JP2006121404A - バランスフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】
小型化に適したバランスフィルタを提供する。
【解決手段】
不平衡側の共振電極を構成するストリップライン共振器SL1aおよびSL1bと、該不平衡側ストリップラインに隣接対向して設けられた平衡側の共振電極を構成するストリップライン共振器SL2aおよびSL2bと、該平衡側ストリップラインに隣接対向して設けられた段数構成共振電極を構成するストリップライン共振器SL3aおよびSL3bと、平衡側の共振電極と帯域制御用共振電極とを結合するインピーダンス素子Zとでバランスフィルタを構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、不平衡−平衡の信号変換を行うバランの機能と、帯域制御行うフィルタの機能とを兼ね備えたバランスフィルタに関し、特に、小型化に有効なバランスフィルタに関する。
無線通信機器は、アンテナ、フィルタ、RFスイッチ、パワーアンプ、RF−IC、バラン等の各種高周波素子によって構成される。ここで、アンテナやフィルタ等の共振素子は、接地電位を基準とした不平衡型の信号を扱うが、高周波信号の生成や処理を行うRF−ICは、平衡型の信号を扱うため、両者を接続する場合には、非平衡−平衡変換器として機能するバランが使用される。
この種のバランとしては、例えば下記特許文献に示された構成が知られている。
特開2000−134009号公報 特開2001−36310号公報 これらの特許文献に開示されたバランは、不平衡線路と平衡線路との結合を結合線路を介して行うタイプのバランであり、その構造は、特許文献2の図3に開示されたように、不平衡線路と平衡線路とを一の基板上に形成するとともに、結合線路を他の基板上に形成し、不平衡線路と平衡線路の両方に結合線路を重ねることで、不平衡線路と平衡線路とを結合させた構造を有する。
このように構成されたバランの結合モードは、特許文献2の図8および段落0016で説明されているように、「不平衡信号端子3から入力した不平衡信号は、第1結合線路101、第2結合線路102、第3結合線路103とこの順に伝搬」するモードとなる。
しかし、この特許文献1および2に記載されたバランの構造では、得られる周波数特性が特許文献2の図4に示された特性となるため、バランとしては使用に耐え得るがフィルタに要求される帯域特性を確保することは困難である。
一方、近年では、バランとフィルタを一体化させたバランスフィルタも多数考案されており、無線通信機器の小型化が図られている。この種のバランスフィルタとしては、例えば下記特許文献に示された構成が知られている。
特開2003−087008号公報 この特許文献3に開示されたバランスフィルタは、1/4波長の共振器を用いて設計されたフィルタとバランが誘電体基板上で実現された構造を有し、フィルタを構成する誘電体層とバランを構成する誘電体層が積層されて一体形成される。
また、同文献には、RF−ICがDC成分に重畳された平衡信号を要求する場合に対応すべく、バランの内部にDC電源層を内層した構造が開示されており、さらなる小型化が図られている。
しかし、このように、バラン部とフィルタ部を別々に形成して一体化させる構造では、高減衰のフィルタ機能が求められる場合に、フィルタ部を多段化することが必要になるため、限られたスペースの中での設計自由度が確保できなくなり、小型化が非常に困難である。
そこで、本発明では、高減衰と小型化に有効なバランスフィルタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、前記不平衡側共振電極および/または前記平衡側共振電極に対して、一端に短絡端を有し他端に開放端を有する段数構成共振電極を隣接配置したことを特徴とする。
このように、バランを構成する共振電極に対して、一端に短絡端を有し他端に開放端を有する共振電極を隣接配置することで、該共振電極がバランを構成する共振電極と電磁界結合し、その結果、周波数特性上でトラップが形成されてフィルタとしての帯域制御効果を得ることができる。
また、請求項2記載の発明は、不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、前記不平衡側共振電極および/または平衡側共振電極に隣接して配置された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極とが互いに隣接して配置されたことを特徴とする。
このように構成することで、簡易な構造でバランとフィルタの両方の機能を備えたバランスフィルタが得られる。ここで、段数構成共振電極は、不平衡側共振電極と平衡側共振電極のいずれか一方または両方に隣接させて配置しても良く、望ましくは、平衡側共振電極に隣接して配置することで高減衰のフィルタ効果が得られる構成とする。
