JP2006120674A - 露光装置及び方法、デバイス製造方法 - Google Patents

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    • G03F7/70341Details of immersion lithography aspects, e.g. exposure media or control of immersion liquid supply

Abstract

【課題】 液浸液として用いる液体中に存在する気泡を除去し、優れた結像性能を実現して、生産性の低下を防止する露光装置及び方法、デバイス製造方法を提供する。
【解決手段】 レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系を有し、前記投影光学系と前記被処理体との間の少なくとも一部に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、前記液体内に所定の流速分布を形成し、前記液体に混入した気泡及び/又は異物を除去する除去手段を有することを特徴とする露光装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般には、露光装置及び方法に係り、特に、IC、LSIなどの半導体チップ、液晶パネルなどの表示素子、磁気ヘッドなどの検出素子、CCDなどの撮像素子といった各種デバイス、マイクロメカニクスで用いる微細パターンの製造に用いられる露光装置及び方法に関する。本発明は、投影光学系の最終面と被処理体の表面を液体に浸漬して、かかる液体を介して被処理体を露光する、所謂、液浸型の露光装置に好適である。
フォトリソグラフィー(焼き付け)技術を用いて半導体メモリや論理回路などの微細な半導体素子又は液晶表示素子を製造する際に、レチクル(マスク)に描画された回路パターンを投影光学系によってウェハ等に投影して回路パターンを転写する縮小投影露光装置が従来から使用されている。
縮小投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系の開口数(NA)に反比例する。従って、波長を短くすればするほど、及び、NAを上げれば上げるほど、解像度はよくなる。このため、近年の半導体素子の微細化への要求に伴い露光光の短波長化が進められ、KrFエキシマレーザー(波長約248nm)からArFエキシマレーザー(波長約193nm)と用いられる紫外線の波長は短くなってきた。現在は、次の光源としてFレーザー(波長約157nm)や極端紫外線(EUV:Extreme ultraviolet)光の実現に向けて開発が進められている。
このような中で、ArFエキシマレーザーなどの光源を用いながら、更に解像度を向上させる技術として、液浸露光が注目されている。液浸露光とは、投影光学系の最終レンズ面とウェハの像面との間を液体で満たす(即ち、投影光学系のウェハ側の媒質を液体にする)ことで露光光の実効波長を短波長化し、投影光学系の開口数を見掛け上大きくして解像度の向上を図るものである。
液浸露光において、投影光学系の最終レンズ面とウェハとの間に液体を充填させる方法は二つに大別できる。第1の方法は、投影光学系の最終面とウェハ全体を液槽の中に配置する方法である。第2の方法は、投影光学系とウェハ面とで挟まれた空間だけに液体を流すローカルフィル法であり、かかる方法を用いた露光装置が、例えば、非特許文献1及び特許文献1に提案されている。
図8は、従来の液浸型の露光装置の要部構成を示す概略断面図である。図8を参照するに、従来の露光装置は、最終レンズ面1100とウェハ1200との対向面に向けて、最終レンズ面1100のエッジ部近傍に設置した液体供給ノズル1300より液体1600を供給する。そして、最終レンズ面1100を挟んで反対側に設置した液体回収ノズル1400から液体1600を回収する。更に、液体供給ノズル1300及び液体回収ノズル1400の外側から圧縮空気を吹き付けることによってエアカーテン1500を形成し、最終レンズ面1100とウェハ1200との間の液体1600を保持させる。
また、特許文献1には、エアカーテンの記載がないものの、液体供給ノズル及び液体回収ノズルの構成は、図8と同様であり、ウェハの移動速度に応じて、液体の供給量と回収量の調整を行うことを開示している。
Bruce Smith、Extreme−NA Water Immersion Lithography for 35−65nm Technology、International Symposium on 157nm Lithography 3−6 September 2002、Belgium 国際公開第99/49504号パンフレット
