能な機械要素であり、各種工作機械、搬送装置、産業用ロボット等において、サーボモータが発生する回転運動を直線運動に変換する目的で多用されている。前記ボールねじ装置は多数のボールを介してねじ軸と円筒状のナット部材が互いに螺合したものであり、前記ねじ軸の外周面には前記ボールが転走する螺旋状の転動溝が形成される一方、前記ナット部材の内周面には前記ねじ軸の転動溝と対向する負荷転動溝が形成されている。前記ねじ軸の転動溝と前記ナット部材の負荷転動溝は互いに対向して螺旋状の負荷通路を構成しており、ボールは前記負荷通路を転動しながら前記ねじ軸と前記ナット部材との間で荷重を負荷する。また、前記ナット部材は前記ボールが荷重から解放された状態で転動する無負荷通路を備えている。前記無負荷通路は前記負荷通路の両端を接続してボールの無限循環路を構成しており、ボールは前記無負荷通路によって前記負荷通路の終端から始端へ戻される。
前記無限循環路の構造は幾つかのタイプに分類されるが、その中の一つとして、例えば特許文献1に示されるように、ナット部材の周壁に対してデフレクタと称される駒部材を嵌合させ、前記ボールを前記負荷通路の一巻分だけ戻す構造が知られている。前記デフレクタには前記ナット部材の内周面に対応して前記無負荷通路となる連絡路が形成されている。前記連絡路は前記負荷通路の終端に達したボールを受け入れて負荷状態から無負荷状態へ移行させると共に、前記ボールの進行方向を変化させて当該ボールを前記ねじ軸の転動溝から離脱させる。前記ボールは前記連絡路を転動することによって前記ねじ軸のねじ山部を乗り越え、前記負荷通路の始端に戻される。
特開2016-180469
前記負荷通路からデフレクタの連絡路に進入したボールは荷重の負荷状態から解放されて無負荷状態へ移行し、更に前記ねじ軸の周囲を螺旋状に転動していた進行方向を変化させて当該ねじ軸のねじ山部を乗り越える。前記連絡路は前記ねじ軸の外周面に向けて開放されており、ボールは前記ねじ軸との接触を生じながら当該連絡路を転動していることから、ボールの荷重が充分に除荷されていない状態で当該ボールの進行方向が変化すると、ボールと前記連絡路の隙間が狭くなり、ボールが無負荷通路内で詰まり易くなるといった課題があった。
前記ボールが前記無負荷通路内で詰まり易くなると、ボールねじ装置による回転運動と直線運動の円滑な変換が阻害され、例えば、電動モータで前記ねじ軸を回転させる際に、より大きな回転トルクで前記ねじ軸を回転させる必要が生じ、当該電動モータの大型化や消費電力の増大を招くといった不都合があった。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、デフレクタに設けられた連絡路の形状を最適化して無負荷通路内におけるボール詰まりの発生を抑え、ナット部材に対するねじ軸の相対的な回転を一層円滑化することが可能なボールねじ装置を提供することにある。
すなわち、本発明は、外周面に螺旋状の転動溝が形成されたねじ軸と、前記ねじ軸が挿通される貫通孔を有して円筒状に形成されると共に、前記転動溝に対向する負荷転動溝が内周面に形成されたナット部材と、互いに対向する前記転動溝と前記負荷転動溝によって形成される負荷通路を転動する多数のボールと、前記負荷通路の終端と始端を連結して前記ボールを前記負荷通路の一巻分だけ戻す連絡路を有すると共に、前記ナット部材の周壁に対して嵌合するデフレクタと、を備えたボールねじ装置であって、前記デフレクタの連絡路が、前記負荷通路からボールが進入すると共に前記ねじ軸の転動溝に正対する一対の導入直線部を備えている。
本発明によれば、前記デフレクタの連絡路は前記ナット部材の負荷通路からボールが進入する一対の導入直線部を備え、これら導入直線部は前記ねじ軸の転動溝に正対し、ボールの進行方向を変化させることなく当該ボールを無負荷状態へと導く。これにより、前記連絡路の形状が最適化され、無負荷通路内におけるボール詰まりの発生を抑え、ナット部材に対するねじ軸の相対的な回転を一層円滑化することが可能となる。
本発明を適用したボールねじ装置の一例を示す斜視図である。 図1に示すボールねじ装置のナット部材を示す側面図である。 本発明を適用したデフレクタの一例を示す斜視図である。 ナット部材の負荷転動溝とデフレクタの連絡路の接続部を示す要部拡大図である。 デフレクタの連絡路内におけるボールの転動の様子を示す要部拡大図である。 ナット部材の装着孔にデフレクタを嵌合させた様子を当該ナット部材の内側から観察した平面図である。
