JP5011486B2 - 太陽電池素子の検査方法及び検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池素子の検査方法及び検査装置に関するものである。
太陽電池素子は、単結晶シリコン基板や多結晶シリコン基板を用いて作製されるものが多く、一般的に、物理的衝撃に弱く、雨などの野外環境から保護する必要がある。
また、太陽電池素子の1枚では電気出力が小さいため、複数の太陽電池素子を接続導線で直列又は並列に電気的に接続して成る太陽電池モジュールとして用いることが通常行われている(例えば特許文献1又は特許文献2参照)。
ここで、太陽電池素子の接続状態を検査するために、接続導線をハンダ付けした太陽電池素子を金属製の検査台上に載置し、この金属製検査台上方に配置したカメラにより太陽電池素子の画像を撮影し、この画像により接続導線が太陽電池素子のバスバー電極上からはみ出すことなく所定の位置にハンダ付けされているかの自動検査を行うことが省力化のため望ましい。
しかしながら、接続導線を接続した太陽電池素子を金属製検査台上に載置し、画像検査を行う場合、接続導線の表面は上述のようにハンダコートを行っているため金属光沢を示すので、金属製検査台表面の金属光沢と判別がつきにくく、正確な画像検査を行うことが難しいという問題があった。
この対策として、金属製検査台の太陽電池素子を載置する面にフッ素樹脂などの樹脂膜をコーティングし、金属製検査台表面の金属光沢を無くすることが考えられる。
特開2004−247597号公報 特開2005−243837号公報
しかしながら、接続導線を取り付ける際、太陽電池素子の温度は230℃近傍と高く、このような太陽電池素子を大量に連続して処理した場合、フッ素樹脂などの樹脂膜をコーティングされた検査台では、この樹脂膜が劣化変質し、コーティングがすぐに剥がれてしまうという問題があった。
特に、最近の太陽電池モジュールでは、環境面への配慮から使用するハンダに鉛が実質的に含まれないものを使用するものが増えており、この鉛が実質的に含まれないハンダを使用した場合では、そのハンダの物性からハンダ付け温度が高くなるため、この樹脂膜のコーティング剥がれが早いものとなってしまう。
本発明は係る問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、太陽電池素子の画像検査に適した方法及び装置を提供することにある。
本発明の太陽電池素子の検査方法は、ハンダ被覆した接続導線が取付けられた太陽電池素子を準備する工程と、前記太陽電池素子を、表面の最大高さが0.1〜3μmである粗面状を成す金属基台上に載置する工程と、前記接続導線の取付け部を、画像処理装置を用いて検査する工程と、を具備するものである。
また、前記金属基台の粗面化は、ブラスト加工法により行われることが好ましい。
さらに、前記金属基台は搬送ベルトであることが好ましい。
また本発明の太陽電池素子の検査装置は、ハンダ被覆した接続導線が取付けられた太陽電池素子を載置する金属基台と、前記太陽電池素子の上方に位置し、前記接続導線の取付け部を検査する画像処理装置と、を具備する太陽電池素子の検査装置であって、前記金属基台の表面は、最大高さが0.1〜3μmの粗面状を成すことを特徴とするものである。
本発明の太陽電池素子の検査方法は、ハンダ被覆した接続導線が取付けられた太陽電池素子を準備する工程と、前記太陽電池素子を、表面の最大高さが0.1〜3μmである粗面状を成す金属基台上に載置する工程と、前記接続導線の取付け部を、画像処理装置を用いて検査する工程とを具備することから、金属基台の金属光沢が低減されて、ハンダの光沢とのコントラストが向上するため、画像検査の精度を高めることが可能となる。
また金属基台の粗面化は、ブラスト加工法により行われることによって、金属基台の表面状態を画像検査に最適な状態にすることができ、上述のコントラストをより向上させることができる。
さらに金属基台は搬送ベルトとして用いられることにより、独立した金属基台を設ける必要が無く、生産性の向上および装置の小型化・簡素化が可能となる。
また本発明の太陽電池素子の検査装置は、ハンダ被覆した接続導線が取付けられた太陽電池素子を載置する金属基台と、前記太陽電池素子の上方に位置し、前記接続導線の取付け部を検査する画像処理装置とを具備するものであって、前記金属基台の表面は、最大高さが0.1〜3μmの粗面状を成すことから、金属基台の金属光沢が低減されて、ハンダの光沢とのコントラストが向上するため、画像検査の精度を高めることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を用いて詳細に説明する。
<太陽電池素子の準備工程>
まず、図1に示すような太陽電池素子を準備する。
図1は、本発明の太陽電池素子の検査方法、特に接続導線を取り付ける前の太陽電池素子を示す平面図である。以下、各構成要素について説明する。
