JP2006122789A - 模様形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来とは異なった新規な美観性が得られる模様形成方法を提供する。
【解決手段】本発明の模様形成方法は、撥水部と親水部が混在し、撥水部表面の水に対する接触角が70°以上160°以下、親水部表面の水に対する接触角が10°以上110°以下であり、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い基材表面に、粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、新規な意匠性を有する模様形成方法に関する。
従来より、建築物の内壁、外壁等においては、ユーザーの要望に応えるため、様々な美観性を付与する工法が開発されてきた。
例えば、塗料分野においては、着色顔料や着色骨材等を含有する意匠性塗料を内壁、外壁に塗付し、その色彩や立体感により美観性を施す方法が広範に採用されている。(例えば、非特許文献1等)
また、塗装器具や塗装方法を工夫することにより、美観性を施す方法も広範に採用されている。(例えば、非特許文献2等)
日本建築仕上材工業会編集、「建築仕上材ガイドブック1998」(1998)、第1頁から第62頁 日本建築仕上材工業会編集、「建築仕上材ガイドブック1998」(1998)、第135頁から第144頁
しかしながら、近年、ユーザーの要望が多様化し、個性的な外観が求められるようになってきた。
本発明は、従来のような美観性を施す方法では得られなかった新規な美観性を得ることを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するために、鋭意検討した結果、親水部と撥水部が混在する特定の基材表面に、粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることによって、従来とは異なった新規な美観性が得られることを見出し、本発明の完成に至った。
すなわち、本発明は以下の特徴を有するものである。
1.撥水部と親水部が混在し、撥水部表面の水に対する接触角が70°以上160°以下、親水部表面の水に対する接触角が10°以上110°以下であり、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い基材表面に、
粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
2.水に対する接触角が10°以上110°以下である親水部表面を有する基材に対し、形成膜の水に対する接触角が70°以上160°以下となる撥水剤及び/又は撥水塗料を部分的に塗付し、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い、撥水部と親水部が混在する基材表面を形成した後、
粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
3.水に対する接触角が10°以上110°以下である親水部表面を有する基材に対し、デザインローラーを用いて、形成膜の水に対する接触角が70°以上160°以下となる撥水剤及び/又は撥水塗料を部分的に塗付し、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い、撥水部と親水部が混在する基材表面を形成した後、
粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
4.水に対する接触角が10°以上110°以下である親水部表面を有する基材に対し、部分的に切り取られた剥離可能なシートを貼付け、次いで形成膜の水に対する接触角が70°以上160°以下となる撥水剤及び/又は撥水塗料を塗付し、該剥離可能なシートをとりはずすことによって、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い、撥水部と親水部が混在する基材表面を形成した後、
粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
5.撥水部表面の水に対する接触角が90°以上160°以下であり、親水部表面の水に対する接触角が10°以上90°未満であることを特徴とする1.から4.のいずれかに記載の模様形成方法。
