JP2006120998A - 太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置 - Google Patents

太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性よく効率的に正確に太陽電池セルとインターコネクタを半田付けできる太陽電池モジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】受け渡し可能に隣接する位置決めベルト110および加熱ベルト120と、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルト130とを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトが所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている製造装置100を用い、太陽電池セルとインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟みインターコネクタを双方の案内溝に収容した状態で搬送しつつ半田付けする工程を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置に関し、詳しくは、太陽電池モジュールの生産性を向上させるための製造方法と製造装置に関する。
この発明に関連する従来技術としては、インターコネクタを太陽電池セルの電極に電気溶接によって接合することにより複数の太陽電池セルを直列接続した太陽電池モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62−42468号公報
一般に、太陽電池による太陽光発電では、太陽電池セル1枚あたりの出力が数ワット程度と僅かであるため、適切な出力が得られるように複数の太陽電池セルを電気的に接続した太陽電池モジュールが利用されている。
太陽電池モジュールの製造工程では、隣接する太陽電池セルの受光面電極と裏面電極を細長いインターコネクタによって直列接続した太陽電池ストリングが作製される。
隣接する太陽電池セルの受光面電極と裏面電極をインターコネクタによって接続する方法としては電気溶接方式と半田付け方式があるが、最近では半田付け方式が主流になりつつある。
半田付け方式では、半田コーティングが施された太陽電池セルの電極上にインターコネクタを位置決めして載置し、載置されたインターコネクタを押さえピンで押さえながら、熱風を局部的に吹きつけるか、或いは、加熱ランプを局部的に照射することにより半田付けを行うのが一般的である。
この方式によれば、インターコネクタを局所的に押さえつけるため、インターコネクタを介して押さえ付けられた箇所を起点として太陽電池セルに割れが生じる恐れがある。また、インターコネクタの形状を変更する場合には、そのインターコネクタを太陽電池セルの電極に半田付けするうえで最適となる押さえピンの高さや押さえピンの押圧力を別途微調整する必要が生じる。
また、インターコネクタは細長い金属であるため、反りがあると正確な直線とならないことがある。このため、インターコネクタを局所的に押さえ付けながら半田付けする上記方式では、反りによって直線のでていないインターコネクタに対応することができず、半田付けされるべき箇所に部分的な浮きが生じたり、インターコネクタが太陽電池セルの電極からずれてしまう恐れがある。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたものであり、太陽電池セルとインターコネクタを生産性よく効率的に半田付けでき、かつ、インターコネクタの反りの影響を受けることなく常に正確な位置関係で太陽電池セルとインターコネクタを半田付けできる太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置を提供するものである。
この発明は、位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを半田付けするための装置であって受け渡し可能に隣接する位置決めベルトおよび加熱ベルトと、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルトとを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトが所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている製造装置を用い、位置決めベルトの上流側で複数の太陽電池セルとそれら太陽電池セルを接続するのに必要なインターコネクタを位置決めして位置決めベルトの下流側に搬送し、位置決めベルトの下流側まで搬送された太陽電池セルとインターコネクタを位置決めベルトと押さえベルトで挟みながら加熱ベルト上へ渡し、加熱ベルトへ渡された太陽電池セルとインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟みインターコネクタを双方の案内溝に収容した状態で搬送しつつ半田付けする工程を備える太陽電池モジュールの第1の製造方法を提供するものである。
この発明によれば、位置決めベルト上で複数の太陽電池セルとそれら太陽電池セルを接続するのに必要なインターコネクタを位置決めし、位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを位置決めベルトと押さえベルトで挟みながら加熱ベルト上へ渡し、加熱ベルトへ渡された太陽電池セルとインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟んで搬送しながら半田付けするので、生産性よく効率的に太陽電池セルとインターコネクタを半田付けすることができる。
また、インターコネクタに太陽電池セルの表面に対して垂直方向、或いは、水平方向の反りが生じている場合であっても、インターコネクタを収容する案内溝がその反りを矯正しつつ半田付けすることとなるので、太陽電池セルとインターコネクタを常に正確な位置関係で半田付けすることができる。
さらに、インターコネクタが加熱ベルトと押さえベルトの双方の案内溝に収容されることにより、太陽電池セルとインターコネクタの接触領域に過度の押圧力が加わることを防止でき、この結果、太陽電池セルの割れを防止できるようになる。
