JP2010067634A - 太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置 - Google Patents

太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池セルを生産性よく効率的に接続しつつ、歩留まりの低下を防止できる太陽電池モジュールの製造方法を提供すること。
【解決手段】太陽電池モジュールの製造方法は、複数の太陽電池セルを位置決めベルト上に供給し、1つの太陽電池セルの受光面電極と他の太陽電池セルの裏面電極とを表面に半田コーティングを有するインターコネクタで加熱ベルトと押さえベルトを利用して半田付けする工程において、前記半田コーティング面に接触する加熱ベルト又は押さえベルトの両方又は、いずれか一方に凹凸面を形成しておき、所定の位置を通過したインターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別し、半田付けが正常かどうかを確認しつつ半田付けを行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置に関し、詳しくは、複数の太陽電池セルをインターコネクタで接続する方法とその方法に用いられる製造装置に関する。
この発明に関連する従来技術としては、半田コーティングが施された太陽電池セルの電極上にインターコネクタを位置決めして載置し、太陽電池セルとインターコネクタを温度管理された互いに対向する一対のベルトで挟みながら加熱して半田付けを行う太陽電池モジュールの製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−191259号公報
一般に、太陽電池による太陽光発電では、太陽電池セル1枚あたりの出力が数ワット程度と僅かであるため、適切な出力が得られるように複数の太陽電池セルを電気的に接続した太陽電池モジュールが利用されている。
太陽電池モジュールの製造工程では、隣接する太陽電池セルの受光面電極と裏面電極がインターコネクタと呼ばれる細長い導電材によって直列接続される。
隣接する太陽電池セルの受光面電極と裏面電極をインターコネクタによって接続する方法としては、上述の特許文献1に記載のような、太陽電池セルとインターコネクタを温度管理された互いに対向する一対のベルトで挟みながら加熱して半田付けを行う方法が知られている。
このような方法によれば、太陽電池セルとインターコネクタを連続的に半田付けできるため、太陽電池モジュールの生産性が向上する。
しかしながら、太陽電池セルとインターコネクタを連続的に半田付けするということは、半田付けを可能とするだけの大きな熱が、一対のベルトから太陽電池セルとインターコネクタに連続的に奪われていくということである。
このため、一定時間あたりの生産量を増加させるにしたがって、より多くの熱が太陽電池セルとインターコネクタに奪われていき、一対のベルトを所定の温度に管理することが難しくなる。
一対のベルトが所定の温度から外れてしまうと、半田に十分な熱を与えることできず接続不良が発生する。この場合、直ちに接続不良を発見してラインを停止させるか、或いは、ベルトの温度管理にフィードバックしないと多数の不良品が製造され、歩留まりを低下させてしまうことになる。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたものであり、太陽電池セルを生産性よく効率的に接続しつつ、歩留まりの低下を防止できる太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置を提供するものである。
この発明は、複数の太陽電池セルを位置決めベルト上に供給し、1つの太陽電池セルの受光面電極と他の太陽電池セルの裏面電極とを表面に半田コーティングを有するインターコネクタで加熱ベルトと押さえベルトを利用して半田付けする工程において、前記半田コーティング面に接触する加熱ベルト又は押さえベルトの両方又は、いずれか一方に凹凸面を形成しておき、所定の位置を通過したインターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別し、半田付けが正常かどうかを確認しつつ半田付けを行うことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法を提供するものである。
この発明によれば、一方の太陽電池セルの受光面電極と他方の太陽電池セルの裏面電極とを表面に半田コーティングを有するインターコネクタで半田付けするにあたって加熱ベルトと押さえベルトが利用されるので、生産性よく効率的に太陽電池セルを接続できる。
また、インターコネクタの半田コーティング面に接触する加熱ベルトと押さえベルトの両方又は、いずれか一方が凹凸面を有し、インターコネクタが所定の位置を通過した後、インターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別することにより半田付けが正常かどうかを確認しつつ半田付けを行うので、多数の不良品が製造されるのを防止でき、歩留まりの低下を防止できる。
