JP2006123915A - トレー用イージーピール蓋材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも、無機酸化物からなる蒸着層(3)をプラスチック基材層(2)上に形成させたバリア層(1)と、2軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)からなる中間層(4)と、イージーピールフィルムからなるイージーピール層(5)を順次積層してなるトレー用イージーピール蓋材であって、前記中間層(4)とイージーピール層(5)間の接着強度が、250g以上であり、被着体であるプラスチックトレー(B)とのピール強度が1kg以下であることを特徴とするトレー用イージーピール蓋材である。
【選択図】図1
Description
発明は、少なくとも、無機酸化物からなる蒸着層(3)をプラスチック基材層(2)上に形成させたバリア層(1)と、2軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)からなる中間層(4)と、イージーピールフィルムからなるイージーピール層(5)を順次積層してなるトレー用イージーピール蓋材(A)であって、前記中間層(4)とイージーピール層(5)間の接着強度が、250g以上であり、被着体であるプラスチックトレー(B)とのピール強度が1kg以下であることを特徴とするトレー用イージーピール蓋材である。
物またはそれらの混合物が挙げられるが、透明性、物性面、生産性などから、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、あるいはそれらの混合物を使用することが好ましい。
ないので該ウェブへの熱の影響は少ない。
形成されているが、特に色材は、耐候性の良い顔料が好ましい。
リエチレン樹脂(HDPE)、無延伸ポリプロピレン樹脂(CPP)などのポリオレフィン樹脂、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)などのエチレン共重合体のフィルム、もしくは、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)などからなるホットメルト接着剤を塗布量15〜25g/m2程度で設けてもよく、図2に示すように、該蓋材(A)とトレー(B)のフランジ部(8)とのヒートシール時のシール条件の選択により、該トレー(B)の該フランジ部(8)との充分な密封性(シール性)と易開封性(イージーピール性)を可能とすることができる。
リエチレン樹脂(L−LDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリブテン樹脂(PB)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、エチレン−αオレフィン共重合体、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリアミド樹脂(Ny)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)やエチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)のような酸共重合物やエチレン・アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン・メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)のようなエステル化物、またエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、あるいはその鹸化物、更にポリスチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂などが使用可能であり、特に上述した熱可塑性樹脂以外にも、酸変性物など様々な樹脂の使用が可能であり、これらの樹脂はベース樹脂と同様に単体でも、複数の樹脂をブレンドした樹脂でも構わない。
ルフィルムからなるイージーピール層(5)を順次積層してなる積層体であるが、前記バリア層(1)と中間層(4)間のラミネート強度が弱すぎると、該トレー(B)のフランジ部(8)にシールされた該蓋材(A)を開封したとき、該トレー(B)のフランジ部(8)から該蓋材(A)のイージーピール層(5)が剥離するのではなくて、該バリア層(1)と該中間層(4)間でデラミが発生してしまう。また、逆に強すぎると蓋材(A)が裂けてしまう問題が発生する。
ジ部(8)から開封することができた。
B・・・プラスチックトレー
1・・・バリア層
2・・・プラスチック基材層
3・・・蒸着層
4・・・中間層
5・・・イージーピール層
6・・・印刷インキ層
7・・・接着剤層
8・・・フランジ部
10・・・バリア層
20・・・プラスチック基材層
30・・・蒸着層
40・・・中間層
50・・・イージーピール層
60・・・印刷インキ層
70・・・接着剤層
Claims (3)
- 少なくとも、無機酸化物からなる蒸着層をプラスチック基材層上に形成させたバリア層と、2軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)からなる中間層と、イージーピールフィルムからなるイージーピール層を順次積層してなるトレー用イージーピール蓋材であって、前記中間層とイージーピール層間の接着強度が、250g以上であり、被着体であるプラスチックトレーとのピール強度が1kg以下であることを特徴とするトレー用イージーピール蓋材。
- 前記無機酸化物が、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムあるいはそれらの混合物からなることを特徴とする請求項1記載のトレー用イージーピール蓋材。
- 前記プラスチック基材層が、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)からなることを特徴とする請求項1又は2記載のトレー用イージーピール蓋材。
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JP2004310480A JP2006123915A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | トレー用イージーピール蓋材 |
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JP2004310480A JP2006123915A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | トレー用イージーピール蓋材 |
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JP2004310480A Pending JP2006123915A (ja) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | トレー用イージーピール蓋材 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-10-26 JP JP2004310480A patent/JP2006123915A/ja active Pending
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