JP2006122138A - 吸収性物品の製造装置、吸収性物品の製造方法およびこれを用いて製造した吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品の製造装置、吸収性物品の製造方法およびこれを用いて製造した吸収性物品 Download PDF

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Abstract

【課題】 積繊チャンバー出口と出口ロールとの間に形成される隙間からの空気の侵入を防止することにより、安定した吸収性物品の製造を可能ならしめる。
【解決手段】 吸収性物品の製造装置を構成する積繊チャンバー3の出口と出口ロール7との間に形成される隙間から前記積繊チャンバー3内への空気の侵入を防止する空気侵入防止手段Zを付設して、積繊チャンバー3の出口と出口ロール7との間に形成される隙間から積繊チャンバー3内への空気の侵入を防止できるようにしている。
【選択図】 図3

Description

本願発明は、吸収性物品の製造装置、吸収性物品の製造方法およびこれを用いて製造した吸収性物品に関し、さらに詳しくは積繊チャンバーの出口側の構造を改良した吸収性物品の製造装置、吸収性物品の製造方法およびこれを用いて製造した吸収性物品に関するものである。
一般に、吸収性物品(例えば、使い捨ておむつあるいは生理用ナプキン等の衛生用品に使用される吸収体)としては、解繊パルプおよび高吸水性ポリマーを積繊して成形されたものが良く知られている。
上記構成の吸収性物品を製造する装置としては、特許文献1に開示されている技術がある。
上記特許文献1に開示されている製造装置の場合、シート状の綿状体上に間欠的に高吸水性ポリマーを散布するものであり、解繊パルプおよび高吸水性ポリマーを混合積繊するものには適用することができない。
ところで、上記吸収性物品を、図1に示す装置を用いて製造する技術が開発されている。
この製造装置は、真空吸引部2を有する積繊ドラム1と、粉砕機4において解繊されたパルプを空気流Wに乗せて前記積繊ドラム1の外周面に供給する積繊チャンバー3と、高吸水性ポリマーPを前記積繊チャンバー3内に散布するポリマー散布管5とを備えて構成されている。符号6は高吸水性ポリマーPを供給するポリマー供給手段、7は出口ロール、8は積繊された吸収性物品Aを搬出する搬出コンベアである。
前記積繊ドラム1は、図2に示すように、多数の通気孔を有する有孔体(例えば、ハニカムブリッジメッシュ)をドラム形状に成形してなっており、該有孔体の幅方向両端部をリング体13,13で覆うことにより、吸収性物品を積繊するための積繊キャビティ14が形成されている。該積繊キャビティ14には、吸収性物品を成形するための成形パターン9を有するパターンリング10が着脱自在に配設されることとなっている。
ところで、パターンリングと有孔体との間には、多数の通孔を有するメッシュプレート11が介在せしめられている。このようにすることにより、パターンリングにおける成形パターンへの粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの均一な積繊が可能となるのである。符号12はメッシュプレート11の下方に配設される枠体である。
特開昭63−283777号公報。
ところで、紙おむつをより下着に近付けたいというユーザの要求があり、該要求を満たす上で薄型化は必要不可欠なテーマである。紙おむつを薄型化するには、紙おむつの構成部品のなかで最も厚みのある吸収体(即ち、吸収性物品)の薄型化が最重要課題となってくる。
しかしながら、従来公知の製造装置における積繊チャンバー出口にスカッフィングロールを設けた場合、品質において満足できる薄型吸収体を製造することは大変困難であるところから、積繊チャンバー出口にスカッフィングロールを設けない構造の製造装置により吸収体の製造を行うほかない。
上記したスカッフィングロールを設けない構造の製造装置の場合、図11に示すように、積繊チャンバー3の出口側にあって該積繊チャンバー3の出口と該出口部分に配設された出口ロール7との間に隙間が形成されることとなる。すると、積繊チャンバー3内は、ほぼ真空となっているところから、前記隙間から積繊チャンバー3内に空気Wが侵入することとなる。その結果、隙間から吸引される空気により積繊ドラム1上に形成された吸収体の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすおそれがあり、吸収体を安定して製造することが難しくなる。さらに、積繊チャンバー3内への隙間からの空気の侵入が生ずると、積繊チャンバー3内において、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させる原因に直結するおそれがある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、積繊チャンバー出口と出口ロールとの間に形成される隙間からの空気の侵入を防止することにより、安定した吸収性物品の製造を可能ならしめることを目的とするものである。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、真空吸引部を具備し且つ吸収性物品を成形するための成形パターンを外周面に有する積繊ドラムと、解繊されたパルプを前記積繊ドラムの外周面に供給する積繊チャンバーと、該積繊チャンバーの出口側にあって前縁積繊ドラムに当接される出口ロールとを備えた吸収性物品の製造装置において、前記積繊チャンバーの出口と前記出口ロールとの間に形成される隙間から前記積繊チャンバー内への空気の侵入を防止する空気侵入防止手段を付設している。