本発明の模様形成方法によれば、新規な美観性を得ることができる。本発明は、特に、建築物の内壁、外壁等に好ましく適用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態とともに詳細に説明する。
本発明の模様形成方法は、撥水部表面の水に対する接触角が70°以上160°以下、親水部表面の水に対する接触角が10°以上110°以下であり、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上(好ましくは20°以上、さらに好ましくは30°以上)高い基材表面に、粘度が5.0Pa・s以下(好ましくは0.1Pa・s以上5.0Pa・s以下、さらに好ましくは0.2Pa・s以上4.5Pa・s以下)、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下(好ましくは20mN/m以上60mN/m以下、さらに好ましくは30mN/m超55mN/m以下)である水性着色塗料(以下、単に「水性着色塗料」ともいう。)を塗付量10g/m以上500g/m以下(好ましくは50g/m以上から300g/m以下)で塗付することによって、基材表面の特性と、水性着色塗料の粘度及び表面張力とのバランスにより、基材表面の色相と水性着色塗料より形成される塗膜の色相とが相互に交じり合った特殊な模様を得ることができる。
すなわち本発明の模様形成方法では、撥水部表面と親水部表面が混在する上記基材表面に、特定の水性着色塗料を特定量塗付することにより、撥水部表面では水性着色塗料が50%以上(好ましくは60%以上、さらに好ましくは70%以上)被覆されず、適度にはじかれた状態となり、かつ、親水部表面では水性着色塗料によって90%以上(好ましくは95%以上)が被覆され、ほぼ覆われた状態となり、基材表面の色相と水性着色塗料より形成される塗膜の色相とが相互に交じり合った特殊な模様を得ることができるものである。
なお、本発明における撥水部表面と親水部表面とは、基材表面のうち、相対的に撥水性である箇所を撥水部表面といい、相対的に親水性である箇所を親水部表面というものである。
具体的には、撥水部表面の水に対する接触角は、70°以上160°以下(好ましくは80°以上160°以下、さらに好ましくは90°以上160°以下)、親水部表面の水に対する接触角は、10°以上110°以下(好ましくは10°以上100°以下、さらに好ましくは10°以上90°未満)である。
例えば、本発明では、形成膜の水に対する接触角が70°以上160°以下の撥水剤及び/又は撥水塗料により得られる膜表面を撥水部表面、形成膜の水に対する接触角が10°以上110°以下の親水塗料により得られる膜表面を親水部表面とすることができる。
また、本発明では、基材表面のうち、水に対する接触角の異なる部分が2種存在すればよいが、必要により3種以上存在してもよい。水に対する接触角が3種以上存在する場合は、水に対する接触角の最も高いものを撥水部表面、最も低いものを親水部表面とする。
なお、水に対する接触角は、温度23℃、相対湿度50%RHで、接触角計(「CA−DT」(協和界面科学株式会社製))で測定した値である。
本発明で用いる基材としては、上記条件を満たしていれば、特に限定されることはない。例えば、基材自体が、上記条件を満たしていれば、そのまま使用することができるし、上記条件を満たすように基材の表面に、撥水剤及び/又は撥水塗料を部分的に塗付してもよいし、親水塗料を部分的に塗付してもよいし、撥水・親水塗料を全面または部分的に塗付してもよい。
このような基材としては、例えば、石膏ボード、コンクリート、軽量コンクリート、発泡コンクリート板、モルタル、軽量モルタル、セメントボード、磁器タイル、繊維混入セメント板、セメント珪酸カルシウム板、硬質木片セメント板、スラグセメントパーライト板、パーライトセメント板、石綿セメント板、スレート板、PC板、ALC板、サイディング板、押出成形板、鋼板、金属ボード、磁器タイル、金属系サイディングボード、窯業系サイディングボード、塩ビ押出サイディングボード、セラミック板、プラスチック板、ロックウール板、グラスウール板、合板等が挙げられる。
撥水剤及び/又は撥水塗料は、その形成膜の水に対する接触角が、70°以上160°以下で、親水部表面の水に対する接触角よりも、10°以上高いものであれば、特に限定されることなく使用することができる。
