JP2006118483A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 強制的なノッキングの発生によって燃焼室内のデポジットを除去する際に発生する騒音レベルを抑制可能である内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関10は、各々が点火プラグ16〜19を燃焼室内に有する複数の気筒11〜14を備える。各気筒における点火時期は、エンジンECU50によってそれぞれ独立に制御可能である。エンジンECU50は、ノックセンサ30からの信号に基づいて少なくとも1つの気筒での堆積物付着を検出したときに、複数の気筒のうちの一部ずつを強制ノッキング対象として選択し、選択した気筒においては、点火時期の進角によって強制的にノッキングを発生させて堆積物の除去を図る。この際に、エンジンECU50は、複数の気筒の点火順序を考慮して、連続して点火される気筒の各々が前記強制的なノッキング対象として選択されないように、強制ノッキング対象を順次選択する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、内燃機関の制御装置に関し、より特定的には、それぞれの点火時期を独立に制御可能な複数の気筒を備えた内燃機関における、燃焼室内の堆積物を除去する技術に関する。
内燃機関の使用に伴って、燃料および潤滑油の不完全燃焼物と考えられる堆積物(デポジット)が燃焼室内およびピストン上面に付着堆積されることが知られている。このデポジットは、内燃機関の機能低下や、排気ガス中の有害成分の割合の増大等に繋がることが知られている。このため、従来より、一旦燃焼室内に堆積したデポジットを除去するための技術が種々開示されている。
たとえば、デポジットの付着を検知した場合に、内燃機関の運転条件を変更して強制的にノッキングを発生させることにより、ノッキングに伴う高熱および大きな衝撃波(振動)によってデポジットを燃焼室の壁から剥離させて除去する技術が用いられている。特に、内燃機関における点火時期を通常よりも進角させて、強制的にノッキングを発生させる技術が知られている(たとえば特許文献1および2)。
あるいは、所定時間の間にノッキングが発生しない場合には、点火時期を所定のクランク角度だけ進角させる制御を行なう技術も開示されている(たとえば、特許文献3)。この技術では、所定時間ごとに点火時期を進角させることにより、ノッキングが発生した場合にはノッキングによってデポジットを除去でき、ノッキングが発生しない場合にも燃焼温度の上昇によってデポジットを除去することができる(特許文献3)。
また、点火時期と燃焼騒音との関係としては、点火時期を基本点火時期よりも遅角させることにより、燃焼性を悪化させて燃焼騒音を低減することが可能であることも示されている(特許文献4)。
特開昭54−7028号公報 特開昭54−7027号公報 特開平9−88784号公報 特開平1−313672号公報
しかしながら、強制的にノッキングさせることにより、内燃機関には騒音が発生する。したがって、強制的なノッキングの発生によりデポジットを除去する構成では、デポジット除去時の騒音レベルを抑制することが必要となる。
この点について、上記特許文献1には、複数の気筒を備える内燃機関において、全気筒にわたってノッキングを起こす手段を備える一方で、1つの点火サイクルでは一部分の気筒のみにノッキングを発生することにより、デポジット除去時に発生する騒音を低減することが開示されている。しかしながら、運転者へ不快感や違和感を与えないようにするために、強制的なノッキングによりデポジットを除去する構成では、騒音の低減に関しては、さらなる改善の余地がある。
この発明は、この問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、強制的なノッキングの発生によって燃焼室内のデポジットを除去する際に発生する騒音レベルを抑制する内燃機関の制御装置を提供することである。
この発明に係る内燃機関の制御装置は、各々が点火プラグを燃焼室に有する複数の気筒を備えた内燃機関の制御装置であって、点火制御装置と、堆積物検知手段と、気筒選択手段と、強制ノッキング指令手段とを備える。点火制御装置は、複数の気筒の点火プラグの点火時期をそれぞれ独立に制御する。堆積物検知手段は、複数の気筒の少なくとも1つにおける燃焼室での堆積物付着を検知する。気筒選択手段は、デポジット堆積手段が堆積物付着を検出したときに、所定の制御期間中複数の気筒のうちの一部ずつを強制的なノッキング対象として順次選択する。強制ノッキング指令手段は、制御期間中、気筒選択手段によって選択されている気筒の点火時にノッキングが発生する領域まで点火時期を進角させる指令を点火制御装置へ発する。特に、気筒選択手段は、複数の気筒の点火順序を考慮して、連続して点火される気筒の各々が強制的なノッキング対象として選択されないように、複数の気筒を選択する。