液浸露光では、最終レンズ面とウェハの像面との間に充填する液体の中に気泡を入れないことが重要である。液体中に残存する微小な気泡によって露光光が散乱し、結像性能に影響を及ぼす場合があるからである。気泡は、液面(界面)に固体が接触したときや、液体同士の接触時に発生しやすいため、連続して液体を供給及び回収すれば、気泡の混入を抑えることができる。
しかし、初期充填の場合や、最終レンズ面とウェハとの間に液体があるものの、液体供給ノズルから供給される液体の液面同士が離れている場合、液面同士を接触させることがあり、気泡が発生しやすくなる。これにより、発生した気泡によって結像性能が低下し、半導体デバイス製造の生産性の低下を招いてしまう。更に、図8に示した構成では、気泡が混入しやすい液面(メニスカス形状の面)に向けて圧縮空気を吹き付けているため、液体内に気泡がより混入しやすい構成となる。
また、特許文献1においても、初期充填では液体の供給や回収の流量を制御することで気泡を入りにくくすることは可能である。しかし、最終レンズ面とウェハとの間に供給された液体の液面と液体供給ノズルから供給される液体の液面とが離れている場合、連続供給するように液面同士を接触させると気泡が発生しやすいため、供給流量を下げざるを得なくなる。従って、露光装置のスループットが低下し、半導体デバイス製造の生産性の低下を招いてしまう。
そこで、本発明は、液浸液として用いる液体中に存在する気泡を除去し、優れた結像性能を実現して、生産性の低下を防止する露光装置及び方法、デバイス製造方法を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての露光装置は、レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系を有し、前記投影光学系と前記被処理体との間の少なくとも一部に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、前記液体内に所定の流速分布を形成し、前記液体に混入した気泡及び/又は異物を除去する除去手段を有することを特徴とする。
本発明の別の側面としての露光方法は、レチクルのパターンを、投影光学系を介してステージに保持された被処理体に露光する露光方法であって、前記投影光学系と前記被処理体との間の少なくとも一部に液体を供給するステップと、前記供給ステップで供給された液体に混入した気泡及び/又は異物を除去するステップとを有することを特徴とする。
本発明の更に別の側面としてのデバイス製造方法は、上述の露光装置を用いて被処理体を露光するステップと、露光された前記被処理体を現像するステップとを有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、液浸液として用いる液体中に存在する気泡を除去し、優れた結像性能を実現して、生産性の低下を防止する露光装置及び方法、デバイス製造方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一側面としての露光装置について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本発明の露光装置1の構成を示す概略断面図である。
露光装置1は、投影光学系40の被処理体50側にある最終レンズ面42と被処理体50との間の少なくとも一部に供給される液体WTを介して、レチクル20に形成された回路パターンをステップ・アンド・リピート方式やステップ・アンド・スキャン方式で被処理体50に露光する液浸型の投影露光装置である。かかる露光装置は、サブミクロンやクオーターミクロン以下のリソグラフィー工程に好適であり、以下、本実施形態ではステップ・アンド・スキャン方式の露光装置(「スキャナー」とも呼ばれる。)を例に説明する。ここで、「ステップ・アンド・スキャン方式」とは、レチクルに対してウェハを連続的にスキャン(走査)してレチクルパターンをウェハに露光すると共に、1ショットの露光終了後ウェハをステップ移動して、次の露光領域に移動する露光方法である。また、「ステップ・アンド・リピート方式」とは、ウェハの一括露光ごとにウェハをステップ移動して次のショットの露光領域に移動する露光方法である。
露光装置1は、図1に示すように、照明装置10と、レチクル20を搭載するレチクルステージ30と、投影光学系40と、被処理体50を載置するウェハステージ60と、液体供給部70と、液体回収部80と、検出手段90と、制御手段100とを有する。
照明装置10は、転写用の回路パターンが形成されたレチクル20を照明し、光源部12と、照明光学系14とを有する。