上記のように構成したことにより、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間から積繊チャンバー内への空気の侵入が空気侵入防止手段により防止されることとなる。従って、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの下側からの空気の侵入は完全に防止するが、前記出口ロールの上側からは適量の空気の侵入を許容するように構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から適量の空気の侵入が許容されることとなり、積繊チャンバー内が高度の真空状態とならず、積繊チャンバーの損傷(例えば、亀裂発生、破壊)が防止できる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第1の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえにより構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から空気の侵入が防止されることとなる。従って、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第1又は第2の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールを小径化して多数積層することにより構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー出口が多数積層された小径化された出口ロールによりほぼ完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への空気の侵入をほぼ防止することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第1又は第2の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールが該出口ロールの中心線と前記積繊チャンバーの出口線とを一致させた状態で配置することにより構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)に隙間が形成されることがなくなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入を防止することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第6の手段として、上記第5の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記出口ロールの前後に、前記積繊ドラムに接する小径のロールを配設することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)がロールにより完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入をより確実に防止することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第7の手段として、上記第1又は第2の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの軸方向端部に形成された小径部と、該小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材とにより構成することもでき、そのように構成した場合、出口ロールの軸方向端部に形成された小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材により、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間が閉塞されることとなり、簡単な構造で積繊チャンバー内への空気の侵入が確実に防止できる。
本願発明では、上記課題を解決するための第8の手段として、真空吸引部を具備し且つ吸収性物品を成形するための成形パターンを外周面に有する積繊ドラムと、解繊されたパルプを前記積繊ドラムの外周面に供給する積繊チャンバーと、該積繊チャンバーの出口側にあって前縁積繊ドラムに当接される出口ロールとを備えた製造装置を用いて吸収性物品を製造するに当たって、前記積繊チャンバーの出口と前記出口ロールとの間に形成される隙間から前記積繊チャンバー内への空気の侵入を防止する空気侵入防止手段を付設するようにしている。
上記のようにしたことにより、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間から積繊チャンバー内への空気の侵入が空気侵入防止手段により防止されることとなる。従って、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第9の手段として、上記第8の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの下側からの空気の侵入は完全に防止するが、前記出口ロールの上側からは適量の空気の侵入を許容するように構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から適量の空気の侵入が許容されることとなり、積繊チャンバー内が高度の真空状態とならず、積繊チャンバーの損傷(例えば、亀裂発生、破壊)が防止できる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第10の手段として、上記第8の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえにより構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から空気の侵入が防止されることとなる。従って、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第11の手段として、上記第8又は第9の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールを小径化して多数積層することにより構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー出口が多数積層された小径化された出口ロールによりほぼ完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への空気の侵入をほぼ防止することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第12の手段として、上記第8又は第9の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールが該出口ロールの中心線と前記積繊チャンバーの出口線とを一致させた状態で配置することにより構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)に隙間が形成されることがなくなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