この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法は、位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを半田付けするための装置であって受け渡し可能に隣接する位置決めベルトおよび加熱ベルトと、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルトとを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトが所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている製造装置を用い、位置決めベルトの上流側で複数の太陽電池セルとそれら太陽電池セルを接続するのに必要なインターコネクタを位置決めして位置決めベルトの下流側に搬送し、位置決めベルトの下流側まで搬送された太陽電池セルとインターコネクタを位置決めベルトと押さえベルトで挟みながら加熱ベルト上へ渡し、加熱ベルトへ渡された太陽電池セルとインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟みインターコネクタを双方の案内溝に収容した状態で搬送しつつ半田付けする工程を備えることを特徴とする。
この発明において、太陽電池モジュールとは、複数の太陽電池セルがインターコネクタによって電気的に接続された太陽電池ストリング、或いは、太陽電池ストリングが透光性の樹脂で封止されさらに枠体が取り付けられたものを意味する。
太陽電池セルとしては、例えば、光電変換層の表面と裏面に受光面電極と裏面電極がそれぞれ形成されたものを用いることができる。
光電変換層としては、例えば、厚さが200〜400μm程度のp型またはn型シリコン基板に、n型またはp型の不純物が拡散されてpn接合層が形成されたものを用いることができる。
受光面電極および裏面電極としては、例えば、光電変換層の表面および裏面に金属粉末を含む金属ペーストをスクリーン印刷法などの方法によりそれぞれ印刷し、焼成して形成されたものを用いることができる。
受光面電極は、例えば、インターコネクタが接続される細長い接続用電極と、接続用電極に直交する極細のグリッド電極が互いに交差してなる櫛形であってもよい。また、受光面電極は、例えば、銀からなっていてもよい。
一方、裏面電極は光電変換層の裏面側のほぼ全面に形成され一部に開口部を有する裏面アルミ電極と、裏面アルミ電極の開口部に形成されインターコネクタが接続される接続用銀電極とからなっていてもよい。
受光面側の接続用電極と、裏面側の接続用銀電極は、後のインターコネクタとの半田付けのために予め半田コーティングが施されていることが好ましい。
インターコネクタとしては、例えば、細長い棒状、平板状、丸棒状のものを用いることができ、水平視で直線状、或いは、厚さ方向に高低差を有する波状であってもよい。インターコネクタの材料としては、例えば、銅、アルミ、或いはそれらの合金からなるものを用いることができる。
この発明において、案内溝とはインターコネクタの形状に対応し、インターコネクタを収容できる深さと幅を有しているものを意味する。ここで深さとは、ベルトの進行方向に対して垂直方向の寸法であり、幅とはベルトの進行方向に対して水平かつ直交する方向の寸法を意味する。
この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法において、加熱ベルトおよび押さえベルトは複数のプーリによってそれぞれ巻き回され、加熱ベルトおよび押さえベルトは内周面にそれぞれ突条が形成され、各プーリには前記ベルトの突条に対応した溝が形成されていていてもよい。
このような製造方法によれば、加熱ベルトおよび押さえベルトがプーリからベルトの幅方向にずれることを防止できるので、太陽電池セルとインターコネクタをより正しい位置関係で搬送し、より正確な位置関係で半田付けすることができる。
この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法において、加熱ベルトおよび押さえベルトはインターコネクタに接する中央部と、中央部の両側に配され太陽電池セルに接する両側部とからそれぞれ構成され、中央部と両側部は隣接しつつ互いに分離して双方の位置関係を相対的に変化させることができ、両側部に対して中央部をベルトの厚さ方向に移動させると共に、中央部に対して両側部をベルトの進行方向に対して水平かつ直交する方向にそれぞれ移動させることにより加熱ベルトおよび押さえベルトの外周面と内周面に任意の幅と深さを有する案内溝と前記案内溝の深さに対応した高さの突条がそれぞれ形成されてもよい。
このような製造方法によれば、両側部に対して中央部をベルトの厚さ方向に移動させると共に、中央部に対して両側部をベルトの進行方向に対して水平かつ直交する方向にそれぞれ移動させることにより、加熱ベルトと押さえベルトの外周面と内周面に任意の幅と深さを有する案内溝と前記案内溝の深さに対応した突条をそれぞれ形成できる。
このため、同一の製造装置で様々な形状のインターコネクタに対応できるようになる。
さらには、案内溝の幅と深さを適宜調整することにより、インターコネクタから太陽電池セルに与えられる押圧力や位置ズレ精度を最適化することができ、太陽電池セルの割れを防止しつつ、より正確な位置関係で良好な半田付けを行うことが可能となる。
この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法において、位置決めベルトはその外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝が形成されていてもよい。
このような製造方法によれば、位置決めベルトの上流側で位置決めされた複数の太陽電池セルとそれら太陽電池セルを接続するのに必要なインターコネクタが、位置決めベルトの下流側へ搬送されるまでの間に位置ズレを起こすことを防止できるようになり、より正確な位置関係で半田付けを行うことが可能となる。
また、この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法において、位置決めベルトは少なくともその表面が樹脂製であってもよい。
このような構成によれば、位置決めベルトの屈曲性が高くなるので、位置決めベルトを巻き回すプーリの径を小さくできる。
このため、受け渡し可能に隣接する位置決めベルトと加熱ベルトの隙間を極力つめることができ、位置決めベルトから加熱ベルトへの受け渡し時に太陽電池セルおよびインターコネクタの位置ズレならびに太陽電池セルに加わる衝撃を極力抑制することができる。
なお、位置決めベルトの具体的な構成としては、例えば、布状の芯材の表面に樹脂を含浸させたものを用いることができる。
芯材の材料としては、例えば、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、麻繊維、綿繊維、スチール繊維などを挙げることができる。