光源部12は、例えば、光源としては、波長約193nmのArFエキシマレーザー、波長約248nmのKrFエキシマレーザーなどを使用することができるが、光源の種類はエキシマレーザーに限定されず、例えば、波長約157nmのFレーザーを使用してもよいし、その光源の個数も限定されない。更に、スペックルを低減するために光路中に配置した図示しない光学系を直線的又は回動的に揺動させてもよい。また、光源部12にレーザーが使用される場合、レーザー光源からの平行光束を所望のビーム形状に整形する光束整形光学系、コヒーレントなレーザー光束をインコヒーレント化するインコヒーレント化光学系を使用することが好ましい。また、光源部12に使用可能な光源はレーザーに限定されるものではなく、一又は複数の水銀ランプやキセノンランプなどのランプも使用可能である。
照明光学系14は、レチクル20を照明する光学系であり、レンズ、ミラー、オプティカルインテグレーター、絞り投を含む。例えば、コンデンサーレンズ、ハエの目レンズ、開口絞り、コンデンサーレンズ、スリット、結像光学系の順で整列する等である。照明光学系14は、軸上光、軸外光を問わずに使用することができる。オプティカルインテグレーターは、ハエの目レンズや2組のシリンドリカルレンズアレイ(又はレンチキュラーレンズ)板を重ねることによって構成されるインテグレーターを含むが、光学ロッドや回折素子に置換される場合もある。
レチクル20は、例えば、石英製で、その上には転写されるべき回路パターンが形成され、レチクルステージ30に支持及び駆動されている。レチクル20から発せられた回折光は、投影光学系40を通り、被処理体50上に投影される。レチクル20と被処理体50とは、光学的に共役の関係に配置される。露光装置1は、スキャナーであるため、レチクル20と被処理体50を縮小倍率比の速度比で走査することによりレチクル20のパターンを被処理体50上に転写する。なお、ステップ・アンド・リピート方式の露光装置(「ステッパー」とも呼ばれる。)の場合は、レチクル20と被処理体50を静止させた状態で露光が行われる。
レチクルステージ30は、図示しないレチクルチャックを介してレチクル20を支持し、図示しない移動機構に接続されている。図示しない移動機構は、リニアモーターなどで構成され、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向及び各軸の回転方向にレチクルステージ30を駆動することでレチクル20を移動することができる。ここで、レチクル20又は被処理体50の面内で走査方向をY軸、それに垂直な方向をX軸、レチクル20又は被処理体50の面に垂直な方向をZ軸とする。
投影光学系40は、レチクル20に形成されたパターンを経た回折光を被処理体50上に結像する機能を有する。投影光学系40は、複数のレンズ素子のみからなる光学系、複数のレンズ素子と少なくとも一枚の凹面鏡とを有する光学系(カタディオプトリック光学系)、複数のレンズ素子と少なくとも一枚のキノフォームなどの回折光学素子とを有する光学系等を使用することができる。色収差の補正が必要な場合には、互いに分散値(アッベ値)の異なるガラス材からなる複数のレンズ素子を使用したり、回折光学素子をレンズ素子と逆方向の分散が生じるように構成したりする。
被処理体50は、本実施形態ではウェハであるが、液晶基板、その他の被処理体を広く含む。被処理体50にはフォトレジストが塗布されている。
ウェハステージ60は、図示しないウェハチャックによって被処理体50を支持する。ウェハステージ60は、レチクルステージ30と同様に、リニアモーターを利用して、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向及び各軸の回転方向に被処理体50を移動する。また、レチクルステージ30の位置とウェハステージ60の位置は、例えば、レーザー干渉計などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動される。ウェハステージ60は、例えば、ダンパを介して床等の上に支持されるステージ定盤上に設けられ、レチクルステージ30及び投影光学系40は、例えば、床等に載置されたベースフレーム上にダンパを介して支持される図示しない鏡筒定盤上に設けられる。
液体供給部70は、投影光学系40と被処理体50との間の空間或いは間隙に液体WTを供給する機能を有し、例えば、図示しない生成機構と、液体供給ノズル72とを有する。換言すれば、液体供給部70は、投影光学系40の最終レンズ面42の周囲に配置された液体供給ノズル72を介して液体WTを供給し、投影光学系40と被処理体50との間の空間に液体WTの液膜を形成する。なお、投影光学系40と被処理体50との間の空間は、液体WTの液膜を安定に形成、且つ、除去できる程度であることが好ましく、例えば、5mm以下とすればよい。また、本実施形態では、投影光学系40の最も被処理体50に近い光学素子を最終レンズ面42と表現する。但し、最終レンズ面42は、レンズに限らず、平行平板ガラス(カバーガラス)などでもよいが、その場合には平板ガラスとその一つ上段の光学素子との間にも液体WTで液膜を形成する必要がある。