上記内燃機関の制御装置では、燃焼室での堆積物付着を検知した場合には、所定の点火順序に従って連続点火される気筒の各々でノッキングが発生しないように配慮した上で、点火時期の進角による強制ノッキングを順次各気筒に発生させることができる。したがって、堆積物除去のための強制ノッキングでの発生音の増大を抑制することにより、運転者へ不快感や違和感を与えないように配慮した上で、燃焼室内の堆積物を適宜除去して運転性能を確保することができる。
本発明の他の構成に係る内燃機関の制御装置は、各々が点火プラグを燃焼室に有する複数の気筒を備えた内燃機関の制御装置であって、点火制御装置と、堆積物検知手段と、気筒選択手段と、強制ノッキング指令手段と、発生音低減手段とを備える。点火制御装置は、複数の気筒の点火プラグの点火時期をそれぞれ独立に制御する。堆積物検知手段は、複数の気筒の少なくとも1つにおける燃焼室での堆積物付着を検知する。気筒選択手段は、デポジット堆積手段が堆積物付着を検知したときに、所定の制御期間中、複数の気筒のうちの一部ずつを強制的なノッキング対象として順次選択する。強制ノッキング指令手段は、制御期間中、気筒選択手段によって選択されている気筒の点火時に、ノッキングが発生する領域まで点火時期を進角させる指令を点火制御装置へ発する。発生音低減手段は、制御期間中において、気筒選択手段により非選択である気筒について、該気筒の発生音を低減するために運転条件の変更を行なう。
上記内燃機関の制御装置では、燃焼室での堆積物付着を検知した場合には、複数の気筒のうちの一部を強制的なノッキング対象として選択して、堆積物除去のために強制ノッキングを発生させるとともに、非選択の気筒では発生音を低減させるように運転条件を変更することができる。したがって、堆積物除去のために強制ノッキングを行なう際に、内燃機関全体での発生音の増大を抑制することが可能となる。この結果、運転者へ不快感や違和感を与えないように配慮した上で、燃焼室内の堆積物を適宜除去して運転性能を確保することができる。
特に、発生音低減手段は、制御期間中において、気筒選択手段によって非選択とされている気筒について、点火時期を所定量遅角させる指令を点火制御装置へ発する、あるいは、気筒の空燃比設定値を通常の設定値より低く修正する。
上記内燃機関の制御装置では、新たな制御機構を設けることなく、既存の点火時期制御や空燃比制御における設定値を修正することにより、強制ノッキング対象として非選択の気筒での発生音を簡易に低減できる。
好ましくは、本発明の内燃機関の制御装置において、気筒選択手段は、複数の気筒の点火順序を考慮して、連続して点火される気筒の各々が強制的なノッキング対象として選択されないように、複数の気筒を選択する。
上記内燃機関の制御装置では、連続して点火される気筒の各々でノッキングが発生しないように気筒選択を行なった上で、点火時期の進角による強制ノッキングを順次各気筒に発生させることができる。したがって、強制ノッキングを行なう際に、連続した点火タイミングでの強制ノッキング発生を抑制しない構成と比較して、発生音を低減することが可能となる。この結果、堆積物除去のための強制ノッキングでの発生音の増大をさらに抑制できる。
さらに好ましくは、強制ノッキング指令手段による進角量は、内燃機関の回転数および負荷率に応じて設定される。
上記内燃機関の制御装置では、内燃機関におけるノッキングの発生し易さがその回転数および負荷率に応じて異なる点を考慮して、強制ノッキング発生のための進角補正量を適切に設定できる。これにより、堆積物の除去のための強制ノッキングを確実に発生させることができ、かつ、過度の衝撃を伴わない適切なノッキングを発生させることができる。
本発明に係る内燃機関の制御装置によれば、運転者へ不快感や違和感を与えないように配慮した上で、強制的なノッキングの発生によって燃焼室内の堆積物を適宜除去して運転性能を確保することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰返さないものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置であるエンジンECU(Electronic Control Unit)で制御されるエンジンシステムの概略構成図である。なお、図1には、内燃機関としての直列4気筒ガソリンエンジンを示すが、本発明の適用はこのようなエンジンに限定されるものではない。