一方、含浸させる樹脂としては、例えば、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、テフロン(登録商標)樹脂、合成ゴムなどを挙げることができる。
また、この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法において、位置決めベルトは、位置決めベルトの上流側で位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを、位置決めされた状態のまま位置決めベルトの下流側へ搬送するための真空吸着穴が形成されていてもよい。
また、この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法において、加熱ベルトおよび押さえベルトは薄い金属からなっていてもよい。
また、この発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法において、加熱ベルトおよび押さえベルトの対向部はシュラウドで覆われ、シュラウド内は窒素の雰囲気に保たれてもよい。
また、この発明は別の観点からみると、上述のこの発明による太陽電池モジュールの第1の製造方法に用いられる製造装置であって、受け渡し可能に隣接する位置決めベルトおよび加熱ベルトと、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルトとを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトが所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている太陽電池モジュールの第1の製造装置を提供するものでもある。
この発明による太陽電池モジュールの第1の製造装置において、位置決めベルトは少なくともその表面が樹脂製であってもよい。
また、この発明による太陽電池モジュールの第1の製造装置において、位置決めベルトは、位置決めベルトの上流側で位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを、位置決めされた状態のまま位置決めベルトの下流側へ搬送するための真空吸着穴が形成されていてもよい。
また、この発明による太陽電池モジュールの第1の製造装置において、加熱ベルトおよび押さえベルトは薄い金属からなっていてもよい。
また、この発明による太陽電池モジュールの第1の製造装置において、加熱ベルトおよび押さえベルトの対向部はシュラウドで覆われ、シュラウド内は窒素の雰囲気に保たれてもよい。
また、この発明はさらに別の観点からみると、位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを半田付けするための装置であって互いに対向する加熱ベルトおよび押さえベルトと、加熱ベルトおよび押さえベルトをそれらが互いに付勢しあう方向にそれぞれ付勢する弾性体とを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトは所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている製造装置を用い、位置決めされた複数の太陽電池セルとそれら太陽電池セルを接続するのに必要なインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟みインターコネクタを双方の案内溝に収容した状態で搬送しつつ半田付けする工程を備える太陽電池モジュールの第2の製造方法を提供するものでもある。
この発明による第2の製造方法によっても、位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟んで搬送しながら半田付けするので、生産性よく効率的に太陽電池セルとインターコネクタを半田付けすることができると共に、インターコネクタに太陽電池セルの表面に対して垂直方向、或いは、水平方向の反りが生じている場合であっても、インターコネクタを収容する案内溝がその反りを矯正しつつ半田付けすることとなるので、太陽電池セルとインターコネクタを常に正確な位置関係で半田付けすることができる。
さらに、加熱ベルトおよび押さえベルトはそれらが互いに付勢しあう方向にそれぞれ弾性体によって付勢されるので、太陽電池セルを加熱ベルトと押さえベルトで挟んで搬送しながら半田付けする際に、熱を受けて反った太陽電池セルの形状に加熱ベルトと押さえベルトがなじみ易くなり、反った太陽電池セルに局部的に強い力が加わることを防止できるようになると共に、インターコネクタが案内溝に収容されることにより太陽電池セルとインターコネクタの接触領域に過度の押圧力がかかることを防止でき、この結果、太陽電池セルの割れを防止できるようになる。
この発明による太陽電池モジュールの第2の製造方法において、弾性体は板状のバネであってもよい。
また、この発明はさらに別の観点からみると、上述の太陽電池モジュールの第2の製造方法に用いられる製造装置であって、互いに対向する加熱ベルトおよび押さえベルトと、加熱ベルトおよび押さえベルトをそれらが互いに付勢しあう方向にそれぞれ付勢する弾性体とを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトは所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている太陽電池モジュールの第2の製造装置を提供するものでもある。
この発明による太陽電池モジュールの第2の製造装置において、弾性体は板状のバネであってもよい。
以下にこの発明の実施例について図面に基づいて詳細に説明する。
実施例1
この発明の実施例1による太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置について図1〜16に基づいて説明する。
この実施例は、図11および図12に示される太陽電池セル10を図13および図14に示されるインターコネクタ20を用いて電気的に接続し、図15および図16に示される太陽電池ストリング30を作製するものである。太陽電池セルをインターコネクタによって接続する工程では、図1に示される製造装置100が用いられる。
太陽電池セル
この実施例で用いる太陽電池セルについて図11および図12に基づいて説明する。図11は、この実施例で用いる太陽電池セルの平面図であり、図12は図11に示される太陽電池セルの底面図である。
図11および図12に示されるように、この実施例で用いる太陽電池セル10は、光電変換層11と、光電変換層11の受光面側に形成された受光面電極12と、光電変換層11の裏面側に形成された裏面電極15とから構成されている。