このような撥水剤及び/又は撥水塗料を塗付する場合、親水部表面に、撥水剤及び/又は撥水塗料を部分的に塗付することにより、撥水部と親水部が混在する基材表面を得ることができる。
撥水剤としては、例えば、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、アクリル・エチレン共重合体ワックス等のワックス系撥水剤;シリコーン樹脂、ポリジメチルシロキサン、アルキルアルコキシシラン等のエマルション、あるいはこれらを複合したエマルション等のシリコン系撥水剤;パーフロロアルキルカルボン酸塩、パーフロロアルキルリン酸エステル、パーフロロアルキルトリメチルアンモニウム塩等のフッ素系撥水剤等が挙げられる。
撥水塗料としては、公知のものを使用すればよく、例えば、結合剤及び上述のような撥水剤を含有するものを好適に使用することができる。
結合剤としては、例えば、フッ素樹脂、シリコン樹脂、エチレン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル・酢酸ビニル樹脂、アクリル・シリコン樹脂、アクリル・ウレタン樹脂、エチレン・酢酸ビニル・バーサチック酸ビニルエステル樹脂、エチレン・酢酸ビニル樹脂、セルロース、ポリビニルアルコール、スチレン−ブタジエンゴム、アクリルニトリル−ブタジエンゴム、メタクリル酸メチル−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム等の合成ゴムラテックス、天然ゴムラテックス等、あるいはこれらの複合系等が挙げられ、これらの水可溶型、水分散型、溶剤可溶型、NAD型、粉末型、熱溶融型等の結合剤が挙げられる。
また、撥水塗料としては、本発明の効果を妨げない程度に、増粘剤、レベリング剤、可塑剤、造膜助剤、分散剤、消泡剤、pH調整剤、艶消し剤、凍結防止剤、防腐剤、抗菌剤、防黴剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、架橋剤、触媒、顔料、骨材、繊維等の塗料用添加剤を適宜添加することもできる。
親水塗料は、その形成膜の水に対する接触角が、10°以上110°以下で、撥水部表面の水に対する接触角よりも、10°以上低いものであれば、特に限定されることなく、使用することができる。
このような親水塗料を塗付する場合、撥水部表面に、親水塗料を部分的に塗付することにより、撥水部と親水部が混在する基材表面を得ることができる。
親水塗料としては、公知のものを使用すればよく、例えば、上述した結合剤、塗料用添加剤等を配合したものが挙げられる。特に、結合剤としては、シリコン樹脂、エチレン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル・酢酸ビニル樹脂、アクリル・シリコン樹脂、アクリル・ウレタン樹脂等が好ましい。
さらに、シリケート化合物や光触媒等を配合したものを好適に使用することができる。
撥水・親水塗料は、その形成膜表面において、撥水部と親水部が共存するものであり、水に対する接触角の差が、撥水部表面と親水部表面で10°以上となるものであれば、特に限定されることなく、使用することができる。特に、撥水部表面の水に対する接触角が70°以上160°以下、親水部表面の水に対する接触角が10°以上110°以下となるものが好ましい。
このような撥水・親水塗料は、撥水性化合物と親水性化合物を混在させることにより得ることができる。また、撥水・親水塗料は、撥水性化合物と親水性化合物と、上述した結合剤、塗料用添加剤等を配合することにより得ることができる。
このような、撥水剤及び/又は撥水塗料、親水塗料、撥水・親水塗料を塗付することにより、撥水部と親水部が混在した基材表面を得ることができる。なお、塗付する場合には、撥水剤及び/又は撥水塗料、親水塗料、撥水・親水塗料のうち1種のみを塗付してもよいし、2種以上を同時に、あるいは、別々に塗付することにより、撥水部と親水部が混在した基材表面を得てもよい。本発明では、塗装の作業性等を考慮し、撥水剤及び/又は撥水塗料を塗付することが好ましい。
塗装方法としては、特に限定されずローラー、刷毛、コテ、へら、スプレー等の公知の塗装器具を用いて塗付すればよい。