図1を参照して、内燃機関10は、第1気筒11、第2気筒12、第3気筒13および第4気筒14(以下、各々を単に「気筒」とも称する)を備える。第1気筒11、第2気筒12、第3気筒13および第4気筒14には、点火プラグ16、17、18および19がそれぞれ設けられている。点火プラグ16〜19の点火時期は、点火駆動部60によって、エンジンECU50からの点火制御信号PC1〜PC4に基づいて制御される。
内燃機関10への吸入空気量は、吸気ダクトに設けられたスロットルバルブ20の開度によって制御される。スロットルバルブ20には、開度センサ27が設けられ、開度センサ27の出力はエンジンECU50へ送出される。また、スロットルバルブ20より下流の吸気管負圧を検出するための圧力センサ21が吸気通路内に設けられている。圧力センサ21の出力は同様にエンジンECU50へ送出される。
内燃機関10には、回転数センサ22、温度センサ23,25、クランク角センサ28およびノックセンサ30が設けられる。回転数センサ22は、内燃機関10の回転速度を検出する。温度センサ23は、ウォータジャケットに取付けられて内燃機関の温度を検出し、温度センサ25は、潤滑油の温度を検出する。クランク角センサ28は、各気筒のクランク角度を検出するために、特定気筒の上死点および下死点を検出する。
さらに、内燃機関10を搭載する車両には、車速を検出する車速センサ24および大気温を測定する温度センサ26が配置される。
ノックセンサ30は、シリンダブロックに取付けられ、シリンダブロックからの振動を電気信号に検出する圧電セラミック素子を含んで構成される。ノックセンサ30の出力信号はエンジンECU50へ送出される。エンジンECU50は、ノックセンサ30の出力信号に基づき、内燃機関10において特定周波数での振動が一定レベル以上発生したときに、気筒11〜気筒14のうちの少なくとも1つにおけるノッキングの発生を検知する。
エンジンECU50は、各センサの出力を受けて、車両状況や、運転手の操作に従って必要な車両要求トルクを算出し、当該要求トルクを発生するために内燃機関10を制御する。具体的には、内燃機関10における燃料噴射量、空気吸入量、および各気筒11〜14におけるバルブ開度タイミングや点火時期等を制御して、内燃機関10の動作を総合的に制御している。
本発明では、内燃機関10の各気筒における点火時期制御が重要であるので、以下では、エンジンECU50のうち、点火時期制御に関する機能について説明する。
エンジンECU50による点火時期制御では、各センサからの信号をもとに、現在の運転状況に応じた最適な点火時期が予め作成されたマップより選択される。さらに、このようにして求められた基本点火角に対し、各センサからの信号に基づきそのときの内燃機関10の状態に応じて適切な進角および遅角補正が行なわれる。
たとえば、冷却水温が低いときには、点火時期を進角させて運転性を向上するために、一定の進角補正量が上記基本点火角に対して付加される。また、アイドル回転数が低くなった場合にも、アイドル回転数の安定化を図るために、点火時期は一定量進角側に補正される。あるいは、車両の加速時には、運転性の向上を図るために、一時的に点火時期が遅角される。
さらに、ノッキングに関しては、ノックセンサ30からの出力信号に基づいて、ノックコントロールシステム(KCS)と呼ばれる点火時期調整がエンジンECU50により実行される。
図2は、ノックコントロールシステムの制御サイクルを説明する概念図である。
図2を参照して、ノックコントロールシステムでは、ノックセンサ30の出力に基づいてノッキング発生を検出した場合には、ノッキングが発生しなくなるまで、1点火サイクル毎に一定角度ずつ点火時期が遅角される。一方、ノッキングが発生しなくなると、1点火サイクル毎に一定角度ずつ、点火時期は進角される。このような進角補正量(Δφ1)および遅角補正量(Δφ2)についても、上記基本点火角に対する補正量の1つとして取り扱われる。
上記ノックコントロールシステムにより、点火時期の進角によってノッキング発生に至ると再び点火時期は遅角されるので、内燃機関10は、ノッキング限界領域で動作するようにその点火時期が制御される。
再び図1を参照して、エンジンECU50は、上述したような点火時期制御によって、第1気筒11〜第4気筒14のそれぞれの点火時期を示す点火制御信号PC1〜PC4を生成する。点火制御信号PC1〜PC4は、点火駆動部60へ送出される。
点火駆動部60は、たとえば、点火制御信号PC1〜PC4に対応する駆動信号をゲートに受けるパワートランジスタ群、および当該パワートランジスタの導通に応答して高電圧を点火プラグ16〜19へ印加する点火コイル(変圧器)を含んで構成される。点火プラグ16〜19における上記高電圧の印加に伴う放電現象により、各気筒11〜14の燃焼室内での点火が行なわれる。