太陽電池素子1は、例えば厚み0.3〜0.4mm程度、大きさ150mm角程度の単結晶シリコンや多結晶シリコンを用いて作られている。その内部には、ボロンなどのP型不純物を多く含んだP層とリンなどのN型不純物を多く含んだN層が接しているPN接合(不図示)が形成されている。
また、太陽電池素子1の表面には窒化シリコンなどで反射防止膜(不図示)が形成され、さらにその上にバスバー電極3とフィンガー電極4が形成されている。
このバスバー電極3とフィンガー電極4は、銀ペーストなどをスクリーン印刷することなどにより形成される。フィンガー電極4は、幅0.1〜0.2mm程度で、太陽電池素子1の辺に平行に、光生成キャリヤーを収集するため多数本形成され、バスバー電極3は、収集されたキャリヤーを集電し、接続導線を取り付けるために幅1〜2mm程度で、フィンガー電極4と垂直に交わるように2〜3本程度形成される。ここで、バスバー電極3の表面は、その保護と接続導線を取り付けやすくするために、そのほぼ全面にわたりハンダコートしても良い。
このようなバスバー電極3とフィンガー電極4は、太陽電池素子1の裏面(非受光面)側にも同様に形成されている。なお、太陽電池素子1の裏面側には、その発電効率向上のために、アルミニウム等のP型不純物を高濃度でドープしたP+層が形成される。
<接続導線の取付け工程>
次に、上記太陽電池素子に対して、ハンダ被覆された接続導線を取り付ける。
接続導線2は、太陽電池素子同士を互いに電気的に接続するものであり、銅などの低抵抗の金属箔をリボン状に切断し、この表面全面にハンダコートを施し、これを適当な長さに切断して用いている。
図2(a)は太陽電池素子への接続導線の取付け工程を説明するための概略断面図であり、(b)は太陽電池素子に接続導線を取り付けた状態を示した平面図である。
まず、接続導線2の太陽電池素子1上のバスバー電極3への取り付けは、作業ステージ9上の搬送ベルトの上に載置された太陽電池素子1のバスバー電極3の上へ接続導線2を持ってくる。
その後、押しつけピン8を下ろし、接続導線2をバスバー電極3に押しつける。それと同時にノズル7から、400から500℃程度の熱風を数秒、上記の押しつけピン8で接続導線2をバスバー電極3に押しつけている部分に吹き付け、接続導線2のハンダとバスバー電極3のハンダを融かし両者を接合する。
その後、ハンダが固化したら、押しつけピン8を上げる。
この様にして、太陽電池素子1の受光面側と裏面側のバスバー電極にそれぞれ接続導線をハンダ付けする。図2(b)は太陽電池素子に接続導線を取り付けた状態を示した平面図である。
ここで、熱風吹き出しノズル7は、直径3〜10mm程度のステンレスパイプなどで作製され、一端は、吹き出される熱風が太陽電池素子1に当たるように太陽電池素子1のバスバー電極3の斜め上方に配置され、他端は熱風の発生装置に繋がれている。またこの熱風吹き出しノズル7の熱風吹き出し部付近には熱電対などの温度センサー(不図示)が配置され、熱風の温度が所定の温度になるように制御されている。
また、押しつけピン8は、ハンダ付け時に接続導線が動かぬ様に接続導線をバスバー電極表面に押しつけ固定するものであり、エアーシリンダーなどで上下に駆動するようになっている。
<太陽電池素子の金属基台への載置工程>
次に、上記の接続導線が取付けられた太陽電池素子を、表面が粗面状を成す金属基台上に載置する。
図3は本発明の太陽電池素子の検査方法を説明するための図であり、(a)は金属基台上への太陽電池素子の載置工程、(b)は(a)の金属基台を示す斜視図である。
金属基台(検査台)17は、接続導線を取り付けた後の高温の太陽電池素子を繰り返し載置するものであるため、例えばステンレス、アルミニウム、銅又は鉄などの金属で作製することができ、特に接続導線2のハンダが付着しないようにするためステンレスを用いることが望ましい。
ここで、本発明は、金属製検査台17の太陽電池素子1が載置されている面側の表面が粗面化されていることを特徴とする。
粗面化とは、塩酸などの酸処理やサンドペーパーで表面を荒らすこと、またはブラスト加工法などで表面に微細な凹凸を形成することを含む概念である。特にブラスト加工法では、大面積の検査台17でも上記の画像検査に最適な粗面化を確実に簡単、安価に行うことができることから好ましい。
このブラスト処理は、例えば#240のジルコニアの粉体を2〜7kg/cmほどの圧力で、ほぼ直角に金属製検査台17に吹き付ける事で行われる。これにより金属製検査台17の表面は、微細な凹凸が形成されて粗面化される。この粗面化された金属製検査台17の表面状態は、Veeco社製触針式表面形状測定装置Dektak8000で調べたところ、その凹凸の最大高さ(Rmax)は、0.1〜3μm程度である。