特に、部分的に塗付する方法としては、(1)デザインローラーを用いて各塗料を塗付する方法、(2)部分的に切り取られた剥離可能なシートを貼付け、次いで各塗料を塗付し、該剥離可能なシートをとりはずす方法や、また、刷毛、コテ、へら、スプレー等を用いて部分的に塗付する方法等が挙げられる。
(1)デザインローラーで各塗料を塗付する方法では、円筒状のローラ部の周面に凹凸パターンが形成されたデザインローラーを用い、凹凸パターンの凸部に各塗料を付着させ塗付することにより、基材に各塗料を部分的に塗付する方法である。このような方法では、撥水部と親水部が混在した基材表面を、簡便に得ることができる。
また(2)部分的に切り取られた剥離可能なシートを貼付け、次いで各塗料を塗付し、該剥離可能なシートをとりはずす方法では、剥離可能なシートを任意に切り取り、任意のデザインを施すことができる。
各塗料の塗付量は、特に限定されないが、10〜500g/m、さらには50〜300g/m程度であればよい。
このようにして得られた基材表面の撥水部表面と親水部表面の面積比は、所望の意匠性に合わせて適宜設定すればよいが、好ましくは1:9〜9:1、さらに好ましくは2:8〜8:2程度とすればよい。
本発明で用いる水性着色塗料としては、上記条件を満たしていれば特に限定されないが、結合剤、着色顔料等を含むものが使用できる。
結合剤としては、例えば、フッ素樹脂、シリコン樹脂、エチレン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル・酢酸ビニル樹脂、アクリル・シリコン樹脂、アクリル・ウレタン樹脂、アクリル・シリコン樹脂、エチレン・酢酸ビニル・バーサチック酸ビニルエステル樹脂、エチレン・酢酸ビニル樹脂、セルロース、ポリビニルアルコール、スチレン−ブタジエンゴム、アクリルニトリル−ブタジエンゴム、メタクリル酸メチル−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム等の合成ゴムラテックス、天然ゴムラテックス等、あるいはこれらの複合系等が挙げられ、これらの水可溶型、水分散型等の結合剤が使用できる。
着色顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック、ランプブラック、ボーンブラック、黒鉛、黒色酸化鉄、酸化クロム、鉄黒、銅クロムブラック、コバルトブラック、銅マンガン鉄ブラック、べんがら、モリブデートオレンジ、黄色酸化鉄、チタンイエロー、クロムグリーン、コバルトグリーン、群青、紺青、コバルトブルー、アルミニウム顔料、パール顔料等の無機顔料、パーマネントレッド、パーマネントカーミン、アントラキノンレッド、ペリレンレッド、キナクリドンレッド、ファーストイエロー、ベンツイミダゾロンイエロー、フタロシアニングリーン、フタロシアニンブルー、キナクリドンバイオレット、ジオキサジンバイオレット等の有機顔料、
りん片状のアルミニウム、蒸着アルミニウム、酸化アルミニウム、塩化オキシビスマス、雲母、酸化チタン被覆雲母、酸化鉄被覆雲母、雲母状酸化鉄、酸化チタン被覆シリカ、酸化チタン被覆アルミナ、酸化鉄被覆シリカ、酸化鉄被覆アルミナ等の光輝性顔料等が挙げられる。
また、本発明の効果を妨げない程度に、架橋剤、触媒、骨材、艶消し剤、繊維、増粘剤、レベリング剤、可塑剤、増粘剤、造膜助剤、凍結防止剤、防腐剤、抗菌剤、防黴剤、分散剤、消泡剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、水、溶媒等の添加剤を含むこともできる。
水性着色塗料の粘度は、5.0Pa・s以下(好ましくは0.1Pa・s以上5.0Pa・s以下、さらに好ましくは0.2Pa・s以上4.5Pa・s以下)となるように設定する。このような範囲であることにより、前述した基材表面に対し、塗装しやすく、かつ、撥水部表面では水性着色塗料が適度にはじき、親水部表面では水性着色塗料がほぼ覆い、特殊な模様を形成し、新規な美観性を得ることができる。
水性着色塗料の粘度は、結合剤の選定、固形分の調整、増粘剤や分散剤の種類や量の調整により、適宜設定することができる。
なお、本発明における粘度は、温度23℃、相対湿度50%RH(以下、「標準状態」という。)で、BH型粘度計による20rpmにおける粘度(4回転目の指針値)を測定することにより求められる値である。
水性着色塗料の表面張力は、10mN/m以上60mN/m以下(好ましくは20mN/m以上60mN/m以下、さらに好ましくは30mN/m超55mN/m以下)である。