このように、エンジンECU50が独立に生成する点火制御信号PC1〜PC4によって、第1気筒11〜第4気筒14にそれぞれ設けられた点火プラグ16〜19の点火時期は独立に制御される。すなわち、エンジンECU50のうちの点火制御信号PC1〜PC4を生成する機能部分および点火駆動部60が、本発明における「点火制御装置」に対応する。なお、点火駆動部60については、各点火プラグに対応する機能部分を各点火プラグ16〜19と一体的に設ける構成とすることも可能である。
次に、本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置による、燃焼室デポジット除去制御例について図3のフローチャートを用いて説明する。図3に示したフローチャートを実行するためのプログラムがエンジンECU50内には予めプログラムされており、当該プログラムの起動により以下に説明する燃焼室デポジット除去制御が実行される。
図3を参照して、燃焼室デポジット除去制御においては、まず、エンジンECU50によって、デポジットの堆積があるかどうかが判断される(ステップS100)。
一般的に、燃焼室内でのデポジット堆積が多くなるほどノッキングが起こりやすくなることが知られている。したがって、図4に示すように内燃機関の回転数−負荷率の二次元マップ上において、デポジット堆積がない場合にはノッキングが発生しないと予想される安全領域70を予め定義しておき、内燃機関10が当該安全領域70内で運転されているにもかかわらず、ノックセンサ30からの出力によってノッキングの発生が検知されたときに、デポジット堆積を検出する構成とすることができる。
あるいは、図2で説明したノックコントロールシステムの作動時には、各気筒の点火時期はノッキング限界領域付近に設定されていることから、ノックコントロールシステムによって設定された点火時期が所定値よりも遅角側に設定されている場合に、デポジット堆積を検出する構成とすることもできる。なお、デポジット堆積の検出しきい値となる遅角量についても、内燃機関回転数−負荷率の二次元上で選択的に設定する構成とすることにより、より高精密な検出を行なうことができる。
このように、図3のステップS100は、本発明における「堆積物検知手段」に対応する。なお、各センサからの信号等に基づいてデポジット堆積を検出する手法については、当業者に周知の手法を適宜用いることが可能である。
ステップS100においてデポジット堆積が検出されない場合(N判定)には、燃焼室デポジット除去制御は一旦終了される。一方、デポジット堆積が検出された場合(Y判定)には、点火時期の進角化によって強制的にノッキングを発生することが可能な条件が成立しているかどうかが判定される(ステップS110)。
なぜなら、内燃機関10の負荷がある程度高い領域でないと、点火時期を進角化しても強制的なノッキング(以下、単に「強制ノッキング」とも称する)を発生させることができないからである。たとえば、図4に示すような内燃機関の回転数−負荷率マップ上において、内燃機関10に一定以上の負荷がかかっている強制ノッキング可能領域75を予め定義しておき、ステップS110では、内燃機関10の運転状況が強制ノッキング可能領域75に入っているかどうかを判定する。
ステップS100でデポジット堆積が検出された場合であっても、内燃機関10の回転数および負荷率が強制ノッキング可能領域75(図4)に入っていない場合には(ステップS110におけるN判定)、点火時期の進角化による強制ノッキングの発生が不能であるので、燃焼室デポジット除去制御は一旦終了される。
一方、内燃機関10の回転数および負荷率が強制ノッキング可能領域75(図4)に入っている場合には(ステップS110におけるY判定)、強制ノッキングの発生によるデポジットの除去制御が開始される(ステップS120)。
デポジット除去制御が開始されると、まず、エンジンECU50が、第1気筒11〜第4気筒14のうちから、強制ノッキングの対象となる一部の気筒を選択する(ステップS130)。この際に、第1気筒11〜第4気筒14の点火順序を考慮して、連続した点火タイミングにおいて、強制ノッキングが連続して発生しないように、気筒の選択が行なわれる。すなわち、ステップS130は、本発明における「気筒選択手段」に対応する。
ステップS130で選択された気筒(以下、「強制ノッキング対象気筒」とも称する)の点火時には、通常の点火時期制御によって定められた点火時期に対して、強制的にノッキングが発生する領域まで進角補正量Δφfを付与するように、点火時期が修正される(ステップS140)。これにより、強制ノッキング対象気筒にノッキングが発生する。ステップS130による気筒選択は制御期間に相当する所定時間ΔT維持されて、この間、強制ノッキングが発生する気筒は固定される。すなわち、ステップS140は、本発明における「強制ノッキング指令手段」に対応する。