入を防止することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第13の手段として、上記第12の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記出口ロールの前後に、前記積繊ドラムに接する小径のロールを配設することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)がロールにより完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入をより確実に防止することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第14の手段として、上記第8又は第9の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの軸方向端部に形成された小径部と、該小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材とにより構成することもでき、そのようにした場合、出口ロールの軸方向端部に形成された小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材により、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間が閉塞されることとなり、簡単な構造で積繊チャンバー内への空気の侵入が確実に防止できる。
本願発明の第15の手段におけるように、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の手段を備えた製造装置を用いて製造した吸収性物品とすることもでき、そのようにした場合、吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品となる。
本願発明の第1の手段によれば、真空吸引部を具備し且つ吸収性物品を成形するための成形パターンを外周面に有する積繊ドラムと、解繊されたパルプを前記積繊ドラムの外周面に供給する積繊チャンバーと、該積繊チャンバーの出口側にあって前縁積繊ドラムに当接される出口ロールとを備えた吸収性物品の製造装置において、前記積繊チャンバーの出口と前記出口ロールとの間に形成される隙間から前記積繊チャンバー内への空気の侵入を防止する空気侵入防止手段を付設して、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間から積繊チャンバー内への空気の侵入が空気侵入防止手段により防止されるようにしたので、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの下側からの空気の侵入は完全に防止するが、前記出口ロールの上側からは適量の空気の侵入を許容するように構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から適量の空気の侵入が許容されることとなり、積繊チャンバー内が高度の真空状態とならず、積繊チャンバーの損傷(例えば、亀裂発生、破壊)が防止できる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第1の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえにより構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から空気の侵入が防止されることとなる。従って、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールを小径化して多数積層することにより構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー出口が多数積層された小径化された出口ロールによりほぼ完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への空気の侵入をほぼ防止することができる。
本願発明の第5の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールが該出口ロールの中心線と前記積繊チャンバーの出口線とを一致させた状態で配置することにより構成することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)に隙間が形成されることがなくなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入を防止することができる。
本願発明の第6の手段におけるように、上記第4の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記出口ロールの前後に、前記積繊ドラムに接する小径のロールを配設することもでき、そのように構成した場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)がロールにより完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入をより確実に防止することができる。
本願発明の第7の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えた吸収性物品の製造装置において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの軸方向端部に形成された小径部と、該小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材とにより構成することもでき、そのように構成した場合、出口ロールの軸方向端部に形成された小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材により、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間が閉塞されることとなり、簡単な構造で積繊チャンバー内への空気の侵入が確実に防止できる。