光電変換層11は、p型シリコン基板の表面にn型拡散層が形成されたものである。受光面電極12は、インターコネクタ20(図10および図11参照)が半田付けされる2本の接続用電極13と、接続用電極13に直交するグリッド電極14とから構成されている。接続用電極13とグリッド電極14はいずれも銀からなる。
また、裏面電極15は、光電変換層11の裏面側のほぼ全面に形成されたアルミ電極16と、アルミ電極16の開口部に形成されインターコネクタ20が半田付けされる接続用銀電極17とから構成されている。
受光面側の接続用電極13と裏面側の接続用銀電極17には、鉛フリー半田が予めコーティングされる。図8に示される太陽電池セル10の幅W3は126mmで、接続用電極13どおしの間隔D2は62mmである。
インターコネクタ
この実施例で用いるインターコネクタについて、図13および図14に基づいて説明する。図13は、この実施例で用いるインターコネクタの平面図であり、図14は図13に示されるインターコネクタの側面図である。
図13および図14に示されるように、この実施例で用いるインターコネクタ20は、細長い平板状の銅板からなり、幅W6は1.5mm、厚さT1は0.3mmである。
製造装置
この実施例で用いる製造装置について、図1〜7に基づいて説明する。図1は実施例1による製造装置の概略的な構成を示す説明図、図2は位置決めベルトの部分拡大平面図、図3は図2に示される位置決めベルトのA−A断面図、図4は加熱ベルトの部分拡大平面図、図5は図4に示される加熱ベルトのB−B断面図、図6は押さえベルトの部分拡大平面図、図7は図6に示される押さえベルトC−C断面図である。
図1に示されるように、この実施例で用いる製造装置は、受け渡し可能に隣接する位置決めベルト110および加熱ベルト120と、位置決めベルト110および加熱ベルト120上にまたがるように位置決めベルト110および加熱ベルト120と対向する押さえベルト130とを備え、加熱ベルト120および押さえベルト130が所定の温度に管理され、位置決めベルト110、加熱ベルト120および押さえベルト130の外周面にインターコネクタ(図Xおよび図X参照)の形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている。
図1に示されるように、製造装置100は、太陽電池セル10(図11および図12参照)とインターコネクタ20(図13および図14参照)を位置決めして加熱ベルト120へ搬送するための位置決めベルト110と、位置決めベルト110から受け取った太陽電池セル10とインターコネクタ20を挟んで搬送しながら半田付けするための加熱ベルト120および押さえベルト130とから主に構成される。
押さえベルト130は、位置決めベルト110の上流側で位置決めされた太陽電池セル10とインターコネクタ20を上から押さえながら加熱ベルト120へ渡す役目と、加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20を加熱ベルト120との間に挟んで搬送しながら半田付けする役目とを兼ねている。
位置決めベルト110の上流側には太陽電池セル10とインターコネクタ20を位置決めベルト110上にそれぞれ載置して両者の位置決めを行うロボット(図示せず)が配置される。
ロボットによって位置決めベルト110上に載置され位置決めされた太陽電池セル10とインターコネクタ20(図8(a)参照)を、位置決めされた状態で保持しながら搬送するために、図2および図3に示すように、位置決めベルト110には搬送方向Fに沿って並んだ真空吸着穴111が形成される。
また、図1および図2に示されるように、位置決めベルト110の裏面には真空吸着穴111を介して真空引きするための真空吸着ブロック112が配設される。
また、図2および図3に示されるように、位置決めベルト110の外周面にはインターコネクタの幅と厚さに対応した案内溝110aが形成されている。
これにより、図8(a)に示されるように、位置決めベルト110に真空吸着された太陽電池セル10とインターコネクタ20は、インターコネクタ20のうち裏面電極15と重なった部分が案内溝110aに収容された状態で加熱ベルト120へ向かって搬送されることとなり、加熱ベルト120へ渡されるまでに生じ得る太陽電池セル10とインターコネクタ20の位置ズレが防止される。
図1に示されるように、位置決めベルト110は、隣接する加熱ベルト120との隙間を極力つめる必要があるため、加熱ベルト120と隣接する箇所において直径の小さなプーリ113で巻き回される必要がある。
このため、位置決めベルト110には優れた屈曲性が要求され、この実施例では図3に示されるように、ナイロン繊維からなる芯材110cにポリウレタン樹脂110dを含浸させた樹脂ベルトが位置決めベルト110として用いられる。
この実施例において、加熱ベルト120と隣接する箇所に配置される位置決めベルト110のプーリ113は直径1cmであり、加熱ベルト120および押さえベルト130を巻き回すプーリ121,131は直径10cmである。
加熱ベルト120および押さえベルト130は、熱伝導性に優れている必要があるため金属ベルトで構成されるが、その屈曲性は樹脂製ベルトほどには高くないため、加熱ベルト120および押さえベルト130については、プーリ121,131の直径を小さくできないという事情がある。
図1に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130の裏面側には電熱式の加熱ブロック122,132および水冷式の冷却ブロック123,133がそれぞれ配設され、加熱ベルト120と押さえベルト130は加熱ブロック122,132および冷却ブロック123,133に付設した熱電対(図示せず)によってそれぞれ所定の温度に管理される。
加熱ブロック122,132の搬送方向Fに沿った長さは、半田が溶融する温度と、加熱ブロック122,132の出力に応じて設定される。
この実施例では、加熱ブロック122,132は、搬送方向Fに沿った長さがそれぞれ100cmに設定され、加熱温度はそれぞれ265℃と250℃に設定される。
また、図4および図6に示されるように、加熱ブロック122,132の幅W1は、太陽電池セル10の全面を輻射熱で加熱できるように、太陽電池セル10の幅W3(図11参照)に応じて設定される。
この実施例では一辺126mmの太陽電池セル10を接続することを前提としていることから、加熱ブロック122,132の幅W1はそれぞれ18cmに設定される。
太陽電池セル10の全面を加熱できるようにするのは、仮に太陽電池セル10の一部を局部的に加熱してインターコネクタ20を半田付けすると、インターコネクタ20を接続した後の太陽電池セル10の反りが大きくなり、後の封止工程で割れてしまう恐れがあるからである。これに対して、この実施例のように太陽電池セル10の全面を加熱すると、全体的に膨張と収縮が発生することから熱ストレスが少なくなり、太陽電池セル10の反りが抑制される。