このような範囲であることにより、前述した基材表面に対し、撥水部表面では水性着色塗料が適度にはじき、親水部表面では水性着色塗料がほぼ覆った状態で塗膜を形成しやすく、その結果、特殊な模様を形成することができる。
なお、本発明における表面張力は、静的表面張力のことであり、標準状態で、表面張力計(CBVP−A3型(協和界面科学株式会社製))を用いて、測定した値である。
(模様形成方法)
本発明の模様形成方法は、上記基材表面に、上記水性着色塗料を塗付し、撥水部表面では水性着色塗料が適度にはじき、親水部表面では水性着色塗料がほぼ覆い、特殊な模様を形成することを特徴とするものである。
水性着色塗料の塗付方法としては、特に限定されず、スプレー、ローラー、刷毛等の公知の塗装器具を用いて塗付することができる。本発明では、塗装器具によって、それぞれ独特の模様を形成することができるが、特に塗装しやすく、新規な意匠性が得られやすい点で、ローラーを用いることが好ましい。
水性着色塗料の塗付量は、10g/m以上500g/m以下、好ましくは50g/m以上から300g/m以下で塗付する。このような範囲の塗付量で塗付することにより、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることができ、基材表面の色相と水性着色塗料より形成される塗膜の色相とが相互に交じり合った特殊な模様を得ることができる。
塗付量が10g/mより少ない場合は、水性着色塗料が少なく、相互に交じり合った特殊な模様を得ることができない。500g/mより多い場合は、水性着色塗料が基材全面に塗付されてしまい、単調な模様となってしまう。
本発明の模様形成方法では、基材表面(特に撥水部表面)と水性着色塗料の色彩等を、適宜設定することにより、様々な模様を形成することができる。
例えば、基材表面と水性着色塗料から形成される塗膜との色相の違い、基材表面と水性着色塗料から形成される塗膜との艶の違い等により、特殊な模様を得ることができる。また、色相や艶が同一のものでも、水性着色塗料から形成される塗膜の僅かな凹凸から形成される立体的意匠により、特殊な模様を得ることもできる。
例えば、基材表面(特に撥水部表面)と、水性着色塗料から形成される塗膜との色差ΔEが、3以下であれば、基材表面と、水性着色塗料から形成される塗膜の色相が絶妙なバランスで複合しあった、落ち着きのある模様を形成することができる。また、色差ΔEが、3より大きければ、変化に富んだメリハリのある模様を形成することができる。
また、基材表面と、水性着色塗料から形成される塗膜との60°表面光沢度の差が、30以下であれば、基材表面と、水性着色塗料から形成される塗膜の艶が、微妙に異なった、落ちつきのある模様を形成することができる。また60°表面光沢度の差が、30より大きければ、変化に富んだ模様を形成することができる。
さらに、特定の色差ΔEと、特定の光沢度差を組み合わせることによって、種々の模様を形成することができる。
例えば、色差ΔEが3以下であり、60°表面光沢度の差が30以下であれば、色相及び艶が絶妙なバランスで複合しあった、上品で落ち着きのある模様を形成することができる。
色差ΔEが3以下であり、60°表面光沢度の差が30より大きければ、微妙に異なる色相で、かつ、模様が浮き上がったような、特殊な模様を形成することができる。
色差ΔEが3より大きく、60°表面光沢度の差が30以下であれば、色彩にメリハリがあるが、微妙に艶感の異なる特殊な模様を形成することができる。
色差ΔEが3より大きく、60°表面光沢度の差が30より大きければ、非常に変化に富んだメリハリのある模様を形成することができる。
また、基材表面、水性着色塗料から形成される塗膜の色彩としては、単色のものでもよいし、多彩色のものでもよい。また水性着色塗料から形成される塗膜は、透明性を有するものでもよい。
なお、本発明における色差ΔEは、色差計(カラーアナライザー「TOPSCANTC−1008 D−8」(東京電色株式会社製))を用いて測定される値であり、それぞれの塗膜のL値、a値、b値より下記式にて算出することができる。
<式>ΔE={(L 1−L 2+(a 1−a 2+(b 1−b 20.5
(式中、L 1、a 1、b 1はそれぞれ基材表面のL、a、b。L 、a 、b はそれぞれ水性着色塗料の塗膜のL、a、b