また、請求項3記載の発明は、不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、前記不平衡側共振電極または前記平衡側共振電極に対向して配置された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極とが互いに対向して配置されたことを特徴とする。
このように構成することで、簡易な構造でバランとフィルタの両方の機能を備えたバランスフィルタが得られる。ここで、段数構成共振電極は、不平衡側共振電極と平衡側共振電極のいずれか一方または両方に対向させて配置しても良く、望ましくは、平衡側共振電極に対向して配置することで高減衰のフィルタ効果が得られる構成とする。尚、段数構成共振電極の対向は全対向であっても部分対向であっても良い。
また、請求項4記載の発明は、不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、前記不平衡側共振電極および/または前記平衡側共振電極に隣接して配置された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極と前記段数構成共振電極は、いずれもストリップラインで形成されたことを特徴とする。
このように構成することで、各共振電極間で生じる電磁界結合が有効に利用されるため、簡易な構造でバランとフィルタの両方の機能を備えたバランスフィルタが得られる。
また、請求項5記載の発明は、第1の誘電体層上に形成された不平衡側共振電極と第2の誘電体層上に形成された平衡側共振電極とを第3および第4の誘電体層上にそれぞれ形成された一対のGND電極で挟持してストリップライン構造を構成したバランスフィルタにおいて、第5の誘電体層上に形成された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極とが互いに対向して配置されるとともに、前記平衡側共振電極と前記段数構成共振電極とが互いに対向して配置されたことを特徴とする。
このように構成することで、バランを構成する共振電極に段数構成共振電極が結合し、その結果、周波数特性上でトラップが形成されるため、簡易な構造でバランとフィルタの両方の機能を備えたバランスフィルタが得られる。
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、第6の誘電体層上に形成された波長短縮電極をさらに備え、該波長短縮電極を介して前記段数構成共振電極の一端が短絡されたことを特徴とする。
このように構成することで、段数構成共振電極の片端を短絡させることができるとともに、波長短縮電極による波長短縮効果が得られるため、小型構造で好適なフィルタの帯域制御効果を得ることができる。
また、請求項7記載の発明は、請求項5記載の発明において、第6の誘電体層上に形成されたDC電極をさらに備え、前記DC電極は、前記段数構成共振電極と前記GND電極との間に配置されるとともに、前記平衡側共振電極に接続されたことを特徴とする。
このように構成することで、積層構造を利用したDC供給ラインの内層化が可能になるため、小型構造でDC供給ラインを備えたバランスフィルタを提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、小型構造で高減衰のバランスフィルタを提供することが可能になる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。尚、本発明は、以下説明する実施形態に限らず適宜変更可能である。
図1は、本実施形態に係るバランスフィルタの特徴を示す等価回路図である。同図に示すように、本実施形態に係るバランスフィルタは、不平衡側の共振電極を構成するストリップライン共振器SL1aおよびSL1bと、平衡側の共振電極を構成するストリップライン共振器SL2aおよびSL2bと、片側短絡片側開放の段数構成共振電極を構成するストリップライン共振器SL3aおよびSL3bとで構成される。
不平衡側共振電極SL1aおよびSL1bは、それぞれλ/4ストリップラインで形成され、同図に示すように該各ストリップラインの一端で相互に接続される。そして、不平衡側共振電極SL1aの他端が不平衡端子Z<SUB>UB</SUB>に接続されるとともに、不平衡側共振電極SL1bの他端が開放端として構成される。
平衡側共振電極SL2aおよびSL2bは、それぞれ片端短絡型のλ/4ストリップラインで形成され、同図に示すように、不平衡側共振電極SL1aおよびSL1bとそれぞれ隣接して配置され、これらの開放端側が平衡端子Z<SUB>BLa</SUB>およびZ<SUB>BLb</SUB>にそれぞれ接続される。
帯域制御用共振電極SL3aおよびSL3bは、それぞれ片端短絡片側開放のストリップラインで形成され、同図に示すように、平衡側共振電極SL2aおよびSL2bとそれぞれ隣接して配置される。この帯域制御用共振電極SL3aおよびSL3bの長さは、λ/4を基本として適宜調整された長さとなる。
平衡側共振電極SL2aおよびSL2bと帯域制御用共振電極SL3aおよびSL3bとは、各共振器の短絡端が同方向に向いたコムライン配置で構成しても、短絡端が逆方向に向いたインだーディジタル配置で構成しても良い。