液体WTは、光源部12からの露光光の等価的な露光波長を短くし、露光における解像度を向上させる機能を有する。液体WTは、本実施形態では、純水である。但し、液体WTは、特に純水に限定するものではなく、露光光の波長に対して高い透過特性及び高い屈折率特性を有し、投影光学系40や被処理体50に塗布されているフォトレジストに対して化学的安定性の高い液体を使用することができる。例えば、フッ素系不活性液体等を使用してもよい。
図示しない生成手段は、原料水供給源から供給される原料水中に含まれる金属イオン、微粒子及び有機物などの異物を低減し、液体WTを生成する。生成手段により生成された液体WTは、液体供給ノズル72に供給される。なお、生成手段が液体供給ノズル72に液体LWを供給する間に、脱気手段や温度調整手段を設け、液体WTに脱気処理を施したり、温度制御を行ってもよい。
液体供給ノズル72は、生成機構によって生成された液体WTを、投影光学系40と被処理体50との間の空間に供給する。液体供給ノズル72は、異物の溶出が少なく、且つ、液体WTに対して耐久性に優れた材質から構成することが好ましく、例えば、フッ素系樹脂等が好ましい。
液体回収部80は、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間に供給された液体WTを、液体回収ノズル82を介して回収する。液体回収部80は、例えば、液体回収ノズル82と、回収した液体WTを一時的に貯めるタンクと、液体WTを吸い取る吸引部などから構成される。
液体供給部70及び液体回収部80は、後述するように、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間に供給する液体WTの供給量及び回収量によって、液体WT内に所定の流速分布を形成し、液体WTに混入した気泡BBを除去する除去手段としての機能も有する。なお、図2に示すように、液体供給ノズル72の上流側及び液体回収ノズル82の下流側に液体WTの供給量及び回収量を調整する流量調整手段110を設け、かかる流量調整手段110によって液体WT内に所定の流速分布を形成してもよい。例えば、後述する制御部100で液体供給ノズル72から供給する液体WTの流量を算出し、算出された液体WTの流量に基づいて流量調整手段110で制御する。なお、流量調整手段110を設ける位置は、液体供給ノズル72の上流側(図示しない脱気手段の下流側)のみに限らず、図示しない脱気手段又は図示しない生成手段の上流側であってもよい。また、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の間隔を変えたり、被処理体50を走査したりすることによって液体WT内に所定の流速分布を形成することも可能であるため、ウェハステージ60も除去手段の一部を構成するといえる。
検出手段90は、液体WTに混入した気泡BBを検出する機能を有する。なお、検出手段90は、気泡BBと同様に、液体WTに混入した異物を検出する機能も兼ねる。検出手段90は、本実施形態では、図2に示すように、投光部92と、受光部94から構成される。ここで、図2は、検出手段90の構成の一例を示す概略断面図である。
投光部92は、光源からの光LLを液体LWに照射する。なお、かかる光LLは、光源部12からの光(即ち、露光光)であってもよいし、検出手段90が有する光源からの光(即ち、露光光以外)であってもよい。
受光部94は、投光部92から照射され、液体LW中の気泡BBで散乱した光LL’を受光する。受光部94は、例えば、顕微鏡で構成され、10μm程度の解像度を有することが好ましい。受光部94は、顕微鏡の焦点位置から気泡BBの位置を検出することができる。更に、受光部94は、被処理体50の面方向の気泡BBの位置も検出することができる。
制御手段100は、図示しないCPU、メモリを有し、露光装置1の動作を制御する。制御部100は、照明装置10、レチクルステージ30(即ち、レチクルステージ30の移動機構)、ウェハステージ60(即ち、ウェハステージ60の図示しない移動機構)、液体供給部70、液体回収部80及び検出手段90と電気的に接続されている。CPUは、MPUなど名前の如何を問わずいかなるプロセッサも含み、各部の動作を制御する。メモリは、ROM及びRAMより構成され、露光装置1を動作するファームウェアを格納する。
制御部100は、本実施形態では、検出手段90が検出する液体WTに混入した気泡BBの位置に基づいて、除去手段を制御する。制御部100は、後述するように、液体WT中の気泡BBの光軸方向の位置に応じて、例えば、メモリに格納した複数の除去方法の1つを選択する。