なお、本発明における60°表面光沢度の差はJIS K 5400「塗料一般試験方法」7.6「鏡面光沢度」に基づき、60°での表面光沢度の測定値から算出することができる。
以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特徴をより明確にするが、本発明はこの実施例に限定されない。
(基材の作製)
(基材1)
スレート板に、白色塗料(アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、Tg5℃)200重量部、酸化チタン130重量部、炭酸カルシウム20重量部、水50重量部、分散剤5重量部、造膜助剤15重量部、増粘剤30重量部)を、塗付量200g/mで塗付し、温度23℃、相対湿度53%で24時間乾燥させた。
次に、白色撥水塗料(アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、Tg5℃)200重量部、酸化チタン130重量部、炭酸カルシウム20重量部、水分散型撥水剤(アミノ基含有ジメチルシロキサン化合物の乳化分散体、固形分50重量%)50重量部、水50重量部、分散剤5重量部、造膜助剤15重量部、増粘剤30重量部)を、デザインローラーを用いて、デザインローラーの凸部のみ白色撥水塗料を付着させ、塗付量100g/mで塗付し、温度23℃、相対湿度50%で24時間乾燥させ、基材1を作製した。
このとき、基材1表面の水に対する接触角は、撥水部表面が126°と親水部表面が87°であった。なお、基材1表面の撥水部表面と親水部表面の面積比は、7:3であった。また、基材1の撥水部表面のL値は97.2、a値は−0.7、b値は0.97、60°表面光沢度は38.3、であった。
(基材2)
スレート板に、基材1の製造で用いた白色塗料を、塗付量200g/mで塗付し、温度23℃、相対湿度50%で24時間乾燥させた。
次に、予め花柄に切り抜いておいた剥離可能なシートを貼着し、その上から、基材1の製造で用いた白色撥水塗料をローラーにて塗付し、標準状態で、24時間乾燥させた後、剥離可能なシートを取り外すことにより、基材2を作製した。
このとき、基材2表面の水に対する接触角は、撥水部表面が126°と親水部表面が87°であった。なお、基材2表面の撥水部表面と親水部表面の面積比は、7:3であった。また、基材2の撥水部表面のL値は97.2、a値は−0.7、b値は0.97、60°表面光沢度は38.3、であった。
(水性着色塗料の作製)
(水性着色塗料1)
アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、Tg3℃)200重量部、酸化チタン100重量部、炭酸カルシウム40重量部、水100重量部、分散剤4重量部、造膜助剤5重量部、消泡剤1重量部を常法により均一に混合し、水性着色塗料1を作製した。
このとき、粘度3.7Pa・s、表面張力35mN/mであった。
さらに、水性着色塗料1をガラス板に、WET膜厚が150μmとなるようにアプリケーター引きし、温度23℃、相対湿度50%で、48時間養生し、JIS K 5400−7.6(1990)に準じ、60°表面光沢度を測定したところ、25.5であった。
さらに、東京電色株式会社製カラーアナライザー「TOPSCANTC−1008 D−8」を用いて、L値、a値、b値を測定したところ、L値は94.6、a値は−0.7、b値は0.98であった。
(水性着色塗料2)
アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、Tg3℃)200重量部、パール顔料50重量部、酸化チタン50重量部、水100重量部、分散剤3重量部、造膜助剤3重量部、消泡剤1重量部を常法により均一に混合し、水性着色塗料2を作製した。
このとき、粘度2.8Pa・s、表面張力40mN/mであった。
水性着色塗料1と同様に、60°表面光沢度及びL値、a値、b値を測定したところ、60°表面光沢度は83.3、L値は94.3、a値は−0.9、b値は1.12であった。
(水性着色塗料3)
アクリル樹脂エマルション(固形分50重量%、Tg3℃)200重量部、酸化チタン100重量部、水20重量部、分散剤5重量部、増粘剤5重量部、造膜助剤5重量部、消泡剤1重量部を常法により均一に混合し、水性着色塗料4を作製した。
このとき、粘度7.5Pa・s、表面張力13mN/mであった。