以下、添付図面を用いて本発明のボールねじ装置を詳細に説明する。
図1は本発明を適用したボールねじ装置の一例を示すものである。このボールねじ装置1は、外周面にボールの転動溝20が螺旋状に形成されたねじ軸2と、多数のボールを介して前記ねじ軸20の周囲に螺合する円筒状のナット部材3とから構成されている。また、前記ナット部材3は前記ボールの無限循環路を備えている。前記ボールは前記ねじ軸2とナット部材3との間に介在しており、例えば前記ねじ軸2を前記ナット部材3に対して回転させることにより、当該ナット部材3が前記ねじ軸2の軸方向へ移動し、又は前記ナット部材3を前記ねじ軸2に対して回転させることにより、当該ねじ軸2が前記ナット部材3の軸方向へ移動する。
前記ねじ軸2の外周面には前記転動溝が一条又は複数条形成されており、当該ねじ軸2の軸方向に沿って所定のピッチで前記転動溝20が存在している。また、互いに隣接する転動溝20の間はねじ山部21であり、当該ねじ山部21が前記ねじ軸2の外径を示している。
前記ナット部材3は前記ねじ軸2が挿通される貫通孔を有して円筒状に形成されており、軸方向の一端には当該ナット部材3を他の機械装置に結合するための鍔部30が設けられている。前記鍔部30には固定ボルトを挿通させるための取付け孔31が複数設けられている。前記ナット部材3の内周面には前記ねじ軸2の転動溝20と同一のリードで螺旋状の負荷転動溝が形成されている。これら負荷転動溝と転動溝20は互いに対向してボールの負荷通路を構成しており、前記ボールは負荷通路を転動しながら前記ねじ軸2と前記ナット部材3との間で荷重を負荷する。
また、前記ナット部材3の胴部32には複数のデフレクタ4が装着されている。各デフレクタ4はボールを前記負荷通路の終端から始端へ戻す連絡路を有しており、当該デフレクタ4を前記ナット部材3に装着することで、前記ねじ軸2の周囲を一巡するボールの無限循環路が完成する。
図2は前記ナット部材3から前記ねじ軸2と前記デフレクタ4を取り外した状態を示す当該ナット部材3の側面図である。前記ナット部材3の胴部32には前記デフレクタ4を嵌合させるための装着孔33が複数設けられている。これら装着孔33は前記ナット部材3の周方向に沿って均等な間隔でバランス良く配置されている。各デフレクタ4は前記無限循環路の1回路に対応しており、前記ナット部材3には前記装着孔33の数と同じ回路数の無限循環路が軸方向に重ねて設けられている。
図3は前記デフレクタ4を示す斜視図である。前記デフレクタ4は略矩形状に形成されると共に、前記ナット部材3の内周面に対応して湾曲する先端面40を有しており、前記ナット部材3の装着孔33に対して当該先端面40から挿入される。また、前記デフレクタ4には一対の係止部41が設けられている。前記デフレクタ4を前記装着孔33に対して前記ナット部材3の外側から挿入した際に、これら一対の係止部41が前記装着孔33の内部に設けられた段部34(図2参照)に引っ掛かり、前記ナット部材3の半径方向に対する前記デフレクタ4の位置が決定し、前記先端面40が前記ナット部材3の内周面に対して位置決めされる。
前記デフレクタ4には前記連絡路42が設けられている。この連絡路42は前記デフレクタ4に対して溝状に形成され、全長にわたって前記先端面40に開放している。前記連絡路42の両端は一対の側部平面43に開口している。前記一対の側部平面43は互いに平行に設けられており、前記連絡路42はこれら一対の側部平面43の間を繋ぐように設けられている。前記連絡路42は直線部と曲線部が複合して曲折しており、一方の側部平面43に対する開口部44と他方の側部平面43に対する開口部44は前記ねじ軸2の軸方向に関して前記転動溝20の1ピッチ分だけ変位して設けられている。前記先端面40に対する前記連絡路42の深さは前記一対の開口部44を繋ぐ経路の中間位置で最も深く設定され、前記一対の側部平面43に開口した両端部で最も浅く設定されている。