接続導線2a、2bをハンダ付けした後の太陽電池素子1を、金属製検査台17の粗面化表面に載置して後述の画像検査を行った場合、金属製検査台17の表面に形成された微細な凹凸のために金属製検査台17の光の反射が変わり、接続導線2a、2bと金属製検査台17のコントラストが向上し、検査での誤りが無くなる。さらに、金属製検査台17の表面を直接粗面化加工しているため、耐久性が良く、熱や磨耗による劣化や剥がれが全く無い。
<接続導線の取付け部についての検査工程>
次に、接続導線の取付け部を、画像処理装置を用いて検査する。
図4(a)は、本発明の太陽電池素子の検査方法、特に接続導線の取付け部の検査工程を説明するための模式図であり、(b)は特に画像処理装置のカメラから見た太陽電池素子を示す平面図である。
画像処理装置20は、カメラ21と画像を解析するコンピューター22と検査結果を出力するディスプレー23からなっている。
本発明に係る画像処理装置20は、2次元撮像装置としてのカメラ21の映像をA/D変換して得た濃淡の多値画像に基づいて、接続導線2a、2bがバスバー電極3の所定の位置にハンダ付けされているかを検出するものである。即ち、上記多値画像を、太陽電池素子1のバスバー電極3と接続導線2a、2bの位置を示す濃淡レベルに対応した閾値を設けて2値化することで、バスバー電極3と接続導線2a、2bを2値化画像として抽出し、その2値化画像と予め定めておいた基準画像とをコンピューター22を用いて比較することにより異常の有無を検出するものである。すなわち、画像検査部15bにおける接続導線2a、2bを認識し、さらに画像検査部15a、15cにおける接続導線2a、2bの他端部を認識し、この三つの画像検査部15a、15b、15cの接続導線の位置が予め定められた範囲の位置にあることを判断する。
本発明によれば、特に金属製検査代17の表面を粗面化していることから、接続導線2a、2bをハンダ付けした後の太陽電池素子1を上述の金属製検査台17上に載置し、上記の画像検査を行った場合、微細な凹凸のために金属製検査台17の光の反射が変わって、接続導線2a、2bのハンダと金属製検査台17の粗面とのコントラストが明確になり、検査での精度が向上する。
<太陽電池モジュールの形成工程>
次に、上記検査工程を経た複数の太陽電池素子を接続などして太陽電池モジュールを形成する。
図5は、本発明の太陽電池素子の検査方法を経て得られた太陽電池モジュールの構造を示す断面図である。
まず、図2(b)に示すように接続導線2を太陽電池素子1の受光面と裏面のバスバー電極上にハンダ付けすることにより取り付け、この接続導線2の他端部をさらに隣接する太陽電池素子に取り付けることにより太陽電池素子同士を電気的に接続する。
次に、透光性基板25上に受光面側充填材26を置き、さらにその上に接続導線2により接続した太陽電池素子1を置く。さらにその上に裏面側充填材27、裏面シート28を順次積層する。
このような状態にして、ラミネーターにセットし、減圧下にて加圧しながら100〜200℃で例えば15分〜1時間加熱することにより、これらが一体化し太陽電池パネルが出来上がる。この太陽電池パネルの外周部にモジュール枠を嵌め込み、その角部をビスなどで固定して太陽電池モジュールが完成する。
ここで、透光性基板25としては、ガラスやポリカーボネート樹脂などからなる基板が用いられる。ガラス板ついては、白板ガラス、強化ガラス、倍強化ガラス、熱線反射ガラスなどが用いられるが、一般的には厚さ3mm〜5mm程度の白板強化ガラスが使用される。他方、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂からなる基板を用いた場合には、厚みが5mm程度のものが多く使用される。
受光面側充填材26及び裏面側充填材27は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下EVAと略す)やポリビニルブチラール(PVB)から成り、Tダイと押し出し機により厚さ0.4〜1mm程度のシート状に成形されたものが用いられる。これらはラミネート装置により減圧下にて加熱加圧を行うことで、軟化、融着して他の部材と一体化する。
EVAやPVBは、酸化チタンや顔料等を含有させ白色等に着色させることがあるが、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法における受光面側充填材22においては、着色させると太陽電池素子に入射する光量が減少し、発電効率が低下するため透明とする。
また、裏面側充填材27に用いるEVAやPVBは透明でも構わないし、太陽電池モジュールの設置される周囲の設置環境に合わせ酸化チタンや顔料等を含有させ白色等に着色させても構わない。
裏面シート28は水分を透過しないようにアルミ箔を挟持した耐候性を有するフッ素系樹脂シートやアルミナまたはシリカを蒸着したポリエチレンテレフタレ−ト(PET)シートなどが用いられる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で適宜修正及び変更を加えることができる。