本願発明の第8の手段によれば、真空吸引部を具備し且つ吸収性物品を成形するための成形パターンを外周面に有する積繊ドラムと、解繊されたパルプを前記積繊ドラムの外周面に供給する積繊チャンバーと、該積繊チャンバーの出口側にあって前縁積繊ドラムに当接される出口ロールとを備えた製造装置を用いて吸収性物品を製造するに当たって、前記積繊チャンバーの出口と前記出口ロールとの間に形成される隙間から前記積繊チャンバー内への空気の侵入を防止する空気侵入防止手段を付設するようにして、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間から積繊チャンバー内への空気の侵入が空気侵入防止手段により防止されるようにしたので、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となるという効果がある。
本願発明の第9の手段におけるように、上記第8の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの下側からの空気の侵入は完全に防止するが、前記出口ロールの上側からは適量の空気の侵入を許容するように構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から適量の空気の侵入が許容されることとなり、積繊チャンバー内が高度の真空状態とならず、積繊チャンバーの損傷(例えば、亀裂発生、破壊)が防止できる。
本願発明の第10の手段におけるように、上記第8の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえにより構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー内に出口ロールの上側から空気の侵入が防止されることとなる。従って、積繊ドラム上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
本願発明の第11の手段におけるように、上記第8又は第9の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールを小径化して多数積層することにより構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー出口が多数積層された小径化された出口ロールによりほぼ完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への空気の侵入をほぼ防止することができる。
本願発明の第12の手段におけるように、上記第8又は第9の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールが該出口ロールの中心線と前記積繊チャンバーの出口線とを一致させた状態で配置することにより構成することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)に隙間が形成されることがなくなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入を防止することができる。
本願発明の第13の手段におけるように、上記第12の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記出口ロールの前後に、前記積繊ドラムに接する小径のロールを配設することもでき、そのようにした場合、積繊チャンバー出口部分における積繊ドラムとの接触部(即ち、下部側)がロールにより完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー内への下部側からの空気の侵入をより確実に防止することができる。
本願発明の第14の手段におけるように、上記第8又は第9の手段を備えた吸収性物品の製造方法において、前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの軸方向端部に形成された小径部と、該小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材とにより構成することもでき、そのようにした場合、出口ロールの軸方向端部に形成された小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材により、積繊チャンバーの出口と出口ロールとの間に形成される隙間が閉塞されることとなり、簡単な構造で積繊チャンバー内への空気の侵入が確実に防止できる。
本願発明の第14の手段におけるように、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の手段を備えた製造装置を用いて製造した吸収性物品とすることもでき、そのようにした場合、吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品となる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
以下の実施の形態における吸収性物品の製造装置は、従来技術の項において既に説明したものとほぼ同様な構成とされている。
この製造装置は、図1に示すように、真空吸引部2を有する積繊ドラム1と、粉砕機4において解繊されたパルプを空気流Wに乗せて前記積繊ドラム1の外周面に供給するチャンバー3と、高吸水性ポリマーPを前記チャンバー3内に散布するポリマー散布管5とを備えて構成されている。符号6は高吸水性ポリマーPを供給するポリマー供給手段、7は出口ロール、8は積繊された吸収性物品Aを搬出する搬出コンベアである。
前記積繊ドラム1は、図2に示すように、多数の通気孔を有する有孔体(例えば、ハニカムブリッジメッシュ)をドラム形状に成形してなっており、該有孔体の幅方向両端部をリング体13,13で覆うことにより、吸収性物品を積繊するための積繊キャビティ14が形成されている。該積繊キャビティ14には、縦長の吸収性物品を成形するための成形パターン9を有するパターンリング10が前記積繊ドラム1の回転方向Mに成形パターン9の長手方向が向くように配列されて着脱自在に配設されることとなっている。なお、成形パターン9の向きには制限はなく、例えば長手方向が積繊ドラム1の回転方向Mに対して直交する方向に向くようにすることもできる。ところで、パターンリングと有孔体との間には、多数の通孔を有するメッシュプレート11が介在せしめられている。このようにすることにより、パターンリングにおける成形パターンへの粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの均一な積繊が可能となるのである。符号12はメッシュプレート11の下方に配設される枠体である。