図4は前記ナット部材3の負荷転動溝35と前記デフレクタ4の連絡路42との接続状態を示す図である。前記負荷転動溝35はゴシックアーチ状の断面を有しており、ボール球面の曲率よりも大きな曲率で形成された一対の転走面35aが交わって形成されている。ボールは前記ねじ軸2と前記ナット部材3との間で荷重を負荷しながら前記負荷転動溝35を転がる。前記デフレクタ4の連絡路42の内径は前記負荷転動溝35の溝幅よりも大きく設定されている。このため、ボールは前記負荷転動溝35から前記連絡路42に進入すると、荷重から解放されて無負荷状態となる。一方、ボールは前記連絡路42から前記負荷転動溝35に進入すると、無負荷状態から負荷状態へ移行する。また、図4中に示すように、当該連絡路42と前記負荷転動溝35との接続部には僅かに段差36が発生している。
図5は前記デフレクタ4の連絡路42の内部をボール5が転動する様子を示す図であり、当該デフレクタ4を切り欠いて前記連絡路42を示すと共に、前記ナット部材3を省略して描いてある。前記ナット部材3の負荷転動溝35と同様に、前記ねじ軸の転動溝20はゴシックアーチ状の断面を有しており、ボール5の球面の曲率よりも大きな曲率で形成された一対の転走面20aが交わって形成されている。前記デフレクタ4の連絡路42は互いに隣接する二つの転動溝20に跨るように位置している。前記ボール5は前記転動溝20と前記連絡路42が互いに対向する無負荷通路に進入すると、前記連絡路42によって前記転溝20の一方の転走面20aに寄せられ、当該転走面20aに接しながら前記ねじ軸2のねじ山部21の頂点へ持ち上がる。また、ボール5はねじ山部21を乗り越えると、隣接する転動溝20の転走面20aに接しながら当該転動溝20の最深部へと転がり落ちる。
図6は前記デフレクタ4の連絡路42と前記ナット部材3の負荷転動溝35と位置関係を示す平面図であり、前記ナット部材3の貫通孔の内部から前記デフレクタ4の先端面40を観察した様子を示している。前記連絡路42は、前記デフレクタの側部平面に開口する一対の導入直線部42aと、前記ねじ軸2のねじ山部21と対向して当該ねじ山部21を横切る中間連結部42bと、これら導入直線部と中間連結部とを連結する一対の遷移曲線部42cとを有している。
前記導入直線部42aは前記連絡路42に進入したボール5を荷重の負荷状態から無負荷状態へ移行させ、あるいは無負荷状態から負荷状態へ移行させる役割を担っており、前記ねじ軸2の転溝20と正対し、当該転溝20の上に覆い被さっている。すなわち、前記導入直線部42aに進入したボール5は前記転溝20の一方の転走面に寄せられることなく真っ直ぐに当該転溝20を転動し、その間に荷重の負荷状態から無負荷状態へ移行する。
また、前記中間直線部42bは前記負荷転動溝35と一定の角度θで交わっており、ボール5はこの中間直線部42bを無負荷状態で転動しながら前記ねじ山部21を乗り越える。一方、前記遷移曲線部42cは前記導入直線部42aと前記中間直線部42bの間でボール5の進行方向を徐々に変化させ、これら直線状の通路の間でボールを受け渡す。ボール5は前記遷移曲線部42cによって前記転溝20の一方の転走面20aに寄せられ、当該転走面20aを這い上がるようにして前記転溝20から徐々に持ち上がり始める。
従って、前記負荷転動溝35に接して、荷重を負荷しながら前記ねじ軸2の周囲を螺旋状に転動してきたボール5は、前記連絡路42の導入直線部42aに進入すると荷重から解放されて無負荷状態となり、当該導入直線部42aに続く遷移曲線部42cで進行方向を変化させられる。前記遷移曲線部42cで進行方向が変化したボール5はそのまま中間連結部42bへ進入し、当該中間連結部42bでは進行方向を変化させずにまっすぐ転動して、前記ねじ軸2のねじ山部21を乗り越えた後に反対側に存在する遷移曲線部42cに進入する。反対側の遷移曲線部42cに進入したボール5はそこで再び進行方向を変化させ、当該遷移曲線部42cに続く導入直線部42aを通過した後、再び前記負荷転動溝35aに進入する。ボール5は前記導入直線部42aから前記負荷転動溝35aに進入する際に荷重の無負荷状態から負荷状態へと移行する。