以下、制御部100が行う液体WT中の気泡BBの除去方法について説明する。図3乃至図5は、露光装置1において、液体WTに混入した気泡BBの除去方法について説明するための図である。
上述した露光装置1の構成において、図3(a)に示すように、液体WT中の被処理体50から近い位置に気泡BBが混入する場合がある。かかる気泡BBを除去するため、図3(b)に示すように、ウェハステージ60を被処理体50の面方向に走査(駆動)させる。これにより、最終レンズ面42側の液体WTの流速は略0となり、被処理体50側の液体WTの流速は走査速度と略等しくなるため、図3(b)に示すような、流速分布が形成される。従って、液体WTの被処理体50に近い位置に気泡BBが混入してもウェハステージ60を被処理体50の面方向に走査するだけで、結像性能を低下させる位置(即ち、結像領域)から気泡BBを除去することができる。なお、ウェハステージ60の走査量(駆動量)は、少なくとも、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との対向面から気泡BBが外れる量であればよい。
除去した気泡BBは、図3(c)に示すように、液体供給ノズル72や液体回収ノズル82の外周に出してもよいし、液体回収ノズル82から気泡BBごと液体WT’を回収してもよい。更に、図3(c)に示すように、除去した気泡BBを液体供給ノズル72や液体回収ノズル82の外周に出しても、露光ショット位置によっては、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間に気泡BBが混入する可能性があるため、例えば、エアブローや拭き取り等により気泡BBを被処理体50上から除去することが好ましい。また、図3では、液体供給ノズル72からの液体WTの供給及び液体回収ノズル82からの液体WTの回収を停止するように図示しているが、それぞれ供給及び回収していてもよい。
次に、図4(a)に示すように、液体WT中の投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の中間付近に気泡BBが混入している場合の気泡BBの除去について説明する。この場合、図3(b)に示すように、ウェハステージ60を被処理体50の面方向に走査しても気泡BBを除去することは可能である。しかし、流速がウェハステージ60の走査速度の半分程度であるため、被処理体50に近い位置に気体BBが混入した場合と比較して、ウェハステージ60の走査量は2倍程度必要となる。
そこで、液体供給ノズル72から液体WTを供給し、液体回収ノズル82から液体WTを回収する。これにより、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の液体WTの流速分布は、図4(b)に示すように、中間付近が最大流量となる。
液体WTの供給と回収を連続して行うと、図4(c)に示すように、液体回収ノズル82から気泡BBを回収(除去)することができる。但し、図4(b)に示すような流速分布を形成するためには、液体WTを層流にしなければならない。従って、その指標となるレイノルズ数Re=ρUD/μ(なお、ρ:密度、U:代表速度、D:代表長さ、μ:粘度、とする。)を小さくする必要があり、液体WT(の密度及び粘度)と、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の距離に応じて、液体WTの流速(液体WTの供給量及び回収量)を設定する必要がある。例えば、液体WTを純水、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の距離を2mmとすれば、レイノルズ数Re<100となるような流速U<50mm/secにすればよい。換言すれば、液体供給ノズル72や液体回収ノズル82の形状に応じて、流速U<50mm/secとなるように、液体WTの流量を調整すればよい。なお、液体WTの流量の調整に限らず、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の距離を近付ける方向にウェハステージ60を駆動させることで、レイノルズ数Reを小さくすることもできる。また、流量調整手段110を用いてもよい。
更に、図5(a)に示すように、液体WT中の投影光学系40の最終レンズ面42に近い位置に気泡BBが混入した場合の気泡BBの除去について説明する。図3や図4を参照して説明した気泡BBの除去方法では、投影光学系40の最終レンズ面42近傍の液体WTの流速は、略0であるので、気泡BBを除去することが困難である。