所定時間ΔTが経過すると、全気筒について強制ノッキングが完了したかどうかが判定される(ステップS150)。強制ノッキングが未完の気筒が残っている場合には(ステップS150におけるN判定)、気筒選択の切替えを指示(ステップS155)するとともに、ステップS130およびS140が再び実行される。全気筒について強制ノッキングが完了するまで、ステップS155により強制ノッキング対象気筒を切替えながら、ステップS130およびS140は繰り返し実行される。
全気筒について強制ノッキングが完了すると(ステップS150におけるY判定)、燃焼室デポジット除去制御は終了される。
次に、図5を用いて、燃焼室デポジット除去制御の動作例を説明する。
図5(a)〜(c)を参照して、第1気筒11〜第4気筒14は、所定の点火順序に従って順次点火される。各気筒11〜14が1回ずつ点火される4つの点火タイミングによって1つの点火サイクルTが構成される。ここでは、各点火サイクルにおける点火順序を第1気筒11、第3気筒13、第4気筒14、第2気筒12の順とする。
さらに、図中では、白丸は通常の点火時期制御に従ったタイミングに従う点火を示し、網掛け付きの丸は、強制ノッキング発生のための進角補正量を上記点火時期制御に付加した点火を示す。すなわち、網掛け付きの丸における点火では、強制ノッキング対象気筒にノッキングが発生している。
図5(a)に示すように、ステップS130において、第1気筒11および第4気筒14を強制ノッキング対象として選択することにより、点火サイクル(I)および点火サイクル(II)の各々で、連続する点火タイミングについて強制ノッキングの発生は非連続となる。また、ステップS130に示した所定時間ΔTは、点火サイクル2つ分(2T)に相当する。
このような選択とすることにより、連続的に点火される気筒の各々が強制ノッキング対象に選択されて強制ノッキングが連続発生することがない。これにより、デポジット除去のために強制ノッキングを行なう際に、連続した点火タイミングでの強制ノッキング発生を抑制しない構成と比較して、発生音を低減することが可能となる。
所定時間ΔT=2Tが経過した点火サイクル(II)の終了時点では、第3気筒13および第2気筒12については未だ強制ノッキングが実行されておらずデポジットが除去されていない。したがって、点火サイクル(III)および点火サイクル(IV)では、第3気筒13および第2気筒12が強制ノッキング対象気筒に選択されて、デポジット除去が行なわれる。
点火サイクル(III)および(IV)ならびに、点火サイクル(II)から(III)への移行時においても、各点火において連続的に強制ノッキングが発生しないように、気筒の選択が行なわれる。これにより、デポジット除去のために強制ノッキングを行なう際の発生音を低減することができる。
なお、強制ノッキング対象での進角補正量Δφfは、たとえば図6に示すように、内燃機関の回転数−負荷率マップ上で選択的に設定することができる。
図6を参照して、高回転数−高負荷率領域の方が、ノッキングが発生しやすい領域であるため、進角補正量Δφfが小さくても、強制ノッキングを起こすことができる。一方で、低回転数−低負荷率領域では、進角補正量Δφfを大きくとらなければ強制ノッキングを起こすことができない。
したがって、図3のステップS140において、図6に示すようなマップを用いて進角補正量Δφfを適正化することにより、強制ノッキングを確実に発生させ、かつ、過度の衝撃を伴わない適切なノッキングを発生させることができる。
また、強制ノッキング対象を固定する所定時間(制御期間)ΔTについては、ステップS100におけるデポジット堆積検出時に、その堆積度合を併せて判定した上で、当該堆積度合に応じて設定する制御が好ましい。
デポジットの堆積度合の判定手法としては、たとえば、図4に示した安全領域70を細分化して、よりノッキングが発生し難い領域でノッキング発生が検知された場合に、より堆積度合が大きいと判定することができる。あるいは、ノックコントロールシステムによって設定された点火時期について、デポジット堆積の検出しきい値を超えた領域で、遅角量が大きいほど堆積度合が大きいと判定することもできる。
図5(b)に示すように、ノッキングの堆積度合が小さい場合には、点火サイクル(I)〜(IV)の各々において1つずつの気筒を選択して、各気筒に対して1回ずつ強制ノッキングを発生させることで、燃焼室デポジット除去制御を終了させてもよい。
この場合にも、各点火において連続的に強制ノッキングが発生しないように、気筒選択が行なわれるので、強制ノッキングの際の発生音を低減することができる。
なお、図5(a)および(b)では、強制ノッキング対象気筒を固定したままで、所定時間ΔTの間強制ノッキング発生を繰返し実行する構成とした。これに対して、図5(c)に示すように、連続的に点火される気筒の各々が強制ノッキング対象に選択されて強制ノッキングが連続発生することがない範囲であれば、予め定めた所定パターンに従って強制ノッキングを順次発生する構成としてもよい。