この発明による太陽電池モジュールの製造方法は、複数の太陽電池セルを位置決めベルト上に供給し、1つの太陽電池セルの受光面電極と他の太陽電池セルの裏面電極とを表面に半田コーティングを有するインターコネクタで加熱ベルトと押さえベルトを利用して半田付けする工程において、前記半田コーティング面に接触する加熱ベルト又は押さえベルトの両方又は、いずれか一方に凹凸面を形成しておき、所定の位置を通過したインターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別し、半田付けが正常かどうかを確認しつつ半田付けを行うことを特徴とする。
この発明による太陽電池モジュールの製造方法において、太陽電池モジュールとは、複数の太陽電池セルがインターコネクタによって電気的に接続されたものを意味する。
太陽電池セルとしては、光電変換層の表面と裏面に受光面電極と裏面電極がそれぞれ形成されたものを用いることができる。
光電変換層としては、例えば、厚さが200〜400μm程度のp型またはn型シリコン基板に、n型またはp型の不純物が拡散されてpn接合層が形成されたものを用いることができる。
受光面電極および裏面電極としては、例えば、光電変換層の表面および裏面に金属粉末を含む金属ペーストをスクリーン印刷法などの方法によりそれぞれ印刷し、焼成して形成されたものを用いることができる。
受光面電極は、例えば、インターコネクタが接続される細長い接続用電極と、接続用電極に直交する極細のグリッド電極が互いに交差してなる櫛形であってもよい。また、受光面電極は、例えば、銀からなっていてもよい。
一方、裏面電極は、例えば、光電変換層の裏面側のほぼ全面に形成され一部に開口部を有する裏面アルミ電極と、裏面アルミ電極の開口部に形成されインターコネクタが接続される接続用銀電極とからなっていてもよい。
この発明による太陽電池モジュールの製造方法において、インターコネクタとしては、例えば、予め半田コーティングが施された細長い棒状、平板状、又は丸棒状のものを用いることができる。インターコネクタは、例えば、銅またはアルミニウムからなっていてもよい。
この発明による太陽電池モジュールの製造方法において、所定の位置を通過したインターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別する工程は、目視によって行われてもよいし、或いは、装置を用いて自動的に行われてもよい。
装置が用いられる場合、インターコネクタの表面を撮像装置で撮像し画像認識により凹凸面が転写されているかどうかを判別してもよいし、或いは、インターコネクタの表面形状を測定装置で測定して凹凸面が転写されているかどうかを判別してもよい。
なお、ここで上記の「凹凸面」とは、凹凸によって形成されたパターンを意味し、上記の「所定の位置」とは、加熱ベルトと押さえベルトを用いて行われる半田付け工程において、インターコネクタの半田コーティングに加熱ベルトと押さえベルトから十分な熱が加えられて溶融した後、溶融した該半田が冷却されて固化する位置を意味する。
また、この発明による太陽電池モジュールの製造方法において、加熱ベルトおよび押さえベルトのいずれか一方に形成される凹凸面は、数μm程度の高さを有する非常に微細な凹凸によって形成される。
これに対し、製造された太陽電池モジュールを封止する際に用いられるEVAなどの封止材は厚さが400〜1000μm程度あるため、製造された太陽電池モジュールを封止材で封止する際に、インターコネクタの半田コーティング面に転写された凹凸面に応力が集中し、太陽電池セルの割れを引き起こすといった恐れはない。
この発明による太陽電池モジュールの製造方法において、インターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別する前記工程は、インターコネクタの表面形状を光学式測定装置によって測定し、測定された表面形状に基づいて凹凸面が転写されているか否かを判別する工程であってもよい。
このような構成によれば、光学式測定装置でインターコネクタ表面形状を測定するため、非接触でインターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別できる。
このため、インターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別するにあたって、半田付けがなされた太陽電池セルとインターコネクタを傷つけてしまう恐れを排除できる。
また、測定された表面形状に基づいてインターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別するため、精度よく確実に接続不良を発見できる。
インターコネクタの表面形状を光学式測定装置で測定する上記構成において、光学式測定装置はレーザー共焦点方式の測定装置であってもよい。