一方、図1に示されるように、冷却ブロック123,133の搬送方向Fに沿った長さは、溶融した半田が固化する温度と冷却ブロック123,133の放熱容量に応じて設定される。
この実施例では、冷却ブロック123,133の搬送方向Fに沿った長さはそれぞれ30cmに設定される。また、図4および図6に示されるように、冷却ブロック123,133の幅W2はそれぞれ18cmに設定される。
図1に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130は、加熱ブロック122,132および冷却ブロック123,133に取り付けられた板状のバネ124,134によって、加熱ベルト120と押さえベルト130が互いに付勢しあう方向に付勢されている。
これにより、搬送時の太陽電池セル10に加わる衝撃が和らげられるだけでなく、加熱されて反った太陽電池セル10に加熱ベルト120と押さえベルト130がなじみ易くなり、反った太陽電池セル10に局部的に強い力が加わって割れてしまうことが防止される。
しかし、押さえベルト130の加熱ベルト120に対する付勢力が強すぎる場合、反りの発生した太陽電池セル10を強制的に押さえ付けることとなり、太陽電池セル10を割ってしまうおそれがあることから、押さえベルト130の付勢力の設定には特に注意をする必要がある。この実施例では、加熱ベルト120を付勢するバネ124には1本あたり50〜100gの付勢力を有するものを用い、押さえベルト130を付勢するバネ134には1本あたり50〜100gの付勢力を有するものを用いる。押さえベルト130はそれ自体の自重もあるので、押さえベルト130を付勢するバネ134は、加熱ベルト120を付勢するバネ124よりも本数が減らされている。
また、図3および図4、並びに、図5および図6に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130の外周面には、インターコネクタ20(図13および図14参照)の幅と厚さに対応した案内溝120a,130aがそれぞれ形成されている。
これにより、加熱ベルト120と押さえベルト130に挟まれた太陽電池セル10とインターコネクタ20は、インターコネクタ20のうち裏面電極15と重なった部分、並びに、受光面電極12と重なった部分が双方の案内溝120a,130aにそれぞれ収容された状態で搬送されることとなり、太陽電池セル10とインターコネクタ20は常に正確な位置関係を維持したまま半田付けされることとなる。
また、仮にインターコネクタ20に太陽電池セル10に対して垂直方向、或いは、水平方向の反りが生じた状態であっても、インターコネクタ20は加熱ベルト120および押さえベルト130の双方の案内溝120a,130aに収容される過程でその反りが正規の形状に矯正されることとなる。
さらに、インターコネクタ20が加熱ベルト120と押さえベルト130の案内溝120a,130aに収容された状態で搬送されることにより、太陽電池セル10とインターコネクタ20との接触領域に過度の押圧力が加わることが防止され、上記のバネ124,134の効果ともあいまって、太陽電池セル10の割れがより一層効果的に防止されることになる。
図4に示されるように、加熱ベルト120には、位置決めベルト110のような真空吸着穴111(図2参照)が形成されない。というのは、仮に、加熱ベルト120に真空吸着穴を形成すると、半田付け時の溶融した半田によって真空吸着穴を閉塞させてしまう恐れがあるばかりでなく、半田付け後のインターコネクタ20の表面に、真空吸着穴の配列に対応して局部的な凸部が形成されるからである。
インターコネクタ20の表面に局部的な凸部が形成されると、後の封止工程で透光性の樹脂シートによって封止する際に、凸部に局部的に大きな力が加わり、太陽電池セル10の割れにつながる恐れがある。
このため、この実施例では、図1に示されるように、敢えて、太陽電池セル10とインターコネクタ20を位置決めして搬送するための位置決めベルト110を別途設け、加熱ベルト120に真空吸着穴を形成する必要をなくしている。
図1に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130の対向部分はシュラウド140によって囲われ、シュラウド140内は鉛フリー半田の使用を考慮して窒素雰囲気に保たれる。シュラウド140には窒素ガスを流入させるためのガス導入口(図示せず)が設けられる。
この実施例では、2本の接続用電極13が形成された太陽電池セル10(図11参照)を接続することを前提としているため、図2、図4および図6にそれぞれ示されるように、位置決めベルト110、加熱ベルト120および押さえベルト130はそれぞれ2本のベルトによって構成される。
2本のベルトの間隔D1(図2、図4および図6参照)は太陽電池セル10の接続用電極13の間隔D2(図11参照)に対応して設定される。
この実施例では上述のとおり、2本の接続用電極13の間隔D2が62mmであり、各接続用電極13の幅W5が1.5mmであり、接続用電極13に接続されるインターコネクタ20の幅W6が1.5mmであるため、ベルトどおしの間隔D1(図2、図4および図6参照)は35mm、1本のベルトの幅W4は40mmに設定される。
図示しないが、もし太陽電池セルの接続用電極が1本であれば、1本のベルトで位置決めベルト、加熱ベルトおよび押さえベルトをそれぞれ構成すればよいし、接続用電極が3本であれば、3本のベルトで位置決めベルト、加熱ベルトおよび押さえベルトをそれぞれ構成すればよい。
太陽電池ストリングの製造方法
この実施例による太陽電池ストリングの製造方法について図8〜10に基づいて説明する。図8〜10は、この発明の実施例による太陽電池ストリングの製造方法を示す工程図である。
図8および図9に示されるように、この実施例による太陽電池ストリングの製造方法は、位置決めベルト110の上流側で複数の太陽電池セル10とそれら太陽電池セル10を接続するのに必要なインターコネクタ20を位置決めし、インターコネクタ20を位置決めベルト110の案内溝110a(図2および図3参照)に収容した状態で位置決めベルト110の下流側に搬送する工程(図8(a)および図8(b))と、位置決めベルト110の下流側まで搬送された太陽電池セル10とインターコネクタ20を位置決めベルト110と押さえベルト130で挟みながら加熱ベルト120上へ渡す工程(図9(c))と、加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20を加熱ベルト120と押さえベルト130で挟みインターコネクタ20を加熱ベルト120と押さえベルト130の案内溝120a,130a(図4および図5、並びに、図6および図7参照)に収容した状態で搬送しつつ半田付けする工程(図9(d))を備える。以下、各工程について詳しく説明する。