この場合には、当該所定パターンの実行によって全気筒について強制ノッキングが完了するように定めておけば、図3のステップS150においては、当該所定パターンによる強制ノッキング発生が完了したかどうかを判定すればよい。さらに、その堆積度合を併せて判定するときには、当該堆積度合に応じて所定パターンを複数回繰返す制御方式とすればよい。
次に、本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置による、燃焼室デポジット除去制御の他の例について図7のフローチャートを用いて説明する。図7に示した燃焼室デポジット除去制御についても、エンジンECU50内に予め格納されたプログラムの起動によって実行される。
図7を参照して、燃焼室デポジット除去制御の他の例でも、デポジット堆積の検出(ステップS100)、強制ノッキング可能な条件であるかのチェック(ステップS110)が実行され、さらに、ステップS100およびS110の両方でY判定となった場合に、強制ノッキングによるデポジット除去制御を開始する(ステップS120)点については図3と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
図7に示したデポジット除去制御では、強制ノッキングによるデポジット除去開始時に、ステップS130(図3)に代えて、ステップS130♯が実行される。ステップS130♯では、全気筒を同時に強制ノッキング対象とすることなく、全気筒のうちの一部のみが強制ノッキング対象として選択される。すなわち、ステップS130♯についても、本発明における「気筒選択手段」に対応する。なお、ステップS130♯による気筒選択は所定時間ΔT維持される。所定時間ΔTの設定については、図3に示したデポジット除去制御と同様とすればよい。
さらに、図3と同様のステップS140が実行されて、選択された、強制ノッキング対象気筒に対しては、強制的にノッキングが発生する領域まで進角補正量Δφfを付与するように、点火時期が進角側(+Δφf)に修正される。
図7に示した燃焼室デポジット除去制御では、ステップS170がさらに実行される。ステップS170では、ステップS130♯での非選択気筒、すなわち強制ノッキング対象外の気筒について、発生音低減のための運転条件の変更が行なわれる。すなわち、ステップS170は、本発明における「発生音低減手段」に対応する。
たとえば、点火時期を遅角側に補正することや、空燃比(A/F)の設定をリッチ側(A/F低め側)へ修正することにより、当該気筒における燃焼時の発生音が抑制されることが知られている。したがって、これらの運転条件変更によって、非選択の気筒について点火時の発生音を抑制することができる。
これにより、デポジットを除去する強制ノッキング対象気筒での発生音が増大する一方で、非選択の気筒では発生音が低減される。この結果、デポジット除去のために強制ノッキングを行なう際に、内燃機関10全体での発生音の増大を抑制することが可能となる。
なお、ステップS130♯における強制ノッキング対象気筒の選択において、図3に示したステップS130と同様に、連続した点火タイミングにおいて強制ノッキングが連続して発生しないように、強制ノッキング対象気筒を選択すれば、強制ノッキングによるデポジット除去時の発生音の増大をさらに抑制することが可能となる。
ステップS170以降のステップS150およびS155は図3に示したフローチャートと同様に実行される。すなわち、全気筒について強制ノッキングが完了するまで、ステップS155により強制ノッキング対象気筒を切替えながら、ステップS130♯(S130)、S140およびS170は繰り返し実行される。これにより、図3に示したデポジット除去制御と同様に、全気筒について強制ノッキングが完了するまで、燃焼室デポジット除去制御は実行される。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置では、燃焼室へのデポジット堆積を検知した場合には、点火順序を考慮して連続して点火される気筒の各々で強制ノッキングが起こらないように気筒選択を行なった上で、点火時期を進角側に補正して、デポジット除去のための強制ノッキングを実行する。