このような構成によれば、光源から照射されたレーザー光は音叉により高速で上下動する対物レンズを通って対象物上で焦点を結び、対象物から反射した光は共焦点原理によりレーザー光が対象物で焦点を結んだときのみピンホールを通過して受光素子に入射する。
このため、受光素子に反射光が入射したときの対物レンズの位置を測定することにより、対象物までの距離を正確に測定できる。
このように、レーザー共焦点方式では、焦点を結んだときの対物レンズの位置で対象物までの距離を測定するので、対象物の表面反射率の変化(反射強度むら)や対象物の傾きに影響を受けることなく、対象物の表面形状(凹凸)を正確に測定できる。
よって、レーザー共焦点方式は、インターコネクタの半田コーティング面に転写された凹凸面を正確に測定するのに好適な測定方式であると言える。
この発明は別の観点からみると、この発明による上述の太陽電池モジュールの製造方法に用いられる製造装置であって、受け渡し可能に隣接する位置決めベルトおよび加熱ベルトと、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルトとを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトの少なくとも一方は他方のベルトと対向する表面に凹凸面が形成されてなる太陽電池モジュールの製造装置を提供するものでもある。
この発明による上記の製造装置は、インターコネクタの表面形状を測定する光学式測定装置をさらに備えてもよい。
インターコネクタの表面形状を測定する光学式測定装置をさらに備える上記構成において、光学式測定装置はレーザー共焦点方式の測定装置であってもよい。
以下、この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法と太陽電池モジュールの製造装置について図面に基づいて詳細に説明する。
以下に説明する実施形態は、図9および図10に示される太陽電池セルを図11および図12に示されるインターコネクタを用いて電気的に接続し、図13および図14に示される太陽電池ストリングを作製するものである。太陽電池ストリングは太陽電池モジュールを構成する主要素であり、太陽電池セルをインターコネクタによって接続する工程では、図1に示される製造装置が用いられる。
太陽電池セル
この発明の実施形態で用いる太陽電池セルについて図9および図10に基づいて説明する。図9は、実施形態で用いる太陽電池セルの平面図であり、図10は図9に示される太陽電池セルの底面図である。
図9および図10に示されるように、実施形態で用いる太陽電池セル10は、光電変換層11と、光電変換層11の受光面側に形成された受光面電極12と、光電変換層11の裏面側に形成された裏面電極15とから構成されている。
光電変換層11は、p型シリコン基板の表面にn型拡散層が形成されたものである。受光面電極12は、インターコネクタ20(図11および図12参照)が半田付けされる2本の接続用電極13と、接続用電極13に直交するグリッド電極14とから構成されている。接続用電極13とグリッド電極14はいずれも銀からなる。
また、裏面電極15は、光電変換層11の裏面側のほぼ全面に形成されたアルミ電極16と、アルミ電極16の開口部に形成されインターコネクタ20が半田付けされる接続用銀電極17とから構成されている。
受光面側の接続用電極13と裏面側の接続用銀電極17には、鉛フリー半田が予めコーティングされる。図8に示される太陽電池セル10の幅W3は126mmで、接続用電極13どおしの間隔D2は62mmである。
インターコネクタ
この発明の実施形態で用いるインターコネクタについて、図11および図12に基づいて説明する。図11は、実施形態で用いるインターコネクタの平面図であり、図12は図11に示されるインターコネクタの側面図である。
図11および図12に示されるように、実施形態で用いるインターコネクタ20は、細長い平板状の銅板からなり、予め鉛フリー又は有鉛半田がコーティングされる(半田コーティング)。インターコネクタ20の幅W6は1.5mm、厚さT1は0.3mmである。
太陽電池モジュールの製造装置
この発明の実施形態で用いる太陽電池モジュールの製造装置について、図1〜5、並びに、図15に基づいて説明する。図1はこの発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置の概略的な構成を示す説明図、図2は図1のA部の要部拡大説明図、図3および図4は図1のB部の要部拡大説明図、図5は図1のC部の要部拡大説明図、図15は位置決めベルトおよび搬送ベルトに用いられる樹脂ベルトの断面図である。
図1に示されるように、実施形態で用いる製造装置100は、受け渡し可能に隣接する位置決めベルト110および加熱ベルト120と、位置決めベルト110および加熱ベルト120上にまたがるように位置決めベルト110および加熱ベルト120と対向する押さえベルト130とを備えている。加熱ベルト120および押さえベルト130は所定の温度に管理され、互いに対向する表面に凹凸で形成されたパターン120a,130a(凹凸面)(図3および図4参照)をそれぞれ有している。以下、製造装置100についてより詳細に説明する。