このように構成することにより、各共振器と隣接する共振器との間で電磁界結合が生じ、その結果、不平衡側共振電極SL1aおよびSL1bと平衡側共振電極SL2aおよびSL2bとの結合によってバラン部が形成され、平衡側共振電極SL2aおよびSL2bと帯域制御用共振電極SL3aおよびSL3bとの結合によってフィルタ部が形成される。
その結果、平衡側共振電極SL2aおよびSL2bがバラン部とフィルタ部とで共用された構造でバラン機能とフィルタ機能を得ることができるため、構造が簡単で小型・低価格のバランスフィルタを実現することができる。
図2は、図1に示したバランスフィルタを多段で構成した場合の例を示す等価回路図である。同図に示すように、図1に示したバランスフィルタのフィルタ機能を強化したい場合には、平衡側共振電極と隣接する側に帯域制御用共振電極SLA1aおよびSLA1b〜SLANaおよびSLANbを多段配置すれば良く、さらに、不平衡側共振電極と隣接する側に帯域制御用共振電極SLB1aおよびSLB1b〜SLBNaおよびSLBNbを多段配置しても良い。
図3は、図1に示したバランスフィルタの短絡端と開放端の向きを変更した場合を例を示す等価回路図である。同図に示すように、平衡側共振電極SL2aとSL2bとを該各共振電極の接続点で短絡し、平衡側共振電極の開放端に平衡端子Z<SUB>BLa</SUB>およびZ<SUB>BLb</SUB>を接続する構成としても良い。この場合は、帯域制御用共振電極も平衡側共振電極に対応してSL3aとSL3bとの接続点で短絡する構成とすることが望ましい。
図4は、本実施形態に係るバランスフィルタが組み込まれるRFフロントエンド部の構成を示す回路ブロック図である。同図に示す無線通信回路は、送信経路TXと受信経路RXの双方にバランスフィルタ(Balance Filter)を組み込み、送信経路TX側に配置したバランスフィルタにDC電源を供給した例である。
同図に示すように、この無線通信回路14は、電波の送受信を行うアンテナ(ANT)と、送信経路TXと受信経路RXの切替を行う高周波スイッチ(RF−SW)と、送信経路TXの信号を増幅するパワーアンプ(PA)と、受信経路RXの信号を増幅するローノイズアンプ(LNA)と、送信経路TXおよび受信経路RXのそれぞれに配置されたバランスフィルタ(Balance Filter)と、高周波信号の生成や処理を行う集積回路(RF−IC)とから構成される。尚、送信経路TXと受信経路RXの切替は、集積回路(RF−IC)の制御ポート(CONT)から出力される信号によって行われる。
アンテナ(ANT)が受信した信号は、高周波スイッチ(RF−SW)、ローノイズアンプ(LNA)を経由して、GND電位を基準とした不平衡信号の形でバランスフィルタ(Balance Filter)に入力され、このバランスフィルタによって不平衡信号が180°の位相差を有する平衡信号に変換され、集積回路(RF−IC)の受信ポートRXに入力される。
一方、集積回路(RF−IC)が生成した送信信号は、平衡信号の形で送信ポートTXから送信用のバランスフィルタ(Balance Filter)に入力され、このバランスフィルタによって、DCバイアスが平衡端子に印加された状態で平衡信号が不平衡信号に変換され、パワーアンプ(PA)、高周波スイッチ(RF−SW)を経由して、アンテナ(ANT)から放出される。
尚、同図に示す例では、送信経路TXに配置したバランにDC信号を加える構成について説明したが、無線通信回路の仕様に応じて、受信経路RX側にDC信号を加える構成としても良く、また、送信および受信のいずれの経路にもDC信号を加えない構成としても良い。
図5は、図4に示した送信側バランスフィルタの等価回路を示す回路ブロック図である。同図に示すように、DC信号が供給される送信側のバランスフィルタは、不平衡側の共振電極を構成するストリップライン共振器SL1aおよびSL1bと、平衡側の共振電極を構成するストリップライン共振器SL2aおよびSL2bと、帯域制御用の共振電極SL3aおよびSL3bと、交流信号バイパス用のコンデンサC1およびC2とから構成され、図4に示したパワーアンプ(PA)とは、不平衡端子Z<SUB>UB</SUB>を介して不平衡端子側で接続され、集積回路(RF−IC)とは、平衡端子Z<SUB>BLa</SUB>およびZ<SUB>BLb</SUB>を介して平衡端子側で接続される。
図6は、図4に示した受信側バランスフィルタの等価回路を示す回路ブロック図である。同図に示すように、この受信側のバランスフィルタは、図5に示した送信側のバランスフィルタからDC供給部分を省略した構成を有し、送信側バランスフィルタの交流信号のバイパス用コンデンサC1およびC2に替えて、特性調整用コンデンサC3を備えた構造を有する。
図7は、本実施形態に係るバランスフィルタの外観構造を示す斜視図である。同図に示すように、このバランスフィルタ10は、外部端子電極として、不平衡端子510と、平衡端子512a、512bと、DC端子514と、GND端子516a、516bとを備える。