このように前記デフレクタ4の連絡路42を構成すると、ボール5は前記導入直線部42aにおいて荷重から完全に解放された後に前記遷移曲線部42に進入して進行方向を変化させるので、ボールの荷重が充分に除荷されていない状態で当該ボールの進行方向が変化してしまうことはない。すなわち、前記遷移曲線部42はボール5が無負荷状態になってから当該ボール5を一方の転走面20aに寄せるので、前記遷移曲線部42においてボール5と前記デフレクタ4との隙間が過度に狭くなることはなく、ボール5が無負荷通路内で詰まるといった現象の発生を回避することができる。
前記導入直線部42aにおいてボール5を荷重状態から無負荷状態へと移行させ、あるいは無負荷状態から荷重状態へと速やかに移行するためには、当該導入直線部42aの長さXは最低でもボール5の直径の1/2の長さ、すなわちボール5の半径に対応した長さを有していることが好ましい。このように前記導入直線部42aの長さを設定すれば、ボール5の最大直径部が前記負荷転動溝35と前記デフレクタの連絡路42との段差36(図4参照)を通過した際に、ボール5は未だ前記遷移曲線部42cには進入しておらず、ボール5が荷重から完全に解放されるのを待って当該ボール5を遷移曲線部42cに進入させることができる。
また、前記デフレクタの小型化を図りつつも、前記導入直線部の長さXを十分に確保するため、前記デフレクタ4の一対の側部平面43は前記負荷転動溝35に対して直交している。このように前記一対の側部平面43が前記負荷転動溝35に対して直交していると、前記連絡路42の開口部44は負荷転動溝に対して斜めに傾くことなく正対するので、前記導入直線部42aの長さを最大化することが可能となる。また、前記開口部44が負荷転動溝に対して斜めに傾くことなく正対することにより、当該開口部44を精度よく前記デフレクタに形成することができ、前記負荷転動溝35と前記連絡路42の接続部の段差36を前記連絡路42の周壁に沿って均一に形成することが可能となり、それによってボール5の円滑な転動を期待することが可能となる。
以上説明してきたように、この実施形態のボールねじ装置では、前記デフレクタに設けられた連絡路の形状がボールの荷重の負荷状態から無負荷状態への移行、あるいは無負荷状態から負荷状態への移行を踏まえて最適化されており、無負荷通路内におけるボール詰まりの発生を抑え、ナット部材に対するねじ軸の相対的な回転を一層円滑化することが可能である。
1…ボールねじ装置、2…ねじ軸、3…ナット部材、4…ボール、20…転動溝、31…循環溝、32…負荷部、33…無負荷部、40…無限循環路

Claims (2)

  1. 外周面に螺旋状の転動溝が形成されたねじ軸と、
    前記ねじ軸が挿通される貫通孔を有して円筒状に形成されると共に、前記転動溝に対向する負荷転動溝が内周面に形成されたナット部材と、
    互いに対向する前記転動溝と前記負荷転動溝によって形成される負荷通路を転動する多数のボールと、
    前記負荷通路の終端と始端を連結して前記ボールを前記負荷通路の一巻分だけ戻す連絡路を有すると共に、前記ナット部材の周壁に対して嵌合するデフレクタと、
    を備え、
    前記ねじ軸の転動溝は一対の転走面が交わって形成されており、
    前記デフレクタの連絡路は、
    前記連絡路の両端に位置して前記ねじ軸の転動溝に正対すると共に、前記負荷通路から前記連絡路に進入したボールを前記転動溝の一方の転走面に寄せることなく当該転動溝の内部を転動させながら荷重の負荷状態から無負荷状態へ移行させる一対の導入直線部と、
    前記一対の導入直線部によって荷重から解放された後のボールの進行方向を変化させ、当該無負荷ボールを前記転動溝の一方の転走面に寄せることで前記ねじ軸の転動溝の最深部からねじ山部へ持ち上げて前記ねじ軸の転動溝から離脱させる一対の遷移曲線部と、
    前記一対の遷移曲線部を結んで前記ねじ軸のねじ山部を横切り、無負荷状態で転動するボールに当該ねじ山部を乗り越えさせる中間連結部と、
    を有し、
    前記一対の導入直線部は、少なくとも前記ボールの半径に対応した長さを有することを特徴とするボールねじ装置。
  2. 前記デフレクタは前記連絡通路の導入直線部が開口する一対の側部平面を有し、これら側部平面は互いに平行に設けられると共に前記負荷転動溝に対して直交していることを特徴とする請求項1記載のボールねじ装置。
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