まず、図8(a)に示されるように、位置決めベルト110の上流側に、図示しないロボットにより太陽電池セル10を載置し、次いで、載置された太陽電池セル10の接続用電極13上にインターコネクタ20を重ねる。この時、位置決めベルト110は搬送方向Fへ移動しているため、ロボットが連続的に上記動作を繰り返すことにより、先に載置されたインターコネクタ20の端部上に太陽電池セル10の接続用銀電極17(図12参照)が重なった状態となる。
位置決めベルト110の上流側で載置され位置決めされた太陽電池セル10とインターコネクタ20は、位置決めベルト110に形成され真空吸着ブロック112と通ずる真空吸着穴111(図2参照)を介して真空吸引されると共に、インターコネクタ20のうち裏面電極15と重なった部分が位置決めベルト110の案内溝110a(図2および図3参照)に収容されることにより、位置決めされた位置関係を確実に保持したまま位置決めベルト110の下流側へ搬送される。
位置決めベルト110の下流側に搬送されると、図8(b)に示されるように、先に載置された太陽電池セル10とインターコネクタ20から位置決めベルト110と押さえベルト130との間に順次挟まれていく。この際、インターコネクタ20のうち受光面電極12の接続用電極13と重なった部分が押さえベルト130の案内溝130a(図6および図7参照)に収容されるので、太陽電池セル10とインターコネクタ20の位置決め状態はより確実なものとなって更に下流側へ搬送されていく。
位置決めベルト110の下流端まで搬送が進むと、図9(c)に示されるように、押さえベルト130からの押圧を受けたまま位置決めベルト110から加熱ベルト120へ太陽電池セル10とインターコネクタ20が順次渡される。
図1に示されるように、位置決めベルト110と加熱ベルト120の隙間は、上述のとおり、ナイロン繊維からなる芯材110aにポリウレタン樹脂110bを含浸させてなる屈曲性に優れた位置決めベルト110(図3参照)を、小径のプーリ113で巻き回すことにより極力つめられているので、太陽電池セル10が前記隙間を渡る際に太陽電池セル10に加わる衝撃は極力抑えられている。
また、この際、インターコネクタ20のうち裏面電極15と重なった部分が加熱ベルト120の案内溝120a(図6および図7参照)に収容され、太陽電池セル10とインターコネクタ20は所定の位置関係を確実に保持したまま搬送される。
なお、仮に、インターコネクタ20に反りが生じており所定の形状を呈していない場合であっても、インターコネクタ20の反りは、インターコネクタ20が位置決めベルト110と押さえベルト130の双方の案内溝110a,130aに収容される先の時点か、遅くとも、加熱ベルト120と押さえベルト130の双方の案内溝120a,130aに収容されるこの時点では正規の形状に矯正されることになる。
加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20は、図9(d)に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130に挟まれながら搬送される。
加熱ベルト120と押さえベルト130は、上述のとおり、加熱ベルト120と押さえベルト130の裏面側にそれぞれ設けられた加熱ブロック122,132と冷却ブロック123,133により上述の設定温度で温度管理されている。
したがって、加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20は搬送が進むにしたがって加熱ブロック122,132の加熱により温度上昇し、200℃以上まで温度上昇した時点で受光面側の接続用電極13と裏面側の接続用銀電極17に予めコーティングされていた鉛フリー半田が溶融し、さらに搬送が進んで加熱ベルト120と押さえベルト130の下流に達すると冷却ブロック123,133により140℃以下に冷却され溶融した半田が固化して半田付けが完了する。
この半田付けの際、熱を受けた太陽電池セル10に若干の反りが生ずるが、上述のとおり、板状のバネ124,134によって互いに付勢しあう方向に付勢された加熱ベルト120および押さえベルト130は、太陽電池セル10の反りに柔軟に添い、また、搬送中の太陽電池セル10に加わる衝撃を和らげるので、太陽電池セル10に局部的に強い力が加わることが防止され、太陽電池セル10の割れが防止される。
さらにこの効果に加え、インターコネクタ20と太陽電池セル10が接触する部分、すなわち、インターコネクタ20のうち裏面電極15と重なった部分と受光面電極12の接続用電極13と重なった部分が、加熱ベルト120と押さえベルト130の双方の案内溝120a,130aに収容された状態で搬送され半田付けされるので、インターコネクタ20と太陽電池セル10の接触領域に過度の押圧力か加わることが防止されると共に両者は常に正確な位置関係を保ったまま搬送され半田付けされることとなる。
これにより、太陽電池セル10の割れがより一層効果的に防止されると共に太陽電池セル10とインターコネクタ20を正確な位置関係で半田付けすることが可能となる。
また、加熱ベルト120および押さえベルト130の対向部を囲うシュラウド140内に窒素ガスがガス導入口から流されることにより、より良好な半田付けを可能としている。
半田付けが完了した太陽電池セル10は、さらに搬送されて押さえベルト130による押圧から解かれ、図10(e)に示されるように、加熱ベルト120の下流端まで搬送される。以上の工程により、図12および図13に示される太陽電池ストリング30が得られる。
なお、この実施例では、位置決めベルト110、加熱ベルト120および押さえベルト130の搬送速度を、20mm/sec.に設定したが、搬送速度は半田付けの仕上がり状態により適宜増減すればよい。
図示しないが、上述のようにして製造された複数の太陽電池ストリングを平行に並べて更に直列接続し、両端のセルに電力取り出し用の外部端子を接続し、透光性の樹脂で全体を封止した後、受光面ガラスと裏面封止シートをそれぞれ貼り付け、周囲を枠体で囲うと製品としての太陽電池モジュールが得られる。
実施例2
この発明の実施例2による太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置について図17〜19に基づいて説明する。図17は、実施例2による加熱ベルトと押さえベルトの部分斜視図、図18は加熱ベルトと押さえベルトを巻きまわすプーリ単体の斜視図、図19は押さえベルトとそれを巻き回すプーリとの関係を示す部分断面図である。