上述した実施形態においては検査台を用いたが、それに代えて、工程間の移動に用いる搬送ベルトに検査台の機能を兼ねるようにしても良い。即ち、搬送ベルト18表面を粗面化し、この上で画像検査することにより、独立した検査台を設ける必要が無く、装置の小型化、簡素化が可能となり、さらにフッ素樹脂のコーティングのように剥離することが無いので長寿命で、搬送ベルトを頻繁に交換することがなくなる。
図6は、本発明の太陽電池素子の検査方法の他の実施形態、特に上述の金属基台を搬送ベルトとして用いた例を説明するための模式図である。
搬送ベルト18は、厚さ0.05〜0.3mm程度のステンレスなどで作製された金属製のベルトであり、その両端は溶接などで接続され、サーボモーターなどがつながれた二つの駆動ドラム(不図示)により支持台19上を一定方向に動いている。その幅は太陽電池素子1が全て載置されるように太陽電池素子1の大きさ以上にしても良く、また複数のベルトで太陽電池素子1を搬送するようにしても良い。例えば150mm角の太陽電池素子の場合では、搬送ベルト18の幅は、150〜160mm程度にして1枚のベルトで搬送するようにしても良いし、また10〜50mm程度の複数本のベルトを間隔を空けて配置するようにしても良い。
ここで、搬送ベルト18の太陽電池素子1の載置される面は、上述のようにブラスト処理などにより粗面化されている。このブラスト処理は、発明者らが繰り返し行ったテストでは、#240のジルコニアの粉体を2Kg/cm以上、4kg/cm以下の圧力で、ほぼ直角に搬送ベルト18に吹き付ける事で行うことが最適である。この圧力が4kg/cmを超えると上記厚みの搬送ベルト18は変形して、水平に太陽電池素子1を載置することができなくなり、画像検査が正確にでき無くなり、また2Kg/cm未満では粗面化が不十分となって、接続導線2と搬送ベルト表面のコントラストが不明確になり、画像検査が正確にでき無くなるためである。
その他、太陽電池素子は接続導線を用いて接続するものであれば、単結晶や多結晶シリコンなどの結晶系太陽電池に限定されるものではなく、薄膜系太陽電池などでも適用可能である。
また、ハンダ付けに使用するハンダは、錫−鉛の共晶ハンダ等の他鉛フリーハンダでも実施可能である。
本発明の太陽電池素子の検査方法、特に接続導線を取り付ける前の太陽電池素子を示す平面図である。 (a)は太陽電池素子への接続導線の取付け工程を説明するための概略断面図であり、(b)は太陽電池素子に接続導線を取り付けた状態を示した平面図である。 本発明の太陽電池素子の検査方法を説明するための図であり、(a)は金属基台上への太陽電池素子の載置工程、(b)は(a)の金属基台を示す斜視図である。 (a)は本発明の太陽電池素子の検査方法、特に接続導線の取付け部の検査工程を説明するための模式図であり、(b)は特に画像処理装置のカメラから見た太陽電池素子を示す平面図である。 本発明の太陽電池素子の検査方法を経て得られた太陽電池モジュールの構造を示す断面図である。 本発明の太陽電池素子の検査方法の他の実施形態、特に金属基台を搬送ベルトとして用いた例を説明するための模式図である。
符号の説明
1;太陽電池素子
2;接続導線
3;バスバー電極
4;フィンガー電極
7;熱風吹き出しノズル
8;押しつけピン
9;作業ステージ
15;主たる画像検査部
17;金属基台(検査台)
18;金属基台(搬送ベルト)
19;支持台
20;画像処理装置
21;カメラ
22;コンピューター
23;ディスプレー
25;透光性基板
26;受光面側充填材
27;裏面側充填材
28;裏面シート

Claims (4)

  1. ハンダ被覆した接続導線が取付けられた太陽電池素子を準備する工程と、
    前記太陽電池素子を、表面の最大高さが0.1〜3μmである粗面状を成す金属基台上に載置する工程と、
    前記接続導線の取付け部を、画像処理装置を用いて検査する工程と、を具備する太陽電池素子の検査方法。
  2. 前記金属基台の粗面化は、ブラスト加工法により行われることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池素子の検査方法。
  3. 前記金属基台は搬送ベルトであることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池素子の検査方法。
  4. ハンダ被覆した接続導線が取付けられた太陽電池素子を載置する金属基台と、
    前記太陽電池素子の上方に位置し、前記接続導線の取付け部を検査する画像処理装置と、を具備する太陽電池素子の検査装置であって、
    前記金属基台の表面は、最大高さが0.1〜3μmの粗面状を成すことを特徴とする太陽電池素子の検査装置。
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