図1に示されるように、製造装置100は、太陽電池セル10(図9および図10参照)とインターコネクタ20(図11および図12参照)を位置決めして加熱ベルト120へ搬送するための位置決めベルト110と、位置決めベルト110から受け取った太陽電池セル10とインターコネクタ20を挟みながら加熱して半田付けするための加熱ベルト120および押さえベルト130と、半田付けがなされた太陽電池セル10とインターコネクタ20を搬送する搬送ベルト140と、半田付けされたインターコネクタの表面形状を測定する光学式測定装置150,151とから主に構成されている。
押さえベルト130は、位置決めベルト110の上流側で位置決めされた太陽電池セル10とインターコネクタ20を上から押さえながら加熱ベルト120へ渡す役目と、加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20を加熱ベルト120との間に挟んで搬送しながら半田付けする役目とを兼ねている。
また、図3および図4に示されるように、加熱ベルト120および押さえベルト130は、互いに対向する表面に数μm程度の高さを有する微細な凹凸で形成されたパターンをそれぞれ有している。
加熱ベルト120および押さえベルト130の表面に微細な凹凸で形成されたパターンは、太陽電池セル10とインターコネクタ20を加熱ベルト120と押さえベルト130で挟みながら加熱して半田付けする際に、それらの表面に形成されたパターンをインターコネクタ20の表面に転写するために設けられる。
インターコネクタ20は予め半田コーティングが施されているので、半田付け時に加熱ベルト120および押さえベルト130から十分な熱が加えられ、コーティングされていた半田が十分に溶融し固化すれば、半田付け後のインターコネクタ20の表面には加熱ベルト120および押さえベルト130の表面に形成された微細な凹凸からなるパターン120a,130aが転写されるはずである。
よって、半田付け後のインターコネクタ20の表面形状を、搬送ベルトの上下にそれぞれ配置された光学式測定装置150,151でそれぞれ測定し、インターコネクタ20の表面に所定の高さを有する凹凸が形成されているか否かを判別することにより、半田付け時にインターコネクタ20をコーティングしていた半田に十分な熱が加えられ、十分に溶融したかどうかを確認できる。
もし、インターコネクタ20の表面に、加熱ベルト120および押さえベルト130の表面のパターン120a,130aに対応した凹凸が形成されていなければ、半田付け時に十分な熱が加えられなかったと考えられ、当該インターコネクタ20と太陽電池セル10には接続不良が生じていると判断される。
位置決めベルト110の上流側には太陽電池セル10とインターコネクタ20を位置決めベルト110上にそれぞれ載置して両者の位置決めを行うロボット(図示せず)が配置される。
ロボットによって位置決めベルト110上に載置され位置決めされた太陽電池セル10とインターコネクタ20(図6(a)参照)を、位置決めされた状態で保持しながら搬送するため、図2に示すように、位置決めベルト110には搬送方向Fに沿って並んだ真空吸着穴111が形成される。
図1および図2に示されるように、位置決めベルト110の裏面には真空吸着穴111を介して真空引きするための真空吸着ブロック112が配設される。
図1に示されるように、位置決めベルト110および搬送ベルト140は、隣接する加熱ベルト120との各隙間を極力つめる必要があるため、加熱ベルト120と隣接する箇所において直径の小さなプーリ113,141でそれぞれ巻き回される。
このため、位置決めベルト110および搬送ベルト140には優れた屈曲性が要求され、この実施形態では図15に示されるように、ナイロン繊維からなる芯材160にポリウレタン樹脂161を含浸させた樹脂ベルトが位置決めベルト110および搬送ベルト140として用いられる。
この実施形態において、加熱ベルト120と隣接する箇所に配置される位置決めベルト110および搬送ベルト140のプーリ113,141はそれぞれ直径1cmである。これに対し、加熱ベルト120および押さえベルト130を巻き回すプーリ121,131は直径10cmである。
加熱ベルト120および押さえベルト130は、熱伝導性に優れている必要があるため金属ベルトで構成されるが、その屈曲性は樹脂ベルトほどには高くないため、加熱ベルト120および押さえベルト130については、プーリ121,131の直径を小さくできないという事情がある。
なお、加熱ベルト120および押さえベルト130としては、金属ベルト以外にもガラス繊維ベルトを用いることができる。ガラス繊維ベルトは金属ベルトよりも屈曲性に優れるため、加熱ベルト120および押さえベルト130としてガラス繊維ベルトが用いられた場合には、加熱ベルト120および押さえベルト130を巻き回すプーリ113,141の直径を小さく設定でき、位置決めベルト110および搬送ベルト140と加熱ベルト120との各隙間をさらに小さく詰めることができる。