図17〜19に示されるように、実施例2で用いられる加熱ベルト220と押さえベルト230はそれらの内周面にそれぞれ突条220b,230bが形成され、加熱ベルト220と押さえベルト230を巻き回すプーリ221,231には加熱ベルト220と押さえベルト230の突条220b,230bに対応した溝221a,231aが形成されている。
特に、図19に示されるように、押さえベルト230は、突状230bの幅が案内溝230aの幅よりも広く設定されており、これによってベルトの強度保持の観点からみて必要となる一定以上のベルト厚さが確保されている。
また、突状230bに対応した溝231aの幅は、突状230bの幅よりも広く形成されていることが好ましく、これにより、押さえベルト230とプーリ231との間にあそび部231bが形成され、押さえベルト230はベルトの幅方向に向かって僅かに移動することが可能とされている。
以上の構成により、加熱ベルト220と押さえベルト230の走行中に、両ベルトがプーリ221,231からベルトの幅方向にずれることを防止でき、太陽電池セル10とインターコネクタ20をより正しい位置関係で搬送し、より正確な位置関係で半田付けすることが可能となる。
また、押さえベルト230とそれを巻き回すプーリ231との間に形成されたあそび部231bにより、押さえベルト230はプーリ231によって巻き回される際に、太陽電池セル10とインターコネクタ20との正しい位置関係を損なわない範囲内でベルトの幅方向に僅かに移動でき、インターコネクタ20に対して過度の矯正力を与えることが防止されている。その他の点は実施例1と同様である。
実施例3
この発明の実施例3による太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置について図20〜22に基づいて説明する。図20は実施例3による加熱ベルトと押さえベルトの構成を示す断面図、図21は加熱ベルトと押さえベルトを巻きまわすプーリ単体の斜視図、図22は押さえベルトとそれを巻き回すプーリとの関係を示す部分断面図である。
図20に示されるように、実施例3で用いられる加熱ベルト320と押さえベルト330は、インターコネクタ20に接する中央部322,332と、中央部322,332の両側に配され太陽電池セル10に接する両側部323,333とからそれぞれ構成されている。
中央部322,332と両側部323,333は隣接しつつ互いに分離して双方の位置関係を相対的に変化させることができ、両側部323,333に対して中央部322,332をベルトの厚さ方向に移動させると共に、中央部322,332に対して両側部323,333をベルトの進行方向に対して水平かつ直交する方向にそれぞれ移動させることにより加熱ベルト320および押さえベルト330の外周面と内周面に任意の幅と深さを有する案内溝320a,330aと前記案内溝320a,330aの深さに対応した高さの突条320b,330bがそれぞれ形成されている。
加熱ベルト320と押さえベルト330は、それぞれ図21に示される形状のプーリ321,331によって巻き回される。プーリ321、331は、中央部に対応する溝321a,331aがそれぞれ形成されている。
特に、図22に示されるように、押さえベルト330を巻き回すプーリ331は、中央部332に対応する溝331aの深さが、インターコネクタの厚さ程度に設定され、さらに両側部333に対応する部分の幅が両側部333の幅よりも広く設定されている。
これにより、中央部332と両側部333は、上下方向と左右方向にそれぞれ所定範囲内で移動することができ、半田付け中に生じ得るインターコネクタの幅方向の変動に対してそれぞれ柔軟に追従できる。
また、加熱ベルト320と押さえベルト330は弓なり状にしなるような弾性を備えているので、インターコネクタの厚さ方向に変動が生じても、加熱ベルト320と押さえベルト330は厚さ方向の変動に対して柔軟に追従できる。
以上の構成により、同一の製造装置で様々な形状のインターコネクタに対応できるようになり、さらには、案内溝320aの幅と深さを適宜調整することにより、インターコネクタ20から太陽電池セル10に与えられる押圧力や位置ズレ精度を最適化することができ、太陽電池セル10の割れを防止しつつ、より正確な位置関係で良好な半田付けを行うことが可能となる。
例えば、図23に示されるような形状のインターコネクタを使用することも可能となる。図23に示されるインターコネクタ400は、実施例1で用いたインターコネクタ(図13および図14参照)を型押しすることによって成型されたもので、厚さ方向に0.2〜0.4mmの高低差で波打っており、太陽電池セル10に対する接触面積の低減が図られている。
このようなインターコネクタ400を太陽電池セル10に強く押さえ付ければ、実施例1で用いた平板状のインターコネクタ20(図13および図14参照)よりも局部的に強い押圧力を太陽電池セル10に与えてしまうことになり、太陽電池セル10の割れを防止するうえで逆効果となりかねない。
しかし、実施例3による加熱ベルト320と押さえベルト330は、上述の通り案内溝320a,330aの深さと幅を調節できるので、案内溝320a,330aの深さを上記のインターコネクタ400の高低差と同程度に調節すれば、インターコネクタ400は太陽電池セル10に対してほとんど押圧力を与えることなく部分的に接触することとなり、太陽電池セル10に加えられる押圧力は平板状のインターコネクタ20を用いた場合よりも低減され、太陽電池セル10の割れを防止するうえで有利となる。
この発明の実施例1による製造装置の概略的な構成を示す説明図である。 位置決めベルトの部分拡大図である。 図2に示される位置決めベルトのA−A断面図である。 加熱ベルトの部分拡大図である。 図4に示される加熱ベルトのB−B断面図である。 押さえベルトの部分拡大図である。 図6に示される押さえベルトのC−C断面図である。 この発明の実施例1による太陽電池ストリングの製造方法を示す工程図である。 この発明の実施例1による太陽電池ストリングの製造方法を示す工程図である。 この発明の実施例1による太陽電池ストリングの製造方法を示す工程図である。 この発明の実施例1で用いる太陽電池セルの平面図である。 図11に示される太陽電池セルの底面図である。 この発明の実施例1で用いるインターコネクタの平面図である。 図13に示されるインターコネクタの側面図である。 この発明の実施例1による太陽電池モジュールの製造方法によって製造された太陽電池ストリングの平面図である。 図15に示される太陽電池ストリングの底面図である。 この発明の実施例2による加熱ベルトと押さえベルトの部分斜視図である。 この発明の実施例2による加熱ベルトと押さえベルトを巻き回すプーリ単体の斜視図である。 この発明の実施例2による押さえベルトとそれを巻き回すプーリとの関係を示す部分断面図である。 この発明の実施例3による加熱ベルトと押さえベルトの構成を示す断面図である。 この発明の実施例3による加熱ベルトと押さえベルトを巻き回すプーリ単体の斜視図である。 この発明の実施例3による押さえベルトとそれを巻き回すプーリとの関係を示す部分断面図である。 インターコネクタの変形例を示す斜視図である。