図8は、図7に示したバランスフィルタのA−A’視図を示す断面図である。同図に示すように、このバランスフィルタは、GND端子516a、516bに接続されたGND電極112−1とGND電極112−2と間に、誘電体層上に形成された不平衡側共振電極102と、平衡側共振電極104と、段数構成共振電極108と、DC電極110とが積層配置されたストリップライン構造を有する。
ここで、不平衡側共振電極102と平衡側共振電極104とは、誘電体層を介して互いに隣接対向関係となる位置に形成され、これらの結合によってバラン部が構成される。
また、平衡側共振電極104と帯域制御用共振電極108とは、誘電体層を介して互いに隣接対向関係となる位置に形成され、これらの結合によってフィルタ部が構成される。ここで、帯域制御用共振電極108にはGND電極112−1との間で容量結合させた波長短縮電極114が接続される。
また、段数構成共振電極108とGND電極112−2との間には、DC端子514に接続されたDC電極110が配置され、このDC電極は、該DC電極とGND電極112−2との間に生じる容量結合を伴ってDC供給層として機能する。
尚、不平衡側共振電極102は、不平衡端子510に接続され、平衡端子側共振電極104は、図7に示した不平衡端子512a、512bに接続され、GND電極112−1および112−2は、GND端子516a、516bに接続され、DC電極110は、DC端子514に接続される。
図9は、図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第1の分解平面図である。同図(a)に示すように、第1の誘電体層20−1上には、非接続端子NCと、DC端子514と、不平衡端子510と、平衡端子512aおよび512bと、GND端子516a、516bとが形成され、これらにより本バランスフィルタの天面が構成される。
また、同図(b)に示すように、第2の誘電体層20−2上には、GND電極112−1が前述のGND端子516aおよび516bと接した状態で形成され、この第2の誘電体層20−2が同図(a)に示した第1の誘電体層20−1の下層に配置される。
図10は、図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第2の分解平面図である。同図(a)に示すように、第3の誘電体層20−3上には、前述の不平衡端子512に接続された入出力電極106が形成され、この第3の誘電体層20−3が前図(b)に示した第2の誘電体層20−2の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第4の誘電体層20−4上には、λ/2の長さを有する不平衡側共振電極102が同図(a)に示した入出力電極106とビア接続された状態で形成され、この第4の誘電体層20−4が同図(a)に示した第3の誘電体層20−3の下層に配置される。尚、図中ビアが配設される経路を点線で示し、ビアの接続点を黒点で示す(以後同様)。
図11は、図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第3の分解平面図である。同図(a)に示すように、第5の誘電体層20−5上には、前述の平衡端子512aおよび512bからλ/4の長さでそれぞれ延伸形成された2つのストリップライン104aおよび104bから成る平衡側共振電極104が形成され、この第5の誘電体層20−5が前図(b)に示した第4の誘電体層20−4の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第6の誘電体層20−6上には、同図(a)に示した平衡側共振電極104と後述のDC電極110とを接続するためのビアが形成され、この第6の誘電体層20−6が前図(a)に示した第5の誘電体層20−5の下層に配置される。
図12は、図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第4の分解平面図である。同図(a)に示すように、第7の誘電体層20−7上には、段数構成共振電極108が後述の波長短縮電極114とビア接続された状態で形成され、この第7の誘電体層20−7が前図(b)に示した第6の誘電体層20−6の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第8の誘電体層20−8上には、前述の平衡側共振電極104と後述のDC電極110とを接続するためのビアと、前述の段数構成共振電極108と後述の波長短縮電極114とを接続するためのビアが形成され、この第8の誘電体層20−8が同図(a)に示した第7の誘電体層20−7の下層に配置される。