図1に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130の裏面側には電熱式の加熱ブロック122,132および水冷式又は空冷式の冷却ブロック123,133がそれぞれ配設され、加熱ベルト120と押さえベルト130は加熱ブロック122,132および冷却ブロック123,133に付設した熱電対(図示せず)によってそれぞれ所定の温度に管理される。
加熱ブロック122,132の搬送方向Fに沿った長さは、半田が溶融する温度と、加熱ブロック122,132の出力に応じて設定される。
この実施形態では、加熱ブロック122,132は、搬送方向Fに沿った長さがそれぞれ100cmに設定される。
また、図3および図4に示されるように、加熱ブロック122,132の幅W1は、太陽電池セル10の全面を輻射熱で加熱できるように、太陽電池セル10の幅W3(図8参照)に応じて設定される。
この実施形態では一辺126mmの太陽電池セル10を接続することを前提としていることから、加熱ブロック122,132の幅W1はそれぞれ18cmに設定される。
太陽電池セル10の全面を加熱できるようにするのは、仮に太陽電池セル10の一部を局部的に加熱してインターコネクタ20を半田付けすると、インターコネクタ20を接続した後の太陽電池セル10の反りが大きくなり、後の封止工程で割れてしまう恐れがあるからである。これに対して、この実施形態のように太陽電池セル10の全面を加熱すると、全体的に膨張と収縮が発生することから熱ストレスが少なくなり、太陽電池セル10の反りが抑制される。
一方、図1に示されるように、冷却ブロック123,133の搬送方向Fに沿った長さは、溶融した半田が固化する温度と冷却ブロック123,133の放熱容量に応じて設定される。
この実施形態では、冷却ブロック123,133の搬送方向Fに沿った長さはそれぞれ30cmに設定される。また、図3および図4に示されるように、冷却ブロック123,133の幅W2はそれぞれ18cmに設定される。
図1に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130は、加熱ブロック122,132および冷却ブロック123,133に取り付けられた板状のバネ124,134によって、加熱ベルト120と押さえベルト130が互いに付勢しあう方向に付勢されている。
これにより、搬送時の太陽電池セル10に加わる衝撃が和らげられるだけでなく、加熱されて反った太陽電池セル10に加熱ベルト120と押さえベルト130がなじみ易くなり、反った太陽電池セル10に局部的に強い力が加わって割れてしまうことが防止される。
しかし、押さえベルト130の加熱ベルト120に対する付勢力が強すぎる場合、反りの発生した太陽電池セル10を強制的に押さえ付けることとなり、太陽電池セル10を割ってしまうおそれがあることから、押さえベルト130の付勢力の設定には特に注意をする必要がある。この実施形態では、加熱ベルト120を付勢するバネ124には1本あたり50〜100gの付勢力を有するものを用い、押さえベルト130を付勢するバネ134には1本あたり50〜100gの付勢力を有するものを用いる。押さえベルト130はそれ自体の自重もあるので、押さえベルト130を付勢するバネ134は、加熱ベルト120を付勢するバネ124よりも本数が減らされている。
図3に示されるように、加熱ベルト120には、位置決めベルト110のような真空吸着穴111(図2参照)が形成されない。というのは、仮に、加熱ベルト120に真空吸着穴を形成すると、半田付け時の溶融した半田によって真空吸着穴を閉塞させてしまう恐れがあるばかりでなく、半田付け後のインターコネクタ20の表面に、真空吸着穴の配列に対応して高さ数百μm程度の局部的な突起が形成されるからである。
インターコネクタ20の表面に高さ数百μm程度の局部的な突起が形成されると、後の封止工程で透光性の樹脂シートによって封止する際に、突起部に応力が集中し、太陽電池セル10の割れにつながる恐れがある。
このため、この実施形態に係る製造装置では、図1に示されるように、敢えて、太陽電池セル10とインターコネクタ20を位置決めして搬送するための位置決めベルト110を別途設け、加熱ベルト120から真空吸着穴を排している。
なお、上述のとおり、この実施形態では、加熱ベルト120および押さえベルト130の表面に凹凸で形成されたパターン120a,130aが形成され、半田付け時にこれらのパターン120a,130aに対応した凹凸がインターコネクタ20の表面に転写される。
しかしながら、上述のとおり、パターン120a,130aを形成する凹凸は高さ数μm程度の非常に微細なものであるため、インターコネクタ20の表面に転写される凹凸も高さ数μm程度の非常に微細なものとなる。これは、加熱ベルト120に真空吸着穴が形成された場合に形成される高さ数百μm程度の突起とは全く異なるものである。
このため、後の封止工程において、インターコネクタ20の表面に転写された凹凸に応力が集中し、太陽電池セル10の割れにつながる恐れはない。