符号の説明
10・・・太陽電池セル
11・・・光電変換層
12・・・受光面電極
13・・・接続用電極
14・・・グリッド電極
15・・・裏面電極
16・・・アルミ電極
17・・・接続用銀電極
20,400・・・インターコネクタ
30・・・太陽電池ストリング
100・・・製造装置
110・・・位置決めベルト
110a,120a,130a,320a,330a・・・案内溝
110c・・・芯材
110d・・・ポリウレタン樹脂
111・・・真空吸着穴
112・・・真空吸着ブロック
113,121、131,221,231,321,331・・・プーリ
120・・・加熱ベルト
120b,130b,220b,230b,320b,330b・・・突条
122,132・・・加熱ブロック
123,133・・・冷却ブロック
124,134・・・バネ
130・・・押さえベルト
140・・・シュラウド
221a,231a,321a,331a・・・溝
231b・・・あそび部
322,332・・・中央部
323,333・・・両側部

Claims (11)

  1. 位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを半田付けするための装置であって受け渡し可能に隣接する位置決めベルトおよび加熱ベルトと、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルトとを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトが所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている製造装置を用い、位置決めベルトの上流側で複数の太陽電池セルとそれら太陽電池セルを接続するのに必要なインターコネクタを位置決めして位置決めベルトの下流側に搬送し、位置決めベルトの下流側まで搬送された太陽電池セルとインターコネクタを位置決めベルトと押さえベルトで挟みながら加熱ベルト上へ渡し、加熱ベルトへ渡された太陽電池セルとインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟みインターコネクタを双方の案内溝に収容した状態で搬送しつつ半田付けする工程を備える太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 加熱ベルトおよび押さえベルトは複数のプーリによってそれぞれ巻き回され、加熱ベルトおよび押さえベルトは内周面にそれぞれ突条が形成され、各プーリには前記ベルトの突条に対応した溝が形成されている請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 加熱ベルトおよび押さえベルトはインターコネクタに接する中央部と、中央部の両側に配され太陽電池セルに接する両側部とからそれぞれ構成され、中央部と両側部は隣接しつつ互いに分離して双方の位置関係を相対的に変化させることができ、両側部に対して中央部をベルトの厚さ方向に移動させると共に、中央部に対して両側部をベルトの進行方向に対して水平かつ直交する方向にそれぞれ移動させることにより加熱ベルトおよび押さえベルトの外周面と内周面に任意の幅と深さを有する案内溝と前記案内溝の深さに対応した高さの突条がそれぞれ形成される請求項1又は2に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 位置決めベルトはその外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝が形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 位置決めベルトは少なくともその表面が樹脂製である請求項1〜4のいずれか1つに記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法に用いられる製造装置であって受け渡し可能に隣接する位置決めベルトおよび加熱ベルトと、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルトとを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトが所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている太陽電池モジュールの製造装置。
  7. 位置決めベルトは少なくともその表面が樹脂製である請求項6に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  8. 位置決めされた太陽電池セルとインターコネクタを半田付けするための装置であって互いに対向する加熱ベルトおよび押さえベルトと、加熱ベルトおよび押さえベルトをそれらが互いに付勢しあう方向にそれぞれ付勢する弾性体とを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトは所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている製造装置を用い、位置決めされた複数の太陽電池セルとそれら太陽電池セルを接続するのに必要なインターコネクタを加熱ベルトと押さえベルトで挟みインターコネクタを双方の案内溝に収容した状態で搬送しつつ半田付けする工程を備える太陽電池モジュールの製造方法。
  9. 弾性体が板状のバネである請求項8に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  10. 請求項8に記載の太陽電池モジュールの製造方法に用いられる製造装置であって、互いに対向する加熱ベルトおよび押さえベルトと、加熱ベルトおよび押さえベルトをそれらが互いに付勢しあう方向にそれぞれ付勢する弾性体とを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトは所定の温度に管理されそれらの外周面にインターコネクタの形状に対応した案内溝がそれぞれ形成されている太陽電池モジュールの製造装置。
  11. 弾性体が板状のバネである請求項10に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
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