水性着色塗料1と同様に、60°表面光沢度及びL値、a値、b値を測定したところ、60°表面光沢度は82.1、L値は95.1、a値は−0.7、b値は1.03であった。
(実施例1)
基材1の上に、水性着色塗料1を、ローラーを用いて、塗付量150g/mで塗付した。塗付後、標準状態で、48時間養生した。なお基材1の撥水部表面と、水性着色塗料1から形成される塗膜との色差ΔEは2.6、光沢度差は12.8であった。
得られた表面は、撥水部表面のうち20%が被覆され、親水部表面のうち95%が被覆され、全面としては部分的にはじかれたような模様を形成しており、また、基材表面1の白と水性着色塗料1の白が絶妙なバランスで複合され、上品で美観性があり、かつ、新規な美観性が得られていた。
(実施例2)
基材2の上に、水性着色塗料2を、ローラーを用いて、塗付量150g/mで塗付した。塗付後、標準状態で、48時間養生した。なお基材2の撥水部表面と、水性着色塗料2から形成される塗膜との色差ΔEは2.9、光沢度差は45であった。
得られた表面は、撥水部表面のうち20%が被覆され、親水部表面のうち95%が被覆され、全面としては部分的にはじかれたような模様を形成しており、また、基材表面2と水性着色塗料2のメタリック感が絶妙なバランスで複合され、特殊な花柄模様が得られていた。
(比較例1)
基材1の上に、水性着色塗料3を、ローラーを用いて、塗付量150g/mで塗付した。塗付後、標準状態で、48時間養生した。なお基材1の撥水部表面と、水性着色塗料3から形成される塗膜との色差ΔEは2.1、光沢度差は43.8であった。
得られた表面は、基材表面1全面が、水性着色塗料3で覆われ、単調な色彩であった。

Claims (5)

  1. 撥水部と親水部が混在し、撥水部表面の水に対する接触角が70°以上160°以下、親水部表面の水に対する接触角が10°以上110°以下であり、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い基材表面に、
    粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
  2. 水に対する接触角が10°以上110°以下である親水部表面を有する基材に対し、形成膜の水に対する接触角が70°以上160°以下となる撥水剤及び/又は撥水塗料を部分的に塗付し、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い、撥水部と親水部が混在する基材表面を形成した後、
    粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
  3. 水に対する接触角が10°以上110°以下である親水部表面を有する基材に対し、デザインローラーを用いて、形成膜の水に対する接触角が70°以上160°以下となる撥水剤及び/又は撥水塗料を部分的に塗付し、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い、撥水部と親水部が混在する基材表面を形成した後、
    粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
  4. 水に対する接触角が10°以上110°以下である親水部表面を有する基材に対し、部分的に切り取られた剥離可能なシートを貼付け、次いで形成膜の水に対する接触角が70°以上160°以下となる撥水剤及び/又は撥水塗料を塗付し、該剥離可能なシートをとりはずすことによって、撥水部表面の水に対する接触角が親水部表面の水に対する接触角よりも10°以上高い、撥水部と親水部が混在する基材表面を形成した後、
    粘度が5.0Pa・s以下、表面張力が10mN/m以上60mN/m以下である水性着色塗料を塗付量10g/m以上500g/m以下で塗付することによって、撥水部表面のうち50%以上が被覆されず、親水部表面のうち90%以上が被覆されるようにすることを特徴とする模様形成方法。
  5. 撥水部表面の水に対する接触角が90°以上160°以下であり、親水部表面の水に対する接触角が10°以上90°未満であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の模様形成方法。
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