図1に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130の対向部分はシュラウド170によって囲われ、シュラウド170内は鉛フリー半田の使用を考慮して窒素雰囲気に保たれる。シュラウド170には窒素ガスを流入させるためのガス導入口(図示せず)が設けられる。
この実施形態では、2本の接続用電極13が形成された太陽電池セル10(図9参照)を接続することを前提としているため、図2〜4にそれぞれ示されるように、位置決めベルト110、加熱ベルト120および押さえベルト130はそれぞれ2本のベルトによって構成される。
位置決めベルト110、加熱ベルト120および押さえベルト130を構成する2本のベルトの間隔D1(図2〜4参照)は太陽電池セル10の接続用電極13の間隔D2(図9参照)に対応して設定される。
すなわち、この実施形態では上述のとおり、2本の接続用電極の間隔D2が62mmであり、各接続用電極の幅W5が1.5mmであり、接続用電極13に接続されるインターコネクタ20の幅W6が1.5mmであるため、ベルトどおしの間隔D1(図2〜4参照)は35mm、1本のベルトの幅W4は40mmに設定される。
一方、加熱ベルト120の下流側に加熱ベルト120と隣接して設けられる搬送ベルト140は、光学式測定装置151によってインターコネクタ20の表面形状を測定するために、光学式測定装置151に対してインターコネクタ20を露出させなければならない。
このため、図5に示されるように、搬送ベルト140を構成する2本のベルトは、太陽電池セル10の接続用電極13の外側をそれぞれ支持するように、ベルトどおしの間隔D3が49mm、1本のベルトの幅W7が25mmに設定される。
光学式測定装置150,151はレーザー共焦点方式の測定装置であり、インターコネクタ20の表面反射率や傾きの影響を受けることなく、非接触で正確にインターコネクタ20の表面形状(凹凸)を測定できる。
光学式測定装置150,151は図示しない制御部に接続される。制御部は、正常に半田付けがなされた際に検出されるべき凹凸が有する高さの最低値を閾値とし、この閾値以上の高さを有する凹凸が検知された場合には、正常に半田付けがなされたと判断し、閾値未満の凹凸しか検知されなかった場合には、半田付け時に十分な熱が加えられず、接続不良が生じているものと判断し、注意を促すアラームを発して装置を停止させる。
太陽電池モジュールの製造方法
この発明の実施形態による太陽電池モジュールの製造方法について図6〜8に基づいて説明する。図6〜8は、この発明の実施形態による太陽電池モジュールの製造方法を示す工程図である。
図6〜8に示されるように、この発明の実施形態による太陽電池モジュールの製造方法は、位置決めベルト110の上流側で複数の太陽電池セル10とそれら太陽電池セル10を接続するのに必要なインターコネクタ20を位置決めして位置決めベルト110の下流側に搬送する工程(図6(a)および図6(b))と、位置決めベルト110の下流側まで搬送された太陽電池セル10とインターコネクタ20を位置決めベルト110と押さえベルト130で挟みながら加熱ベルト120上へ渡す工程(図7(c))と、加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20を加熱ベルト120と押さえベルト130で挟みながら加熱して半田付けする工程(図7(d))と、半田付けされた太陽電池セル10とインターコネクタ20を加熱ベルト120から搬送ベルト140上へ渡して半田付けされたインターコネクタ20の表面形状を光学式測定装置150,151で測定し、測定された表面形状に基づいてインターコネクタ20の表面に加熱ベルト120および押さえベルト130のパターン120a,130aに対応した凹凸が形成されているか否かを判別する工程(図8(e))を備える。以下、各工程について詳しく説明する。
まず、図6(a)に示されるように、位置決めベルト110の上流側に、図示しないロボットにより太陽電池セル10を載置し、次いで、載置された太陽電池セル10の接続用電極13上にインターコネクタ20を重ねる。この時、位置決めベルト110は搬送方向Fへ移動しているため、ロボットが連続的に上記動作を繰り返すことにより、先に載置されたインターコネクタ20の端部上に太陽電池セル10の接続用銀電極17(図10参照)が重なった状態となる。
位置決めベルト110の上流側で載置され位置決めされた太陽電池セル10とインターコネクタ20は、位置決めベルト110に形成され真空吸着ブロック112と通ずる真空吸着穴111(図2参照)を介して真空吸引されることにより、位置決めされた位置関係を保持したまま位置決めベルト110の下流側へ搬送される。
位置決めベルト110の下流側に搬送されると、図6(b)に示されるように、先に載置された太陽電池セル10とインターコネクタ20から位置決めベルト110と押さえベルト130との間に順次挟まれ、位置決め状態を確実なものとして更に下流側へ搬送される。
位置決めベルト110の下流端まで搬送が進むと、図7(c)に示されるように、押さえベルト130からの押圧を受けたまま位置決めベルト110から加熱ベルト120へ太陽電池セル10とインターコネクタ20が順次渡される。