そこで、上述したレイノルズ数Reが大きくなるように液体WTの流速を調整し、図5(b)に示すように、液体WTに乱流を形成する。これにより、図5(c)に示すように、液体回収ノズル82から気泡BBを回収(除去)することができる。例えば、液体WTを純水、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の距離を2mmとすれば、レイノルズ数Re>2000となるような流速U>1000mm/secにすればよい。但し、乱流の渦が同じ位置だけに発生することがないように、流速を所定の範囲内で可変とし、乱流の渦の位置を動かすことが好ましい。なお、液体WTの流量の調整に限らず、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の距離を遠ざける方向にウェハステージ60を駆動させることで、レイノルズ数Reを大きくすることもできる。また、流量調整手段110を用いてもよい。
このように、複数の除去方法によって、露光装置1は、液体WT中の気泡BBの位置に関わらず、気泡BBを除去することができる。なお、超音波発生装置を設け、超音波によって気泡BBの位置を、被処理体50側、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の中間、投影光学系40の最終レンズ面42側に動かし、図3乃至図4を参照して説明した何れかの除去方法を用いてもよい。
液体WT中に混入した気泡BBを除去するタイミングは、被処理体50を搬送した後、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間の空間に初めて液体WTを供給した直後に行うことが好ましい。換言すれば、被処理体50を搬送し、投影光学系40の最終レンズ面42と被処理体50との間に液体WTを供給した後、かかる液体WTに混入した気泡BBを除去して露光を行う露光方法も本発明の一側面を構成する。
また、制御部100は、被処理体50の面方向の気泡BBの位置に基づいて、気泡BBを最短で除去する方向に、即ち、ウェハステージ60の走査方向や、液体WTを流す方向を決定する。
露光において、光源部12から発せられた光束は、照明光学系14によりレチクル20を、例えば、ケーラー照明する。レチクル20を通過してレチクルパターンを反映する光は、投影光学系40により、液体WTを介して被処理体50に結像される。露光装置1が用いる液体WTは、液体WTに混入した気泡BBを、除去手段、検出手段90及び制御手段100によって除去することが可能であり、気泡BBに起因する露光光の散乱による結像性能の劣化を抑えることができ、極めて高い解像力でレチクル20のパターンを露光することができる。これにより、露光装置1は、高いスループットで経済性よくデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。
次に、図6及び図7を参照して、露光装置1を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図6は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は、前工程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィー技術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
図7は、ステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)では、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、露光装置1によってマスクの回路パターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重の回路パターンが形成される。かかるデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。このように、露光装置1を使用するデバイス製造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側面を構成する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本発明は、液体に混入した気泡の除去に限定されず、液体に混入した異物(パーティクル)も同様に除去することができる。
本発明の一側面としての露光装置の構成を示す概略断面図である。 図1に示す露光装置が有する検出手段の構成の一例を示す概略断面図である。 図1に示す露光装置において、液体に混入した気泡の除去方法について説明するための図である。 図1に示す露光装置において、液体に混入した気泡の除去方法について説明するための図である。 図1に示す露光装置において、液体に混入した気泡の除去方法について説明するための図である。 デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。 図6に示すステップ4のウェハプロセスの詳細なフローチャートである。 従来の液浸型の露光装置の要部構成を示す概略断面図である。