第1の実施の形態
図3には、本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部が示されている。
この場合、積繊チャンバー3の出口と出口ロール7との間に形成される隙間から前記積繊チャンバー3内への空気Wの侵入を防止する空気侵入防止手段Zが付設されている。該空気侵入防止手段Zは、積繊チャンバー3の出口において小径化された多数の出口ロール7A,7A・・を積層することにより構成されている。符号20はロール押さえである。このようにすると、積繊チャンバー3出口が多数積層された小径の出口ロール7A,7A・・によりほぼ完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー3内への空気の侵入をほぼ防止することができる。従って、積繊ドラム1上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
第2の実施の形態
図4には、本願発明の第2の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部が示されている。
この場合、第1の実施の形態における小径化された出口ロール7A,7A・・のそれぞれの軸方向端部にあって、該各出口ロール7Aの側方を覆うシール部材25が付設されている。このようにすると、積繊チャンバー3内への空気の侵入をより確実に防止することができる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第3の実施の形態
図5には、本願発明の第3の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部が示されている。
この場合、空気侵入防止手段Zは、出口ロール7を該出口ロール7の中心線Oと積繊チャンバー3の出口線Xとを一致させた状態で配置することにより構成されている。このようにすると、積繊チャンバー3出口部分における積繊ドラム1との接触部(即ち、下部側)に隙間が形成されることがなくなり、積繊チャンバー3内への下部側からの空気の侵入を防止することができる。その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第4の実施の形態
図6には、本願発明の第4の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部が示されている。
この場合、第3の実施の形態における空気侵入防止手段Zを構成する出口ロール7の軸方向端部にあって、該各出口ロール7Aの側方を覆うシール部材25が付設されている。このようにすると、積繊チャンバー3内への空気の侵入をより確実に防止することができる。その他の構成および作用効果は、第3の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第5の実施の形態
図7には、本願発明の第5の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部が示されている。
この場合、第3の実施の形態における空気侵入防止手段Zを構成する出口ロール7の前後に、積繊ドラム1に接する小径のロール23,24が配設されている。このようにすると、積繊チャンバー3の出口部分における積繊ドラム1との接触部(即ち、下部側)がロール23,24により完全に閉塞されることとなり、積繊チャンバー3内への下部側からの空気の侵入をより確実に防止することができる。その他の構成および作用効果は、第3の実施の形態におけると同様なので、説明を省略する。
第6の実施の形態
図8および図9には、本願発明の第6の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部が示されている。
この場合、積繊チャンバー3の出口と出口ロール7との間に形成される隙間から前記積繊チャンバー3内への空気Wの侵入を防止する空気侵入防止手段Zが付設されている。
前記空気侵入防止手段Zは、前記出口ロール7の軸方向端部に形成された小径部7a,7aと、該小径部7a,7aの上下に当接されるシール部21aと前記出口ロール7の上面を抑えるロール押さえ20の側方を覆う主体21bとからなる被覆部材21とにより構成されている。該被覆部材21は、フェルト、石綿、ゴム等の弾性部材からなっており、前記積繊チャンバー3の出口部分両側に取り付けられた支持部材22,22に対して固定されている。
また、前記空気侵入防止手段Zは、前記出口ロール7の下側からの空気Wの侵入を完全に防止するが、前記出口ロール7の上側からは適量の空気Wの侵入を許容するように構成されている。具体的には、前記被覆部材21の上端部と前記ロール押さえ20との間には、若干の開口Dが形成されている。このようにすると、積繊チャンバー3内に出口ロール7の上側に形成された開口Dから適量の空気Wの侵入が許容されることとなり、積繊チャンバー3内が高度の真空状態とならず、積繊チャンバー3の損傷(例えば、亀裂発生、破壊)が防止できる。
上記のように構成したことにより、積繊チャンバー3の出口と出口ロール7との間に従来形成されていた隙間が、被覆部材21により閉塞されるところから、積繊チャンバー3内への空気の侵入(特に、出口ロール7の下方側からの空気の侵入)が確実に防止されることとなる。従って、積繊ドラム1上に形成された吸収性物品の角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
しかも、本実施の形態の場合、出口ロール7の軸方向端部に小径部7a,7aを形成することと、小径部7a,7aの上下に当接してロール押さえ20の側方を覆う被覆部材21とによって空気侵入防止手段Zが構成できることとなり、簡単な構造で積繊チャンバー3内への空気の侵入が確実に防止できる。
第7の実施の形態
図10には、本願発明の第7の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部が示されている。
この場合、積繊チャンバー3の出口側にあって該積繊チャンバー3の出口上部と該出口部分に配設された出口ロール7の上面との間には、空気侵入防止手段Zとして作用するロール押さえ20が設けられている。このようにすると、積繊チャンバー3内に出口ロール7の上側から空気の侵入が防止されることとなる。従って、積繊ドラム1上に形成された吸収性物品Aの角部の耳折れ、メクレ、表面の穴あき等を起こすことがなくなるとともに、粉砕パルプおよび高吸水性ポリマーの固まり発生、吸収体内における高吸水性ポリマーの偏り、強度低下、ポリマーざらつき、厚み不均一、吸収性能低下など、製品上の品質を悪化させることもなくなり、安定した吸収性物品の製造が可能となる。