位置決めベルト110と加熱ベルト120の隙間は、上述のとおり、ナイロン繊維からなる芯材160にポリウレタン樹脂161を含浸させてなる屈曲性に優れた位置決めベルト110(図15参照)を、小径のプーリ113で巻き回すことにより極力つめられているので、太陽電池セル10が前記隙間を渡る際に太陽電池セル10に加わる衝撃は極力抑えられている。
加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20は、図7(d)に示されるように、加熱ベルト120と押さえベルト130に挟まれながら搬送される。
加熱ベルト120と押さえベルト130は、上述のとおり、加熱ベルト120と押さえベルト130の裏面側にそれぞれ設けられた加熱ブロック122,132と冷却ブロック123,133により上述の設定温度で温度管理されている。
したがって、加熱ベルト120へ渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20は搬送が進むにしたがって加熱ブロック122,132の加熱により温度上昇し、200℃以上まで温度上昇した時点で受光面側の接続用電極13と裏面側の接続用銀電極17に予めコーティングされていた鉛フリー半田と、インターコネクタ20に予めコーティングされていた鉛フリー又は有鉛半田がそれぞれ溶融し、さらに搬送が進んで加熱ベルト120と押さえベルト130の下流に達すると冷却ブロック123,133により140℃以下に冷却され、溶融した半田が固化して半田付けが完了する。
この半田付けの際、熱を受けた太陽電池セル10に若干の反りが生ずるが、上述のとおり、板状のバネ124,134によって互いに付勢しあう方向に付勢された加熱ベルト120および押さえベルト130は、太陽電池セル10の反りに柔軟に添い、また、搬送中の太陽電池セル10に加わる衝撃を和らげるので、太陽電池セル10に局部的に強い力が加わることが防止され、太陽電池セル10の割れが防止されている。
また、加熱ベルト120および押さえベルト130の対向部を囲うシュラウド170内には窒素ガスがガス導入口から流され、良好な半田付けを可能としている。
半田付けが完了した太陽電池セル10とインターコネクタ20はさらに搬送され、図8(e)に示されるように加熱ベルト120から搬送ベルト140上へ渡される。
搬送ベルト140上に渡された太陽電池セル10とインターコネクタ20は、搬送ベルト140の上下にそれぞれ配された光学式測定装置150,151によってインターコネクタ20の表面形状(凹凸)が測定され、インターコネクタ20の表面に加熱ベルト120および押さえベルト130のパターン120a,130aに対応した凹凸が形成されているか否かが判別される。
上述のとおり、光学式測定装置150,151は図示しない制御装置と接続されており、制御部は閾値以上の高さを有する凹凸が検知された場合には正常に半田付けがなされたと判断し、閾値未満の凹凸しか検知されなかった場合には、半田付け時に十分な熱が加えられず、接続不良が生じているものと判断する。
接続不良が生じたと判断した場合、制御部はアラームを鳴らして装置を停止させ、製造装置に異常が生じていないかチェックするよう促す。
接続不良が生じたと判断された太陽電池ストリングは、可能であれば手作業にて半田付けの修正作業が行われ、次工程へまわされる。
以上の工程により、図13および図14に示される太陽電池ストリング30が得られる。このようにして得られた太陽電池ストリング30を複数本平行に並べ、バスバー等でさらに直列または並列に接続することにより太陽電池モジュールが作製される。
なお、この実施形態では接続不良が発見された際の対応として、アラームを鳴らし製造装置のチェックを促す構成としたが、接続不良が発見された際の対応は必ずしもこれに限られるものではない。
例えば、接続不良が発見された際には、加熱ベルト120および押さえベルト130の温度が基準値よりも低下していると思われるため、加熱ブロック122,132の出力を上げるよう調整したり、位置決めベルト110、加熱ベルト120、押さえベルト130および搬送ベルト140の搬送速度を基準となる搬送速度(本実施形態では20mm/sec.)よりも低下させるよう調整してもよい。
このような調整は、オペレーターによって手作業で行われてもよいし、或いは制御部によって自動的に行われるようにしてもよい。
また、この実施形態では加熱ベルト120および押さえベルト130の表面のパターン120a,130a(図3および図4参照)を20〜100μmの高さを有する凹凸で形成したので、制御部が良否判定する際の閾値を15μmに設定した。
加熱ベルト120のおよび押さえベルト130の表面のパターン120a,130aは図3および図4に示されるものに限られず、高さ数μm程度の微細な凹凸で形成される限り、様々なパターンを採用することができる。
また、光学式測定装置150,151としては、レーザー共焦点方式のものを採用したが、精度が足りない場合にはダブルスキャン方式を採用してもよい。