強制ノッキングの実行により、一時的な騒音、トルク変動や燃費悪化は発生するが、もし、デポジットが堆積したままで運転を継続すれば、ノッキング発生を回避するために全気筒とも点火時期が定常的に遅角側に補正されるため、燃費が悪化する状態が長期間継続してしまう。このような状態は、エンジンの出力特性についても悪影響を及ぼすので、燃焼室内にデポジットが堆積した場合には、一時的に強制的なノッキングを発生してデポジットを除去した方が、トータルの運転性能を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置によれば、上記のように発生音の増大を抑制した上で強制ノッキングを発生させることにより、運転者へ不快感や違和感を与えないように配慮した上で、燃焼室内のデポジットを適切に除去して運転性能を確保することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置によって制御されるエンジンシステムの概略構成を示す図である。 ノックコントロールシステムの制御サイクルを説明する概念図である。 本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置による燃焼室デポジット除去制御の第1の例を示すフローチャートである。 内燃機関の回転数−負荷率平面とノッキング発生との関係を説明する概念図である。 燃焼室デポジット除去制御の動作例を説明する概念図である。 強制ノッキング発生時の進角補正量の設定手法を示す概念図である。 本発明の実施の形態に係る内燃機関の制御装置による燃焼室デポジット除去制御の第2の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 内燃機関、11〜14 気筒、16〜19 点火プラグ、22 回転数センサ、28 クランク角センサ、30 ノックセンサ、50 エンジンECU、60 点火駆動部、PC1〜PC4 点火制御信号、Δφf 進角補正量(強制ノッキング発生用)。

Claims (6)

  1. 各々が点火プラグを燃焼室に有する複数の気筒を備えた内燃機関の制御装置であって、
    前記複数の気筒の前記点火プラグの点火時期をそれぞれ独立に制御する点火制御装置と、
    前記複数の気筒の少なくとも1つにおける前記燃焼室での堆積物付着を検知する堆積物検知手段と、
    前記デポジット堆積手段が前記堆積物付着を検出したときに、所定の制御期間中、前記複数の気筒のうちの一部ずつを強制的なノッキング対象として順次選択する気筒選択手段と、
    前記制御期間中、気筒選択手段によって選択されている気筒の点火時に、ノッキングが発生する領域まで点火時期を進角させる指令を前記点火制御装置へ発する強制ノッキング指令手段とを備え、
    前記気筒選択手段は、前記複数の気筒の点火順序を考慮して、連続して点火される気筒の各々が前記強制的なノッキング対象として選択されないように、前記複数の気筒を選択する、内燃機関の制御装置。
  2. 各々が点火プラグを燃焼室に有する複数の気筒を備えた内燃機関の制御装置であって、
    前記複数の気筒の前記点火プラグの点火時期をそれぞれ独立に制御する点火制御装置と、
    前記複数の気筒の少なくとも1つにおける前記燃焼室での堆積物付着を検知する堆積物検知手段と、
    前記デポジット堆積手段が前記堆積物付着を検知したときに、所定の制御期間中、前記複数の気筒のうちの一部ずつを強制的なノッキング対象として順次選択する気筒選択手段と、
    前記制御期間中、気筒選択手段によって選択されている気筒の点火時に、ノッキングが発生する領域まで点火時期を進角させる指令を前記点火制御装置へ発する強制ノッキング指令手段と、
    前記制御期間中において、前記気筒選択手段により非選択である気筒について、該気筒の発生音を低減するために運転条件の変更を行なう発生音低減手段とを備える、内燃機関の制御装置。
  3. 前記発生音低減手段は、前記制御期間中において、気筒選択手段によって非選択とされている気筒の点火時期を所定量遅角させる指令を前記点火制御装置へ発する、請求項2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記発生音低減手段は、前記制御期間中において、気筒選択手段によって非選択とされている気筒の空燃比設定値を通常の設定値より低く修正する、請求項2記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記気筒選択手段は、前記複数の気筒の点火順序を考慮して、連続して点火される気筒の各々が前記強制的なノッキング対象として選択されないように、前記複数の気筒を選択する、請求項2記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記強制ノッキング指令手段による進角量は、前記内燃機関の回転数および負荷率に応じて設定される、請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
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