図13は、図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第5の分解平面図である。同図(a)に示すように、第9の誘電体層20−9上には、平衡側共振電極にビア接続されたDC電極110と段数構成共振電極108にビア接続された波長短縮電極114−1および114−2が形成され、この第9の誘電体層20−9が前図(b)に示した第8の誘電体層20−8の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第10の誘電体層20−10上には、前述のGND端子516aおよび516bに接続されたGND電極112−2が形成され、この第10の誘電体層20−10が同図(a)に示した第9の誘電体層20−9の下層に配置される。
図14は、図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第6の分解平面図である。同図に示すように、第11の誘電体層20−11上には、DC端子514と、不平衡端子510と、平衡端子512aおよび512bと、GND端子516aおよび516bとが形成され、これらにより本バランスフィルタの底面が構成される。この第11の誘電体層20−11は、前図(b)に示した第10の誘電体層20−10の下層に配置される。
尚、上述した各誘電体層20−1〜20−11は、積層・焼成工程を経て一体形成され、複数の誘電体層により構成された積層型のバランスフィルタとして完成する。尚、図中510〜516の符号で示した各外部電極端子は、積層・焼成後に塗布やメッキで形成することが望ましく、また、上述した各誘電体層20−1〜20−11の間には他の中間層を介在させてもよい。
図15は、図8に示したバランスフィルタの等価回路を示す回路図である。同図に示すように、本バランスフィルタは、不平衡側共振電極102によってストリップライン共振器SL1aおよびSL1bが形成され、平衡側共振電極104によってストリップライン共振器SL2aおよびSL2bが形成され、段数構成共振電極108によってストリップライン共振器SL3aおよびSL3bが形成される。
そして、波長短縮電極114の介在によって、帯域制御ストリップラインSL3aおよびSL3bとGND電極112−1との間に容量結合成分CaおよびCbがそれぞれ形成され、DC電極110の介在によって、該DC電極110とGND電極112−2との間に容量結合Ccが形成され、この容量結合Ceが交流信号バイパス用のコンデンサとして機能する。
図16は、図8に示したバランスフィルタの減衰特性を示す特性図である。同図に示すように、図8に示したバランスフィルタの減衰特性(ATT1)は、簡易な構造であるにも拘わらず、従来の多段化されたバランスフィルタの減衰特性(ATT2)と同等の減衰特性を得ることができる。
図17は、図8に示したバランスフィルタの通過帯域付近の減衰特性を示す拡大特性図である。同図に示すように、従来の多段化されたバランスフィルタの減衰特性(ATT2)は1dB以上低下しているのに対し、図8に示したバランスフィルタの減衰特性(ATT1)は、0.3dB程度であるため、従来の多段化手法よりも低損失なバランスフィルタを提供することが可能である。
図18は、図8に示したバランスフィルタの変形例を示す断面図である。同図に示すバランスフィルタは、図8に示した波長短縮電極の位置と、段数構成共振電極108の形状を変更した場合の構成例である。その他の構成は図8に示したバランスフィルタと同様である。同図に示すように、本実施形態の波長短縮電極114は、平衡側共振電極104と段数構成共振電極108との間に配置される。
図19は、図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第1の分解平面図である。同図(a)に示すように、第1の誘電体層20−1上には、非接続端子NCと、DC端子514と、不平衡端子510と、平衡端子512aおよび512bと、GND端子516a、516bとが形成され、これらにより本バランスフィルタの天面が構成される。
また、同図(b)に示すように、第2の誘電体層20−2上には、GND電極112−1が前述のGND端子516aおよび516bと接した状態で形成され、この第2の誘電体層20−2が同図(a)に示した第1の誘電体層20−1の下層に配置される。
図20は、図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第2の分解平面図である。同図(a)に示すように、第3の誘電体層20−3上には、前述の不平衡端子512に接続された入出力電極106が形成され、この第3の誘電体層20−3が前図(b)に示した第2の誘電体層20−2の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第4の誘電体層20−4上には、λ/2の長さを有する不平衡側共振電極102が同図(a)に示した入出力電極106とビア接続された状態で形成され、この第4の誘電体層20−4が同図(a)に示した第3の誘電体層20−3の下層に配置される。