半田付け前にフラックスを使用した場合でも加熱ベルト及び押えベルトにガラス繊維ベルトを使用することで耐溶剤に強くベルトの蛇行・ベルトの反りによる問題が発生しにくく、ベルトに付着したフラックスをエタノール等の溶剤で溶かし容易にふき取ることも可能である。又、セル・インタコネクターのベルトへの貼りつき等が発生を抑制できることから、歩留低下を防止できる。
この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置の概略的な構成を示す説明図である。 図1のA部の要部拡大説明図である。 図1のB部の要部拡大説明図である。 図1のB部の要部拡大説明図である。 図1のC部の要部拡大説明図である。 この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を示す工程図である。 この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を示す工程図である。 この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を示す工程図である。 この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法で用いる太陽電池セルの平面図である。 図9に示される太陽電池セルの底面図である。 この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法で用いるインターコネクタの平面図である。 図11に示されるインターコネクタの側面図である。 この発明の実施形態による太陽電池モジュールの製造方法によって得られた太陽電池ストリングの平面図である。 図13に示される太陽電池ストリングの底面図である。 この発明の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造装置において、位置決めベルトおよび搬送ベルトに用いられる樹脂ベルトの断面図である。
符号の説明
10・・・太陽電池セル
11・・・光電変換層
12・・・受光面電極
13・・・接続用電極
14・・・グリッド電極
15・・・裏面電極
16・・・アルミ電極
17・・・接続用銀電極
20・・・インターコネクタ
30・・・太陽電池ストリング
100・・・製造装置
110・・・位置決めベルト
111・・・真空吸着穴
112・・・真空吸着ブロック
113,121,131,141・・・プーリ
120・・・加熱ベルト
120a,130a・・・パターン
122,132・・・加熱ブロック
123,133・・・冷却ブロック
124,134・・・バネ
130・・・押さえベルト
140・・・搬送ベルト
150,151・・・光学式測定装置
160・・・芯材
161・・・ポリウレタン樹脂
170・・・シュラウド

Claims (6)

  1. 複数の太陽電池セルを位置決めベルト上に供給し、1つの太陽電池セルの受光面電極と他の太陽電池セルの裏面電極とを表面に半田コーティングを有するインターコネクタで加熱ベルトと押さえベルトを利用して半田付けする工程において、前記半田コーティング面に接触する加熱ベルト又は押さえベルトの両方又は、いずれか一方に凹凸面を形成しておき、所定の位置を通過したインターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別し、半田付けが正常かどうかを確認しつつ半田付けを行うことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  2. インターコネクタの半田コーティング面に凹凸面が転写されているか否かを判別する前記工程は、インターコネクタの表面形状を光学式測定装置によって測定し、測定された表面形状に基づいて凹凸面が転写されているか否かを判別する工程である請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 光学式測定装置がレーザー共焦点方式の測定装置である請求項2に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造方法に用いられる製造装置であって、受け渡し可能に隣接する位置決めベルトおよび加熱ベルトと、位置決めベルトおよび加熱ベルト上にまたがるように位置決めベルトおよび加熱ベルトと対向する押さえベルトとを備え、加熱ベルトおよび押さえベルトの少なくとも一方は他方のベルトと対向する表面に凹凸面が形成されてなる太陽電池モジュールの製造装置。
  5. インターコネクタの表面形状を測定する光学式測定装置をさらに備える請求項4に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  6. 光学式測定装置がレーザー共焦点方式の測定装置である請求項5に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
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