符号の説明
1 露光装置
10 照明装置
20 レチクル
30 レチクルステージ
40 投影光学系
42 最終レンズ面
50 被処理体
60 ウェハステージ
70 液体供給部
72 液体供給ノズル
80 液体回収部
82 液体回収ノズル
90 検出手段
92 投光部
94 受光部
100 制御手段
110 流量調整手段
WT 液体
BB 気泡

Claims (14)

  1. レチクルのパターンを被処理体に投影する投影光学系を有し、前記投影光学系と前記被処理体との間の少なくとも一部に供給される液体を介して前記被処理体を露光する露光装置であって、
    前記液体内に所定の流速分布を形成し、前記液体に混入した気泡及び/又は異物を除去する除去手段を有することを特徴とする露光装置。
  2. 前記除去手段は、前記液体を供給する液体供給ノズルと、
    前記液体を回収する液体回収ノズルとを有し、
    前記液体供給ノズル及び前記液体回収ノズルが供給及び回収する前記液体の供給量及び回収量を調整する流量調整手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記液体に混入した気泡及び/又は異物を検出する検出手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  4. 前記検出手段は、光源と、
    前記光源からの光を前記気泡及び/又は異物に照射する投光部と、
    前記気泡及び/又は異物で散乱した前記光を受光し、前記気泡及び/又は異物の位置を検出する受光部とを有することを特徴とする請求項3記載の露光装置。
  5. 前記検出手段が検出する前記気泡及び又は異物の位置に基づいて、前記除去手段を制御する制御手段を更に有することを特徴とする請求項3記載の露光装置。
  6. レチクルのパターンを、投影光学系を介してステージに保持された被処理体に露光する露光方法であって、
    前記投影光学系と前記被処理体との間の少なくとも一部に液体を供給するステップと、
    前記供給ステップで供給された液体に混入した気泡及び/又は異物を除去するステップとを有することを特徴とする露光方法。
  7. 前記除去ステップは、前記ステージを前記被処理体の面方向に走査することを特徴とする請求項6記載の露光方法。
  8. 前記除去ステップは、前記液体の供給量及び回収量を所定の範囲内に調整し、前記投影光学系と前記被処理体との間の前記液体を層流に流すことを特徴とする請求項6記載の露光方法。
  9. 前記除去ステップは、前記液体の供給量及び回収量を所定の範囲内に調整し、前記投影光学系と前記被処理体との間の前記液体を乱流に流すことを特徴とする請求項6記載の露光方法。
  10. 前記除去ステップは、前記投影光学系と前記被処理体との間の間隔を調整し、前記投影光学系と前記被処理体との間の前記液体を層流又は乱流に流すことを特徴とする請求項6記載の露光方法。
  11. 前記液体に混入した気泡及び/又は異物の前記被処理体の面内方向の位置に基づいて、前記液体を流す方向を決定するステップを更に有することを特徴とする請求項8乃至10のうちいずれか一項記載の露光方法。
  12. 前記除去ステップは、
    記ステージを前記被処理体の面方向に走査する第1のステップと、
    前記液体の供給量及び回収量を所定の範囲内に調整し、前記投影光学系と前記被処理体との間の前記液体を層流に流す第2のステップと、
    前記液体の供給量及び回収量を所定の範囲内に調整し、前記投影光学系と前記被処理体との間の前記液体を乱流に流す第3のステップと、
    前記投影光学系と前記被処理体との間の間隔を調整し、前記投影光学系と前記被処理体との間の前記液体を層流又は乱流に流す第4のステップとを有し、
    前記液体に混入した気泡及び/又は異物の光軸方向の位置に基づいて、前記第1乃至第4のステップのうち、少なくとも1つを選択するステップとを有することを特徴とする請求項6記載の露光方法。
  13. 前記除去ステップは、前記液体を初めて供給した直後に行われることを特徴とする請求項6記載の露光方法。
  14. 請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の露光装置を用いて被処理体を露光するステップと、
    露光された前記被処理体を現像するステップとを有することを特徴とするデバイス製造方法。
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