一般の吸収性物品の製造装置の概略構成図である。 図1に示す吸収性物品の製造装置における積繊ドラムの拡大斜視図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。 本願発明の第3の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。 本願発明の第4の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。 本願発明の第5の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。 本願発明の第6の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す正面図である。 本願発明の第6の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。 本願発明の第7の実施の形態にかかる吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。 従来の吸収性物品の製造装置の要部を示す側面図である。
符号の説明
1は積繊ドラム
2は真空吸引部
3は積繊チャンバー
7,7Aは出口ロール
7aは小径部
9は成形パターン
20はロール押さえ
21は被覆部材
23,24はロール
Aは吸収性物品
Dは開口
Oは中心線
Xは出口線
Zは空気侵入防止手段

Claims (15)

  1. 真空吸引部を具備し且つ吸収性物品を成形するための成形パターンを外周面に有する積繊ドラムと、解繊されたパルプを前記積繊ドラムの外周面に供給する積繊チャンバーと、該積繊チャンバーの出口側にあって前縁積繊ドラムに当接される出口ロールとを備えた吸収性物品の製造装置であって、前記積繊チャンバーの出口と前記出口ロールとの間に形成される隙間から前記積繊チャンバー内への空気の侵入を防止する空気侵入防止手段を付設したことを特徴とする吸収性物品の製造装置。
  2. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの下側からの空気の侵入は完全に防止するが、前記出口ロールの上側からは適量の空気の侵入を許容するように構成したことを特徴とする請求項1記載の吸収性物品の製造装置。
  3. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえにより構成したことを特徴とする請求項1記載の吸収性物品の製造装置。
  4. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールを小径化して多数積層することにより構成したことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載の吸収性物品の製造装置。
  5. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールが該出口ロールの中心線と前記積繊チャンバーの出口線とを一致させた状態で配置することにより構成したことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載の吸収性物品の製造装置。
  6. 前記出口ロールの前後には、前記積繊ドラムに接する小径のロールを配設したことを特徴とする請求項4記載の吸収性物品の製造装置。
  7. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの軸方向端部に形成された小径部と、該小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材とにより構成したことを特徴とする請求項1および2のいずれか一項記載の吸収性物品の製造装置。
  8. 真空吸引部を具備し且つ吸収性物品を成形するための成形パターンを外周面に有する積繊ドラムと、解繊されたパルプを前記積繊ドラムの外周面に供給する積繊チャンバーと、該積繊チャンバーの出口側にあって前縁積繊ドラムに当接される出口ロールとを備えた製造装置を用いて吸収性物品を製造するに当たって、前記積繊チャンバーの出口と前記出口ロールとの間に形成される隙間から前記積繊チャンバー内への空気の侵入を防止する空気侵入防止手段を付設したことを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  9. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの下側からの空気の侵入は完全に防止するが、前記出口ロールの上側からは適量の空気の侵入を許容するように構成したことを特徴とする請求項8記載の吸収性物品の製造方法。
  10. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえにより構成したことを特徴とする請求項8記載の吸収性物品の製造方法。
  11. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールを小径化して多数積層することにより構成したことを特徴とする請求項8および9のいずれか一項記載の吸収性物品の製造方法。
  12. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールが該出口ロールの中心線と前記積繊チャンバーの出口線とを一致させた状態で配置することにより構成したことを特徴とする請求項8および9のいずれか一項記載の吸収性物品の製造方法。
  13. 前記出口ロールの前後に、前記積繊ドラムに接する小径のロールを配設したことを特徴とする請求項12記載の吸収性物品の製造方法。
  14. 前記空気侵入防止手段を、前記出口ロールの軸方向端部に形成された小径部と、該小径部の上下に当接して前記出口ロールの上面を抑えるロール押さえの側方を覆う被覆部材とにより構成したことを特徴とする請求項8および9のいずれか一項記載の吸収性物品の製造方法。
  15. 上記請求項1、2、3、4、5、6および7のいずれか一項記載の製造装置を用いて製造したことを特徴とする吸収性物品。
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