図21は、図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第3の分解平面図である。同図(a)に示すように、第5の誘電体層20−5上には、前述の平衡端子512aおよび512bからλ/4の長さでそれぞれ延伸形成された2つのストリップライン104aおよび104bから成る平衡側共振電極104が形成され、この第5の誘電体層20−5が前図(b)に示した第4の誘電体層20−4の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第6の誘電体層20−6上には、同図(a)に示した平衡側共振電極104と後述のDC電極110とを接続するためのビアが形成され、この第6の誘電体層20−6が前図(a)に示した第5の誘電体層20−5の下層に配置される。
図22は、図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第4の分解平面図である。同図(a)に示すように、第7の誘電体層20−7上には、波長短縮電極114aおよび114bが前述のGND端子514aおよび514bとそれぞれ接した状態で形成され、この第7の誘電体層20−7が前図(b)に示した第6の誘電体層20−6の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第8の誘電体層20−8上には、段数構成共振電極108が前述の波長短縮電極114と対向した状態で形成され、この第8の誘電体層20−8が同図(a)に示した第7の誘電体層20−7の下層に配置される。
図23は、図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第5の分解平面図である。同図(a)に示すように、第9の誘電体層20−9上には、前述の平衡側共振電極104と後述のDC電極110とを接続するためのビアが形成され、この第9の誘電体層20−9が前図(b)に示した第8の誘電体層20−8の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第10の誘電体層20−10上には、前述の平衡側共振電極104にビア接続されたDC電極110が形成され、この第10の誘電体層20−10が同図(a)に示した第9の誘電体層20−9の下層に配置される。
図24は、図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第6の分解平面図である。同図(a)に示すように、第11の誘電体層20−11上には、前述のGND端子516aおよび516bに接続されたGND電極112−2が形成され、この第11の誘電体層20−11が前図(b)に示した第10の誘電体層20−10の下層に配置される。
また、同図(b)に示すように、第12の誘電体層20−12上には、DC端子514と、不平衡端子510と、平衡端子512aおよび512bと、GND端子516aおよび516bとが形成され、これらにより本バランスフィルタの底面が構成される。この第12の誘電体層20−12は、同図(a)に示した第11の誘電体層20−11の下層に配置される。
尚、上述した各誘電体層20−1〜20−12は、積層・焼成工程を経て一体形成され、複数の誘電体層により構成された積層型のバランスフィルタとして完成する。尚、図中510〜516の符号で示した各外部電極端子は、積層・焼成後に塗布やメッキで形成することが望ましく、また、上述した各誘電体層20−1〜20−12の間には他の中間層を介在させてもよい。
図25は、図22に示した第8の誘電体層上に形成された段数構成共振電極の変形例を示す分解平面図である。図22に示した段数構成共振電極108はオープンで構成したが、同図に示すように、段数構成共振電極108は中点をGNDに接続する構成としても良い。
本発明によれば、簡易な構造で高減衰のバランスフィルタが実現できるため、より小型化が要求される無線通信機器への適用が期待される。
本実施形態に係るバランスフィルタの特徴を示す等価回路図である。 図1に示したバランスフィルタを多段で構成した場合の例を示す等価回路図である。 図1に示したバランスフィルタの短絡端と開放端の向きを変更した場合を例を示す等価回路図である。 本実施形態に係るバランスフィルタが組み込まれるRFフロントエンド部の構成を示す回路ブロック図である。 図4に示した送信側バランスフィルタの等価回路を示す回路ブロック図である。 図4に示した受信側バランスフィルタの等価回路を示す回路ブロック図である。 本実施形態に係るバランスフィルタの外観構造を示す斜視図である。 図7に示したバランスフィルタのA−A’視図を示す断面図である。 図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第1の分解平面図である。 図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第2の分解平面図である。 図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第3の分解平面図である。 図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第4の分解平面図である。 図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第5の分解平面図である。 図8に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第6の分解平面図である。 図8に示したバランスフィルタの等価回路を示す回路図である。 図8に示したバランスフィルタの減衰特性を示す特性図である。 図8に示したバランスフィルタの通過帯域付近の減衰特性を示す拡大特性図である。 図8に示したバランスフィルタの変形例を示す断面図である。 図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第1の分解平面図である。 図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第2の分解平面図である。 図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第3の分解平面図である。 図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第4の分解平面図である。 図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第5の分解平面図である。 図18に示したバランスフィルタの各層における電極の構成を示す第6の分解平面図である。 図22に示した第8の誘電体層上に形成された段数構成共振電極の変形例を示す分解平面図である。
符号の説明
10…バランスフィルタ、14…無線通信回路、20…誘電体基板、102…不平衡側共振電極、104…平衡側共振電極、106…入出力電極、108…段数構成共振電極、110…DC電極、112…GND電極、114…波長短縮電極、510…不平衡端子、512…平衡端子、514…DC端子、516…GND端子

Claims (7)

  1. 不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、
    前記不平衡側共振電極および/または前記平衡側共振電極に対して、一端に短絡端を有し他端に開放端を有する段数構成共振電極を隣接配置したことを特徴とするバランスフィルタ。
  2. 不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、
    前記不平衡側共振電極および/または平衡側共振電極に隣接して配置された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、
    前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極とが互いに隣接して配置されたことを特徴とするバランスフィルタ。
  3. 不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、
    前記不平衡側共振電極または前記平衡側共振電極に対向して配置された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、
    前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極とが互いに対向して配置されたことを特徴とするバランスフィルタ。
  4. 不平衡側共振電極と平衡側共振電極とを備えたバランスフィルタにおいて、
    前記不平衡側共振電極および/または前記平衡側共振電極に隣接して配置された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、
    前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極と前記段数構成共振電極は、いずれもストリップラインで形成されたことを特徴とするバランスフィルタ。
  5. 第1の誘電体層上に形成された不平衡側共振電極と第2の誘電体層上に形成された平衡側共振電極とを第3および第4の誘電体層上にそれぞれ形成された一対のGND電極で挟持してストリップライン構造を構成したバランスフィルタにおいて、
    第5の誘電体層上に形成された短絡端と開放端とを有する段数構成共振電極を備え、
    前記不平衡側共振電極と前記平衡側共振電極とが互いに対向して配置されるとともに、前記平衡側共振電極と前記段数構成共振電極とが互いに対向して配置されたことを特徴とするバランスフィルタ。
  6. 第6の誘電体層上に形成された波長短縮電極をさらに備え、該波長短縮電極を介して前記段数構成共振電極の一端が短絡されたことを特徴とする請求項5記載のバランスフィルタ。
  7. 第6の誘電体層上に形成されたDC電極をさらに備え、
    前記DC電極は、前記段数構成共振電極と前記GND電極との間に配置されるとともに、前記平衡側共振電極に接続されたことを特徴とする請求項8記載のバランスフィルタ。
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